特別支援教育の基礎・基本
Summary
TLDRこのスクリプトは、特別支援教育の基礎と基本について語り合う研修の様子を記録しています。教育基本法の改正により、障害のある人々が受けられる教育と支援が定められ、特別支援教育の理念は自立や社会参加を促す主体的な取り組みを支援することに据えています。特別支援学校の役割は、教育的ニーズに応じた教育の実施、地域の特別支援教育のセンター的機能の発揮、教員の専門性の向上にあります。また、障害のある児童生徒に対しては個別の教育支援計画や学校生活支援シートを作成し、活用することが求められます。さらに、強制社会の形成を目指し、特別支援学校は近隣学校との交流や共同学習を推進し、社会性豊かな人間性を育成することが重要です。研修では、教員が障害のある幼児児童生徒の人権と保護者の心情に配慮し、共に子供の将来を育てることの大切さを強調しています。
Takeaways
- 📚 特別支援教育の基礎と基本について研修を行い、教育の根拠となる法令や規則についても触れています。
- 🔑 研修のキーワードは自立・社会参加、個々の教育的ニーズ、適切な指導及び支援の提供です。
- 🆕 特別支援教育は、障害のある幼児・児童・生徒だけでなく、発達障害のある生徒にも適用されます。
- 🏫 特別支援教育は、全ての学校で実施され、個々の生徒の将来を共に生きる社会を作るために重要な役割を果たします。
- 👥 特別支援学校は、地域の特別支援教育のセンター的機能を発揮し、専門的な知識や技能を活用して支援に努めます。
- 📈 特別支援学校の教員の専門性の向上が求められており、通常の学級に在籍している障害のある生徒への支援も行います。
- 📋 学習指導要領では、特別支援学校等の助言や援助を活用し、個別の教育支援計画を作成・活用することが求められています。
- 👶 学校生活支援シートは、保護者や教育保険、医療福祉などが連携し、児童生徒を支援する継続的な計画です。
- 📈 個別指導計画は、障害特性の理解を深めることで個々の支援を充実させ、目標設定は具体的な段階的なものにすることが重要です。
- 🤝 特別支援学校は、近隣の学校との交流や共同学習を推進し、障害のある子供の自律と社会参加を促進します。
- 🌐 福積制度は、特別支援学校の生徒が地域の学校に通学し、地域とのつながりを維持・継続することを目指した取り組みです。
Q & A
特別支援教育の基本的な考え方は何ですか？
-特別支援教育は、障害のある幼児、児童、生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援し、1人1人の教育的ニーズを把握して、持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善または克服するための適切な指導及び必要な支援を行うものです。
特別支援教育の推進について、文部科学省が示す3つのキーワードは何ですか？
-文部科学省が示す3つのキーワードは、障害のある幼児、児童、生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援すること、1人1人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高めること、生活や学習上の困難を改善または克服するための適切な指導及び必要な支援を行うことです。
特別支援学校の役割として、文部科学省が示す3点は何ですか？
-特別支援学校の役割は、特別支援教育のさらなる推進、地域における特別支援教育のセンター的機能の発揮、特別支援学校の教員の専門性の向上を図ることです。
学校生活支援シートとは何ですか？
-学校生活支援シートは、保護者、教育、保険、医療福祉などが連携し、児童、生徒等を支援していくための継続的な計画であり、入学時や新旧進学時の引き継ぎを確実に行うためのものです。
個別指導計画の作成において重要なポイントは何ですか？
-個別指導計画の作成において重要なことは、障害の特性を理解し、実態把握を行い、個々の支援を充実させることです。また、目標設定は具体的に行い、目標設定期間が短ければ短いほど具体性を持ち、長期目標の達成に向けて段階的に進むようにすることが求められます。
特別支援教育の推進計画第2期の基本理念は何ですか？
-特別支援教育推進計画第2期の基本理念は、障害のある児童、生徒1人1人の教育的ニーズに応じた教育を実施し、個々の力と可能性を最大限に発揮し、社会で自立して活躍できるようにすることです。
特別支援教育において、障害のある幼児、児童、生徒の人権への配慮とは何を意味しますか？
-障害のある幼児、児童、生徒の人権への配慮とは、適切な呼び方や言葉遣い、良好なコミュニケーションの取れ、苦手なことやできていないことではなくできること、得意なことを伸ばすという視点での指導を心がけることを意味します。
保護者への寄り添いとは、どのような姿勢が必要ですか？
-保護者への寄り添いには、保護者との信頼関係を築くこと、保護者と協力して子供を育てること、保護者の苦労に共感し、共に対応していく姿勢を示すこと、そしてしっかり聞く姿勢を取ることが必要です。
特別支援教育の推進において、地域の小中学校高校への関心を広げる理由は何ですか？
-特別支援教育は障害のある幼児、児童、生徒だけでなく、地域の小中学校高校にも関心を広げる必要がある理由は、全ての人々が生生と活躍できる強制社会の形成の基礎となるものであり、社会全体に関わる重要な視点だからです。
特別支援教育の推進計画で、障害のある児童、生徒に対してどのような取り組みが行われていますか？
-特別支援教育の推進計画では、障害のある児童、生徒に対して、小学校、中学校、高等学校などそれぞれの教育段階に応じた具体的な取り組みが行われています。これは、障害のある児童、生徒1人1人が自立し、社会で活躍するための力を身につけることを目指しています。
特別支援学校の教員として、特に大事にすべきことは何ですか？
-特別支援学校の教員として、特に大事にすべきことは、障害のある幼児、児童、生徒の人権への配慮、保護者への寄り添い、そして個々の生徒の将来を見据えて、適切な指導と必要な支援を行うことです。
Outlines
📚 特別支援教育の基礎と基本
教育庁指導部の魚谷由里氏が、初任者研修の特別支援教育の基礎と基本について話します。研修のキーワードは3つあり、研修終了時には参加者自身の考えや解釈を持っていけるようになることが目指されています。また、特別支援教育に関する法令や規則について触れ、特別支援教育の理念を説明します。特別支援教育は、障害のある幼児・児童・生徒の自立や社会参加を支援し、一人一人の教育的ニーズに応じた支援を行うことを目指しています。
🏫 特別支援学校の役割と取り組み
特別支援学校は、障害のある幼児・児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた教育を推進し、地域の特別支援教育のセンターとして機能します。専門的な知識や技能を活用して、個々の指導計画の作成や教育支援計画の策定などへの援助を行っています。また、特別支援学校の教員の専門性を向上させる役割も担っています。全ての学校で実施される特別支援教育は、小中学校等も含め、全ての教員が関わることが求められます。
👦 学校生活支援シートの活用と個別指導計画
学校生活支援シートは、教育保険、医療福祉などが連携し、児童生徒等を支援する継続的な計画です。入学時や新旧進学時の引き継ぎを確実に行うために活用され、支援の流れをつぐために重要です。個別指導計画は、実態把握と障害特性の理解を深めることで、個々の支援を充実させることができます。目標設定は具体的な、段階的なもので、長期目標の達成に向けて進めていきます。
🌐 強制社会の形成と特別支援教育推進計画
特別支援学校は、近隣の学校との交流や共同学習を推進し、障害のある子供の自律と社会参加を促進します。特別支援教育推進計画は、東京都で3段階に分けられ、発達障害教育の推進や学びの場の整備が行われています。特別支援教育の基本理念は、障害のある幼児・児童生徒の人権への配慮や保護者への寄り添いが重要です。
🤝 特別支援学校教員の大切なこと
特別支援学校の教員として、障害のある幼児・児童生徒の人権への配慮と保護者への寄り添いが求められます。適切な呼び方や言葉遣い、コミュニケーションの取れた指導、得意なことを伸ばす視点を大切にします。保護者との信頼関係を築くこと、共に子供を育てることへの協力を大切にし、保護者の苦労に共感し、共に対応していく姿勢を示すことが求められます。
Mindmap
Keywords
💡特別支援教育
💡教育基本法
💡学校教育法
💡自立と社会参加
💡個別の指導計画
💡学校生活支援シート
💡発達障害
💡福積制度
💡特別支援教育推進計画
💡コミュニケーションツール
💡人権への配慮
Highlights
教育基本法が平成18年に改正され、障害のある者が十分な教育を受けられるように支援が講じられるよう規定されました。
特別支援教育は、障害のある児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援する視点に立ちます。
特別支援教育は、障害の種類や程度に応じた特別な場での教育ではなく、全ての学校で実施されるようになりました。
特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒への教育だけでなく、強制社会の形成の基礎となるものとされています。
特別支援学校は、地域における特別支援教育のセンター的機能を発揮し、専門的な知識や技能を活用することが期待されます。
特別支援学校の教員は、発達障害を含む障害のある児童生徒等へのより専門的な助言が期待されています。
学習指導要領では、特別支援学校等の助言や援助を活用することが求められています。
東京都では、特別支援教育推進計画を3段階に分け、発達障害のある児童生徒への継続性のある指導支援が行われています。
特別支援教育推進計画では、障害のある児童生徒が自立し、社会で活躍するための力を身につけることを目指しています。
特別支援学校の役割は、特別支援教育のさらなる推進、地域の特別支援教育のセンター的機能の発揮、教員の専門性の向上にあります。
学校生活支援シートは、保護者や教育保険、医療福祉などが連携し、児童生徒を支援する継続的な計画です。
個別指導計画は、障害特性の理解を深めることで個々の支援を充実させ、目標設定は具体的に行うことが重要です。
特別支援学校の教員は、障害のある幼児児童生徒の人権への配慮を大切にし、適切な呼び方や言葉遣いが求められます。
保護者との信頼関係を築くこと、保護者と協力して子供を育てることが特別支援学校の教員に求められます。
特別支援教育の視点は、特別支援学校にとまらず、社会全体に関わる重要な視点です。
教育委員会は、特別支援教育推進計画を進め、障害のある子供と障害のない子供をつなぎ支え合って生きる社会の形成に向けた方策を目指しています。
特別支援教育は、全ての幼児児童生徒1人1人の将来を共に生きる社会を作るために重要な役割を担っています。
Transcripts
00:01先生方
00:02こんにちは私は教育庁指導部特別支援教育
00:07指導家指導主人魚谷由りと申します今回は
00:12初任者研修にあたり特別支援教育の基礎
00:15基本と題してお話しいたしますなおお示し
00:20するスライドは配布しております資料を
00:23解説するものですので資料と合わせてご覧
00:26くださいどうぞよろしくお願いいたします
00:34今回の研修のキーワードはご覧の3つです
00:38なぜこの3つがキーワードなのか研修の
00:41終わりでは先生方なりの考えや解釈が
00:45持てると良いと思っていますまた本日は
00:49日々の指導の根拠となる特別支援教育に
00:52関わる法令や規則等にも触れながら特別
00:56支援教育の基礎的基本的な考え方について
01:00説明し
01:01ますでは早速特別支援教育に関わる法令等
01:06を紹介しますこちらは主に特殊教育から
01:11特別支援教育への変革器が中心となってい
01:14ますがここでは赤字部分について少し触れ
01:19ますまず教育基本法は平成18年約60年
01:25ぶりに改正されまし
01:27たこれまでの教育基本法の普遍的な理念は
01:31大切にしながら時代の変化に合わせて改正
01:35された中にこちらの第4条教育の機械均等
01:40において障害のあるものがその障害の状態
01:44に応じて十分な教育を受けられるよう教育
01:48上必要な支援を講じなければならないと
01:51新たに規定されまし
01:53たそして平成19年の学校教育法等の改正
01:59では障害種を超えた特別支援学校に一本化
02:03することや特別支援学校は小中学校に在籍
02:07する障害のある児童生徒に対して適切な
02:11助言援助に努めることまたLDやADHD
02:17などの発達障害がある児童生徒等に適切な
02:21指導を実施することが規定されまし
02:25たそして平成19年の文部科学省の
02:30特別支援教育の推進についてではここまで
02:34の法改正の趣旨を踏まえ特別支援教育の
02:38理念として冒頭にお伝えした3つのキー
02:41ワードにかかることが示されてい
02:44ますまず障害のある児童幼児児童生徒の
02:48自立や社会参加に向けた主体的な取り組み
02:52を支援するという視点に立ち幼児児童生徒
02:561人1人の教育的ニーズを把握しその
03:00持てる力を高め生活や学習上の困難を改善
03:05または克服するため適切な指導及び必要な
03:10支援を行うものであるということ
03:13ですこれまでの特殊教育では障害の種類や
03:18程度に応じ特別な場で教育が行われてい
03:21ましたが特別支援教育では知的な遅れの
03:25ない発達障害も含めて障害による別な支援
03:30を必要とする幼児児童生徒が在籍する幼稚
03:34園小学校中学校高等学校中東教育学校及び
03:40特別支援学校の全ての学校で実施すること
03:43になりまし
03:45たそして特別支援教育は障害のある幼児
03:50児童生徒への教育にとまらず障害の有無や
03:54その他の個々の違いを認識しつつ様々な
03:59人々が生き生きと活躍できる強制社会の
04:02形成の基礎となるものであり我が国の現在
04:06及び将来の社会にとって重要な意味を持っ
04:10ているということ
04:12です平成19年と言うと今から15年以上
04:17前ですから学校生活の大半をこの特別支援
04:21教育の理念の下で過ごされてきた先生方も
04:24いらっしゃると思い
04:27ますこの平成19年を境いに特別支援教育
04:31は全ての学校を対象とし障害の生むに
04:35関わらず全ての人々が生生と活躍できる
04:39強制社会の形成の基礎となるものである
04:41ことが社会全体に認知されるようになり
04:45ましたそういう意味ではこの通知は非常に
04:49重要であると言え
04:52ます次に資料右上の特別支援学校の役割に
04:57ついてお話いたしますさて文部科学省通知
05:02特別支援教育の推進についてでは特別支援
05:06学校の取り組みについて3点の役割を示し
05:09てい
05:10ます1つは特別支援教育のさらなる推進
05:15です特別支援学校の制度は障害のある幼児
05:19児童生徒1人1人の教育的ニーズに応じた
05:23教育を実施するものでありその趣旨からも
05:27これまでの各特別支援学校における特別
05:30支援教育の取り組みをさらに推進しつつ
05:34様々な障害者に対応することができる
05:37体制作りや学校間の連携などを一層進めて
05:41いくことが重要
05:43ですまた特別支援学校は地域における特別
05:48支援教育のセンター的機能の発揮という
05:51重要な役割を担ってい
05:53ますこれまで蓄積した専門的な知識や技能
05:58を生かし地域における特別支援教育の
06:01センターとしての機能の充実を図るために
06:05幼稚園小学校中学校高等学校等の要請に
06:09応じて発達障害を含む障害のある幼児児童
06:13生徒のための個別の指導計画の作成や個別
06:17の教育支援計画の策定などへの援助を含め
06:22その支援に努めることが大切
06:25ですそして特別支援学校の教員の専性の
06:30向上を図る役割もあります特別支援学校は
06:35在籍している幼児児童生徒のみならず小中
06:38学校等の通常の学級に在籍している発達
06:43障害を含む障害のある児童生徒等の相談を
06:46受ける可能性も広がると考えられるため
06:50様々な障害者についてより専門的な助言
06:55などが期待されてい
06:56ます地域における特別支援教育の中核とし
07:00て特別支援学校の教員の専門性のさらなる
07:04向上を図ることが重要
07:07です全ての学校において実施するという
07:11ことは特別支援学校だけではなく小中学校
07:15等も含めて全ての教員が関わるということ
07:18です学習指導要領では障害のある児童など
07:22への指導等について特別支援学校等の助言
07:27または援助を活用とあります
07:30これは特別支援学校のセンター的機能の
07:33役割を述べています特別支援学校は特別
07:37支援学校の教育のみを行うのではなく地域
07:41の小中学校へ支援も求められています先生
07:45方の学校にも特別支援教育
07:48コーディネーターがいらっしゃると思い
07:49ますので機会がありましたら日頃どのよう
07:53な支援を行っているのか聞いてみて
07:57くださいまた適切指導支援として小中学校
08:02においても障害のある児童生徒に対して
08:05関係機関との連携を図り個別の教育支援
08:09計画を作成し活用することを務めるととも
08:13に個別の指導計画の作成と活用に努める
08:18こととあります務めることと努力目標とさ
08:22れているのは通常の学級に在籍している
08:25障害のある児童生徒に対してです
08:30特別支援学級に在籍する児童生徒や通級に
08:33よる指導を受ける児童生徒については個別
08:36の教育支援計画や個別の指導計画を作成し
08:41効果的に活用するものとすると示しており
08:44全員必ず作成することが規定されました
08:49特別支援学校においてはもちろん全員に
08:52ついて作成されていますここでこの2つの
08:56計画について少し説明します
09:00初めに東京都では平成26年から教員や
09:05本人及び保護者にとって親しみやすく作成
09:10活用の意義や役割がイメージしやすいよう
09:13に個別の教育支援計画の名称を学校生活
09:18支援シートに改めました個別の指導計画は
09:22個別指導計画としてい
09:25ますご覧いただいている図は学校生活支援
09:29シートの活用により一貫性のある支援を
09:32充実させ支援をついでいくイメージです
09:36支援の流れをつぐために学校生活支援
09:39シートの充実と活用が大切
09:43です学校生活支援シートは保護者教育保険
09:48医療福祉等が連携し児童生徒等を支援して
09:53いく継続的な計画です教育保険医療福祉等
09:58が行ってき支援の情報を共有し入学時や
10:03新旧進学時の引き継ぎを確実に行うための
10:07ものです児童生徒等が入学や新旧などで
10:11不安を抱いたり混乱したりすることがない
10:15ようにスムーズに支援や関わり方を
10:18引き継ぐことが大切でありそのために活用
10:21されるのが学校生活支援シートになります
10:25対象となるジド生徒の年齢とともに学びの
10:29場や関わる人は変わったとしても支援の
10:32流れを着実についでいくことが大切
10:36です学校生活支援シートは作成すれば良い
10:40か悩むこともあるかもしれませんが先生方
10:431人1人が支援の流れをつなぐ重要な役割
10:47を担っていることを忘れずに児童生徒の
10:50将来を見据えながら作成活用進めて欲しい
10:54と思い
10:55ます次に個別指導計画についてです
11:00作成において大切なことは実態把握です
11:04さらには障害特性の理解を深めることで
11:07個々の支援を充実させることができます
11:11また目標設定は具体的に行うことが重要
11:15です目標設定期間が短ければ短いほどより
11:19具体性を持たせ図にあるように具体的で
11:23段階的な目標設定をして長期目標の達成に
11:27つなげていってください
11:30ここで具体的な指導の工夫についてご紹介
11:33します写真は小学部の教室です見通しを
11:38持ちやすく主体的に行動できるよう児童の
11:41実態に合わせて教室教育環境を物理的に
11:45構造化しています個別に学習するスペース
11:50集団で学習するスペースが分かれています
11:53個別の棚には何をどこに置くのか決められ
11:56ており引き出しにはイラストの表示を
11:59つつけるなどの工夫がされてい
12:02ます1日の予定や授業内での学習の内容を
12:07イラストや文字で示しています各クラス
12:11児童生徒に合わせて担任が工夫して作成し
12:14使用していますまたコミュニケーション
12:18ツールとして音声の指示より資格的な指示
12:21が分かりやすい子供たちに向けてまた児童
12:25生徒からの発信を増やすために
12:27コミュニケーションブックを作成し使用し
12:30てい
12:31ます相手に伝えることができたという成功
12:34体験を積み重ねコミュニケーションの力を
12:37伸ばせるようにしてい
12:39ます次に資料の中断左側部分強制社会の
12:44形成のための取り組みについてです特別
12:48支援学校においては近隣の小学校中学校
12:52高等学校との交流及び共同学習のさらなる
12:56充実を図り障害のない生徒との学習の機会
13:00を設けとに尊重し合いながら共同していく
13:05態度を育むようにすることが大切です障害
13:10のある子供の自律と社会参加を促進すると
13:13ともに社会を構成する様々な人々ととに
13:17助け合い支え合って生きていく強制社会の
13:21形成のためには交流及び共同学習を推進し
13:25ていくことが重要です特に児童生徒の経験
13:31を広げ積極的な態度を養い社会性豊かな
13:36人間性を育むために学校の教育活動全体を
13:40通じて交流及び共同学習を計画的組織的に
13:46行うことが大切
13:48です福積制度とは都立特別支援学校の
13:53小中学部に在籍する児童生徒が居住する
13:57地域の区市長存立小中学校に福次的な席を
14:01持ち直接的な交流や間接的な交流を通じて
14:06居住する地域とのつながりの維持継続を
14:09図る取り組みのことです原則として都立
14:14特別支援学校の小学部中学部に在籍する
14:18全ての児童生徒が福積を持つこととしてい
14:21ますと教育委員会では福積制度が障害の
14:26ある子供と障害のない子供をつなぎ
14:29支え合って生きる社会の形成に向けた方策
14:32の1つとしてさらに充実発展することを
14:36目指してい
14:37ますさて平成26年以降の法令等に関わる
14:41事項をまとめましたここからは障害社権利
14:45条約の批准以降の国及び東京都の動きに
14:49ついて説明し
14:51ます東京都では東京都特別支援教育推進
14:56計画第2期について第1次実施計画から第
15:003次実施計画までの3段階に分けています
15:05第1次実施計画では知的障害特別支援学校
15:09の適正規模適正配置を進めるとともに発達
15:13障害教育推進のため都内公立小中学校の
15:17全校に特別支援教室を導入してきました
15:21また都立都立高校等においても国の通級に
15:26よる指導の制度化を踏まえ校での検証を
15:30行い導入に向けた準備を進めるなど学びの
15:33場の整備をしてきまし
15:36た基本理念はご覧の冊子及びスライド資料
15:40に示している通りです冊子は各校に配布さ
15:45れていますので確認してみてください
15:48またと教育委員会のホームページにも掲載
15:52されてい
15:53ます特別支援教育推進計画第2期の基本
15:58理念のの実現に向け施策についてはこちら
16:02で示した4つの方向性に沿って進めていく
16:05こととしてい
16:07ます特別支援教育推進計画第2期の3つの
16:12柱についてはここに示した通りですこの3
16:17つの柱の内容は特に今回の推進計画で重要
16:22とされている事項ですので抑えておいて
16:26ください次に資料右中央部分の小学校中
16:31学校及び都立高校等における発達障害教育
16:35の推進についてです当教育委員会では発達
16:39障害のある児童生徒に対して切れ目なく
16:43継続性のある決め細やかな指導支援が行わ
16:46れ児童生徒1人1人が自存勘定を培い
16:51ながら社会で活躍するための力を身に
16:54つつけることを目指す将来像としています
16:57スライドでは小学校中学校都立高校等
17:02それぞれの具体的な取り組みについて示し
17:05てい
17:09ますそれでは特別支援学校の教員として
17:13特に大事にしたいことについてお話しし
17:16ます資料株に2点示しまし
17:20たまず障害のある幼児児童生徒の人権への
17:25配慮について
17:27です人権への配慮の観点として4点
17:31スライドに示しまし
17:33た児童生徒等に対し適切な呼び方をしてい
17:38ます
17:39か言葉遣いは適切です
17:42か児童セトと良好なコミュニケーションが
17:46取れているか苦手なことやできていない
17:50ことではなくできること得意なことを
17:53伸ばすという視点で指導しているでしょう
17:57かスライドに示した内容はもちろん
18:00毎年先生方には人権教育プログラムが配布
18:05されています児童生徒等の指導の差に参考
18:09にして
18:11くださいもう1点は保護者の心情への
18:14寄り添い保護者等との応対について
18:18です障害のある子供を育てるということは
18:22日々の子育ての苦労と合わせて障害がある
18:26ため苦労もされていることによりことが
18:29大事ですまた子供の障害を需要するという
18:34ことは特別支援学校に在籍する保護者に
18:37とっても容易なことではありませ
18:40ん保護者の方への接し方として保護者との
18:44信頼関係を築くこと保護者と協力して子供
18:49を育てることを大切にしていただきたいと
18:52思い
18:53ます先生方には保護者の今までの子育ての
18:57苦労に共感し
18:59保護者と共に対応していく姿勢を示すこと
19:03必ず子供の良さを確認し合うことから始め
19:07しっかり聞く姿勢を取ることを念頭に置き
19:11子供たちのためにという視点で接して
19:14いただきたい
19:18ですそれでは初めに示した3つのキー
19:21ワードについて先生方なりの解釈はできた
19:25でしょう
19:26か個別指導計画や学校生活支援シートに
19:31基づき適切な指導と必要な支援を行う特別
19:36支援学校だけではなく地域の小中学校高校
19:40へも関心を広げて実施する障害ノームを
19:44問わず全ての幼児児童生徒1人1人の将来
19:49共に生きる社会を
19:51作る先制方はその一躍を担ってい
19:55ますこれからの東京の教育を支え作り上げ
19:59ていくのは先生方お1人お1人です特別
20:04支援教育の視点は特別支援学校にとまらず
20:08社会全体に関わる重要な視点ですその着替
20:12や誇りを持ってそれぞれの得意なことや
20:16能力を存分に発揮して欲しいと思い
20:19ます私たちも先生方をしっかりと支えて
20:23いきますので健康に留意し身近な先生に
20:27相談しながら頑張ってください先生方の
20:31これからのご活躍を期待しており
20:34ます以上で私からの説明を終わります
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