教育相談:第10回

サイトウケイコ
17 Jun 202440:58

Summary

TLDRこのビデオスクリプトでは、発達障害に関する基礎知識を提供し、教育的なアプローチを促進しています。自閉症スペクトラム障害(ASD)、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの代表的な発達障害を解説し、それぞれの特徴や対応方法を説明しています。また、保護者や教員が障害を持つ子供を効果的に支援するために必要な姿勢や方法も紹介しています。

Takeaways

  • 📚 発達障害に関する基礎知識を教員が理解することは、児童生徒と適切に関わる上で非常に重要である。
  • 🔍 児童生徒の現在と未来の発達段階を理解し、それに基づいて教育的なアプローチを行う必要がある。
  • 🧠 発達障害は脳機能の障害によるもので、社会適応が困難な状態を指し、個人差があり、発達の遅れや偏りが特徴である。
  • 🌟 自閉症スペクトラム障害(ASD)、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などが代表的な発達障害である。
  • 👶 子供の時期は発達的変化が急激な期間であり、大人とは異なる配慮が必要である。
  • 🤔 発達障害を持つ児童生徒の教育には、経験だけでなく、科学的知識と正しい視点が重要である。
  • 💡 自閉症スペクトラム症は、一連の連続体として捉えられ、症状の軽度から重度まで多様性がある。
  • 👫 ASDでは対人コミュニケーションと対人的相互反応の問題、また、行動関心活動における限定的で反復的な様式が特徴である。
  • 🔄 SST(ソーシャルスキルトレーニング)は、ASDの子どもたちが社会性スキルを獲得するための有効な方法である。
  • 🏫 発達障害を持つ児童生徒の対応は、学校全体で共有して役割分担をし、共通の見解を持つことが求められる。
  • 👨‍👩‍👧‍👦 保護者への対応として、障害を認めさせる姿勢と、子供が現在困っていることに対する協力的な対応が重要である。

Q & A

  • 発達障害とはどのような状態ですか?

    -発達障害とは、脳機能の障害から発達の遅れや偏りが生じ、社会適応が困難な状態を指します。

  • 自閉症スペクトラム障害(ASD)の代表的な症状は何ですか?

    -ASDの代表的な症状は、対人コミュニケーションの障害、対人的相互反応の問題、行動関心活動における限定的で反復的な様式などです。

  • 学習障害(LD)とは何ですか?

    -学習障害は、特定の能力が知的能力から予測されるよりも著しく低い状態であり、中数神経系の障害によって引き起こされることが考えられます。

  • 注意欠陥多動性障害(ADHD)の主要な症状は何ですか?

    -ADHDの主要な症状は、不注意、多動性、衝動性です。これらの症状が年齢に見合った平均よりも著しく頻発することがあります。

  • 発達障害を持つ子どもたちが教育上どのような配慮が必要ですか?

    -発達障害を持つ子どもたちは、発達段階に応じた適切な教育方法、自己肯定感の向上、適切なサポートが教育上必要です。

  • 発達障害の子どもたちが抱える可能性がある二次的障害とは何ですか?

    -二次的障害とは、周囲からの理解不足によって自己評価の低下、ストレス反応、対人関係の問題、集団への適応困難などが挙げられます。

  • 保護者が発達障害を持つ子どもたちに対して行うべき対応はどのようなものでしょうか?

    -保護者は子どもの現状を認め、困っていることや対応方法について協力的な姿勢を持ち、専門家の意見を参考にすることが大切です。

  • 教員が発達障害を持つ子どもたちと関わる際の重要なポイントは何ですか?

    -教員は、子どもたちの個々の能力や特性を理解し、適切なサポートや環境の調整を行い、学校全体で役割分担を行いることが重要です。

  • 発達障害を持つ子どもたちが教育的関わりにおいてどのようなサポートを受けるべきですか?

    -彼らは、個々の能力に合わせた学習方法、適切なフィードバック、自己肯定感の向上のための褒美など、多面的サポートを受けるべきです。

  • 発達障害を持つ子どもたちの保護者や教員が直面するストレスを軽減するために、どのような措置が講じられますか?

    -学校側は、役割分担や共通見解の形成、支援員の導入など、発達障害者への対応を組織的に取り組むことが求められます。

Outlines

00:00

📚 基礎知識としての発達障害について

この段落では、発達障害と教育的な取り組みに関する講演の序説がされています。講演者は、発達障害を対象に教育的な働きかけや研究を行い、その経験をもとに話を進めます。また、教育者にとって児童や生徒の理解を深めるためには、発達段階やその特徴を把握することが重要であると強調しています。

05:00

🧒 子どもの発達段階と教育への応用

ここでは、子どもの発達段階を理解し、それに応じた教育方法を決定することが求められる理由について説明されています。発達障害がある子どもたちが通常のクラスで困難を示すことがあることも触れられ、発達障害の理解が教育相談にどのように必要であるかが議論されています。

10:01

🧠 発達障害の定義と種類

発達障害が脳機能の障害による発達の遅れや偏り、そして社会適応の困難を引き起こす状態であることを説明しています。発達障害は個人差があり、自閉症スペクトラム障害(ASD)、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などがあります。これらの障害の理解が、教育者や保護者にとって重要であることが強調されています。

15:04

🌟 自閉症スペクトラム障害の特徴

自閉症スペクトラム障害(ASD)の定義と特徴について詳しく説明されています。ASDは、人とのコミュニケーションや相互作用の問題、限定的な興味や反復行為、心の理論の遅れを特徴としています。これらの特徴が、子どもたちの発達や教育にどのように影響を与えるかが議論されています。

20:07

🔄 ASDの対応方法と教育的取り組み

ASDを持つ子どもたちへの対応方法が提案されています。変化に対する不安や固定行為の背景にある予測の難しさについて触れ、変化が生じる前に事前に伝えることや、行動表を使用することで効果的なサポートが可能であることが示されています。

25:09

📚 学習障害とADHDの理解

学習障害(LD)と注意欠陥多動性障害(ADHD)の概念が紹介されており、これらの障害が特定の能力低下や注意や行動の問題を引き起こすことが説明されています。LDの種類やADHDの特徴、そしてこれらの障害を持つ子どもたちへの適切な教育的アプローチの重要性が強調されています。

30:10

🏫 教育環境の調整と支援

ADHDの子どもたちに対する教育環境の調整方法が議論されています。視線を引き付ける物や睡眠の不足、教員の指示の具体性など、さまざまな要素が注意の集中を妨げる可能性があると指摘されています。また、褒めることの重要性と、二次的障害の予防についても触れられています。

35:14

👨‍👩‍👧‍👦 保護者への対応と支援

発達障害を持つ子どもたちの保護者への対応について語られており、保護者が子供の状況に違和感に気づくことから、その後の悩むことまでがあります。教育者や学校が、障害を理解し、適切な支援を提供することで、保護者や子どもたちへの支援が行えることが強調されています。

40:15

📝 授業のまとめと発達障害児への理解の深め方

最後に、授業の内容をまとめる方法や発達障害を持つ児童生徒への理解を深めるための課題が提示されています。発達障害についての知識を活用し、具体的な状況での対応方法を考えるよう促されています。

Mindmap

Keywords

💡発達障害

発達障害とは、脳機能の障害による発達の遅れや偏り、歪みが生じ、社会適応が困難な状態を指します。ビデオでは、発達障害を持つ児童や生徒が教育的、社会的な観点からどのように支援されるべきかが議論されています。例えば、自閉症スペクトラム障害(ASD)、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などが挙げられます。

💡自閉症スペクトラム障害(ASD)

自閉症スペクトラム障害、またはASDは、中枢神経機能不全による発達障害の一種で、人とのコミュニケーションや社会的な相互作用に問題があることを特徴とします。ビデオではASDの特徴として、対人コミュニケーションの障害や限定的で反復的な行動パターンが説明されています。

💡学習障害(LD)

学習障害、またはLDは、特定の学習能力が一般的な知能水準から著しく低く、それが中枢神経系の障害によって引き起こされた場合に用いられる用語です。ビデオではLDを持つ児童が読書や書くこと、計算などに難色を示すことが議論されています。

💡注意欠陥多動性障害(ADHD)

注意欠陥多動性障害、ADHDは、子供がその年齢にふさわしいよりも頻繁に不注意や多動性、衝動性を見せる状態を指します。ビデオではADHDを持つ児童が教室で集中できない、または突然立ち上がるなどの行動が説明されています。

💡発達段階

発達段階とは、個体が成長し学びながら経る一連の発達の段階を指します。ビデオでは、子供がどの発達段階にあるかを理解することが、教育的アプローチを決定する上で重要であることが強調されています。

💡反抗期

反抗期は、子供が自主性を形成し、自己の意志を主張する過程で自然に出てくる心理的な発達の段階です。ビデオでは、反抗期を肯定的に捉え、子供の自主性や自発性を育む上で重要な時期であると説明しています。

💡自我

自我とは、個が自己を認識し、自分自身を区別する能力を指します。ビデオでは、子供が自我を確立し、自己の意志をはっきりとするために必要な発達過程が議論されています。

💡社会スキルトレーニング(SST)

社会スキルトレーニング、またはSSTは、人々の社会的な相互作用を改善するためのトレーニング方法です。ビデオでは、ASDの子供たちが社会的なスキルを獲得するためにSSTが有効であることが説明されています。

💡二次的障害

二次的障害とは、原発症が直接引き起こさないが、その影響によって生じる心理的または社会的問題を指します。ビデオでは、発達障害に対する適切な対応がなければ、自己評価の低下やストレス反応などの二次的障害が生じることがあることが警告されています。

💡保護者

保護者とは、発達障害を持つ子供を育てている親や家族のことを指します。ビデオでは、発達障害を持つ子供の保護者が直面する困難や、彼らに対する支援の重要性が議論されています。

Highlights

発達障害に関する基礎知識の重要性と、教育的アプローチの必要性が強調されている。

発達段階の理解と、それに基づく教育方法の選択が重要であることが示されている。

発達障害の種類と、それらが社会適応に与える影響について説明されている。

自閉症スペクトラム障害(ASD)の特徴と、その診断基準について紹介されている。

学習障害(LD)の種類と、その影響について解説されている。

注意欠陥多動性障害(ADHD)の特徴と、その対処方法について説明されている。

発達障害を持つ児童の教育において、科学的な視点の重要性が強調されている。

発達障害を持つ児童に対する教育的アプローチの具体例が提供されている。

発達障害を持つ児童の保護者への対応と、その支援の方法について議論されている。

発達障害を持つ児童に対する教育的関わり方における、学校全体の役割分担の重要性が示されている。

発達障害を持つ児童に対する教育的アプローチにおける、個々の障害の理解とそれに応じた対応の重要性が強調されている。

発達障害の種類と、その特徴についての詳細な解説が提供されている。

発達障害に対する教育的アプローチにおける、環境の調整とその効果について説明されている。

発達障害を持つ児童に対する教育的アプローチにおける、教員の視点とその重要性について強調されている。

発達障害を持つ児童に対する教育的アプローチにおける、保護者と教員の協力の重要性が示されている。

発達障害を持つ児童に対する教育的アプローチにおける、個々の障害に対する理解と対応の具体例が提供されている。

発達障害を持つ児童に対する教育的アプローチにおける、学校全体での取り組みの重要性が強調されている。

Transcripts

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皆さんこんにちはえ今日は相談者を理解

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するための基礎知識としてえ発達障害に

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ついてお話をしていきます私は障害時を

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対象にしてえ教育的働けを働きかけをして

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研究をしていたというようなこともあり

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ますので今回はその時の経験も踏まえてお

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伝えできればなと考えていますえ教科省の

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方はえ53ページからになり

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ますまずえっと相談者児童生徒ですね対象

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の児童生徒と関わる上で知っておくべき

play00:50

こと考えておくべきことについてえお話し

play00:54

したいと思い

play00:57

ます相談者がサイクルのどの位置にいるの

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かというのをよく理解しておく必要があり

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ますえ発達

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段階の

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どの分にいるのかということですねそして

play01:17

その発達段階ではどのような特徴を持って

play01:20

いるのかこれもよく把握しておくべきこと

play01:25

ですこの先どのように発達していくのか

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これを見通して今の関わり方を決定して

play01:34

いくということが必要になりますなのでえ

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皆さん教職をえ教員になりたいといった

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場合発達と学習この授業も必死になるかと

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思いますが発達と学習の授業でこういった

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ことを詳しく学びますそれは相手を児童

play01:54

生徒を

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知る関わる上で知っておくべきことだから

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ですなのでその辺も踏まえてえ発達と学習

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の方しっかりあの理解していって

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いただければなと思い

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ますえっと発達と学習の方でもちろん

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詳しく学ぶはずなんですけれども今

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ちょっと簡単に触れとくと人間は時間的な

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連続性の中で生きていますつまり今の自分

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があるのは過去の自分によるものですの

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過去の自分が良かれわかれどちらにせよ今

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の自分に繋がっている過去からの繋がりの

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中で今というものがあって今の積み重ねで

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未来というのができていきます特にえ子供

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の時期うん生まれた生まれてから高校卒業

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くらいまで大学卒業くらいまでは発達的

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変化が急激な期間

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です完成して安定ししている大人とは違う

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配慮をする必要があり

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ます発達段階の差というのは量的な差では

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なく質的な差になり

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ます経験だけで教育していくというのは

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望ましくないわけです経験は自分1人だけ

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の主体的な体験ですだからこれだけを元に

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して教育していくというのは望ましくない

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ですこれまで受け継がれてきている知識

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価格的に証明されたものこういったものを

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身につけて自分だけの視点では

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なくより正しい視点より科学的な視点から

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教育教育相談をするということが必要と

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なりますそれが教員プロとしての仕事な

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わけです

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自分をコントロールする主体として

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の自分があってそれは主体的事故つまり

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自我という風になっていくわけですけれど

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も意識は物を見たり話を聞いたり笑ったり

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考えたり自分自身が直接的に心の現象とし

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て経験していることやこれは私の経験だと

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いう風に感じることができる全般を指し

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ますそういったえ意識自我事故の定義は

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研究によって部分によっても違うんです

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けれどもえっと今から紹介するのは一般的

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なものとなり

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ます自分の自我を確立していくていう時期

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があるんですねで自分はどうしたいのかと

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いうのがはっきりしてくる時期でそういっ

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た時に反抗期というのが入ってくるわけ

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ですでそういった時の対応どうしたらいい

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のか反抗機を通して育つ自主性とか自発性

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というものもあるので反抗機を肯定的に

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捉えるということが必要になっていきます

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これ肯定的に捉えるというのは全てを

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受け入れるというわけではなく

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て大人は過剰ににこの感情的に対応するの

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ではなくて発達途中の子供にとっては一時

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的にこういう特徴があるんだな大人になる

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上で必要なんだなそういったことを理解し

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てえ教員側が気持ちの余裕を持って対応

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するということになり

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ますだからと言って相手の児童生徒の

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思い通りにさせると言っているのではなく

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て譲れないポイントここをきっちりと決め

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てそこを超えさせないということが重要と

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なり

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ます自我が発達するということは自分で

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決めて何かをしたい独立したいそういった

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気持ちが発達するということ

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です自分で決める機会を与えたりどう思っ

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ているのかということを尋ねたりそういっ

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たえっとやり取りをする必要がある時期と

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なります

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ま簡単にえっと自我の話反抗機の話をし

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ましたがえこういったことが起きるよどう

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いう特徴があるよそういったことを知った

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上で余裕を持って関わっていくということ

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が大事になりますので教育相談を知る上で

play06:52

はきちんと知っておくということが必要に

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なりますで今日のテーマのその発達障害

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ですねこれも同じですどんな特徴があるの

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かどんな風にえ展開していくのかそういっ

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たところを知っていてその上で相談を

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受けるということが大事になり

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ます

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えでは発達障害のお話具体的にしていき

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ますね発達障害というのは脳機能の障害

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からえ発達の遅れや偏り歪みが生じて社会

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にに適応することが困難となっている状態

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です発達は人によって異なりますしえ個人

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の中でも早く発達する部分もあれば遅い

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部分もあるしえ得意不得意差があります皆

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さんそうですよね得意不得意ありますよ

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play07:52

えっとそんな風にえ低い状態にある機能に

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よって社会でうまくやっていくことができ

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ない困ったなという風にして困難を感じる

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そういった状態があったと障害です代表的

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な発達障害としてえ自閉症スペクトラム

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症自閉スペクトラム賞ASDと訳されます

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え学習障害LDえ注意血管多動性障害えD

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などがあります通常の学級においてもこう

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いった発達障害と同様の困難を示す児童

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生徒がえ1クラスに複数命して在籍して

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いるということがえ示されています皆さん

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はもしかしたらもう介護等体験などを通し

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てすでに発達障害を持っている方と関わっ

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たことがあるかもしれませんもしそうで

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あるならばその時のことをよく思い出して

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みると今日のの授業を理解しやすくなるの

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ではないかなと思い

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ますちなみにえっと障害の外という字です

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けどもね悪い印象を与えるということで

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ひらがな表記をする人増えてきていますが

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専門用語としては障害という風に単語でね

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えこの漢字を使っていますのでこの授業で

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もそのまま感じで使っていきたいと思い

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ますえっと自閉スペクトラム症のところに

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自閉症高機能自閉症アスペルガー症工群と

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書かれていますがこういったもの全てを

play09:37

含めて今は自閉スペクトラム賞という風に

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えっとなっていますでこのことについては

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次のスライドで詳しく説明したいと思い

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ますえ現在医学や心理学の分野で用いられ

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てる精神疾患の診断等はDS5という本に

play10:00

まとめられていますそこでは自閉症や高

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機能自閉症アスペルガー症工群を一連の

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連続体という風にして捉えて自閉

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スペクトラム症としてまとめられています

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えっとこんな風に一連の中にあっ

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て自閉スペクトラム症のえっと特徴が強い

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ものが自閉症でえ特徴あるけれども知的

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発達遅れ知的な遅れがないものが高機能

play10:35

自閉症やアスペルガーそしてえ特徴が弱い

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ものが定型発達こんな風に一類の連続体と

play10:43

して捉えているんです

play10:46

ねでえっとこの部分ですねこれらを合わせ

play10:50

て自閉スペクトラム症という風に今は呼ば

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れていますえっと以前はこの部分合わせて

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後半性発達書っていう風に呼ぶこともあり

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まし

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たえASDは何らかの中枢神経の機能不全

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が原因だという風に考えられていますこの

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症状について初めて報告したのはカナーと

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いう方ですカナーはえ子供たちの観察の

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結果からスライドに示されている4点

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こちらですね4点の特徴を報告しました

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1人でいることを好む同じであることに

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こだわる決まったことを好んで入念に

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繰り返すある種の能力が欠如している反面

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非常に優れたいくつかの能力を持っている

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場合があるこの4点ですでこういった特徴

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がさっき言った強いか特徴あるけど知的

play11:48

遅れがないのか特徴が弱いのかっていう風

play11:51

な一連のえっと連続体で考えるということ

play11:56

になっています

play12:03

その後まとめられたASDの特徴として2

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点対人コミュニケーションと対人的相互

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反応のえ助と2つ目行動関心え活動におけ

play12:18

る限定的で反復的な様式この2つがまとめ

play12:24

られました1つ目の対人

play12:27

コミュニケーションと対人的相互反応の

play12:31

問題ですけれども簡単に言うと対人関係や

play12:35

社会性の問題となります共感性や感情の

play12:41

表出が乏しいということですそれを示す

play12:45

具体的なものとしてえ共同的注意とかえ

play12:51

社会的参照の遅れ心の理論の発達この遅れ

play12:57

が見られます

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共同注意というのは注意を共有するという

play13:04

ことです子供がお母さんやお父さんに

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向かって見てみてと指差しをして見て

play13:12

欲しいもの

play13:13

を共有しますねこれ共同注意です社会的

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参照というのは親の表情を子供が読み取る

play13:24

ということです親が心配そうだとその行動

play13:28

をやめる

play13:30

親が穏やかな表情をしていると子供はその

play13:33

行動を続けるこれが社会的参照です共同

play13:39

注意とか社会的参照はえ定型発達の場合

play13:43

一歳前後で現れてくる行動

play13:47

ですですがASDだとえ一歳前後でこの

play13:52

行動が見られ

play13:54

ないえっとこんな風にASDではこういっ

play13:57

た非言語的ションが遅れて出現してえ頻度

play14:02

も少ないこういったことが特徴となります

play14:06

でこの心の理論ですねこちらは相手の立場

play14:10

で物事を考えることができる能力のこと

play14:14

です心の理論に関するえ課題としてはアン

play14:19

とサリー課題というのが大変有名

play14:23

ですえっとこちらスライドにえ有名なと

play14:29

サリカ台をえ載せましたこれま漫画みたい

play14:34

になっています

play14:37

が1番上見てきましょうねこっちがサリー

play14:42

ですこっちがアンでえサリーがボールをか

play14:47

に入れてここを去っていきまし

play14:52

たアンはボールをかから箱に移しました

play15:00

戻ってきたサリボール探すんですけど

play15:03

どっちを探すかなそういった課題

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ですさあどっちを探します

play15:14

かサリー

play15:16

はアンがボールを籠から箱へ移動させたの

play15:21

を見ていないのでサリーの立場に立って

play15:25

考えることができれば答えはは加護になり

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ますです

play15:33

がこの話を全て知っている自分の立場から

play15:37

しか考えることができなければボールは箱

play15:40

の中にあるから箱と答えてしまい

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ますASDのお子さんたち

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はこんな風にサリーの立場に至って考える

play15:54

というのが難しいんですねだから自分は

play15:57

全部知っているボールは過じゃなくて箱の

play16:00

中にあるよそう答えてしまうという課題

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です4歳ぐらいになるとこの課題ができる

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子が増え始めます5歳になるとほとんどの

play16:10

子ができるようになると言われています

play16:14

最近だとえっと相手の立場に立って考える

play16:17

これ1歳半でもできるそういった研究も

play16:20

あります

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が書のお子さんはこれが

play16:27

難しいえこういった特徴への対応としては

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他者の心の

play16:33

働き理由これを一緒に考えて理解していく

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ということになります相手に対する言い方

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を練習するということも必要になると思い

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ます周囲の人間はできるだけ具体的に話す

play16:53

これが有効になりますあの抽象的な表現だ

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と伝わらないっていうことが頻繁に起き

play17:00

ますえっとサリとアの課題についてはえ

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教科書59ページ図の5の2の方にも

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えっと実際の人形をね使ってやるやり方

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載ってますので目を通しておくといいかな

play17:14

と思い

play17:20

ます2つ目の特徴え行動関心活動における

play17:26

限定的で反復的なよ式これは簡単に言うと

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こだわりです関心のあるものが

play17:35

ピンポイントだったりえ固執したり

play17:39

繰り返しの行動が見られますえっと私

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えっとさっき言った発達障害の子さんに

play17:47

教育的働きかけをして研究してたよって

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いう話しましたがいろんなお子さん担当し

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ていたんですけれどもその中でえSDのお

play17:57

子さん軽度のえSのお子さんですねそのお

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子さんは常に左右に体を揺らしていました

play18:04

ゆらゆらゆらゆらいたり来たりこれ大好き

play18:07

でし

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たあとはえ黄色がお大好きでいつも黄色を

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身につけています服のどこかは

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黄色靴も黄色みたいに黄色が大好きなん

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ですねであとはくるくると回るものも

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大好きで夏場は扇風機の前からなかなか

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離れられない風車を見つけるとずっと見

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続けてるみたいにくるくる回すの大好きで

play18:38

風船遊びもをしていた時も風船をくるくる

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回してそのくるくる回るのが面白くなって

play18:45

しまって風船でこうキャッチボールする

play18:48

みたいな遊びではなくなってしまうそんな

play18:50

ことよくありまし

play18:53

たあとは保育園での様子を学した時にはえ

play19:00

いつもと違う教室でご飯を食べるっていう

play19:04

ことになった時にパニックを起こしてい

play19:07

まし

play19:10

たこういったえ背景には見通しを立てたり

play19:16

次にどうなるのか予測をしたりするそれが

play19:20

弱いということがあげられます

play19:28

先ほどお話ししたえっと私が担当していた

play19:32

自閉書の子さんの話ですけれどもその子が

play19:36

いつもと違う教室でご飯を食べることに

play19:39

なった時にパニックを起こしたこれも次に

play19:43

どうなるかっていうのが想像できないそれ

play19:48

が不安になるで不安でパニックを起こす

play19:53

そういった繋がりになってるわけですね

play19:55

こういうような特徴への対応としては何か

play19:59

がいつもと変わる時には事前に伝えると

play20:02

いうことが有効ですまた

play20:06

えなんですかね行動表みたいにし

play20:11

て時間割りみたいな感じですねあの表にし

play20:15

てこういう順番でやるよ今日はここが

play20:18

変わったよっていうのが分かるように資格

play20:20

的にもえ確認できるように貼っておいて

play20:24

あげるっていうのも大変有効な方法になり

play20:28

ます

play20:31

あとは適用的なこだわりていのを増やす

play20:34

ことで異常なこだわりを減らすということ

play20:37

も可能ですその他え直覚カビが特徴として

play20:43

あるの

play20:44

で環境を調整してあげたり嫌だということ

play20:49

が言えるように配慮していくということが

play20:52

必要となり

play20:55

ますえっとASDの

play20:59

子供たちはここに示す2つの特徴から

play21:02

えっと1人で痛いと思われがちですし1人

play21:07

でいる時間も必要なんですけれど

play21:11

もだからと言って友達が欲しくないわけ

play21:14

じゃないですね仲間に入りたい仲良くなり

play21:19

たいそういっ

play21:21

た気持ちも持っているそんな風に考えられ

play21:26

ています

play21:28

に入るための練習としてはSSTという

play21:32

方法が有効なのでちょっと紹介しておき

play21:35

ますSSTというのはソーシャルスキル

play21:39

トレーニングの頭文字をとってえっと

play21:42

SSTと呼ばれるんです

play21:44

がまずソーシャルスキルトレーニングの

play21:48

必要性重要性こういったものを話していき

play21:52

ますそして社会的スキルの概念とか意義を

play21:57

理解させるための今なぜこういうことを

play22:00

するのかという教示をし

play22:03

ます今から何をするのかっていうことです

play22:07

ねそしてその後ここですねモデリング適切

play22:12

な社会スキルをの使い方を見せ

play22:18

ますでえ教員と一緒

play22:23

に実際に繰り返し練習する

play22:29

これリハーサル行動リハーサルですそして

play22:33

今やったことのどこが良かったかどこを

play22:37

改善するともっと良くなるのか

play22:39

フィードバックし

play22:41

ますたくさん

play22:44

褒めるそして現実場面でやってみるそんな

play22:49

風な流れになり

play22:52

ます

play22:54

えっとやる時には例えばえっとモデ

play22:59

見せる見本を見せることになるんですが

play23:02

その時にはあの名札とかでその対処時の

play23:05

名前を貼っておくやる人がですね教員が

play23:09

貼っておくなんていう風にしてこんな風に

play23:12

やるんだよっで分かるようにえ見せて

play23:15

あげると効果的だっ

play23:18

た効果的でし

play23:21

たあとあのASDの特徴からいじめに合う

play23:28

ていうこともとっても多いんですねで

play23:31

いじめに合うと対人関係に被害的な意意味

play23:34

付けをしてしまうので小学生の頃はえ保護

play23:39

するということが基本となります中学生

play23:42

くらいになると能動的に他者に目を向ける

play23:45

ということができるようになってくるん

play23:49

ですねSDの子供たちもなので社会性の

play23:54

発達がそこその辺りから中学生あたりから

play23:57

始まっていくという風に考えられているん

play24:00

ですけれどもなので中学生になったらその

play24:04

社会線の発達を支援していくという風な

play24:07

ことでいじめの対応をしていきますで今

play24:12

紹介したこのSSTは社会性を獲得するて

play24:16

言った時にもその支援方法としても有効に

play24:20

なりますのでいろんな場面で

play24:23

使える練習方法かと思いますあの何が困っ

play24:28

た時時には是非実践してみたらいいなと

play24:31

思い

play24:33

ます

play24:34

えっと次学習障害ですね学習障害というの

play24:39

は読んだり書いたり計算したりそういった

play24:43

特定の能力が全般的な知的能力から予測さ

play24:48

れるよりも著しく低いその問題が中数神経

play24:54

系の障害によって引き起こされていると

play24:56

考えられる場合に診断されますあDSM5

play25:01

では極限性学習症えスペシフィック

play25:05

ラーニングディダと呼ばれていますなので

play25:09

SLDっていう風にえDSM5の方では略

play25:14

されますでですがあのLDという風にえも

play25:20

一般的にはね呼ばれていますなのでこちら

play25:23

ではLDという風にしてお話ししていき

play25:27

たいと思います

play25:33

え具体的な障害の種類として独自

play25:38

障害

play25:40

算数計算障害所持表出障害聞く話すに特定

play25:46

の問題を持つ障害など色々あるんです

play25:48

けれども独自障害というのは知能は平均的

play25:53

と認められるのですが文字を読むという

play25:56

ことがすごく難しい1文字1文字広い読み

play26:00

でしか読めないといった特徴ですえっと

play26:05

算数計算障害紙に書いても暗算でも計算

play26:10

するというのが難しい

play26:13

です所持表出障害これは書くという作業が

play26:18

できないそういったものがあります聞くと

play26:21

いうことが難しい話すが難しいそういった

play26:26

ものもありますえこういったLDの児童

play26:31

生徒に対応

play26:34

するためにはまずはどんな能力に偏りが

play26:38

あるのかその情報を収集することが必要

play26:41

ですその上でその児童生徒にあった学習

play26:45

方法を用いてきます例えば読むことはでき

play26:50

ないけど聞き取る能力に優れているんだっ

play26:53

たらその優れてる部分を生かす指導

play26:57

方法これを工夫することが考えられ

play27:01

ますできないことをできるようにしたいと

play27:05

いう風に教員や親はえ考えがちになるん

play27:10

ですけれど

play27:11

ももちろんそれも大事です大事ですけれど

play27:15

もえ優れてる部分を生かして自己肯定感を

play27:19

高めて

play27:21

いくそして上手にサポートしていくそう

play27:25

いったことの方がええうまく日常生活が

play27:30

送っていけるという

play27:33

ことになりますのでそちらに目を向けて

play27:37

いくと良いかと思い

play27:39

ますえ次ADHDですね

play27:45

え注意血管多動性障害というのは不注意

play27:50

多動性衝動性こういったものがその年齢の

play27:55

平均よりも著しい頻度で見られる子供に

play27:59

使用される新断名ですえ幼い子供は多動性

play28:04

小動性不注意こういった特徴を全般に持っ

play28:08

てますだけどこれは年齢と共に少しずつ

play28:12

コントロールができるようになっていき

play28:16

ますたくさんある刺激の中から自分に必要

play28:20

な刺激にだけ注意を向けてそれ以外には

play28:23

監視を向けないそういった抑制する力が

play28:27

育っていくからできるようになるんですね

play28:30

だけどえ注意血管多動性障が

play28:33

ADHDの方はそこが問題なんですね不

play28:38

注意多動性衝動性これが常にどこでも生じ

play28:43

てしまうそのことで本人が持ってる能力を

play28:46

発揮しづらくなっているという状態

play28:50

です男の子は多動と衝動性が多い女の子は

play28:57

不注意が多いということが知られてい

play29:00

ますあとLHDは9歳前後になってくると

play29:06

改善していくというような症例が多く報告

play29:09

されているのも特徴

play29:13

ですあの先ほどのLDとADHDを

play29:18

合わせ持つ子供も大変多いことでもあの

play29:22

知られてい

play29:25

ますえそれぞれ具体的な具体的に不注意と

play29:30

いうのは周囲の様々なことに気を取られて

play29:33

しまって自分が目的としていることに関心

play29:37

を持ち続けるということが難しい状態です

play29:43

例えば教室の

play29:45

窓際そうなる

play29:47

と外が気になって授業に集中できないこう

play29:52

いうような状態です

play29:54

ね多動性は落ち着きがなくて動き続ける

play29:58

状態です自分の意思で動きをコントロール

play30:03

するというのは難しくてじっとしてられ

play30:06

ないんですえ授業中立ち歩きてしまったり

play30:10

教室から飛び出してしまったりというのが

play30:13

具体的な例になりますえ3つ目は衝動性

play30:19

行動の抑制が難しいという状態です言葉

play30:23

よりも先に手が出て

play30:26

しまう例えば非常ベルを押してしまった

play30:30

っていうこともよくあります何のボタン

play30:33

だろうて興味を持った瞬間に押してしまっ

play30:37

てい

play30:38

ますだからえっと後から考えたら押したら

play30:42

ダメなんだって分かるんです

play30:45

けどそこに至らずに行動してしまうんです

play30:49

ね注意が向いたのと同時に行動をして

play30:54

しまうというのが衝動性です

play30:58

ADHDの子供たちにはどのように関わっ

play31:02

たら良いかと言うとえ対処方法として対応

play31:06

方法として薬物療法と環境の調整これが

play31:10

基本となります

play31:14

え環境の調整例えばさっき言ったあの窓際

play31:18

の席じゃない方がいいよとかっていうこと

play31:20

ですが後ろの席とか友達の近くまた動物の

play31:26

近くそういったものも

play31:29

注意がそちらに向いてしまいますなので

play31:32

先生の目の前に座らせるそういう風にする

play31:36

ことで対象の児童生徒は注意3万になる

play31:39

ことが少なくなりますできるだけ

play31:43

え入ってくる情報を減らすんですね後ろの

play31:46

方の席だとたくさんの子供たちが見えます

play31:49

ので情報が多くなっ

play31:52

ちゃうだから前の方に座らせて先生の近く

play31:57

の方が

play31:58

比較的いいという風に考えられますあとは

play32:03

睡眠不足になると注意が次々と映って

play32:07

しまうというようなことが起きますなので

play32:10

十分に睡眠を取るということも重要になり

play32:14

ます教員が出す指示これは1回につき1つ

play32:19

にしましょうそしてその1つも具体的な

play32:24

ものにするとうまくいきます

play32:28

えっと先ほど救済前後から改善するって

play32:32

いう報告があるよって話しましたけどもな

play32:36

ので高学年になって状態が落ち着くまでは

play32:41

落ち着いてくる子も増えるのでそこまでは

play32:44

とにかく

play32:46

褒めるこれが効果的ですえ対象の児童生徒

play32:52

を立ててく褒めて褒めて褒め倒すそんな風

play32:57

にして二次的障害の発生を防ぐということ

play33:02

をしていくと良いかと思います二次的障害

play33:06

とは何かと言う

play33:09

と二次的障害とか二次障害とかってどちら

play33:13

も言うんですけれども周囲から理解され

play33:16

ないことによって自己評価の

play33:20

低下ストレス反応対人関係の問題や集団へ

play33:24

の適応が困難になったりするこれを言ます

play33:28

発達障害への対応が適切でない時に過剰な

play33:33

負担や周囲とうまくやっていきたいことに

play33:36

よって本来の発達障害にプラスしてさらに

play33:39

問題が生じるということになりますこう

play33:43

ならないように褒めて自己肯定感を上げ

play33:47

させたりするここが大切になってくるわけ

play33:51

ですこの2次障害はあと発達障害の種類に

play33:56

関わらずどの発達障害であっても生じうる

play34:00

ことなので該当あとその対象の児童生徒を

play34:04

よく観察して関わり方を工夫していくと

play34:09

いうことが必要になっていき

play34:15

ますえここまで紹介した3つの障害と併発

play34:21

しやすいものとしてえ知的能力障害と実

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障害群を紹介しておきます知的能力障害と

play34:29

わいうのはあいわゆる精神地帯とも言わ

play34:33

れる知的発達の障害

play34:36

です血の指数IQですねが65から75

play34:40

ぐらいの値を示して社会適用に問題が生じ

play34:44

ているといった状態になりますIQの70

play34:48

IQ70未満は人口の3%ぐらいいると

play34:53

言われてます感情の発達は定型発達のの

play34:57

子供たちと同じというのがえここでの特徴

play35:00

になるかなと思いますえ地区障害群ですね

play35:05

は思わず起こってしまう素早い体の動きと

play35:09

か発生これが症状となります瞬きとか

play35:13

咳払いこういった運動のチックあは

play35:20

え花を

play35:23

すするというあ音のチックですねこういっ

play35:28

たものが一時的に現れるということは多く

play35:31

の子供にあり

play35:33

ます大体そのまま良くなっていくという

play35:37

パターンが多いですなんですけど症状が

play35:41

収まったチックがまた出現したり強まっ

play35:45

たりより複雑な動きとか発生が見られたり

play35:49

そういうことを繰り返しながらえ運動

play35:52

チック音声チックが1年以上にわたって

play35:56

強く持続して日常生活に支障をきたすと

play36:01

いうこともありますそうなるとえっとチク

play36:04

症外軍じゃなくてトゥレット症という風に

play36:09

呼ばれるようになります

play36:12

え今紹介したこの知的能力障害と地障害群

play36:17

これはASDやADHDLDの併発とよく

play36:21

あるものなのでこういったものもあるんだ

play36:24

ということを知っておきましょう

play36:29

え最後になりますがえ保護者の人たちへの

play36:35

対応ですね発達障害児の保護者は子供が

play36:41

小さい時から違和感に気づいてるパターン

play36:43

もあれば育てやすいなという風に感じてる

play36:46

パターンも逆にあります私が担当していた

play36:50

中での柔道のASDのお子さんのお母様は

play36:55

小さい頃は大人しくてすごく育てやすかっ

play36:59

たそんな風に感じていたとおっしゃってい

play37:03

まし

play37:04

たそれが次第

play37:07

に周りは言葉が出てるのに言葉が出ないな

play37:11

同年齢の他のことはちょっと違うなそう

play37:14

いった様子が明確になっていってえ集団に

play37:18

参加できない参加しようとするとパニック

play37:21

を起こすそういうことが見られるように

play37:24

なっていったそうです自分の育て方が

play37:27

悪かったのかと大変悩まれた時期もあり

play37:33

まし

play37:34

たえ障害についてよく知らない人は親の

play37:39

育て方が悪いしつけができていないそう

play37:43

いったように考えてしまう人もいるんです

play37:45

ね実際たくさんい

play37:48

ますなので保護者の方自身も子供たちと

play37:54

同様に自己肯定感が低かったりしますそう

play37:58

いった保護者の方への支援としてはこれ

play38:01

までの努力工夫

play38:06

頑張りこれを認めること今まで大変だった

play38:12

こと辛かったことこれに共感することから

play38:16

始めますそしてえこういった障害なんだ

play38:20

よっていうその障害を認めさせるような

play38:23

関わり方ではなくて子供が今何に困って

play38:26

いるのかどう対応したらいいのかこれを

play38:31

協力していくという姿勢を取り

play38:37

ますで学校として教員として考えると大切

play38:43

なのは担任1人で対応するのではなくて

play38:47

学校全体で共有して役割分担をする共通

play38:52

見解を作るということです支援員の方の

play38:56

導入も

play38:58

活用する必要があります学校全体

play39:02

で取り組んでいくということが発達障害者

play39:06

の対応は望まれます1人での対応は無理だ

play39:12

という風に考えた方が良いと私は思い

play39:17

ますと実際に1人で対応するとなると担任

play39:22

自身教員自身が負荷が高すぎてえっと心身

play39:26

ともに健康でいられなくなってしまうと

play39:29

いうパターンも発生しますのでみんなで

play39:32

取り組んでいくという姿勢を取るようにし

play39:36

ましょう今日の授業お伝えしたい内容は

play39:39

以上になり

play39:41

ます

play39:42

え課題いつものように授業内容を自分の

play39:46

言葉でまとめ直してみてくださいまとめ

play39:49

ノートを作るというような感覚でやると

play39:53

いいかなと思います今日を感じたこと今

play39:56

までえー触れ合ったことのある発達障害の

play40:00

ある方を思い出していたらその子その方の

play40:05

事例でそういう時に自分がどう対応したの

play40:08

かどう思ったのか

play40:11

そして知識を得た上でだったらどう対応し

play40:15

たら良かったのかそういった問も色々

play40:18

踏まえて書いていけるといいかなと思い

play40:22

ますそれができましたら教科書72ページ

play40:26

の考えてみようこれを実施してくださいえ

play40:30

トラブルが絶えないえ発達障害を持てる

play40:33

児童生徒ですねこの行動について理解して

play40:37

もらうためにその対象の児童生徒がASD

play40:42

であるということをクラスの保護者や他の

play40:45

子供たちに伝えることこのメリットと

play40:49

デメリット何があるか考えてまとめてみて

play40:53

くださいでは以上になり

play40:56

ますDET

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