【新規事業が失敗する57の罠/後編】失敗はコストじゃない！失敗を認めて成長せよ！起業参謀って実際どんな存在なのか解説します！#ビジネス本#スタートアップ#起業

スタートアップチャンネル

1 Mar 202410:12

Summary

TLDRこのスクリプトは、企業参謀の田中さんが、スタートアップが市場を選ぶ際に陥りやすい3つの罠を解説しています。1つ目は市場をダーツのようにランダムに選ぶこと、2つ目は一度コストをかけたことへの執着、3つ目は文化的に合わないメンバーを集めることです。田中さんはこれらの罠を回避するには、自分の価値観を明確にし、なぜそのビジネスを始めようとしているのかというストーリーを言語化することが重要だと指摘しています。

Takeaways

😀 企業参謀とは、企業の戦略を科学に基づいてアドバイスすること。
📈 大企業では、失敗を恐れずに新しい挑戦をすることが難しいという心理がある。
🎯 市場をダーツのように無作為に選んでしまうことは、成功への道ではない。
🔍 企業参謀は、広い視野で市場を見極め、正確なセグメンテーションを行う。
💡 サンクコスト（過去に投資したコスト）に囚われることなく、損切りができる柔軟性が重要。
🌱 スタートアップや新企業では、失敗から学び、素早く方向転換する能力が成功の鍵。
🤝 カルチャーフィットしないメンバーを採用すると、チームの成果に悪影響を及ぼす。
🎓 企業参謀はストーリー作りを支援し、組織のビジョンや目的を明確にする。
🚀 「なぜ」この事業を行うのかを明確にし、共感を得ることが成功につながる。
📚 企業参謀による戦略書がAmazonで3つのカテゴリーで売れていることから、そのアドバイスの有効性が伺える。

Q & A

企業参謀とはどのような役割を果たしているのですか?
-企業参謀は、新規事業を立ち上げたり、新商品を開発したりする際に、外部の視点でアドバイスや支援をするコンサルタント的な役割を果たしています。市場調査、ターゲットの設定、商品企画等に関するアドバイスをしたり、成功のためのストーリー作りを支援したりします。
ダーツを投げるように市場を選ぶ罠とはどのようなことですか?
-適当に市場やターゲットを選んでしまうことです。大企業では取引先の紹介などで安易に市場参入してしまい、本当にその市場・商品が適しているかどうかの判断が甘くなりがちです。しっかり調査と分析が必要です。
サンクコストとは何ですか?どのような影響があるのでしょうか?
-一度投資したコストが取り返しがつかなくなってしまうことです。大企業では一度紹介された取引先を使わざるを得なく、失敗しても打ち切りにくくなります。スタートアップなら柔軟に失敗と向き合えます。
カルチャーフィットとは何のことですか?なぜ大切なのでしょうか?
-組織の文化や価値観が合致していることです。新規事業で目指す世界観やビジョンを共有できるメンバーがいることが成功の鍵です。スキルだけでは成果が上がりにくいため、カルチャーフィットが大切です。
企業参謀によるストーリー作り支援とは、具体的にどのようなことですか?
-なぜその新規事業や新商品を立ち上げたいのか、起業家自身の思いや価値観を言語化してストーリーを作る支援です。リソースがない中でも共感を得られるストーリー作りが成功への近道だとアドバイスしています。
ダーツを投げるように市場参入してしまう背景にはどのようなことがあるのでしょうか?
-大企業では取引先の紹介やつながりで安易に市場参入してしまうことがあります。本音と建前の差も大きく、表向きにはいい話でも実態が異なるケースも。十分な調査が必要です。
サンクコストの影響を受けにくいのはどのような会社ですか?
-スタートアップや新興企業は損失をある程度許容できる体質です。出し惜しみせずに試行錯誤しながら、失敗から学ぶ姿勢が大切だとされています。大企業ほどサンクコストにとらわれません。
カルチャーフィットをするメンバーを入れる意義は何でしょうか?
-新規事業で目指す世界観やビジョンを共有できるメンバーが業務に対するモチベーションを高めます。共感できないメンバーの場合は業務への取り組み方が異なるため、カルチャーフィットがチーム力向上につながります。
ストーリー作りで大切なことは何でしょうか?
-なぜその新規事業や新商品を立ち上げたいのか、起業家自身の思いや価値観をしっかり言語化することです。思いの部分を明確にすることで共感を得やすくなり、資金面で不利なスタートアップでも優位に立てます。
企業参謀に必要な資質とはどのようなことでしょうか?
-マーケット全体を冷静に分析・判断できる視点、起業家自身の思いを言語化してストーリー化できる表現力、成功のカギとなる要素を見抜く洞察力などが重要だと考えます。視野の広さと人間力が求められます。