新型コロナウイルス感染症対策の文理融合研究-ウィズコロナ社会の展望 #2 研究成果報告1【京都大学 - RIETI 共催シンポジウム】
Summary
TLDRこのスクリプトでは、京都大学病院の研究者は、地域住民と医療従事者を対象に新型コロナウイルスに対する抗体検査を行った結果を報告しています。研究は、感染拡大の推定や対策の検討を通じて、重要な情報を得るため開始され、高精度の検査キットを用いて抗体の有無を評価しました。参加者の多様性と健康状態、検査方法の比較、および抗体保有率の推移について詳細に説明し、特にNタンパクとスパイクタンパクに対する抗体の有用性が強調されています。
Takeaways
- 🧬 この研究は、地域住民と医療従事者を対象に、感染症対策に関する研究を進めている。
- 🏥 研究は京都大学病院の職員を中心とした621名が参加し、多職種から参加者が集まった。
- 📊 調査ではアンケートと抗体検査を組み合わせ、高精度の検査キットを利用して行われている。
- 🌐 COVID-19パンデミックを契機に、経済的・科学的観点から感染対策を検討し、将来の感染症対策に向けた研究を目指している。
- 🔬 検査では、IgG抗体とIgA抗体の検査に加えて、複数のタンパクに対する抗体反応を調べる。
- 📚 研究結果によると、Nタンパクに対するIgG抗体が感染の指標として良好であることが示唆されている。
- 📉 スパイクタンパクに対する抗体はワクチン接種により増加し、高い保有率が維持されている。
- 🛑 NタンパクのIgG抗体の評価が難しい部分であり、感染の有無を判断する際の重要性がある。
- 📝 研究では抗体検査のカットオフ値の設定が重要で、適切な設定が感染の正確な評価に影響を与える。
- 🔍 研究は継続的で、今後も感染例のデータを集めて分析を進めていく予定である。
- 🗣️ 質疑応答では、検査の感度と特異度、およびサンプル数の重要性が議論された。
Q & A
山本先生は、どのような研究を進めていますか?
-山本先生は、地域住民と医療従事者を対象とした2つの大きなグループに関する研究を進めています。特に、医療従事者兄弟病院職員に関する研究結果について報告しています。
コロナ禍での研究の意義は何ですか?
-コロナ禍がパンデミックを起こしたことで、経済的、科学的側面を含め、様々な影響を受けています。この研究は、コロナ対策の検討や感染拡大の推定など、重要な対策を得るための研究を進めています。
研究においてアンケート調査と抗体検査はどのように行われていますか?
-研究では、詳細なアンケート調査と抗体検査を複数回実施し、重要な感染対策を抽出しています。また、高精度の検査キットを用いて抗体検査を行っています。
参加者の内訳はどのようなものでしょうか?
-参加者は、医師、看護師、薬剤師、清掃員、守衛など、兄弟病院で働くあらゆる職種の方々が含まれています。
抗体検査において、どのような検査キットを使用していますか?
-研究では、パスツール研究所が開発した高精度の検査キットを使用しており、IgG抗体やIgA抗体を含む9種類の抗体を一度に検査することができます。
抗体検査の結果はどのように解釈されていますか?
-抗体検査の結果は、感染の有無やワクチン接種の影響を考慮して解釈されています。特に、Nタンパクに対するIgG抗体やスパイクタンパクに対する抗体が、感染の指標として有用であることが示唆されています。
研究の結果、抗体保有率についてどのような結論に達しましたか?
-研究の結果、ワクチン接種によりスパイクタンパクに対する抗体は90%以上保有されていることがわかりました。一方、Nタンパクに対する抗体保有率は26%程度で、感染の指標としての有用性についても考察されています。
抗体検査のカットオフ値はどのように設定されていますか?
-抗体検査のカットオフ値は、陰性群のプラス2SD(標準偏差の2倍)を基に設定する手法や、感度と特異度を考慮した手法など、いくつかの方法で設定されています。
研究においては、感染例の数が少ないとどのような問題が考えられますか?
-感染例の数が少ないと、統計的に優位と判断する結果に至るための十分なデータが得られない可能性があり、評価の誤差が生じる恐れがあります。
今後の研究でどのような課題が指摘されていますか?
-今後の研究では、感染例のデータをさらに集めて分析し、抗体検査の利用性やカットオフ値の設定について更に評価していく必要があると指摘されています。
質疑応答の中で、特に気を遣うべき点はありますか?
-質疑応答では、Nタンパクの評価が難しかった点や、検査の感度と特異度、カットオフ値の設定の重要性が強調されています。また、統計的に十分なサンプル数を確保することの重要性も指摘されています。
Outlines
😀 京大病院の研究紹介
山本氏は京大病院検査と感染事業部臨床病学的研究成果を紹介。研究は地域住民と医療従事者を対象に、コロナ対策と感染拡大の推定に関する研究を行っている。コロナ禍で始まったこの研究は経済面と科学面を両方考慮し、重要な対策を導き出すことを目的としている。また、研究には松田氏をはじめとする多くの関係者の協力を得ている。
🔬 抗体検査の詳細と方法
抗体検査の詳細について説明されている。検査は高精度の経緯を使用し、アンケート調査と抗体検査を複数回実施し、重要な感染対策を抽出している。京大病院職員の参加者614名を対象に、医師や看護師をはじめとした多職種の参加者がいる。検査では、IgG抗体とIgA抗体を含む9種類の抗体を一度に検査することができる。
📊 検査結果の分析と評価
検査結果の分析と評価について説明されている。IgGとIgAが検査制度が高いことがわかっており、特にNタンパクに対する抗体が感染の有無を示す良好な指標であることが示唆されている。また、検査結果の分布や抗体保有率の推移についても触れられている。
📈 抗体検査の結果と推移
抗体検査の結果とその推移について説明されている。ワクチン接種によりスパイクタンパクに対する抗体が上昇し、感染の指標となるNタンパクに対する抗体も徐々に上昇している。しかし、感染例が少なく、高めのカットオフを設定した可能性があることを指摘している。
🤔 検査の課題と改善点
検査の課題と改善点について議論されている。特にNタンパクの抗体検査の評価が難しく、技術的な側面からカットオフの設定が難しいとされている。また、統計的に優位と判断するサンプル数を集めることの重要性が強調されている。
💬 質疑応答とコメント
質疑応答のセクションで、山本氏は検査の難しさや技術的な課題について答弁している。また、コメントとして、サンプル数が少なく統計的に優位と判断する結果を生じさせる可能性があるという指摘がある。
Mindmap
Keywords
💡抗体検査
💡IgG抗体
💡ワクチン接種
💡感染拡大
💡PCR検査
💡研究
💡医療従事者
💡地域住民
💡パンデミック
💡感度と特異度
💡カットオフ値
Highlights
京都大学病院が地域住民と医療従事者を対象とした研究を進めている。
研究はコロナ禍での感染対策と経済・科学的な側面の融合を目指している。
高精度の抗体検査技術を用いた研究が行われており、重要な感染対策が抽出されている。
参加者数は614名で、平均年齢は43歳、女性が64.3%を占めている。
医師、看護師が多く、清掃や警備など兄弟病院のあらゆる職種が参加している。
アンケート調査と抗体検査を繰り返し実施し、感染対策の有効性を評価している。
研究では、IgG抗体とIgA抗体の検査制度が高いことが明らかになった。
ワクチン接種者に対する抗体検査では、Spikeタンパクに対する抗体が重要であることが示された。
感染の有無を評価する際には、Nucleocapsidタンパクの抗体が良好な指標であることが示された。
抗体保有率の推移を調べ、ワクチン接種後の抗体変化を評価している。
研究結果は、感染状況の動向を理解し、対策を策定する上で有効である。
抗体検査のカットオフ値の設定が重要で、研究で評価されている。
研究は、医療従事者に対する抗体検査の有用性を示しており、感染拡大の抑制に役立つ。
異なる抗体検査方法の比較分析が行われ、それぞれの利点と欠点が評価されている。
研究は、今後の感染症対策に向けた科学的な基礎を提供している。
質疑応答では、研究の課題や今後の展望が議論されている。
コメントでは、統計的な優位性に関する注意喚起がされている。
Transcripts
京大病院検査と感染事業部臨床病体験砂漠
の山本ですよろしくお願いいたしますでは
私からはですねあの本研究の中でですね
えっと大きくあの2つの
候補とですねあの
参加者の方々を対象に
研究を進めているところなんですけども
あの一つが地域住民そしてまあもう一つが
医療従事者兄弟病院職員ということになり
ますでは私はですねこちらの医療従事者
兄弟職員の方法等におけるあの
研究成果を報告させていただきますで
本研究ですけどもあの先ほどですねあのー
と総長がおっしゃっていただいた通りです
ねあのコロナがパンデミックを起こしまし
て
始まりましてそれ以降ですねこういった
コピーと内にコロナ対策の
検討をしっかりしていくことによってそれ
もですねあの
融合ということでまあいろいろな経済的な
側面だとかまあ
科学の側面両方合わせてですね
詳しく解析していくことでコロナの対策に
重要な
喧嘩を得るということとそれに加えまして
今後生じるですね進行最高感染症の
感染拡大の推定とかまあそういったところ
の
対策を講じていけるような研究にしようと
いうことで
始まったというふうに
理解しておりますで
家っていうのやの先生およびゲノム
センターの松田先生を
始めですね
様々な関係者の方々に協力を得ながら
研究を進めているということになりますの
で非常にあの感謝しております
でですねあのこの京大病院の職員の
ご報道の研究なんですけども方法としまし
てはおおむねあのどちらのコートに関し
ましても
同じ方向性で進んでおりますまあ詳細な
アンケート調査と
抗体検査それもですねパスツール研究所の
開発した
非常に高精度の
検査のできる経緯を用いて抗体検査を行っ
ていくとそれをですね複数回実施していく
ことでその
水であったりそういった中でどういった
事柄が重要と重要な感染対策として
重要な事柄かということを抽出していくと
いうことを行っております
でま早速京大病院のあの広報との研究にの
説明に入っていきますけども
京大病院職員ですね
参加者614名にあの
参加を募りましてその内訳がですね年齢は
43歳が平均になっておりまして
女性の前を
送って64.3%となってますで京大病院
ということでそのもちろんその医療従事者
ということになるんですけどもまああの
様々な職業の方にご参加いただいており
まして
医師看護師が多いのはもちろんなんです
けどもその他医療関連職ということでこれ
はですねあの京大病院の清掃を行って
いただいている方々とかですねその
[音楽]
守衛さんだとかそういった
兄弟病院で働いておられるあらゆる職種の
方がですね
参加していただいているということになっ
ております
でまああの
多い順から見ていくとまあ医師やあの医師
歯科医師が多いですしまあ看護師が多いと
いうところなんですけどもジムの方にも
多数ご参加いただきまして薬剤師さんそう
いった形でまああの順番に
焦らなくなっていきますでまぁ最終的に
アンケートを
回答いただくというのが
503名ということでまあこういった形の
データが得られているというところとその
この
特徴としまして
満年齢が43歳ぐらいということで平均
43歳ぐらいということになるんですけど
もまあそういった影響もあってかですね
あの基礎疾患が比較的少ない方法っていう
風に見受けられますで
公式液晶高血圧がだいたいまあ1割ぐらい
ということでまあその日本
国の全般見渡しましてもやはり
少ない割合ということで比較的健康な方々
が多く参加しているという方法とになると
いうことで
認識いただければいいかなというふうに
思います
アンケート調査とですね頭交代検査を詳細
に行っていくということで
東京質ですねまあいろいろまあ抗体検査
コロナのパンデミックが始まって以降です
ねあの
実施できるようになってきているんです
けども今回ですねあのバスツールの系
ちょっと後で説明しますけどもパスツール
のKでの抗体検査に加えてちょっとその
対象と言いますか今までに評価を加えてき
た検査系を
合わせて
評価していこうということでこちらの
yhl両者の
iフラッシュ3000っていうのはこの
機会になるんですけどもこちらのですね
あの
IgG抗体とエスコータイそういったもの
を合わせて見ながらですねまあちょっと
まああのパステルの系と
比較をしていっていう
比較をしております
パスツールのKがですねこの
ルミネックスマグピックスという機械を
用いて測定する系になるんですけどもまあ
あの
いろいろなあのタンパクをですあの淡泊の
方
淡白に対する抗体をですね1度に検査
できる系になりますであの新型コロナ
ウイルスサーフオブ2に関しましてもあの
膜タンパク抜く量カップシドタンパクを
始めてしましてまあSスパイクタンパク
ですねもう3種類あのレセプター
バインディングドメインの部分と
スパイクタンパクの
全体のところと
スパイクタンパクトの
S2の部分まあそういった形でですね3
種類のスパイクタンパクの
抗体を調べることができるということに
なっておりますです新型コロナウイルス
だけで5種類の
抗体を調べる一度に調べることができて
それに加えてですねあの今回ちょっと
あまりあの
触れませんけども季節性官房コロナの4
種類のス蛋白に関しても
同時に検出できるということでもこの9
種類ですねを一度にあの検査できる系で
検査を行っておりますでまああのそれぞれ
ですねIGGIGIGM
クラスがありますのであの交代のまあこれ
の9種類をそれぞれについて調べることが
できるということになりますで
先の研究を進めていく中でですねあの
IgGとIGAが
比較的ですねあの
検査制度が高いということがわかって
まいりましたのであの長浜の方ともそうな
んですけれども今回イルミネクスで調べて
いるのはあのこのここの図のタンパクに
対する抗体のIgGとigaということに
なります
でここでもう少しあの補足的に説明させて
いただきたいのがですねこの5つのあの
淡白に対する
抗体を調べることができるんですけども
あのサーズ好物のですね
Vに応じてまこの
マークタンパクエンベロープですねいいE
タンパクとか言ってますけどもいいと
ヌクレオカップシートタンパクNに関し
ましては
主に使われているワクチンが
メッセンジャーRNAワクチンになると
いうことでこの目線でrnワクチンがです
ねこちらのスパイクタンパクを対象にあの
抗体を賛成することを目的に使われる作ら
れているということで
ワクチン接種者はですね基本的にもこの
Macタンパクトのグレード
タンパクに対する抗体はできていないと
いう
前提になります
そこでこのタンパクが
体内でできてくるっていうのは要するに
ですねあの
実際に
SARSof2に感染をした感染した状態
でまあその複製体の反応として
抗体が産生された時にできてくるという
ことになりますですのでこの膜タンパクの
クレオ回復シドタンパクは感染によって
作られてくる抗体でこちらのスパイク
タンパクに関してはですねあのワクチンで
も作られて感染でも作られるということで
まあそういった違いがある大きく2つに
分けられるということになります
既存の系統ですね丸峰Xの特徴を少し説明
させていただきたいんですけども
既存の検査機は自動検査の機器になります
けどもこれらあの
京大病院で使える
機会が3種類あるんですけどもまいずれも
ですね基本的にはあの1項目を調べる機会
になりますまあそれがあの
自動でですねある程度その
スループット高く検査できるので全体的に
あの
検査できる
数としては多くなるんですけども
基本的に1項目をあの
短い時間で検査していくというものになり
ますそれに対しましてルミネクス今回の
パスツールの経営になりますけどもこちら
に関してはですねあの
使う
ビーズ
ビーズを用いるんですけども
ビーズにあのいくつも意識することによっ
てですね今回用いるあの検査機器でもです
ね最大で50項目一度に調べることが
できるということになっておりますま今回
は急項目
をするわけなんですけどもあのまあそう
いった機会になっておりましてでだいたい
まああのコントロールとかスタンダードを
覗きますと
96Lのプレートで83プルぐらいを一度
に
測定することができますのでまあそれに
かける9テストということでまあこれが2
時間ぐらいのあの
検査手順で検査できるということで
トータルで見ると非常に多くの検査を
短い時間でできる
機会ということになりますでまぁただです
ねあのこちらの自動機器に関しては
サンプルをセットすれば通用しあの自動で
検査が進んでいくんですけども
アルミネクスに関しても基本的にはですね
アイライザーのような
手順が必要になってくるということでまあ
そういった
少し手間はかかるんですけどもまあ非常に
できる検査としては
一度に多くの検査をできるという特徴が
あります
でまぁ今回ですねあの
京大病院の職員の方に
再経済アンケートをしていくということで
あの
出るんですけどもまあ刑事的に繰り返し
あの調査を行っていくということでどう
いったタイミングで調査を行っているかと
いうのを少しお示しいたしますでこちら
ですねあの
下が京都市の流行状況をあの示したあの
棒グラムになるんですけども
第1話第2波が始まってでだいたいまあ
あのこの研究のあの
話が進んできたのがまあこの後あの
2020年の初め頃から
話が進んできまして実際にあの調査が
始まったのが
2021年3月
ぐらいからになりますで1
回目の調査がまあ第4波の手前ぐらいに
行われまして
第2回が第5波の手前で第6話の手前で
まぁ3回目の採決を行ったという状況に
なっておりましてそれぞれですねあの
583名546名450名とま非常に
多くの職員の方に
採決およびアンケートに
参加していただいたということになります
今回ですねちょっとあのもう一度
追加で第4回目の採決を今後予定はしてる
んですけどもまだちょっとできておりませ
ん
できていないのが魔術上ではありますで
そこでというわけではないんですけども
ちょっとあの少しあの今回の
研究とは離れるんですけども京都市で行っ
ている調査があのありましてまここの研究
についてもちょっとあの
有用な知見をお示しすることができるかな
ということであとで少し触れさせて
いただきたいと思います
ですのでまず今日大職員の方に関しては
こういったタイミングで検査していると
いうことでご認識いただければと思います
ルミネックスで測定するとですねまあ非常
にあの
多くの検査結果が出てきましてでここに
押しお示ししましたのがあのサーズ好物園
に対する抗体の
検査系だけなので5種類のあの交代の
検査がもうそれぞれigaとIgGという
形で結果が出てきますでもこちらがですね
1回目採決のあの時の文法をお示しした
もので
基本的には
均一というかあの分布がまばらになって
るっていうのが分かるあの
わかると思うんですけどもまああのこの
ですねあの
Sタンパクの方ですねあのワクチンでも
感染でも上がる方のあの
抗体に関しましてまああのこの最後の方で
マークチン接種を先行的にあの進めた方が
おられましてもそういった方々の中ですね
まあ少しあの
上昇しているところが出てきてるような
分布になっておりますで2回目3回目と見
ましてもあのグッとあの
SあのSタンパク
スパイクタンパクの方はあの上の方に
集まってくるという傾向が見られるんです
けども
IGGはですねあの比較的しっかりと
集まってくるんですけども
以前に関しましてあの
IDと比べると
少し回らな感じになっておりまして
検査あの後で
すべてまとめて
ご提示いたしますけども
検査としてその
抗体ができているかできてないかとかです
ねそういったところはあの判別していくに
はですねどちらかというとiggの方が
いいんじゃないかなというような印象を
持つような分布になっております2回目と
3回目はあまり差はなくてですねあの
少しIGがまばらになったかなという程度
の分布になっておりますで一方でこちらの
感染のあの
指標となりますあのエンベロープ
タンパクトのブログアップシートタンパク
のに対する抗体の方なんですけども
感染
対象者の中に感染実際にされた方っていう
のは非常に少ないのでなかなかあの
難しいしっかりとした
解析が難しいところもあったんですけども
上がっている部分もまばらに出てきている
という感じなんですけどもまあ比較的この
陰性の中でもですねあの
比較的高い
値を示しそうな方がおられそうな分布と
いう
感じを受けました
3期ですね3回の分をまとめて提示します
と赤色が
1回目の採血緑が2回目の採血青が3回目
の採血になりますけどもあのそれぞれの
交代ごとにあの文法をお示ししますが
こちらのスパイクタンパクですねに関し
ましてはiggの方で
比較的明瞭にですねあの
上昇している部分が見られるという感じに
なっておりますで
IGAの方もですねまあ割と
ワクチン接種前後でですね上昇している
様子が
わかるんですけどもやっぱりこのIgGと
比較しますと
このあたりの陰性の群と陽性の分が
少しわかりにくいような状況になっている
かなという
分布になっております
でまああのこちらの幹線の有無ですねの
部分あの淡白に
感染の有無を示すエンベロープとかのこれ
をカップシートタンパクに対する抗体に
関しましてはやはりまあちょっとあの
だいぶ回らな状況でこのあたりであの感染
者固まってたりですがどうもそういうわけ
でもなくてですねまああのこういったあの
陰性の分とまあ妖精の場合ちょっと少し
分かりにくいような分布というふうになっ
ておりました
でこれはですね個人個人の経過でどのよう
な感じになっているかというのはちょっと
一番しようと思ってグラフを作成したん
ですけども
このような感じでエンベロープとの
クロックアップしてたに関してはまあ一定
の感じまあもちろんそんな感染がない方が
もうほとんどなのでそれほど上昇がないと
いうことがわかりますし一方でこの
スパイクタンパクの方はワクチン接種者が
ですね最終的に9割を超える方が
兄弟船でワクチンを接種されてますので1
回目2回目の間でですねあのほとんどの
交代で上昇が見られてでそれがですねあの
よく
数週間数ヶ月の
スパンでですねあの
抗体が下がってくるというような感じで
言われてますけどもあの少し3回目の採血
ですねこれがあの2回目あの2階ワクチン
接種された後にあの抗体検査をしてそれ
からの経過になるので
少し低下が見られるのかなという感じは
あるんですけどもそれでもですねあの
おおむねあの
陰性と判断されるまでの低下はなさそうな
処理が多いという印象でした
でですねこういった
研究なりもあの進めていく上でですねあの
カットオフですねあのこういった
抗体の値がどこカットオフにするかって
いうのは設定がまあ非常に重要になって
くるわけなんですけどもそれをですねあの
長野長浜の方はワクチン接種で生むと感染
の有無でカットを設定されてましたけれど
も
我々の方はですねまあちょっとその既存の
抗体検査の方でスパイクタンパクを評価し
たというところになりますであの
エンベロープ
タンパクト
タンパクに関しては感染例これがですね
ちょっと38サンプル分しかないんです
けども
感染レー38サンプルと陰性の症例772
サンプルで評価しております
でまああのこのエリアアンダーカーブです
ねまああの
感度得意度を
プロットしていてその
プロットしていた時の曲線の下の部分の
面積が広ければ広いほど良い検査という
評価になってくるんですけども
概ね0.9を超えているとまああのいい
検査という評価がなされますでですねまあ
こうやって見ていきますとあのこういった
感染の有無を見る
淡白の
抗体に関しましてはですねあの刻みこの
aucが低い
状態を
状態にありましてなかなかまあちょっと
いい指標とすることが難しいのかなという
印象がありましたで
唯一ですねこのNタンパクに対するIgG
抗体ですねこちらはこの
aucが0.9を超えてはいたのでこの中
ではですねあの
評価に
有用な指標になるかなというところだった
んですけどもその感度と特異度を見てみ
ますとこのNタンパクのidgの感染に
対する
感度が
9
割に設定すると
得意度が0.74という感じになって
しまってその
感染は拾えるんですけどま技要請が多く
なってしまうというようなことがわかって
きましたまあそこでですねまあこれあの
幼年用電インデックスでインデックスを
用いてあのカット法を決める方法を用いて
まあ概ね決めてるんですけども
我々臨床をやってますとあの
陰性群の
プラスにSDですねまあ標準偏差の2倍
加えたところをカットを沸騰したりする
手法もあるのでそのカット法を設けた時に
ちょっとどうなるかっていうことを見てみ
ましたところ
感度は下がるんですけども
利用性は減るというような
状況になりましてもちょっとどちらがいい
かっていうのは今後またしっかりと評価し
ていかないといけない部分であるんです
けども
おそらくですけどもその
京大病院の感染の実情もあの
勘案しますとまあこちらのあの
陰性のコントロールプラス2SDの方が実
上に合ってるのかなということでまあ今回
はちょっとこちらのカットオフでま
ちょっと評価させていただいてという
ところになりますでそれに対しましてこの
スパイクタンパクですねワクチンでも感染
でも上昇してくるあの
抗体に関しましてはこの
スパイクダンパクの一部のRあの
レセプターバインディングドメインですね
こちらのIgGと
SのIGGがあの感度特異度とまたauc
も非常に高い
値が示して
示されてましてこのあたりが良い指標に
なるというふうに判断できましたで他にも
Sタンパクのiga抗体とかですねあの
rbdのiga抗体もあのいい値にはなっ
ているんですけどもこの2つを用いれば
そういったあたりもあの
含まれるかなというところで今回評価した
のがrbdのIgGとSタンパクのIGと
いうところになります
でまあ抗体保有率の推移なんですけども
こちらの上の
折れ線がですねあの
スパイクタンパクに対するあの
抗体化の推移で下のあこちらの
折れ線が
Nタンパクに対する
idgの抗体の推理というところになり
ますそれでですねワクチン接種が9割超え
てますのでそれを反映して
スパイクタンパクに対する抗体というのは
有意に上昇を認めまして2回目と3回目の
間では少し
わずかに低下するんですけどもそれでも9
割を超える方がまあ抗体を保有していると
いうところがわかりますそれに対しまして
感染の指標となります
ヌクレオ株式市場タンパクのIGG抗体な
んですけどもこちらは
当初最初を出だしが5%
程度でまあそれがあの徐々に上がっていっ
ても最終的に
26.6%というところになってます
ただこれはちょっとその
兄弟病院の
実情を考えますと少しも高く出ている可能
性があってやっぱりあの
少し高めのカットオフを設定しても
利用性っていうのが
生まれている可能性もあるのかなという
ふうにと思っておりますでもこちらはまあ
ちょっとあのまたアンケート調査と追加し
てですねあの進めていきたいところである
んですけどもあのそういった経過でいずれ
の好タイムもですねまあ上昇は見られたん
ですけどもSタンパクがしっかり上がって
Nタンパクは
少しずつ上がってきてでまああの感染状況
を反映している
可能性があるかなという
状況でした
でここで京大病院職員の抗体検査をまとめ
させていただきますと
抗体検査はですねバスツールの経緯につき
まして
感染の有無の判断ですね罹患率に関しまし
てこのNタンパクのIGG抗体というのが
比較的良好な指標と考えられましたで
調査機関の感染者数が非常に少なくてです
ねまあ省令の集積によってまあより良い
結果が得られる可能性あるのでまた
感染
例のですね
データを集めて
検査して
追加で
解析していくことができればという思って
おりますでスパイクタンパクに対する抗体
の方は
rbdのidd抗体とSタンパクのID
抗体が良好な検査制度を有しているという
考えられましたので今後も調査するに
あたってもこのあたりの
調査というのを進めていこうというふうに
考えております
抗体保有率に関しましては
NタンパクのIG抗体が26%
程度まで
上昇しているんですけども
先ほど
申しましたようにちょっとその京大病院で
あの感染制御している
上で見るとまあ少し高く出過ぎてる可能性
もあるかなというふうには思っております
ただその
まああの
周囲の感染状況も考えましてもその感染
っていうのが増えてきているのは間違いが
ないのでそういったところは反映している
かなというふうに考えておりますで
スパイクタンパクに対するIG実行隊です
けども2回目3回目の調査時は
90%
以上の保有率ということで
抗体が
ワクチン接種に伴ってしっかりと上がって
きている様子がわかりました
以上ですありがとうございました
山本先生ありがとうございましたそれでは
質疑応答に進みたいと思いますまず1つ目
の質問でございます
山本先生は
ヴェノム解析のエキスパートで
いらっしゃいますが今回のコスト分析は
特に難しかったことはございますでしょう
かいかがでしょうか
すいません
ゲノムと言いました交代の方はあの中心に
解析をさせていただいてるんですけども
一つはですねまああのこの
途中でも述べました
N
タンパクのあの評価というところが
やっぱり一番
気を使う部分でもあり難しかった部分に
なりますあの
結果を返すときにあの感染があったかどう
かっていうのは非常にあの気にされる方が
多くいらっしゃいますのでその
利用性が
多い状態あの
寄せが多いカットオフを
提示してしまうとその
妖精の結果を受けて
ショックを受けられたりとかですねそう
いったあの可能性が出てくるのでその
Nタンパク感染の有無を強化する
部分の検査っていうものの評価っていうの
は非常に気を使った部分です
検査自体に関しましてはですねあのバス
ツールの計をお持ちさせていただいたん
ですけどもやっぱりそのもともとパス路の
開発されてあのいろいろカットオフもご
提示いただいてたんですけどもあの
理由はちょっとはっきりしないですその
フランスでの
データとちょっとこちらで日本で
集めたデータでカットオフが解離してたり
とかですねそういったところもあってまあ
その技術的な側面から言うとそういった
カットオフの設定っていうのはやっぱり
ちょっと難しいところがありました
はいありがとうございましたちょっと次の
質問に移らせていただきます
過去の感染での評価に有用なn3N
タンパクの抗体検査にはパスツール研究で
開始されたアルミネックスがまあより有用
ではないかというようなことも
ご研究の結果としてできたと思うんです
けれども
ルミネクスを用いた低評価を進めていく
ようになって
課題のようなございますでしょうかいかが
でしょうか
ありがとうございます
えっとですね
ルミネックスの方は
非常に
感度が高いところがあるのかなというふう
に思っておりましてで
あの
抗体価が
下がってきた方とかあとまあその上がり
始めのあの通常の
自動検査機器とかではですね
陰性って陰性と判断されるような
症例に関してもですねあの
明確に捉えられる可能性があってまあそれ
があのサーベランスを行う時点で利点でも
あるんですけども
先ほど申しましたようにその
実際に結果を返すときにですねあの
おそらくその
利用性の方も含まれてしまうというところ
で
実臨床上と言いますかその実際に感染の運
を
個人に返す判断をする上ではちょっと
難しい
可能性あるかなというふうに思っており
ます一方でそのサーベエラスですね調査
目的ではですねしっかりとその感染の群を
捉えられた方がいいのでそういった分で
おそらく感度が高いのが
メリットメリットになるんじゃないかなと
いうふうに思います
はいありがとうございました最後には
コメントを紹介させていただきます
サンプル数が少なすぎて統計的に優位と
判断する結果とは思いませんがこれで評価
をすることには大きな間違いが
生じる可能性がありますので少なくとも
統計的に優位と判断させるサンクルスを
集めて
引き続き分析サイトを期待しますという
ようなコメントも相談しております最後ご
紹介したありがとうございます
ありがとうございました
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