この4つだけは絶対に見て。【米国株投資】

トラさん家のセミリタイア戦略
13 May 202413:40

Summary

TLDR米国株式市場の動向と経済指標を分析した動画の要約です。リーマンショックを例に、株価の暴落と金融市場のストレスレベルを比較し、現在の状況を評価します。金融ストレス指数は安定しており、銀行の破綻リスクは低いとされていますが、失業率やGDP、GDIの指標から見ると、景気の悪化具合がリーマンショック直前と同等まで来ていると指摘されます。米国経済は強い成長を続けているものの、サービス業の景気は低迷しており、経済指標の半分は過去の危機と同様の水準にあります。個人的な警戒感を高めつつ、リスク許容度を考慮して投資を行うべきだと結論づける。

Takeaways

  • 📉 リーマンショックを思い出すと、S&P500が56%の暴落を記録していますが、これはドル建てのチャートであり、日本投資家は円建てのチャートも考慮する必要があります。
  • 💵 米国株が暴落すると、米国は景気交代に入る傾向があり、金利が下がることから、日米の金利差が縮まることになり、円高ドル安になる可能性が高くなります。
  • 📈 過去の株式市場の暴落を検証する際は、円建てのチャートで考えるとより現実的です。
  • 📊 金融ストレス指数は、セントルイス連邦準備銀行が公表する重要な指標で、金融市場のストレスレベルを示します。
  • 📈 2024年5月時点で、金融ストレス指数はマイナスの0.8であり、安定していることを意味しています。
  • 🏦 2023年にシリコンバレー銀行が破綻しても、FRBの銀行救済プログラムですぐに安定化したため、リーマンショック級の銀行破綻は差し迫ていないと見られます。
  • 📊 マネタリーベースのチャートと金融ストレス指数を重ね合わせると、FRBの金融政策がストレスレベルに影響していることがわかります。
  • 📈 米国の失業率は景気の変化を示す重要な経済指標であり、リーマンショック前には0.4%上昇してから景気交代に入ったとされています。
  • 📉 米国のISM非製造業指数は、サービス業の景気を示す重要な指標で、リーマンショック前には53から49まで低下しましたが、現在も同様の水準まで来ています。
  • 💹 GDPとGDIの差は、景気の変化を示す重要な指標であり、リーマンショック時にはGDIがGDPの先行指標となりました。
  • 🚀 GDPNowの予測によれば、米国の成長率は4.2%と新興国並みの高さを示しており、景気交代の心配は低いと言えます。

Q & A

  • リーマンショックの際のS&P500のチャートはどのような状況でしたか?

    -リーマンショックの際、S&P500は高値から56%の暴落を経験しました。これはドル建てのチャートであり、アメリカ投資家が投資する場合の下落率を示しています。

  • 円建てのチャートでリーマンショック時のS&P500の暴落率はどのくらいでしたか?

    -円建てのチャートでは、リーマンショック時にS&P500が高値から65%の暴落を記録しました。

  • 米国が暴落する際に行われる金融政策とは何ですか?

    -米国が暴落する際には景気交代に入ることが多く、そのため米国では利下げが行われることがあります。利下げが行われると、日米の金利差が縮まって為替はドル安円高になる可能性が高くなります。

  • 金融ストレス指数とは何ですか?また、リーマンショック前のレベルはどのくらいでしたか?

    -金融ストレス指数はセントルイスレギが公表する、金融市場のストレスレベルを示す重要な指標です。リーマンショック前の2007年10月時点で、プラス0.5のストレスレベルを示していました。

  • 現在の金融ストレス指数はどのくらいで、どのような状況を表していますか?

    -2024年5月時点で、金融ストレス指数はマイナスの0.8と非常に低い状態にあり、金融市場は安定していることを示しています。

  • 米国シリコンバレー銀行の破綻が起こった時の金融ストレス指数はどのくらいまで跳ね上がりましたか?

    -米国シリコンバレー銀行が破綻したことで、一時的に金融ストレス指数がプラス1.2まで跳ね上がりましたが、FRBの銀行救済プログラムによりすぐにマイナス領域に戻りました。

  • 失業率が景気交代を判断する上でどのくらいの上昇が必要であったりしますか?

    -リーマンショックの頃には、失業率が最低値から0.4上昇した時に景気交代に入ったと判定されました。また、もし失業率が4.2以上上昇した場合、サームルールが発動し、警戒感が高まることになります。

  • GDPとGDIの違いは何ですか?また、経済変動の指標としてどのように扱われていますか?

    -GDPは経済活動の実質成長率を表す指標であり、GDIは总收入の指標です。全米経済研究所(nber)は、GDPとGDIの差を重視して景気交代を正式に判定します。これは、GDIがGDPの先行指標として機能する傾向があるためです。

  • 現在のGDPとGDIの状況はどのようなものですか?

    -現在、GDPとGDIともにプラス領域にあります。昨年末頃にはGDPがプラス領域で推移していたのに比べて、GDIがマイナス領域に入っていましたが、最近GDIが急上昇してきており、GDPの方に近づいてきています。

  • ISM非製造業指数とは何ですか?米国経済にとってなぜ重要なのですか?

    -ISM非製造業指数は、サービス業の景気状況を示す指標であり、米国の国民はサービス業の消費が多いため、サービス業の景気を把握しておくことが大切です。

  • 現在のISM非製造業指数はどのくらいで、過去のリーマンショック時の水準と比較してどうですか?

    -現在、ISM非製造業指数は49まで低下してきており、リーマンブラザーズが破綻した時の水準と同じです。これは、景気の悪化具合で言えばリーマンショックの直前と同じくらいまで来ていることを示しています。

  • 経済指標を総合的に見た時に、米国経済はどのような状況にあると言えますか?

    -経済指標を総合的に見ると、米国経済は異変を示していると言えます。ポジティブなデータだけを見れば米国経済は問題なしと言えますが、ネガティブなデータだけを見れば景気交代間近とも言えます。重要な指標が半分ほどはリーマンショックの前と同じようなレベルにあるため、警戒が必要であるとされています。

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