2024_明治大学レクチャー1
Summary
TLDRこのスクリプトは、南山大学の山岸高和氏がアメリカの医療保険制度や政治文化、そしてその歴史的背景について詳しく語っている内容です。山岸氏は、アメリカの建国理念や自由と平等の概念、そして連邦政府の限界を説明し、それらが医療制度に与える影響を探求します。また、社会問題、経済的格差、人種問題の再認識、そして1960年代以降の政治的変化を通じて、アメリカ医療保険制度の進化と課題に触れています。さらに、オバマケアの成立など、現代の医療保険に関する議論も紹介しており、アメリカ社会の複雑さと多様性を浮き彫りにしています。
Takeaways
- 🏫 山岸高和氏は南山大学国際教養学部に所属し、アメリカ政治や社会保障、日本政治などの分野で教鞭をとっている。
- 🌐 授業は日本語と英語で行われ、国際的な視点を育てる教育を目指している。
- 🎓 学生時代は、大学で学んだ議論の面白さと学びの深まりを通じて、学問への興味を持ち、その後大学院でさらに専門性を深めた。
- 👨👩👧👦 アメリカの医療保険制度は、民間保険プランが中心で、貧困者や障害者、高齢者には公的プランが用意されている。
- 💰 アメリカの医療費は非常に高く、他の国と比べても输入費が圧倒的に高い。
- 🗽 アメリカの建国理念と政治文化は、国家権力の否定、自由と平等の重視、民主主義の価値観に基づいており、これらの要素が医療制度にも影響を与えている。
- 🏥 アメリカの医療制度は、政治的・社会的な問題と絡み、医师会などの専門家団体の影響も大きい。
- 📉 1930年代の経済大恐慌後、連邦政府への期待と要求が高まり、新政権の登場に伴い、社会改良が試みられた。
- 🌱 フロンティア精神は、アメリカの建国と共にあり、広大な土地に対する開拓者の精神を象徴している。
- 👴 アメリカの高齢化社会に伴い、医療保険制度の必要性が高まり、オバマケアの導入が試みられた。
- 📉 社会問題の変化と経済的・政治的な動向が、アメリカの医療保険制度の変遷を促進している。
Q & A
山岸教授は、どのような学部に所属していますか?
-山岸教授は、南山大学の国際教養学部に所属しています。
山岸教授が扱っている授業内容には何がありますか?
-山岸教授はアメリカ政治と社会保障について、また日本政治も扱っており、授業は日本語で行ったり、英語で行ったりとしています。
山岸教授が大学時代に参加したゼミで、どのようなことを学びましたか?
-山岸教授は大学時代に、医学部の京野先生のゼミに参加し、議論を通じて学びを深める楽しさを学びました。
山岸教授がジョンズホプキンス大学で学んだ内容は何ですか?
-山岸教授はジョンズホプキンス大学でアメリカンポリティクスメイジャと比較政治を学び、博士号を取得しました。
アメリカの医療保険制度の特徴は何ですか?
-アメリカの医療保険制度は、民間保険プランが中心で構成されており、貧困者や障害者、高齢者には公的プランが用意されています。また、医療費が非常に高く、保険に加入しない人がいるという点が特徴です。
アメリカの政治文化における国家権力とは何ですか?
-アメリカの政治文化における国家権力は、建国の過程でイギリスからの独立を目指す中で否定的な扱われ方をされています。自由と平等の価値観に基づいて、人々自身による統治が目指されました。
アメリカンドリームとは何ですか?
-アメリカンドリームとは、アメリカに来て誰もが努力によって成功し、社会的に上昇できるという神話的な考え方です。
アメリカの医療保険制度が持つ問題は何ですか?
-アメリカの医療保険制度が持つ問題には、医療費の高さ、保険に加入しない人が多い、社会的な弱者以外の人々が民間保険に加入しなければならないなどが挙げられます。
山岸教授が述べているアメリカの政治制度の特徴は何ですか?
-山岸教授が述べているアメリカの政治制度の特徴には、連邦性と分権、そして三権分立の厳格な適用があります。また、大統領の権限が制限されており、政策を推進するためには説得するパワーが求められます。
オバマケアが導入されるまでのアメリカの医療保険状況はどうでしたか?
-オバマケアが導入されるまでのアメリカでは、医療費によって自己破産する人々が多かったり、保険に加入しなければならない低保険を持つ人々がいたりと、医療保険に関連する問題が存在していました。
山岸教授がアメリカの医療保険制度を支えている要因としてあげているものは何ですか?
-山岸教授がアメリカの医療保険制度を支えている要因としてあげているものは、アメリカ的な政治文化、政治制度、社会問題と連邦政府の限界、そしてアメリカンドリームの考え方です。
Outlines
😀 自己紹介と授業の紹介
山岸高和氏は南山大学国際教養学部の教授で、アメリカ政治や社会保障などを教えている。毎年、授業を通じて自分の頭を整理し、学生のコメントを楽しみにしている。また、11月の大統領選挙における医療問題についても触れる予定である。
🌟 学びの深まりとゼミの経験
山岸氏は、大学時代に京野先生のゼミに参加し、学びの楽しさを知る。3年生になって、松本次郎先生のゼミで議論を通じて学びを深め、アメリカ政治の魅力に気づく。その後、銀行に就職したが、学んだことが忘れられず、慶應義塾大学大学院に戻り、さらに学びを深める。
🏥 医療政策の専門家になる
山岸氏は、ジョンズホプキンス大学で医療政策を専攻し、博士号を取得。アメリカの医療保険制度について解説し、日本の制度との違いを指摘。また、アメリカの医療費の高さや、貧困者や障害者、高齢者に対する公的な医療保険についても述べている。
🏛️ アメリカの建国原則と政治文化
アメリカの建国原則として、国家権力の否定、自由、平等、民主主義、アメリカンドリームが挙げられる。山岸氏は、これらの原則がアメリカの政治文化を形成し、医療制度にも影響を与えると説明している。
🌐 政治制度と連邦政府の役割
アメリカの政治制度の特徴として、連邦性と分離の原則が挙げられる。山岸氏は、連邦政府と州政府、さらに市政府など、各レベルの政府が統治権限を分有し、相互に独立していることを説明している。
🕊️ モロ宣言とフロンティア精神
モロ宣言によって、アメリカはヨーロッパの戦争に関与しないという姿勢を表明。山岸氏は、フロンティア精神がアメリカの建国に多大な影響を与えたとし、広大な土地での自立と自己管理の必要性から、文献化された政治システムが続いていく理由を説明している。
📉 ソーシャル・プログレッシズムとニューディール
産業革命後の社会問題への対応として、ソーシャル・プログレッシズムが登場。山岸氏は、1930年代の大恐慌とその後のニューディール政策が、連邦政府の救済活動を求める声を高めたと述べ、アメリカ医会が社会主義的医療に反対し、公的医療保険制度の導入を阻止した歴史を解説している。
🌱 アメリカの医療制度と社会問題
山岸氏は、アメリカの医療制度が社会問題に直面していると指摘。貧困層が続く現実や、人種問題の再発見、ニューディール的アプローチの限界、そして医療費による自己破産者の問題が、アメリカ社会の課題となっていると語っている。
📈 オバマケアの成立
2010年にオバマケアが成立し、アメリカの医療保険制度に大きな変化が訪れた。山岸氏は、オバマケアの成立に至るまでの歴史的背景と、それが医療制度に与える影響について解説している。
Mindmap
Keywords
💡国際教養学部
💡オバマケア
💡政治文化
💡連邦制度
💡フロンティア精神
💡社会問題
💡ニューディール
💡医療費
💡貧困層
💡人種問題
💡自己破産
Highlights
山岸高和先生は南山大学国際教養学部に所属し、アメリカ政治や社会保障について教鞭をとっています。
山岸先生は毎年明治大学の清原先生のクラスで講義を行い、自分の頭を整理する良い機会としています。
11月に大統領選挙があり、その際の医療問題への対応について語る予定です。
ビデオは1部と2部に分かれ、山岸先生の自己紹介から始まります。
山岸先生は福井県出身で、慶王大学で学んだ経験から、世界への興味を持つようになりました。
大学時代に参加したゼミで、議論を通じて学びを深める方法に興味を持ちました。
山岸先生はジョンズホプキンス大学でアメリカ政治を研究し、博士号を取得しました。
医療政策は、国それぞれの公共政策の違いに興味があり、細かいメカニズムに注目しています。
アメリカの医療保険制度は、民間保険プランが中心で構成されています。
アメリカの医療費は非常に高く、社会弱者には公的プランが用意されています。
アメリカの政治文化は、国家権力の否定やリバティ、デモクラシー、アメリカンドリームなどの要素から成り立ちます。
アメリカの政治制度は、連邦性と三権分立という2つの大きな要素によって支えられています。
モロ宣言は、アメリカがヨーロッパの戦争に関与しないことを宣言しましたが、アメリカが攻われる心配はありませんでした。
フロンティアの存在が、アメリカの政治システムを文献化する要因の一つです。
社会問題の変化と連邦政府の限界が、アメリカ医療制度を支える要因の3つ目です。
ニューディール政策の限界を超えた時代は、第2次世界大戦後のアメリカを表しています。
オバマケアの成立は、アメリカ医療保険制度の大きな変革をもたらしました。
Transcripts
はい皆さんこんにちはえ南山大学の山岸
高和と申しますえ所属はえ国際教養学部
ですえ国際教養学部ではえアメリカ政治と
かえ社会保障とか私日本のこともえやるの
日本政治もやるのでえ日本政治をえ日本語
でやったり半分ぐらいえ英語でやったりえ
授業やったりしていますえ毎年あの明治
大学の皆さんえ清原先生のえクラスの皆
さんにこういう風にお話をさせていただく
ということでえ毎年えま自分の頭を整理
するためにとてもいい機会えと思ってえ
あとえ皆さんからのコメントをえ読ませて
いただくのをいつもえ楽しみにこの授業を
やっていますえまた今日もよろしくお願い
いたしますえ今日のえメニューえですけど
も
えっとまずはま自己紹介から始まりえ最後
の方でえま234というところは大体え
教科書に書いてあるところでえ5番4番の
後半戦5番ぐらいになってくると教科書に
まだ書かれていないところをちょっとお話
をしてえ今え11月に大統領選挙があり
ますけどもえそれにおける医療問題っての
どういう風に扱われるのかってことを最後
にえお話をしえ課題のえ説明を1番最後に
したいと思いますえ今日ビデオは半分で1
回え止めてえ1部と2部に分けてお送りし
たいと思いますえそれではえ自己紹介から
ですえ私はあの福井県出身で今大学は
名古屋えですけどもえそこから北にえ2
時間ぐらいですかね車でえ福井県の福井市
というところでこの中で北陸の方はえ
いらっしゃるんでしょうかえま冬はえ雪が
降るようなえところですエ前科にとかえ
そういうえま解散であるとかえ農作物え
あとはメガネとかえそういう昔は繊維産業
が盛だったんですけどもえそういう土地で
育ちましたあんまりこう外国人が身の回り
にいるような環境ではなかったので国際
生徒は全く無縁というかえそういう感じの
ものでしたけどあまりにも田舎すぎてえま
なんて言うんですかその外なるものという
かまとま大学あの慶王大学に行ったんです
けどもえまそこま東京に行きたいとか世界
に行きたいとかっていうようなえ好奇心が
ある意味そこで生まれたっていうのはえ
あのま田舎で育ったからっていうことが
あるのかもしれないなと自分では思ってい
ますで今ちょっとお話ししましたけどもえ
大学は慶王大学でえ大きな転換転換となっ
たと書きましたでこれは私のナロ大学で
授業する時もえいつもえ学生に話をするん
ですけどもえ私はもう1年生えま2年生の
後半ぐらいえまで本当になんて言うんです
か平打なえ生活をえ送っているようなえ
学生でしたでま大学にはほぼえご飯を食べ
に行くえ事業はまあのまなんか昔は結構
どういう事業を取ったら楽だみたいな察し
みたいなのがえ1000円とかだったと
思いますけど売られててでまそこを見
ながらえち落胆って言んでしたっけえ
すごい楽な事業をずっとえ取っていたって
記憶がえありますでまあの田舎からあの
東京に出てってえそれだけですごいなんて
ですか圧倒されてえあとはまなんか
えやっぱりえ高校ではえトップの方にい
ましたけどもえ大学に行ったら真ん中それ
以下えまえのクラスによってはもう圧倒的
にえ他の人の方が頭がよく見えるみたいな
えそういう状況の中で打ちひしがれて何も
できなかったっていうのがえそうだったの
かもしれないですでその中でえま2年生の
後半ぐらいになってえ1つ面白いえ1学期
だけのクラスでしたけどもえ面白いあの時
はもう医学部のえ京野先生のえ小さな2年
生に向けたゼミみたいなのがありましたで
それに友達が偶然あの連れて行ってえくれ
てえ私1人だったら多分そんな授業絶対
取らないですけどもえ20人ぐらいのゼミ
だったと思いますけどもま卒業する時には
えまその中で78人え大学の学部のトップ
10えにえ名を吊られるような人たちが
そこに来てたってまえ大きな何百人の
クラスが普通の中で小さいゼミがあったの
でそういうモチベーションが高いえ人たち
が来てたのかなと思いますけども私はそこ
に間違って連れて行かれちゃったりとでま
友達があのま連れて行ったのでえ途中で
やめるっていうわけに行かずえそこで
ずっとえ1学期過ごしたんですけどもその
途中ですごいなんて言うんですかもうもう
頭が良くて圧倒的に私は落ちこぼれなえ
感じだったんですけどもえ議論をするえ
ことの面白さそれまでずっと授業聞いてる
だけだったのでま教科書読めばいいじゃ
んっていうようなところのクラスも結構
多かったんですよねじゃなくてこう議論を
えしながらえ自分の学びを深めていくって
いうものが非常に面白いなという風にえ
そこで思ったっていうのがえ松本先生松本
次郎先生でもお亡になられましたけどその
先生のえゼミでしたで3年生になってもう
少しそういうえっと議論をしながら
え学びを深めていきたいというようなあの
もう少し厳しいえゼミえ楽なゼミってのも
もちろんあるんですけどもま多分皆さんも
明治大学のえ中ではえこのゼミに入ると
厳しそうとかこのゼミになったら大変だと
かえこのゼミに入ったらすごい楽だとかっ
ていうのがあると思いますけどもえ私の時
にもあってでその中でえ厳しそうなゼミを
え久保文明先生とえいうえ先生のえも元々
慶王大学で教えられてて東大に行って今
防衛大学の校長をやられていますけどもえ
それがえちょうどあの清原先生と同じ先生
え慶王時代に先生清原先生とか数年私え
年齢は上に離れていますけどもえそういう
え久保先生とえそこで出会ってそこで2
年間あの学び議論をしながらプレゼンをし
て頭をまとめで先生がえま問を投げかけて
そのえ問に対してこう議論をしていくって
いうえでま最終的にはそこで卒論をえ書い
ていくてすごい緊張感があるデミでえ
たまにシーンともう先生のえなんて言うん
ですか過ごさに圧倒されて意見も軍のでも
出ないみたいなえ時間もあったりしてえ
10分間20分間え沈黙でずっとみんなで
考えたみたいな時もありましたけど
なかなかあのそういう大学時代をえ過ごし
ていてそこでま学問をやることの面白さえ
ということをえ感じましたでその中でもえ
アメリカ政治っていうものでこれ結構ア
政治ってヨーロッパ政治とかえ他のえま
アジアとかもそうかもしれないですけども
アメリカの歴史ってすごい短いんですよね
ですからなんつうか歴史学者にはアメリカ
政治なんてやってもみたいなまここだけの
あれですけどもえバカにされたりえそう
いう意味でこうヨーロッパとか歴史が長い
えところではないのでえ学問的にはどう
だっと思われるようなこと今はあんまり
ないんですけど昔は結構あってえだけどえ
ま久保先生のやるえアメリカ政治の深さて
いうかねなんかそういうものにすごくえま
魅力を感じたっていうところはありますで
僕はあの大学を卒業してから1回あの銀行
にえ就職をしたんですけどもえ1回その
ゼミでやった勉強っていう面白さがえ忘れ
られなくてもう一度慶王の大学院に戻りえ
そこで2年大学院っては2年間の収支とえ
3年間の博士ってのがあるんですけどもえ
初めの2年間の収支をえ慶王大学で行きえ
3年え後のえ3年の博士日本に日本で言っ
てたら3年なんですけどアメリカで行くと
えもっとかかるんですが5年とか私は7年
半ぐらいえ博士に行ってえ時間がかかり
ましたけどジョンズホプキンスという大学
のワシントンDCから車で1時間ぐらいか
なえのボルチアっていうこの間ボルチモア
で橋がこう単価にぶつかって壊れたみたい
な話がちょっとえニュースになっと覚え
てらっしゃるかもしれないですけども
ちょうどあそこのえ町でえ私はえ大学に
行っていましたでその時もえま別に私も
外国学部とかじゃなかった法学部だったの
で英語が帰国手術でもないしずっと田舎
だったし英語がとってもできるわけでも
ないし
えま政治学もまだ3年生からポンと始め
真面目に勉強しめたのそんなに深く勉強し
てるわけじゃないしということで英語も
辛かったし学問も辛かったとでこの
ジョンズホプキンス大学の初めの特に2
年間3年間は非常にえ辛かったなって記憶
がえありましたけどもなんか一生懸命えで
も毎日ま1つ2つ新しいことが分か
るってことが楽しくてずっと学問をえやっ
ていましたでえっと大学院ではえっと
アメリカンポリティクスメイジャって言う
んですけども先行アメリカンポリティクス
アメリカの政治でえコンパラポリティクス
マイナーって言んですがえ比較政治がえ複
先行とえいうようなところでえ勉強をし
ましたで最終的にはアメリカえ政治のえで
ということで博士号を取ったんですけども
え基本的に私は専門っていうのはえ医療
そのすごいえ細かいとこで言うとえ医療
政策っていうところがえ専門になるんです
けどもえまももう少し広くするとま社会
保障とかまもう少し大きく社会政策富の再
分配を伴うようなえ政策というものがなん
で国によって異なるのかっていうなんか
そういうものにえ興味があって元々まあの
ネイティブアメリカンのえ先住民の話を
黒人のコミュニティデベロップメントを
やってみたりとかいうことを色々いろんな
フィールドに手を出しているんですけども
基本的に国によってえその公共政策がどう
違うのかってことに興味があるということ
ですですからま医療政策のすごい細かいえ
メカニズムみたいなのに興味があるわけ
じゃなくて医療政策から見える国のあり方
みたいなで私も今日ちょっと大きな話を
すると思いますけども医療
政策がえ国がえこうあるべきだみたいな話
とアメリカって宗教の話も文化の話も経済
社会はもちろんですけどもそういうすごく
多種多様な議論が医療政策の特に表出して
くるっていうところはえ面白くて私はやっ
ているとえいうこと
ですはい大分自己紹介が長くなってしまい
ましたけどもあのまあのこんな人となりと
いうことでえ自己紹介をここで終わります
でえま初めちょっとこう医療保障性え医療
保険制度っていうのをえ少し復習というか
えしないといけないかなと思ってえまこう
いう4つのえポイントについてちょっとお
話をしますがえアメリカの医療保険制度ま
オバマケアってのがありますけども未だに
火保険ではないとえいうえこれはまあま
アメリカがすごく緩く捉えれば開保険だっ
ていう人もいるんですけどもえ基本的にえ
いつでも保険こ入ってない人が日本のよう
にまあ日本もね保険1年間入ってなかたら
1年分の保険料払わないとあの復活でき
ないんですけどもそれでもいつでもえ復活
することはできるとえそういう意味でのえ
買保険はアメリカにはないとえいうことに
なってい
ますはいでもう1つはえ民間保険プランが
中心って言うんですけども日本の場合には
えま日本の場合ってえ大企業で働いてる
場合えあと中小企業で働いてる場合で
そもそも企業に働企業でえ雇用されてない
人たっていうのは違うえ保険に入ってい
ますだから皆さんもえ自分の保険証を見て
みると分かるようにえ企業の名前が書いて
あるとことえ教会憲法だと思いますが教会
憲法って名前があるカードとあとその市
町村でえが書いてあるえカードがあると
思いますけどもえそういう風になってます
ただいろんなプログラムにあるんですけど
も基本的には国がえ法律で作られていてえ
保険料も法律で決められているようなえ
保険に皆さんが入っているとえいうこと
ですでアメリカの場合にはすごく分かり
やすく単純化して言うとえ例えば第1生命
とか日本生命とかっていうえプログラムに
一応入ってくださいねって国が言っている
みたいなえそのえそういうものがえ結構
真ん中にえいるということで日本の場合に
民間保険で例えば岩保険とかえそういうの
がありますけどもえ医療保険というのは
公的保険が真ん中にあってその他に癌に
なったら1日1万円上げますよとか入院し
たら1日8000円出ますよとかていう
結構保管的なえ保険がえ医療保険になって
ますけどもアメリカの場合には医療保険の
本体のところがそもそも民間会社が作って
いる保険プランとえいうことになってい
ますまそこれれが日本とだいぶ違うとこと
いうことですで3つ目ですけどもえまそう
いう民間保険に入るっていうことなんです
けども基本的にえっと貧困者であるとか
障害者であるとか高齢者にはえ公的プラン
これはニーデッドって言うんですけど英語
ではえ救済に値する人えはこういう公的
プランが準備されているということです
あとはえ日本とアメリカま他の国と
アメリカと比べてもえアメリカの医療費
っていうのは非常に高いとえいうことでえ
まこの赤いところがえアメリカですけども
日本は左から3番目かえということですが
え圧倒的に日本の2倍以上のえこう入力費
をアメリカ人は使っているとえいうことに
なり
ますでえまこれがま海保険じゃなくてえ
こうま社会的弱者と考えられている人以外
は民間保険に加入することされていてえ
さらに医療費が非常に高いのということで
えまこれがえ歴史的になんでこういうえ
制度に行きついたのかとえいうことえを
少し紐届いてえ紐解いてやっていければと
思い
ますでまず第1の要因っていうのは
アメリカ的なえ政治文化えということに
ポリティカルカルチャーですけどもえそう
いうものに注目してえご説明できればと
思いますであの1つ目のこの国家権力の
否定えというところですがえこれはま元々
アメリカのが建国された過程っていうのを
えま教科書にも出てると思いますけどもえ
そういうものが重要でえイギリスのえ国家
権力まあのイギリスのえ税増税に対する
反発えイギリスのが送ってくるエリートに
対する反発えそういうものえがまいわゆる
こうモチベーションになって同機になり
アメリカは建国を目指していくんですけど
もえヨーロッパイギリスとは違うえ生態ポ
あ生態ってのは政治のカダって書く生態
ですけどもえヨーロッパの旧世界とは違う
え政治体制をアメリカでえ作り上げるんだ
とそれまではえ王健新設的なえ王様が神に
よって統治する権限を与えられてるからえ
ま王様に対してとか国に対して反逆する
ことはえ神に対して反逆すること同じだ
からえ処刑されるみたいなまそういうえ
ロジックで成り立つ世界だったんですけど
もえ神によって統治されるとか王によって
統治される国家ではなくえ人々え自身に
よってえ統治される国家とえいうものをえ
作ろうという意味でその国家権力と絶大な
え神が後ろにいるような大きな絶対的なえ
国家権力を否定するとえいうことがえあり
ますでその中で自由えというえものがえ出
てきますでえまリバティって言葉がえ独立
転生にもよく出てますけどもえでもう1つ
これ面白いのはリバティえという言葉って
言いましたけども独立宣言の1番最初の方
の言葉てAllmenareクリエイ
イコールなんですよ
ねでえ平等っていうものが最初に出てくる
とでここはなんか日本人が平等って聞くと
えなんとなくこうえみんながえ一生懸命
かっこのところでえ走るんだけどゴールの
とこで1回みんなえ遅い人早い人回って手
をついで一緒にゴールしましょうみたいな
どんなに頑張ってもえ結果が結果に差が
つくとダメだから全部平等にしましょう
みたいなえいう感じのイメージがしまうん
ですけどもですごく簡単に言うとアメリカ
のえ建国の時のえ自由っていう考えと建国
時の時のえ平等って考え方はほぼ同じだと
え言ってもいいのかなという風には思って
いますでアメリカ的え平等っていうのはえ
こうイギリスではその当時あのこう貴族
階級とか庶民階級とかあるわけですよで
貴族階級で皆さんが生まれたらま一生貴族
階級なんですけど庶民階級に生まれたらも
一生庶民階級みた
だからもうそれがなんでそうなってる
かっていうと国がそういう階級を定めて
いるからそうなってるわけ
ですでそのそういうもの
からそういう貴族性とかえ庶民庶民え庶民
とか貴族とかそういうカテゴリーがない皆
さんがえ努力をすればま国の長にもなるし
ま庶民でまある意味こう庶民にもなるとだ
からえすごくえお金も持の家で生まれても
えその次の台で失敗したらえま簡単に社会
的なえ経済的な怪談を落ち落ちていって
しまうみたいなそういう意味での平等って
いうことですでそうなってくるとえ自由
っていうのも同じように国家権力からの
自由国家権力に対してのえそこから逃れる
自由っていう意味なのでえそういうところ
から考えるとえ自由とえ平等っていうのが
まコインの裏表の関係性にあるのかなって
いう風のは分かっていただけるかと思い
ますでもう1つはデモクラシーっていう
言葉ですねこれ実はあのまあまあ詳しく
勉強したいしたいい方はえやって
いただければと思いますけどもアメリカの
建国の時っていうのはデモクラシーて言葉
使われてはないんです1830年ぐらいに
なってえ少しずつえポジティブな形で使わ
れるんですけどもえそれまではデモクラ
シーっていうのはえ大衆による政治だ
ギリシャがえこの民主性を試みて最初は
成功してたんですけどもえだんだんダメに
なってくのは出具的な大衆警語的な政治家
が出てきてえ先導大衆先導え家的なえ政治
家が出てきて終わってしまうという意味で
デモクラシーってあんまりポジティブに
使われなかったでまあの建国の時はリパ
ブリックっていう言葉がえ使われてある
意味ちょっと社会のえ少しエリート層がえ
納めるべきだっていうことが出てきたん
ですけどもそれでもえその当時のえ旧世界
のヨーロッパに比べるとえデモクラシーえ
人々による政治人々の意見の反映っていう
ものが重要しされるようなえ文化であると
いうことですでもう1つはこれは全部
まとめてっていうことになるかもしれない
ですけどもアメリカンドリームっていうえ
そういう神話的な考え方えま先ほど言った
ようにえアメリカに来てえ英語が喋れなく
てやってきてもえ1世代目で一生懸命
頑張りお金を貯めて2世代目でえ子供は
大学に行くようなえところまで頑張りそこ
からえ第3代になっていくとどんどん
どんどんこうアメリカのえ階段を登って
いくで頑張れば頑張る
アメリカの階段を登っていけるんだって
いうなアメリカンドリームですよねで一方
でヨーロッパは先ほど言ったように少し
ずつ貴族性とか庶民性というこのえ
カテゴリーがなく薄まってはいくんです
けどもそれでも昔のえそういう文化って
いうのはなかなかすぐには取れなくてえ
なかなか頑張ってもえガラスの店長があっ
たりみたいなえそういうことが起こって
いるということ
ですでこのえところがリバティmeですと
いうところですねま自由をえ与えよとえ
サモなは塩ということでこれはまあ日本人
のえ多分アジア人のからアジアからの遊学
生も含めてなのかもしれないですけど
なかなかこの考え方ってねこうあれですよ
ねフィットしないというかえ自由を与えよ
さもなくばしよみたいなでこういうこうん
のとこでえ国が作られたっていうところが
ま日本のえまよく僕事業では日本の明治
維新とアメリカのえ独立革命を比べて
論ぜよみたいな論述を出したりもするん
ですけどもえそこら辺がだいぶえ大きな
違いなのかなという風には思い
ますそれではえもう1個のえ要因になり
ます今まではアメリカ的政治文化と話をし
ましたでもう1つはこれはあのアメリカ的
政治文化に支えられた政治制度ってやった
方がいいと思うんですけどもえ文献化され
たえ政治システムていうものが要因の2に
えなりますで連邦性っていうものと3件
分立っての横に並べて考えた方がいいと
思うんですけど連邦性っていうのは連邦
レベルとえ集レベルま州の下えのレベルも
何層かあるんですけどもえこの縦の関係性
だから縦にえ連邦え州地方みたいなえのが
あってそこに各々ま統治権限が分有されて
いるって理解すればいいかなと思ういい
ますですごく簡単な簡単なていうかあの
びっくりする例えはえアメリカは各州にえ
憲法もあるしえ軍隊もあるし警察もあると
で日本はあのま愛知だったら愛知県警って
ありますけども愛知県警はあのまあ1つの
中央組織ので出先ということになるのでえ
私が言ったメリーランド州のえ警察って
いうのは独立したえ警察になりまFBI
っていうえ連邦政府のえ機関もあります
けどもいつもFBIとえその死刑とか県警
えっと州のえ警察とか喧嘩してるような
映画があったりもしますけどもあとCかな
lapdなんかロサンゼルス市のえ警察が
FBIでやったりえもしますけども
いろんなレベルに独自のえ警察付を持って
いるみたいなことがアメリカではあります
軍ももちろんあって憲法がえ学習にあると
ま東京と法みたいのはないですよねなんか
そういうえのがアメリカっていうのは各州
が1つの国みたいなユニットとしてえ存在
してるっていうのは1つの大きな特徴に
なりますでもう1つえっと3件分立っての
は連邦政府の中まあまあ州政府の中でも
あるんですけども連邦政府の中でえ行政府
ま七政府と言ったりもしますけども
えあの行政府とえ立法府と司法府え大統領
府のところとえまえ連邦議会のところとえ
連邦裁判所のえところとでそこがえ3件
分立がより厳格なものになってい
るっていうことをえ理解をしなければいけ
ないとえいうことですで日本みたいにえ
行政府え国会の中でマジョリティを多数を
取っている自民党の総裁がえ首相になる
みたいないわゆるこう行政府と立法府が
よりこう癒着してるっていうとあんまり
あの聞こは良くはないですけどもそこが
まとまっているようなえ組織さらにえ違憲
立法審査権なんかを持っている司法府の力
がそんなに大きくないみたいなところだと
何か大きなえ政策を行おうとしてもえま
首相が行けって言えばえ国会もえ多数を
取ってる生徒の代表なので行け行くんです
よでアメリカの場合にはえ今のバイデン
大統領は元々はえ大あのえっと連邦議会
議員ですけどもえ大統領に立行きにはえ
議会議員を辞めなきゃいけないっていう
ことにオバマも元々上院議員ですけどもえ
上院議員を辞めてから実行するということ
になっていますですから別にえ議会の多数
とにとってえ見てもえ別にバイデンは自分
たちの代表じゃないしえことでえ必ずしも
バイデンが何かこの政策Aってことをやり
たいって言ってもえそれについてじゃあえ
支えますよっていうよなえ感じにはなら
ないとえいうことですで先ほどちょっと
触れましたけどもえ裁判所に関しても
アメリカの方がえ憲立法審査権っていうの
をえかなりえ
こう審査をするっていうえことが多いとえ
いうことでえこの司法府と行政府と立法府
の3件分裂がえかなりより厳格にえ存在
するということ
ですでまあのま大統領の権限っていうのは
かなり制限されたものにえなっていて縦の
え分権力のえ分有もあるし横のえ権力の
分散もあるということでえまリチャード
ニュースタートっていう大統領研究者に
言わせると大統領はえ人に何かを命令する
えパワーなんてなくて人々に説得するえ
パワーしかないとパワーオブパイジョンえ
しかないというようなことを言ったりもし
ますなんとなく外交のえ国際政治の文脈で
見ると大統領アメリカの大統領は非常に
強くえ見えますけども国内政治になって
くるとえ先ほど言ったみたいに説得するえ
権力しかないとえいうようなことも言わ
れるということですここら辺もちょっと
あのアメリカ政治のえ考えていく時にえ
ニュアンスとしてえま分かっていたらいい
かなと思うところ
ですで
えこの次にモロ宣言っていうのが出てくる
これあのアメリカがえヨーロッパとこの
決別えヨーロッパの戦争には関与しない
からアメリカはアメリカでありますから
ヨーロッパの皆さんアメリカに関与しない
でくださいねっていうな宣言ではあるん
ですけどもえまこの宣言出したからって
アメリカが攻めてこなかったってわけでは
ないんですがまヨーロッパの中でドンパチ
いろんな戦争をやっていたのでえ体力が
なくなってアメリカにわざわざえ太平洋大
西洋を渡ってアメリカ大陸を攻めに来る
みたいなヨーロッパの諸国がなかったと
いえばそういうことではあるんですけど
なんでここで出したかって言うと大体国
っていうのはえ戦争をやれば地方政府が
どんどん強くなるんですよ地政府が
コントロールしなければいけないから兵士
もそこで動員しなければいけないしえ軍事
産業も政府がこう一生懸命こうええまその
投資をして発展させていかなければなら
ないのででそういう意味で門道宣言って
書いたんですけどもえ戦争アメリカが
大きな戦争をえ建国機からいやもう1世紀
以上えその間に南北戦争ってのは内戦は
ありましたけどもえ大外的に大きな敵を
近くに抱えていなかったっていうところで
え文献政治システムが文献されたままえ
ずっと続いていったとえいうことですで
もう1つはフロンティアの存在えという風
に書きましたけどこれあの写真のえこの
これがフロンティアになるんですけどもえ
こんなに広大な地にぐわって人が出てって
えすごく人口密度が低いところでえ隣の家
はますごい遠くに何百Mも離れてるところ
で隣の町に行くのは何時間もかかる馬車で
えそんなところ
でもう各々がえその土地その土地でえ自分
たちのえ治安を維持するようなことはあっ
てもえ遠い遠いワシントンDCからこんな
遠いところまで軍隊とか警察を配置してえ
支配するえコントロール治安維持するよう
なことはま物理的にもなかなか難しいとえ
いうことで文献化した政治システムが続い
ていくということ
です
はいでアメリカの医療制度えを支えていた
要因の3つ目ですで3つ目はえ社会問題と
え連邦政府のえ限界とえいう風にえ書き
ましたでアメリカはまサブに漏れずという
かまフロンティアでえこうなんて言うん
ですか人々はえま町でなんか失敗何かこ
経済的にえ成功しなくても移民の人だは
まずは大都市に入移民のヨーロッパだっ
たらヨーロッパからアメリカに移民をして
くるとすると大体大都市の中に入っていっ
てえそこでま試行業とかやりながらえまお
金を稼いでってことやるんですけどそこで
うまくいかなければ今度え先ほど
フロンティアでも農業でえ身を立てようっ
てことで西へ西へ動いていくようなことも
あったということではあるんですけどもま
産業革命が起こってえ年化が進みえ社会
経済構造が変化していって年がどんどん
大きくなってえいきましたでそうなって
くるとえ経済のえ高景器と不景器の波も
大きくなっていってで高景器の時はいいん
ですけど不景器なるとえ人々はえこう
スラムみたいなえものを形成してえそこで
明日のえご飯も食べれないみたいな状態で
えだんだん衛星状態も悪くなりみたいなえ
ことでどんどん治安も悪化していくとで
それなっていくとえフロンティアは今まで
簡単に大きな火な土地が空いてたりもした
んですけども人がどんどん流れてえ
フロンティアの方に流れていくのでえ
フロンテアにえセカンドチャンスを求めに
行ってもなかなかそこで成功する可能性も
減っていくみたいなえそういう状況の中で
え新しい社会問題えみたいなものが登場し
ますでそれに対して確信式プログレ
プログレッシヴズムって言いますけどもえ
それがえ登場してえ昔の古きよきアメリカ
的なえものを取り戻そうとえいうことで
その当時のエリートがまちょっと言い方的
にはあれですが上から目線トップダウンで
え社会改良みたいなえことをしようとした
え試みが革新主義の時代ということですで
それが進んでいきながらえ1930年代に
なるとえ今度大教皇がえニューヨークの
ストックマーケット29だったかなえ9年
1929年にえニューヨークのえ株式が大
暴落をしてそこから大教皇っていうのは
これ日本にも影響が及んだものですけども
えそういうものが起こるとでそれに対して
えそれまで州政府が人々の生活っていうの
を見ていくっていうのがま憲法の建前だっ
たんですけどもえ連邦政府が出張っていっ
てえ救済をした方がいいとまそういうこと
を望む声っていうのがどんどん大きくなっ
ていくということですで
ただその中でえアメリカのえ医会っていう
のはここがねちょっとあの話がむいかも
しれないですけどもえアメリカの医会って
1847年にえ設立されていますですごい
こうえ専門家集団として自分たちでえ
1847年だから日本だったら全然あれ
ですよねえペリーが来る前ですよねでその
頃からえアメリカの医会が中心になってえ
医師のクオリティの問題だと免許をどう
するのかであるとか病院をどういう風に
作ろうかというなルールを自分たちでこう
考えて作っていったとでアメリカに会が
できたの1847年日本の石が成立したの
で
2900え
23ですかなちょっとえっと年齢が
1920年代えになってから
ですでそのそれを比較するとえっと
アメリカの石会っても専門家集団として
日本の石会なんかと比べてはかにこう行動
化しちゃっているとえいうことでまそう
いうこともあの影響するんですけどもえ
アメリカのえ都家とか先ほどあの産業改革
によって大都市になってそこにえ治安が
悪くなり衛生状態が悪くなりとか健康状態
も悪くなる労働者が増えていくみたいな
ことで連邦政府が出張っていってえ公的
医療保険制度を作ろうとかっていう話にも
なるんですけどもえまその時にアメリカの
意会がこう反対するということになって
いきますでえ連邦制度はえまその時にも
ソ連はえ成立していたのでソ連のように
こう全体的に全てを政府がコントロール
するまその時にソーシャライズメディスン
ていう言葉が出てきたんですけどもえ社会
主義的医療を連邦政府はやろうとしている
んだとえいうことをえこうえアメリカの
医師会がえ発言こういうスローガンをえ
ソーシャルまソーシャライズメディスンと
いう社会的医療を止めようみたいなえ
スローガンを作って反対運動をえ作って
いくとえいうことですでこの写真がえま
ソーシャライズメディスンて上の方に書い
てあると思いますけどもこのポリティク
スっていうのがソ連型のご特政治っていう
ものがえ医者が何をやるべきなのかどう
いう薬を出すべきなのかどんな手術をいつ
やるべきなのかっていうのは全て
コントロールするみたいなこういう風にし
て恐怖心を煽って反対運動を起こしてえま
他にニューディールのえ頃っていうのは
年金とかえ今えっと日本で言うとえ生活
保護的なえ公的扶助のえプログラムは
できるんですけどもえ高齢者年金もできる
え障害者年金もできるんですけども
えまそのえところでえ医療保険えという
ものはえま成立しないっていうことがそこ
で起こったということですえ最後え要因の
4になりますこのニューディールを超えて
第2次世界対戦と医療保険ということ
ですでここはなんかあのこれはもう僕のえ
博士論文のテーマに直接関わってくるん
ですけどもえまこうあこ第1次世界対戦
から僕は書いてあるのかなこれが第1次
世界対戦かな
あののところで
えこう第1次世界対戦も第2次世界第2次
世界対戦の方が圧倒的にえ動員の率とか
え軍事産業軍事経済っていうのは規模って
のは大きいんですけどもえまそのさっきお
話ししたように戦争が起こると連邦政府の
えこう権力ってのは拡大するとでさらにえ
戦争戦地に人を送らなければいけない
でさらにこれアメリカでは起こらなかった
ことですイギリスなんかえ爆撃されてえ
人々が怪我をするみたいな状況が起こって
くるそうなってくると連邦政府ってえ権力
を拡大していって医療に介入をしていくっ
てことをやらないといけないんですよねで
全車の方の1選地にたくさんの人を送ら
なきゃいけない時にっていうのはなんでか
というと
え大体日本にも徴兵検査ってのがあるん
ですがえ長平検査に若者を送りますとで
ある基準でえ合格と不合格を出すんです
けどもえ異常に不合格者がこれ日本も
多かったんですけどアメリカも多かったん
ですよねでえアメリカのえ徴兵検査の不
合格者が多いってことが1つの問題とえ
そこで合格してもセチに行ってえ病気に
なって戻ってきちゃう人ってのもまあまあ
いたんですよでそういうものをできるだけ
こう減らしていくでさらには軍事産業で
働いてる人それまで若い男性が軍中え工場
で働いてたんだけどもえ若い健康の男性は
センチに取られますとでセチに取られたえ
工場の中誰が働くかっていうとえま女性で
あるとかえそれまでまえいい工場で雇用さ
れないような健康状態があんまり良くない
ような若い男性みたいなでそういう国全体
のえ健康レベルってのを上げていかないと
戦争に勝てないっていうことに大きな戦争
になるとまこれ総線と言うんですけども
総力線になってくるとそういう風にえ医療
っていうものに政府が関与していかなけれ
ばいけないということが起こるということ
ですはいで
あのでもう1つアメリカあのなんですけど
も
この第2次世界大戦でえもう1つえ重要で
これちょっとあの難しい話ではあるんです
けどもえそれはそうなんだけどもアメリ
カっていうのはえ日本とかヨーロッパに
比べるとえ動員期間が短くて動員数も
少ないということですでそうなってくると
まこう先先ほど言ったみたいに医療に
関わっていくえ必要性は出てくるんだけど
もえ日本とかヨーロッパに比べると連邦
政府はそれほどえ必要性がすごい高くは
ないみたいいう話になりもう1つはえこれ
アメリカの戦争っていうのはここのこの
デモクラシーのために戦うんだとかえ自由
のために戦うんだとえドイツとか日本的な
えこれ全体主義って日本言っていいたか
どうかもえそれなりに議論はあるんです
けども全体主義的なえものに対して戦うん
だということで先ほど言ったみたいにえ
国家主義連だ国家が医療を支配してしまう
社会主義的なえ医療っていうものに対して
はそれでもなおアメリカの国内では
アレルギーがえストリなりにあったとえ
いうことですまこれ辺はちょっと
ニュアンス的に難しいところなんですけど
もいつの時代にもえ綱引きがあってえ医療
に政治が確介入していくっていう一方と
もう1つは自由ってものが一方あってえ
どの時代でもこういうあの駆け引きはある
んですけどもアメリカっていうのはえこの
歴史を見ていくとえここまでの歴史の中で
は医療のえ医療に対して国家権力が介入
するってこに対する反対の方が多かったと
大きかったというところです
もう1つ
えこれです
ねでこう第2次世界対戦が終わりましたと
いう話ですでこうなってくるとえ先ほどの
え政府がえ医療に対して介入していく必要
性っていうのはえかなり減じられるとで
トルーマンはえこうま特に戦争から副兵が
副印兵ですね大軍人が戻ってくるのでえ
その人たちのま社会保障的な意味でもえ
公的医療を整備しようみたいなことをやる
んですけども失敗するとでアメリカ医会に
至ってはえ自由とかえま民主主義とかを
かけて戦争に戦ったんだからそれに反する
ような社会主義的医療は導入すべきでは
ないということでえ影響力を拡大していく
とでさらにはえま日本もそうでしたけども
戦後ままの高度経済成長とのことが大きい
アメリカは特にヨーロッパに金を犯し日本
に金を犯しそこからどんどんどんどんえ
工場に自給が入ってくるのでえ高度経済
成長もかなり高い水準でえ伸びていくとえ
いうことで国民全体がこうえ裕福になって
いくということなのでえそういう文脈でも
えま改めて連邦政府が医療に介入してい
くっていう必要性もえ大きなものでは
なかったということ
ですこれはえまアメリカのワールズ
ハイエストインザルーム
残ってくるということですで1つは貧困え
アメリカがそこまで経済的にもえ発達して
いって豊かな国だということにも関わらず
でさらにその中にアメリカンドリームって
いうえ考え方がありえにも関わらずえ貧困
層がいて問題なのに貧困層がいるだけでは
アメリカ的にあまり問題にならないんです
けども貧困層がずっと次の世代もその次の
世代もずっと貧困のままだっていう層がい
るってことが分かったとえいうこと
ですでアメリカで誤解があるんですけども
ヒポの差っていうのはアメリカはま
いわゆるこう責任しているわけですよヒポ
の差っていうのは基本的にだけどえ貧しい
人たちがずっと貧しいままていうのは
アメリカ的ではないんですよねでそれがえ
1950年代の後半にこれ研究者社会学者
だったかなえ社会学者がこれを発見してえ
ま研究所の割にはすごく売れた本になった
んですけどもえアメリカにもえ特にこの
アパラチア三面これが最近のトランプを
指示する層のえところに近いところです
けどもえそういう人たちがえずっとえ貧困
に危いでいるっていうえことが明らかに
なったとでもう1つは人種問題の再発見
って書きましたけどもこれずっとえ人種
問題はあったんですけどもえ
1860年代の南北戦争で一旦えま
アメリカのえ国人奴隷も奴隷解放宣言その
その後の憲法改正によってえこう戦争え
戦争じゃない政治に参加する権利はあると
え言われたんですけどもその後ざっくり
行きますけどももうもう1回え選挙権が
与えられながらもそれを剥奪するみたいな
えことがえ行でも詳しく知りたい方は勉強
してくださいがするんですけどもえもう1
回1960年代5050年代60年代に
なるに至ってえローザパークスっていう
女性がえバスでえ前半分えはえ白人でえ
夕食人社は後ろみたいなちなみに日本人は
後ろのえ黒人と一緒に乗らなきゃいけない
え時代的に皆さんがもし1960年以前に
アメリカに行ったそういうことになる
アメリカの南部ですよ下の方に行ったらえ
そうなるんですけど
もでそういうものが
えこう改めて政治的な問題となってえ登場
してくるとそれが1950年代60年
代でえもう1つはえニューディール的
アプローチの限界って書きましたけどもえ
ここの部分ではえまニューディール的
アプロチっていうのは問題が起こったら
連邦政府を拡大
する貧困問題が貧困問題が注目されたら
連邦政府が解決
者で黒人問題が起こったら連邦政府が解決
者まそういう風にして連邦政府のえサイズ
なり予算がどんどんどんどん大きくなって
いくんですよにも関わらず1960年代
っていうのはこれはもう反ベトナム戦争
運動も関係してくるんですけどももう社会
が大荒れになるんですね特に1960年代
後半でそうなってくると連邦政府にずっと
なんかこう連邦政府はどんどんどんどん非
化していって問題の解決者みたいな感じで
肥していくんだけどもえ社会をどんどん
荒れていくみたいなえことになりえなん
なんこれって思う人たちが出てくるでそれ
が霊が的なえ小さな政府えロナルドレが
実行した時に初め法末候補みたいなえ感じ
だったんだけどもどんどんどんどん勢いを
増してえレガンが当選するでレガンがえ何
を言ったかというとえ連邦政府は問題の
解決者ではなく連邦政府そのものがえ問題
なんだという風に言いましたでこういう
こうえニューディール的なえものからこう
こう元々のアメリカの建国の理念みたいな
ことをレガが持ち出してきてえ小さな政府
をえ主張するということになりますでただ
この一方でこの水面下で医療費で自己破産
をするみたいな人たちがえ出てくるってい
ことがえこの時代に起こっているとえいう
ことですでこれがまああの1930年代
ぐらいからアメリカ性アメリカのえこう
地震というかえここアメリカの正規って
いうこの鍵格好付きで置きましたけどもえ
これがずっと続いてきたんだけども
1980年代90年代となってくにつれて
アメリカ自身のえこのコンフィデンスの方
の自信がなくなってえいってえ社会も経済
も混乱していくえ国際経済の中では
アメリカえ日本とかえ西ドイツとかえそう
いうのがどんどんどんどんアメリカにえ
追いつこうとしていてえ非常にこうあの
アメリカも今後どうしたらいいのかそので
先ほど言ったみたいに水面下ではえ医療費
で自己破産がえ多くなってくえ無保険者の
問題であるとか保険を持っていてもえ保険
のの手をなさないようなえ自分のこう自己
負担が非常に多いような保険っていうのを
低保険と呼ぶんですけどもそういう保険に
入らざ得ないようの人が多くなっていたと
いうことでこれがえ2010年のえ3月
ですけどもオバマケアのえ成立につがって
いくということです1回え第1部はここで
終わりたいと思います
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