まなきき・ラジオ・V(第二部)第1回 D・Eパート 用語解説:インクルーシブ教育システム
Summary
TLDR「まなキキ・ラジオ・V」の第1回では、特別支援教育のキー概念コーナーに焦点を当てた。K原が解説を担当し、DJ柴田がコメントを加える形式で、インクルーシブ教育システムの重要性と2006年の障害者権利条約に基づく概念が紹介された。教育の断層をなくし、合理的配慮や基礎的環境整備を推進することで、障害のある子どもたちが一般教育システムに参加できる仕組みを築くことを目指している。この取り組みは、教育の平等性と包括性を高めるための重要な一歩であると結びつけている。
Takeaways
- 😀 この動画の字幕は現在再調整中で、正式版は後日改訂される予定です。
- 📚 最後のコーナーは特別支援教育のキー概念に関する解説とコメントです。
- 🌟 インクルーシブ教育システムは2006年の障害者権利条約で初めて提唱された新しい概念です。
- 🔍 障害者権利条約では、合理的配慮や基礎的環境整備が含まれた教育の仕組みを提案しています。
- 📚 インクルーシブ教育は、教育に断層や断絶を生じないことを目指しています。
- 🔗 障害のある子どもたちも含め、教育の流れは病院のベッドサイドから大学まで一連に繋がるべきです。
- 🚫 障害者権利条約第24条では、General Education Systemからの排除を禁止しています。
- 🏫 General Education Systemとは教育制度全体を指し、Inclusive Education Systemはその中に特別支援教育も含まれることを強調しています。
- 🔄 特別支援教育はGeneral Education Systemに入るべきで、教育制度は制度的に一つしかないとされています。
- 📢 次の課題ではラジオネームを書いていただくことが提案されており、無ければ学科・学年で紹介されることになっています。
- 🎶 「まなキキ・ラジオ・V」のジングルが流れ、番組の終了を告げています。
Q & A
この動画の字幕(CC)はなぜ再調整中なのですか?
-字幕は現在作成中であり、正式版が後日改訂される予定であるため、再調整中です。
特別支援教育のキー概念コーナーとはどのようなものですか?
-特別支援教育における鍵となる制度や概念について、K原が解説し、DJ柴田がコメントするコーナーです。
インクルーシブ教育システムとはどのような概念ですか?
-2006年の障害者権利条約で提唱された新しい概念で、障害者や障害のない人たちが一緒に学べる仕組みを整えることを目的としています。
合理的配慮とはどのようなもので、なぜそれが重要なのですか?
-合理的配慮とは、特定の障害を持つ人々に教育や社会生活を円滑に参加できるようにするための特別な支援であり、社会的包括性を実現するために重要です。
インクルーシブ教育システムが提唱された背景には何がありますか?
-新しい概念であるため、先行する事例がなく、合理的配慮の概念を普及させる必要があるという背景があります。
教育における「断層」とは何を指し、なぜそれを解消することが重要なのですか?
-教育における「断層」とは、障害のある人たちと障害のない人たちの間の隔たりを指しており、包括的な教育システムを通じて解消することで、平等な教育機会を提供することが重要です。
障害者権利条約の第24条とは何を表していますか?
-障害者権利条約の第24条は、教育において障害者を排除しないことが明記されており、包括的な教育の重要性を強調しています。
「General Education System」とはどのような教育制度を指していますか?
-「General Education System」とは、教育制度全体を指しており、特別支援教育を含む一般教育を含めた広範な教育システムです。
特別支援教育がGeneral Education Systemに入る理由は何ですか?
-特別支援教育がGeneral Education Systemに入ることで、一般教育と特別支援教育の枠組みを超えた包括的な教育が実現され、すべての子供が平等に教育を受ける権利を保障するためです。
まなキキ・ラジオ・Vの第二部で話された内容とは何ですか?
-第二部では、特別支援教育のキー概念コーナーに加えて、リスナーからの課題や感想、そしてDJ Sからの応援コメントを募集する内容が話されています。
まなキキ・ラジオ・Vのリスナーはどのようにして番組に参加することができますか?
-リスナーは、ラジオネームを提供するか学科・学年などの情報を提供することで番組に参加することができます。また、DJSへの応援コメントも募集されています。
Outlines
📚 インクルーシブ教育システムの紹介
この段落では、特別支援教育における鍵概念であるインクルーシブ教育システムが紹介されています。2006年の障害者権利条約が提唱した新しい概念として、障害のある方でもない方でも一緒に学べる仕組みを整えることが求められています。合理的配慮や基礎的環境整備への対応が含まれ、教育に断層を作りません。
🔗 障害者権利条約と一般教育制度の関係
第二段落では、障害者権利条約の第24条に基づいて、一般教育制度全体がインクルーシブ教育システムに含まれる旨が説明されています。特別支援教育が一般教育から除外されることなく、教育制度が1つになることが求められています。この段落では、特別支援教育の重要性と、その取り組みが一般教育にどのように組み込まれるかが強調されています。
🎙️ ラジオ番組の締め
最後の段落では、ラジオ番組「まなキキ・ラジオ・V」の終了部分が描かれています。番組の感想や、リスナーからのフィードバック、そして次回の課題についての案内が行われています。また、リスナーが番組に参加する方法や、ラジオネームの提供についても触れられています。
Mindmap
Keywords
💡特別支援教育
💡インクルーシブ教育システム
💡障害者権利条約
💡合理的配慮
💡基礎的環境整備
💡教育に断層を生じない
💡病院のベッドサイド教育
💡General Education System
💡制度的な一元化
💡ラジオネーム
Highlights
この動画の字幕は現在再調整中で、正式版は後日改訂される予定です。
特別支援教育のキー概念コーナーでは、K原が解説を行い、DJ柴田がコメントする形式で進められる。
今日の話題はインクルーシブ教育システム、2006年の障害者権利条約で初めて提唱された新しい概念。
障害者権利条約は、障害のあるなしにかかわらず、一緒が学ぶ仕組みを整えることを目指している。
合理的配慮や基礎的環境整備が、インクルーシブ教育システムの基盤となる。
新しい概念であるため、合理的配慮の普及と諸課題の解決が課題となっている。
教育に断層を作らない、障害のある子どもたちとの断層を制度的に作らないという意義がある。
病院のベッドサイドから大学まで、一連の教育が繋がっていることが望ましい。
望む人は高等部、専攻科までつながっていく、障害があるかどうかにかかわらず。
インクルージョンされているかどうかは重要で、つながっているかどうかが問題ではない。
障害者権利条約の第24条では、General Education Systemから排除されないことが明記されている。
General Education Systemとは教育制度全体を指し、Inclusive Education Systemがその中にあることを強調している。
特別支援教育は、General Education Systemに入ることがInclusive Education Systemの重要なポイント。
教育制度は制度的に1つしかない、つまり特別支援教育も含めた一つの教育システムである。
まなキキ・ラジオ・Vの第二部が長くなり、様々な授業の履修者によって課題が異なる。
津田塾大学や学習院大学の学生は、Tsuda-netやWeb-Classを利用して課題に取り組む。
ラジオネームを提供することも可能で、ない場合は学科・学年で紹介される。
DJSからの応援コメントが求められているが、K原はそれほど期待していない様子。
Transcripts
(まなキキ・ラジオ・V OP) ♪〜 この動画の字幕(CC)は、現在、再調整中です。 正式版は現在作成中ですので、参考程度とし、 後日の改訂をお待ちください。
K原: さて最後のコーナーは特別支援教育のキー概念コーナーです
このコーナーは特別支援教育において 鍵となる制度や概念について
私K原が解説し、
それをDJ柴田がコメントするというものです
本日のお題は
インクルーシブ教育システムです。
インクルーシブ教育システム自体と
それに必要な要件は
2006年の障害者権利条約で
初めて提唱された新しい概念です。
障害者権利条約のなかに、
障害あるなし関係なく
一緒に学ぶことを可能にする仕組みを
整えようという内容があって、
そのなかには合理的配慮や、
その基盤となる
基礎的環境整備への対応も
含まれていました。
でもそれが新しい話だったので、
先行する事例がないということで、
合理的配慮概念をまずは普及させ、
実践やその基礎となる
基礎的環境整備の推進にあたっての
諸課題の解決・対策の事例を
構築されたシステム
ということだそうです。
教育に断層や
横の断絶や縦の断絶を
つくらない
障害がない子どもたちとの断層を
作ったりしない
制度的に作らないという意味合い
縦の流れでもそうで
病院のベッドサイドでやる学校から
大学まで一連に繋がっている
障害があるから高等部までね
専攻科までねという断層も作らない
望む人はみんなつながっていく
こういった制度をつくろう
何にインクルージョンされているのかは結構大事で
つながっていればいい
という問題でもないんです。
障害者権利条約の第24条をみると
何から排除されないかってはっきり
書いてあるんですよ。
それが
General Education System
って書いてあるんです。
General Education Systemってなにかっていうと
教育制度全体って意味なんですよ。
多分Inclusive Education Systemと
条約が言った理由は
General Education Systemというものに
インクルージョンされてるんだという
意味を強め、それを明確にしたくて
Inclusive Education Systemって言ってるんだと
私は思っています。
General Education
いわゆる普通教育
一般教育
というと、特別支援教育は入らないんです。
General EducationとSpecial Education
という感じなんです。
でもGeneral Education Systemに入っていることが
Inclusive Education Systemなんですってはっきりいってるんです。
だから特別支援教育は
General Education Systemに入るんです
教育制度は制度的に言うと
1つしかない
(ジングル)まなキキの曲 ♪〜
K原:ということで、
第二部はさらに長らくなってしまいました。
「まなキキ・ラジオ・V」。
いかがだったでしょうか?
このあと、それぞれの授業の履修者によって、
課題は異なりますので、
津田塾大学の方はTsuda-net、
学習院大学の方はWeb-Classを、
間違えないように進んで
聞いたり見たり、回答したりしてください。
また、次の課題には、
ラジオネームを書いていただいてもかまいません。
ない場合は学科・学年などで紹介しますが、
ラジオネームがある方はそちらで紹介しますね。
DJ S:ぜひ、DJSへの応援コメントもお願いいたします!
K原:応援コメントはひとつもこないと思います。
DJS:ひどい!
まなキキ・ラジオ・V 第1回 おしまい
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