【データで分かる現場の学習ニーズ】人事が抱える人材育成 3つの不明/戦略人事が実践できている企業はたった30%/経営の本気度を上げる必要性/人材育成のDX/データを取って人が育つ仕組み

PIVOT 公式チャンネル
21 Jul 202435:24

Summary

TLDRこのトークでは、日本の企業が人材育成において海外企業に遅れをとっている現状を指摘。戦略的人事の重要性が認識されているにもかかわらず、実践が十分でなく、支援不足や時間不足、スキル不足、データの不十分さが課題となっている。特に人材育成のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進んでおらず、効果の測定やデータ活用が難しかった。ゲストの中川健太さんは、グロービスが提供するLMS「グロープラ」の効果を紹介し、研修の管理効率化、データの可視化、そして継続的な改善サイクルの重要性を語った。

Takeaways

  • 🇯🇵 日本の企業は、海外の企業に比べて人材育成が遅れているという実感がある。
  • 🌐 戦略的人事は世界中で重要性が増しているが、日本の経営においてはまだその重要性が十分に認識されていない。
  • 💼 人事戦略の実行には経営のサポートが不可欠で、その不足が人材育成の遅れの原因の1つとされている。
  • 📈 日本の人事部門は、戦略的人事の実行に向けてデータの不足やスキルの不足、時間の不足といったボトルネックに直面している。
  • 📚 学習管理システム(LMS)の導入は、研修の効率化や育成の可視化を目指す企業にとって重要なステップである。
  • 🏢 グロービスは、HRテック分野に力を入れ、学習管理システムの開発を通じて企業の人材育成を支援している。
  • 🔍 データの活用が人材育成の成功に欠かせない要素であり、効果的な研修の提供や改善に不可欠である。
  • 📊 研修効果の測定が難しい問題があり、アンケートや満足度調査だけでは十分な評価ができないことが指摘されている。
  • 👥 社員のニーズと人事部門の期待とにギャップがあり、この不一致が研修の効果低下の原因となっている。
  • 🛠️ 小さな成功体験を積み重ねることで、経営者や人事部門のモチベーションを高め、戦略的人事の進展を促すことが重要である。

Q & A

  • 日本の企業の人材育成はなぜ遅れていると言われていますか?

    -日本の企業は戦略人事の重要性を認識しているにもかかわらず、実際にそれを実践している企業は3割に満たず、データの不足や支援の不足、時間の不足、スキルの不足がボトルネックになっているとされています。

  • 戦略人事とはどのような概念ですか?

    -戦略人事は、経営戦略に合わせて必要な人材を計画的に育成し、組織の成果に貢献させることを指します。経営資源の一つとして、人物資本を科学的方法で管理し、企業の競争力を高めることを目的としています。

  • グロービスが提供するLMSの主な特徴は何ですか?

    -グロービスが提供するLMSであるグロープラの特徴は、使いやすさ、研修の管理業務の自動化、ハイブリッド研修の管理、そして育成の可視化です。また、導入後もカスタマーサクセスとしてサポートを提供している点も大きな強みです。

  • 人材育成のデジタルトランスフォーメーション(DX)はなぜ重要ですか?

    -人材育成のDXは、企業が持続可能な成長を遂げる上で不可欠です。デジタル技術を活用することで、研修の効率化、データの収集・分析、そして教育のカスタマイズが可能になり、組織の育成や開発を科学的に行うことができます。

  • グロービスでの研修の作り込み支援とは何ですか?

    -グロービスでの研修の作り込み支援とは、企業が研修をより効果的に実施できるよう、研修プログラムの設計や改善のためのサポートを提供することを指します。これにより、企業は社員の学びを深め、組織の育成を促進することができます。

  • グロービスはどのような企業に対して効果的ですか?

    -グロービスは、研修を積極的に行い、効果的に育成を行いたいと願っている企業に特に適しています。特に、多くの社員が特定のスキルや知識を習得する必要がある企業や、研修の質と量を向上させたい企業に向いています。

  • 人材育成におけるデータの活用とはどのようなものですか?

    -人材育成におけるデータの活用とは、研修の受講率、満足度、学習効果などを測定し、その分析を基に研修プログラムを改善することを指します。データを活用することで、企業は教育の質を高め、社員のスキルアップを促進することができます。

  • グロービスが提供するサービスで、どのような企業の変化が見られますか?

    -グロービスが提供するサービスを導入することで、企業は研修の申し込み率の向上、研修の質の向上、そして社員の学びへのモチベーションの向上などの変化を見ることができます。これにより、企業の人材育成がより効果的になります。

  • 日本の企業が現在抱えている人材育成の課題をどのように解決するべきですか?

    -日本の企業は、まず戦略人事の重要性を経営陣に認識させ、データの収集と分析を通じて、研修の効果を測定し、それを基に研修プログラムを改善することが重要です。また、デジタル技術を活用して研修の効率化や個々の社員のニーズに応じた教育を提供することも有効です。

  • グロービスはどのようにして企業の人材育成を支援していますか?

    -グロービスは、企業の人材育成を支援するために、研修の管理や設計、研修業務のデジタル化、そして導入後のカスタマーサクセスを提供しています。これにより、企業は研修の質と効果を高め、社員のスキルアップを促進することができます。

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