OpenAI DevDay: Keynote Recap

OpenAI
4 Dec 202303:31

Summary

TLDROpenAIの初のDevDayで、新モデル「GPT-4 Turbo」が発表されました。この新モデルは、最大128,000トークンのコンテキストサポート、有効なJSONで応答するJSONモード、複数の機能を一度に呼び出せる機能向上、外部ドキュメントやデータベースからの知識取得を可能にする「retrieval」機能を備えています。また、DALL-E 3、ビジョン機能を持つGPT-4 Turbo、新しいテキストから音声へのモデルがAPIに追加され、カスタムモデルプログラムの立ち上げ、GPT-4顧客向けのトークン制限の倍増、GPT-4 Turboのコスト削減などが発表されました。さらに、特定の目的に合わせたChatGPTバージョン「GPTs」の導入、APIの改善、そして将来的な展望に対する期待が語られました。

Takeaways

  • 😀 OpenAIの最初のDevDayでGPT-4 Turboが発表されました。
  • 🚀 GPT-4 Turboは、最大128,000トークンのコンテキストをサポートします。
  • 🔑 新機能のJSONモードでは、モデルが有効なJSONで応答することが保証されます。
  • 📚 複数の関数を一度に呼び出すことができ、指示に従う能力が向上しています。
  • 🌍 外部文書やデータベースから知識を取り込むことができる「リトリーバル」がプラットフォームに導入されました。
  • 📅 GPT-4 Turboは2023年4月までの世界に関する知識を持っており、今後も改善されます。
  • 👀 DALL-E 3、GPT-4 Turbo(ビジョン機能付き)、新しいテキストから音声へのモデルがAPIに追加されました。
  • 🛠️ カスタムモデルプログラムが発表され、OpenAIの研究者が企業の特定の用途に合わせたカスタムモデルの作成を支援します。
  • 💡 GPT-4の既存顧客はトークン使用量の制限が倍になり、APIアカウント設定でさらに変更をリクエストできるようになります。
  • 💰 GPT-4 TurboはGPT-4に比べてコストが大幅に削減され、プロンプトトークンは3倍、完成トークンは2倍安くなります。
  • 🔧 GPTsは特定の目的に合わせて調整されたChatGPTのバージョンで、より多くのコンテキストで有用です。
  • 🌐 APIには永続スレッド、組み込みリトリーバル、コードインタープリタ、サンドボックス環境内のPythonインタープリタが含まれ、関数呼び出しが改善されています。
  • 🚀 技術の進歩により、私たちは要求に応じてスーパーパワーを手に入れることができます。

Q & A

  • OpenAI DevDayで初めて発表された新モデルは何ですか?

    -GPT-4 Turbo

  • GPT-4 Turboがサポートするコンテキストのトークン数はいくつですか?

    -128,000トークン

  • JSONモードとは何ですか?

    -モデルが有効なJSONで応答することを保証する新機能です。

  • GPT-4 Turboに追加された主な新機能は何ですか?

    -同時に多くの関数を呼び出し、指示に従う能力の向上、外部ドキュメントやデータベースからの知識の取り込みが可能なリトリーバル機能です。

  • GPT-4 Turboの知識はいつまでのものですか?

    -2023年4月までの知識を有しています。

  • APIに導入された新しいモデルは何ですか?

    -DALL-E 3、GPT-4 Turbo、新しいテキストから音声へのモデルです。

  • カスタムモデルプログラムとは何ですか?

    -企業が独自のユースケース用にカスタマイズされたモデルを作成するために、OpenAIの研究者が密接に協力する新しいプログラムです。

  • GPT-4 Turboの料金はGPT-4と比べてどのように異なりますか?

    -プロンプトトークンは3倍安く、完了トークンは2倍安いです。

  • GPTsとは何ですか?

    -特定の目的のためにカスタマイズされたChatGPTのバージョンで、指示、拡張された知識、アクションを組み合わせることで、より多くのコンテキストで有用になります。

  • APIで導入されたアシスタンスAPIに含まれる新機能は何ですか?

    -永続的なスレッド、組み込みリトリーバル、コードインタープリター、サンドボックス環境でのPythonインタープリター、機能呼び出しの改善です。

Outlines

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🚀 OpenAI DevDayとGPT-4 Turboの紹介

OpenAIの最初のDevDayで、新しいモデルGPT-4 Turboが発表されました。GPT-4 Turboは、128,000トークンのコンテキストをサポートし、有効なJSONで応答するJSONモード、複数の関数を一度に呼び出す機能があります。外部ドキュメントやデータベースから知識を取り込むことができる「retrieval」機能も導入されました。GPT-4 Turboは2023年4月までの世界に関する知識を持っており、DALL-E 3、GPT-4 Turbo with vision、新しいテキストから音声へのモデルがAPIに追加されました。カスタムモデルプログラムも発表され、利用者はOpenAIの研究者と協力して特定の用途に合わせたモデルを作成できます。GPT-4の顧客に対してはトークン使用量の上限が倍増し、GPT-4 TurboはGPT-4に比べてコストが大幅に低減されています。また、ChatGPTを特定の目的に合わせてカスタマイズできるGPTsが導入され、非プログラマーでも会話を通じてGPTをプログラムできるようになりました。GPTストアの開設も予定されており、APIには持続的なスレッド、組み込みの検索機能、コードインタープリターなどが追加されました。この技術により、未来を共に創造することへの期待が示され、来年の更なる進化が予告されました。

Mindmap

Keywords

💡GPT-4 Turbo

「GPT-4 Turbo」はOpenAIが開発した新しいAIモデルで、ビデオでの主要なテーマの一つです。このモデルは従来のGPT-4よりも高いトークンの上限(128,000トークン)をサポートしており、より長いコンテキストを処理できます。この機能拡張は、より複雑な問い合わせや詳細な対話に対応することを可能にし、スクリプト内でその導入が発表されました。

💡JSONモード

「JSONモード」とは、GPT-4 Turboが提供する新機能の一つで、モデルが有効なJSON形式で応答することを保証します。これは、APIを通じてより整理されたデータ形式で情報を受け取りたい開発者にとって重要な機能であり、スクリプトではこの新機能が紹介されています。

💡リトリーバル

「リトリーバル」とは、外部の文書やデータベースから情報を取り込むことを可能にする新しい機能です。これにより、モデルはより広範囲な知識にアクセスでき、より正確で詳細な情報提供が可能になります。スクリプトでは、これがGPT-4 Turboの能力向上に寄与すると述べられています。

💡DALL-E 3

「DALL-E 3」とは、画像生成機能を持つAIモデルで、スクリプト内でGPT-4 Turboと共に導入が発表されました。このモデルはテキストから画像を生成する能力を有し、クリエイティブな分野での応用が期待されています。

💡カスタムモデル

「カスタムモデル」とは、企業や組織の特定のニーズに合わせてOpenAIが開発をサポートする新プログラムです。これにより、利用者は自分たちの用途に特化したAIモデルを作成でき、スクリプトではそのためのパートナーシップが強調されています。

💡トークンレートリミット

「トークンレートリミット」とは、ユーザーが1分間にGPTモデルに送信できるトークン数の上限を指します。この上限が倍増されることで、ユーザーはより高速に、より多くのデータを処理できるようになります。スクリプトでは、顧客の生産性向上が目指されていることが説明されています。

💡GPT

「GPT」とは、特定の目的やタスクに特化したバージョンのChatGPTを意味し、より有用なアシスタントとして機能します。これらは指示、拡張された知識、アクションを組み合わせており、特定のコンテキストでより良いパフォーマンスを提供します。スクリプトでは、その多様性と応用可能性が強調されています。

💡GPTストア

「GPTストア」とは、カスタムGPTを公開・共有・販売できるプラットフォームです。このストアを通じて、開発者は自分の作成したGPTを世界中のユーザーと共有することが可能になり、スクリプトでは後日のローンチが予告されています。

💡API

「API」とはアプリケーションプログラミングインターフェースの略で、異なるソフトウェア間での連携を可能にするツールです。スクリプトでは、GPT-4 Turboやその他のモデルがAPIを通じて提供され、開発者が利用しやすい形でのアクセスが可能であることが強調されています。

💡超能力

スクリプトで「超能力」という表現は、AI技術の進歩により人々が得られる新たな能力や便利さを比喩的に示しています。これにより、日常生活やビジネスプロセスが大幅に強化され、より効率的かつ創造的な作業が可能になるとされています。

Highlights

OpenAI DevDayでGPT-4 Turboを初めて紹介しました。

GPT-4 Turboは、最大128,000トークンのコンテキストをサポートします。

有効なJSONでモデルが応答することを保証するJSONモードを導入しました。

GPT-4 Turboは、複数の関数を一度に呼び出し、指示に従う能力が向上しました。

プラットフォームでの検索機能を導入し、外部の文書やデータベースから知識を統合できるようにしました。

GPT-4 Turboは、2023年4月までの世界に関する知識を有しており、これを時間とともに改善していきます。

DALL-E 3、視覚機能を持つGPT-4 Turbo、新しいテキストトゥスピーチモデルをAPIに導入しました。

カスタムモデルプログラムを立ち上げ、企業が独自のケースに特化したモデルを開発できるようにしました。

確立されたGPT-4の顧客向けにトークンのレートリミットを倍増しました。

GPT-4 TurboはGPT-4と比べて、プロンプトトークンが3倍、コンプリーショントークンが2倍安価です。

特定の目的に合わせたGPTsを紹介し、指示、拡張された知識、アクションを組み合わせることで、より役立つようにしました。

コードがわからない人でも、会話を通じてGPTをプログラムできるようにしました。

GPTストアの立ち上げを後ほど行います。

APIに同じ概念を導入し、永続的なスレッド、組み込みの検索、コードインタープリター、サンドボックス環境での動作するPythonインタープリターを提供します。

インテリジェンスがどこにでも統合されることで、オンデマンドでスーパーパワーを得られるようになります。

Transcripts

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Welcome to our first ever OpenAI DevDay.

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Today, we are launching a new model GPT-4 Turbo.

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applause

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GPT-4 Turbo supports up

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to 128,000 tokens of context.

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We have a new feature called JSON mode, which

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ensures that the model will respond with valid JSON.

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You can now call many functions at once

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and it'll do better at following instructions.

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In general, you want these models to be

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able to access better knowledge about the world.

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So do we.

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So we're launching retrieval in the platform.

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You can bring knowledge from outside documents

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or databases into whatever you're building.

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GPT-4 Turbo has knowledge about the world

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up to April of 2023, and we will

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continue to improve that over time.

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DALL-E 3, GPT-4 Turbo with vision and the new

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Text to speech model are all going into the API today.

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Today, we're launching a new

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program called Custom Models.

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With Custom Models, our researchers will work closely with a

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company to help them make a great Custom Model, especially

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for them and their use case using our tools.

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Higher rate limits.

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We're doubling the tokens per minute for

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all of our established GPT-4 customers

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so that it's easier to do more.

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And you'll be able to request changes to further rate

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limits and quotas directly in your API account settings.

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And GPT-4 Turbo is considerably cheaper than GPT-4

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by a factor of 3x for prompt

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tokens and 2x for completion tokens.

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We're thrilled to introduce GPTs.

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GPTs are tailored versions of ChatGPT

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for a specific purpose, and because they

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combine instructions, expanded knowledge and actions, they

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can be more helpful to you.

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They can work better in many contexts

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and they can give you better control.

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We know that many people who want to

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build the GPT don't know how to code.

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We've made it so that you can program

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the GPT just by having a conversation.

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You can make private GPTs, you can share your

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creations publicly with a link for anyone to use.

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Or if you're on ChatGPT enterprise, you

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can make GPTs just for your company.

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And later this month, we're going

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to launch the GPT store.

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So those are GPTs and we can't

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wait to see what you'll build.

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We're bringing the same concept to the API.

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The assistance API includes persistent threads so

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they don't have to figure out how

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to deal with long conversation history.

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Built in retrieval, code interpreter, a working

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python interpreter in a sandbox environment, and

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of course, the improved function calling.

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As intelligence gets integrated everywhere, we

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will all have superpowers on demand.

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We're excited to see what you all will do

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with this technology and to discover the new future

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that we're all going to architect together.

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We hope that you'll come back next year.

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What we launched today is going to look very quaint

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relative to what we're busy creating for you now.

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Thank you for all that you do.

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Thank you for coming here today.

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