大切な預金を失わないよう気をつけてください

マネーヘルスch 目指せ1億円
21 Jun 202419:10

Summary

TLDRこの動画は、米国銀行の危機的状況とそのリスクを分析しています。FDICの最新レポートに基づき、金利の上昇により銀行の有価証券ポートフォリオが大きな含み損を被っていることを指摘。特に商業用不動産ローンが支払い不能に陥り、銀行破綻のリスクが高まっていると警告。さらに、日本銀行の外国債売却が実現損失を生じ、金融危機への影響を懸念。株式市場の上昇相場とその背後のリスク、預金者への注意喚起も触れています。

Takeaways

  • 📉 米国銀行は金利の上昇により有価証券の含み損が増加しており、これは2008年のリーマンショックと比較しても大きな数値となっている。
  • 🏦 銀行の当座預金は減少を続けており、定期預金が増える一方で、これは銀行にとって経営が不安定になるリスクがあることを意味している。
  • 📈 米国連邦預金保険校舎(FDIC)のレポートでは、商業用不動産ローンにおけるリスクが高まっていると指摘されている。
  • 📊 非所有者貸与の商業用不動産ローンにおける支払い不能リスクが増加しており、これは空室率の上昇や不動産価値の下落によるものと思われる。
  • 💹 米国銀行は緊急銀行融資プログラム(BTF)のおかげで今のところは破綻を回避しているが、融資期間が終了すると新たなリスクが生じる可能性がある。
  • 🗼 農林中央金庫が米国債と欧州債を大規模に売却する計画があり、これは未実現損失を実現損失に変え、業績に大きな影響を与える可能性がある。
  • 🌐 日本の銀行が外国債を売却することにより、実現損失が発生し、中小銀行にとっては経営の不安定化や破綻のリスクが高まる。
  • 💔 銀行の破綻は取り付け騒ぎを引き起こし、金融危機につながる可能性があることを示唆している。
  • 📚 FDICのレポートは銀行業界のリスクが高まっていることを示しており、特に商業用不動産ローンに焦点を当てている。
  • 🌪️ BTFの終了後に米国銀行が直面するリスクが存在するだけでなく、日本からの影響も新たな危機の火種となる可能性がある。
  • 📉 株式市場は現在高値を更新しているにもかかわらず、経済の基本的な指標からは相反する状況が示唆されている。

Q & A

  • 最近の米国銀行の危機的な状況とは何ですか?

    -最近の米国銀行の危機的な状況は、インフレ対策のためのFRBの金利引き上げに伴い、銀行が保有する長期国債の評価損失が増加し、商業用不動産ローンの支払い不能リスクが高まっていることです。

  • fdicが公開した最新レポートの時期は何ですか?

    -fdicが公開した最新レポートは2024年第1四半期のもので、2024年5月31日に公開されました。

  • 米国債のETF「TLT」とは何を表していますか?

    -TLTは米国債のうち20年以上の長期国債で構成されたETFで、金利と再建価格のシソーラス関係を表しています。

  • 銀行の有価証券ポートフォリオの含み損が増加する原因は何ですか?

    -銀行の有価証券ポートフォリオの含み損が増加する主な原因是、FRBによる金利引き上げに伴う長期国債の再建価格の大幅な下落です。

  • 2024年第1四半期の銀行の預金状況はどう変わっていますか?

    -2024年第1四半期では、銀行の預金は全体的に増加していますが、当座預金は減少を続けており、増加したのは定期預金のみです。

  • 商業用不動産ローンのpdna金利が過去最高レベルに達しましたが、これはどういう意味ですか?

    -pdna金利が過去最高レベルに達したことは、商業用不動産ローンの返済困難が増し、差し押さえなどのリスクが高まっていることを意味しています。

  • 農林中央金庫が米国債と欧州債を売却する理由は何ですか?

    -農林中央金庫は、外国債の運用による損失を食い止めるため、2025年3月までに保有する米国債と欧州債を10兆円以上売却することを決めました。

  • btfプログラムとは何ですか?

    -btfプログラムは、2023年の地銀連鎖破綻を受けて、FRBが実施した緊急銀行融資プログラムで、銀行を救済するために超絶有利な条件での融資を行います。

  • 米国銀行が抱える商業用不動産ローンのリスクはどの程度ですか?

    -米国銀行が抱える商業用不動産ローンのリスクは非常に高く、空室率の増加と不動産価値の下落、さらにはローン金利の急増による返済困難が重なっており、銀行破綻のリスクが高まっています。

  • 株式市場が現在高値を更新している状況ですが、これはなぜですか?

    -株式市場が高値を更新しているのは、市場全体の熱狂ムードや投資家のリスク厭悪感の低下、および経済指標に対する楽観的な見方などが背景にあります。

  • btfプログラムの終了後の米国銀行の将来はどうなりますか?

    -btfプログラムの終了後は、銀行が返済困難になり、有価証券売却によって未実現損失が実現損失に変わり、銀行の経営状況が悪化する可能性があります。

Outlines

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📉 米国銀行危機のリスクと有価証券の含み損

第1段落では、米国銀行の危機的な状況とその原因である有価証券の含み損について解説されています。FDICの最新レポートをもとに、長期国債のETFの価格と金利の関係、銀行が抱える有価証券の損失、および市販機ごとの国内預金の変化を分析しています。重要なポイントは、金利の上昇により銀行が保有する長期国債の価値が下がり、その結果、有価証券の含み損が増加していることです。また、当座預金が減少し、銀行の経営が危険な状態にあることも示唆されています。

05:02

🏢 商業用不動産ローンのリスクと金利の上昇

第2段落では、商業用不動産ローンが米国銀行に与えるリスクについて触れられています。非所有者貸付け金の延滞状況やpdna金利の上昇、それに伴う借換えの難しさと差し押さえの増加が焦点です。商業用不動産の価値が下落し、空室率が過去数十年で最高レベルに達していることから、銀行が抱える不動産関連のリスクが高まっていることを示しています。

10:02

📉 農林中央金庫の債権売却とその影響

第3段落では、農林中央金庫が米国債と欧州債を大量に売却することを決定し、その背景と影響について説明しています。売却の目的は、外国債保有による損失を食い止めるためで、これは未実現損失を実現損失に変えることになります。この措置により、農林中央金庫の業績が大幅に悪化する可能性があることが示されています。

15:02

💹 株式市場の上昇と銀行の危機感

第4段落では、株式市場が最高値を更新している一方で、銀行が抱えるリスクとその対策について述べています。btfプログラムの終了後に米国銀行が直面する可能性がある問題や、農林中央金庫の債権売却が日本銀行業界に与える影響について触れています。最後に、預金者に対して銀行の健全性に注意を促し、市場の状況を慎重に見極めるようアドバイスしています。

Mindmap

Keywords

💡リセッション

経済の減速や後退を指す用語で、景気後退の期間を意味します。このビデオでは、米国の銀行業界が直面しているリスクが、経済のリセッションを引き金につながる可能性があることを示唆しています。

💡fdic

米国連邦預金保険校舎(Federal Deposit Insurance Corporation)の略称で、銀行の破綻リスクを管理する米国の政府機関です。ビデオでは、fdicのレポートを通じて銀行業界のリスクを分析しています。

💡有価証券の含み損

銀行が保有する有価証券の市場価値が減少した際の損失を指します。ビデオでは、金利の上昇により有価証券の再建価格が下がり、銀行が抱える含み損が増加している状況を説明しています。

💡TLT

米国長期国債を構成するETFのコードで、20年以上の長期債券を対象としています。ビデオでは、TLTの価格変動が銀行の有価証券の含み損にどのように影響しているかを例に説明しています。

💡商業用不動産ローン

商業目的で使用される不動産に対するローンを指します。ビデオでは、商業用不動産ローンのリスクが米国銀行業界の窮地に寄与していると分析しています。

💡pdna金利

貸し倒れした債務に対して適用される遅延損失金利のことを指します。ビデオでは、pdna金利が過去最高レベルに達し、商業用不動産ローンのリスクが高まっていることを示しています。

💡btf

緊急銀行融資プログラム(Bank Term Funding Program)の略称で、銀行業界の資金提供を支援する米国連邦準備システムのプログラムです。ビデオでは、btfが銀行業界を救済し、一時的にリスクを回避したと説明しています。

💡農林中央金庫

日本の金融機関で、外国債権の保有を行っています。ビデオでは、農林中央金庫が米国債権と欧州債権を大量に売却し、実現損失を生じさせる可能性があるという報道を引用しています。

💡外国祭

外国債権の略称で、外国政府や企業が発行する債券を指します。ビデオでは、農林中央金庫が保有する外国祭を売却することで、銀行業界にどのような影響が生じるかを考察しています。

💡業績悪化

企業の収益が前期間に比べて低下することを指します。ビデオでは、農林中央金庫の外国祭売却が業績悪化の原因となり、銀行業界のリスクを高める可能性があると述べています。

Highlights

米国銀行の危機的状況を示す最新のFDICレポートを紹介。

日本が金融危機の引き金になる可能性について解説。

2024年第1四半期の銀行レポートで公金利と有価証券の含み損の関係が説明されている。

米国債のETFの価格と金利の関係を示すチャートを分析。

銀行が大量に購入した長期国債が金利上昇の影響を受ける様子。

2022年からの金利上昇による有価証券ポートフォリオの含み損の大きさ。

2023年第4四半期に比べて2024年第1四半期の含み損の変化。

市販機ごとの国内預金の変化と当座普通預金の減少。

銀行が抱える商業用不動産ローンのリスクとpdna金利の上昇。

商業用不動産ローンの満期が迎える時期とそれに伴う返済困難。

商業用不動産の価値下落と空室率の増加。

農林中央金庫が米国債と欧州債を大量に売却する計画。

不動産ローンの返済困難が中小銀行に与える影響。

緊急銀行融資プログラム(BTF)の終了と銀行の将来。

株式市場の上昇相場と現実の経済状況の乖離。

銀行の危機に備えるための個人の対策の重要性。

日本銀行の外国債保有量と農林中央金庫の影響力。

Transcripts

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先日Xでもポストしましたがリセッション

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の引き金はまさかの日本かもしれません皆

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さんこんにちはマネヘルです当チャンネル

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では米国銀行がいかに危機的かをデータを

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元にお伝えしてきましたが動画内で対応し

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ているfdicの最新レポートについてお

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伝えしようと思いますその中でまさかの

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日本が金融機器の引き金になるのでばと

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いう情報が入ってきましたのでそれについ

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ても解説します

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今回お伝えする内容は最初から最後まで

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全て繋がっていますので是非飛ばさずにご

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視聴くださいそれでは始めていきます

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fdicという米国連邦預金保険校舎が毎

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半期の銀行レポートを出しているんですが

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その最新版は2024年第1市販期のもの

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でこれは2024年5月31日に公開され

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ましたではまず公金利に伴う有価証券の

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含み損について話していきましょうこちら

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はTLTという米国債のうち20年以上の

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長期国債で構成されたETFの週足

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チャートになりますここでおさいしておき

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たいのは国際の価格と利回りはシソの関係

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にあるということです利回りつまり金利

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ですね金利が上がれば再建価格は下がり逆

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に金利が下がれば再建価格は上がります

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そしてこの黄色い資格で囲った部分は

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2020年のコロナ後にに金利をほぼ0

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まで下げた際の長期国際価格です非常に

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割高だったわけですが大規模金融緩和に

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よって多額の資金を得た銀行はこの長期

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国債を大量に購入したんです国際は基本的

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にはリスクの少ない金融商品ですからね

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しかしその後に大規模なインフレが生じ

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これを是正するためにFRBが制作金利を

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市場最速のスピードで上げましたそれに

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伴ってシソの関係にある再建価格は大幅な

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下落を生じたというわけですそしてそれを

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表したのがこちらのグラフになります有価

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証券ポートフォリオの含み損のグラフです

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青が満期保有目的オド色が売却可能な有価

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証券です有価証券の大部分を占めるのが

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米国祭なわけですね2022年の利上げ

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開始後からの含み損は偉いことになってい

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ます2008年のリーマンショ自と比較し

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てもとんでもないですね2023年第4

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市販期は全市販期から含み損が減少したと

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前回のレポートでは喜んでいたようですが

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その際に私は動画内でこう述べました確か

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に現象はしたけどその減少ペースが今後も

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続いてさらなる減少をして初めて喜べるん

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じゃないかとそしてその心配は有に終わり

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ませんでした最新の2024年第1市販期

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ではまた含み損が膨らんでいますもちろん

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青の満期保有部分は満期まで保有できれば

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含み損なんて問題ないんですがこれが大

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問題になることがあるんですこちらをご覧

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ください市販機ごとの国内預金の変化を

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表しています利上げが始まった2022年

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以降で減少が始まり地銀連鎖破綻のあった

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2023年第1市半期でピークを迎えます

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その後は預金留出は減少し始め2023年

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第4市販期にはついに増加に展示今回の

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2024年第1市販期でも預金は増加して

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いますただしこちらをご覧くださいこの

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部分なんですが当座普通預金は8市半期

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連続減少と書いてありますつまりですね

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増えた預金はあくまで定期預金だっって

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ことですそれは金利が上がってますからね

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定期預金は増えるでしょうただし何かあっ

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た場合にすぐ引き出すことのできる当座

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普通預金は未だに減少しているとのことな

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んです定期預金が増えれば銀行が預金者に

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支払うお金は増えますからね当座普通預金

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にももちろん増えて欲しいわけですそして

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預金が少なくなれば銀行の経営はあっけ

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なく危険な状態になりますいわゆる

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取り付け騒ぎが生じれば銀行は簡単に破綻

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するんです銀行が保有する有価証券の

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含み損はは過去最大級でした当座普通預金

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は8時半期連続の減少となっています有価

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証券のうち満期保有目的のものは満期まで

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保有できれば含み損なんて関係ありません

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ただし預金留出が続き取り付け騒ぎが生じ

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をもんなら話は別です預金がなければ様々

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な支払いに必要なマネーが枯渇しますそう

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なればマネーを出するために満期保有目的

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だった有価証券もせざるを得ないんです

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含み損が実現損失になるんですそうなれば

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銀行はあけなく破綻しますその影響は周囲

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に広がり取り付け騒ぎ連鎖からの銀行連鎖

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破綻が生じるわけですここからは銀行が

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抱えるリスクの最も重要な部分に焦点を

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当てていきますそれは商業用不動産ローン

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機器です最新レポートではさらに状況が

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悪化していましたまずはこちらをご覧くだ

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非所有者専有商業用不動産ローにおける

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全体及び非流動の貸付け金のグラフです非

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所有者戦友ってのはいわゆる投資と解釈し

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てください火流動は90日以上の延滞が

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生じておりそのまま変体が続けばいずれば

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債務振りことなり差し押さえられるローン

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ですオド色が30から89日の延滞して

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いるロン青色が非流動ですねそして水色が

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pdna金利と言ってロームを延滞した

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場合に適用される金利を挿しますこのグラ

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フってですね実は2023年第3市販期の

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ものなんですなぜか直近2回のレポートで

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ばグラフの記載がないんですよグラフの

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記載はないんですが文章においてpdna

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金利が過去と比較してどれくらいかの記載

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のみはありましたそれがこちらですね1つ

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前のレポートですこのノンクレントは

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pdna金利と考えてくださいpdna

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金利は2014年第1市販期以来の最高

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水準と書いてあります次はこちらをご覧

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くださいこれは最新のレポートです

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pdna金利は2013年第4市販期以来

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の最高水準となったとありますそれを

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踏まえて先ほどのグラフに戻りましょう

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改めて言いますがこのグラフは2個前の

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レポートでなぜかその後回はブラフの掲載

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がなく文章でpdna金利の推移を伝えて

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いますそもそもpdna金利は2008年

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のリーマンショックから大きく上昇し

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2010年にピークをつけそこから

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2020年まで下がり続けました前回の

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レポートでば2014年第1市販期以来の

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最高水準だったわけなのでpdna金利は

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2%程度ですそれでも十分高い金利なん

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ですが最新のレポートでpdna金利が

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2013年第4市販期レベルになったと

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いうことなんですつまりですねpdna

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金利はさらに上昇しついに2%超えたと

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いうことになります2%を超えるレベルと

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いうのは2008年第4市販期つまり

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リーマンショックが始まった次の市販期と

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同レベルなんですこれだけ金利が上がって

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いるとローンの借り換えをしようもんなら

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金利の支払いが大幅に増加し支払い不能

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からの差し押さえになるんですそしてその

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ような借り換えが必要な商業用不動産

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ローンは膨大ですこちらは2023年の

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延長により2024年以降に満期を迎える

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ことになった商業用不動産ローンです

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それぞれの年で2本の棒グラフがあります

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が左側が2022年末時点で満期を迎える

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はずだったローン右側が20233年末

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時点で満期を迎えることになったローン

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です2024年の右側が大きく増えている

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のが分かりますか2023年の延長により

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2024年だけで9000億取るもの商業

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用不動産ローンが満期を迎えることになっ

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たわけですしかし先ほどお伝えしたように

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ローンを張り替えようもんなら大幅に上昇

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した新たなローン金利によって支払いが

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増加し支払い不能からの物件差し押さえが

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生じますただしその物件価値は大きく下落

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しているんですなぜ商業用不動産の価値が

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下落しているかですが空出率が過去数十

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年間で最高となっているからです最終の値

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は19.8となっていますコロナ

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パンデミックによるリモートワークの普及

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によりオフィス需要が激減したからですね

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需要が減れば不動産の価格は下がります

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こちらは金融引きサイクルにおける商業用

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不動産価値の推移です赤で囲った部分が

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2022年からの利上げサイクルにおけ

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商業用不動産価値の推移ですが過去1番の

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減少率ですもう少し具体的に見ていき

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ましょうこちらは米国における商業用不

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動産価格の全年期です2022年あたり

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から大きく下落し始め最新値は-7.5

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3%となっていますこれほどの下落は

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プレッドで検索しる中で2008年の

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リーマンショック時しかありませんその

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レベルの商業用不動産価値下落が生じて

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いるということがお分かりいただけますか

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そしてですね実際に商業用不動産ローンの

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破産数は増えています直近の底根から

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すでに4.4倍の数ですこれがこのまま

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増加するのか注意していく必要があります

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ではこの商業用不動産を多く扱ってる銀行

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はどのような銀行なんでしょうかこちらを

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ご覧ください総資産別の商業用不動産

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ローンの割合なんですが

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56.1.10個を表しています1位は

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68.6%と非常に高いですね5位は数

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ヶ月前に話題になったニューヨーク

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コミュニティバコですこちらも5700と

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非常に高いですこんなに商業不動産論の

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割合が高ければローンの焦げ付きによる

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銀行への負担は明かりしれません空室率

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増加と商業用不動産の価値下落がすでに

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生じていますさらにローン金利も急増して

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いましたそうなればローンが満期を迎えた

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として借換えは困難ですそんな満期を

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迎えるローンが2024年だけで

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9000億ドルもの量なんですもちろん

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支払い困難となれば物件は差し抑えられ

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ますが業用不動産価値は下落しており

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そんな物件を差し押さえたところで銀行が

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被る損失は多大なものとなりますしかも

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そんな商業用不動産を多く抱えるのは中小

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銀行なんです大手と比較して余力が少ない

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ので容易に破綻してしまいますというわけ

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でここまで米国銀行がいかに窮地に立たさ

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れているかを解説してきました銀行連鎖

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破綻が生じれば金融危機からの

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リセッションが生じますしかし実際には

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まだ金融機器って生じていませんよねそれ

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はなぜでしょうかbtfという緊急銀行

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融資プログラムのおかげですこちらをご覧

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ください2023年3月の地金連鎖破綻を

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受けてさらなる連鎖破綻を防ぐために施行

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されたプログラムなんですがとにかく銀行

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を救うために銀行側に超絶有利な条件で

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融資を行ったわけですその条件の中でも

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特に重要だったのが保有する有価証券の

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額面に応じて融資をしたという部分です

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普通は有価証券の時価に応じた融資をする

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んですよただし当時は先ほどお伝えした

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ように利上げによって有価証券の大部分を

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占める米国祭の価値は大きく下落してい

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ましたから時価だと融資は激減して銀行を

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救えませんだからこそbtfでの融資額は

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保有する有価証券の額面金額に応じた融資

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を行ったわけですそんなbtfは2024

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年3月に終了したんですが今現在btfは

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どうなっているんでしょうかこちらをご覧

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くださいいや返済が滞っていますねちなみ

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に以前の動画でも述べましたが20203

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年11月以降の増加分はbtpの低金利を

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利用したお金稼ぎの部分なので一旦無視し

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ておきましょう詳しくは過去動画を見て

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くださいそうするとですね2023年10

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月くらいまでは銀行が本当に困って借りて

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いた額になるんですその額は2023年

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10月4日時点で176億ドルでした

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そして今はどうでしょう最新の値は

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2024年9月13日ですがなんと

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176億ドルですつまり本当に銀行が困っ

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て受けた有分はまだ全然返済されていない

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ということです今現在米国銀行が潰れずに

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いられるのはこのbtfからの融資がある

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からなんですよ融資期間は最長1年間なの

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でその期間が今後訪れた場合米国銀行が

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どうなるのか想像するだけで恐ろしい

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ところがありますここで冒頭に述べた日本

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の話に移りましょう数日前に日経新聞に

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こんな記事が乗りました農林中央均衡米国

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祭と欧州祭合わせて630ドルを売却へ

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記事によるとバランスシート悪化の主因と

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なっている定理回りの外国祭への投資に

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よる損失を食い止め外国祭保有に伴う

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リスクを定することを目指し2025年3

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月までに保有する米国祭と欧州祭を合わせ

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て10兆円630ドル以上を売却するとの

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ことですそもそも農林中央金庫は2024

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年3月末時点で23万円の外国債を保有し

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ており運用資産総額56万円の42を占め

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ていますそして日本銀行によれば預金会

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金融機関が保有する外国祭残高は117

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7円であるため農林中央金庫は国内で保有

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する外国祭の約2割を単独で保有している

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ということになりますつまり農林中央金庫

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は国内有数の機関投資家なわけですよ

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そんな農林中央金庫が大量の米国祭と欧州

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祭を売却することにしたというんです

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しかもそれは現在の高金利に伴って時価が

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大きく下落した債権を売るんです未実現

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損失だった債権が売却することで実現損失

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になるわけですよこれにより2025年3

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月末時点での業績が大幅に悪化する見通し

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であり元々の最終損失が5000億円で

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あったのに対し現在の見通しは1兆

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5000億円の損失に変化しています

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ちなみにリーマンショック後の2009年

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3月期の損失は5700円だったとのこと

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であり現在の見通しである1兆

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5000億円の損失というのがいかに規模

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が大きいか理解できるでしょうかここで皆

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さん考えてください未実現損失だった債券

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を売却せざるを得ない状況になり実現損失

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が発生するこれはまさに2023年3月

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米国銀行に生じるはずだった未来なんです

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その未来を変えたのがbtfだったわけ

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ですが農林中央銀行は米国銀行ではあり

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ません日本の銀行ですなのでbtfは適用

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されませんでしたでは実現損失を生じた

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結果はどうなるでしょうか先ほどお伝えし

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たように銀行の業績は一気に悪化します

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そしてこの外国祭を売却する流れは

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もちろん地銀にも発給します農林中央金庫

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のような大手は潰れずとも地銀いわゆる中

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小銀行はどうでしょうか業績悪化が生じれ

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ば経営を不安しされてあることが生じます

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取り付け騒げですそうなれば中小銀行は

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簡単に潰れるんですそしてこの流れは

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btfが終了した米国銀行でも今後生じる

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んです有価証券売却によって未実現損失が

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実現損失となり経営を不暗視されて

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取り付け騒ぎが生じますそうなれば米国の

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中小銀行も簡単に潰れるんですまさかの

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リセッションの始まりが日本の可能性が出

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てきたわけですよなのでですね銀行にある

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預金には気をつけておきましょう一応説明

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しておくと日本では1金融期間ごとに

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1000万円までは保証されますただし

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外貨預金は保証の適用外なのでご注意を

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会社はまた別ですがねfdcレポートの

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解説は以上ですが実際ここまで消えてどう

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だったでしょうかどう考えても状況は悪い

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のに株式市場は最高値を更新して熱狂

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ムードですこのような状況実に面白いです

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ね果たしてこの上昇相場いつ終わりを

play18:46

迎えるのか終わりが来たとして相場に乗っ

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ている人は無事に切り抜けられるのか私は

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キャッシュ待機での防寒を続けます皆さん

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も色々な意見を聞いて判断しみてください

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あと冒頭でお伝えしたように気になる情報

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ねもちろんこのYouTubeの

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チャンネル登録もよろしくそれではまた

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