【ECB0.25%利下げ】上昇したのをインフレ予測?今後はデータ次第、ドル円は156.50のレジスタンスが重要、米雇用統計に注目
Summary
TLDR6月7日の朝会では、ECBの利下げに関する議論が中心になりました。予想通りの0.25%の金利引き下げが決定し、様々な政策金利がそれぞれ調整されました。しかし、市場はこの決定に反してユーロが上昇する動きを示しました。これは、ECBの物価予測の引き上げに関連していると分析されています。一方、米国の新規失業保険申請件数が増加し、ドル売られユーロ買われの動きが見られます。株式市場は小幅な動きで、特にテクノロジー系が弱く、注目された企業はNVIDIAやAppleでした。今後の焦点は、日銀の政策決定や米国の雇用統計にあります。
Takeaways
- 😀 6月7日の朝会で、昨日のECBライブイベントへの参加を感謝しています。
- 📉 ECBは予想通りに利率を0.25%引き下げました。
- 💰 3つの政策金利がそれぞれ調整され、中金預金金利は4%から3.75%へ、リファイナンス金利は4.5%から4.25%へ、限界貸し出し金利は4.75%へ設定されました。
- 🤔 利率が引き下げられたにもかかわらず、ユーロは一時的に上昇した現象が起こりました。
- 📈 10年間のドイツ債利回りが2.3%から2.54%に上昇したと報告されています。
- 🔍 ECBの物価予測が修正され、24年のCPIは2.3%から2.5%へ、25年のCPIは2%から2.2%へ変更されました。
- 📊 GDP予測も更新され、24年は0.99%から0.3%引き上げ、25年は1.4%から0.1%引き下げられました。
- 📉 米国の新規失業保険申請件数が22万1000件から22万1900件に増加し、労働市場の若干の悪化が示唆されています。
- 📈 物価予想の見通し情報修正がユーロの上昇に寄与していると分析されています。
- 📊 ヨーロッパ中央銀行の分析では、インフレ率は来年半期に向けて2%に向かって低下すると予想されています。
- 🗓️ 来週の日銀の背中合わせと国際買入れの減額が決定される可能性が示唆されており、追加利上げの時期は7月と10月に注目されています。
Q & A
6月7日の朝会で何が話し合われたのか教えてください。
-6月7日の朝会では、ECB(欧州中央銀行)の利下げ決定とその影響が話し合われたようです。
日銀の上田総裁が何について話しましたか?
-上田総裁は、国際改善と大規模な金融緩和からの出口を進めること、またQT(数量緩和)の方向性について話しました。
ECBはどのような利下げを決定しましたか?
-ECBは、中金預金金利を0.4%から0.375%に、リファイナンス金利を0.45%から0.425%に、限界貸し出し金利を0.475%に引き下げました。
ユロが上昇した理由は何ですか?
-ECBの物価予測が引き上げられたことが、ユロの上昇の理由の一つとされています。
物価予測がどのように変更されましたか?
-CPI(消費者物価指数)の2024年予測が2.3%から2.5%に、2025年は2%から2.2%に変更されました。
GDPの予測はどのようになっていますか?
-2024年のGDP予測は0.99%から0.3%引き上げられ、2025年は1.4%から0.1%引き下げられています。
ラガルト総裁は記者会見で何を強調しましたか?
-ラガルト総裁は、インフレ率が来年半期に向けて2%に向かって低下すると強調しました。
米国の新規失業保険申請件数がどのように変化しましたか?
-米国の新規失業保険申請件数は22万1000件から22万1900件に増加しました。
ドル円の現在の状況はどうですか?
-ドル円は156円台で動いており、156.45のレベルで何度も高値止められています。
ピポット分析とは何ですか?
-ピポット分析は、価格の動きを分析するためのテクニカル分析の一種で、過去の価格データを使用して未来のトレンドを予測します。
今後の経済予測はどのようになっていますか?
-今後の経済予測は、3ヶ月ごとに発表される予定で、9月12日の会合で発表される予測に注目が集まっています。
Outlines
📉 ECBの利下げと市場反応
第1段落では、欧州中央銀行(ECB)の予想通りの利下げに関する議論が中心です。ECBは3つの政策金利をそれぞれ下げ、中金預金金利を4%から3.75%に、リファイナンス金利を4.5%から4.25%に、限界貸し出し金利を4.75%から4.25%に設定しました。この決定は市場予想に合致しており、しかしながら、利下げ後すぐにユーロは一時的に上昇したと報告されています。これは、ECBの物価予測の見直しが行われ、CPI(消費者物価指数)が24年は2.5%、25年は2.2%とそれぞれ引き上げられたことが理由とされています。この予測の引き上げは、市場にインフレの懸念をもたらし、ユーロの上昇に寄与したと考えられます。
📈 米国の新規失業保険申請件数の増加と市場への影響
第2段落では、米国の新規失業保険申請件数が増加したことが労働市場の若干の悪化を示していると触れられています。これにより、ドル売りが進み、ユーロは一時的に外貨市場で弱くなりました。しかし、物価予測の見通しの修正により、長期金利が若干上昇しています。また、株式市場の動向も軽微で、特にテクノロジー系の株価が弱くなっていることが指摘されています。
📊 物価予測と経済指標の分析
第3段落では、物価予測の見通しの修正と経済指標が焦点にあります。ECBの物価予測が上向きに修正されたことで、市場はインフレの懸念を再び持ち始めています。また、単位労働コストの上昇がインフレを抑えるという好結果を示唆しており、経済活動の動向も注目されています。通貨市場では、ユーロと円の動向が分析されており、特にドル円の価格が注目されています。
🌐 経済予測と市場分析の今後の展望
第4段落では、今後の経済予測と市場分析の方向性が示されています。ECBの利上げの方向性は不明確であり、7月の追加利上げはほぼ除外されています。9月の会議については意見が分かれているとされ、一部のメンバーが利上げを期待しています。また、日銀の国際買入れの減額が決定されると予想されており、経済予測の更新が注目されています。
Mindmap
Keywords
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💡失業保険申請件数
💡ドル
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💡ヒートマップ
Highlights
おはようございます。6月7日の朝会を行います。
昨日のECBライブをお越しいただき、ありがとうございました。
予想通りの利下げが行われました。
日銀の上田総裁が国際改善について今後の金融緩和の方向性を示唆。
日銀政策決定会合の注目点が次回の焦点となっている。
ECBが0.25%の利下げを行った。
3つの政策金利がそれぞれ下がった。
ラガルト総裁の夏らしい服装が話題に。
利下げ後、ユーロが上がった不思議な動き。
物価予測の見直しが行われ、CPIが引き上げられた。
GDP予測が24年は0.3%引き上げられ、25年は0.1%引き下げられた。
ラガルト総裁はインフレ率が来年半期に向けて2%に向かうと述べた。
米国の新規失業保険申請件数が増加した。
物価予想の見通しの修正がユーロの動向に影響を与えた。
技術系株が弱く、NVIDIAやAppleの値下がりが目立った。
ECBの方向性が明確でなく、7月の追加利上げは排除されている。
日銀の国際買入れの減額が来週の焦点となっている。
単位労働コストが4%上昇し、インフレを抑える可能性がある。
ユロの動向は1.0895のレジスタンス位置で注目される。
ドル円の動向は156のバサミが注目ポイントとなっている。
来週のFOMCと日銀の会合が注目される。
雇用統計が公開され、市場の注目を集める。
Transcripts
おはようございますえぞです6月7日朝会
よろしくお願いしますちょっと遅くなって
しまいましたがえっと昨日はECBライブ
お越しいただきありがとうございましたま
予想通りの利下げでしたねまそこら辺え
詳しくお話ししていきたいと思います
よろしくお願いしますまず日銀の上田総裁
えこれ国際改善について今後大規模な金融
緩和から出口を進めていく中で減額する
ことが適当だということでまQTですをね
そちらの方向に向かうのかどうかえ次回
日銀政策決定会合ここら辺が注目される
ところかと思いますあとはECBですねえ
予想通り
0.25%引き上げあ引き下げですねえま
あの3つ政策金利がECBございますので
中金預金金利を4から3.75
リファイナンス金量を4.5から4.25
限界貸し出し金量4.75mm
ことでえそれぞれ利下げしましたえ
ビこんな感じに3つの
あの制作金利があってまコリドって言って
それぞれこうスプレッドがあるわけですよ
ねえまラガルト総裁昨日はこう夏っぽい
こうねあの予想でしたよねまこれが注目さ
れるところということでなんか後ろの
バックとちょっと重なっちゃってる部分も
ありますかねうんまそれはどうでもいいん
ですがで
え発表直後利下げしたのにいなんでユロ
上がっちゃうのっていうここですよね
1.08565ぐらいからなんですけど
利下げしたのに1時0.9ぐらい1.09
ぐらいまで上昇してまその後高値県で今
終了してるわけなんですが利下げしたのに
上がっちゃったねみたいなところがあり
ますよねまこれ10年祭利回りもドイツ
ですね2.3から2.54に上昇したって
いうところですねまこれはなぜかって言う
とECBの物価予測がえ情報修正されたん
ですねえ
CPI24年は2.3から2.525年は
2%から
2.2にげられたということで
えこちらこれですね
えま発表
えっと経済予想をECBのスタッフがする
わけなんですがこちらさ今言ったのはえ
これですよね
HIPえユロ券のスタンダードな物価え
CPIですよねまなんでhicpっていう
かというとま国によってそれぞれ計算の
仕方が違ったりするとお比較ができないん
で統一のえCPIがHiCPと呼ばれます
これ右側がどのぐらい変化したかなんで
24年は2.5に0.2引き上げ25年は
2.2に0.2こちらも0.2引き上げ
26年は1.99%変わらずということで
このえCPIが引き上げられたことがあ
EB結構まだ高なんだなみたいなまそんな
憶測からの
お上昇と言ってもいいかもしれませんねえ
GDPにしてGDPは24年は0.99%
これも0.3引き上げえ25年は1.4
これは0.1%引き下げ26年は1.6
変わらずということでまここら辺のあのま
コア指数の
引き上げもありましたよねこは2.8これ
も0.225年も2.2これも0.1%
それぞれ前回え3月のえ予測からえこれ3
ヶ月ごとに出るわけなんですがえ引き上げ
られたここら辺が
え上昇した原因のである可能性は高いかな
ということですねまラガルト総裁記者会見
で色々なことを言ってたんですがまあまり
前回と変わらずというところでえ目ぼしい
ところはなかったかなとインフレ率は来年
指半期に向けて2%に向けて低下していく
要は25年の島半期にはほぼほぼ予想通り
というか目標の2%に行くだろうっていう
ことは言っていましたねただえいつも
通りえ今後の決定はデータ次第ということ
でえそこら辺は買えなかったということで
あまり目新しいことはあありませんでした
よねまここら辺もうんそうですねあの
あまりユロが動けなかった材料なのかなと
いうところがありますあと昨日新規失業
保険申請件数米国ですねこれ22万
1000から22万19000
に増えたま質業保険の進数が申請が増え
たっていうことは労働市場が若干悪化し
たっていうことなんでまそれでドル売りに
なってユロ外なみたいなところも思ったん
ですけどまそうじゃなくてやっぱりえ物価
予想の見通しの情報修正なんでしょうねで
2年祭利回りは4.731から
4.720.2189から4.287え
30年歳が4.441から4.435と
いうことでまあ
あの小幅に
ドイツの10年祭の利回りこんな感じです
ね若干こう上昇する局面があったとで
アメリカの10年祭の利回りはもみ合いで
若干今低下してるかなということなんです
がまそれほど大きな動きっていうわけでも
ないですよねうんま非常になんて言うのか
な
あのうん
ちょっとなんか動きとしてはあの弱いかな
というかあまり
あのうんなかったですよねあのでダウに
関しては0.2の上昇SP500が-
0.02%NASダッが-
0.09%ソスが-
0.8696,-29.7046え指数を
見ると今日経平均ちょっと上がってます
けどねえダウはま小幅の動きSP500も
若干下落ナスダックもまほとんど動きは
なかったですけどねでヒートマップ見ると
こんな感じですよねNVIDIAうん-
1.18Apple0.71やっぱり
ちょっとテクノロジー系が弱かったって
いうところがありますよねですからた
えっとそうですね
[音楽]
えっと即死数が0.8
0.8600m
ですが今朝の5本を見ときましょうか
うまECBこの先の方向性は明確にしませ
んでしたということで7月のお追加利上げ
はほぼ排除9月についても一部のメンバー
が会議的だと関係者が語ったということで
えっとほぼラガルトさんいうところのほぼ
全回一致でしたということで1人だけあの
反対した人がいましたということでまその
人の名前は言わなかったんですけどお予想
ではえオーストリー中金のホルツもンさん
だったのではないかということが言われて
います
で
うんま次回市販期の経済予測3ヶ月おきの
先ほどお見せしたやつですよねこれが発表
される9月12日の会合折り下げについて
は現時点では意見の一致はないということ
でえっとここまで6月の折り下げっていう
のはかなり前え前にこう予告編を出して
もらってたんですけどちょっと今後ね
えっと一部ではえ
691やるんじゃないかみたいなのもあっ
たんですけどちょっとそこら辺が若干交代
したかなというところでまそこら辺もユロ
の下値サポートしたのではないかという風
に思われます
[音楽]
うーん今日から利上げを巻き戻す段階に
移行するのかそうだとは思わないその可能
性は極めて高いがデータ次第だろう非常に
不確実なのは我々が進むスピードとそれに
要する時間っていうことでまやっぱり
やはり慎重な姿勢を示したというところ
ですよねうん
うまあとは日銀に関してはあ来週は背き
でしょうとただえ多くのエコノミストが
国際買入れの減額を決めると見ていると
いうことで追加利上げの時期は7月と10
月が約3割ずつで利行しているというとこ
ですねうんまブルームバーグが5月31日
から6月5日に調査した51人の
エコノミストの人たちは
えま利上げ今回の介護での利上げ予想は
1人だけと利上げのタイミングは7月か
10月が多い多いですということでただ今
会合では国際買入れの減額が決まるとの見
方が
54ですねうん
えっとロド市場いまいち
ちょっと
うん減速してるんじゃないかということで
ま今日雇用統計ですからねえっとそこら辺
を見たいなというところですよねうんあと
単位労働コストがえ4%上昇ということで
速報値の4.7から加法修正された市場
予想は4.9%だったということでえま
生産と労働時間の加法修正を反映したもの
で活動原則を示す他の兆候と一致している
ということですね前年同期費では
0.99%上昇3年ぶりの低い伸びま単位
労働コストが落ちるということはインフレ
を抑えるという意味ではえまいい結果かな
というところですねはいまそのようなえ
昨日は動きになりましたECBそうですね
あの結果を受けてユロは若干上昇しました
がま比較的高動き一応ま1時6月4日に
上向けしてますけど一応ここの週間ピポの
レジスタンスの位置の
1.0895のところがま止まってると
いうて今日のピポットは
1.08184なんでまずはここを維持
するかどうかですよねここを維持して
1.09バサミになるのかあるいはもう1
段昨日の安値付近まで落ちてしまうのか
どうかまちょっと上が重いかなという形は
してますドル円ですドル円
うん比較的動きで156バサミが続いて
ますねというところですねこちらも156
Nの45のとこ何度も戻り高値止められて
ますよねえですから156Nのこの
4050抜けられるかどうかえまここら辺
がポイントになってくるかと思いますま
一応週刊ピポットのサポートの位置だった
抜けたところが今はレジスタンスになっ
てるということですよねリピポットで見る
と155の80今ちょうどそこを超えてき
まがうん中値に向けて少し買われてるのか
などうかなというとこですよねここ超える
と昨日のやはりまた高値付近ま今日はあの
ピポットのレジスタンスが156の25
サポートが155の16ということでうん
ま昨日のレンジにちょっと近いところなん
ですが
うんま雇用統計ありますのでね雇用統計
次第かと思うんです
がここ
までえ戻りの157円台が抑えられて1
150
えっと4円の
お5マ付近まで落ちましたよねで4円の5
丸がサポートして今このレンジ内ま
1506の4050が今レジスタンスに
なってるんで25日線も今そこら辺で絡ん
でいますよね
155000156N付近に今25日戦
いるんですがちょっとここら辺25日戦の
位置する156Nまレジスタンスになっ
てるのは6円の4050なんですがその
レベルを超えていかれるのかどうか
あるいはこっからさらにもう1段え下落し
てえ5月16日の安値153000の
5060ぐらいまで行くのかどうか
ちょっとそこら辺を見極めたいこういう
統計次第かなというところま来週FMC
日銀とありますしそこまでお預けになるか
そこまでレジになる可能性もあるんですが
まちょっと雇用時計自体ドラスティックな
数字が出ないと少し動きは緩慢になって
くるかなという風に思われますはい今日も
えっと雇用統計えライブねユル社長とやり
ますのでえ是非えご覧になっていただけれ
ばありがたいですあとこのえっといつも
ピポットピポトって言ってるんですがまあ
デトレからえ23日のスイングには
ちょっと最適なこれ僕が使ってるんですが
これとRSIの移動平均との組み合わせ
ですよねこのえ映像一応独自のあの独自と
言っても組み合わせなんですけどあの
インジケーターJFXさんのトレビで使え
ますのでもしお使いになりたければこの
概要欄から行ってくださいそうするとあの
インジケーターえ送っていただけますので
えそちらえもしご興味あればというとこ
ですあとままた今日もECBの分析とか
もっと深掘りしようかなと思ってるんです
がえさらに情報を撮ってみたいなという方
はサロンの方もやってますので概要欄の方
からちょっと見てみてください1ヶ月間
一応無料になっていますはいえということ
でえこの動画良ければあいいねボタンと
チャンネル登録よろしくお願いしますま
今日も天気があまあの
まあまあですねということでお仕事頑張っ
ていってらっしゃい
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