【原点は大阪万博】廃墟が生んだ芸術家・ヤノベケンジの生き方

ABCテレビニュース

13 Dec 202113:04

Summary

TLDR大阪出身の現代アーティスト、ヤノベケンジの作品とその背景を紹介する動画。彼のアートは、未来的な廃墟や空想的な世界からインスパイアされ、巨大な作品で観客を圧倒します。特に大阪万博の廃墟から影響を受け、アニメやロボットに対する愛が根底にあります。父親との関係や、自らの成長を通して築かれた彼の芸術観、そして現在は京都芸術大学で教授として後進を育てる姿が描かれています。未来を見据え、創作を続けるヤノベの情熱が伝わる内容です。

Takeaways

😀 ヤノベケンジは大阪万博の廃墟を見て、自分で何かを作る力を感じ、芸術家としての道を歩み始めた。
😀 ヤノベケンジの作品は、子どもたちの夢を実現させることをテーマにしており、巨大なアートを通じて未来の可能性を表現している。
😀 ヤノベケンジのアートは、可愛らしさと圧倒的な存在感を併せ持ち、常に観客を驚かせ続けている。
😀 1970年の大阪万博がヤノベケンジにとってのインスピレーションの源であり、万博会場の廃墟に触れたことが彼の創作に影響を与えた。
😀 小学生時代に万博の廃墟を見たヤノベケンジは、その後、空想の世界にのめり込み、ロボットやアニメへの愛情が強く影響した。
😀 高校時代にはSF好きが高じて、ブルトラマンやバルタン星人のコスプレを作って着るなど、ものづくりへの情熱が芽生えていた。
😀 美術大学に進学する際、父親はアーティストになることに反対していたが、それがヤノベケンジの創作意欲を駆り立てるバネとなった。
😀 ヤノベケンジは公募展での成功を契機に本格的なアーティストとしての道を歩み、世界的な展覧会に参加するようになった。
😀 ヤノベケンジは原発事故後、チェルノブイリを訪れ、自ら制作したアトムスーツを着て、人類の悲劇に向き合い続けた。
😀 2012年から京都芸術大学で教授を務め、学生たちに現代美術を直接体験させることを重視し、創作の自由を奨励している。
😀 ヤノベケンジは、未来を担う学生たちに新しい価値観を発見し、自由に創作活動に取り組むことの重要性を伝えている。

Q & A

ヤノベケンジはどのようなアーティストですか？
-ヤノベケンジは大阪出身の現代美術アーティストで、巨大な作品やエネルギッシュなアートで知られています。彼は廃墟をテーマにした作品や、未来的で空想的な要素を取り入れた作品を制作しています。
ヤノベケンジがアーティストとして活動を始めるきっかけは何でしたか？
-ヤノベケンジがアーティストを目指すようになったきっかけは、1970年の大阪万博でした。万博の終了後に目にした未来の廃墟の光景が、彼の空想の世界への興味を引き起こしました。
ヤノベケンジが制作した有名な作品はどれですか？
-ヤノベケンジの代表的な作品には、全長7.2メートルのジャイアントトらやんがあります。この作品は、巨大でユニークな形態を持ち、彼のエネルギーと個性が表現されています。
ヤノベケンジの作品に影響を与えたものは何ですか？
-ヤノベケンジはアニメや漫画、ロボットに強い影響を受けています。特に、ブルトラマンやバルタン星人のコスプレを自作していたことが、彼の創作活動に影響を与えました。
ヤノベケンジの父親の反応についてどうでしたか？
-ヤノベケンジの父親は、アーティストになることに最初は反対していましたが、彼の作品に対して最終的には理解を示し、サポートするようになりました。特に、父親が作ったとライアン人形がヤノベの作品に深く関わることになります。
ヤノベケンジの父親が残した影響について説明してください。
-ヤノベケンジの父親は、腹話術を学び、トライアン人形を作るなど、ユニークな創作活動をしていました。この活動がヤノベの創作活動に重要な影響を与え、とらやんというキャラクターの誕生に繋がります。
ヤノベケンジの作品「ジャイアントトらやん」はどのように作られましたか？
-「ジャイアントトらやん」は、ヤノベケンジが父親の作ったとライアン人形を基にし、大きなサイズで動かすことができるように設計された作品です。これは、父親が作ったものを彼自身の視点で再創造した結果生まれました。
ヤノベケンジが「未来の廃墟」についてどのように感じたか説明してください。
-ヤノベケンジは、1970年の大阪万博後に見た未来の廃墟の光景に強い印象を受け、何もない場所から新たなものを作り出す可能性に興味を持ちました。この感覚が彼の創作活動に大きな影響を与えました。
ヤノベケンジの作品が人々に与えるメッセージは何ですか？
-ヤノベケンジの作品は、子どもたちに夢を実現する力があることを伝えることを目指しています。彼は自らの作品を通して、子どもたちに「夢を持ち続ければ実現できる」というメッセージを送り続けています。
ヤノベケンジはどのような学生に影響を与えていますか？
-ヤノベケンジは2012年から京都芸術大学の教授として教鞭を執り、学生たちには新しい価値観や創造力を育むように伝えています。彼は学生たちに自由な発想で創作を行い、現代美術に触れ刺激を受けてほしいと考えています。