「経済成長率は“戦争国”と同じ」日本経済の“ヤバさ”がわかる衝撃データを公開。“知らないと損するお金と経済”(経済アナリスト・森永康平)【NewSchool】

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12 Aug 202314:11

Summary

TLDRこのビデオでは、一次情報を正しく解釈するためのポイントを解説しています。特にデータの比較において、適切な基準で比較することの重要性が強調されています。日本の消費者物価指数(CPI)と他国との比較における問題点や、経済政策の誤りが指摘され、日本の経済成長が低迷している理由が詳しく説明されています。また、インフレの2種類とそれが経済に与える影響についても触れられ、視聴者に正しい経済理解の重要性を訴えかけています。

Takeaways

  • 📊 データを視覚化することで、視覚的に理解しやすくなるというポイントがある。
  • 🔍 比較する際には、比較対象が同じものである必要がある。例えば、青森産のりんごと秋田産の牛肉を比較するような無意味な比較は避けるべき。
  • 🏠 日本と海外の家屋概念の違いが、消費者物価指数(CPI)の比較において大きな影響を与えている。
  • 📈 消費者物価指数には、持ち家の帰属家賃を除く総合を提案し、国際比較においてより正確な指標とする。
  • 💰 物価指数の上昇が続く中、国民が苦しんでいる場合、給付金や減税が必要な対策である。
  • 📊 物価指数の予測では、消費者物価指数と企業物価指数の比較が重要で、価格転換の余地があることを示す。
  • 💼 企業物価指数と消費者物価指数のギャップが存在するが、その解釈には注意が必要。サービス価格の扱いの違いも考慮する。
  • 🌐 日本経済は世界第3位でありながら、長期にわたる経済成長率は低い。経済政策の誤りがその原因の一つである。
  • 💬 インフレにはコストプッシュ型とデマンドプロップ型の2種類があり、それぞれ異なる経済政策の応じ方がある。
  • 📉 政府の政策は経済成長に反するものであったり、逆の効果をもたらすことがある。例えば、消費増税は経済の成長を抑制する可能性がある。
  • 🏛️ 日本経済の現状を理解するためには、インフレの種類や経済政策の影響を正確に把握することが重要である。

Q & A

  • 一次情報を読み解く際の重要なポイントは何ですか?

    -データをグラフ化して視覚的に把握することと、他のデータと比較することが重要です。ただし、比較するデータが適切かどうかを確認することが必要です。

  • 消費者物価指数(CPI)とは何ですか?

    -消費者物価指数(CPI)は、一般家庭が購入する商品やサービスの価格から算出される物価の変動を示す指標です。

  • CPIにおける持ち家の帰属家賃とは何ですか?

    -持ち家の帰属家賃は、持ち家を仮に賃貸に出した場合に支払う賃貸料を統計的に算出したものです。日本では実際に賃貸料を支払っていないため、これを除いた指標を使用すべきだと提唱されています。

  • 日本と海外の持ち家に対する価値観の違いは何ですか?

    -日本では持ち家を所有することが重要視されていますが、海外では賃貸でも問題ないとされることが多いです。この違いが、消費者物価指数における家賃の扱いにも影響を与えています。

  • デフレマインドとは何ですか?

    -デフレマインドとは、将来的に物価が下がると多くの人が信じてしまう考え方です。この結果、消費を控える傾向が生じ、経済に悪影響を与えます。

  • 日本における企業物価指数と消費者物価指数の違いは何ですか?

    -企業物価指数は企業が負担するコストを反映し、消費者物価指数は消費者が支払う価格を反映します。消費者物価指数には財とサービスが含まれますが、企業物価指数には財のみが含まれています。

  • 日本が経済成長率で世界で低い位置にいる理由は何ですか?

    -日本の経済成長率が低い理由は、誤った経済政策が原因とされています。特に消費増税や財政政策の不適切な実施が成長を抑制しています。

  • インフレの種類にはどのようなものがありますか?

    -インフレには、コストプッシュ型とデマンドプル型の2種類があります。コストプッシュ型は原材料の価格上昇によるもので、デマンドプル型は需要が供給を上回る場合に発生します。

  • 日本の金融政策と財政政策の関係はどのようになっていますか?

    -日本の金融政策はゼロ金利やマイナス金利を導入して経済を刺激しようとしていますが、同時に財政政策で消費増税を行うなど、アクセルとブレーキを同時に踏むような矛盾した政策が行われています。

  • 日本の経済政策に対する批判は何ですか?

    -日本の経済政策は、基本的な経済理論に反する措置が多く、経済の成長を阻害していると批判されています。特に、消費増税などが経済のブレーキとなっている点が問題視されています。

Outlines

00:00

📊 データ比較のポイントとCPIの分析

この段落では、データを比較する際の注意点として、比較する対象が同質であることの重要性を強調しています。また、消費者物価指数(CPI)の指標を紹介し、日本と欧米の違いを背景に、持ち家の帰属家賃を除く総合CPIの重要性を説明しています。日本の家に対する価値観がCPIに与える影響についても触れています。

05:01

💸 インフレと国民の生活への影響

この段落では、物価上昇が国民生活に与える影響について述べています。具体的には、生活費が上昇する中での政府の対応として、給付金や減税が必要であり、増税は論外であると主張しています。また、企業物価指数と消費者物価指数の差が、企業がコストを価格に転嫁できていないことを示しており、これがデフレマインドによるものであると分析しています。

10:02

🏠 日本経済の問題と将来の見通し

この段落では、日本の経済成長が他国と比較して低い理由を分析しています。インフレにはコストプッシュ型と需要プル型の2種類があり、現在の日本のインフレは主にコストプッシュ型であると指摘しています。また、政府の経済政策が不適切であり、アクセルとブレーキを同時に踏むような矛盾した行動が経済成長を妨げていると批判しています。

Mindmap

Keywords

💡グラフ化

「グラフ化」とはデータを視覚化することで、分析や理解を深める方法です。ビデオでは、データをグラフにして視覚的に比較することで、より深い洞察を得ることが議題の1つとされています。例えば、消費者物価指数(CPI)のグラフ化が行われ、物価の変動を視覚的に示す例があります。

💡比較

「比較」は、異なるデータを対比することで、洞察を得る方法です。ビデオでは、比較する際には比較の対象が同じものであることが重要と強調されています。例えば、青森産のりんごと秋田産の牛肉を比較するような無意味な比較は避けるべきであり、同じ基準での比較が行われることが示されています。

💡消費者物価指数(CPI)

「消費者物価指数(CPI)」は、一般家庭が購入する商品やサービスの価格の変動を示す指標です。ビデオでは、CPIのさまざまな種類が説明され、それが経済分析にどのように役立つかが議題とされています。特に、持ち家の帰属家賃を除く総合CPIが、国際比較において重要な指標と位置づけられています。

💡持ち家

「持ち家」とは、個人が所有する自宅のことで、ビデオでは日本における持ち家の比率が非常に高いことが強調されています。持ち家を持つことの経済的影響や、それがCPIとの関連性についても議論されています。

💡デフレマインド

「デフレマインド」とは、物価が将来下がると予想する心理状態です。ビデオでは、デフレマインドが日本の消費者行動に与える影響や、それが企業の価格戦略に与える影響について触れられています。

💡価格転換

「価格転換」とは、企業が原材料価格の上昇を製品価格に反映させる行為です。ビデオでは、企業物価指数と消費者物価指数の差が価格転換のバッファーとして機能しているとされ、それが埋まっていくことでインフレが続くとの見方があることが示されています。

💡インフレターゲット

「インフレターゲット」とは、中央銀行が特定のインフレ率を目標に金融政策を展開することを指します。ビデオでは、日本銀行が2%のインフレターゲットを設定し、それを達成するために金融緩和政策を続けていることが議題となっています。

💡財政政策

「財政政策」とは、政府が公的な支出や租税を通じて経済を刺激または抑制する手段です。ビデオでは、財政政策が経済成長に与える影響について触れられており、特に消費増税が経済に与える影響が議論されています。

💡コストプッシュ型インフレ

「コストプッシュ型インフレ」とは、原材料価格の上昇などから価格が上がる現象です。ビデオでは、このタイプのインフレが現在進行中であり、それが企業の利益や賃上げに与える影響について説明されています。

💡デマンドプロインフレ

「デマンドプロインフレ」とは、需要が供給を上回る状況で価格が上がる現象です。ビデオでは、デマンドプロインフレが日銀の目標であり、金融緩和政策を通じてこの状態を目指していることが示されています。

Highlights

データを視覚的に理解するためには、他のデータと比較することが有効であるが、適切に比較対象を選ぶことが重要である。

消費者物価指数(CPI)は4つの主要指標に分かれているが、これを欧米と比較する際には正確な比較が難しいとされている。

日本では持ち家比率が高く、持ち家に対する家賃が発生しないため、統計上の誤差が生じる可能性がある。

持ち家の帰属家賃を除くCPIの指標を新たに提唱し、これが実生活に最も近い物価指標であると主張している。

2022年11月時点で、日本の総合CPIは4.5%であり、国民の生活が厳しくなっていることを示している。

国民が生活困難な状況にある場合、給付金の支給や減税が必要であると提言している。

日本の企業物価指数と消費者物価指数の間に2.3%のギャップが存在し、これは企業がコスト増を価格転嫁できていないことを意味している。

日本のデフレマインドが価格転嫁を妨げているとし、これは将来価格が下がると考える消費者心理が原因であると説明している。

鳥貴族の値上げによる赤字決算の事例から、日本人のデフレマインドの強さが浮き彫りになっている。

消費者物価指数には財とサービスの価格が含まれており、企業物価指数との比較には注意が必要である。

インフレにはコストプッシュ型とディマンドプル型の2種類があり、現在のインフレはコストプッシュ型であると指摘している。

コストプッシュ型インフレでは企業の利益が増えないため、賃上げは難しいと主張している。

ディマンドプル型インフレでは、需要が供給を上回り、価格が上昇するため、賃上げが可能となる。

日本政府の経済政策は、金融緩和と財政政策が矛盾しており、その結果、経済成長が阻害されていると批判している。

日本経済が停滞している原因として、経済政策の誤りが挙げられており、これを改善する必要があると提言している。

Transcripts

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一次情報を読み解く最後のポイントはあの

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データをですね

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グラフ化してみると

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視覚的に色々気づくことがあるよという話

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をしたんですけれどもそれとは加えてです

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ねさらに分かりやすくするためには他の

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データと比較してみるという方法もあり

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ますただこの時に気をつけなきゃいけない

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のは何かと何かを比較する場合っていうの

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必ずこの2つが比較していいものを

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ちゃんと比べてるかっていうのがポイント

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ですつまり同じもの例えばリンゴだったら

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青森さんと秋田さんのリンゴみたいな形で

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それを比較するのありだと思いますけど

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例えば青森産のりんごと

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柿田さんの

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牛肉とかを比較しても全く意味のない比較

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になってしまうので

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比較する場合は

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必ず

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比較していいものをちゃんと選んで比較し

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ましょうというのがポイントかなと思って

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ます

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こちらのグラフは

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消費者物価指数CPI一般家庭が購入する

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商品やサービスの価格から算出される物価

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の変動を示す指標だ

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CPIは大きく4つの指標がある全ての

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品目を含む総合生鮮食品を除く総合生鮮

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食品およびエネルギーを除く総合そして

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欧米版コアCPIだ

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しかし

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欧米と比較する際この4つでは正しく比較

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はできないと森永は言う

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そこで新たに提唱しているのが

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持ち家の帰属家賃を除く総合だ

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世界と比較するときに

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日本と世界って結構違うことがいっぱい

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あるわけですね

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で例えばその一つに何があるかというと家

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の概念が違うんですよ僕の親父ぐらいの

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世代60歳前後の男性は特にですけどなん

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かこうマイホームがあって一人前の男性

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みたいな家一戸建て建ててようやく一丁前

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だよねみたいなちょっと謎の

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価値観が日本はとにかく強かったんですね

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なので日本は

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持ち家比率がすごい高いんですよ

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持ち家があるということは

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ローンは返すけど家賃払ってないですよね

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一応

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統計上を持ち家を持ってる人っていうのは

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家賃払ってないことになるんですよそれ

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ローンの返済になっちゃってるんで一方で

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海外は結構その

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中古で良くないとか

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賃貸で良くないみたいなあんまりその

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持ち家があることに対して日本ほど神格化

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してないんですねそうすると賃貸の場合は

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家賃払ってますよね

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それ何が起きるかっていうと日本の場合は

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持ち家だから家賃払ってません

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外国の人家賃めっちゃ払ってますと

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でこの物価の問題を考えた時に

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ローンの方は

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消費者物価指数に入んないです

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住居費は

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賃貸の方が入るんですよそうすると日本と

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海外で消費者物価指数の比較した時になん

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かおかしくないと話になるわけですねなの

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でこの

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持ち家の帰属家賃というのは何かっていう

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持ち家なんだけど

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仮にそれを賃貸として持ってた場合に

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いくら

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賃貸料払うんですかっていう

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統計上の

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計算をしたのがこの持ち家の帰属家賃って

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いう考え方です

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でなんで僕はそれを除いてるかっていうと

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いや払ってないんでしょそれっていう話な

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んですつまり

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統計学者が横比較するために必要な概念で

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あって実際を払ってないんだからいらねえ

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だろそれってことで

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覗こうやと

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この5つの指標のうち日本の金融政策は

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持ち家の帰属家賃を除く総合と

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欧米版コアを見て決めるべきだと森永は

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提唱するまぁちょっと簡単に見てみ

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ましょう

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欧米版この紫を見てくださいこの11月の

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時点ではまだ1.5%でした

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ちなみに日銀がインフレターゲットつまり

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これぐらいの物価までは金融緩和を続ける

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よって言ってたのは2%です

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この去年の11月の時点ではまだこれ

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1.5ですから当然ながら黒田さんが金融

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緩和を解除するわけがない

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ていうのはこれを見てればわかるわけです

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で一方で僕が貴族を除いて総合で見ると実

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はこの11月の時点で4.5%でした

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でこの

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貴族値を除く総合っていうのは僕らの生活

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者の

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実体験に一番近い物価だと僕は思ってます

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んでこれで見るともう4.5%も上がっ

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てる

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つまり

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給料が4.5%以上上がってない限りに

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おいては国民は生活が苦しくなってるわけ

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ですよねだからこの時何をするべきかって

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いうと

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めちゃくちゃ当たり前なこと言いますけど

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国民が苦しんでるんだからやることは2つ

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あって

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給付金現金を給付するか

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減税をするかの二択なわけです

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ありえないのは増税をするとか社会保険料

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あげるとかっていうのは論外なわけ

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首しまってるところをさらにもう1人追加

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で締めるようなもんですから死ぬだろって

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話なんですねそして今後も物価指数は

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上がり続けると予測するアナリストは多い

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しかし

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森永はいい音を唱えるその根拠を

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消費者物価指数と企業物価指数のグラフを

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比較して見ていく

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2.3%の差が開いてるって事はこれ何を

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意味してるかっていうと

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企業はコストが上がってんだけど全部を

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価格転換できていないということがこの差

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から言えます

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じゃあなんでそれが起きてしまったの

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かっていうとこの30年間日本はデフレ

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だったのでデフレマインドが身につい

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ちゃったということです

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デフレマインドは何か

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将来

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値段が下がる」ってみんなが思い込むこと

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です

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なので

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将来値段が下がるって分かってんだったら

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今買う必要ないですよね

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だって抹茶安く買えんだから

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このデフレマインドが本気でやばいのは

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この発想に国民が陥るということです今

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買わなかったら来年安く買えると思うと

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みんな買わなくなるんですそんな状態で

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コストが上がったから価格転嫁します何が

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起きますか客がいなくなるわけですね一番

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いい例がやっぱ鳥貴族さんなんですよ

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鳥貴族ってあの安売りで売り出してる

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居酒屋さんですけど

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鳥貴族が確か2016年とか2017年

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ぐらいに

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値上げしたんですよね

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その値上げ幅も全然大したことなくて

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10円とか20円とかそんなもんですよ

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その結果何が起きたか上場して初めての

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赤字決算になりました

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つまり日本人はデフレマインドが凄すぎて

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10円とか値上げした瞬間にもうあいつの

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とこ行かねっていうわけわかんない動きを

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するっていうことがもう実際に上場企業

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ベースで見えてしまったということでその

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結果がここなんです

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消費者物価指数が3.5なのに対して

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企業物価指数が5.8そこには2.3%の

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ギャップがあるよねとつまりこれが

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価格転化できるバッファーになってるから

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これが

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埋まるまでは値上げが起こるっていうのが

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インフレ続く派の主張です

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しかしこの主張に対し森永は

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僕からするとそんな

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仮説を立ててるやつアホやと思うわけです

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それはなぜかというとそれは確かに企業

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物価指数が5.8

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消費者物価指数が3.5間にギャップが

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ありますねそれはそうですわなてことは

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このギャップが価格転嫁のバッファーに

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なってるからまだ

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上がる余地あるよね確かにロジカル

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ただお前大前提違うけど大丈夫って話なん

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ですそれ何かって言うとこの

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消費者物価指数には

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財物ですね

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財とサービスの価格が全部入ってます

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これは

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企業物価指数は

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財しか入ってませんサービスは別に指標が

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あります

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じゃあ消費者物価指数を財とサービスで

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分けています

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在5.1です

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消費者物価指数

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ってことはちゃんと横比較できる大動詞の

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比較をすると

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5.1と5.8だからほぼ価格転換終わっ

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てんだろって話になるわけです

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ってことは結局俺の理屈になるんじゃない

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だってもう危ないじゃんバッファーって話

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になると

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なるわけですね

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つまりデータさえちゃんと見方が分かって

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いてそのデータが何を指し示してるのかと

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いう正確な定義の理解ができていれば

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だいたいほとんど

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論客はグヌルにできるとなので皆さんも

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この比較対象は正しくするべきだっていう

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のは絶対に心がけてください

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一次情報を読み解きマクロ経済を理解する

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4つのポイントしっかり

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押さえておいていただきたい続いてはここ

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から本題になります今言ったですね4つの

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ポイントを使って日本経済を分析していく

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と実は日本って経済世界第3位というふう

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に言われていますけれどもそれでも経済

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成長率がこの30年間でも世界でも下から

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数えた方が早いぐらいの

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成長しかしていないことそしてなんで

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そんなことが起きてしまったのかっていう

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と実は経済政策自体が誤っていたという

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ような

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信じられないようなことが起きていたこと

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が分かってくるかと思いますこれから

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ちょっとデータを実際に見ながらその日本

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のやばい状態というものを皆さんに共有し

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たいなと思います

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日本の現状を知る上でまず知っておいて

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いただきたいのがインフレには2種類ある

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ということ

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[音楽]

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は簡単に言うと物の値段が上がることが

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インフレということになりますなので

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ちょっとこの真ん中を見てください真ん中

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100円で売ってる商品がありますただ

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だいたいそのNPOじゃなくて民間の企業

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というのは利益出さないといけないので

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だいたい100円で売ってる物っていうの

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はもちろん利益率は業界によってバラバラ

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ですけどわかりやすく言うと80円ぐらい

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で仕入れたものを20円の利益を乗せて

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100円で売ってるんで100円のものを

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売ると20円の粗利が発生するよねという

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今起きているインフレっていうのは何

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かっていうと明らかにこっち側のコスト

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プッシュ型のインフレを指してますコスト

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プッシュ型のインフレっていうのは

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原材料価格が上がったから

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価格転嫁をした結果って話つまり100円

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のものが110円になったら確かにそれは

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インフレなんですよ

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インフレなんだけどこれって別に単純に

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コストが90円になっただけで

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粗利は20円のまんまですよね

play11:24

だから

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岸田さんがね今

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民間企業の経営者に対して

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賃上げをしろって言ってるけどアホかって

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いう話なんです僕からするとだってさ

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インフレ起きてるけどコストが上がってる

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だけで

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利益増えてないんだから

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賃上げする原資ないじゃんって話なんです

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で一方でもう1個のインフレ

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ディバンドプロインフレというものがあり

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ますこれ何かって言うとこの100円の

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商品が

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めちゃくちゃ人気が出たと

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でも

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欲しい人がいっぱいいるんだけど残念

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ながらもうこれ以上工場が作れないんで

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供給増やせませんと

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供給増やせないんでちょっと欲しい人

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減らすためにわざと値上げしますという

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ことで110円にしましたこの場合は

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コスト80据え置きで

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粗利を10円伸ばしてるからこっちの

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インフレになれば

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岸田さんが言うお前ら賃上げしろはOKな

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わけ

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こっちのインフレを日銀は目指している

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わけですよねこっちのインフレにしたい

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から金融緩和をずっとやってたわけもう

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基本ですけど国ができることは2つです

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金融政策と財政政策この2つでこの

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ティマンドプロインフレを目指してたわけ

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です

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黒田さん何をやったか金融政策の方では

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ゼロ金利そしてマイナス金利という

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アクセル限界まで踏んでさらに踏み込んだ

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だけです黒田さん

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ということは残りの財政政策こっちで一緒

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にアクセル踏んだら

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バーンと発射して経済がこうなってたわけ

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じゃあ政府は何やったんだっけ

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政府がやったこと

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2014年に消費増税

play13:12

2019年に消費増税

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2012年に

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復興支援特別

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税何やってんのお前らって話ですね

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アクセル踏んで片方でブレーキ踏んでんだ

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から

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止まるに決まってんだろうっていうか

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止まるならいいけど

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ぶっ壊れるだろそのことやったらってこと

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をやった結果内戦が起きてる国と同じ

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ぐらいの成長しかできないと

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ちなみに今僕が言った理屈って小学校で

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話しましたけど小学生でも理解してました

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皆さん本当に多分信じられないと思います

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けど小学生レベルの理屈がわからない

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簿記3級が受からないみたいな連中がマジ

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経済政策を決めてるから

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経済が伸びないんですっていう話をまだ

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多分信じてないと思うんで2日目はね実例

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を出します

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もしかしたらこの中の何人かは絶望して

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国外逃亡しちゃうかもしれないですけど

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まだそれぐらい衝撃なデータをお見せし

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たいと思います

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