【成田悠輔/名言】仕事を辞める、転職する、起業する、そんな時にあなたにまとわりつく不要な周りの常識や価値観を気にする必要はない。。
Summary
TLDRこのスクリプトでは、現代社会における労働の価値観とその変化について考察しています。過去30年間で日本人の生産性が3倍に増加し、労働時間が減少しているにもかかわらず、社会人が働くことが当然とされている固定観念に疑問を投げかけます。基本的な収入の議論や社会の価値観、個人のアイデンティティとの関連も触れ、新しい価値観の創出や社会の変化を模索する意欲的な視点が示されています。
Takeaways
- 🤔 スクリプトは、働くことの必要性や働き方のデザインについて考え、社会人が働くべきという固定観念に疑問を投げかけている。
- 🌏 世界中で働くことが社会責務かという問いに対して、答えが時代から変化していないと指摘している。
- 📉 過去30年間で日本人の生産性は3倍に増加し、労働時間は10%減少しているが、生活は維持されている。
- 💡 ベーシックインカムなどの議論があるが、単にお金を配るのではなく、人々の心や考え方を変革することが重要だと考えている。
- 🏋️♂️ 社会においては、働くことに対する信仰が過剰であり、競争を避ける方法を模索するべきだと主張している。
- 👨👩👧👦 家族や故郷などの仕組みは、お金や生産に直接結びつかない価値を守る制度として存在すると見る。
- 💼 働き方や職業は歴史的なものであり、周囲の人々や社会の流れに流されがちだと批判している。
- 🧐 成功者たちが成功した理由は多様であり、単純な教訓やメッセージから得られるものではないと指摘している。
- 🚀 人生はグダグダで成功物語は遠いと感じ、自分の経験や価値を生み出すことが重要だと述べている。
- 🛑 成功した後も、自分の成功やプライドを積極的に破壊し、新たなステージに進む勇気を持つことが大切だと提案している。
- 🔍 社会を変えるには、内側からの変革が重要で、外からの挑戦や異国性は限界があると論じている。
Q & A
スクリプトで述べられている「働く必要性」についての見解とは何ですか？
-スクリプトでは、現代社会において働く必要性は薄れがちであり、基本的な収入が保障された環境で働くかどうかを選択できる社会を作ることが重要だと述べています。
スクリプトの中で「ベーシックインカム」についてどう言及されていますか？
-スクリプトでは「ベーシックインカム」について、社会において働くかどうかの選択を自由に行えるようにする重要な概念と位置づけられていますが、その実装が容易ではないことも指摘されています。
スクリプトで言及されている「日本人の生産性」の変化について説明してください。
-スクリプトでは、過去30年間にわたって日本人の生産性が3倍近く増加し、単位時間あたりの付加価値が大きく向上したことが示されています。
スクリプトの中で「労働時間の減少」についてどう説明されていますか？
-スクリプトでは、日本人の平均的な労働時間が過去30年で約10％減少しているとされ、生産性の向上により働かなくても生きていけるようになったと触れています。
スクリプトで「社会人としての固定観念」についてどう議論されていますか？
-スクリプトでは、社会人として働くことが当然という固定観念が存在し、それが個人の働き方を制限していると指摘されています。
スクリプトの中で「労働に対する信仰」についてどう述べられていますか？
-スクリプトでは、労働に対する信仰が過剰であり、実際には働かなくても生きていくことができる世界を目指すべきだと述べています。
スクリプトで「成功者への信仰」についてどう述べられていますか？
-スクリプトでは、成功者への信仰が偏りがあり、彼らの経験から教訓を引き出すのは適切でないことが多いと警告しています。
スクリプトで「新しい挑戦への勇気」についてどう議論されていますか？
-スクリプトでは、成功の可能性が不明な中でも新しい挑戦に足を踏み出す勇気が重要であり、それには常識や既存のルールにとらわれず、新しい方向性を試すことが求められると述べています。
スクリプトの中で「物性」についてどう説明されていますか？
-スクリプトでは「物性」が、社会の内側から変化をもたらす力であり、自己の成功やプライドを破壊し、新たなステージに向かって進むために必要であると議論されています。
スクリプトで「社会の変革」についてどう述べられていますか？
-スクリプトでは、社会の変革は外からではなく、内側から起こされるべきであり、個々が自己の役割を再評価し、新しい価値観を創出することが重要だと述べています。
Outlines
🤔 労働の必要性と社会の変化
第1段落では、労働の必要性とその社会的価値について考察しています。過去30年間で日本人の生産性が3倍に増加し、労働時間は減少しているにもかかわらず、社会人としての固定観念が根強いままであると指摘。また、労働を通じて社会に貢献するという価値観は変わりにくいと感じており、労働を超えたアイデンティティの重要性を浮き彫りにしています。
💭 存在意義と新しい価値の創出
第2段落では、人々の存在意義が労働に依存している現状を批判し、新しい価値観の創出が求められていると述べています。家族や故郷といった制度は金銭的価値とは直接結びつかない価値を守る役割を果たしていると分析。また、成功者への過剰な信仰と、それが個人のアイデンティティに与える影響についても触れています。
🌐 世界と日本人の不安
第3段落では、グローバルな環境の変化に日本人がどのように対応しているかについて議論しています。日本人が他国と比較して特に辛いわけではないと示唆し、世界全体が変化の中で不安を感じていることを認識する必要があると主張。さらに、成功のメッセージに酔いしれず、挑戦する勇気を大切にするべきだと強調しています。
👶 幼児性、異国性、物質性
第4段落では、変化をもたらす3つのアプローチ：幼児性、異国性、物質性について説明しています。幼児性は無知を利用し、異国性は外部からの視点を取り入れる方法としています。物質性は内側からの変化を意味し、日本の歴史的な事例を通じてその重要性を説き、社会の進化には自己の没落を犠牲にすることをもっての勇気が必要なことを示唆しています。
🛑 成功と自己破壊のサイクル
第5段落では、成功と自己破壊のサイクルについて考察しています。成功を築いた者たちが、次に進むために自己の成功を破壊し、新しいステージに向かうべきだと主張。成功体験を積極的に捨てる勇気を持ち、社会的進歩のために自己の役割を再定義するべきだと示しています。
Mindmap
Keywords
💡働く
💡基本所得
💡生産性
💡アイデンティティ
💡社会責務
💡競争
💡成功者
💡勇気
💡社会の変革
💡物性
Highlights
未来の社会においては、基本的な収入が議論される一方で、働くことが社会人としての義務となっている固定観念に疑問を投げかけている。
日本人の生産性は過去30年間で3倍に増加し、単位時間あたりの付加価値が大きく向上している。
実際には、平均的な日本人が働いている時間は徐々に減少し、労働者1人あたりの労働時間が30年で10%減少している。
社会的に認められなければ生きていくことが困難と思われがちだが、実際には働かなくても生きていける社会ができてきている。
「働くことが社会責務」という考えが変わらない現状を指摘し、新しい価値観の必要性を説く。
競争を避けずとも生き延びる方法を模索し、社会の価値観を疑いながらも新たなアイデンティティを見つけるべきだと主張。
労働を通じて自己の存在意義を見つける必要性と、それが社会に与える影響について考察している。
成功者たちが持つメッセージや教訓は、実際には偏ったり歪んでいる場合もあると指摘。
社会の枠組みや常識にとらわれず、新しい価値観を創出することが重要であると述べている。
社会におけるアイデンティティの狭さと、それに対する疑問を提起し、多様なアイデンティティの創出の重要性を説く。
成功者たちを神格化しすぎず、彼らの経験は単なる運や偶然によるものであって、真に普遍的な教訓ではないと批判。
社会の変化に対して、内発的な変革が外発的な変革よりも重要であると主張。
自己の成功やプライドを積極的に捨てる勇気と、新たなステージに進むために自己解体する覚悟が大切だと述べている。
社会の変革に向けて、幼児性、異国性、物性という3つのアプローチを提唱している。
社会の内側からの変革は、自己の役割や価値を再定義し、新たなアイデンティティを見つける過程であると語っている。
成功や失敗の狭い定義にとらわれず、自分自身の価値を信じ続けることが生きることの大切さを強調している。
社会の枠組みにとらわれず、自己のアイデンティティを探求し続けることが、社会の進化につながると示唆している。
社会の変革は、個々人が自己のアイデンティティを再定義し、新たな価値観を創出することで実現されると結びつけている。
Transcripts
00:00あと僕ちょっと長い目で見るとすごい重要
00:02かなと思うのはあのなんか働き方をどう
00:04デザインするかって話と同じぐらいま
00:07そもそもちょっと働く必要はあまないん
00:10じゃないかっていうかうんあの働かなくて
00:15いいいって思える世の中を作るってすごい
00:17大事なんじゃないかって僕思ってるんです
00:19よていうのはなんかベーシックインカムの
00:21議論とか色々ありますけどまなんかいくら
00:23やってもなんかやっぱり世の中で1人前の
00:27社会人たるものを働くべきみたい固定観
00:30ってすい僕たあるじゃないですかで過去
00:3230年間とか見ると平均的な日本人の生産
00:35性とかなんか確か30年から半石ぐらいで
00:38ま3倍とかになっててその単位時間あたり
00:41を生み出せるそうこう付加価値みたいな
00:44のってとてもつなく増えてるんですよでだ
00:46からまそんなに働かなくたって生存して
00:49いけるし生きていけるわけですよねで実際
00:52平均的な日本人が働いてる時間とかもま
00:55徐々に減っててここ30年ぐらいで労働者
00:571人あたり10%ぐらい減ってるんですか
00:59ねだ全体として見ると結構生産性やっぱ
01:02高くなってて人間一般ので働かなくても
01:05生きていけるようになってるとだけどじゃ
01:08働かなくてもいいってみんなが思えてる
01:10かっての全然そうじゃなくてなんか
01:11ワールドバリューサーベイとか見ると働か
01:14ない人間は大だかとか働くことは社会に
01:17とっての責務かとかそういう質問すると
01:20その答えほとんど過去反省期からで変わっ
01:22てないんですよだどうにかしてその
01:25そもそも働かなくたっていいっていう風に
01:27みんなが思えて無駄ににとりあえず働い
01:30てる人たっていうの減らすっていう方向が
01:32すごい重要なんじゃないかと
01:33思う思うのは働くってことに対するその
01:37過剰な僕たちの信仰があるためにもう働か
01:42なくて住むようになった人たちも働き
01:44続けるしなんか必死に競争しなくてもいい
01:47人たちも競争し続けるって傾向がすごい
01:49あるような気はしてるんですよなんかその
01:52競争進行労働進行みたいなことによって
01:55新しいものが作られてるより色々な加価値
01:59が作されてるっていう側面もあるけれども
02:02同時にそれによって本当に働かなくちゃ
02:05いけない人たちがあの追い詰められてる
02:08うんうんギリギリのところに押し出されて
02:10るっていう側面もあるんじゃないかなって
02:12いう感じがなんとなくうんうん印象論とし
02:15てするっていう感じ
02:15[音楽]
02:17ですま日本人ってこう暇を持つことが
02:22なんか下手な印象はすごいあって会社の
02:26同僚とかとそもそも飲みに行ったりするの
02:28とかもすげえ好きじゃないですかでやたら
02:31めったらなんかあの仕事と生活が一体化し
02:33てるなっていう感じは年取ってようが若い
02:37人だろうがあってそれに比べると僕は住ん
02:41だことがあるのはアメリカだけですけどま
02:43あの国はとてつもなくドライだなっていう
02:45感じでその仕事における人間関係みたいな
02:48のはその仕事時間が終わると結構パッと
02:50切れるっていう感じがすごいあってでそっ
02:52から先は完全に生活の方に移行するみたい
02:55なことがあるんですよねだそれがその老後
02:58と現役時代みたいなものの切り替えにも
03:00そのまんま働いてるんじゃないかなって
03:02いう感じはなんとなくしますよねま僕
03:04なんか働くて結構言い訳なんじゃない
03:07かっていう気がしててま
03:10みんな僕も含めてなんか自分があの存在し
03:14てることに対する自信とかみんなないと
03:17思うんですよでしかもなんかあんま大して
03:20能力もないんでその大したものも生み出せ
03:22てないと思うんですよそれに対してなんか
03:25存在しててもいいいっていう言い訳を与え
03:27てくれてるっていう側面は労働とか仕事
03:29ってすごいあるなっていう気がするんです
03:31よでこれ言っていいのかわかんないんです
03:33けどまあの僕ただの印象論としてあの人類
03:38の半分以上の人は働かない方がいいと思っ
03:40てるんですよっていうのは基本的になんか
03:43あの生産活動をする時にマイナスの影響
03:45しか及ぼしてない人ってのが僕すごい多い
03:47と思っててなんかあのやたら連絡網とかに
03:51入ってるだけの人とかすげえ多いじゃない
03:55ですかで僕の業界だと日本の大学の先生と
03:58かもいや正9割ぐらいの人た全く何してる
04:01んだか僕分かんなくて研究の成果も何も
04:04ないですし授業とかも若い学生の時間を
04:07奪ってるだけで何の価値も生み出してない
04:09と思うんで社会的になんかいない方がいい
04:11と思うんですよで社会的にいない方がいい
04:15人たちがだけどいてもいいんだよって言っ
04:17てもらうための装置として働くとか労働
04:20っての今機能してるんじゃないかなって
04:22思うんですよねでこれは僕すごく良くない
04:25状態だと思っててその仕事っていう
04:28アイデンティティ以外にに自分が世の中に
04:31存在していていいんだって思えるような
04:34いろんなアイデンティティをこうなんか
04:36もっと世の中に作っていくことってのが
04:38すごい大事なんじゃないかなっていう気は
04:40し
04:40ます立つっていうことの定義が狭すぎるん
04:44だと思うんですよつまり仕事をしてなんか
04:46あの仕事のアウトプットと言えるような
04:48感じのものを作るっていうことが役に立つ
04:50ことだって僕たちは思い込んでるだと思う
04:52んですよだけど別にアウトプットなんて
04:56なんか視点によってはただのゴミみたいな
04:58もんであって別ある意味でうん人間存在し
05:00ているだけで役に立ってるって言えば
05:03言えるわけじゃないですかうんうんうんで
05:05だからその専業主みたいな人たっていうの
05:07がえ働いてなくても存在意義があるっと僕
05:10たちが思ってるのはその存在してること
05:12そのものの役に立ってるその利益みたいな
05:14ものを僕たちが暗黙にこう理解してるから
05:17ですよねだから家族みたいな仕組みとか
05:21あるいはなんか故郷みたいな仕組みとかっ
05:24てのはそういうあの簡単なお金とか生産と
05:27かに結びつけられないな価値をこう保っ
05:30てる制度だと思うんですよねでそれは
05:31もっとたくさん作れるんじゃないかなって
05:34いう僕たって心が弱くてちょっとお金
05:38もらったぐらいだと働くのやめられないん
05:40ですよねでなんか働いてないと自分の
05:44アイデンティティが揺らいじゃうとかなん
05:47か働いてないと世の中とか社会に対する
05:49責任を果たしてないみたいに未だに僕たち
05:52と思ってると思うんですよで本当に重要な
05:55のはその働いたりお金を稼いだりしなくて
05:59も
06:00特に気にせず自信を持って生きていける
06:03ような人間をどう作るかっていうのが長い
06:05目で見ると社会にとって僕は重要だと思っ
06:07てるんですよねでそれを実現するためには
06:10ベーシックインカムってのはあんまり役に
06:11立たないんじゃないかと思っててお金を配
06:14るっていうよりもむしろ人間の心とか考え
06:17方みたいなものをこどう改造するかって
06:19いうことを考えないといけないんじゃない
06:21かな
06:22とあともう1つ大事かなと思うのはなんか
06:25働き方とか職業において
06:29古くて歴史を通じて残ってきたものは
06:32そんな簡単に消えないと思うんですよなの
06:34でやっぱ職業選択とかその仕事の選び方で
06:37僕たちの悪い癖はあの今周りにいる人たち
06:41のうち多くの人がやってることってのに
06:44すごい流されがちだと思うんですよあの
06:46もし流されるんだったら今周りにいる人
06:49たちじゃなくて歴史を通じて人類がやって
06:52きた色々な仕事の中でずっと残り続けてき
06:56たもの多くの人がやってきたことていう
06:59ことの方が残りやすい可能性は高いのか
07:02なって気がするんですよ
07:04ね所生術としては学歴とかあればあるに
07:10越したことはないと思うんですよでただ
07:12同時に所生術とか戦略として学歴を持つか
07:15どうかってこととそれが大事だと思うか
07:18どうかってことは別だと思うんですよで
07:20たまたまその競争に失敗してもそれに
07:23コンプレクスを持ったり恨みを持ったりし
07:25なくても済むような心の持ち方をどうやっ
07:28て作り出すかかていうことが大事なのかな
07:32歴みたいな世界においては単純にその
07:35分かりやすいヒエラルキーの上をどんどん
07:38目指していくっていう価値観がちょっと
07:40壊れつつあると思うんですよでそれと同じ
07:43ことが学歴とかについても起こせたらいい
07:46んじゃないかなでそのためにはその学歴
07:51みたいな軸で成功するっていうことがま
07:54いかに別の軸で呪いを作り出してしまうか
07:58でいかに退屈な生しかできなくなって
08:00しまうかみたいなことをまみんなが認識
08:03するようになればいいのかなっていう気は
08:04するんですよね東大みたいなとこ行っ
08:06ちゃうと親戚の人たちから何の文句も言わ
08:10れないようなキャリアパスが目の前に出て
08:12きちゃうわけですねでだからその深い同期
08:15もなくそれが人が恨む道だという理由だけ
08:19で入っていっちゃう人はまものすごく多い
08:21んですよねで大体あの今の僕来の年になる
08:24とみんなあの人生の危機に直面するという
08:27アイデンティティクライスに直面するのが
08:29ますごく多いですねという意味で言うと
08:32そういうその普通の優等性コースに乗って
08:36いくことの残念さみたいなのってのがもう
08:40ちょっとみんなに体感として伝わるように
08:42なるといいのかなっていう気はしますよ
08:46ね問題なんですが1個大事なのはあの貪欲
08:50になる欲を出すってことかなと思うんです
08:53よでとあるその民間の研究所がこう調べた
08:56アンケートで日本人がうん渉したことが
09:00ありますかて言と7割の人がないって
09:02答えるらしいんですよないと思いますで
09:04転職しても給料が上がりましたかって言う
09:06とうん上がらなかったっていう人の方が
09:08多いらしいんですよねなのでこうみんな
09:10企業側もその働く個人の側もちょっと遠慮
09:13しちゃってるって部分があると思うんです
09:15よなのでその転職する先を積極的に探して
09:19で必要であれば今の場所と交渉して賃金を
09:21上げていくとかで企業側もいい人材がいる
09:24と思ったらお金を積んででも取りに行く
09:26みたいな形で戦いに行くという人増えると
09:29いいんじゃないかなと思ったりしてるとこ
09:33でその日本社会が変わってしまってみんな
09:36大少なかれ不安を感じながら生きていく
09:39しかない社会になったって受け入れちゃう
09:42のが早いんじゃないかなと思うんですよね
09:44うんなので昔の日本社会と今の社会を
09:47比べると色々な形でなんか不確実でよく
09:50わからないていう感じがするじゃないです
09:52かでもそういう風に世界が変わっちゃった
09:54んだと思うんですよねこれだけこう
09:56ビジネスの環境とか技術の環境の流れが
09:58早くてうん
09:59[音楽]
10:02うん一てなそう世界になまって世界中の人
10:08がそういう環境と戦っているで日本人も
10:11その例外じゃなくなってしまったっていう
10:13ことなんじゃないかなとなのでま自分だけ
10:17が辛いわけではなくてま日本人みんな
10:19ちょっと不安で人類みんなちょっと不安
10:22っていうぐらいに思っておけばそんなに
10:25辛く感じる必要もないんじゃないかなと
10:26思いますね僕はももあんまり働きたくない
10:31ていうのとあの分かりやすいこうキャリア
10:35とかあの仕事っていうのをできるだけ作ら
10:39ないようにしていてえやっぱりこう
10:41はっきりとこうカテゴリーがあるものとか
10:43仕事の名前がついてるものってうん競争も
10:46激しいしいろんな人も入ってくるじゃない
10:48ですかそうすると人と競争しなくてちゃ
10:51いけなくて辛いんですよねなんか自分自身
10:53の場合はできるだけ何やってるのかよく
10:56わからない人になって他の人と競い合わ
10:58なくてもいいようにしたいなと思ってよく
11:02わからないことをやってると
11:04いうちょっと振り返ってみるとそういう
11:08成功者のメッセージみたいなのに僕は
11:12うんざりしてるっていう部分もあるんです
11:14よねなんかあらゆるところにそういうもの
11:16が溢れ返ってるじゃないですかいろんな
11:18メディア見てもイベント見ても本を見ても
11:21なんかそういうビジネス啓発っぽいもの
11:24自己啓発っぽいものに溢れているとただお
11:27約束しますがまほとんどの人間にとって
11:31人生はまそんな大したものにはならない
11:33ですからねあの成功物語とか程遠いですね
11:38結構グダグダな人生が待ってると思うん
11:40ですよま自分の経験からそう言えると思っ
11:43てますでさらに成功者って言われるような
11:46人もですねよくよく見てみるとそんな
11:49大したことない場合が多いと思うんですよ
11:51ねたまたまいい人とかあのいい組織と巡り
11:55られたとかねあるいは生まれながらに
11:57すごく特殊に恵まれた体を持ってたとか
12:00スタイルを持ってたとか頭脳を持ってたま
12:02そんな人ばっかりですよねさらには
12:04たまたますごく伸びている業界があったり
12:06とかいきなり爆発する領域があったりして
12:09そこにたまたま出会わせたというただただ
12:12運が良かった人っていうのも多いと思うん
12:13ですよねでそういうたまたまうまくいった
12:16人っていうのを僕たちはこう祭り上げて
12:18ですねでその過去の経験に基づいてそこ
12:21から無理やり教訓を引き出したりね未来に
12:23向けたメッセージを抽出しようと頑張り
12:25すぎる傾向がちょっとあるなっていう気が
12:28前からしてるんですよねでただま成功した
12:31人っていうのは運がいい人なんでそういう
12:33人たちの経験とかその人たちの教訓って
12:36いうのはま結構偏っていて歪んでるものの
12:39場合が多いと思うんですよまとてもデータ
12:42とかなんかエビデンスとは呼べないような
12:44ものの場合が多いでそんなところから
12:46無理やり教訓とかを引き出して本当に未来
12:49に向かって役に立つのかなっていう気が
12:51正直しちゃうんですよね本当に大事なのは
12:54そういう成功者のメッセージを聞くことで
12:56はないんじゃないかという気がしているん
12:58ですでじゃあ何が大事なのか僕がもっと
13:02大事だなと思うのはうまくいくかどうか
13:06全くわからないまむしろ多分失敗すると
13:09いう中でもとりあえず無理やり足を
13:12踏み出してしまう意味不明な勇気というの
13:14をどう持つかということじゃないかと思う
13:16んですというのは人間が色々やれることと
13:19か言えること考えられることの中でもう
13:21すでに僕たちが試してきて成功したものっ
13:24ていうのはもうごくごく一部ですよねで
13:26その裏側にはまだ試されない領域とか忘れ
13:30られてしまったこととかあるいはまそこは
13:34何もないから行かない方がいいとかまそこ
13:36は地雷がたくさん埋まってる領域だから手
13:39をつけない方がいいと言われてるような
13:40領域がぶわっとたくさん広がってると思う
13:42んですよで僕たちはその中で何の保証も
13:46なくもしかしたら足を突っ込んだら突然
13:48爆発して終わりかもしれないっていうの
13:50領域にとりあえず足を踏み出さなくちゃ
13:52いけないまその時に実験をしてみる一歩足
13:55を踏み出してみる何の根拠もない勇気を
13:58どう持つかとまそれが大事なんだと思うん
14:00ですよねで特にま最近の社会ってこう
14:03コンプラ社会とかよく言われるじゃない
14:05ですかでそういう傾向が強まりすぎるとま
14:08いかにしての常識とかあるいはみんなが
14:11従ってるようなこうルールっぽいものと
14:14いうのからまちょっと逸脱して新しい方向
14:17を試すかやってはいけないやらない方が
14:20いいと言われてるようなものにちょっと手
14:22を伸ばしてみたり言ってはいけないとか
14:24言わない方がいいと言われてるものを
14:26とりあえず行ってみるというようなこう見
14:29っぽい精神をどう持つかっていうのが
14:30とても大事になってくるんじゃないかなと
14:32思うんですでそういう成功するかどうかと
14:35全く関係がないとりあえずわけが分から
14:38ないものを試してみるという精神これを
14:41どう身につつけるかということが1番大事
14:42なんじゃないかと思うんです成功は一旦
14:45忘れた方がいいという記載しますでじゃあ
14:48どうすればうんまだやられてないことやら
14:51ない方がいいと人が思ってるようなことと
14:53か言わない方がいいと思ってるようなこと
14:54に手を伸ばせるんだろうか人間はこうその
14:57ための方法を3つぐらら作り出してきたん
15:00じゃないかなっていう気がするんですよで
15:02その3つというのが幼児性異国性そして
15:07物質性というまちょっと
15:13なめくじ目の幼児性というのは幼児つまり
15:16子供であることとか子供になることという
15:19のを利用するという手なんですでこの精神
15:22を一番よく表してるお話があるんですよね
15:25あの裸の王様っていう話なんですよこの裸
15:29の王様っていうのは元々オリジナルの
15:31タイトルがあってそのタイトルはあの王様
15:34の新しい服っていうタイトルなんですよ
15:37ファッションに関わるお話なんですねで
15:40そのファッションとか服が好きな王様がい
15:42たらしいんですでその王様を騙そううって
15:45言ってえ詐欺師たちが寄ってくるんですよ
15:47ねでその詐欺師たちの殺し文句というのが
15:49面白くて世にも珍しいあの透明の素材で
15:53できた服を開発したんだと言って寄って
15:56くるんですよねでそれで口八丁手八丁で
15:59うまく王様をですねあの思い込ませること
16:01に成功するんですよあここにあるこれは
16:03確かに透明の素材でできた服だとで王様は
16:07喜んでその透明の服というのを着てですね
16:10裸のまんまパレードに繰り出し始めるん
16:12ですよねで王様は偉い人だからそうやって
16:15思い込まされてるのを見てると周りの人も
16:18ちょっとそれを立てなくちゃいけないのか
16:19なっていう気になってくるんですよねで
16:22その透明の服と証するものをみんなで見て
16:24あこれは美しい美しいと言ってみんなで
16:27同調し始めるんですよで王様はついに
16:30すっぱ高のままその透明な服を着て
16:33パレードを始めてしまうとでそこに1人の
16:35子供がいたんですねえ子供はまだ大人の
16:38世界の共通領解を知りませんま常識もない
16:41と忖度しないというかそもそもできない
16:44わけなんですねでその素朴なナイーブな
16:48正直さを持ってあ王様が裸だと指をさして
16:52いってしまうまそんな物語なんですよねで
16:55ここに現れているのはバカになれという
16:59メッセージまそして無知になれという
17:01メッセージなのかなと思いますつまり何か
17:04を走ってしまって何が起きるのか全く
17:06わからない考える力さえない常識もなく
17:09馬鹿で無知な子供だからこそ言えてしまう
17:12ことやれてしまうことがあるという
17:14メッセージがここにあるような気がします
17:16で同じようなことが2つ目の異国性という
17:19ものについても言えるんじゃないかと思い
17:20ますえ異国の血つまり部外者だったり
17:23アウトサイダーだったりあるいは広い意味
17:25での外国人であるがゆえに言うべきこと
17:29べきことを一方的に言ってしまえるという
17:31ことですま僕もちょっと外国人っぽい
17:33ところがあってなんか日本社会に半分属し
17:35ているようで属していないから好き勝って
17:37なことを言えるという側面がちょっとある
17:39のかなという気がしてしまますで最近皆
17:42さんも好きかもしれないガーシーさんと
17:44かっていう方いらっしゃいますよねあの人
17:46も何をやってるのかわけが分からない感じ
17:48になってますが日本社会に属していない
17:51からこそ芸能界のタブメディアのタブ
17:53みたいなものを無視して好きかってなこと
17:55を言えるまそれがいいのか悪いのか賛否
17:57両論あるでしょうまただ外に属してるから
18:00こそ何か言えるという側面があると思うん
18:01ですねでこういう形で子供になったり
18:05あるいは無害者になることによってその
18:07社会に外側から圧力をかけていくという
18:10ことが人間ができることのま2つの
18:13アプローチなのかなと思いますただま
18:15ちょっと考えてみるとこの幼児性とか異国
18:18性というアプローチは突き詰めるとダメな
18:21んじゃないかという気もしてくるんです
18:23なぜかと言うとこの2つのこれまでお話し
18:25した方法は所詮外側からを変えようとする
18:30アプローチですよねどちらもその社会に
18:32属していないちょっとアウトサイダーだ
18:34からこそそこにテコテコテコと出かけて
18:37いってなんかピンポンダシュかなんかの
18:39いたずらをしてアカべと言って去って
18:41いけるそういう部分があるわけですまよく
18:43言えば外発も悪く言えばただのヤジを
18:46飛ばしてるヤジ馬とあまり変わらないです
18:48ねで本当に大事なのはなんかその社会の
18:51内側からその社会を変えるような変化を
18:54インサイダー自身がどう作り出していくか
18:57ということではないかと思うです
18:59で内側から変化を作り出すという上で大事
19:02になるだろうと思うのが最後のキーワード
19:05である物性と呼ばれるものですま武士の心
19:09ですねでこの物資性というものを表す
19:11エピソードというものが歴史上にいくつか
19:14ありますそのうちの1つが日本の第2次
19:17対戦後の復興松原エピソードなんですねえ
19:21ちょっと大昔の第2次対戦直後に戻ると
19:24日本は東京結構やけの原になっていてあの
19:27GHQっていう組織に占されたっていうの
19:29は有名な話ですよねで特にそれまで
19:32日本経済を牛耳っていた大企業の経営者
19:35たちとかのはバっと追放されるで財閥企業
19:38っていう1番大きな企業たちも解体させ
19:41られることになったんですねでその時に
19:43その財閥の一角を握っていた渋沢財閥って
19:47財閥があったそうなんですその財閥はその
19:50トップが当時大倉大臣をやったりしていた
19:53こともあってそのGHQからあるこう人参
19:56をぶら下げられたそうなんですねこう提示
19:59されたですでそれは自分たちに協力して
20:01くれたらお前たちだけはね財閥解体を免除
20:05してやってもいいぞという特権を与えられ
20:07たそうなんですよえとても面白いのは当時
20:10のその渋沢財閥というのがその特権を拒否
20:15したという話なんですつまり解体しなくて
20:18いいと言われたのに自ら解体される道を
20:20選んだそうなんですねその決断を当時の
20:24財閥のトップはニコボという合言葉でして
20:29いますニコ没というのはニコニコ笑い
20:32ながら没落しようというメッセージですで
20:36ここにあるのはまいわば社会とか経済を次
20:39のステージに持っていくために自分たち
20:41自身を解体してしまうやってはいけない
20:44こととか言ってはいけないことを言う
20:46どころではないむしろそれに手をつけたら
20:48自分自身が解体されてしまう自分自身が
20:51開立を浴びてしまうそして自分たちが死ん
20:53でしまうかもしれないというような危険を
20:56積極的に引き受けるとそれによって世の中
21:00自体を次のステージに持っていくという
21:01そんな精神がここに現れているんじゃない
21:03かなという気がしますでそう考えていくと
21:06僕たちが本当に参考にすべきそして尊敬す
21:09べき存在というのはいわゆる分かりやすい
21:12成功者ではないんじゃないかなという気が
21:14してくるんですね成功の上に成功こを
21:16積み重ねていって自分を高めていくような
21:18存在というよりはむしろ自分たちの成功や
21:22経験というのを積極的に破壊できるような
21:25存在自分たちが成し遂げてきたことという
21:28のがもしかしたら何の意味もないのかも
21:30しれないそれどころか世の中にとって外で
21:33さえあるのかもしれないという意識を持っ
21:36て自分たち自身を解体していけるような
21:38存在まそういう存在こそが世の中を内側
21:41から変えていくために最も大事な存在なの
21:44ではないかという気がしてる次第なんです
21:46でこれが1番最初に紹介して多分皆さんの
21:50ほとんどがもう忘れてしまっている言葉に
21:51帰ってくるんですねえ投げられた意にとっ
21:54て登っていくことがいいことでもなければ
21:58落ちてくことが悪いことでもないえこれ
22:00から皆さんは何か登っているのか落ちて
22:04いるのかよくわからないな状態うまくいっ
22:06ているのか言っていないのか分からない
22:07ような状態成功に向かっているのかただ
22:10グズグズ停滞してるだけなのか分からない
22:12ような状態まそんな時間をすごく長く
22:15過ごすことになると思うんですね自分も
22:17そうですし誰もがそうなんだと思いますで
22:20ただそこで何か諦めたり判断したりしない
22:24でいただきたいという気がしますむしろ何
22:27がいいことで何が悪いことなのか分から
22:29ないような状態に耐えることこそが生きる
22:32ことなのではないかなという気がしますで
22:35そしてもしどこかで周りの人たちが成功だ
22:38とみなすようなものをもし皆さんが
22:39成し遂げたとしたらそこから積極的に没落
22:43することが大事なのではないかなという気
22:45がしていますニコニコと自分自身が
22:47作り上げてしまった成功とかプライドま
22:50それをどう破壊して積極的に没落して
22:53いけるかまそれが大事なんだろうと思い
22:55ます
22:58X
22:59[音楽]
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