AIがのどの画像でインフルの診断支援~AI技術がもたらす医療の未来とは~【Bizスクエア】

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10 Feb 202415:46

Summary

TLDR国内のスタートアップ、アイリスが開発したAI搭載のインフルエンザ検査機器が医療界で注目されています。この機器は、50万枚以上の喉の画像データベースを用いて、現場で撮影した画像や問診情報からインフルエンザを特定するAI技術を活用しています。検査は痛みを伴わず、速やかに結果が得られるため、患者からの評価も高いです。既に国内47都道府県の医療機関で導入され、保険適用の対象となっています。アイリスは、医療の未来を切り開くために、さらに多様な病気の早期発見にもAI技術を応用していく計画です。

Takeaways

  • 😀 日本のスタートアップがAI搭載インフルエンザ検査機器を開発し、注目を集めています。
  • 👩‍💼 アイリス社の沖山社長は、AI技術を医療分野に応用し、医療の未来を切り開くことを目指しています。
  • 🏥 埼玉市内の内科クリニックで、このAI搭載検査機器が実際に使用され、患者の診断に役立てられています。
  • 📊 機器は50万枚以上の喉の画像データを基に開発され、AIがインフルエンザの特徴を即座に判定します。
  • 🏆 アイリス社はスタートアップワールドカップで優勝し、その革新的な技術が世界的に評価されました。
  • 👩‍🔬 天堂大学との共同研究を通じて、AIはインフルエンザだけでなく、他の病気の早期発見にも貢献が期待されています。
  • 🤒 検査は痛みを伴わず、速やかに結果が得られるため、患者の負担が少ないです。
  • 📈 AI搭載医療機器は47都道府県の医療機関で導入され、広く利用されています。
  • 🔬 AIの活用により、医療従事者だけでなく、患者も高度な医療サービスを受けられるようになることが期待されています。
  • 💡 沖山社長は、離島での勤務経験からAIの医療への応用の必要性を感じ、この分野に進出しました。

Q & A

  • AI搭載インフルエンザ検査機器はどのように機能しますか?

    -喉の画像を撮影し、AIがその画像を解析してインフルエンザの有無を判定します。50万枚以上の喉の画像データを学習しているため、高い精度で判定できます。

  • この検査機器のメリットは何ですか?

    -簡単かつ迅速にインフルエンザの判定ができることです。従来の検査と比べて簡便で、痛みも少ないため患者さんにもストレスが少ないです。

  • データ収集はどのように行われたのでしょうか?

    -沖山医師のクリニックの患者さん1万人以上から喉の写真撮影の同意を得て、データを集めました。患者一人ひとりから真摯な協力が得られたことが大きかったと述べています。

  • なぜインフルエンザの検査にAIを活用しようと思ったのでしょうか?

    -沖山医師が離島での勤務経験から、自分一人の力だけでは診断しきれない疾患があることを実感し、AIの能力を活用すれば医療格差を埋められるのではないかと考えたからです。

  • 開発から事業化まで大変だったのでしょうか?

    -大変だったと思います。医療機器開発にはハードウェア製作、データ収集、薬事申請など多岐にわたる専門性が必要で、また承認にも時間がかかります。アイリス社では各分野の専門家を含めたスピードある開発体制が功を奏したと思われます。

  • 他の疾患への応用可能性はどうでしょうか?

    -コロナや喉癌などへの応用が視野に入っているとのことです。喉の画像データが蓄積されていけば、様々な疾患の判定が可能になるでしょう。準天堂大学との共同研究なども進められています。

  • 検査の正確性はどの程度でしょうか?

    -治験の結果、約7~8割の正答率でした。これは従来の検査方法と比較しても十分な性能だと言えます。

  • 保険適用の状況はどうなっていますか?

    -2022年に新医療機器として認定され、保険適用の対象となっています。すでに全国の医療機関で導入が進んでいるとのことです。

  • 事業としての採算性は大丈夫ですか?

    -これからという状況ですが、国からの研究開発助成や投資を得て開発を進めてきたため、ある程度事業基盤はできていると考えられます。早期に黒字化を目指したいとしています。

  • 今後の展開や抱負を教えてください。

    -データベースを拡充しAIの精度向上を図るとともに、喉の画像データを解析することで様々な疾患の診断支援へ発展させたいと考えているようです。患者と医療現場のために研究成果を還元していきたいと抱負を述べています。

Outlines

00:00

🔍 AIを活用したインフルエンザ診断支援

国内のスタートアップ、アイリスが開発したAI搭載のインフルエンザ検査機器が注目を集めています。この機器は、50万枚以上の喉の画像データベースを用いて、撮影した画像と問診情報からインフルエンザを即時に診断します。2022年に新医療機器として国の認証を取得し、全国47都道府県の医療機関で導入されています。アイリスの代表である沖山氏は、離島での勤務経験から、診断できない病気を見逃すことのない医療機器開発の必要性を感じ、AI技術を医療に応用することの重要性を語っています。

05:03

🎤 アイリス代表・沖山氏へのインタビュー

アイリスの沖山社長は、スタートアップワールドカップでの勝利とその社会的影響について語り、AI搭載インフルエンザ検査機器の使用感と受け入れられ方について言及します。この機器は簡単で痛みがなく、迅速に診断結果を提供することで、全国の医療機関から好評を得ています。沖山氏は、検査機器がインフルエンザだけでなく他の病気の診断にも応用できる可能性を秘めていると述べ、その精度と開発過程についても触れています。

10:04

🌐 AIと医療の未来展望

アイリスの取り組みは、大量のデータを基にした精度の高い診断を可能にし、将来的にはインフルエンザ以外の多くの病気の早期発見に貢献することが期待されています。沖山氏は、データベースの拡充がAIの精度向上に不可欠であること、そしてそのデータがインフルエンザだけでなく、喉のがんやコロナウイルス感染症など他の病気の診断にも役立つことを強調しています。医療データの収集には患者さんと医師の協力が必要であり、これまでに1万人以上の患者さんのデータを集めることができたと述べています。

15:04

🏥 医療格差解消への貢献

沖山氏は、AI技術を用いた医療機器が医療格差を解消する手段となることを目指しています。離島での勤務経験から医療提供の格差を実感し、AIによる診断支援がその格差を埋める可能性を持つと考えています。アイリスは、医療従事者、AI開発者、ハードウェア開発者など多様な専門家が協力して開発を進め、医療機器の迅速な開発と承認を実現しています。沖山氏は、AI技術による医療の進化が医療提供の質を向上させ、より多くの人々が高品質な医療サービスを受けられる社会の実現に貢献すると述べています。

Mindmap

Keywords

💡インフルエンザ

インフルエンザは季節性の感染症で、冬に流行する。ビデオではAIを搭載したインフルエンザ検査機器が開発され、それが注目されていると説明している。

💡AI

AI(人工知能)技術が医療分野で活用されることで、インフルエンザの診断がより正確・迅速になると説明している。50万枚の喉の画像データを解析することで可能になった。

💡診断

インフルエンザの診断にAI技術が活用されることで、従来の人の診断能力を超えた正確さが実現できるとしている。

💡医療機器

AIを搭載した新しいインフルエンザ検査装置。喉の画像と問診情報からインフルエンザを診断する。

💡データベース

50万枚以上の喉の画像データを解析することで、インフルエンザ特有の症状をAIが判断できるようになった。データ量が診断精度を高めている。

💡スタートアップ

このインフルエンザ検査機器を開発したのはスタートアップのアイリス。スタートアップならではのスピード感で開発できた。

💡医療格差

離島では医療格差が生じるが、この機器により誰もが適切な医療を受けられるようになることが期待されている。

💡薬事承認

医療機器を実際に使用するには国の承認が必要。アイリスはスピーディーに承認を取得した。

💡共同研究

他の病気(コロナ等)の診断への応用を目指し、大学と共同研究を実施している。

💡保険適用

この検査は保険適用されており、費用の心配なく受けられる。すでに全国の医療機関で使用されている。

Highlights

日本発のAIを搭載したインフルエンザの検査機器が注目されている

AI技術がもたらす医療の未来について考える

AI搭載インフルエンザ診断支援機器はその場で画像解析しインフルエンザを判定

インフルエンザ流行時に威力を発揮する機器

2022年にAI搭載医療機器として国から認証を取得

検査は保険適用で47都道府県の医療機関で導入

スタートアップ企業アイリスがインフルエンザ検査機器を開発

スタートアップワールドカップで日本代表として優勝

喉の画像解析は他の病気の早期発見にも応用できる

医療従事者だけでなく様々な専門家が参画しスピード感ある開発が強み

離島勤務経験から医療格差の解消につながる技術を目指す

50万枚以上の喉の画像データベースを構築

データ量とAI技術の融合で人間を超える解析精度を実現

共同研究でコロナウイルスの画像診断も検討中

喉の画像診断で医療格差を埋め多くの人に適切な医療を

Transcripts

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国内のスタートアップが開発した日本発の

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AIを搭載したインフルエンザの検査機器

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が注目されていますAI技術がもたらす

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医療の未来についてアイリス者の沖山社長

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にこの後お話を伺い

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ます埼玉市内にある内科

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クリニック発熱を訴えインフルエンザが

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疑われる患者の検査に使われていたのがえ

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ね普通にこちらのAIを搭載したい医療

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機器です

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楽にしてくださいねはい取り

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ますAI搭載インフルエンザ診断支援機器

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の川50万枚以上に登る喉の画像を元に

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開発したAIによりその場で撮影した画像

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や問診の情報などからインフルエンザ特有

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の症状がないか判定するもの

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ですがを始めからでインフルエンザの診断

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がつくたインフルエンザの流行で患者が増

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するこの時期威力を発揮し

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ますこれあーって出すよ鼻だと押さえつけ

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なきゃいけないじゃないですだからとても

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画的だと思いますあ楽でしたね辛くなかっ

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たので早いし良かった

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です2022

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年AIを搭載した医療機器の認区分の1つ

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である新医療機器として国の証人を

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取得検査は保険適用の対象となりすでに

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47都道府県の医療機関で導入されてい

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ます

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ましょ痛が伴わない検査っていうのはでき

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ないかなっていう風に思ってそれで導入し

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ました結果が出るまでも早いですね待つ

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時間っていうのが特にあのにちゃうのでま

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そういう意味では有効かなと思い

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ますこの医療機器を開発したのは2017

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年創業のスタートアップ企業アイリス

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です去年50以上の国と地域の企業が参加

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しビジネスプランを競スタートアップ

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ワールドカップで

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優勝例のなかった喉の画像をAI解析する

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手法と日本国内ですでに医療機器として

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承認されていることが高く評価されまし

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たアイリスの面アイリスを引き入れのは

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現役の救急化専門位でもある沖山省代表

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です車内にはAI開発のエンジニア

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ハードウェア開発の専門からが在籍し開発

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のスピードを後押ししてい

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ますAIもだしハードウェアソフトウェア

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ま開発だけじゃないんですけどそういう人

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たちが車内になんかタレントを揃って

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るっていうのが会話も早いしそれぞれの

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なんか間の領域っていうのをちゃんと埋め

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ながら一緒に作れるのがすごくいいなって

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思い

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ますAI搭載の医療機器を開発した

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きっかけはかつて離島で勤務した経験から

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でしたののき自分が診断できない病気って

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いうのは全て見逃される病気になっちゃう

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わけなんですよね私たちこれ

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インフルエンザだけを診断するためにてる

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わけでは全くないので他の病気にも広げて

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いく責任っていうのはあのあるだろうなと

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思ってい

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ますアイリスと共同研究を行う天堂

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大学様々な病気の患者の喉を撮影し

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データベース化することで喉の診察で

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インフルエンザ以外の病気の早期発見を

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目指してい

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ます

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単でできるようになったことで医療の可能

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性が広がったと言い

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ますライトを照らしてあのああって言って

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抑えながらこう写真を撮るのがその絶圧を

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抑えると手が3本ないのでうまく取れない

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んですよねコロナであったりもしかしたら

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HIVの急性感染だったりその他の

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ウイルスやえ最近感染の初期症状が全部喉

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で分かるようになるかもしれないっていう

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のがこれからの発展性だだと思ってい

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ますさらにAI技術を導入した新しい医療

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機器がもたらすのが医療の発ですというの

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もかなり我々は自分たちだけでなんか

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たどり着けることとか医学に出せる価値

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ってますごく限定的だと思ってるんですよ

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ねデータそのものはもちろん患者さんから

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生まれているものですしこれってあの

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きちっと患者さんとか医療現場にあの還元

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されるサイクルを作っていくのが我々の

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役目なのでいろんな方に研究をしてもらい

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たいと思いますはいAIによって誰もが高

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水人の医療を受けられる社会を目指してい

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ますではゲストをご紹介しますAI搭載の

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インフルエンザ検査機器を開発した

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アイリスの沖山小者長ですよろしくお願い

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しますよろしくお願いしますよろしくお

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願いしますえ去年のスタートアップ

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ワールドカップで世界一になられたって

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すごいですよねどうでした感想ははい

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なかなかあの社会に我々の取り組みを知っ

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ていただく機会っていうのは少ないので

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あの日本だけではなくて世界で注目を

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いただいたのはすごくありがたい機会だっ

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たなと思いますあ自信に繋がりますよね

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やっぱりねさてその今あ世の中では

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インフルエンザ結構流行ってますけども

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この新しい危機ですね評判というか手応え

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はいかがです

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かそうですね全国で使われ始めているん

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ですけれどもあの先生方からもえ割と

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えっと実際に患者さんに喜ばれやすいと

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うんうんところではいあのご意見など伺っ

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てますああそうですかあで今手にねして

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いただいてますけどもうちょっと見せて

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いただいていいですかこれをそのそのまま

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お口の中に突っ込むわけですよね先に

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スプンみたいなのがついてますけどもそれ

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がベロを下を抑える機能になるわけですか

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はいこれがあの取り外しできるカメラ

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カバーでして先端でベロを押さえながら

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撮影をしますうんあで随分明るい光が出て

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ましたねうんはい現場ではあの実際に患者

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さんのもし喉を撮影しようと思ってもえ

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ペンライトうんとカメラとそれからベロを

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抑える機能とあの3本手がないとうまく

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撮影できないっていうようなところがあっ

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たのでそれをまず片手でできるように

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するっていうのはこのAI搭載カメラの1

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つのあのコンセプトでしたそしてVTRに

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ありましたけどもうそこからその機器から

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すぐパソコンの方に画像が送られて解析に

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回すわけですかそうですねこれはあの

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インターネットに繋がっていますのであの

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画像を飛ばしてそれでAIが判定結果を

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返してくれるというような医療機器です

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なるほどねええその検査の概要をね示した

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図がありますけどま取ってそしてえ問診

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なども含めてえ解析するということです

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けどこれその判定の制度っていうのはどれ

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くらいなんですかねはい判定はえこれは

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医療機器ですので治験を行ってえからあの

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承認を得るものなんですけれども試験の中

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ではえおよそ7割から8割程度の制度と

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いうような結でしたそうすと今までの判定

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方法のにま装飾がないっていうことになる

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わけですねうんさてあの

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このそのあれですねその喉にまず着目した

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まインフルエンザま喉見れば分かるわけ

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ですけども喉っていうのはなぜ着目された

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んですかはいあの私も意思なんですけれど

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も意の立場から考えると喉の病気じゃなく

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ても頭痛でも腹痛でも必ずどんな患者さん

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でもやるあの3つの診察っていうのがある

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んですねそれはお熱を測ってえ胸の音を

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聞かせていただいてそれからえお口開けて

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くださいあんと言ってくださいとうんうん

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この3つを必ずやるっていうのは

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うんどう集めたらいでデータが十分集めれ

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ば集められればこの時代なのでAIが開発

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できたりビッグデータで分析でき

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るっていうのがえ総業当初から考えていた

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コンセプトでしたああなるほど喉は

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やっぱりその医療に関わる情報が詰まっ

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てる部署なんですねそうですね喉にサイン

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が出る病気だけでも何百もあるという風に

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言われてます例えばこのインフルエンザで

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言うとねえま分からないけども例えばま

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赤いものが何か見えるとかそういう特徴が

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あってそれをその逃さないという意味なん

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ですかそうですねあの実際に

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インフルエンザらしい喉の晴れ方っていう

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のがあるんですねあるただそれも患者さん

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の病状によってあのやはり幅があるので

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それだけで意思が診断するっていうのは

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なかなか難しいですそういうところは

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ビッグデータAIと相性がいいところなの

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かなと思いますそれはあれですか例えばお

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医者さんが実際に喉を見られてもそのま

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見逃してしまうって言ったですけども完全

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にこう判定できないようなものもカメラが

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取ってAIが解析すればわかるっていう

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意味なんですかそうですねあの私が実際に

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例えば診察した時のことを考えてみると

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あの目の前にあ何か特殊な晴れ方がある

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なっていうのはあの誰でもやっぱり見つけ

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られるんですねただそれがインフルエンザ

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による晴れ方なのか他の病気例えばコロナ

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とかいろんな病気がありますけどでも似た

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ような晴れ方をするのであのとても分かり

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やすい晴れ方じゃない限はうんやっぱり

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それだけで自信もっていうのはすごくあの

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人間の意思にとってはこれは誰であっても

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難しいかなと思いますああそうかそうする

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とま膨大なデータがあればそしてま細かく

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解析を画像すればより正確にま判定できる

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んではないかとこういうことなんですね

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そうですねはい私もおそらく一生一生続け

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てもあのずっと自分の人生で見られる患者

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さんや喉の数っておそらく数千人か1万人

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程度だと思うんですねうんええただこの

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AIは元となってるデータベースが50万

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枚の喉の画像から来てますのであの単純に

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AIが賢いからっていよりも取り扱ってる

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データの量が1人の人間と比べるものでは

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ないのかなという風にも思いますなるほど

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ねそうするとデータベースをまとにかく

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作ることが大変だしその量が多くなれば

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なるほどより精度が上がってくってこと

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でしょあそうですねはいデータが多くてで

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もちろんこのデータベースっていうのは

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インフルエンザの方のデータも多いんです

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けどそれ以外の病気の方もいらっしゃるの

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で例えば喉にうんタインが出る病気で

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分かりやすいのは喉の癌イト癌もあります

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しそれからコロナみたいな感染症や

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いろんなアレルギーの病気もありますので

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こういうデータが増えていくほど将来的に

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はいろんなあのAIの開発につがっていく

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のではないかなと思っていますはあ

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なるほどねそれあれです最初にその50万

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枚集めるのはやっぱ結構大変だった

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でしょうそうですねこれはあのやはり医療

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データなので1人1人あのまず現場の意思

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の協力も必要ですし意思から患者さんに

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対してうん患者さんもただでさえどこかに

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不調を抱えてこられてる方ですから今私の

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クリニックでこういう研究をやっているん

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ですとのどの写真を撮影させていただいて

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それでAIを開発するような研究なんです

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けどご協力いただけますかっていう

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やり取りをあのもう1万を超える数の患者

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さんにやっていただいてで1人1人あの

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もう本当にあの真摯にご協力いただいた

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患者さんのおかげでできている

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データベースのあとこれあれですよね

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さっきもちょっと触れましたけども今普及

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していくとなるとどんどん画像が蓄積され

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ていくんでより精度も上がっていくし他の

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病気にも使えるということになってくると

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いうことですよねああそ今あれですかあ

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当座やっぱコロナかインフルエンザかって

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今世の中でみんなね判定迷うとこって自分

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でもどっちかなと心配になるもんですけど

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も例えばそういうものはもう今取り組まれ

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てるあはい先ほどえっとVTRで出てきた

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準天堂大学さんとはあの喉の写真を元に

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コロナをどうやって判定していくかとあの

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そういう共同研究をしていますのであの

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将来うんにはコロナもえAIで診断できる

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ような未来に繋がってくればいいなと思っ

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ていますうんあそれはもう割と近い将来

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できそうな感じですかそうですねあの具体

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的なちょっと展望は言いづらいところも

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あるんですがあのAIの開発を始めていて

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えこれはきちっと承認をとって世の中に

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出していくそれで元々のデータはこれは

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患者さんのものなのできちっと患者さんに

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還元できるようなサイクルにつなげていき

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たいなと思っていますああそうまず喉から

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見て分かる病気を1つ1つこう進めていく

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というそういう形ですかねこのハードの上

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にまいろんなアプリを乗っけていくような

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そんなイメージですかあまさにそんな具合

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ですねはいこれはあのあくまでもカメラと

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してのハードウェアなのでこの中に様々な

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えまアプリのようなものAIアプリが追加

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でインストールできていくこういう医療

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機器ですうんはあなるさてそのどうして

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こんなにねその証人までうまくいくの

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かっていうことなんですけどもアイリス者

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はこういう特徴があるそうなんですねはい

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医療従事者の他にもAI開発ソフトウェア

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開発ハードウェア開発え地財管理薬事申請

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といった専門家が在籍しておりスピード感

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を持って開発や薬事承認を得ることが

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できるということなんです2017年に

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創業されて6年でここまで来たま会社の中

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に専門人材をこれ抱えてるからできたん

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だっていうことですよねそうですね

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なかなかあの特に日本ではスタートアップ

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というと1つの領域に重点特化で専門的に

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あの専門性を高めるというやり方もあると

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思うんですがうん医療機器開発する上では

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物も作らなくちゃいけないしデータも集め

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なくちゃいけないそれで承認も取らなく

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ちゃいけないっていうところであの

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それぞれの分野のスペシャリストが車内に

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集まるようなそういうチーム作りを意識し

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てきましたただ素人ながらねこういう専門

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人在の方々はま料も高いでしょうしそれ

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から医療機器の場合は証人まで時間が

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かかるのでま初期投資がすごく大きくなっ

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てベンチャーとしてのビジネスは大変なん

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じゃないかと思うんですけども会社の経営

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自体は今どうですかうまくいってんですか

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そうですねおかげ様であのここまではもう

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本当に小さなスタートアップなんですけど

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なんとかたどり着けたと思っていますうん

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あクジは見えてきました黒字ははいこれ

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からですねこれからうんなるほどただあの

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医療機器はえ物が知見も必要ですし実際に

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商用化できるまでっていうのはすごく

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大きな研究開発費が必要なんですねなので

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この辺りは国からのあのいわゆる科学研究

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費だったりあとはえ銀行さんやベンチャー

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キャピタルさんから出資をいただきながら

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それを使ってデータうんをしたりカメラの

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開発をしたり知見をしたりという風に進ん

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できましたなるほどねあのVTRの中でね

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え離島での経験も終わりになってえま医療

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の言ってみれば格差をねこうなくすための

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1つのツールなんだとおっしゃってました

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ねその心ははいはいうん私はあの今でも

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こう臨床の現場にあの意思として立つこと

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もあるんですけれども意思としての

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キャリアで変わったところは東京の病院で

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務めた後に沖縄や小笠原諸島の離島で離を

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していたんですねうんうんうんそのはもう

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島に私1人しか意思がいないような環境

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でしたので私が診断できない病気っていう

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のはもう私だけの話じゃなくてその党島の

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方は診断されない病気になってしまうと

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うんうんこれがあの日本はもう世界の中で

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も医療格差が極めて小さい方の国だって

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いう風に言われてるんですがそれでも

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やはり現場に立たされるものの

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プレッシャーとか重みとか責任感っていう

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のは努力でなんとかなるものだけではない

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と思ったんですよねあなからまAIによっ

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てそういう格差が埋められていけばいいと

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いうね高い志しを持ってえ取り組まれて

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いるということで今日は沖山さんここまで

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どうもありがとうございましたありがとう

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ございましたありがとうございまし

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[音楽]

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