【解説】全体では約3組に1組は離婚大切なのは愛情？お金？…究極の二択『知りたいッ！』

日テレNEWS

25 Aug 202209:00

Summary

TLDRこの動画は、厚生労働省の調査で離婚率が過去最多になったことを取り上げています。特に20年以上の熟年離婚が増加していることが分かりました。地域別では沖縄が最も離婚率が高く、夫婦の離婚原因には性格の不一致や経済的な理由など様々なものがあることが明らかになりました。さらに、結婚生活で大切なものは愛情かお金かについて、男女で微妙な考え方の違いが見られました。人生100年時代において、多様な価値観が受け入れられ、自分らしい人生の選択が尊重されることの重要性が示唆されています。

Takeaways

😥 厚生労働省の調査で、離婚率が過去最高になったことが分かった。特に20年以上の長期婚姻関係から離婚する「熟年離婚」が増加しているのが特徴的である。
🌍 離婚率は地域によって大きな差があり、沖縄が1位で2.36%と他の都道府県と比べてダントツに高かった。一方、鳥取は最も低かった。
💔 夫婦の主な離婚理由は、「性格の不一致」が共通だが、妻側は「生活費を渡さない」経済的理由が2位で、夫側は「家族親族とのトラブル」が2位だった。
💰 結婚生活で「お金」が大切かどうかを尋ねたところ、男女ともに「愛情」を選んだ割合が高かったものの、お金重視の理由は男女で違いがあった。
👫 男性は「経済的基盤があれば夫婦関係が安定する」と家族を守るためにお金が必要と考え、女性は「愛情が冷めた後も夫婦関係をつなぎとめるものがお金」と捉えていた。
❤️ 一方で愛情重視の理由では、男女ともに「好きな人のためなら頑張れる」「愛されるのが一番の幸せ」と愛情があってこその夫婦関係だと考えていた。
🧑‍🤝‍🧑 人生100年時代を迎え、働き方や価値観が多様化する中、離婚も含め、人生の後半戦を自分らしく過ごすことが大切になってきている。
🤔 インタビューでは、子育て世代から熟年層になると物の見方が変わるのか、また経済的理由や子育ての影響など、様々な意見が出された。
📈 離婚件数自体は減少傾向にあるものの、人口減少により総数では離婚率が上がっている実態があることが分かった。
🔑 結婚生活を続けるか離婚するかは、夫婦間の価値観の違いを受け入れ、互いを尊重することが大切である。

Q & A

去年の離婚件数は何組だったか?
-去年の離婚件数は18万4000組余りで、およそ3組に1組が離婚していたことがわかります。
離婚率が最も高かった都道府県はどこか?
-離婚率が最も高かったのは沖縄で、離婚率は2.36と他の都道府県と比べてダントツに高い数値でした。
離婚率が最も低かった都道府県はどこか?
-離婚率が最も低かったのは山形県でした。
離婚の最も多い原因は何だったか?
-夫婦双方で最も多かった離婚原因は「性格の不一致」でした。
夫と妻で離婚原因にどのような違いがあったか?
-夫の第5位の離婚原因は「義理親族とのしがらみ」でしたが、妻の第2位は「生活費を渡さない」という経済的な理由でした。
結婚生活で愛情とお金のどちらが大切だと考えられていたか?
-アンケート結果では、男女ともに愛情が大切だと考える割合が高かったものの、お金が大切だと答えた人も一定数いました。
お金が大切だと考える理由に男女で違いはあったか?
-はい、お金が大切だと考える理由に男女で若干の違いがありました。男性は家族を守るためにお金が必要だと考え、女性は愛情が冷めた後の夫婦関係の継続にお金が影響すると考えていました。
塾人離婚の割合が過去最多となったのはなぜか?
-調査では20年以上の長期の夫婦での離婚割合が21.5%と過去最多となったことから、いわゆる「熟年離婚」が増加していることがわかりました。
熟年層の離婚を考える理由は何か具体例が挙げられていたか?
-はい、インタビューでは「経済的な問題」や「家族との関係」など、熟年層が離婚を考える具体的な理由が示されていました。
人生100年時代に向けた考え方が重要視されていたが、その理由は何か?
-様々な価値観が受け入れられる時代となり、働き方や生き方が多様化する中で、自分らしく人生の後半戦を過ごすことが大切だと示唆されていました。

Outlines

00:00

📈 離婚率の上昇と熟年離婚の増加

この段落では、厚生労働省の調査により、離婚件数が18万4千件余りに達し、離婚が一般化していることが示されています。特に注目すべきは、20年以上の長期婚姻関係における「熟年離婚」の割合が過去最多の21.5%に上ったことです。年々熟年離婚が増加していることが分かります。また、離婚を考えることがあるという人の意見も紹介されています。

05:04

🗾 都道府県別の離婚率と離婚原因の男女差

この段落では、都道府県別の離婚率が示されており、沖縄県がダントツで高く、東京都は真ん中付近だったことが分かります。また、離婚原因について、夫婦で違いがあることが明らかにされています。夫側の主な理由は性格の不一致や精神的な問題、妻側の理由は経済的な問題や生活費の不払いなどでした。さらに、結婚生活で大切なのが愛情かお金かについて、男女間で考え方の違いがあることが示唆されています。最後に、多様な価値観が受け入れられる時代だからこそ、第二の人生を自分らしく過ごすことが重要であると締めくくられています。

Mindmap

Keywords

💡離婚率

離婚率とは、ある期間内の離婚数を、その期間の人口や夫婦数で割った割合のことです。この映像では、日本の離婚率が上昇傾向にあり、特に20年以上婚姻関係が続いた夫婦の離婚率が過去最高になったことが強調されています。離婚率の高さは、社会の家族観や価値観の変化を反映していると考えられます。

💡熟年離婚

熟年離婚とは、高齢になってから離婚することを指します。この映像では、20年以上婚姻関係が続いた夫婦の離婚率が過去最高になったことから、いわゆる「熟年離婚」が増加していることが分かります。子育てが一段落し、価値観の変化などから、高齢期に入って離婚を選ぶ夫婦が増えているようです。

💡離婚原因

離婚原因とは、夫婦が離婚に至った理由のことです。この映像では、性格の不一致、精神的な不安定さ、浮気などが離婚原因として挙げられています。しかし、男女で見る離婚原因にはある程度の違いがあり、男性は愛情の喪失、女性は経済的な理由を重視する傾向があるようです。それぞれの価値観の違いが離婚原因に反映されていると言えます。

💡経済的理由

経済的理由とは、お金の問題が離婚の原因となることを指します。この映像では、女性の方が経済的理由を離婚の大きな要因と考えている傾向があることが示唆されています。生活費の渡し渡しや、経済的に自立できないことが、女性にとって離婚を選ぶ動機になっているようです。経済力は、安定した家庭生活を送る上で重要な要素となっています。

💡価値観

価値観とは、人生やものごとに対する考え方や重視する点のことです。この映像では、人生100年時代を迎え、結婚や家族に対する価値観が多様化していることが示唆されています。愛情とお金、どちらを大切にするかという点でも、男女間で若干の違いがあることが分かります。このように価値観の変容が、離婚を選択する背景にあると考えられます。

💡都道府県別離婚率

都道府県別離婚率とは、日本の各都道府県ごとの離婚率のことです。この映像では、沖縄県が最も離婚率が高く、青森県が最も低いことが紹介されています。このように、地域によって離婚率にかなりの開きがあることが分かります。この違いは、その地域の文化的背景や生活習慣、経済状況などが反映されている可能性があります。

💡愛情

愛情とは、恋愛関係や家族関係において、相手を思いやる気持ちのことです。この映像では、結婚生活において愛情かお金かという二者択一の質問がなされ、多くの人が愛情を重視する一方で、お金の重要性も指摘されています。愛情は夫婦関係の基盤として欠かせないものですが、長年の夫婦生活の中で失われてしまうリスクもあります。愛情とお金のバランスが大切であると言えるでしょう。

💡多様化

多様化とは、様々な選択肢や在り方が増えていくことを意味します。この映像では、人生100年時代を迎え、結婚観や家族観、働き方が多様化してきていることが示唆されています。つまり、従来の常識にとらわれない新しいライフスタイルが広がってきており、離婚を選ぶ人も増えてきていると考えられます。多様性が受け入れられる社会になってきたことが分かります。

💡第二の人生

第二の人生とは、離婚後に新たな人生を歩み出すことを指します。この映像の最後で、熟年離婚が増加している理由として、高齢期に入って第二の人生を踏み出す人が増えているのかもしれないと述べられています。つまり、従来の生き方にこだわらず、新たな価値観に基づいて自分らしい生活を選ぶ人が増えてきているということです。高齢期に至っても、人生を見つめ直し、新しいスタートを切ることができるようになってきたと言えます。

💡人生100年時代

人生100年時代とは、平均寿命が延びたことで、従来よりも長い人生を送る時代がきたことを意味します。この映像でも、この言葉が使われており、長い人生を前提に価値観やライフスタイルが変化してきていることが示唆されています。100年もの長い人生では、途中で考え方が変わったり、新しいスタートを切りたくなったりすることは自然なことです。そういった意味で、熟年離婚の増加は、人生100年時代の影響とも言えるでしょう。

Highlights

厚生労働省の調査で離婚率が過去最多になったことが分かった。

離婚した人の中で、20年以上同居した後に離婚する「熟年離婚」が21.5%で過去最多となった。

離婚率が高い都道府県は沖縄が1位で、東京は24位と中程度だった。

離婚原因で夫婦で違いが見られ、妻は「生活費を渡さない」など経済的理由が上位に挙げられた。

結婚生活で大切なものは「愛情」か「金」かを聞いたアンケートでは、男女ともに愛情を選んだ人が多かった。

金が大切と答えた男性は、金があって初めて家族を守れると考えていた。

金が大切と答えた女性は、愛情がなくなった後の関係継続の糸口としてお金を重視していた。

愛情を選んだ男女は、愛する相手のためなら頑張れる、一緒にいられれば辛いことも乗り越えられると考えていた。

人生100年時代に入り、価値観の多様化が進んでいる。

後半戦を自分らしく充実して過ごすため、第二の人生に踏み出す人が増えているかもしれない。

結婚生活で大切なことは、互いの価値観が尊重され合えることだと示唆された。

熟年離婚が増えていることから、夫婦関係の変化に伴う新しい視点が必要になっている。

地域による生活習慣や社会的背景が、離婚率の違いに影響を与えている可能性がある。

精神的虐待や異性関係なども、離婚原因として挙げられていた。

離婚に対する考え方は多様で、一概に良し悪しを判断するのは難しい。