意外と知らない中世マストアイテム「羊皮紙」の歴史
Summary
TLDR本動画は、楊貴妃(羊皮紙)の歴史と文化的な意義について詳しく解説しています。楊貴妃は、中世ヨーロッパで広く使われた貴重な記録媒体であり、特に教会によって聖書の抄本作成に利用されました。しかし、紙の導入と活版印刷技術の発展により、楊貴妃の必要性が低下し、徐々に歴史の陰に隠れていきました。それでも、楊貴妃は現代でも一部の伝統的な場で使用され、また卒業証書など記念的な文書に選ばれることもあります。動画では、楊貴妃の耐久性や美しさ、そして宗教改革と紙の普及が教会の権威に与えた影響についても触れています。
Takeaways
- 📜 羊皮紙(楊貴妃)は、中世ヨーロッパで主要な記録媒体として使われていましたが、耐久性や生産性の問題がありました。
- ✍️ 羊皮紙は手間がかかる制作工程を経て作られ、1枚1枚が貴重な存在として扱われました。
- 📚 紙の普及によって、より安価で大量生産可能な記録媒体が登場し、楊貴妃の需要は減少しましたが、依然として一部の伝統的な用途で使われ続けています。
- 📉 中世ヨーロッパの書物が少なくなっている理由は、使用されていた媒体の耐久性に限界があったためです。
- 🔍 パピルスや羊皮紙など、地域によってはそれぞれ適した記録媒体が使われており、それが文明の発展に寄与していました。
- 🏛 古代ローマ帝国の崩壊により、書物の流通が分断され、生産業界は壊滅的な状況となりました。
- 📝 羊皮紙は、耐久性が高いため、重要な書類や契約書、証書などに使われていました。
- 💡 紙の生産技術の進歩と活版印刷技術の発展により、より安価な聖書が普及し、教会の権威に揺らぎをきたしました。
- 🌐 紙の普及は、宗教改革と同時に進み、民衆にも聖書を読む権利が与えられ、知識の共有が促進されました。
- 📄 現代でも一部の大学では、卒業証書として羊皮紙が選ばれることがあり、その伝統的な価値は依然として認められています。
- 🔗 羊皮紙の歴史的意義と耐久性は、依然として尊重されており、新しい用途が探求されるかもしれません。
Q & A
容疑者とは何ですか?
-容疑者とは、文中では楊貴妃(羊皮紙)を意味しています。これは中世ヨーロッパで使用されていた書くための素材で、羊などの家畜の皮を加工して作られたシート状のものでした。
なぜ楊貴妃は紙よりも耐久性が高いとされていますか?
-楊貴妃は羊などの家畜の皮から作られるため、紙に比べて耐久性が高く、長期間保存しやすかったとされています。また、楊貴妃はインクを吸い込みやすく、書き込み後もインクが奥まで染み込み、改ざんが困難になるため、重要書類に使われていました。
楊貴妃が使われた理由として、簡単な答えを提示してください。
-楊貴妃は、どこでも作ることができた点と、耐久性が高いため、中世ヨーロッパで広く使われた理由です。また、インクを吸い込みやすく、改ざんが困難な性質も、重要書類の記録に適した要因の一つでした。
中世ヨーロッパで書物はどのようにして作成されていたのですか?
-中世ヨーロッパで書物は、職人の手によって1枚1枚丁寧に書き写され、その後糸や革紐でまとめて本状にされていました。また、楊貴妃を使用することで、ページをめくって読むことができる形の書物、いわゆるコデックスを作製することができました。
なぜ楊貴妃は羊皮紙よりも優れているとされていますか?
-楊貴妃は羊皮紙よりも耐久性があり、インクを吸い込みやすく、改ざんが困難であるため、重要書類に使われるのに適した素材とされています。また、楊貴妃は両面に文字を書き込め、巻物よりも管理しやすかったとされています。
紙がヨーロッパに導入されたのはいつ頃ですか?
-紙がヨーロッパに導入されたのは12世紀頃です。1056年にスペインのジャティで最初の製糸工場が設置され、その後1150年代にはイタリアを通じて紙が輸入されるようになりました。
紙が普及した背景には何が考えられますか?
-紙が普及した背景には、まず紙が羊皮紙に比べて圧倒的に安価だったことが挙げられます。また、活版印刷技術の発明と宗教改革の進展によって、民衆にも聖書が手に入りやすくなり、紙製の本の需要が高まったとされています。
なぜ楊貴妃は現代でも使われる可能性があるとされていますか?
-楊貴妃は長い歴史と伝統的な技術を持っており、また一定の耐久性があるため、現代でも記念的な書類や卒業証書などの特別な用途で使われる可能性があります。また、伝統的な素材に対する愛着や誇りから、楊貴妃の技術を継承し続ける人たちもいます。
楊貴妃と紙のどちらがより早くヨーロッパに伝わったのですか?
-楊貴妃は紙よりも早くヨーロッパに伝わったとされています。楊貴妃は古代ローマ時代に使われていましたが、紙は8世紀にイスラム帝国を通じてヨーロッパに伝わったとされています。
楊貴妃の耐久性について教えてください。
-楊貴妃は羊などの家畜の皮から作られるため、紙に比べて非常に耐久性があります。500年以上も経過しても、鮮やかさを失わないという特徴があります。そのため、重要書類や契約書などの長期保管が必要な書類に使われていました。
楊貴妃が使用されていた中世ヨーロッパの社会的な背景について説明してください。
-中世ヨーロッパでは、教会の影響力が強く、聖書を除く書物の多くは教会によって作られていました。また、王侯貴族など身分の高くない人々は文字を読むことができず、聖職者が文字を操る能力を持っていました。楊貴妃は貴重で耐久性があり、教会によって聖書や重要書類を記録するために使用されていました。
Outlines
📜 紙と楊貴妃の歴史 - 中世ヨーロッパの記録媒体
第1段落では、紙の歴史と楊貴妃(羊皮紙)の使用について説明しています。アメリカの投資会社の資金調達やSNSの悲観的な状況について触れた後、紙媒体の原点である中世ヨーロッパやファンタジーでの使われ方を紹介。楊貴妃は羊などの家畜の皮から作られ、耐久性があり、中世ヨーロッパで広く使われた媒体であることが語られています。
📚 パピルスと楊貴妃 - 古代世界の記録媒体
第2段落では、パピルスと楊貴妃の比較について述べています。パピルスはエジプト特産で、耐久性に欠けるが楊貴妃は耐久性があり、中世に至るまで使用されました。また、楊貴妃の高価さと生産の難しさにも触れ、それが中世の知識階級に限定された理由の一つであると説明しています。
✍️ 楊貴妃の作り方と文化的影响
第3段落では、楊貴妃の作り方とそれが生む文化について語っています。楊貴妃は手間暇かけ且つ高価な材料であるが、それが生む独特の書物形式であるコデックスや装飾の美しさについて説明。また、楊貴妃の耐久性により、長い歴史の中で多くの書物が保存され、それが文明の発展に寄与したと述べています。
📝 楊貴妃の使用と書物への情熱 - 中世ヨーロッパの状況
第4段落では、楊貴妃を使った書物の美しさと当時の人々への意味について述べています。楊貴妃を使った書物は美しく、贅沢な装飾が施され、それが富裕と権力の象徴であったと語ります。また、書物への情熱と、それが持つ意味や価値について触れています。
🌐 紙の普及と楊貴妃の衰退 - ヨーロッパの知識伝達
第5段落では、紙の普及と楊貴妃の衰退について語っています。紙がより安価で耐久性があり、それが楊貴妃よりも優れているとされており、それが楊貴妃の使用を減少させた理由です。ただし、楊貴妃は依然として重要な書類や証書に使われるなど、一部の場面では使用が続いていました。
📚 楊貴妃の現代的価値 - 伝統とデジタルの間
第6段落では、楊貴妃の現代的価値とその伝統について述べています。楊貴妃は主要な記録媒体としての役割を終えましたが、依然として伝統的な用途で使われており、新しい用途を見つけて継承が続行されていると述べています。また、楊貴妃を使った文書の耐久性と美しさ、そしてそれが持つ意味について触れています。
🎓 卒業証書の選択と楊貴妃の将来 - 現代社会での存在感
第7段落では、楊貴妃を使った卒業証書の選択肢や楊貴妃の将来について述べています。現代でも楊貴妃の使用を選択する人たちがいるという事実に触れ、それが楊貴妃の価値ある伝統的な存在感を示していると語ります。また、楊貴妃の技術を継承し、新たな用途を模索し続けることで、その存在感は続くであろうと述べています。
Mindmap
Keywords
💡楊貴妃
💡パピルス
💡紙(植物繊維)
💡宗教改革
💡活版印刷技術
💡コデックス
💡耐久性
💡聖書
💡書物
💡文化
Highlights
1日でアメリカの投資会社が1000億も受けたらしいという話に触れています。
現代の社会はインフルエンサーに毒されていると述べ、SNSへの依存について悲観的な見方を示します。
紙媒体に原点回帰する提唱と、さらに中世ヨーロッパの用紙の解説を行っています。
楊貴妃は羊などの家畜の皮から作られるシート状のもので、紙とは根本的に異なると説明しています。
中国の紙は古代中国で発明され、後漢時代に製紙法が確立されたと紹介しています。
1986年に天水で見つかった紙に描かれた地図の断片は、紀元前2世紀のものとされています。
紙は8世紀に東から西へと伝わった背景に、材料供給の問題が大きいと指摘しています。
イスラム圏では、モロブをリサイクルして紙にする方法が考案されたと語っています。
メソポタミアでは粘土板、エジプトではパピルスが使われたと紹介し、地域によって使用された媒体の違いについて解説しています。
パピルスは地中海世界で広く使われたが、生産できる地域が限られ、耐久性が低いと述べています。
古代ローマ時代に普及した知識が中世になると一部の知識階級にしか継承されなくなってしまったと触れています。
容疑者は1枚1枚が革製品で、値段も高く、現代でも大量生産は不可能と語っています。
15世紀イングランドでの価格を現代の日本円に換算すると、A4サイズ1枚で2200円程度と述べています。
中世の写本は羊に描かれた文章や挿絵によるもので、高価な用品を1枚1枚丁寧に書き入れ、装飾に力を入れたと紹介しています。
楊貴妃は耐久性が高いとされ、中世ヨーロッパの資料が少ない理由としてその効果が指摘されています。
楊貴妃は手間はかかるが、どこでも作ることが可能であり、ローマ帝国崩壊後にメインで使われた理由として解説しています。
楊貴妃の作り方は、レザー作り方とほぼ共通であり、処理工程が手間と時間がかかることに触れています。
容疑者を使いやすい厚さにするためには、三日月形の刃物で削る工程が必要であると語っています。
容疑者が持つ文化的な価値について触れ、コデックスと呼ばれる現代の冊子状の本の形式が登場するようになった理由を解説しています。
Transcripts
[音楽]
日記を書いているのかしらあパトラちゃん
うんまぁ日記というか日々の徒然なること
というか
へーどんなこと書いてるのかしら
1日でアメリカの投資会社が1000億も
受けたらしい日本でそんな話聞いたこと
あるもう終わりだよこの国いや社会系
インフルエンサーに毒されてる
Twitterの愚痴やかじゃないのその
Twitterももう私が知っている
Twitterじゃないんだもんそれで
SNSに悲観して紙媒体に原点回帰って
わけね
でもせっかくならもっともっと原点に回帰
してみるっていうのはどうえっ
紙よりも原点というわけで今回は中世
ヨーロッパやファンタジーでおなじみ用に
ついて解説していくわよろしくお願いし
ます
という言葉自体は聞いたことがある人は
多いんじゃないかしらなんか中性風世界観
のお話で出てくる神的なものだよねって
いうか西洋の紙だと思ってたんだけど違う
のその通り
楊貴妃は中世ヨーロッパを通じて少なく
とも
筆記に関して
髪とほぼ共通する使い方をされていたでも
それは私たちがよく知る
植物繊維から作られる紙とは根本的に違う
ものよじゃあそもそも浪費しって何なの
その名が示す通り
楊貴妃は羊などの家畜の皮を薄く削って
加工したシート状のものよだから
紙のような革製品ってところかしらほんと
に川でできてたんだ
じゃなんで西洋では神じゃなくて羊皮を
使っていたのその答えは至って単純で髪が
なかったからよ
植物繊維から作られる
髪は古代中国で発明されたとされているわ
製紙法を確立したのが1世紀後漢時代の
再臨という宦官ねただし彼が発明者という
わけではないわってことはそれ以前から紙
自体はあったそう
1986年に
短縮症天水にて紀元前2世紀のお墓から
紙に描かれた地図の断片が見つかっている
のこのお墓は特別裕福というわけではない
むしろみすぼらしい家具しか服装されてい
ないというから
髪は当時から手が出ないほど高価なもので
はなかったのでしょうへー見つかってない
だけでルーツはもっと昔にあるのかなその
後紙は中国で
独自に発展を遂げ8世紀東王朝とアッパー
ス鳥イスラム帝国の戦いを機に西方へ
伝わるところがそれがヨーロッパに伝わる
のは北アフリカ経由でスペインにもたらさ
れたのが12世紀イタリア経由で伝わった
のが13世紀とされているわね
随分と電波時間がかかったんだねなんで
要因はいくつもあるでしょうけど
材料の供給と西方の問題が大きいと思わ
れるわ現代ではどこでも手に入る木材
パルプから作られるというのが基本だけど
当時はそうしたあらゆるものから
紙を作る技術はなかったふんふん中国では
朝やといった植物繊維から作られたけど
イスラム圏にそうした紙作りに適した植物
が豊富ではなかっただからイスラム圏では
モロ布をほぐしてその戦意をリサイクルし
て紙にする方法が考案されたわなるほど
地域が変われば使える材料も変わるし製法
もまた発明し直さなきゃいけないわけだ
そうそういう問題もあって神という発明品
の西への電波には長い時間がかかったの
でしょう
そこで大陸の西では別の媒体が筆記用に
使われたわ
良質な粘土が豊富なメソポタミアでは粘土
板そしてエジプトではパピルスねあなんか
死者の書とかで有名なやつねそうこの
パピルスは
操り草化の植物の繊維を格子状に並べて
叩いて圧着して作られるは
ちなみに最古の神という紹介をされること
もあるけど現代人から見て神化と言われる
と微妙よ
植物の皮を固めたシートって感じねふーむ
なんかおむすびを包むタケノコの皮の質感
に近いかもなんでマリーがそんな日本昔話
みたいなシチュエーションを知ってるの
ともあれエジプト周辺の特産品であるこの
パピルスは地中海世界で広く使われた
古代ギリシアでは文学哲学幾何学が盛んに
なったけどそれにはこのパピルスが大きな
役割を果たしたのよね
文字を書き保存できるというのは文明の
発展に寄与する度合いはやっぱり大きいよ
ねこうして重宝されたパピルスだけどその
欠点はエジプト周辺という限られた地域で
しか生産できないことそれと耐久性の低さ
にあったほうほう
古代ローマ時代に普及した知識が中世に
なるとごく一部の知識階級にしか継承され
なくなってしまったのもこの弱点と無縁で
はないでしょうと言うと
帝国の崩壊により流通が分断され
ヨーロッパにパピルスが入ってこなくなっ
たわ
帝国の崩壊は
ヨーロッパ一帯の書物の売買に大きな打撃
を与え書物の生産業界は
壊滅的な状況となった書物だけでなく
良質な石材の輸送や専門職人の移動もまま
ならず水道橋などのインフラも維持でき
なくなったというのは以前どこかで話した
かしらそっか文明の保持は何より物流の
維持が鍵になるんだね
で限られた知識階級主にキリスト強制職者
に書物用として使われるようになったのが
容疑し要否とは言っても
羊に限らず
孔子ヤギの皮も広く使われたはまさに
養費は1枚1枚が革製品だってことだ
ていうことはやっぱり値段も高いわ現代で
は
栄養サイズ1枚でも安くて3000円から
といったところね制作工程はこの後話す
けど現代でも大量生産は不可能で1枚1枚
が
職人の手作りとなるの生産性も植物から
作る紙とは全然違ったっていうことか
ちなみに現代の機械だと
幅10メートルの髪が時速120kmの速
さで出来上がっていくそうよは
世界の著者
八木健治氏によると15世紀イングランド
での
価格を現代の日本円に換算するとA41枚
で2200円くらいになるのだそう
また別の資料では1397年にはある本の
全集が5冊セット4ポンドで売られていた
というこれは同時期の修道院学校の2年分
の授業料メウシ8等分に匹敵するとのこと
まさに本一冊が人財産って時代だったんだ
現代に残る中世の写本というのは
羊に描かれた文章や挿絵によるものこの
高価な用否を1枚1枚丁寧に書き入れ糸や
革紐でまとめて本としたわ100ページの
本であれば裏表に書いたとして川50枚
分ってことだねそりゃ確かに大量に作れる
ものじゃないなその分
文字を書き入れるのも挿絵の装飾にも非常
に力を入れたものが多いわ金箔を張った
背景にラピスラズリを溶かしたブルーの
絵の具で美しく豪華な挿絵を施すことも
あったどうせ高いなら思いっきり贅沢にし
ちゃおうって感じ両皮紙は知識を保存
できる貴重な媒体でありその用品を使い
贅沢に装飾を施した書物は
富裕差の象徴でもあったわ
しかしその分
紙に比べて
羊による書物の普及にはどうしても限界が
あった中国東王庁の2台皇帝大将が長安に
建設した書院にはおよそ20万艦の書物が
あった一方同時期のローマ教皇庁の図書館
には数百冊が生前だったというまぁそれは
東王朝がバケモンすぎるっていう見方も
ありそうだけどだからこそ西洋では知識と
いうのはより貴重でそれ故に書物や文字を
操る
聖職者の権威というのは非常に高かったと
いう面もあるのでしょうね
[音楽]
1世紀のローマの博物学者
プリニウスによると
楊貴妃は現在のトルコ生誕ペルガモンで
発明されたというは当時は何らかの事情に
よりパピルスが使えなくなった時の代用品
として作られたとか対応品とないわく
エジプト王をプトレマイオスと
ペルガモンスの間で争いが起こり
プトレマイオスがパピルスの輸出を停止し
たことがその始まりだというふーむ若干
伝説みてはいるけどその辺で羊が使われ
出したっぽいってことだねいずれにせよ
中国の紙やエジプトのパピルスは生産
できる地域が限られていたのに対し
楊貴妃は手間はかかるけどどこでも作れる
のが魅力だったのね
材料になる家畜はどこにでもいたしまさに
ローマ帝国崩壊後に両肘がメインで使わ
れるようになった理由だね
[音楽]
羊皮の作り方は
途中まではレザーの作り方とほぼ共通
かつてのペルガモン現代のベルガモに
伝わる西方の一例では動物の皮を8日間
ほど石灰につける処理の後
脱毛や余計な肉や油などを削ぎ再び8日間
ほど切開水漬けその後は真水でよく洗うと
ここまでは
皮なめしの工程と同じねへーただ皮を処理
するだけでずいぶん手間と時間がかかるん
だねこれでもめちゃくちゃ
省略して説明してるのよこうして下処理し
た川を養うにはピンと張った状態で
板の上に釘止めもしくは四角い枠に糸を
張って伸ばした状態で固定
換装この時全方向に強く引っ張って伸ばし
た状態にしないと
乾いた時にシワができてヨレヨレになっ
ちゃうわうーんなんとなくそれは想像
できるね引っ張った状態で乾燥させること
で立体的に絡み合っていたコラーゲン繊維
が平面に並ぶようになりパリッとした張り
のある質感になるだそうよそれで羊の完成
いえ今度は書くように使いやすい厚さに
なるまで
張った状態で三日月形の刃物で削っていく
わそれこそ髪のような薄さにねこれ
めちゃくちゃ職人技だよね普通にやったら
一定の厚みにならなそうだし削りすぎて穴
が開いちゃったりしそう必要な厚みになっ
たら
軽石などでこすって表面を滑らかにして
必要な大きさに切り分けることで
羊の完成よはえーさっきも言ってたけど
とても大量生産なんてできるものじゃなさ
そうだよね
でも
羊はただ高いとか手間がかかるといった
マイナスのことばかりじゃないの
容疑者だからこそ生まれた文化というもの
もあるわと言うと
その一つがコデックスいわゆる現代の冊子
状の本の形式ねつまり特定の長方形の大き
さに揃えた髪を重ね糸などで閉じページを
めくって読むという書物の形そっか現代で
はあまりに当たり前すぎてこれ以外の本の
形なんてあるのかっていう感じだけどそう
大昔の書物は巻物が基本だったのよ
ゴテックスという発想がないわけでは
なかったしかし
古代の記録媒体であるパピルスは戦技の
縦横に圧着しただけのもので戦技の向きに
沿って避けやすかったパピルスは冊子状に
するのに向いていなかった実物を触ると
感じるけどこれに穴を開けて糸を通しても
時間が経つと割れてバラバラになって
しまうように思えるわその点
羊皮紙は一つなぎの一枚の川から作られる
もの
穴を開けたとて容易に破れてしまうことは
なかったわ
糸で閉じて本にまとめるには
羊皮の丈夫さが都合が良かったってことだ
また裏側が透けて見えるためにパピルスは
両面に描くのは微妙コデックスにするには
小学校で文集を作った時みたいに髪を
真ん中で折ってアコーディオン状にまとめ
たいところだけどパピルスは折り曲げると
筋が入ってそこから割れやすくなって
しまうわその点
比較的裏が透けにくい羊は両面に文字を
書き込めるから
めくって読むのに都合が良かったのねなお
裏と表で用途を区別する場合もあったけど
それはまた後日
ふーむだからこそ古代のパピルス書物は
巻き巻きしてまとめるしか実用的な方法が
なかったわけだでも
巻物は一見合理的に見えるけどさっきの
部分をもう一回確認したいという時に
めちゃくちゃ不便なのよねあー間伐客中
だらけの岩波文庫とか読むともう地獄だ
ついでに言うと西洋の書物に逆襲や目次が
つくようになったのもページをめくって
いったりきたりしやすいコデックスが普及
してからね
で羊の場合は
伝統的な巻物にする場合もあるにはあった
けどより合理的なコデックスの形で使うの
に理想的な性質だったなるほどそして長さ
が限られる羊は巻物状にするために長く
つなげるよりも特定のサイズにカットして
揃える方が手っ取り早かった表皮時の書物
が今の本の形になるのも当然ってわけだ
ちなみに中国の紙の書物もコデックスの形
になるのは
宋時代の12世紀を待たなくてはいけ
なかったもともと中国は細い竹の板に文字
を書いたものを紐で繋げる地区間を書物に
していたけどそれも
巻物状に巻いたもので髪の書物もその形式
に倣っていたわうーんそれまでは特にコ
デックスの形式にする必要がなかったって
こと
じゃ逆に中国の書物がコデックスの形に
なったのなぜナーゼ中国の書物がコ
デックス形式になるきっかけは1ページ
ごとに半疑を掘ってスタンプにする
木版印刷の普及と関係が深いみたいね
なるほどそれならページごとに管理できる
コデックス型の方が相性が良さそうだ
そして
容疑者の最大の優位は髪やパピルスに比べ
ても保存性が格段に高いことね中世
ヨーロッパの資料が少ないというのはこの
書物に使う媒体自体が効果で貴重という
ことによるけどそれでも500年1000
年以上も昔の写本が現物で残っていると
いうのもまた驚異的確かに髪の書物の原本
って多くは残っていなかったりするもので
[音楽]
さてこれが今回の動画のために手に入れた
羊を種類はそれぞれ
羊
ヤギ小石ねへぇこう見ると結構見た目から
違うもんだね西ヨーロッパでは主に
羊東のビザンツ帝国周辺ではヤギが
メジャーだったわ
理由はシンプルでその地方で多く買われて
いる家畜の川が使われたということ
ヨーロッパでは羊が多いのはわかるけど
なんで東ではヤギなの
乾燥気候で牧草地が少ない東では
乾燥に強く
雑食性の強いヤギが弾くとして重宝された
みたいよはえーなるほど
さて
楊貴妃を触った感想はどう見た目は本当に
神っぽいね現代のコピー用紙を基準にする
と熱くて硬い感じがするけど
画用紙とハガキの中間くらいという
イメージかなでも質感は確かに革という
より紙みたいではそうね表面に可愛らしい
模様が残るけど特に格子の羊なんかは知ら
ない人に神と言っても疑わないでしょうね
逆に羊の羊は油分が多めでパラフィンシっ
ぽい手触りかもあとすごい羊の匂いがする
現代の人が見ても全く未知の素材という
より知っている
髪のどれかに近いという印象を受けるん
じゃないかしらすごいな神
っぽいというよりむしろヨーロッパに
伝わった紙の方が寄せて改良されたのかも
しれないね
ママあんまり尺が長くなるとあれだから
この辺の細かいレビューについては
ヒストリカの利休で詳しくやりましょうか
ね世にも珍しい用紙レビュー動画
一般的なヤギ羊に比べ高級品として珍重さ
れたのが子牛の川から作ったものこれは
ベラムと呼ばれ区別されたわきめ細やかで
滑らかなベラムは表紙など上等な髪が必要
な部分に好んで使われたみたい確かに
滑らかな格子の羊ならそろそろと滑るよう
に字が書けそうだ
筆記具にはガチョウの羽を加工したペンに
インクを含ませたものが使われたわこの羽
ペンはペン先に切れ目を入れて
毛細管現象でインクを保持する今の万年筆
と原理は同じねへーそんなに昔から同じ
仕組みがあったんだもちろん
万年筆と違ってインクを貯めておく部分は
ないからその都度インクをつけないといけ
ないし
油断すると下に垂れやすかっただから書く
ときには傾斜のついた台に用紙を乗せペン
が真下を向かないようにして使われたわ
色々と工夫してるもんだな
筆記具や文字もそれを書く媒体と合わせて
進化するものよ例えば
粘土板に書かれた古代メの楔形文字は
柔らかい粘土に刻みつけるのに適した形の
文字だったこれがパピルスの普及により
ペンで書くのに適したアラム文字
フェニキア文字にとって代わられることに
なったの確かに楔形文字をペンで書くのは
大変だまた中国や日本の柔らかい紙に
硬いペンで文字を書こうとしたら
突き破ってしまってうまく書けない
でしょうというわけで中国の紙には筆に
よる書が発達し
ヨーロッパの羊には固く細いペンで書く
カリグラフィーが発達したということね
なるほどまたゴシック体というのは
貴重な羊にできるだけ多くかつ見やすく
文字を詰め込むためにそれまでの丸っこい
カロリング体から
ぎゅっと圧縮した形に発展したものとも
言われるわねそうした端々の点から地域
ごとの文化や美的感覚の違いが生まれて
くるのも歴史の面白さの一つだね
中世ヨーロッパ世界で羊皮という媒体を
フルに活用したのが教会だったそもそも
中世初期の混沌の中で書物にコストを
かける余裕があったのは教会くらいのもの
だったとも言えるかもねええ当時は
王侯貴族でも文字を書けないのが当たり前
だったしカール大帝も自分のサイン以外の
文字は知らなかったって言われるからね
そこで共用担当として重宝されたのが聖職
者彼らは
聖書を持っていたために
文字を操ることができたこの辺は日本のお
坊さんにも当てはまる気がするね
文字を操る能力はすなわち知識を継承する
能力に等しいは6世紀にはイタリアの
ベネディクト修道院に図書館が建てられ
文書が集積された
ちなみにこの地域では個人の書物の所有が
禁止されたけどこれは個人による知識の
独占散逸を防ぎ教会関係者全体で知識を
共有できるようにしたのが狙いでしょうね
それだけ教会でも知識を重要視してい
たってわけだこの時期からは
盛んに写本も作られるようになったけど
コピー機も印刷機もなかった当時同じ本を
もう1冊作ろうと思えば
職人が手で書き写すしかなかった当然ちゃ
当然だけど気の遠くなるような作業だよね
そして
容疑者に1ページずつ罫線を引いて1文字
1文字丁寧に書き写していてもやっぱり
ミスしてしまうこともあるわ現代なら神が
もったいないと思いつつもクシャクシャ
ポイだけど当時の容疑者はもったいないで
済むレベルじゃないよねそうだから間違え
たところはナイフで表面を削って書き直し
たりそれもできなければ日本戦を引いて
余白に正しい言葉を書き入れて訂正する
などまた
文字が抜けてしまったのに後から気づいた
時には現代でも使うのような記号を使って
足りない文字の挿入を示している写本も
あるわ高級な羊に書きながらやべミスった
となってしまった書き手の心情たるや
参考文献の用紙の世界にはそうした失敗を
してうわぁとなってる書き手の気持ちが
ありありと出ている写本の画像が載ってい
て興味深いわよ間違った単語を書いてるの
に気づいてだんだん字が薄くなっていく
部分とかねでも
失敗を訂正した本が残ってるって事は
依頼主に謝って許してもらったとか
値引きするとかで勘弁してもらったって
ことなのかなどうかしらそれかもう多少の
ミスはしょうがないよねってなあなーで
済ませていたのかも
また
貴重な羊の書物でも余白はかなり大きめに
取られている場合があるわこれは見た目の
美しさの問題もあっただろうけどミスした
時の訂正や後々注釈を書き込むことも考慮
に入れていたためとみられるわね何かと
予防線を張りがちな中の人にはよくわかる
話だねともかくこうした色んな苦労もあり
つつ
羊に書かれた写本はいくつも現代まで残っ
ているわ9世紀のカロリング調フランク
王国時代の写本はおよそ7200冊が現代
に至るまで残っているというたったそれ
だけとも思うけど1000年以上経って
いることを考えるとね
さて当初はごくごく一部の皇位聖職者
あるいは
字の読めない
王侯貴族にとってのステータスシンボル
だった
容疑者の書物だけど
ヨーロッパ経済が流星した13世紀頃には
裕福な市民層にも手が届く代物になってき
たが
ちょうどドイツより東も開拓されて都市が
いっぱいできたりフランスもようやくパリ
を中心に落ち着いてきた頃だったね初期の
写本は現代の大型本以上のクソデカなもの
が多かったけどこの頃には個人向けの
コンパクトな祈りの本自動書が人気に
えー500年以上も昔の本がこんな綺麗な
状態で残ってるんだ効果で貴重な羊の書物
だけどその耐久性は神のそれよりもずっと
優れていたわ
紙であれば500年も経つと
暗く茶色版で元の色彩を想像するのも
難しくなるけど
羊の自動書に描かれたそれはいまだに
鮮やかさを保っているわね当時の人からし
ても何百年も美しさを保つ容疑者の書物は
神聖なものに思えたのかもね
書物の他に家一部の人には書物以上に
重要な用品の用途があったそれは
契約書や証書あるいは公文書といったもの
あーヨーロッパは契約社会だったものね
それこそ15世紀以降に
ヨーロッパに安価な神が普及した後も
証書類の世界では
権威ある要否死が使用され続けたの
重要な証拠物として長期に保管するために
は養費の耐久性が頼もしかったんだろうね
以前
姉妹チャンネルで700年前とかの都市法
を記した
皇帝特許状なんかの写真を出した時よく
こんなものが現代に残っていると驚く
コメントをいくつかいただいたけどまさに
それこそが養費の強みと言えるでしょう
もちろん自由都市の自由としたら根拠に
なる超重要書類だから大切に保管されてい
たというのを断っていてもすごい耐久性だ
よね
ちなみにこのぶら下がってるメダルみたい
なのとかって何の意味があるのこの
ぶら下がっているのは印象と言って日本で
いう判子ね
紐にロウなどを垂らしてスタンプを
押し付けることでこの文書が偽造でない
ことを示すもの
丈夫な用紙をさらに折り返した部分に穴を
開け
紐を通すことでこの印象の脱落を防ぐの
なるほどそして
各面にも工夫が
証書には
羊皮の裏側が使われたわそれにも何か意味
があったの
便宜的に裏と言ったけどつまり体でいう
内側の面のことではなぜ羊皮の裏なのか
さっき高級な羊皮紙芝居のものという話を
したわねうん
きめ細かくて光沢があり
滑らかで書き味最高高級な本の表紙には
その美しさが好まれたわじゃあなおさら
重要な書類なら高級な羊の方がいいように
思えるけど
甘いわでマリーミスドのフレンチ
クルーラーのように甘いは
重要書類にとって最も大事なのは美しさ
じゃないのへぇさっきシャボンで書き
間違いが出た場合はナイフで削って消して
上書きするという話をしたでしょそんな
こと言ってたね
きめ細やかな格子の羊はツルツルな分
インクが染み込みにくいだから表面を
うっすら削れば若干毛羽立つもののきれい
に消すことも可能でも小書類にはむしろ
それがマイナスとなるわあそこでむしろ
戦意が荒い羊の羊が選ばれたの戦意が荒く
てモサモサしている羊の皮はインクを
吸い込みやすかったそして同じ川でも体の
表面になる表よりも内側の方が毛羽立って
いるものこれは
革製品の表と裏を思い浮かべてみると
わかるでしょうああスエード裏側とかって
ケバケバだもんねということで
羊皮の裏面に書くことでインクが奥まで
染み込み
削って消すことができなくなり改ざんが不
可能になるというわけなるほど若干インク
が滲んで美しさは損なわれても
セキュリティには変えられないものねそう
人間の知恵というのはどんな些細な部分に
でもフルに発揮されるものよ
さて中性世紀からそうした羊の浮かぶを
奪う素材がヨーロッパに導入され始めた
もちろん植物繊維から作った髪ねさっき
ヨーロッパに髪が入ってきたのは12世紀
くらいだったって言ってたね初の製糸工場
が設置されたのは1056年のスペインの
町ジャティは後のサーフェリペだというは
ここは北アフリカ経由でアラブから導入さ
れた
布切れをほぐすための圧縮加工場だったと
のことずいぶん遠回りしてきたもんだねと
はいえスペインは地理的には現在
ヨーロッパに当たるけど当時はれっきとし
たイスラム世界の街だった
一方中東からイタリアを通るルートから髪
が輸入されるようになったのが1150年
代最も1220年代にドイツが本格的に
輸入を始めるまではそれほど普及しなかっ
たみたい
元々は輸入品だったのね
当時の神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2
世は髪には羊ほどの耐久性はないと考え
1231年にはイタリアにおいて
髪を公共の告知や記録に使うことを禁止し
た
がその後フリードリヒ自身がその決まりを
破ることになったみたいだけど
破っちゃったのか
髪だけに
まぁ工程がそういう禁令を出した時点で
すでに髪を使用する動きが広まっていたと
いうことねまだ
ヨーロッパでは一般的ではなかったとは
いえ髪は羊に比べて圧倒的に安価だった
1293年に設立されたボローニャの工場
で作られた紙は
羊の6分の1の値段だったというはへー
まだ普及も半ばのはずなのにそこまで安く
できるなら普段の書き物くらいはそっちを
使いたくなるのも当然だよねこの
ボローニャの工場は古い粉引き小
リノベーションしたもので
粉をひくのと
繊維をほぐす設備は流用できるくらい似て
いたということねある種の居抜き物件
みたいなその工場では中世ヨーロッパの
一大発明
縦型水車による動力を使用しさらに
紙にインクがにじまないように
ゼラチンを添加するという改良も行った
ゼラチンってゼリーみたいなやつだよね
羊に慣れていた
ヨーロッパ人にとって
筆で書くアジア流の髪では柔らかについて
ペン書きに向かなかったのでしょうだから
羊に近づけるよう工夫しこれが
ヨーロッパ風の硬くてつやつやした紙に
発展していったんじゃないかしらそっか
髪が入ってきてもヨーロッパではその土台
には羊の文化が色濃く繁栄しているという
ことだね
重要性期末にはドイツ15世紀には
フランス
オーストリアネーゼルダントでも
紙の製造が始まったポーランドとイギリス
では15世紀後半や大麻が多く手に入る
地域では一層神の地元生産が盛んになって
いったわさっきも触れたけど
産業にはやっぱり近場で材料が取れると
いうのも不可欠だもんね
そして
髪の圧倒的普及に貢献したのが
宗教改革それと同時期に普及した
活版印刷技術だったえ
宗教改革と養費と紙の違いが関係あるの
中世
ヨーロッパではキリスト教会の影響力は他
の時代に比べて強かったけどさりとて
みんなが聖書を読んでいたと思うのは
間違いよ実際には貴重な容疑者の聖書を
持てたのは限られた行為の聖職者のみだっ
たあそうだったんだ東王町と同時期の教皇
庁の図書館の蔵書の貧弱さを思い起こして
ちょうだい
ヨーロッパ人は高価な用品に書かれた
ラテン語の聖書を宝物のように扱ったわ
もちろんラテン語を読み書きできる人間も
また限られる
身分の高い人も
聖書は持っていても自分では読めないから
教養深い聖職者に音読させてそれを聞いて
いたのよそういえば漫画のヴィンランド
サガでも農場主のおじいさんが自分の聖書
を家臣の一人に読ませてそれを聞いていた
ねそういう
聖書の内容を人々に教えることができる数
少ない人材というのも
聖職者の権威を保つのに一役買っていたと
いうわけ
でも16世紀からは
伝統的なラテン語の聖書が
ギリシア語ドイツ語英語といった民衆語に
訳される動きが活発化したそして安価な髪
に印刷されたそうした新しい聖書が出回る
ようになる多くの人々はその
聖職者に頼らず読める聖書を買い求めた
効果の養費の聖書は買うことも読むことも
できないけど
紙の大量生産の翻訳本なら手が届いたと
なお用皮紙には印刷に適した油性インクが
染み込みにくく
乾くのが紙に比べて5倍も時間がかかって
しまうこうした用紙と印刷機の相性の悪さ
も髪の普及を一層後押ししたのでしょう
そして
翻訳というのは
微妙にニュアンスが変わることがある
各国語に訳された聖書はそれぞれに違った
解釈がなされるようにもなるわそっかただ
でさえ聖書って微妙な言い回しで解釈違い
で異端とか教会分裂とかが起こってたのに
こうなると困るのが教会ね自分たちが独占
してきた
聖書を正しく読める貴重な立場という
ステータスが毀損されることになる
大量に作られる安価な聖書自分たちが普段
使っている言葉で読める髪の聖書を民衆
たちも読み出した自分で読めるようになれ
ば偉そうに説教する市況に頼らなくても
いいやで思う人が出てきても不思議じゃ
ないよねそして
聖書を読めるようになればそれまで気づか
なかった教会のやり方の不条理に疑問を
持つものも多くなる
とまぁ宗教改革の流れをここで語ると
収拾がつかないから控えるはでもこの一大
イベントの背景には手書きの羊と印刷され
た紙の対決があったことは無視できないの
よ
聖書が貴重だったから教会が力を保ててい
て聖書が普及することで教会の立場が
揺らぐなんて
皮肉だなあ
18世紀に入るとフランス人科学者の
レオミュールはスズメバチが木材を原料に
して巣を作るのを見て
木材から髪ができるのではないかという
論文を発表おおもう現代的な方法に近づい
てきたそして1840年にはドイツ人
キラーによって
木材パルプから
髪を大量に生産する機会が開発されたわ
この頃には市場における神の優位性は決定
的となった
髪はさらに安価になり
楊貴妃を日常で目にすることはほとんど
なくなっていたもう浪費はその役目を終え
ちゃったってことそれでも
養う市の価値が全く
顧みられることがなくなったわけじゃない
1849年のイギリスではこういう法律は
成立したわ
法律は
印刷して保管することえっ紙にじゃなくて
今更容疑者に印刷することを決め
るってどういうこと実はそれまではなんと
法律は羊に手書きで記されて保管されてい
たなんと19世紀の半ばでもはえーまさに
球体以前って感じもするけど近代化を
進めるなら
印刷に変えると同時に
媒体も紙に変えればいいじゃんと現代なら
思うけどやはり
重要文書には羊という権威は保たれていた
ということね中世の都市法然しかり
ヨーロッパでは1000年以上も続いてき
た伝統私たちには感じられない誇りととか
愛着みたいなのがあるのでしょうでも今は
さすがに違うんだよねそうねこの法律は
2016年に廃止されたわ
めちゃくちゃ最近じゃんそれでもせめて
拍子くらいはということでいまだに羊は
使用されているとかうーむ日本人が伝統の
和紙とか国産の着物なんかを残したいと
思うのも同じようなものかな
また現代の一部の大学では
卒業証書の容姿に容姿を選ぶこともできる
のだとか2011年のワシントン&B大学
では
紙の卒業証書が15ドルなのに対し両肘の
卒業証書は135ドルもしたらしいけど
それでもおよそ3割の学生はものを選んだ
そうななるほど確かにそういう記念的な
ものだったらちょっと奮発したくなる
気持ちはわかるな
楊貴妃は長い歴史の中で主要な記録媒体と
しての役割は終えてしまったのかもしれ
ないでも現代にもその技術を継承している
人たちは存在するわおそらく
楊貴妃は完全に消滅することはなく新たな
用途の可能性を探りつつ連綿と継承されて
いくことでしょうね
[音楽]
とまぁこれが名前は聞くけど意外と知ら
ない
羊の歴史についてのお話をなお今回は
尺の都合上ヨーロッパ世界での羊の話のみ
を扱いましたがイスラームユダヤの世界で
も
容疑者は重要な文化的背景があります
もっと詳しく知りたい人は
参考文献の要否詞の世界を読んでね
[音楽]
それにしても今回は珍しく
養費の実物なんて用意したんだねええ今
までのと違って神という身近なアイテムと
の比較が大事だと思ったからねやはり実際
に触ってみたいと思ったのていうかむしろ
現代でも手に入ることがびっくりだよ
欲しかったら今回の参考文献にもさせて
もらった
容疑者の世界の著者でもある八木検事先生
の
容器工房のオンラインショップで買えるは
マジ
ちなみに大手通販モールなんかで
検索すると
該当する商品名のものが大量にヒットする
けど多くの場合本物ではなく両肘風の紙
だったわ
商品によっては
消費してストレートに書いてあるから知ら
ないとそれが本物だと思っちゃうよねまあ
値段が1つの目安になるけどなので本物の
羊に触れてみたいという人はぜひショップ
をご覧になってねなんかイベントとかでS
さんにスケブを描いてもらう代わりに書い
てもらったりすると500年もつか報
みたいになるんじゃないあらいいこと言う
じゃないマリー
そんなわけで夕日工房さんのリンクは概要
欄に貼っておくねそれと今回手に入れた
用紙を試し書きも含めてじっくりレビュー
する動画もリキュールの方にアップする
予定だからそちらもチェックしてね
リキュールのリンクも概要欄にて
というわけでご視聴ありがとうございまし
た
また次の動画でお会いしましょうバイバイ
[音楽]
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