AWS Systems Manager State Manager【AWS Black Belt】

Amazon Web Services Japan 公式
14 Jul 202329:23

Summary

TLDR本セッションでは、AWSシステムズマネージャーのステートマネージャー機能に焦点を当てて説明します。ステートマネージャーは、安全かつスケーラブルな設定管理サービスで、AWSリソースを定義された状態に保つプロセスを自動化します。また、運用管理、アプリケーション管理、変更管理、ノード管理の各機能を提供し、EC2インスタンスやオンプレミスのサーバーなど、様々なリソースに対応しています。AWSBlackベルトオンラインセミナーの一環として、金融業界に焦点を当てた技術的支援の例を紹介しながら、ステートマネージャーのユースケース、設定方法、実行結果の確認方法についても解説します。

Takeaways

  • 📢 AWS Black Belt オンラインセミナーへの歓迎と紹介。
  • 🔍 AWS Systems Manager のステートマネージャー機能の概要説明。
  • 🌐 AWS Black Belt オンラインセミナーはAmazon Web Services Japanが提供する様々なテーマのセミナーシリーズ。
  • 📅 本資料は2023年6月時点の情報に基づく。
  • 👤 講師の自己紹介と金融業界向けの技術支援の経験。
  • 🎯 セミナーの対象者はAWSの運用をされている方やこれから運用される予定の方。
  • 👩‍💻 ステートマネージャーの主要な機能として、AWSリソースの安全でスケーラブルな設定管理とその状態の自動化維持。
  • 💡 ステートマネージャーの利用は追加料金なし。
  • 🛠 ステートマネージャーの主要なユースケースとして、マネージドノード上でのOSコマンドの実行とAWSリソースに対する制御。
  • 📚 AWS Systems Manager と他のAWSサービスやサードパーティーソリューションとの連携可能性。
  • 🔧 ステートマネージャーとメンテナンスウィンドウ機能の使い分け。
  • 📊 ステートマネージャーの関連付け(アソシエーション)の作成方法と実行結果の確認方法。

Q & A

  • ステートマネージャーとメンテナンスウィンドウの違いは何ですか?

    -ステートマネージャーはSSMドキュメントを定期的に実行してリソースを定義された状態に維持することが主な目的です。一方メンテナンスウィンドウは時間的制約のあるタスクを実行ウィンドウ内で実行する機能です。パッチ適用などのユースケースに向いています。

  • ステートマネージャーで実行できるSSMドキュメントの種類は何ですか?

    -ステートマネージャーがサポートするSSMドキュメントの種類は、オートメーション、コマンド、ポリシーの3種類です。

  • ステートマネージャーのターゲットの指定方法を教えてください。

    -コマンドやポリシードキュメントの場合はマネージドノードを指定します。タグ、手動選択、リソースグループ、全インスタンスの方法があります。オートメーションの場合は入力パラメータやリソースグループ、タグ、全インスタンスといった方法で複数のターゲットが指定できます。

  • ステートマネージャーのスケジュールの指定方法を教えてください。

    -スケジュールなしの1回限り実行と、クローン式やレート式での定期実行が指定できます。クローン式は日時や曜日を指定し、レート式は頻度を指定します。スケジュールなしの場合、関連付け作成後に即時1回実行されます。

  • ステートマネージャーの関連付け作成に必要な主な設定項目を教えてください。

    -名前、使用するSSMドキュメント、スケジュール、ターゲットが主な設定項目です。名前は任意で付けられます。ドキュメントは事前定義済みやカスタム作成したものを使用できます。

  • ステートマネージャーの関連付け結果はどこで確認できますか?

    -ステートマネージャーのコンソールとシステムズマネージャーコンプライアンスのダッシュボード上で関連付けの実行状況と結果を確認できます。過去の実行履歴も表示されます。

  • ステートマネージャーは他のサービスと連携可能ですか?

    -はい。AWS Configとの連携で履歴確認ができます。またオートメーションランブックを使用すればクロスアカウント/クロスリージョンで実行可能です。サードパーティツールのプレイブックやレシピとの連携も可能です。

  • ステートマネージャーのメリットを教えてください。

    -マネージドノードやAWSリソースを定義された状態に保つプロセスを自動化できるため、リソースの管理とガバナンスが改善されます。コンプライアンスのダッシュボードで準拠状況も確認できます。

  • ステートマネージャーの典型的なユースケースを教えてください。

    -マネージドノードへのソフトウェアインストール/設定の自動化、SSMエージェントのアップデート自動化、EC2へのIAMロールのアタッチやセキュリティグループの設定などが代表的なユースケースです。

  • ステートマネージャーは追加料金がかかりますか?

    -いいえ、ステートマネージャーは追加料金なくご利用いただけます。

Outlines

00:00

🎓 AWSBlackベルトオンラインセミナー紹介

このセクションでは、AWSBlackベルトオンラインセミナーの概要と、セミナーが提供するサービスについて説明します。AWSのソリューションアーキテクトである小野氏による自己紹介が含まれ、AWSシステムズマネージャーのステートマネージャー機能の紹介が目的であることが強調されています。さらに、対象者はAWSの運用に関わる方々であること、およびセミナーの内容が2023年6月時点の情報に基づいていることが説明されます。

05:01

🛠 ステートマネージャーの概要とユースケース

ステートマネージャーは、AWSリソースの設定管理と維持を自動化するためのサービスです。このセクションでは、ステートマネージャーの機能、主要な構成要素、および使用例(OSコマンドの実行、AWSリソースの制御)について詳しく説明します。また、ステートマネージャーとメンテナンスウィンドウの違いについても触れられています。

10:02

🎯 ステートマネージャーの主要な構成要素

ステートマネージャーの構成要素にはSSMドキュメント、ターゲット、スケジュールが含まれます。SSMドキュメントは、実行するアクションを定義し、ターゲットはそのアクションの実行対象を指定します。また、スケジュールによってアクションの実行タイミングを決定します。このセクションでは、これらの構成要素の詳細と、ターゲットの指定方法(タグ、リソースグループ、全マネージドノードなど)について説明されています。

15:03

🌐 ステートマネージャーの実行方法とターゲット指定

ステートマネージャーでは、特定のアクションを特定のスケジュールに沿って実行できます。このセクションでは、オートメーションランブックの利用、シンプルな実行とレートの制御による実行方法、そして複数のターゲットを指定する方法について説明しています。また、同時実行性とエラーの閾値の設定による実行の制御についても触れられています。

20:03

⏱ スケジュール設定と関連付けのオプション

ステートマネージャーのスケジュール設定にはクーロン式とレート式があり、実行タイミングの柔軟な指定が可能です。このセクションでは、スケジュール設定の方法、クーロン式での追加オプション、関連付けの実行タイミングの制御に役立つChangeカレンダーやクラウドウォッチアラームとの連携について説明しています。

25:04

📊 関連付けの結果確認と追加機能

ステートマネージャーでの関連付けの実行結果は、AWSのコンソールやシステムズマネージャーコンプライアンスダッシュボードで確認できます。また、AWS Configとの連携によるコンプライアンス履歴の追跡、クロスアカウント・クロスリージョン実行のサポート、サードパーティー構成管理ツールとの連携についても紹介されています。セッションの終わりには、ステートマネージャーの概要とその利点がまとめられています。

Mindmap

Keywords

💡AWSシステムズマネージャー

ハイブリッドクラウド環境のためのエンドツーエンドの管理ソリューション。マネージドノードやその他のAWSリソースの運用管理を支援する機能を提供する。

💡ステートマネージャー

システムズマネージャーの構成管理機能の1つ。マネージドノードやAWSリソースを定義された状態に保つプロセスを自動化する。

💡関連付け

ステートマネージャーにおいて、実行するアクションとターゲットとスケジュールをまとめた設定。

💡SSMドキュメント

マネージドノードで実行するアクションを定義したもの。ステートマネージャーはこれを使ってアクションを実行する。

💡ターゲット

ステートマネージャーのアクションの実行対象となるリソース。マネージドノードやその他のAWSリソースが指定できる。

💡スケジュール

ステートマネージャーのアクションを実行するタイミング。クローン式やレート式で指定する。

💡システムズマネージャーコンプライアンス

マネージドノードの構成状態などのコンプライアンス状況をダッシュボードで確認できるシステムズマネージャーの機能。

💡AWS Config

AWSリソースの設定変更の履歴を記録できるサービス。ステートマネージャーと連携可能。

💡オートメーション

AWSリソースのメンテナンスやデプロイなどを自動化するワークフロー。ステートマネージャーはこれを定期実行できる。

💡マネージドノード

EC2インスタンスなど、システムズマネージャーの管理対象となるノードの総称。

Highlights

AWSBlackベルトオンラインセミナーへの歓迎

AWSシステムズマネージャーのステートマネージャー機能の紹介

オンラインセミナーシリーズの概要説明

セミナーの対象者はAWSの運用者

ステートマネージャーの主要な構成要素の説明

ステートマネージャーとメンテナンスウィンドウの使い分け

SSMドキュメントの役割と利用例

ステートマネージャーのターゲット指定方法

関連付けの作成と実行結果の確認方法

ステートマネージャーのスケジュール設定方法

AWS Configとの連携によるコンプライアンス履歴の追跡

クロスアカウント、クロスリージョンでの実行可能性

サードパーティーの構成管理ツールとの連携

ステートマネージャーが提供する運用管理の改善

セッションのまとめとお問い合わせ先の案内

Transcripts

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皆さんこんにちは

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AWSBlackベルトオンライン

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セミナーへようこそ

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本セッションはAWSシステムズ

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マネージャーの機能の一つステート

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マネージャーについて説明します

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AWSBlackベルトオンライン

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セミナーとはサービス別ソリューション別

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業種別などのテーマに分けAmazon

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WEBサービスジャパン合同会社が提供

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するオンラインセミナーシリーズです

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本資料は2023年6月時点のサービス

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内容および価格について説明しています

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最新の情報はAWS公式ウェブサイトにて

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ご確認ください

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まず最初に私の自己紹介をさせてください

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AWSでソリューションアーキテクトを

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務めております小野と申します

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普段は金融業界のお客様を中心にAWSの

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活用に向けた

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技術的なご支援を行っています

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本セミナーの対象者として

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AWSの運用をされている方やこれから

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運用される予定の方を想定していますこう

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いった方がAWSシステムズマネージャー

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に興味を持っていただいて特にその中から

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ステートマネージャーの機能とユース

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ケースをご理解いただくことを目的として

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います

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システムズマネージャーのその他の機能に

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ついては

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各機能にフォーカスしたセッションが適宜

play01:30

公開されていきますのでそちらもご確認

play01:32

ください

play01:37

本日のアジェンダです

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前半ではステートマネージャーの

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概要やユースケースを紹介してステート

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マネージャーの主要な構成要素について見

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ていきます

play01:49

後半ではステートマネージャーの設定これ

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を関連付けと言いますがこの関連付けの

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作成方法や実行結果の確認方法について見

play01:59

ていきます

play02:03

それでは本編に入ります

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まずはAWSシステムズマネージャー

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そしてその中の機能の一つステート

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マネージャーの概要について説明します

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まずAWSシステムズマネージャーとは

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ハイブリッドクラウド環境のための安全な

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エンドツーエンドの管理ソリューション

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です

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サーバーのインベントリ情報

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収集パスティ管理リモートアクセスその他

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サーバーに関わらず変更管理インシデント

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管理こういったものを支援する機能が揃っ

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ています

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システムズマネージャーは

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EC2はもちろんその他のクラウド

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リソースオンプレミスのサーバーさらには

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Hデバイスでも使用できます

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そしてシステムズマネージャーは単独で

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機能するのはもちろんですがAWS

play02:55

configなどのその他のAWS

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サービスとの連携やサードパーティー

play03:00

ソリューションとの統合も可能になってい

play03:01

ます

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システムズマネージャーの機能全体を見る

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とこちらの図のようになっています

play03:12

運用管理アプリケーション管理変更管理

play03:15

ノード管理これらの機能に分類されてい

play03:18

ます

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システムズマネージャーの全体像について

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はシステムズマネージャーオーバービュー

play03:24

というブラックベルトシリーズが公開され

play03:27

ていますのでぜひそちらも参照して

play03:29

ください

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今回は

play03:33

濃度管理機能群の一つステート

play03:35

マネージャーについて見ていきます

play03:41

AWSシステムズマネージャーステート

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マネージャーとは一言で表現すると安全で

play03:48

スケーラブルな設定管理サービスです

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マネージド濃度やその他のAWSリソース

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定義された状態に保つプロセスを自動化し

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てくれます

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また

play04:02

定義された状態というのが正しく維持でき

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ているのかその準拠状況をダッシュボード

play04:07

play04:08

可視化することもできます

play04:10

これらの機能によってAWSリソースの

play04:14

管理とガバナンスを改善して設定のズレを

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軽減するのに役立ちます

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ステートマネージャーは追加料金なくご

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利用いただくことができます

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ステートマネージャーのユースケースの一

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例をご紹介します

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ステートマネージャーは大きく分けると

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マネージドノード上でのOSコマンドの

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実行とAWSリソースに対する制御この2

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通りの処理を

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定期実行できます

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マネージドノード上の

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OSコマンド実行によって例えば

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アンチウイルスソフトへのインストールと

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設定を実施したり

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SSMエージェントなどのエージェント

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ソフトウェアを定期的にアップデートし

play05:00

たり

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OSのネットワークに関する設定を自動化

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したり

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マネージドノートのセットアップ時に

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アクティブディレクトリドメインへの

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ノード参加を行うことができます

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AWSリソースの制御を行うことで例えば

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EC2インスタンスにロールをアタッチし

play05:20

たりセキュリティグループにルールを設定

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したりAmiのパッチ適用を定期的に実行

play05:27

したりこういったことができます

play05:30

これらのユースケースに共通するポイント

play05:33

はリソースを定義された状態に位置する

play05:36

ことですこういったユースケースに対して

play05:39

ステートマネージャーは役立ちます

play05:46

さてSSMドキュメントを定期的に実行

play05:49

するシステムズマネージャーの機能として

play05:51

はステートマネージャーのほかに

play05:53

メンテナンスウィンドウがあります

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よくご質問いただくのでこの2つの機能の

play05:59

使い分けについても見ておきます

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まずステートマネージャーです

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先ほどの説明と重複しますがステート

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マネージャーはSSMドキュメントを定期

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的に実行することでリソースを定義された

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状態に維持するのが主な目的と言えます

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マネージドノードの初期セットアップに

play06:21

ステートマネージャーを活用することで

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例えばオートスケーリングと連動して

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起動してくるマネージドノードの

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ブートストラップ処理に

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活用することもできます

play06:33

システムズマネージャーコンプライアンス

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という機能のダッシュボードを確認する

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ことで

play06:38

定義された状態への

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準拠図録を確認することもできます

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一方のメンテナンスウィンドウは時間的

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制約のある一つ以上のタスクを所定の

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タイムウィンドウ内に実行する機能です

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開始時刻と終了時刻を持つタイムインドと

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いうものを定義できますのでパッチ

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適用などノードの停止を伴うような

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複数の変更タスクを時間内にスケジュール

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実行するこういったユースケースに向いて

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います

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またステートマネージャーとの違いとして

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メンテナンスウィンドウではラムダ

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ファンクションやステップ

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ファンクションズを実行することもでき

play07:19

ます

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続いてステートマネージャーの主要な構成

play07:25

要素について見ていきます

play07:30

こちらはステートマネージャーの主要な

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構成要素を図示したスライドになります

play07:35

ステートマネージャーは特定のアクション

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を特定のスケジュールに沿って特定の

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ターゲットに対して実行するものです

play07:45

これら一連の設定をまとめたものを

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ステートマネージャーアソシエーション

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関連付けと呼びます

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特定のアクションというのは

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定義された状態を維持するために実行す

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べきアクションのことでステート

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マネージャーではSSMドキュメントに

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よって実現します

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このアクションを実行するタイミングを

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スケジュールとして設定します

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そしてアクションの実行対象はターゲット

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として設定します

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関連付けの実行結果はシステムズ

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マネージャーコンプライアンスの

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ダッシュボード上で一元的に可視化する

play08:23

ことができます

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ここからそれぞれの構成要素の中身を

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詳しく見ていきますまずはSSM

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ドキュメントです

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SSMドキュメントシステムズ

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マネージャードキュメントとはマネージド

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ノード上で実行するアクションを定義した

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ものです

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AWSが提供している100以上の事前

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定義済みのドキュメントこれを利用できる

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ほかユーザーが独自にドキュメントを作成

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することも可能です

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繰り返し実行するアクションは

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SSMドキュメントを利用することで

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処理の自動化を実現しヒューマンエラーを

play09:05

削減することに役立ちます

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ステートマネージャーはSSM

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ドキュメントを使ってアクションを実行し

play09:15

ます

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SSMドキュメントにはいくつかのタイプ

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があるのですがステータマネージャーが

play09:20

サポートするドキュメントタイプは

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オートメーションコマンドポリシーこの3

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種類です

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オートメーションはランブックとも呼ばれ

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ますが

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AWSリソースのメンテナンスデプロイ

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修復に関する一般的なタスクを簡素化する

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ための

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ワークフローを定義するものです

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コマンドタイプのドキュメントは

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システムズマネージャーの管理対象である

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マネージドノード上で実行する

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OSコマンドを定義します

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ポリシードキュメントは通常はシステムズ

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マネージャーインベントリがステータ

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マネージャーと連携して利用されます

play10:01

マネージドノードにインストールされて

play10:04

いるソフトウェアの情報などの

play10:05

インベントリデータを収集することができ

play10:08

ます

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続いてステートマネージャーの主要な構成

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要素の2つ目

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ターゲットについて説明します

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ターゲットはステートマネージャーの関連

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好きがアクションの実行対象とする

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リソースのことです

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ステートマネージャーにおけるターゲット

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の指定方法は大きく二つのパターンがあり

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ます

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ssmmドキュメントでコマンドタイプ

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またはポリシータイプを使う場合対象は

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マネージドノートになります

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対象とするマネージド濃度をターゲットし

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て指定することになります

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もう一方SSMドキュメントとして

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オートメーションランブックを使う場合は

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これはlanbookの内容にもよります

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が対象は必ずしもマネージド濃度とは限り

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ませんこの辺りの詳細はこの後見ていき

play11:03

たいと思います

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まずSSMドキュメントでコマンドタイプ

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またはポリシータイプを使う場合です

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この場合はマネージドノードを対象として

play11:15

指定するわけですが指定の方法は4つあり

play11:19

ます

play11:20

タグしてこれはマネージドノードに付与さ

play11:24

れているタグのキーまたはタグのキーと

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バリューの組み合わせを指定してその

play11:30

条件に合致するノードが対象となるもの

play11:33

です

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能動手動で選択とあるのはマネージド

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濃度のリストの中から対象としたい一つ

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もしくは複数の濃度を直接指定することが

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できます

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複数のAWSリソースをグルーピングして

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管理できるAWSリソースグループという

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サービスがありますがそこで定義した

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リソースグループを指定することでその

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リソースグループに含まれるマネージド

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濃度を対象とすることができます

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このほか関連好きと同じリージョンに存在

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する全てのマネージドノードを対象とする

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こともできます

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続いてSSMドキュメントとして

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オートメーションランブックを使う場合を

play12:20

見ていきます

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実行方法として大きく2通りの指定方法が

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あります

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シンプルな実行ではオートメーション

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ランプを1回のみ起動します

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複数のリソースに対して同じランブックを

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一括で実行したい場合はレートの制御を

play12:40

選択します

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まずシンプルな実行を

play12:44

選択した場合は

play12:46

lanbookの内容に応じた入力

play12:48

パラメータを入力しますこのスライドの例

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だとここのランブックは入力パラメーター

play12:55

として

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処理対象とするEC2のインスタンスID

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を要求していますのでここのパラメータと

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してはインスタンスのIDを直接入力し

play13:06

ますここで入力するインスタンスIDが

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処理対象のリソースということになります

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レートの制御を選択して

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複数のリソースに対して同じランブックを

play13:21

一括実行する場合を見ていきます

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レートの制御を指定すると

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複数のリソースを対象にオートメーション

play13:29

ランプを

play13:30

複数回実行することができます

play13:33

親のオートメーションが

play13:35

ターゲットとなるリソースごとにこの

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オートメーションを起動する動きとなり

play13:39

ます

play13:41

この機能自体はステートマネージャー特有

play13:44

のものではなくオートメーションの機能を

play13:46

使っていますですのでこの機能の詳細に

play13:49

ついてはオートメーションのドキュメント

play13:51

からもご確認いただくことができます

play13:57

レートの制御によって

play14:00

複数のターゲットを指定する場合の大まか

play14:02

な動きについて見ていきます

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ソースグループやタグなど特定の条件に

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合致するリソースをフィルタした上で

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オートメーションランプが受け付ける

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パラメーターのいずれか一つに対してそれ

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らのリソースの情報を受け渡す動きになり

play14:20

ます

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どの情報を受け渡すかについては

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ターゲットセクションにあるパラメーター

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の選択から選ぶことができますここでの

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選択肢は実行するオートメーションランプ

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の内容によって変わります

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ここで選んだパラメータに対して

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複数のターゲットの情報を連携して

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それぞれのターゲットに対応する子供の

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オートメーションが実行される動きとなり

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ます

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複数のターゲットを指定する方法としては

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4つの選択肢があります

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パラメーター値リソースグループタグ

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すべてのインスタンスこういった選択肢に

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なりますがこれらの設定方法については

play15:03

この後見ていきます

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オートメーションランプが

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複数のターゲットを対象とする指定方法の

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一つ目パラメータッチを指定する方法です

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lanbookの特定のパラメータに対し

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てカンマ区切りで複数のリソースの情報を

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指定することができます

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複数の値を指定するとシステムズ

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マネージャーは指定された各値に対して

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子供のオートメーションを起動します

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次はリソースグループを指定する方法です

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オートメーションのターゲットとして

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任意のリソースグループを指定できます

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システムズマネージャーは

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ターゲットとして指定されたリソース

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グループ内のすべてのリソースに対して

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子供のオートメーションを起動します

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オートメーションのターゲットとしてタグ

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を指定することもできます

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タグのキーまたはタグキーと値のペアを

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指定することでその条件に当てはまる

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リソースを対象とすることができます

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最後の指定方法はすべてのインスタンス

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です

play16:20

この場合関連好きと同じリージョンに存在

play16:22

する全てのEC2インスタンスを対象とし

play16:25

ます

play16:30

さてステートマネージャーが複数の

play16:33

ターゲットに対して処理を実行するこの時

play16:36

の動きを制御するための設定項目があり

play16:38

ます

play16:41

同時実行性とエラーの閾値という項目から

play16:44

構成されていてこれはコマンドタイプ

play16:48

ポリシータイプオートメーションといった

play16:50

ドキュメントタイプによらず共通の設定

play16:53

項目になっています

play16:55

まず同時実行性ですがこれは関連付けを

play16:59

同時に実行できる

play17:00

ターゲットの絶対数または全体に対する

play17:03

割合を指定することができます

play17:08

そして関連付けの実行の失敗回数がある値

play17:12

を上回った場合に残りのターゲットに対し

play17:15

て関連付けの実行しないように制御する

play17:18

ことができます

play17:20

エラーの閾値という設定項目ではその閾値

play17:24

となるエラーの絶対数または割合を指定し

play17:28

ます

play17:29

これらの設定によりシステム全体への影響

play17:33

を抑えつつ安全デスケーラブルな関連付け

play17:36

タスクを実現することができます

play17:42

ステートマネージャーの主要な構成要素の

play17:45

最後スケジュールについて説明します

play17:50

ステートマネージャーのスケジュールには

play17:52

大きく2つの指定方法があります一つ目は

play17:55

スケジュールなしこれは関連付けを1回

play17:58

のみ実行するというものです基本的には

play18:01

関連付けを作成した直後に1回のみ実行さ

play18:04

れることになります

play18:07

もう一つはスケジュールありというもの

play18:09

ですクーロン

play18:11

式やレート式で指定したスケジュールに

play18:13

沿って関連付けを実行することができます

play18:17

クーロン式はレート式による柔軟な

play18:20

スケジュールの設定方法についてはこの後

play18:22

説明します

play18:25

基本的な実行タイミングはここで説明した

play18:27

通りなのですが実はステートマネージャー

play18:31

はこれ以外にも関連好きを実行する

play18:33

タイミングがあります

play18:38

関連付けの実行タイミングはスケジュール

play18:41

設定に従って実行されるというのが基本の

play18:44

動きなんですが

play18:46

追加でご覧のタイミングでも実行が行され

play18:50

ます

play18:51

まず関連付けを新規作成または修正した

play18:56

タイミングです

play18:58

ただこれはこの後でも説明しますが

play19:01

クーロン式でスケジュールを設定する場合

play19:03

はこの関連付けの新規作成または修正直後

play19:07

の実行を

play19:09

抑止するというオプションもあります

play19:12

続いて関連付けが参照しているSSM

play19:16

ドキュメントを修正したときこの

play19:18

タイミングでも関連好きが実行されます

play19:21

そして手動で関連好きを起動した時も当然

play19:25

ながら関連付けが実行されます

play19:28

最後にこれはコマンドまたはポリシー

play19:32

ドキュメントの場合に限定されますが

play19:35

ターゲットであるマネージドノードの状態

play19:37

が変更になった時にも関連付けが実行され

play19:40

ます

play19:42

具体的には対象のインスタンスが初めて

play19:45

オンラインとなってマネージドノードとし

play19:47

て認識されたタイミング

play19:50

能動停止していてその間に実行

play19:53

スケジュールを逃してしまってその後

play19:55

初めてオンラインになったタイミング

play19:58

30日以上停止していたノードがオン

play20:01

ラインになったタイミングこういった

play20:03

タイミングでも関連付けの実行が行され

play20:06

ます

play20:12

ステートマネージャーの関連付けの

play20:14

スケジュールはクーロン式またはレート式

play20:17

こういったものを使って指定することが

play20:19

できますクーロン式は日時や曜日を柔軟に

play20:24

指定することができこれによって実行

play20:26

タイミングを制御します

play20:28

例えば

play20:30

毎時何分ですとか

play20:32

毎週水曜日の午後1時半

play20:35

毎月第3火曜日の午後11時半こういった

play20:38

形の指定ができます

play20:40

レート式は

play20:42

繰り返し実行となる

play20:43

頻度を指定します

play20:45

15分おき3時間おき2日おきこういった

play20:49

実行感覚を指定することができます

play20:52

また

play20:53

@という表現を使用することで1回限りの

play20:57

スケジュール実行も指定できます

play21:00

なおステートマネージャーの関連付けに

play21:03

おけるスケジュール指定はタイムゾーンの

play21:05

指定はできません

play21:07

utcでの指定となる点はご留意ください

play21:14

クーロン式でスケジュールを指定する場合

play21:16

に設定できる

play21:18

追加のオプション項目があります

play21:20

1つ目は関連付けの作成や修正直後の実行

play21:25

をスキップするオプションです

play21:28

cliではアプライオンリーアット

play21:31

クーロンインターバルオプションと言い

play21:33

ます

play21:34

2つ目はスケジュールオフセットの

play21:36

オプションですこれはクーロン式で指定さ

play21:39

れた日時から関連付けを実行するまでに

play21:42

待機する日数のことで1日から6日までの

play21:46

日数で指定することができます

play21:55

関連付けの実行タイミングの制御に関する

play21:57

その他のオプションについて説明します

play22:01

一つ目はChangeカレンダー変更

play22:03

カレンダーとの連携です

play22:06

ここでカレンダーを指定しておくと関連

play22:09

付けの実行タイミングにおける対象の

play22:12

カレンダーのステータスがクローズとなっ

play22:15

ている場合に関連付けの実行をスキップし

play22:18

ます

play22:19

2つ目はクラウドウォッチアラームです

play22:21

関連

play22:23

付けが実行されるタイミングで対象の

play22:25

アラームがアラーム状態となっている場合

play22:28

に関連付けの実行をスキップします

play22:34

ここまで

play22:36

ステートマネージャーの関連付けの主要な

play22:39

構成要素SSMドキュメントスケジュール

play22:43

ターゲットについて見てきました

play22:45

関連好きを作成するにあたって必要な残り

play22:48

の設定項目についても説明します

play22:53

と言ってもほとんどの項目はここまでの

play22:56

内容で説明済みとなります

play22:59

関連付けの設定項目は使用する

play23:02

ドキュメントタイプによって若干異なり

play23:04

ますがご覧の表の内容になっています

play23:07

黒い文字の項目はこれまでの内容で説明

play23:11

済みの項目になりますまだ説明していない

play23:14

項目はオレンジ色の太字の項目になります

play23:18

一番上の項目名前とありますがこれは関連

play23:22

付けに対してユーザーから見て分かり

play23:25

やすい

play23:25

任意の名前をつけることができます

play23:29

あとはコマンドまたはポリシー

play23:31

ドキュメントを使用する場合の設定項目と

play23:34

して

play23:34

コンプライアンスの重要度とS3出力と

play23:38

呼ばれる項目があります

play23:43

コンプライアンスの重要度は関連付けの

play23:47

結果とともにシステムズマネージャー

play23:49

コンプライアンスのダッシュボード上に

play23:50

表示されるコンプライアンスの重要度を

play23:54

指定するものです

play23:55

その関連好きが目指している

play23:57

コンプライアンスの重要度に応じて非常

play24:01

事態高いミディアム低いの中から適切な

play24:05

ものを選択いただけます

play24:08

コマンドタイプやポリシータイプのSSM

play24:10

ドキュメントを使用する場合は関連付けの

play24:13

処理はマネージドノーズ上で実行されます

play24:15

その際のコマンド出力をS3へファイルと

play24:19

して保存する設定がS3出力になります

play24:24

出力先となるS3のバケットやキー

play24:27

プレフィックスを指定することができます

play24:33

ここまでで関連付けの設定ができました

play24:37

関連好きが実行された結果の確認方法に

play24:40

ついて見ていきます

play24:44

まずはステートマネージャーのコンソール

play24:47

画面ですここでは関連付けごとの状況が

play24:51

リスト表示されます

play24:54

任意の関連好きを選択すると対象となる

play24:57

関連付けの詳細情報を確認することができ

play25:00

ますこの

play25:02

詳細表示画面では

play25:04

過去の関連付けの実行履歴を確認すること

play25:06

もできますしまたこの画面の中から関連

play25:10

好きを追加で即時実行するということも

play25:13

可能です

play25:17

もう一つ

play25:19

システムズマネージャーコンプライアンス

play25:21

の画面でも確認することができます

play25:24

システムズマネージャーコンプライアンス

play25:26

はシステムズマネージャーの機能の一つ

play25:28

です

play25:30

このコンプライアンスというのはパティ

play25:32

マネージャーによるパッチ適用の

play25:34

ステータスやステートマネージャーの関連

play25:37

付けの実行状況さらにはマネージド濃度に

play25:41

対して指定したカスタムコンプライアンス

play25:44

これらの状況をダッシュボード上で一元的

play25:47

に確認することができます

play25:50

ステートマネージャーの関連付けの実行

play25:53

状況としては

play25:54

ステータスが準拠または非準拠の

play25:57

マネージドノードの数を

play26:00

重要と別にサマリー表示したり

play26:02

ステータスが準拠または非準拠の関連付け

play26:05

の数を

play26:07

重要度別にサマリー表示することができ

play26:09

ます

play26:14

続いてさらに踏み込んだステート

play26:16

マネージャーの使い方や機能を紹介します

play26:22

ステートマネージャーはAWS

play26:25

configと連携することができます

play26:28

あらかじめAWSconfigの記録対象

play26:30

として

play26:31

SSMアソシエーションコンプライアンス

play26:34

のリソースタイプを有効にしておくことで

play26:37

AWSconfigの画面でステート

play26:39

マネージャーの関連付けの

play26:41

コンプライアンス履歴

play26:43

及び変更の追跡を表示することができます

play26:47

ここに遡ってコンプライアンスの準拠状況

play26:49

を確認したいような場合に便利です

play26:56

ステートマネージャーの関連付けは

play26:59

オートメーションランプを使う場合

play27:02

クロスアカウント

play27:03

クロスリージョンで実行することが可能

play27:05

です

play27:06

現時点ではマネジメントコンソール上では

play27:09

設定ができないのですがAWScliや

play27:13

AWSSDキーを使って関連付けを作成

play27:16

することで

play27:17

オートメーションランブックを関連付けと

play27:20

して

play27:21

定期的に

play27:23

クロスアカウント

play27:24

クロスリージョンで実行することができ

play27:25

ます

play27:27

コマンドの例はドキュメントにも記載され

play27:29

ていますので必要に応じてご覧いただけれ

play27:32

ばと思います

play27:37

ステートマネージャーはサードパーティー

play27:39

の構成管理ツールと連携して使うことも

play27:41

できます

play27:44

ステートマネージャーの関連付け経由で

play27:47

アンシブルのプレイブックを実行したり

play27:50

シェフレシピを実行したりWindows

play27:53

powershelldesired

play27:54

Stateconfigration

play27:56

PowerDSCのmofファイルを実行

play27:59

するこんなユースケースが考えられます

play28:03

いずれもドキュメントで細かい手順が紹介

play28:06

されていますもしご興味がありましたら

play28:09

そちらも参照してください

play28:13

それではまとめに入ります

play28:19

本セッションではAWSシステムズ

play28:21

マネージャーの機能であるステート

play28:23

マネージャーを取り上げました

play28:26

ステムスマネージャーステート

play28:27

マネージャーは安全でスケーラブルな設定

play28:30

管理サービスです

play28:32

マネージド濃度またはその他のAWS

play28:35

リソースを

play28:36

定義された状態に保つプロセスを自動化し

play28:39

てくれます

play28:41

システムズマネージャーインベントリで

play28:43

利用されるほかコマンドドキュメントや

play28:46

オートメーションランブックを定期的に

play28:48

実行することができます

play28:51

皆様の運用管理業務にシステムズ

play28:54

マネージャーステートマネージャーがお役

play28:56

に立てば幸いです

play29:00

本資料に関するお問い合わせご感想は

play29:03

こちらにお願いします

play29:07

またその他のコンテンツのご紹介もこちら

play29:09

にさせていただいております

play29:13

以上をもちましてセッションは終了となり

play29:16

ますご清聴いただきありがとうございまし

play29:18

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