【税務調査】本当にあった怖い話。事前連絡なく国税のエリート調査官が7人もきた事例についてお話しします。

脱・税理士スガワラくん

26 Feb 202416:36

Summary

TLDRこのビデオでは、税理士の菅原さんが国税局による珍しい大規模税務調査の体験談を共有しています。事前通知なしに国税局の資料調査家チームが突然会社を訪れた話や、調査過程でのエピソード、個人と会社の税務処理の違い、そして実際に発見された問題について詳細に語られています。また、従業員の行動が会社にどう影響するか、そして税務調査への対応方法についてのアドバイスが提供されており、視聴者にとって非常に有益な情報が満載です。税務調査のリアルな現場を知り、適切な準備と対応策を学ぶことができます。

Takeaways

😱 国税局の資料調査チームが突然税務調査に来た
😅 事前連絡なく7人が来訪し、社長不在時だった
📝 取引先などへの反面調査を並行して行っていた
💰 裏金の有無を重点的に調べられた
🕵️‍♂️ 従業員の日報や現場記録を詳しくチェックされた
🚨 一人の従業員が個人で稼いだお金が発覚した
⚠️ 従業員の行為は会社の行為とみなされる可能性がある
🙅 事務員の私物入り引き出しの中を見せろと要求された
📋 色々指摘を受けたが、最終的には会社に脱税なしと認定された
💪 しっかりした税理士と対応することが大切だと感じた

Q & A

国税局の資料調査チームが突然訪れた理由は何ですか?
-裏取引や裏金の存在を疑っていたためと考えられます。他社でそうした事例が実際にあったことから、この会社でもあるのではないかと探っているようです。
個人で鉄くずを売却していた社員の行為はなぜ発覚したのですか?
-鉄くずの買取業者に税務調査員が聞き取りに行き、売却者のリストを確認したことで発覚しました。
引き出しの中を見せろと言われた場面で、菅原さんはなぜ見せることを拒否したのですか?
-女性社員にとってプライバシーが関わる部分なので精神的ストレスが大きいと判断し、意味がないのであれば控えてほしいとお願いしたためです。
従業員の行為がなぜ会社の行為としてみなされるのですか?
-従業員は会社の一員なので、従業員の行為は会社の行為として扱われます。例えば売上金の横領も会社の売上隠しにあたるためです。
レジからの現金流用はなぜ発生しやすいですか?
-アルバイトなどの従業員が現金を手にする機会が多く、管理者が気づきにくいためです。
事務用品の私物注文を防ぐにはどうしたらよいですか?
-通販注文時の商品内容や金額について、管理者がチェックすることが必要です。
税理士はなぜ調査経験がないと主張したのですか?
-菅原さんが話した経験は実際にあったもので、調査件数も多いはずです。経験のない人がコメントするのはおかしいと考えたためです。
従業員への指導が大切な理由は何ですか?
-従業員の問題行動は会社の行為とみなされる可能性が高いため、事前に防ぐ必要があるためです。
税務調査にどのように対応するとよいですか?
-税理士を通じて対応し、個人で応じることがないよう整理することが大切です。見せる必要のないものは拒否できます。
金券ショップへの頻繁な売却はなぜ危険ですか?
-多額の金券を持つのは通常経営者なので、税務調査でチェックされている可能性が高いためです。

Outlines

00:00

😱 国税局の税務調査に7人が訪問

国税局の資料調査チームが事前連絡なしに7人で訪問し、社長不在の中、税務調査を行おうとした。菅原さんが代理人として対応し、資料の提出を拒否するなどしつつ、別の日程での調査を要請した。

05:02

🕵️ 4人が調査に訪れるも裏金調査ではなく従業員個人調査へ

4人が再訪問しヒアリングを行うが、裏金調査ではなく、特定の従業員個人の所得隠しに関する調査であることが判明。最終的には個人での申告処理となり、会社への指摘は回避された。

10:02

🗃 引き出しの中身を見せろと要求

調査官は女性従業員の引き出しの中身提示を要求したが、プライバシーへの配慮から見せることを拒否。税理士としての経験を疑問視する声に対して、自身の経験をアピールした。

15:05

😅 無事に調査を終えるも注意喚起

最終的に調査は無事に終わったものの、従業員の不正が会社の不正として取り扱われることがあるため、教育の徹底が必要であると注意喚起している。

Mindmap

Keywords

💡税務調査

税務調査は、納税者の申告内容などをチェックするために税務当局が行う調査です。動画では実際に国税局の資料調査チームが税務調査に入った例が紹介されています。税務調査では書類の提示を求められたり、事務所の中まで立ち入られることもあるなど大変な状況に陥る可能性があることが伝えられています。

💡国税局

国税局は、法人税や消費税などの国税に関する調査や徴収を担当する機関です。動画では珍しいケースとして国税局の資料調査チームが税務調査に入った例が紹介されています。国税局の調査は税務所よりも大規模で徹底的なものになる可能性が高いとされています。

💡裏金

裏金とは、税務申告せずに隠しているお金のことです。動画では、国税局が他社で裏金のやり取りがあるのではないかと疑って調査を入れてきた例が紹介されています。裏金は脱税行為で違法なものですが、実際には存在しているケースがあるとされています。

💡反面調査

反面調査は、税務調査の一環として、納税者側以外の関係者に事情を聴取する調査です。動画でも反面調査で取引先などに聞き取りに行く調査官がいた例が紹介されています。反面調査によって隠されていた事実が発覚することもあります。

💡所得隠し

所得隠しは、実際にあった所得を税務申告書に記載しないいわゆる脱税の一つです。動画では、個人で売却益を得ていたにも関わらず申告していなかった従業員のケースが紹介され、これが所得隠しにあたるとされています。

💡申告漏れ

申告漏れは、税務申告するべき所得などを申告し忘れることです。動画では、会社の所得として申告されていなかった個人の売却益について、会社の申告漏れではないかと国税局が疑った例が紹介されています。

💡税務調査対策

税務調査対策は、税務調査に対処するための事前の準備です。動画では、税務調査時に自社の通帳や書類をきちんと揃えておくことや、従業員への指導を怠らないことなどが対策のポイントだと紹介されています。

💡横領

横領は、会社の金や商品などを私的に流用することです。動画では、従業員の横領が発覚した場合、その売上が会社の売上として申告されていないため、会社の脱税行為とみなされる可能性があると説明されています。

💡ギフトカード

ギフトカードは、商品などと交換できるプリペイドカードです。動画では、税務調査で金券ショップへの頻繁なギフトカード売却がチェックされ、これが違法な所得の疑いにつながる点が紹介されています。

💡売上代金横領

売上代金横領は、受け取った売上代金を横領する行為です。動画ではこれが会社の脱税行為として扱われる恐れがある点が説明されており、税務調査のリスクの1つとして注意が必要だとされています。

Highlights

国税局の資料調査チームが突然税務調査に来た

事前連絡なしに7人が来社し、社長不在時だったことへの対応

国税局の資料調査チームは通常の税務調査とは違うプロ集団

国税局はある程度不正を掴んでいる状態で調査に来る

国税局は裏金の有無を聞いており、他社でも同様の大規模調査が入っている

社員の日報や記録を詳しく調べているため、特定の社員をターゲットにしている

社員が勝手に鉄くずなどを売却していた事実が発覚し、所得隠しが発覚

会社は関係ない個人の問題と主張したが、本来は会社の問題にもなりうる

事務員の私物が入った引き出しまで見せろと要求され、プライバシーへの配慮を求める

調査官に引き出しの中を見せろと言われる税務調査はある

従業員の行為は会社の行為として扱われるため注意が必要

レジからの現金流用などの内部不正が多発しているのが実状

在庫の私的流用や、事務用品などの私物注文も応酬の一つ

金券ショップや鉄くず業者に会社関係者が出入りしているか調査している

従業員への指導が大事。僅少な所得隠しでも会社が加重される可能性がある