【落合陽一】人類に“呪い”?進化という言葉に要注意!生物学では「進歩や発展」を意味しない!『優生学』の根源、ダーウィン進化論が競争社会と結びついた理由、人種差別の原因を調べられない「ヤバすぎる」ワケは

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27 Jun 202417:45

Summary

TLDRこのビデオスクリプトは、進化の概念とその歴史的誤解を掘り下げています。ポケモンの進化が生物学者を怒らせた理由や、進化論が社会に与えた誤解と影響について触れています。チャールズ・ダーウィンの主の期限を通じて、進化の盲目的、進歩ではない変化プロセスを解説し、ラマルクの進化説との対比を描いています。さらに、進化論が社会構造に与える影響、特に優性学と人種差別との関係を考察しています。

Takeaways

  • 📚 ポケモンの進化という言葉は生物学者からすると古い進化の用法であり、現代の生物学的意味とは異なる。
  • 🔍 進化という言葉は17世紀の用法で、現代では進化の意味が変わっており、生物学的に見ると異なる概念とされる。
  • 🤔 進化とエボリューションという言葉には微妙な違いがあり、ポケモンの進化は遺伝子改変を意味するものとされる。
  • 👴 チャールズ・ダーウィンは進化論を提唱し、生物が共通の祖先から変化してきたと主張した。
  • 📖 ダーウィンの「物种起源」は進化論を確立し、自然選択を進化の主要プロセスと位置付けた。
  • 🌐 進化は進歩や発展ではなく、方向性のない盲目的な変化であり、進歩主義的な解釈は誤りとされる。
  • 👨‍🏫 ラマルクは進化を目的論的に捉え、生物が必要な性質を獲得するように変化すると主張した。
  • 🚫 ダーウィンは進化に方向性を持たない考え方をしていたが、社会の進歩観念と結びつけられ、誤解を招いた。
  • 🧬 優性学は進化論を誤った方向に利用し、人種差別や社会統治の根拠とされてきた。
  • 🌏 人種差別は優性学と結びつき、20世紀に人種という概念が定着し、人間の価値を比較する根拠とされた。
  • 🔬 現代では進化論は人種差別の根拠とはされず、生物学的に人種は存在しないとされ、文化や社会的に作られた概念と認識されている。

Q & A

  • ポケモンの進化と生物学における進化の違いは何ですか?

    -ポケモンの進化は一瞬で外部的な刺激で進化するという点が、生物学における自然進化と異なります。生物学的進化は自然選択などのメカニズムを通じて徐々に進化を遂行するプロセスです。

  • 進化の概念がどのように変遷してきたか説明してください。

    -進化の概念は17世紀の単純な変化から、ダーウィンの時代に至るまで進歩的な方向性を持っていた考え方だったが、現代の生物学では方向性を持たず盲目的な変化であると認識されています。

  • ダーウィンの「物种起源」で提唱された進化の主要なプロセスは何ですか?

    -ダーウィンの「物种起源」では、自然選択が進化の主要なプロセスであると提唱されました。

  • ラマルクの進化説とは何ですか?

    -ラマルクの進化説とは、生物が目的を持って変化し、必要とされる性質が発達し、不要な性質が衰えるという考え方です。例えば、キリンの首が長いのは葉を食べるための努力からだと考えた例が有名です。

  • 進化論と優性学の違いは何ですか?

    -進化論は自然選択による生物の進化を述べる理論ですが、優性学は人為的な選択によって人間の性質を改善しようとする考え方です。進化論は自然現象を、優性学は社会政策や人種改良を対象としています。

  • ポケモンの進化を生物学者の立場からどう捉えればよいか説明してください。

    -生物学者の立場から見ると、ポケモンの進化は生物学的な進化とは異なる概念であり、遺伝子改変のような突然の変化を意味する場合を除いて、一般的に受け入れられません。

  • 進化と進歩の違いは何ですか?

    -進化は生物が環境に適応するため変化を遂げるプロセスであり、進歩はそれらの変化がより良い方向に向かっていることを示します。しかし、現代の生物学では進化は盲目的であり、進歩的な方向性を持たないとされています。

  • ダーウィンの「物种起源」の出版によりどのような影響が生じましたか?

    -「物种起源」の出版により、生物の進化は神による創造ではなく、自然現象として理解されるようになり、自然科学の基礎を大きく変えました。

  • ナチスが進化論をどのように利用したか説明してください。

    -ナチスは進化論を人種優劣の根拠として利用し、優れた人種が劣った人種を排除するべきだと主張しました。これは進化論の誤解や曲解による危険な応用例です。

  • 人種差別の起源は何ですか?

    -人種差別の起源は20世紀初めに優性学と結びついた概念であり、生物学的に人種があるという根拠はなく、社会構造や政治的需要に基づく考え方です。

  • 進化論が社会に与える影響として何が挙げられますか?

    -進化論は科学的な理解を深める一方で、誤解や曲解により人種差別や社会达尔ウィン主義などの否定的な応用にもつながり得ます。

Outlines

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😀 進化論と社会思想の葛藤

この段落では、ポケモンの進化がなぜ生物学者に怒りを買うのかが議論されています。進化論の歴史的な誤解と、ナチス思想との関連について触れています。また、進化論の現代の理解と、進化が進歩や発展を意味するものではない点について説明しています。

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🤔 ラマルク主義とダーウィンの進化論の対比

ラマルク主義の目的論的な進化観と、ダーウィンの自然選択に基づく進化論が対比されています。ラマルクの進化観は目的を持っているように見えたが、ダーウィンは進化に方向性を持たないと考えていた。この違いが、進化論の理解に与える影響について述べられています。

10:01

🔬 進化論の社会的な利用と誤解

進化論が社会構造や人種差別の根拠として誤用された歴史が語られています。優性学の考え方と、進化論が権力者によってどのように利用されたかが解説されています。また、進化論の誤解が頻発する現代においても、その危険性について警告しています。

15:02

🧬 進化論と人種差別の歴史的観点

人種差別の起源と進化論との関係について深く掘り下げています。人種という概念が20世紀に形成され、優性学と結びついた経緯が追われています。また、文化人類学者と生物学者の間で起こった論争や、人種差別の社会的な根拠としての進化論の誤用が議論されています。

Mindmap

Keywords

💡進化

進化とは、生物が長い時間の経過と共に遺伝的な変化を経て新しい種へと変化するプロセスを指します。このビデオでは、進化の概念がポケモンの進化と生物学的な進化との間には大きな違いがあると示唆され、また進化の誤解や誤用につながる過去の考え方にも触れています。

💡エボリューション

エボリューションは、進化の英語名であり、生物が自然選択や遺伝的変異を通じて進化するプロセスを指します。ビデオでは、エボリューションと進化の微妙な違いについて触れており、エボリューションは発展や進歩を意味する言葉と混同されることがあると指摘しています。

💡自然選択

自然選択は、チャールズ・ダーウィンが提唱した進化のメカニズムで、有利な変異を持つ個体が生存しやすくなり、その特性が次の世代に伝えられることを指します。ビデオでは、自然選択が進化の中心的な役割を果たしていると強調されています。

💡適者生存

適者生存は、自然選択の結果、最も適した個体が生き残ることを指す言葉で、ビデオではダーウィンの進化論と社会進歩の間の誤った結びつけに使われる例として紹介されています。

💡ラマルク主義

ラマルク主義は、ジャン=バティスト・ラマルクが提唱した進化論で、生物が習得した特性を遺伝できるという考え方です。ビデオでは、ラマルク主義が誤りであり、実際には自然選択が進化を決定する要因であると述べています。

💡優性学

優性学は、人間の良質を増やし、悪質を減らすことを目的とした社会運動や思想であり、ビデオでは、優性学が進化論を誤った方向に利用した例として取り上げられています。

💡人種差別

人種差別は、人種に基づく偏見や差別行為を指し、ビデオでは、優性学と人種差別の関係について触れており、人種概念が20世紀初めに形成され、その後の偏見につながったと説明しています。

💡ポケモンの進化

ポケモンの進化は、ビデオの冒頭で触れられており、生物学者の間で混乱を招く表現とされています。ビデオでは、ポケモンの進化が実際の生物学的進化と異なる点について議論されています。

💡進歩

進歩は、ビデオで進化と混同されることがある概念で、一般的に社会や文化の向上を意味します。ビデオでは、進歩と進化の違いについて説明し、進歩は進化とは別の概念であると述べています。

💡ダーウィン

チャールズ・ダーウィンは、進化論の父と呼ばれる自然科学者で、ビデオでは彼の進化論がどのように社会や科学に影響を与え、また誤解されることがあるかについて語られています。

💡ナチス

ナチスは、第二次世界大戦前にドイツを支配した極右政治勢力であり、ビデオでは、ナチスが優性学的な考え方を採用し、進化論を誤った方向に利用した例として紹介されています。

Highlights

ポケモンの進化という言葉が生物学者に怒りを買う理由は、古くからの進化の用法によるもので、現代の生物学的意味とは異なる。

進化という言葉は17世紀の言い方で、現代では異なる意味を持つ。

ナチスによる優性思想は否定されているが、復活の危険はある。

進化の考え方は、人類の歴史の中で常に変遷している。

チャールズ・ダーウィンは進化論を確立し、生物の共通祖先からの変化を提唱した。

進化は進歩や発展ではなく、方向性のない盲目的な変化である。

ダーウィンは進化の主なプロセスとして自然選択を提唱している。

進化の呪いは、進歩を意味する進化せよという誤解を指している。

エボリューションと進化は微妙に異なる言葉で、エボリューションは展開や進歩を含んでいる。

ポケモンの進化は、遺伝子改変を意味する場合があるが、これは進化とは異なる。

ラマルクの進化論は目的論的で、生物が目的を持って変化するという考え方だった。

ダーウィンは進化に方向性を持たない考え方をしていたが、後に進歩という言葉が増えた。

ゴルトンの実験はラマルクの進化論を否定し、自然選択説を支持した。

優性学は進化を人為的に操作することを目的としており、社会的な問題を引き起こした。

人種差別は優性学と結びついて、人種という概念が形成された。

文化人類学者と生物学者の間で優性学に関する論争があり、文化人類学者は負けた。

医学の発展が人間を弱くしているという優性学的な意見が存在した。

アルコールを飲めない遺伝子が広がった例が、自然選択の現象を示している。

Transcripts

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ポケモンの進化って言ってあれ生物学者が

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激怒するいつもいつもパターンですねいつ

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もパターンなんですけどあれは古い進化の

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用法でつまり17世紀の言い方ならば進化

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小金和手だとかそういうレベルで使ってた

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言葉だと思えばそれは進化でいいんです

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けどでも現在の生物学的な意味で言うと

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それは違うナスがやったことの反省から

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優勢思想は強烈に否定されていますが復活

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する危険はありますかえっと古い古典的な

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はい優勢思想はま頻繁に復活してますねだ

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から考え方と非常に古くてもう2000年

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というあの歴史を持ってるわけですから

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そんな簡単にナチスので終わりっていう

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ことにはならないだろうと思いますまこれ

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人間のなんか宿命みたいなものとして

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ずっと引き継いてくると思いますあの主の

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期限ってあのやばい本であまりお勧めし

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ないんですねあのよく進化のことについて

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知りたければまずダウンの主の企業を読み

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なさいって言うんですけど私絶対お勧めし

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なくてえっとま理由は色々あるんですけど

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1番大きな理由は

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[音楽]

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今日は進化について色々考えていきたいと

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思いますのでそれにぴったりのゲストに来

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ていただきましたえ千葉さ先生です

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[拍手]

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どうぞはいどうもよろしくお願いします

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初めましてプロフィールからご紹介します

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え東北大学東北アジアえ研究センター教授

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東北大学大学院生命科学研究家教授え専門

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え進化生物学遺伝学生体学などでござい

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まして主な著にえダーウィンの呪いやえ片

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に進化と螺旋の物語進化の軽現代のダウン

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たちのの物語などがございますというわけ

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でえスライドでちょっと進化にせてやって

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いきたいと思いますデデンとはいえ

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チャールズダーウィンは皆さん色々

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ダーウィンの話あのちっちゃい頃から読ん

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でるかなと思うんですが1859年に主の

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期限を出版しますこれが新カロを確立し

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生物がその石勢になったと教科書ではなん

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かよく言われてるような気がしますねはい

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生物の主は神が想像したものではなくえ

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共通祖先から文化敗戦したきたもので常に

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変化するえ主はえ的な実態でなくカや族

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など同じえ形のギャップで指的に区分さ

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れる変異グループに過ぎないとえそうした

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変化を引き起こした主要なプロセスは自然

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選択であるっていのがダーウィンが提唱し

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たシカの中に入っていることでさあ次行っ

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てみましょうはいとえでこれは3つの首相

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に基づくと生物の進化は何らかの目標に

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向う進歩ではなくえ方向性の内盲目的な

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変化である進化は進歩でも発展でもない

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進化という言葉を使った最初に使ったのは

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ダーウィンではないというのがはいあの

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ところでさてじゃあちょっと行ってみ

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ましょう皆がかけられてる3つの呪いエえ

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進化の呪いえっと進歩せよという意味の

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進化せよっていう言葉だと思われているえ

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闘争のれ生き残りたければ努力して戦いに

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勝てと意味を意味する適者生存えっと生存

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闘争という言葉ですねダーウィンの呪い

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えとこれは自然の事実から導かれた人間

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社会も支配する規範だから不満を言ったり

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逆ったりしても無駄だということを意味

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するというがそれに大臣がそう言っている

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と捉えてしまうというのがま3つ呪いとし

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てあの千葉先生の個ジシの中にえっと出て

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くるのですがエボリューションと進化って

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なんか微妙にニア違うような気がするん

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ですけどどう思そうですねえっと微妙に

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違いますねただエボリューション元々

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えっとこういうこういう巻いてるやつを

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そうエボエボルはいはいこうこうこう広げ

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るってはいエボルエボルブしたなんかこ

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はいエボルブのちょっとこうあのくるくる

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くるって感じはいうわーっとこう巻き物を

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こう広げるっていうイメージなんでまから

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だからこうなんか展開していくっていうな

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んですけどだからまそれを進むといえば

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はいま進化という役はまあいいかもしれ

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ないとは思うんですがただ元々

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エボリューションていう言葉も発展だとか

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それから展開進歩というプログレスと

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かなり近い意味もあるので元々そういう

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意味だったんですねうんで発生だとか

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さっき言いましたけど発生だとか変態だと

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かそういったそういったあの生物の

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プロセスですねだから要するにポケモンの

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進化っていう言ってあれ生物学者が激怒

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するいつもはいいつものパターンですね

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いつもパターンなんですけどあれは古い

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進化の報ではいええっと護古典的な言い方

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だから原始的原始的って言いたらおかしい

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なうん祖先的な言い方なんであの間違いと

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は言えないああ確かにでもなんか今最初の

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定義に戻ってポケモンが進化するって言っ

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たらいきなり遺伝子改変のなんかを

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打ち込まれてあの1個前文化前と遺伝的

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形態が異なってしまったことになってたら

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それは進化ですかねいやえっと古い言い方

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では進化つまり17世紀の言い方ならば

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進化要するにあの金だとかそういうレベル

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で使ってた言葉はいをだと思えばそれは

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進化でいいんですけどでも現在の生物学的

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な意味で言うとそれは違うなるほどえっと

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今日はえっと進化と出来た生存はどこから

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とかシカロの解釈とか変遷とか呪いを放置

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する危険性とかですね幅広いえとお話をし

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ていこうかなと思いますよろしくお願いし

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ますはいよろしくお願いしますまずは

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えっと進化適者生存のお話多分さっきの

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ダーウィンのお話がなのかなと思うんです

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けれどもなんかえっと19世紀に言われて

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から20世紀の社会を作ってくのにそれが

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受け入れられてきた歴史ってどんなものな

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んでしょうねっていうのがちょっと気に

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なってるえっとダウの考え方から言うと

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はいえっと進化っという考え方自体はダの

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以前にもすでにある程度受け入れられてい

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てはい多くのケースはあのある目的に

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向かって変化していく例えば人間が発生

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だったらあの大人に子供から大人に向かっ

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て何かこうある方向を持って変化するよう

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に見えるじゃないですかそれと同じように

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生物もえっと単純なものから人間最終的に

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人間になるでま人によっては神にみたいな

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形で方向を持って変化するて考えてたわけ

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ですねで典型的なのがラマルクでフランス

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のあのえっと生物学者ですけどあの生物は

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なんか合目的的に目的を持ってどんどん

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変化しててあの古典的な非常に例えでま

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よく昔の教科書に出てきたやつでキリの首

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が長なぜ長くなったかっていうやつで首は

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あの高いとこにある葉っぱをあの食べよう

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と努力するからどんどん首が伸びていくん

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だとでえっとその時にあの必要とされ性質

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はどんどんあのあの発達していって必要の

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ない性質はどんどんえ衰えていくっていう

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考え方を取ってたんですけどこれラマルク

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というやつなんですけどまあの19世紀の

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初めにはそういうラマルクの考え方で生物

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の進化を考えるっていうのもあったんです

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はいでえそういうのをあの

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エボリューションと呼んでる人たちもい

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ましたうんでところがえっとダウは非常に

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ひねくれていてそのエボリューションと

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いう言葉を使わなかったんですねなるほど

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自分の考えたのはエボリューションじゃな

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いって思ったわけですなんていう説明して

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たえっとトランスミューテーションていう

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あトランスミューテーションあなるほどだ

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ダビはそれはやだったのでトランス

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ミューテーションていう言葉を使ってエボ

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エボルブっていう動詞系であの主の期限の

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1番最後のとこに使うんですけどそれ以外

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一切使わなかったんですねああなるほどで

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というのはダーウィンは多分違う自分の

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考えてたのは違うんだと思ってたからだと

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思うんですねうんうんでえっとそういう

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意味ではダーウィンの考え方っていうのは

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そういうえっと1方向目的を持って

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どんどん変化していくっていうものではな

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いっていうのが彼の最初の考え方だったん

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ですなるほどで主の期限の前にあのダウン

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の本って結構あの色々と読み方が難しくて

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うんえっとダあのいろんな過去にいろんな

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研究者が研究してるのであの主の期限って

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あのやばい本であまりお勧めしないんです

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ねあのよくよく進化の本を進化のことに

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ついて知りたければまずダーウィンの主の

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企業を読みなさいって言うんですけど私は

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絶対お勧めしなくてうんあれはあのあれ

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読むと進化のこと分かんなくなっちゃうっ

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ていうやばい本ではいえっとま理由は色々

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あるんですけど1番大きな理由はあの本で

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使ってる言葉っていうのが今の言葉と違う

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んでああなるほど生物学の知識のある人が

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読むとなんじゃこらになっちゃうし生物学

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の知識のない人が読むと全然間違った生物

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の知識を得てしまうっていうので良くない

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本なんですけど一周してから帰って表制が

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できないと読めないってことそうですで

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言葉もあのこの言葉を使ってるけどこの

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言葉の意味は何だろうって1つ1つ文脈を

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読んで見ながらあの解釈しないといけなく

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て非常に面倒なのでだからいろんな読み方

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あるんですねだから今までいろんな人たち

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がその読み方をこう読むべきだこう読む

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べきだって言って色々とこう議論してきて

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で一応今あのスタンダードなこういう風な

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読み方が妥当なんじゃないかっていうので

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今大体

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え受け入れられてる考え方がダーウィンは

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方向性を持つような進化っていうのは考え

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てなかったうんうんうん要するにあの

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ランダムにえ環境に環境が変わればあの

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よりあの有利な性質が変わっちゃううんだ

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から絶対的に待機的に有利な性質ってのは

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ないで条件によってどんどん変わるとで

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そういうとにかく多様性が高まっていくっ

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ていうそういう過程はあるけどその何が

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優れていて何が劣っているっていうなそう

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いうものではないと考えてたっていうのが

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つまり進歩ではないって考えてたのが現在

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の解釈ですなるほどなるほどだそれがなぜ

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今そういう風に進歩に捉えられてかそれが

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競争社会と結びついたかていうと当時の

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イギリスのやはりあの社会があのそういう

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もの好む社会だったというのが非常にき

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要するにプロテスタントのあそうそう考え

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方にガチしてたとでかつ産業革命とかが

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あったりするとえっと投資を入れて投資の

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利潤をあのなんだ投資家の方に返す理由が

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うまく必要ことですよねはいそうですで

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それにダーウィンをあの逆にダーウィンが

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またそれを利用したんですねあやっぱり

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ダーウィンは人間なので自分の方が売売れ

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てほしいし自分の考え方がやはりみんなに

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広まってほしいなるうんだからあの社会に

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警語したところがあるという風に考えられ

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てますだからダウのあの主の期限は反を

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重ねていくんですけどもそのたびに

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どんどん内容が変わっていってはいで

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だんだん進歩ということプログレスという

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言葉が増えてくるんですねま最初の方には

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もちろんプログレスという言葉何度か出て

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きてはい言はいるんですがその言葉が

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どんどん増えていってでさらにあの

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ラマルクの考え方をさらに最初にもあの

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気配はあるんですねよ不要なんて言葉を

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使ってるんであるんですけどもその頻がど

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高くなっていて最終的にはほとんどラ

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マルキズの指示者になるんですけどえっと

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パン説って言ってラマルキズの考え方を

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思いきり提唱するようなるんですけども

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はいところがあのゴルトンフランシス

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ゴルトンっていうあの従子がいてでこれ

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この糸がダーウィンを進数してたので私が

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やりますつって実験しますつって

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ダーウィンと相談してウサギ捕まえてきて

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実際にあのジェミールっていうやつは血液

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の中身通ってるわけだからそれ移せばある

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個体から別の例えば黒いウサギから白いウ

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に映せば白いウサギの子供は黒くなるはず

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だって言って実験したんですねそしたら

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あの全然白いウサギの子供は白くてその

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ダウの考え方は否定されちゃったんですね

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でゴルトンが調子に乗ってそれを

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ネーチャーにあのダウの考え間違ってまし

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たって論文書いたらダウが激怒してほんで

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ほんでそんなそのあのこの実験でそんな

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ことはわかんねえとか言ってあの激怒した

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のでゴルトンはあのすいませんつって謝っ

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てあのもうそれ以降あのそれには触れ

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なかったんですけどしかしゴルトンはもう

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その時点であのラマルキズは間違いだって

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ことは分かったんですねうんで自然選択で

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生物は進化していくんだっていう風に理解

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したのでさらに彼は自然選択によって

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起きる進化が進歩ではないって分かってた

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んですねうん進化は進歩ではないラ

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マルキズなら進歩になりうるはいしかし

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ラマキズムが間違っている以上進歩には

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ならないということは放置しとくともしか

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すると条件によっては人間はダメにな

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るって考えたんですねうんつまり常に人間

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は自然選択をかけてはい好ましい性質をえ

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維持しておかないと子孫がどんどん

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どんどんダメになるって考えたんですはい

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そこで彼が到達したのが優性学ですああ

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つまり優性学ってあのえっとよく進化は

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進歩だと考えると優性学に繋がりがちだて

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いう風に思いがち思うんですけどそう全然

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違うパスできてるんですねそうです違うん

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ですねなるほどね実際当時のイギリスでは

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あのまイギリスは今ま今は違いますけども

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当時は非常非常にあの厳しい階級社会で

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いわゆる中産階級が出てきてで一方あの

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労働者階級があってで労働者階級がしかも

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子供の数が多いんですよはいであの中産

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階級は子供の数が少ないんですねそうする

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とこのままだと労働者階級ばっかりになっ

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てあの中産階級がいなくなって集団と全体

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としてあの性質が劣れるってあの心配した

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わけですはいだからあのえ労働者階級の

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子供作らせないようにとかそれから

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あのなんか試験をやってはいそうで試験で

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高得点のや同士をあの結婚させるとか

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なんかそういったいわゆる優性学的なこと

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を考えてで自然選択っていうか人選択です

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けどそれをかけて人間のあの性質を向上さ

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せようという風に思っちゃったとこれが

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あの優性学の根源ですなるほどなるほどね

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なんかそれが進化って説明をしたりすると

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なんか都合のいい言葉に聞こえるので

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なんか社会の統治機構として権力者がよく

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使うっていうフェーズにおそらくその19

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世紀後半から20世紀ずっと使ってきたん

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だと思うんですがなんかそれはなんかまあ

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人間の人間社会にとってえっと少数の権力

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構造を維持するのに都合良かったからかな

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のかそのその辺をもっと深ぼって今話し

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たいなと思うんですけど

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えっとダウンのダーウィニズムの考え方を

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権力者が利用する場合っていうのはもう1

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つ別のあのパターンがあってはいそれは何

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かていうと要するに権力者にとって重要な

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のは国家の維持であって秩序の維持なん

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ですけどその場合国家同士の競争でよりえ

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強力な国家があの進化していくとで戦争

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やって滅びる国ってのはどうせそのあの

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弱い国であの自然の

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えまあの生物に置き換えるならばそういう

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生物は過去どんどん絶滅していったわけだ

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からそれでいいんだだから国は要するに

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強化しないといけないなるほどでえ帝国

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主義にの政党官に使うわけですはいえっと

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ナチスがやったことの反省から優勢思想は

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強烈に否定されていますが復活する危険は

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ありますかえっと古い古典的なはい優勢

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思想はま頻繁に復活してますねあのまあの

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あれあのイスラエルのケースを見てると

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あのま真逆なんですけどはい話は真逆なに

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も関わらず出てますよね非常によく似た

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考え方が出てますよねそれからまこれとは

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言いませんけどもどころポツポツ出てきて

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ますよねはいあだからああの考え方って

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いうのは元々そもそも古い考え方で

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そもそも進化の考え方が出る以前から優性

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学というのはあって優性学の思想はあって

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もうギリシャ時代からあってプラトンが

play14:44

もうすでに

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あのやってるわけでやってるってかあの

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こうすべきだって言ってほぼ似たような

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ことを主張してるわけでうんで当時から

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すでにあの馬の掛け合わせ後輩してであの

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優れたやつを選ぶというそういう育はやっ

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てたわけでそれを人間に置き換えようって

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いう考え方はあったんですねはいはいだ

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から考え方と非常に古くてもう2000年

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というあの歴史を持ってるわけですから

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そんな簡単にナチスので終わりっていう

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ことにはならないだろうと思いますまこれ

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人間のなんか宿命みたいなものとして

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ずっと引き継いてくると思いますま確かに

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人種差別は何で起こるんでしょうって

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なんかすごいあの根源的な質問が根源的

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ですねそもそも人種っていうのはないので

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はいで人種っていうのは20世紀初めに

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いやもっと前かかなり古く古い概念です

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けどはいそれが20世紀初めに優性学と

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結びついて

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で人種っていうものを主と捉えるように

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なったんですねアメリカであアメリカでで

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アメリカですねアメリカですねその主と

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いう生物の首と同じようなものだと捉え

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ようになったんですけどそれはま間違い

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聞いてみたいな確かにそうですねで文化

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人類学者特に人類学者文化人類学者とそれ

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からその当時のあの生物学者のあで大論争

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があって

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はいで文化人類学者負けちゃうんですけど

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はいでまナスの後あのまそのとにかくあの

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フランツボアズっていうあの文化人会社

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頑張ってとにかくあの優性学に戦うぞって

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ってやってたんですけどはいなかなか

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うまくいかなかったんですけどねあで

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そもそもなぜ人種差別があるのかっていう

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のは難しい問題ですもしかすると

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はいそれをちゃんと調べた人はいないと

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思うんですけどやばやばすぎるのでちょ

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ちょっと調べないと思うんですけどもしか

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すると過去にピアソンっていうのがいて

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医学が病人を直すその結果逆に人間は

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どんどんどんどん弱くなっちゃ本来だっ

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たら生き残れないやつが生き残るように

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なっちゃっただから医学の発展は人間を

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弱くしてるって言ってで逆にむしろ弱い

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やつは殺すべきだっていう非常に乱暴な

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乱暴ですね意見をあの出したんですよね

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それでまこれも優性学ですけど僕はお酒

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全然飲めないんですけどはいこれはあの

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3000年前だったかな中国の子のあたり

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ではい実現したお酒を飲めない

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アセトアルデヒドの分解できないっていう

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遺伝子ではいそいつが期限でそれが広がっ

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て集団の中で比率が増えてでそれがその

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連中が日本に移ってきてで僕に繋がってい

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るっていうことで3000年だから何世代

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だろう80世代とこそのぐらいでもうあの

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0からはい日本人の結構の割合いてお酒

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飲めない人たちいますそういうレベルまで

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広がったそれすごいですね1番最初にでき

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たのは1人ですはいそれが頻度を増して

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いったっていうああなんかあったんですか

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ねそのなんかいろんなこれも仮説が出てい

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てあの

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