【プロ4人が8社評価】大荒れ株・為替、どうなる企業決算

テレ東BIZ
19 Aug 202416:16

Summary

TLDRこのスクリプトは、7月に為替の乱動と8月に株式市場の荒れが続いた中で、上場企業の決算発表を振り返る。円安の影響と世界経済の不透明感が決算に漂う一方で、自動車や製造業が好調だった。しかし、一部企業では為替効果を除けば減収となっており、市場は厳しい評価をされる銘柄とされる銘柄を見せている。特に注目されたのは、日立の業績の安定さと事業の選択・集中、パナソニックホールディングスの成長分野の伸び悩みと経営戦略の疑問点。株価の動向も分析され、市場が評価する銘柄としない銘柄の差が明らかに。

Takeaways

  • 📉 7月と8月の為替と株式市場は荒れており、企業の決算発表が注目されています。
  • 🌐 世界経済の先行きに対する不安が高まっていると企業の決算発表から伺えます。
  • 💰 円安の影響が企業の業績に大きな影響を与えており、円安ボーナスが持続するかどうかが大きな焦点です。
  • 📈 自動車や電気機などの製造業は円安を追い風に業績が好調に見えますが、その中身は不透明感があります。
  • 📊 2023年と2024年のドル円の月間平均レート比較から、円安が進んでいることがわかります。
  • 🚗 例えばトヨタのように、円安が進むことで営業利益が大きく向上する企業もあります。
  • 🌍 世界経済の動向は中国の不動産不況、欧州のインフレ、東南アジアの需要回復遅れ、アメリカの雇用統計などによって左右されています。
  • 📊 株式市場の評価は、決算発表の時期や内容によって大きく変動することがわかります。
  • 📈 日経平均株価は大暴落後、徐々に回復傾向にありますが、経済指標や企業の発言からはまだ注意が必要です。
  • 🏢 企業の成長戦略や資本コストへの対応、デジタルトランスフォーメーションの取り組みなどが市場関係者の注目を集めています。
  • 🛑 パナソニックホールディングスのように、成長領域の事業が伸び悩み、経営戦略に対する市場の警戒感が高まっている企業もあります。

Q & A

  • 7月の為替市場の状況はどうでしたか?

    -7月は為替市場が荒れており、特に円安が進んでおり、企業の決算発表に影響を与えていました。

  • 円安の効果は企業の業績にどのように影響を与えていますか?

    -円安は輸送用機器や電気などの製造業の業績を好調に見せていますが、為替影響を除くと実際の売上高は減少している企業も多くあります。

  • 円安ボーナスが今後も続くかどうかはどのように考えられていますか?

    -円安ボーナスが続くかどうかは不透明で、一部の企業では為替レートの見直しが行われています。FRBや日銀の政策が為替レートに大きな影響を与える可能性があるため、注意が必要です。

  • 中国の不動産不況は経済にどのような影響を与えていますか?

    -中国の不動産不況は国内経済に厳しい状況を引き起こしており、一部の業種では需要低迷の兆しが出ています。

  • ヨーロッパの経済状況はどのようになっていますか?

    -ヨーロッパではECBの利下げ決定後、インフレ落ち着きを見極めるための慎重な姿勢が続き、設備投資需要が振るわなくなる状況が続いています。

  • 東南アジアの経済は回復していると見なされますか?

    -東南アジアでは車や剣気の需要が回復に時間がかかりそうとされており、一部の国では金利の高止まりや政治情勢が投資活動に影響を与えています。

  • アメリカと日本の経済はどのようになっていますか?

    -アメリカでは雇用統計の結果から景気の弱まりが懸念されており、日本ではインマウンド客の消費活動は活発ですが、国内経済全体は明るくないと見なされています。

  • 株式市場の評価された銘柄とはどのような企業ですか?

    -株式市場で評価された銘柄としては、藤倉やレーザーテック、ソシオネクス、レゾナホールディングス、三菱銃口、IHIなどの企業が挙げられます。

  • 日立制作所の事業戦略はどのように評価されていますか?

    -日立制作所の事業戦略は業績の安定性と事業の選択と集中が進んでいる点で高く評価されており、特にデジタルトランスフォーメーションを支援するルマー事業の成長が期待されています。

  • パナソニックホールディングスの現状はどのように評価されていますか?

    -パナソニックホールディングスの現状は、成長領域の3事業であるEV電池と省エネ暖房が伸び悩み、経営戦略が市場から一定の警戒感を呼び起こしていると評価されています。

  • 株式市場における評価される銘柄と評価されない銘柄の差はどこにありますか?

    -評価される銘柄は業績の安定性や事業戦略の明確性、成長性に優れている企業が多く、一方で評価されない銘柄は成長戦略や業績の不透明感、市場からの警戒感がある企業が挙げられます。

Outlines

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📉 株式市場の動向と企業決算の分析

長屋裕子は、7月と8月の為替と株式市場の荒れを振り返り、企業の決算発表と市場の評価ポイントについて解説しています。円安の影響と世界経済の先行きに対する懸念が決算内容に反映されています。自動車や電気機械などの製造業が円安を追い風に好調でしたが、為替影響を除けば実際の売上高は減少している企業も多く、円安ボーナスの持続性に疑問が投げかけられています。また、中国やヨーロッパ、東南アジアの経済状況と、アメリカと日本の企業の決算結果が分析されています。

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📈 株価の動向と市場評価

株式市場における評価される銘柄と評価されない銘柄の選出結果と、8月5日の大暴落後の株価の動向が解説されています。日経平均株価は一時大幅に下落した後、徐々に回復していますが、経済指標や企業の発表内容からはまだ注意が必要との指摘があります。特に、株価が大きく下落した銘柄の中には、決算発表後に失望的な結果が伝えられた企業も含まれており、株価の弱い企業も存在しています。

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💼 個別企業の決算分析と市場評価

日立製作所とパナソニックホールディングスの決算発表と市場からの評価が比較されています。日立は業績の安定性と事業の選択と集中の進度合いが評価され、特にルマー事業の成長性が期待されています。一方、パナソニックは成長領域の3つの事業で伸び悩み、経営戦略に対する警戒感が強まっており、株価も下落しています。特に、EV電池事業の将来性に対する懸念が示されています。

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🚀 企業の成長戦略と市場への影響

企業の成長戦略、資本コスト、株価への対応など、一連の発表内容に対する市場関係者の評価が紹介されています。日立は長期的な保有が期待され、パナソニックは経営戦略の不明確さと競争力の低下に対する懸念があります。市場はパナソニックの将来性に慎重な姿勢をとり、その影響が株価にも表れています。

Mindmap

Keywords

💡円安

円安とは、外国為替市場で円の価値が下がることを指します。このビデオでは、円安が輸送用機器や電気設備などの製造業の業績に好影響を与えていると説明されています。例えば、トヨタの場合、1円の円安が年間の営業利益を500億円押し上げる効果があると触れられています。円安は、日本の輸出を有利にし、企業の業績を向上させることができるため、ビデオのテーマに密接に関連しています。

💡株式市場

株式市場とは、株式の売買が行われる市場のことで、企業の価値を形成する重要な場所です。ビデオでは、株式市場が歴史的な乱高下を経験し、企業の決算発表が市場の評価にどのように影響を与えるかが議論されています。特に、株価の動向や市場の評価が企業の業績や将来性に対する投資家の信頼を反映していると説明されています。

💡決算発表

決算発表とは、企業が期間ごとの財務状況を公開するプロセスです。ビデオでは、決算発表の時期や内容が株価の変動に大きな影響を与えると示されています。企業の業績や将来予測、成長戦略などが発表され、市場関係者がそれらを評価して銘柄の価値を判断します。

💡評価できる銘柄

評価できる銘柄とは、市場関係者がその企業の業績や将来性を見て、良好だと判断する株式のことです。ビデオでは、日立や藤倉などの企業が評価できる銘柄として挙げられており、これらの企業は業績の安定性や成長戦略の明確性に基づいて市場から好意的に見られているとされています。

💡評価できない銘柄

評価できない銘柄とは、市場関係者がその企業の業績や将来性について懸念を持っている株式のことです。ビデオでは、パナソニックホールディングスが評価できない銘柄の例として挙げられています。その理由としては、EV電池や省エネ暖房事業の伸び悩み、経営戦略への市場の不信感が挙げられています。

💡業績の底硬さ

業績の底硬さとは、企業の収益が安定しており、市場の動揺にも強いという意味です。ビデオでは、日立の業績が底硬で、インフラ事業がその安定性を支えていると説明されています。これは、企業が長期的に投資家から支持される要因となっているとビデオは述べています。

💡事業の選択と集中

事業の選択と集中とは、企業が特定の分野に焦点を当て、資源を集中することで効率を高める戦略です。ビデオでは、日立が事業の選択と集中を進め、IT、エネルギー、産業機械などの3つの事業に集約し、成長を目指していると紹介されています。

💡デジタルトランスフォーメーション

デジタルトランスフォーメーションとは、デジタル技術を活用して企業のビジネスモデルやプロセスを刷新するプロセスです。ビデオでは、日立のルーダ事業がデジタルトランスフォーメーションを支援し、企業の収益改善に寄与していると説明されています。

💡為替影響

為替影響とは、為替レートの変動が企業の収益やコストに与える影響です。ビデオでは、円安の影響を除けば、実際には減収だった企業もいたと触れています。これは、円安ボーナスが企業の実力ではなく、為替レートの変動によるものであることを示しています。

💡世界景気

世界景気とは、世界経済全体の状況や成長傾向を指します。ビデオでは、中国、ヨーロッパ、東南アジアなどの地域の景気状況が分析されており、これらの地域の経済状況が企業の業績や市場の評価に影響を与えると説明されています。

Highlights

7月は為替の影響で株式市場が荒れ、8月は日本株式市場も同様の状況が続きます。

上場企業の決算発表が行われ、市場はその内容を評価しています。

市場は円安の影響で好調に見えても、実際の収益状況は異なることが明らかです。

円安ボーナスが持続するかどうかが市場に注目されています。

世界経済の先行きが不透明で、企業の決算発表に不安が伝わっています。

自動車や電気機などの製造業が円安を追い風に業績を上げています。

SNBC日光証券が3月期の決算企業の業績をまとめ、過去最高を記録しました。

円安の影響を除けば、多くの企業が実際は減収を記録していることがわかります。

2023年と2024年のドル円の月間平均レートを比較すると、20円程度の円安が進んでいることが分かります。

円安が進んでいることのインパクトの大きさに驚きがあります。

中国の不動産不況や国内経済の厳しい状況が続きます。

ヨーロッパ中央銀行の利下げが設備投資需要に影響を与えています。

東南アジアの車や剣気の需要回復に時間がかかるという声があります。

アメリカと日本の経済は注目されていますが、依然として不透明な部分もあります。

日経平均株価は8月5日に3万1円台まで落ち込み、その後徐々に回復しています。

株式市場は経済指標や企業の発表によって大きく動く状況が続いています。

市場が評価した銘柄は株価を戻し、評価されない銘柄は下落傾向にあることがわかります。

日立制作所の業績の安定性と事業の選択と集中が市場から高く評価されています。

パナソニックホールディングスの成長領域の事業が伸び悩み、市場からの評価が低いです。

パナソニックホールディングスはEV電池事業に注力していますが、市場からの警戒感が強まっています。

マーケット関係者の評価によると、特定の企業に対する警戒感や期待が示唆されています。

Transcripts

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こんにちはマーケット担当の長屋裕子です

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7月は為替そして今月8月はま株と

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マーケットが荒れ続けているので私心が

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休まりませんで株式市場が歴史的なこの乱

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議を繰り返す中祝しと発表が続いていたの

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が上場企業の決算発表ですま株式市場の

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この取材をしつつ決算会見も色々見たん

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ですけれどもなかなか厳しい内容の企業も

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多くてですね世界景の先行きが少し不安に

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なるような内容でしたそこで今日はこの夏

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に発表された決算のポイントを振り返り

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つつま歴史的な株価の乱行業を経た後も

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株式市場が評価した銘柄っていうのは何

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だったのかで今回もですねマーケット関係

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者に評価できる銘柄と評価できない銘柄を

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それぞれ選んでもらったのでその結果も

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合わせてお伝えし

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ます主にお伝えするポイントはこちらです

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まずは今回の決算の特徴を振り返ります

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数字だけ見るとこれ好調層に見える決算

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だったんですけれども中身を見ると少し

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先行きの不透明感が漂っていました続いて

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歴史的な株価の乱行の後個別企業の株価は

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どう変化したのでしょうかこれ乱高下の後

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の株価の変化を見ていきます最後は

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マーケット関係者の辛口評価です今回も4

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人にま今回の決算発表を評価できる銘柄と

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評価できない銘柄それぞれ選んでもらい

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まし

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たまず今回の決算の数字を見ていきます

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こちらのデータはですねSNBC日光証券

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がピッ採用銘柄のうち3月期の決算企業の

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業績をまとめたものですこれ4から6月期

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の数字を見るとですね全ての項目で前年

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同期はりこの期間としては過去最高を記録

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しました全体を牽引したのは自動車などの

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輸送用機器や電気でま製造業は円安を

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追い風に工業績だったことが伺える結果と

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なりました数字だけを見ると好調なように

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見えるんですけれども今回の決算で印象的

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だったのは2つですまず1つが円安効果

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ですま今回色々な計算会見でアナリスト

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からついた質問というのが為替影響を除い

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たこれ現地通貨ベースでの収益状況はと

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いうものでした例えば小松はですねあの

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北米の建設機会車両部門の売上はこれ数字

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だけ見ると増収だったんですけれども実は

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為替の影響を除くと減収だったんですねま

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他の製造業でもこう決算説明会資料をよく

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見てみると為替効果を除いたら減収現役と

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いう企業結構ありましたまちなみにこれ

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実際に数字を見てみないとこの1年でどれ

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だけ円安進んでいるのか分からないと思い

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ますなのでですねこちらに2023年と

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2024年の4月5月6月のこのドル円の

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月間平均レートをまとめてみましたこれ見

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てみますとですね2023年に比べてま

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大体20円ほど円安が進んでいることが

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分かりますま例えばトヨタはですねこれ対

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ドルで1円円安が進むと年間の営業利益を

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500億円押し上げる効果があるんですま

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こういった数字を見るとこれ20円も円安

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が進んでいることのインパクトの大きさに

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驚きますよねまで一方でこの円安効果って

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いうのは企業の本当の強さを見えにくく

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するこの負の面もあるような気がしてい

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ますまそして気になるのはこの円安ボーナ

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スていうのは今後も続くのかどうか

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ですこちらにですね今回の決算発表で想定

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交わせレートを見直した企業をまとめてみ

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ましたこうやって見るとですね意外にも

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円安ドル高水準に見直してる企業もあるん

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ですまもちろんこれですね通期で鳴らした

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時の想定化わせレートの数字なのでこれ4

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から6月期が歴史的な円安水にだったこと

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を受けてま下期の演奏場はもう少し実際は

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円高になると見ている企業は多いですただ

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ですね足元でこれアメリカのFRB連邦

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準備制度理事会のま次の利下げのペース

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ですとか日銀の追加利上げの動き次第では

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為替が大きく動く可能性がありますま第2

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市半期以降もこういった為替が決さんに

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与える影響というのは大きそう

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ですそしてもう1つ気になったのが世界

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景気の同行です色々な企業のこれ発言を

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聞いていると意外と明るい材料がないよう

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な気もしてきましたまずですねこれ世界

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地図見てみましょう中国ですねまずこちら

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はま岩ずもがですよねま不動産不況が足を

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引っ張る状況は変わらずで国内経済厳しい

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状況が続いていますま一部の業種ではこう

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需要低迷の底打ちの兆しが出ているような

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んですけれどもどちらかというとまそばだ

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という声が多かったですなので中国はです

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ね国内経済のこの不審をカバーしようと

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EV電気自動車や鉄工の輸出を今強化して

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いますまこの輸出戦略が世界の価格競争に

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今大きな影響を与えています続いて

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ヨーロッパですこちらはですねECBあの

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ヨーロッパ中央銀行が6月に利下げを決め

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たんですけれどもインフレの落ち着きを

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見極めるために追下げには今慎重な姿勢を

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示していますまこれ金利が止まりしている

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ので今機関や電気を中心に設備投資需要が

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振るわない状況が続いているん

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です続いて東南アジアですここはですね車

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や剣気から需要回復に時間がかかりそうと

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いう声がつぎました例えばタはですね今ロ

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審査の幻覚から需要が大きく減少していて

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この需要がですね年内に戻ってくるとは

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思えないという声も出ていましたまた

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インドネシアは金利の高止まりやあと新政

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権のなどを控えていることが影響していて

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投資をびる動きが続いていますまそうした

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中で期待が集まるのがアメリカと日本です

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まアメリカはこれ経済使用の今結果で一期

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一憂する状況続いているんですけれども

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雇用統計の結果だとかアメリカ企業の決算

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を見るとま少し先行き心配になる部分も

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ありますまなので今回の決算でも例えば

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ソニーグループはですね決算会見の冒頭で

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こアメリカを中心に景気が弱くなっていく

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かどうかということがま最大の関心事だ

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けれどもこれについては注意深く見守って

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いきたいと話していてま企業の間でも警戒

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感が強まっていますそしてですね日本です

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ねこちらは今インマウンド客の消費活動

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活発なんですけども国内の軽業感全体を

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見るとま決して明るいとは言えません

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例えば6月の実質賃金はプラスに転じまし

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たが以前として今企業の値上げのリリース

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ついでいますたまたま出た藤屋の決算会見

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でも個人消費の同行について聞いてみた

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とこやはり厳しいとでチョコレートも反則

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をかけないと節約の対象になりかねないと

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話していましたまた最近セブンイレブンは

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おにぎりの低価格商品を発売しましたま

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こうした動きも個人商品の厳しさを物語っ

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ていると思いますまこうした状況に加えて

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日銀は7月の政策決定会合で追加値上げを

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決めましたまこうした動きがじわじわと

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日本経済に聞いてくることになりそう

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ですさて日本に触れると取り上げないと

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いけないのが株価の動きですまあの歴史的

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な乱行本当に私驚きましたまさかですね2

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月に私史上最高値の取材をしたんです

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けれどもその半年後にもうブラック

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マンデーを超える大暴落とまさらにその

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翌日ですね過去最大な上げ幅を目撃する

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ことになるとはもう思いもしませんでした

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ま株式市場のこれ暴走が本当止まらなかっ

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たので私8月上旬は連日昼さてや有さ

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そしてテレトビやまWBSとまテレビ東京

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における株価ニュースのほとんどの対応こ

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ちょっと求められていましてその合合間に

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決算会見を聞くという生活をしていました

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でですねこれ日経平均株価ちょっと見てみ

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ますと大暴落した8月5日のオデねって

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いうのは3万1円台まで落ち込みました

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ただこの後ちょっとずつ回復してきまして

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今この収録をしている8月16日はなんと

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3万8617ドル

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というように見えるかもしれないんです

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けれどもどちらかというとですねやっぱり

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経済指標や用人のこの発言でも大きく動く

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状況ってのは変わっていませんなのでまだ

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注意が必要ですでさてですねこの歴史的な

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乱行源の中で決算発表の内容などを含めて

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株式市場が評価した銘柄っていうのは何な

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のでしょう

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か今回は相場格言の他深ければ山孝市を

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イメージし大暴落した8月5日から16日

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までの株価の暴落率を調べてみましたま

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決算発表の時期によって多少の差はあり

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ますが株式市場全体の暴落に巻き込まれて

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も評価される銘柄はきちんと株価を戻して

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いると考えてみたんですで今回は日経平均

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株価の公成銘柄を対象にしてい

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ます上昇率の上位がこちらです1位は春に

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もご紹介しました藤倉でしたこちら

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やっぱり生成合向けの需要獲得ですごく

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注目されていて今年はずっと株価が好調

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ですもう月事のこの率など分析するといつ

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も上位に入っていますそのためやっぱり

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下落した局面で買いたいという人が強かっ

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たようですそしてですねレーザーテックや

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ソシオネクスとレゾナホールディングスと

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いった反動体関連株やま三菱銃口やIHI

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などの防衛関連株も上位に並びましたま

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ただこうやって見てみますとね5日の取引

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終了後に決算発表をした企業が多いんです

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ねで今回実はこの表の1番右の列ですね

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ちょっと1個数字を応用しましたこちらは

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ですね日経平均株価が市場最高値をつけた

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7月11日の終わりねから大暴落した8月

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5日の騰落率をこれ計算したものになり

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ますまこの数字もね一緒に比較してみます

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とやはりこれ暴落で安くなったタイミング

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で決算発表内用も良かったし買が集まり

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やすい状況だったことが伺え

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ます一方で厳しい結果となったのがこちら

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ですま先ほどの上昇率の数字を思い出すと

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この期間でさらに下落した銘柄があると

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いうのは驚きかもしれませんま下落となっ

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たこれ銘柄のうち明治ホールディングスは

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ですねあの8月3日に大きく下落してい

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なかったことを考えると株価の変動幅がま

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元々小さい銘柄なのかなという印象もあり

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ました一方で市政堂や三子は発表した決算

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内容に対する失望売りが広がりまして

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ストップ安水準まで売られていたんです

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またですね下落ではなかった銘柄っていう

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のもあるんですけれども1番下にある日経

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平均株価のこの上昇率と比べるとですね

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やはり株価の戻りが弱い結果となりました

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ではこれまでに出てきていない銘柄も含め

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て今回の決算で色々な発表した企業のうち

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例えば第1市販期決算の数字や今後への

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見通しや成長戦略また資本コストと株価を

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意識した取り組みへの対応などこうした

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一連の発表内容についてマーケット関係者

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は具体的にまどういった部分を評価したの

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でしょうか今回もですねマーケット関係者

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に匿名で一連の発表内容について評価

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できる企業と評価できない企業を選んで

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もらいましたその結果がですねこちらに

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なりますま先ほどの株価騰落率の表に入っ

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ていた企業もありますねそれぞれの評価

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ポイント見ていこうと思い

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ますまずは大手運用会社ファンド

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マネージャーのAさんですAさんが良かっ

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たと評価したのは日立政策書でした実は

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日立はですね他の人も選ぶか迷っていた

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銘柄なんですこの評価が高いポイントは

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大きく2つあります1つは業績の底硬さ

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ですこちらに業績まてみましたまここ数年

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はですね準利益6億円前後を安定して

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稼げるようになってきているんですまこの

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安定した業績を支えているのがインフラ

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事業ですAさんはインフラはやっぱり短期

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的な景気変動の影響を受けず安定している

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ま受注のこの積み上がり方を見ても期待

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通りの順調な数字だったと評価していまし

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たまた日立ちがもう1つ評価されている

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ポイントは事業の選択と集中が進んでいる

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ことです実は決算発表する前に発表したの

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が空調事業の再編ですまジョンソン

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コントロールズインターナショナルとの

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空調の合弁会社の保有株式をドイツの

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ボシュに売却すると発表しましたまこの

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売却には白く君のブランドで有名な家庭用

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エアコンの工場も含まれれていますま日立

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はこれまでも日立火星や日立金属などの

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上場子会社を切り離し事業の集中と選択を

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進めてきました今はですね事業部門見ると

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ITとエネルギー道エレベーターや産業

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機会などの産業の3つに集約されています

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まこの3つの事業部門がこう世界が課題と

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している分野とリンクしているそしてそれ

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以外の事業は縮と撤退しているという点は

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市場関係者からの評価が高い点でした特に

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今新たな柱として成長しているのが企業の

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デジタルトランスフォーメーションを支援

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するルマー事業ですAさんはルーダを導入

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した企業で収益改善という効果が出始めて

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いるま導入企業の口を通じて普及が加速

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するフェーズに入りずつあり収益力は

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さらに高まっていくだろうと期待寄せてい

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ましたまそうした期待が強いのか日立の

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株価見ると非常に好調なんですそれこそ大

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暴落した5日には大きくやっぱり売られた

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んですけれどもその後すぐに株価を戻して

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いて足元年初高値にま近い水準まで戻して

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きていますAさんは日立ちは長期的に保有

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したい投資家が多いと思うまマーケット

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全体が暴落するような時に株が下がった

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タイミングは買だと話していました一方で

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評価できない銘柄に選んだのは

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パナソニックホールディングスです何が

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ダメなのかというとこちらご覧ください

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こちらパナソニックホールディングスが

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成長領域とづける3事業でEV電池省エネ

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暖房サプライチェーン管理システムになっ

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ています実は今回発表した第1市販期決算

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でこの3事業のうちEV電池と省エネ暖房

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が伸び悩みましたまこの3事業については

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ですねどれも課題を抱えていまして過去の

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決算会見ではこの3事業が足を引っ張って

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いるようなという指摘を受けたこともあっ

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たんですまAさもパナソニック

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ホールディングスの現状について経営人が

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これ自社のコア技術を理解していないのか

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気づけば利益率が高くなるようなビジネス

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が何もない状態と指摘していました今

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パナソニックホールディングスが経営資源

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を特に集中させているのがEV電池ですま

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今回パナソニックホールディングスは

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アメリカのインフレ抑制法いわゆるIRA

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の補助金についてこれ受け取る権利を第3

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者に売却することを明らかにしましたま

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補助金を直接受け取るとこれ全額受け取る

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までにおよそ2年かかる可能性があったん

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ですけれども権利を売却することで今期中

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に1000億円ほどの現金を確保できる

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ようになりますまこの資金はアメリカでの

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このEV電池の増産投資に当てる考えです

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まAさんはこうした動きについてこの

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パナソニックホールディングスの電池の

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主な供給先であるテスラの生産がダウン

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トレンドな上ま中国税の価格競争に

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巻き込まれているまこういった軽資源の

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集中が裏目に出そうと警戒していましたま

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そうした懸念は株価にも現れています

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こちらパナソニックホールディングスの

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株価をよく見ますとですね今年に入っても

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株価が大きく上昇することはなくどちらか

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というと下落方向に動いているんですねま

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世界的にEVのこの需要原則が明らかに

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なってきている中で株式市場も

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パナソニックホールディングスの経営戦略

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を少会議的に見ているようですまAさんは

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パナソニックホールディングスについて

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シャープを見ているようだと期待を感じ

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られる話が何もなくまこのままでは優秀な

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人材が流出しさらに競争力が下がって

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しまうと懸念していまし

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た今回も1人目からちょっと厳しい評価に

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なりました動画の後半では引き続き

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ちょっぴり厳しめなマーケット関係者の

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評価ポイントをお伝えします

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