【本編映像20分公開!!】虚と実、肯定と否定が矛盾していく間を貫く“愛の考察”【大百科105】｜audible ORIGINAL「DOMMUNE RADIOPEDIA」

Summary

このラジオ番組のスクリプトは、レプリカントの比喩を使いながら、限りある人生をどのように生きるかということについて語っています。また、白黒の映画が視聴者の想像力を刺激するという点で優れていると指摘しています。番組の後半では、愛と社会の関係性についての考察が展開されます。

Takeaways

• 🎙️ ドミューンレディオペディアはオーディブルオリジナルポッドキャストで、シーズン5からAmazonのオーディブルで公開収録される。
• 📚 プログラムは文化全般を聴覚で網羅し、多様な話題を扱う。
• 🔍 今回のテーマは「京都実皇帝と否定が矛盾していく間を貫く愛の考察サタデーフィクションマリアンヌスパイの妻」。
• 🤔 番組は文化的な変化とその影響、特に分野間の断絶について探求する。
• 💡 宮台慎二さんは、文化的営みの周りの変化に注目し、漫画や映画などの分野が専門化している現状を語る。
• 🎭 レプリカントの話題を通じて、限られた生をどう生きるか、そしてその中での愛や絆の価値を考察する。
• 🎥 スパイ映画のテーマに沿って、矛盾と否定の間で生きることの意味を探る。
• 📽️ 手持ちカメラの使用など、映画制作の技術的な側面が語られ、その効果について議論される。
• 👁️ 色の知覚に関する心理学的な考察が展開され、モノクロームとカラーの映像の受け止め方について語る。
• ❤️ 愛が社会と対立する時に力を得るというテーマが、人間関係と文化的表現を通じて探求される。

Q & A

この番組の特徴は何ですか?

オーディブルオリジナルポッドキャストとして公開収録される音声コンテンツ。ドミューン独自の標鎖で文化全般を網羅する百貨時点を構築することを目指している。

なぜシーズン5が実現したのですか?

オーディブルでの配信により、番組にふさわしい聴取者層に届くことが可能になったため。

文化的分断について説明してください。

2000年代半ば以降、文化コンテンツを極端に分断して消費する傾向が高まり、批評論壇が消滅的になってきている。

レプリカント的な生き方とはどのようなことですか?

残された時間が少ないがゆえに、その瞬間を充実して生きる生き方。人間らしさを超えた連帯感もある。

手持ちカメラの特徴は何ですか?

常に誰かの視点で撮影するが、映っているものが何なのかが分からない。視聴者も場所が分からず想像力を働かせることになる。

なぜ白黒映像なのですか?

視聴者が色を想像することで能動的に作品世界に参加できる。自由度が高くなるメリットがある。

愛と社会の関係について教えてください。

愛は社会と対立する時に力を得る。社会が潰れれば愛も潰れるため、愛の時空は社会の時空に規制されている。

なぜ日本はセックスレスな国なのですか?

困難を乗り越える愛のモチーフがない。絶対的に性愛の継続力がない国であると言える。

この作品のメッセージは何ですか?

かつての日本人も同様の愛や生き方をしていたことを思い出させる。過去を振り返るきっかけとなる。

オーディブルのメリットは何ですか?

様々なコンテンツが聞けるうえ、書籍を聞く新しい体感ができる。百貨時点を音声で実現できる。