【転職】「人類みんなちょっと不安と思えばそんなにつらくない」“不確実な世界”で変わる働き方 成田悠輔×小川彩佳|TBS NEWS DIG

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23 Nov 202220:01

Summary

TLDRこのビデオでは、現代の働き方とキャリア観に関する変化に焦点を当てています。特に、湘南でサーフィンを楽しむフリーランスの宇宙恭介さんの例を通じて、仕事と趣味のバランス、複数の仕事を掛け持ちするリモートワーク、そして育児との両立の可能性を探ります。一方で、終身雇用の価値観が薄れ、若い世代の間で転職を前提としたキャリア構築が一般的になっている現象や、働かない中高年問題といった社会的課題も取り上げています。この変化する労働市場において、個々のスキルやパフォーマンスに基づく報酬制度への移行の必要性を示唆しています。

Takeaways

  • 🏄‍♂️ 神奈川県湘南は日本でも有数のサーフスポットで、多くのサーファーが訪れます。
  • 👨‍💻 宇宙に恭介さん(30歳)はフリーランスとして5社の仕事を掛け持ちし、主に自宅でリモートワークをしています。
  • 🌊 サーフィンを趣味とし、仕事と趣味のバランスを大切にしている人々がいます。
  • 🔄 大企業を経てフリーランスに転向し、仕事の生産性や収益が向上している例が紹介されました。
  • 📈 若い世代ほど終身雇用を前提としない価値観が強くなっており、転職サイトに登録する新社会人の数は10年で28倍に増加しています。
  • 🔄 働き方の変化に伴い、自らの強みを生かしてキャリアを築く人が増え、多様な働き方が認知されつつあります。
  • 💼 給料上昇やキャリアアップのためには転職が一つの有効な手段とされ、その選択肢を取る人が増えています。
  • 🛑 「働かないおじさん問題」がSNS等で話題となっており、正社員として働き続ける中高年に対する若い世代の不満が指摘されています。
  • 📉 日本社会の変化により、終身雇用の概念が変わり、転職やフリーランスへの移行がより一般的になってきています。
  • 🌐 働き方の多様化に伴い、教育や訓練を重視する企業の魅力が高まり、キャリア形成においても様々な選択肢が模索されています。

Q & A

  • 若い世代が批判的になるのは当然でしょうか。

    -若い世代には自分の立場を主張する権利がありますが、年上の世代を一方的に非難するのは建設的ではありません。世代間の対話と相互理解が大切です。

  • ベテラン社員の存在価値とは何でしょうか。

    -ベテラン社員は会社の歴史やノウハウを体現しています。後輩の手本となったり、会社の求心力を高めたりするなどの価値があると思います。

  • 年功序列の仕組みをどのように変えていけばいいでしょうか。

    -業績や能力に応じた評価・報酬への移行が必要です。ただし、ベテラン社員の処遇も大切にしながら、世代間のバランスをとることが重要だと思います。

  • 中高年の転職が難しい理由は何でしょうか。

    -中高年は家庭やローンなどの責任が多いことや、新しいスキルの習得が難しいことなどから、転職に踏み切りにくいのだと思います。

  • 働かないおじさん問題の本質は何でしょうか。

    -年功序列や世代間の格差が背景にあると思います。働きぶりと報酬のバランスを取ること、成果主義への移行が課題だと考えます。

  • 氷河期世代の置かれた状況をどのように改善できるでしょうか。

    -不況期の就職氷河期世代への支援制度を充実させることが必要です。生涯教育や転職支援などにより、働きがいのある環境を整えることが大切だと思います。

  • 高齢者の就労をどのように支援できるでしょうか。

    -高齢者向けの職業訓練プログラムを充実させ、生涯現役社会の実現に向けた環境整備が必要不可欠です。制度と企業の協力により、働き口を拡大することが重要だと考えます。

  • ジョブ型雇用への移行にどのような課題があるでしょうか。

    -正社員の権利保護との両立が難しいことが大きな課題です。急速な移行は現役世代への影響が大きいため、段階的な推進が望ましいと思います。

  • 終身雇用が崩れた背景には何があるでしょうか。

    -IT化やグローバル化などの経済構造の変化が大きな要因です。企業も生涯の安定を約束しづらくなり、労働者の意識も変容したことが影響していると思います。

  • キャリアの成功の鍵は何でしょうか。

    -自分の得意分野と情熱を追求し、主体的にキャリアを切り開いていくことが重要だと思います。社会の変化に柔軟に対応し、生涯学習を続ける姿勢も欠かせません。

Outlines

00:00

🏄フリーランスとしての新しい働き方

神奈川県湘南のサーフスポットでサーフィンを楽しむ恭介さん(30歳)は、フリーランスとして5社の仕事を掛け持ちしながら、自宅でリモートワークをしています。子供の保育園の送り迎えやサーフィンを楽しむなど、家庭、育児、仕事をバランス良くこなしている彼は、新卒で大企業に入社した後、転職を経てフリーランスに転向しました。彼は会社員時代よりも仕事の成果が上がっており、収入も数倍になったと語ります。また、日本社会では昇進や転職によりキャリアを築く人が多かったですが、最近では自らの強みを生かしてキャリアを築く人たちが増えているとのこと。岸田総理もこのような働き方の変化を強調しており、若い世代ほど終身雇用を前提としない価値観が強くなっています。

05:02

📊新入社員の転職に関する意識と現実

新入社員に対して行われたアンケートでは、3年以内に退職を考えている人が28.3%、4年から5年が13.8%、6年から10年が8.9%という結果が出ました。これは、10年以内に退職を考えている新入社員が51%にも上ることを意味します。このデータは、終身雇用が当たり前だった時代から意識が大きく変わっていることを示しています。結婚や出産などのライフステージの変化、給料の不満、さまざまな会社で経験を積みたいという理由から転職を考える人が多いことがわかります。日本では転職によって給料がアップする環境が整っているかは不明ですが、一つの企業に留まることのリスクや転職の自然な流れについての議論があります。

10:05

🔄働き方の変化への適応と不安

日本社会における働き方の変化は避けられない流れであり、日本人全体が不安を感じながら生きていくしかない状況になっています。就活生や転職を考えている人は、これからの仕事選びにおいて、企業の教育や訓練プログラムの充実度を重視すべきです。転職市場の拡大や大企業の魅力の変化、フリーランスや起業への道を模索する人も増えていますが、最初の数年は保守的で伝統的な大企業での経験が重要であるとの見方もあります。

15:06

📉「働かないおじさん問題」と世代間のギャップ

「働かないおじさん問題」は、給与が高いにも関わらず仕事をしていないと perceivedされる中高年社員に対する若い世代の不満が反映されたものです。58.7%の人が職場に「働かないおじさん」がいると回答し、22.9%は将来自分もそうなる可能性があると感じています。この問題の背後には年功序列に基づく給料体系や給料と生産性のミスマッチがあり、中高年が仕事の付加価値を出せていないにも関わらず給料が高いという社会構造が問題であると指摘されています。また、ジョブ型雇用への移行など、仕事ぶりに見合った報酬を与える試みが必要だとされています。

Mindmap

Keywords

💡フリーランス

フリーランスとは、特定の会社に属さずに独立して働く人々を指します。この動画では、フリーランスとして生計を立てることが、多様な働き方の一つとして紹介されています。例えば、内海さんは5社の仕事を掛け持ちしながら、自宅でのリモートワークを中心に働いており、自由な生活を楽しんでいることが挙げられています。

💡リモートワーク

リモートワークとは、インターネット等の通信技術を利用して、自宅やカフェなど、オフィス外の場所で働くことを指します。動画では、多くのフリーランスがリモートワークを取り入れることで、仕事とプライベートのバランスを取りやすくなっている様子が説明されています。内海さんの例では、自宅でのリモートワークを通じて、子育てと仕事を両立していることが紹介されています。

💡キャリア

キャリアとは、個人が職業生活を通じて積み重ねていく仕事上の経験や成長の軌跡を指します。動画では、企業や組織に依存せずに自らの強みを生かしてキャリアを築いていく人たちが増えている現状が語られています。また、転職を繰り返すことでキャリアアップを図る若い世代の動向も触れられています。

💡転職

転職とは、一つの職場から別の職場へ移ることを指し、キャリアアップや待遇改善を目指す行動の一つです。動画では、転職市場の活性化と、新社会人が入社直後から転職サイトに登録する現象が紹介されており、終身雇用の価値観が変化していることが示されています。

💡終身雇用

終身雇用とは、一つの企業に入社してから退職するまで働き続ける雇用形態を指します。しかし、動画では、終身雇用を前提としない価値観が若い世代ほど強くなっており、多様な働き方やキャリアの形成が求められている現代社会の変化が語られています。

💡生産性

生産性とは、一定期間内にどれだけの成果を上げられるかを示す指標です。動画では、フリーランスとして活動することで、働く時間が短くなったにも関わらず収益が数倍に増えているという内海さんの例を通じて、効率的な働き方が生産性の向上に繋がっていることが強調されています。

💡年功序列

年功序列とは、勤続年数が長いほど高い地位や給与が与えられる人事制度を指します。動画では、この伝統的な制度が現代の働き方とは合わなくなってきていると述べられ、特に中高年のキャリアや給与体系の問題点が指摘されています。

💡働き方の多様化

働き方の多様化とは、フルタイムの正社員だけでなく、パートタイム、フリーランス、リモートワークなど、様々な形態での労働が認められ、実践されている状況を指します。動画では、個々人が自分に合った働き方を選択し、実践している現代の労働環境の変化が紹介されています。

💡ライフステージ

ライフステージとは、個人の人生の各段階を指し、例えば学生時代、就職、結婚、育児、退職などがあります。動画では、ライフステージの変化に合わせて働き方を変えたいと考える人々の例が紹介されており、特に育児と仕事の両立を求める声が挙げられています。

💡ジョブ型雇用

Highlights

若い世代の半分以上が10年以内に転職を考えている

転職によって収入が上がる環境が整っていないのではないか

一つの企業にずっといても食われなくなっている

中高年の人数が多いために出世や活躍の機会が少ない

会社や業界の変化に翻弄されやすくなっている

不確実性への向き合い方を変える必要がある

初任給よりも教育体制を重視するべきだ

大企業と起業の間を行き来するのが一般的に

給与水準が生産性と合致しない高年齢層が存在する

年功序列を前提とした賃金体系が問題である

会社を去った後にダメージが続く世代がある

報酬と成果の合致を社会的課題だと認識されつつある

個人の業績を反映させるべきだが容易ではない

正社員保護との両立が難しい側面がある

個人の貢献度合いに応じた評価への移行が必要

Transcripts

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日本でも有数のサーフスポット

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神奈川県

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湘南

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サーフィンを終えた男性がやってきました

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結構いっぱい乗れました

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戻っていいですか

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宇宙に恭介さん30歳

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趣味のサーフィンを毎日楽しんでいると

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言います

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というのも

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振り出すやりながら

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自分自身のやりたいことをやっている

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と会社に縛られない働き方

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フリーランス

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内海さんは現在5社の仕事を掛け持ちして

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いて

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ほとんどが自宅でのリモートワークです

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毎日保育園への子供の送り迎えも行い

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ながら

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合間でサーフィンも楽しむなど

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自由な働き方をしています

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純粋には気に入っては今います

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家庭と育児と自分の仕事とサーフィンが

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全部

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折り合いつく形で今できてはいるので

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新卒で大企業に入社後

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転職を経て4年でフリーランスに転向した

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内海さん

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私生活の充実だけでなく

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仕事面でも会社員時代より成果が上がって

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いるといいます

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働く時間が短くなっていわゆる収益は

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数倍になっているので

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ドキュメントかなりの

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生産性は上がっているのかなとは思います

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一つの会社の中での

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移動や昇進などでキャリアを築く人が

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多かった日本社会

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ただ最近では

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企業や組織に依存せず

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自らの強みを生かしてキャリアを築いて

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いく人たちも増えています

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岸田総理も高強調しています

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[音楽]

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働き手の意識も変化しています

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入社直後

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転職サイトに登録する新社会人の数は

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およそ10年で28倍に

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終身雇用を前提としない価値観は

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若い世代ほど強くなっています

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いかがですかやっぱりそうですね

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転職をする

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方かなと思います

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転職をしない限りその昇給だったりとかが

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あまり変動しなかったり高い

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休養をいただきたいっていうことであれば

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その選択と選択肢としてその転職になっ

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ちゃうのかなとは思います

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いろんな会社に行った方がまあいろんな

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知識とか

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技術とか得られるのかな

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給料名上がれ

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上がったやつを見るとまあいいなと思っ

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たりはい

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本人に代わって会社の退職手続きを行う

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退職代行サービスを手がけるニーノさんも

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10年前とは働き方の価値観が変わったと

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感じています

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2012年とかは

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[音楽]

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石の上にも3年というか

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要は3年働くのが当たり前っていうその

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価値観はやっぱりあったんですよね

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キャリアに傷がつくっていう今そんなこと

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なくて極端な話1ヶ月でやめても全然転職

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どこにでもいけるんですよその人次第でね

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こうした働き方の変化に中高年は

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他のことに挑戦するその冒険するだけの

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その

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自信もないしその

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エネルギーパッションもないのでどっちが

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いい悪いってことはないと思いますけど

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やっぱりこうどうか勤めたのが楽だよね

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ゆっくりできないでしょ

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いつもなんかこう忙しい感じに

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フリーランスで働く宇宙海さんは

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自由な働き方には厳しさが伴うと話します

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やっぱり

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誰でもできるわけじゃないなっていうのは

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すごい思っていて

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自由その勝ち取れるためのあなたのスキル

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パフォーマンス能力は何がありますかって

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いう風にはなりますしそのリスクを

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あらかじめ

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わかった上でそのフリーランス副業を

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やろうとしてるかっていうところは

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認識しておかないとなんか思ったより大変

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だったってみんな言うと思います

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僕ももしかしたら仕事なくなるかもしれ

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ないんで

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改めまして成田さんよろしくお願いします

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まず今日は働く人の目線で考えていくん

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ですけれども若い世代の意識について

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データがありますねはい今年の新入社員に

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今の会社であと何年ぐらい働くと思うか

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聞いたところこのような数字が出てきまし

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たね3年以内が

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28.3%4年から5年ぐらいが

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13.8%

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6年から10年ぐらいが8.9%これを

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ですね10年で区切ると10年以内の退職

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予定が51%つまり半分以上が転職を考え

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ているということになります私も転職を

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公表してるんですけどもちょうど10年目

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なのでそこで決断したという形です

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そんなことはそんなことになりますか

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そんなことはないですねはい

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キャリアアップしたいって思う人の気持ち

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もよくわかりますねはい貴重なサンプルが

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ここに1人いるわけですけれども

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終身雇用が当たり前だった時代と比べると

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随分成田さん意識は変わったなという感覚

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はありますよねここ10年ぐらいで一気に

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変わりましたよね

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僕大学を卒業したのが2009年なんです

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がその頃はまだギリギリ終身雇用の古い

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日本社会のこうなんか残滓というか

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遺産のまだ残っていた時期だったと思うん

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ですよね2010年代になってから一気に

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日本社会とか日本経済変わったなっていう

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印象がありますね

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でもう一つですね1つの会社でずっと働く

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とは思わない理由にこういったことがあり

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ます

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結婚出産などのライフステージに合わせて

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働き方を変えたいあとは給料がいまいちだ

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からいろんな会社で経験を積んでいきたい

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からなどなどこういった

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数字データがあるんですけども日本は転職

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によって給料がアップするような環境が

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整っているのかどうなのか成田さんいかが

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ですか

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でもどちらかというと1つの企業にずっと

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勤め上げても

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食われなくなってるっていう側面の方が

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いいんじゃないかなと思うんですよね

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昔は

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同じ会社にずっといればその会社の中の

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事情がだんちょっとよくわかっていってで

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ほぼ間違いなくだんだんと役職も上がって

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いく給料も上がっていくという感じで何が

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起きるかとわかりやすかったと思うんです

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よねちょっと今の社会だと一つの企業に

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ずっと勤め続けてるとなんかむしろその

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企業がちょっと業績は悪くなったらどう

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なるかわからない

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他の会社に行ったら通用しなくなるんじゃ

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ないかっていう

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心配の方が大きいだから

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転職するのがこう

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自然な流れとしてせざるを得なくなって

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るっていう感じの方が強いんじゃないかな

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というかこう社会構造で見てもですよ上の

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世代の方が数が多いじゃないですかです

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から1つの大きな企業で見ても

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上の人の

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数が多いので

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上司の数が多いからなかなか自分も出世

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できないんじゃないかとか

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若い人が活躍できないんじゃないかって

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いう声もあると思うんですけどそのあたり

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いかがですか

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実際その今のこう中高年の人たちはまだ

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年功序列でで

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賃金も上がっていくっていうスタイルで

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働いててで正社員の方ってのが多いですよ

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ねそうするとその人たちはこう給料が

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すごく高いということになるのでこう若い

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今回は相対的になんかあのちょっと不利な

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ポジションにお金がちってのあると思うん

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ですよで昔だったら

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若いうちその不利なポジションに甘んじて

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いても30年経ったら報われるって期待

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できたと思うんですよねだけど今だと30

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年経つとその会社があるのかどうかも

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わからないそういう感じになってるんじゃ

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ないかなと思いますね

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ずっと安泰と言えるかどうかというねその

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会社に居続けてっていうところが大きく

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影響してるんでしょうかねアメリカの場合

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はどうなんですか海外の事例まあそもそも

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アメリカの場合は日本

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みたいなしっかり保護された正社員って

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いう仕組みあんまりないですよね今話題の

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Twitter社とか

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他のIT企業みたいにちょっと業績が悪く

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なると首になるのも仕方ないっていう

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仕組みだと思うんですよそうするとみんな

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転職するってこと常に念頭に置きながら

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仕事をするもし他の会社で今よりも給料が

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高かったりより働きやすい環境があったら

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転職したりあるいはそれを材料にして今の

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会社と交渉するみたいなのが普通ですよね

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大学

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先生とかでさえそれが普通なんですよね

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他の大学からこう引き抜きの誘いとかが

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あるとそれを使ってガンガン給料交渉し

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たりしてなんで人によって全然給料とか

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ですよ待遇が違うってそんな感じですかね

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とはいえまあ転職してもねうまくいくか

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どうかわからないという中でどういう意識

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でこう働いていったらいいのかなという

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不安を抱えている方って今すごく多いん

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じゃないかなというふうに思うんです

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けれどもこのあたりどんな風に

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多分日本社会が変わってしまって

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みんな

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王から少なかれ不安を感じながら

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生きていくしかない社会になったって

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受け入れちゃうのが早いんじゃないかなと

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思うんですよなので昔の日本社会と今の

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社会を比べると

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色々な形でなんか不確実でよくわからない

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という感じがするじゃないですかでもそう

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いう風に世界が変わっちゃったんだと思う

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んですよねこれだけこうビジネスの環境と

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か技術の環境の流れが早くて20年経つと

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もう全く

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トップの企業の顔ぶれも一新してるって

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感じですよねなのでそういう世界になって

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しまなくて世界中の人がそういう環境と

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戦っているで日本人もその例外じゃなく

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なってしまったっていうことなんじゃない

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かなと

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もうこれは避けられない流れなのであると

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なので自分だけが辛いわけではなくて日本

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人みんなちょっと不安で人類みんな

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ちょっと不安っていうぐらいに思っておけ

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ばそんなに辛く感じる必要もないんじゃ

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ないかなと思いますね

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これからまあ仕事を始めようというね就活

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生だったり収束の方っていうのはどういう

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観点で

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会社選び仕事選びをしていったらいいん

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でしょうかねそうですよねなので昔みたい

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なこうその会社に

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新卒で入ったら運命共同体で何十年もい

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るって感じじゃないわけですよだから数年

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で他のキャリアに移っていったりさらに

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ステップアップしていくってこと前提と

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することになると思うんですよそうすると

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最初の段階ではむしろその

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後のキャリアに役に立つような

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教育とか訓練とかをすごくちゃんとやって

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くれるような会社とかの魅力が増すのかも

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しれないですね

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そうすると

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転職市場がこう増えていって昔みたいな大

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企業があって年功序列じゃなくなってる

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からこそ

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教育とか関連の場がちゃんと整っている

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大きな企業の

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魅力が

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新卒で

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就職する場所としては高まったりして

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るって側面もあるのかななんか企業側にも

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求められそうですよねそうすることで人材

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の流動性が高まるみたいなそうですねだ

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から結局最終的にフリーランスになったり

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スタートアップに入ったり起業されたり

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するような方でも最初の数年

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結構

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保守的で伝統的な大企業で働くみたいな

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スタイルの方も多いと思うんですよまあな

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のでなんか大企業的な古い日本の大企業

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から

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新しい産業に完全に移行してるってわけで

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はなくてその2つの組み合わせ方っていう

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のが

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変わってるっていう感じなんじゃないかな

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どちらか選ぶんじゃなくてこうライフ

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ステージとかこうキャリアのステージに

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応じてうまく小分けにして組み合わせる

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みたいな時代になってますと

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ちなみに成田さんの場合は

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本当に独自のケースを築かれているとは

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思うんですけれども今

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本当にもういろんな場所でお顔を拝見する

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と思うんですよねねあの先日あの女性誌の

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ベリーを見ていたらママたちのお悩み相談

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までされていてもうね見ない日はないと

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いうか活躍ぶりですけれども何か働く中で

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こう一貫して持ち続けてらっしゃる感覚

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ってのあるんですか

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僕はそもそもあんまり働きたくないという

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のとあの

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わかりやすいこうキャリアとか

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仕事っていうのをできるだけ作らないよう

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にしていてやっぱりこうはっきりとこう

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カテゴリーがあるものとか仕事の名前が

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ついてるものって

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競争も激しいしいろんな人も入ってくる

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じゃないですかそうすると人と競争しなく

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てっちゃいけなくて辛いんですよねなんか

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自分自身の場合はできるだけ何やってるの

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かよくわからない人になって

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他の人と競い合わなくてもいいようにし

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たいなと思ってよくわからないことをやっ

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てるというか

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気づいていらっしゃるとたまによくわから

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ないですよね

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さあ若い人たちが

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退社退職というのを前提にこう動き始めて

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いるという中でこうしたことも背景にある

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のではないかという

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SNSでも話題になっているこちらの問題

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について考えてまいります

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働かないおじさん問題です

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働かないおじさんおばさんとはですね

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フルタイムの正社員として勤続年数を重ね

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て給与が高くなっているにも関わらずそれ

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に見合った

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働きをしない50代や60代60代などを

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させていまして

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若い世代が不満を抱いていることなどから

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SNSなどでも話題となっているという

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ことですその働かないおじさんおばさんに

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ついてですけども

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映像にまとめましたその当事者同世代の声

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ご覧ください

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私が感じたのはこいつら何してんだって

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いうのが多いね

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うん

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会社に

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収まっちゃったらもう自分はクビになら

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ないと思い込んで

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仕事を一生懸命やらない人が多いから

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とにかくいらないねおじさんたちは

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ただ博物

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言ってもなかなかねその

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ノウハウのスキルが

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過去に

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使ってないとそれを今戻してなかなかと

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10年20年でもう人生

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来てるような

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そこまで

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気合を入れてかどうかっていうと

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同じ

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セルフも

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ベテランの人が言うとなんか思い

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重みがあって聞こえるみたいな

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そういう感じじゃないですか

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ベテランはそういう存在価値みたいなが

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なんかありますよねそこにいるだけで

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なんかこう

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求心力が出るとか

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チームパフォーマンスが上がるみたいな

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オーラが出てる出てるみたいなそういう人

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もいますよね

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[音楽]

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50代60代から聞かれた声ですけれども

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こちらに改めてまとめますいくつかご紹介

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しますと

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僕らの年代ではある一定数いるのは否め

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ない若者が批判的になるのは当然

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こちらは自分はクビにならないと思い込ん

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で仕事を一生懸命やらない人が多いと

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そんな実感も聞かれましたそれから

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拭いたりもありましたけれども同じセリフ

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もベテランが言うと重みがあたりオーラが

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あったり

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少ないけれどそういう人もいてそういう

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価値もあるのではということですね

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実際にですねこの働かないおじさんおば

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さんどれだけいるのかということでこう

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いったデータがあるんですねこう

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職場にいるかという問いに対しては

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犬が58.7%およそ6割いると答えてい

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ますでさらには自分がそうだと答えている

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人が

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4.2%

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さらにですね将来自分もなる可能性がある

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答えた人

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22.9%こんなデータとなっています

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どうですか成田さんこの働かない中高年と

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いう立場の方たちに出会ったことは

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自分もちょっとそうなりつつあるなって

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最近感じるところですね

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働いてる働き方も毎日でもこれある意味

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しょうがないのかなとも思うんですよで

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働かないおじさんみたいな言い方をすると

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あのおじさんたちが悪くてなんかおじさん

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たちが老害化しているみたいな

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形の塔になりがちだと思うんですよねでも

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実はその背後にはあの年功序列ぽい

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給料の立て方とかっていうのが今でも意外

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に根強いという問題があると思うんですよ

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ねで実際今現在でも給料の多分年齢と給料

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とか経験年数と給料の関係を見てみると

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意外に

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ずっと右肩上がりの年功序列が今でも

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普通に支配してるんですよねそうすると

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人間の生産性って大体40代ぐらいが

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ピークで

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自然に下がっていくものなんですよねそう

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するとこう中高年になってくるとそんなに

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仕事の付加価値出せてないのに給料だけ高

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いってちょっとされちゃうのはもう社会の

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構造上そうなってるんだと思うんですよね

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なので問題はその働かないおじさんたちが

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悪いのではなくてそれを作り出している

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その社会の仕組みそれが時代に追いつけて

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ないっていう方が問題なんじゃないかと

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思いますそうですよね中間

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管理職が一番辛い説みたいなのもあります

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よねこうずっと頑張ってきて年功序列で

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ポジション築き上げたのに今度は下からは

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なんかこう決めたがれるみたいなそんな

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状況一番辛い世代とかは

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氷河期世代とかだと思うんですよねまあ今

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40代とかで

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実は付加価値みたいなとか生産性みたいな

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んで言うと一番脂が乗ってる時期のはずな

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のに

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就職の時期にたまたま不況だったという

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ことで今でもそのダメージが続いてしまっ

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ていて給料が低いみたいな形でこの仕組み

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とか世の中の

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歪みっていうのに

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翻弄されている世代とたまたまそれに

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乗っかって

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給料が高いまま

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上がってしまえた世代というのがい

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るっていうこの世代間の不要度っていうの

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がすごく大きな問題なのかなと思いますね

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若い

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タッチだとねまだ胆力があるので転職って

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いうことを考えられますけれどもその

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くらいの40代50代になってくると

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なかなか今から働き方を変える環境が

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変わってきたから変えなきゃっていうふう

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に思っても

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踏み込めないっていう方はね多いとか

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さらに

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働かないおじさんたちも

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少し立つと

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急にこう崖下に落っこちるみたいなことが

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あると思うんですよっていうのはあの同じ

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企業の中で働いてるうちは年功序列的な

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給料の仕組みがあるじゃないですか一旦

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引退してリタイアしたりすると

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突然そこからすごい低い給料しかもらえ

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ないみたいになったりしますよねで実際

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日本って

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昔ながらの仕組みが使われているので一旦

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リタイアすると

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急にものすごく安くボランティア同然で

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働くのが当たり前だよねみたいな雰囲気

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ちょっとあるじゃないですかそうすると

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働かないおじさんのステージを

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超えておじいさんおばあさんのステージに

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なったりすると

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逆に苦しめられるみたいなこれもまた歪み

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なんだと思う

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だんだんこのお話辛くなってきている方も

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多いんじゃないかなと思いますでも社会

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全体として結局それぞれの人がどんな仕事

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をしているかっていうことに見合った

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給料とか

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報酬が出るっていう形に

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徐々にシフトしなくちゃいけないステージ

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になってるとただそれに世の中が追いつい

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ていないので

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必要以上に苦労してしまう世代とか

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必要以上に特権を表示してしまってる世代

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っていうのが存在しているそれで社会全体

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としてなんとなくおかしいよねっていう

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不満が溜まっちゃってるっていう状況なの

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かなとなのでこの仕組みをどう変えるかと

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いうのが大事なんだと思います

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誰が買えますかなので今起きている

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いわゆるジョブ型の紅葉への移行っていう

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のがありますよねあれはそのそれぞれの人

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の仕事ぶりに見合った報酬を与えようって

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いうのに対する1つの回答として

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重要な試みなんだろうと思うんですよね

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ただ日本の場合は色々なその正社員の保護

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っていうのもあるのでそんな簡単にジョブ

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型にバンと移行しましょうという強制する

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ことができないという難しさもあると思い

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ます

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