【成田悠輔/名言】仕事を辞める、転職する、起業する、そんな時にあなたにまとわりつく不要な周りの常識や価値観を気にする必要はない。。
Summary
TLDRこのスクリプトでは、現代社会における労働の価値観とその変化について考察しています。過去30年間で日本人の生産性が3倍に増加し、労働時間が減少しているにもかかわらず、社会人が働くことが当然とされている固定観念に疑問を投げかけます。基本的な収入の議論や社会の価値観、個人のアイデンティティとの関連も触れ、新しい価値観の創出や社会の変化を模索する意欲的な視点が示されています。
Takeaways
- 🤔 スクリプトは、働くことの必要性や働き方のデザインについて考え、社会人が働くべきという固定観念に疑問を投げかけている。
- 🌏 世界中で働くことが社会責務かという問いに対して、答えが時代から変化していないと指摘している。
- 📉 過去30年間で日本人の生産性は3倍に増加し、労働時間は10%減少しているが、生活は維持されている。
- 💡 ベーシックインカムなどの議論があるが、単にお金を配るのではなく、人々の心や考え方を変革することが重要だと考えている。
- 🏋️♂️ 社会においては、働くことに対する信仰が過剰であり、競争を避ける方法を模索するべきだと主張している。
- 👨👩👧👦 家族や故郷などの仕組みは、お金や生産に直接結びつかない価値を守る制度として存在すると見る。
- 💼 働き方や職業は歴史的なものであり、周囲の人々や社会の流れに流されがちだと批判している。
- 🧐 成功者たちが成功した理由は多様であり、単純な教訓やメッセージから得られるものではないと指摘している。
- 🚀 人生はグダグダで成功物語は遠いと感じ、自分の経験や価値を生み出すことが重要だと述べている。
- 🛑 成功した後も、自分の成功やプライドを積極的に破壊し、新たなステージに進む勇気を持つことが大切だと提案している。
- 🔍 社会を変えるには、内側からの変革が重要で、外からの挑戦や異国性は限界があると論じている。
Q & A
スクリプトで述べられている「働く必要性」についての見解とは何ですか?
-スクリプトでは、現代社会において働く必要性は薄れがちであり、基本的な収入が保障された環境で働くかどうかを選択できる社会を作ることが重要だと述べています。
スクリプトの中で「ベーシックインカム」についてどう言及されていますか?
-スクリプトでは「ベーシックインカム」について、社会において働くかどうかの選択を自由に行えるようにする重要な概念と位置づけられていますが、その実装が容易ではないことも指摘されています。
スクリプトで言及されている「日本人の生産性」の変化について説明してください。
-スクリプトでは、過去30年間にわたって日本人の生産性が3倍近く増加し、単位時間あたりの付加価値が大きく向上したことが示されています。
スクリプトの中で「労働時間の減少」についてどう説明されていますか?
-スクリプトでは、日本人の平均的な労働時間が過去30年で約10%減少しているとされ、生産性の向上により働かなくても生きていけるようになったと触れています。
スクリプトで「社会人としての固定観念」についてどう議論されていますか?
-スクリプトでは、社会人として働くことが当然という固定観念が存在し、それが個人の働き方を制限していると指摘されています。
スクリプトの中で「労働に対する信仰」についてどう述べられていますか?
-スクリプトでは、労働に対する信仰が過剰であり、実際には働かなくても生きていくことができる世界を目指すべきだと述べています。
スクリプトで「成功者への信仰」についてどう述べられていますか?
-スクリプトでは、成功者への信仰が偏りがあり、彼らの経験から教訓を引き出すのは適切でないことが多いと警告しています。
スクリプトで「新しい挑戦への勇気」についてどう議論されていますか?
-スクリプトでは、成功の可能性が不明な中でも新しい挑戦に足を踏み出す勇気が重要であり、それには常識や既存のルールにとらわれず、新しい方向性を試すことが求められると述べています。
スクリプトの中で「物性」についてどう説明されていますか?
-スクリプトでは「物性」が、社会の内側から変化をもたらす力であり、自己の成功やプライドを破壊し、新たなステージに向かって進むために必要であると議論されています。
スクリプトで「社会の変革」についてどう述べられていますか?
-スクリプトでは、社会の変革は外からではなく、内側から起こされるべきであり、個々が自己の役割を再評価し、新しい価値観を創出することが重要だと述べています。
Outlines
🤔 労働の必要性と社会の変化
第1段落では、労働の必要性とその社会的価値について考察しています。過去30年間で日本人の生産性が3倍に増加し、労働時間は減少しているにもかかわらず、社会人としての固定観念が根強いままであると指摘。また、労働を通じて社会に貢献するという価値観は変わりにくいと感じており、労働を超えたアイデンティティの重要性を浮き彫りにしています。
💭 存在意義と新しい価値の創出
第2段落では、人々の存在意義が労働に依存している現状を批判し、新しい価値観の創出が求められていると述べています。家族や故郷といった制度は金銭的価値とは直接結びつかない価値を守る役割を果たしていると分析。また、成功者への過剰な信仰と、それが個人のアイデンティティに与える影響についても触れています。
🌐 世界と日本人の不安
第3段落では、グローバルな環境の変化に日本人がどのように対応しているかについて議論しています。日本人が他国と比較して特に辛いわけではないと示唆し、世界全体が変化の中で不安を感じていることを認識する必要があると主張。さらに、成功のメッセージに酔いしれず、挑戦する勇気を大切にするべきだと強調しています。
👶 幼児性、異国性、物質性
第4段落では、変化をもたらす3つのアプローチ:幼児性、異国性、物質性について説明しています。幼児性は無知を利用し、異国性は外部からの視点を取り入れる方法としています。物質性は内側からの変化を意味し、日本の歴史的な事例を通じてその重要性を説き、社会の進化には自己の没落を犠牲にすることをもっての勇気が必要なことを示唆しています。
🛑 成功と自己破壊のサイクル
第5段落では、成功と自己破壊のサイクルについて考察しています。成功を築いた者たちが、次に進むために自己の成功を破壊し、新しいステージに向かうべきだと主張。成功体験を積極的に捨てる勇気を持ち、社会的進歩のために自己の役割を再定義するべきだと示しています。
Mindmap
Keywords
💡働く
💡基本所得
💡生産性
💡アイデンティティ
💡社会責務
💡競争
💡成功者
💡勇気
💡社会の変革
💡物性
Highlights
未来の社会においては、基本的な収入が議論される一方で、働くことが社会人としての義務となっている固定観念に疑問を投げかけている。
日本人の生産性は過去30年間で3倍に増加し、単位時間あたりの付加価値が大きく向上している。
実際には、平均的な日本人が働いている時間は徐々に減少し、労働者1人あたりの労働時間が30年で10%減少している。
社会的に認められなければ生きていくことが困難と思われがちだが、実際には働かなくても生きていける社会ができてきている。
「働くことが社会責務」という考えが変わらない現状を指摘し、新しい価値観の必要性を説く。
競争を避けずとも生き延びる方法を模索し、社会の価値観を疑いながらも新たなアイデンティティを見つけるべきだと主張。
労働を通じて自己の存在意義を見つける必要性と、それが社会に与える影響について考察している。
成功者たちが持つメッセージや教訓は、実際には偏ったり歪んでいる場合もあると指摘。
社会の枠組みや常識にとらわれず、新しい価値観を創出することが重要であると述べている。
社会におけるアイデンティティの狭さと、それに対する疑問を提起し、多様なアイデンティティの創出の重要性を説く。
成功者たちを神格化しすぎず、彼らの経験は単なる運や偶然によるものであって、真に普遍的な教訓ではないと批判。
社会の変化に対して、内発的な変革が外発的な変革よりも重要であると主張。
自己の成功やプライドを積極的に捨てる勇気と、新たなステージに進むために自己解体する覚悟が大切だと述べている。
社会の変革に向けて、幼児性、異国性、物性という3つのアプローチを提唱している。
社会の内側からの変革は、自己の役割や価値を再定義し、新たなアイデンティティを見つける過程であると語っている。
成功や失敗の狭い定義にとらわれず、自分自身の価値を信じ続けることが生きることの大切さを強調している。
社会の枠組みにとらわれず、自己のアイデンティティを探求し続けることが、社会の進化につながると示唆している。
社会の変革は、個々人が自己のアイデンティティを再定義し、新たな価値観を創出することで実現されると結びつけている。
Transcripts
あと僕ちょっと長い目で見るとすごい重要
かなと思うのはあのなんか働き方をどう
デザインするかって話と同じぐらいま
そもそもちょっと働く必要はあまないん
じゃないかっていうかうんあの働かなくて
いいいって思える世の中を作るってすごい
大事なんじゃないかって僕思ってるんです
よていうのはなんかベーシックインカムの
議論とか色々ありますけどまなんかいくら
やってもなんかやっぱり世の中で1人前の
社会人たるものを働くべきみたい固定観
ってすい僕たあるじゃないですかで過去
30年間とか見ると平均的な日本人の生産
性とかなんか確か30年から半石ぐらいで
ま3倍とかになっててその単位時間あたり
を生み出せるそうこう付加価値みたいな
のってとてもつなく増えてるんですよでだ
からまそんなに働かなくたって生存して
いけるし生きていけるわけですよねで実際
平均的な日本人が働いてる時間とかもま
徐々に減っててここ30年ぐらいで労働者
1人あたり10%ぐらい減ってるんですか
ねだ全体として見ると結構生産性やっぱ
高くなってて人間一般ので働かなくても
生きていけるようになってるとだけどじゃ
働かなくてもいいってみんなが思えてる
かっての全然そうじゃなくてなんか
ワールドバリューサーベイとか見ると働か
ない人間は大だかとか働くことは社会に
とっての責務かとかそういう質問すると
その答えほとんど過去反省期からで変わっ
てないんですよだどうにかしてその
そもそも働かなくたっていいっていう風に
みんなが思えて無駄ににとりあえず働い
てる人たっていうの減らすっていう方向が
すごい重要なんじゃないかと
思う思うのは働くってことに対するその
過剰な僕たちの信仰があるためにもう働か
なくて住むようになった人たちも働き
続けるしなんか必死に競争しなくてもいい
人たちも競争し続けるって傾向がすごい
あるような気はしてるんですよなんかその
競争進行労働進行みたいなことによって
新しいものが作られてるより色々な加価値
が作されてるっていう側面もあるけれども
同時にそれによって本当に働かなくちゃ
いけない人たちがあの追い詰められてる
うんうんギリギリのところに押し出されて
るっていう側面もあるんじゃないかなって
いう感じがなんとなくうんうん印象論とし
てするっていう感じ
[音楽]
ですま日本人ってこう暇を持つことが
なんか下手な印象はすごいあって会社の
同僚とかとそもそも飲みに行ったりするの
とかもすげえ好きじゃないですかでやたら
めったらなんかあの仕事と生活が一体化し
てるなっていう感じは年取ってようが若い
人だろうがあってそれに比べると僕は住ん
だことがあるのはアメリカだけですけどま
あの国はとてつもなくドライだなっていう
感じでその仕事における人間関係みたいな
のはその仕事時間が終わると結構パッと
切れるっていう感じがすごいあってでそっ
から先は完全に生活の方に移行するみたい
なことがあるんですよねだそれがその老後
と現役時代みたいなものの切り替えにも
そのまんま働いてるんじゃないかなって
いう感じはなんとなくしますよねま僕
なんか働くて結構言い訳なんじゃない
かっていう気がしててま
みんな僕も含めてなんか自分があの存在し
てることに対する自信とかみんなないと
思うんですよでしかもなんかあんま大して
能力もないんでその大したものも生み出せ
てないと思うんですよそれに対してなんか
存在しててもいいいっていう言い訳を与え
てくれてるっていう側面は労働とか仕事
ってすごいあるなっていう気がするんです
よでこれ言っていいのかわかんないんです
けどまあの僕ただの印象論としてあの人類
の半分以上の人は働かない方がいいと思っ
てるんですよっていうのは基本的になんか
あの生産活動をする時にマイナスの影響
しか及ぼしてない人ってのが僕すごい多い
と思っててなんかあのやたら連絡網とかに
入ってるだけの人とかすげえ多いじゃない
ですかで僕の業界だと日本の大学の先生と
かもいや正9割ぐらいの人た全く何してる
んだか僕分かんなくて研究の成果も何も
ないですし授業とかも若い学生の時間を
奪ってるだけで何の価値も生み出してない
と思うんで社会的になんかいない方がいい
と思うんですよで社会的にいない方がいい
人たちがだけどいてもいいんだよって言っ
てもらうための装置として働くとか労働
っての今機能してるんじゃないかなって
思うんですよねでこれは僕すごく良くない
状態だと思っててその仕事っていう
アイデンティティ以外にに自分が世の中に
存在していていいんだって思えるような
いろんなアイデンティティをこうなんか
もっと世の中に作っていくことってのが
すごい大事なんじゃないかなっていう気は
し
ます立つっていうことの定義が狭すぎるん
だと思うんですよつまり仕事をしてなんか
あの仕事のアウトプットと言えるような
感じのものを作るっていうことが役に立つ
ことだって僕たちは思い込んでるだと思う
んですよだけど別にアウトプットなんて
なんか視点によってはただのゴミみたいな
もんであって別ある意味でうん人間存在し
ているだけで役に立ってるって言えば
言えるわけじゃないですかうんうんうんで
だからその専業主みたいな人たっていうの
がえ働いてなくても存在意義があるっと僕
たちが思ってるのはその存在してること
そのものの役に立ってるその利益みたいな
ものを僕たちが暗黙にこう理解してるから
ですよねだから家族みたいな仕組みとか
あるいはなんか故郷みたいな仕組みとかっ
てのはそういうあの簡単なお金とか生産と
かに結びつけられないな価値をこう保っ
てる制度だと思うんですよねでそれは
もっとたくさん作れるんじゃないかなって
いう僕たって心が弱くてちょっとお金
もらったぐらいだと働くのやめられないん
ですよねでなんか働いてないと自分の
アイデンティティが揺らいじゃうとかなん
か働いてないと世の中とか社会に対する
責任を果たしてないみたいに未だに僕たち
と思ってると思うんですよで本当に重要な
のはその働いたりお金を稼いだりしなくて
も
特に気にせず自信を持って生きていける
ような人間をどう作るかっていうのが長い
目で見ると社会にとって僕は重要だと思っ
てるんですよねでそれを実現するためには
ベーシックインカムってのはあんまり役に
立たないんじゃないかと思っててお金を配
るっていうよりもむしろ人間の心とか考え
方みたいなものをこどう改造するかって
いうことを考えないといけないんじゃない
かな
とあともう1つ大事かなと思うのはなんか
働き方とか職業において
古くて歴史を通じて残ってきたものは
そんな簡単に消えないと思うんですよなの
でやっぱ職業選択とかその仕事の選び方で
僕たちの悪い癖はあの今周りにいる人たち
のうち多くの人がやってることってのに
すごい流されがちだと思うんですよあの
もし流されるんだったら今周りにいる人
たちじゃなくて歴史を通じて人類がやって
きた色々な仕事の中でずっと残り続けてき
たもの多くの人がやってきたことていう
ことの方が残りやすい可能性は高いのか
なって気がするんですよ
ね所生術としては学歴とかあればあるに
越したことはないと思うんですよでただ
同時に所生術とか戦略として学歴を持つか
どうかってこととそれが大事だと思うか
どうかってことは別だと思うんですよで
たまたまその競争に失敗してもそれに
コンプレクスを持ったり恨みを持ったりし
なくても済むような心の持ち方をどうやっ
て作り出すかかていうことが大事なのかな
歴みたいな世界においては単純にその
分かりやすいヒエラルキーの上をどんどん
目指していくっていう価値観がちょっと
壊れつつあると思うんですよでそれと同じ
ことが学歴とかについても起こせたらいい
んじゃないかなでそのためにはその学歴
みたいな軸で成功するっていうことがま
いかに別の軸で呪いを作り出してしまうか
でいかに退屈な生しかできなくなって
しまうかみたいなことをまみんなが認識
するようになればいいのかなっていう気は
するんですよね東大みたいなとこ行っ
ちゃうと親戚の人たちから何の文句も言わ
れないようなキャリアパスが目の前に出て
きちゃうわけですねでだからその深い同期
もなくそれが人が恨む道だという理由だけ
で入っていっちゃう人はまものすごく多い
んですよねで大体あの今の僕来の年になる
とみんなあの人生の危機に直面するという
アイデンティティクライスに直面するのが
ますごく多いですねという意味で言うと
そういうその普通の優等性コースに乗って
いくことの残念さみたいなのってのがもう
ちょっとみんなに体感として伝わるように
なるといいのかなっていう気はしますよ
ね問題なんですが1個大事なのはあの貪欲
になる欲を出すってことかなと思うんです
よでとあるその民間の研究所がこう調べた
アンケートで日本人がうん渉したことが
ありますかて言と7割の人がないって
答えるらしいんですよないと思いますで
転職しても給料が上がりましたかって言う
とうん上がらなかったっていう人の方が
多いらしいんですよねなのでこうみんな
企業側もその働く個人の側もちょっと遠慮
しちゃってるって部分があると思うんです
よなのでその転職する先を積極的に探して
で必要であれば今の場所と交渉して賃金を
上げていくとかで企業側もいい人材がいる
と思ったらお金を積んででも取りに行く
みたいな形で戦いに行くという人増えると
いいんじゃないかなと思ったりしてるとこ
でその日本社会が変わってしまってみんな
大少なかれ不安を感じながら生きていく
しかない社会になったって受け入れちゃう
のが早いんじゃないかなと思うんですよね
うんなので昔の日本社会と今の社会を
比べると色々な形でなんか不確実でよく
わからないていう感じがするじゃないです
かでもそういう風に世界が変わっちゃった
んだと思うんですよねこれだけこう
ビジネスの環境とか技術の環境の流れが
早くてうん
[音楽]
うん一てなそう世界になまって世界中の人
がそういう環境と戦っているで日本人も
その例外じゃなくなってしまったっていう
ことなんじゃないかなとなのでま自分だけ
が辛いわけではなくてま日本人みんな
ちょっと不安で人類みんなちょっと不安
っていうぐらいに思っておけばそんなに
辛く感じる必要もないんじゃないかなと
思いますね僕はももあんまり働きたくない
ていうのとあの分かりやすいこうキャリア
とかあの仕事っていうのをできるだけ作ら
ないようにしていてえやっぱりこう
はっきりとこうカテゴリーがあるものとか
仕事の名前がついてるものってうん競争も
激しいしいろんな人も入ってくるじゃない
ですかそうすると人と競争しなくてちゃ
いけなくて辛いんですよねなんか自分自身
の場合はできるだけ何やってるのかよく
わからない人になって他の人と競い合わ
なくてもいいようにしたいなと思ってよく
わからないことをやってると
いうちょっと振り返ってみるとそういう
成功者のメッセージみたいなのに僕は
うんざりしてるっていう部分もあるんです
よねなんかあらゆるところにそういうもの
が溢れ返ってるじゃないですかいろんな
メディア見てもイベント見ても本を見ても
なんかそういうビジネス啓発っぽいもの
自己啓発っぽいものに溢れているとただお
約束しますがまほとんどの人間にとって
人生はまそんな大したものにはならない
ですからねあの成功物語とか程遠いですね
結構グダグダな人生が待ってると思うん
ですよま自分の経験からそう言えると思っ
てますでさらに成功者って言われるような
人もですねよくよく見てみるとそんな
大したことない場合が多いと思うんですよ
ねたまたまいい人とかあのいい組織と巡り
られたとかねあるいは生まれながらに
すごく特殊に恵まれた体を持ってたとか
スタイルを持ってたとか頭脳を持ってたま
そんな人ばっかりですよねさらには
たまたますごく伸びている業界があったり
とかいきなり爆発する領域があったりして
そこにたまたま出会わせたというただただ
運が良かった人っていうのも多いと思うん
ですよねでそういうたまたまうまくいった
人っていうのを僕たちはこう祭り上げて
ですねでその過去の経験に基づいてそこ
から無理やり教訓を引き出したりね未来に
向けたメッセージを抽出しようと頑張り
すぎる傾向がちょっとあるなっていう気が
前からしてるんですよねでただま成功した
人っていうのは運がいい人なんでそういう
人たちの経験とかその人たちの教訓って
いうのはま結構偏っていて歪んでるものの
場合が多いと思うんですよまとてもデータ
とかなんかエビデンスとは呼べないような
ものの場合が多いでそんなところから
無理やり教訓とかを引き出して本当に未来
に向かって役に立つのかなっていう気が
正直しちゃうんですよね本当に大事なのは
そういう成功者のメッセージを聞くことで
はないんじゃないかという気がしているん
ですでじゃあ何が大事なのか僕がもっと
大事だなと思うのはうまくいくかどうか
全くわからないまむしろ多分失敗すると
いう中でもとりあえず無理やり足を
踏み出してしまう意味不明な勇気というの
をどう持つかということじゃないかと思う
んですというのは人間が色々やれることと
か言えること考えられることの中でもう
すでに僕たちが試してきて成功したものっ
ていうのはもうごくごく一部ですよねで
その裏側にはまだ試されない領域とか忘れ
られてしまったこととかあるいはまそこは
何もないから行かない方がいいとかまそこ
は地雷がたくさん埋まってる領域だから手
をつけない方がいいと言われてるような
領域がぶわっとたくさん広がってると思う
んですよで僕たちはその中で何の保証も
なくもしかしたら足を突っ込んだら突然
爆発して終わりかもしれないっていうの
領域にとりあえず足を踏み出さなくちゃ
いけないまその時に実験をしてみる一歩足
を踏み出してみる何の根拠もない勇気を
どう持つかとまそれが大事なんだと思うん
ですよねで特にま最近の社会ってこう
コンプラ社会とかよく言われるじゃない
ですかでそういう傾向が強まりすぎるとま
いかにしての常識とかあるいはみんなが
従ってるようなこうルールっぽいものと
いうのからまちょっと逸脱して新しい方向
を試すかやってはいけないやらない方が
いいと言われてるようなものにちょっと手
を伸ばしてみたり言ってはいけないとか
言わない方がいいと言われてるものを
とりあえず行ってみるというようなこう見
っぽい精神をどう持つかっていうのが
とても大事になってくるんじゃないかなと
思うんですでそういう成功するかどうかと
全く関係がないとりあえずわけが分から
ないものを試してみるという精神これを
どう身につつけるかということが1番大事
なんじゃないかと思うんです成功は一旦
忘れた方がいいという記載しますでじゃあ
どうすればうんまだやられてないことやら
ない方がいいと人が思ってるようなことと
か言わない方がいいと思ってるようなこと
に手を伸ばせるんだろうか人間はこうその
ための方法を3つぐらら作り出してきたん
じゃないかなっていう気がするんですよで
その3つというのが幼児性異国性そして
物質性というまちょっと
なめくじ目の幼児性というのは幼児つまり
子供であることとか子供になることという
のを利用するという手なんですでこの精神
を一番よく表してるお話があるんですよね
あの裸の王様っていう話なんですよこの裸
の王様っていうのは元々オリジナルの
タイトルがあってそのタイトルはあの王様
の新しい服っていうタイトルなんですよ
ファッションに関わるお話なんですねで
そのファッションとか服が好きな王様がい
たらしいんですでその王様を騙そううって
言ってえ詐欺師たちが寄ってくるんですよ
ねでその詐欺師たちの殺し文句というのが
面白くて世にも珍しいあの透明の素材で
できた服を開発したんだと言って寄って
くるんですよねでそれで口八丁手八丁で
うまく王様をですねあの思い込ませること
に成功するんですよあここにあるこれは
確かに透明の素材でできた服だとで王様は
喜んでその透明の服というのを着てですね
裸のまんまパレードに繰り出し始めるん
ですよねで王様は偉い人だからそうやって
思い込まされてるのを見てると周りの人も
ちょっとそれを立てなくちゃいけないのか
なっていう気になってくるんですよねで
その透明の服と証するものをみんなで見て
あこれは美しい美しいと言ってみんなで
同調し始めるんですよで王様はついに
すっぱ高のままその透明な服を着て
パレードを始めてしまうとでそこに1人の
子供がいたんですねえ子供はまだ大人の
世界の共通領解を知りませんま常識もない
と忖度しないというかそもそもできない
わけなんですねでその素朴なナイーブな
正直さを持ってあ王様が裸だと指をさして
いってしまうまそんな物語なんですよねで
ここに現れているのはバカになれという
メッセージまそして無知になれという
メッセージなのかなと思いますつまり何か
を走ってしまって何が起きるのか全く
わからない考える力さえない常識もなく
馬鹿で無知な子供だからこそ言えてしまう
ことやれてしまうことがあるという
メッセージがここにあるような気がします
で同じようなことが2つ目の異国性という
ものについても言えるんじゃないかと思い
ますえ異国の血つまり部外者だったり
アウトサイダーだったりあるいは広い意味
での外国人であるがゆえに言うべきこと
べきことを一方的に言ってしまえるという
ことですま僕もちょっと外国人っぽい
ところがあってなんか日本社会に半分属し
ているようで属していないから好き勝って
なことを言えるという側面がちょっとある
のかなという気がしてしまますで最近皆
さんも好きかもしれないガーシーさんと
かっていう方いらっしゃいますよねあの人
も何をやってるのかわけが分からない感じ
になってますが日本社会に属していない
からこそ芸能界のタブメディアのタブ
みたいなものを無視して好きかってなこと
を言えるまそれがいいのか悪いのか賛否
両論あるでしょうまただ外に属してるから
こそ何か言えるという側面があると思うん
ですねでこういう形で子供になったり
あるいは無害者になることによってその
社会に外側から圧力をかけていくという
ことが人間ができることのま2つの
アプローチなのかなと思いますただま
ちょっと考えてみるとこの幼児性とか異国
性というアプローチは突き詰めるとダメな
んじゃないかという気もしてくるんです
なぜかと言うとこの2つのこれまでお話し
した方法は所詮外側からを変えようとする
アプローチですよねどちらもその社会に
属していないちょっとアウトサイダーだ
からこそそこにテコテコテコと出かけて
いってなんかピンポンダシュかなんかの
いたずらをしてアカべと言って去って
いけるそういう部分があるわけですまよく
言えば外発も悪く言えばただのヤジを
飛ばしてるヤジ馬とあまり変わらないです
ねで本当に大事なのはなんかその社会の
内側からその社会を変えるような変化を
インサイダー自身がどう作り出していくか
ということではないかと思うです
で内側から変化を作り出すという上で大事
になるだろうと思うのが最後のキーワード
である物性と呼ばれるものですま武士の心
ですねでこの物資性というものを表す
エピソードというものが歴史上にいくつか
ありますそのうちの1つが日本の第2次
対戦後の復興松原エピソードなんですねえ
ちょっと大昔の第2次対戦直後に戻ると
日本は東京結構やけの原になっていてあの
GHQっていう組織に占されたっていうの
は有名な話ですよねで特にそれまで
日本経済を牛耳っていた大企業の経営者
たちとかのはバっと追放されるで財閥企業
っていう1番大きな企業たちも解体させ
られることになったんですねでその時に
その財閥の一角を握っていた渋沢財閥って
財閥があったそうなんですその財閥はその
トップが当時大倉大臣をやったりしていた
こともあってそのGHQからあるこう人参
をぶら下げられたそうなんですねこう提示
されたですでそれは自分たちに協力して
くれたらお前たちだけはね財閥解体を免除
してやってもいいぞという特権を与えられ
たそうなんですよえとても面白いのは当時
のその渋沢財閥というのがその特権を拒否
したという話なんですつまり解体しなくて
いいと言われたのに自ら解体される道を
選んだそうなんですねその決断を当時の
財閥のトップはニコボという合言葉でして
いますニコ没というのはニコニコ笑い
ながら没落しようというメッセージですで
ここにあるのはまいわば社会とか経済を次
のステージに持っていくために自分たち
自身を解体してしまうやってはいけない
こととか言ってはいけないことを言う
どころではないむしろそれに手をつけたら
自分自身が解体されてしまう自分自身が
開立を浴びてしまうそして自分たちが死ん
でしまうかもしれないというような危険を
積極的に引き受けるとそれによって世の中
自体を次のステージに持っていくという
そんな精神がここに現れているんじゃない
かなという気がしますでそう考えていくと
僕たちが本当に参考にすべきそして尊敬す
べき存在というのはいわゆる分かりやすい
成功者ではないんじゃないかなという気が
してくるんですね成功の上に成功こを
積み重ねていって自分を高めていくような
存在というよりはむしろ自分たちの成功や
経験というのを積極的に破壊できるような
存在自分たちが成し遂げてきたことという
のがもしかしたら何の意味もないのかも
しれないそれどころか世の中にとって外で
さえあるのかもしれないという意識を持っ
て自分たち自身を解体していけるような
存在まそういう存在こそが世の中を内側
から変えていくために最も大事な存在なの
ではないかという気がしてる次第なんです
でこれが1番最初に紹介して多分皆さんの
ほとんどがもう忘れてしまっている言葉に
帰ってくるんですねえ投げられた意にとっ
て登っていくことがいいことでもなければ
落ちてくことが悪いことでもないえこれ
から皆さんは何か登っているのか落ちて
いるのかよくわからないな状態うまくいっ
ているのか言っていないのか分からない
ような状態成功に向かっているのかただ
グズグズ停滞してるだけなのか分からない
ような状態まそんな時間をすごく長く
過ごすことになると思うんですね自分も
そうですし誰もがそうなんだと思いますで
ただそこで何か諦めたり判断したりしない
でいただきたいという気がしますむしろ何
がいいことで何が悪いことなのか分から
ないような状態に耐えることこそが生きる
ことなのではないかなという気がしますで
そしてもしどこかで周りの人たちが成功だ
とみなすようなものをもし皆さんが
成し遂げたとしたらそこから積極的に没落
することが大事なのではないかなという気
がしていますニコニコと自分自身が
作り上げてしまった成功とかプライドま
それをどう破壊して積極的に没落して
いけるかまそれが大事なんだろうと思い
ます
X
[音楽]
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