【プロ4人が8社評価】大荒れ株・為替、どうなる企業決算
Summary
TLDRこのスクリプトは、7月に為替の乱動と8月に株式市場の荒れが続いた中で、上場企業の決算発表を振り返る。円安の影響と世界経済の不透明感が決算に漂う一方で、自動車や製造業が好調だった。しかし、一部企業では為替効果を除けば減収となっており、市場は厳しい評価をされる銘柄とされる銘柄を見せている。特に注目されたのは、日立の業績の安定さと事業の選択・集中、パナソニックホールディングスの成長分野の伸び悩みと経営戦略の疑問点。株価の動向も分析され、市場が評価する銘柄としない銘柄の差が明らかに。
Takeaways
- 📉 7月と8月の為替と株式市場は荒れており、企業の決算発表が注目されています。
- 🌐 世界経済の先行きに対する不安が高まっていると企業の決算発表から伺えます。
- 💰 円安の影響が企業の業績に大きな影響を与えており、円安ボーナスが持続するかどうかが大きな焦点です。
- 📈 自動車や電気機などの製造業は円安を追い風に業績が好調に見えますが、その中身は不透明感があります。
- 📊 2023年と2024年のドル円の月間平均レート比較から、円安が進んでいることがわかります。
- 🚗 例えばトヨタのように、円安が進むことで営業利益が大きく向上する企業もあります。
- 🌍 世界経済の動向は中国の不動産不況、欧州のインフレ、東南アジアの需要回復遅れ、アメリカの雇用統計などによって左右されています。
- 📊 株式市場の評価は、決算発表の時期や内容によって大きく変動することがわかります。
- 📈 日経平均株価は大暴落後、徐々に回復傾向にありますが、経済指標や企業の発言からはまだ注意が必要です。
- 🏢 企業の成長戦略や資本コストへの対応、デジタルトランスフォーメーションの取り組みなどが市場関係者の注目を集めています。
- 🛑 パナソニックホールディングスのように、成長領域の事業が伸び悩み、経営戦略に対する市場の警戒感が高まっている企業もあります。
Q & A
7月の為替市場の状況はどうでしたか?
-7月は為替市場が荒れており、特に円安が進んでおり、企業の決算発表に影響を与えていました。
円安の効果は企業の業績にどのように影響を与えていますか?
-円安は輸送用機器や電気などの製造業の業績を好調に見せていますが、為替影響を除くと実際の売上高は減少している企業も多くあります。
円安ボーナスが今後も続くかどうかはどのように考えられていますか?
-円安ボーナスが続くかどうかは不透明で、一部の企業では為替レートの見直しが行われています。FRBや日銀の政策が為替レートに大きな影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
中国の不動産不況は経済にどのような影響を与えていますか?
-中国の不動産不況は国内経済に厳しい状況を引き起こしており、一部の業種では需要低迷の兆しが出ています。
ヨーロッパの経済状況はどのようになっていますか?
-ヨーロッパではECBの利下げ決定後、インフレ落ち着きを見極めるための慎重な姿勢が続き、設備投資需要が振るわなくなる状況が続いています。
東南アジアの経済は回復していると見なされますか?
-東南アジアでは車や剣気の需要が回復に時間がかかりそうとされており、一部の国では金利の高止まりや政治情勢が投資活動に影響を与えています。
アメリカと日本の経済はどのようになっていますか?
-アメリカでは雇用統計の結果から景気の弱まりが懸念されており、日本ではインマウンド客の消費活動は活発ですが、国内経済全体は明るくないと見なされています。
株式市場の評価された銘柄とはどのような企業ですか?
-株式市場で評価された銘柄としては、藤倉やレーザーテック、ソシオネクス、レゾナホールディングス、三菱銃口、IHIなどの企業が挙げられます。
日立制作所の事業戦略はどのように評価されていますか?
-日立制作所の事業戦略は業績の安定性と事業の選択と集中が進んでいる点で高く評価されており、特にデジタルトランスフォーメーションを支援するルマー事業の成長が期待されています。
パナソニックホールディングスの現状はどのように評価されていますか?
-パナソニックホールディングスの現状は、成長領域の3事業であるEV電池と省エネ暖房が伸び悩み、経営戦略が市場から一定の警戒感を呼び起こしていると評価されています。
株式市場における評価される銘柄と評価されない銘柄の差はどこにありますか?
-評価される銘柄は業績の安定性や事業戦略の明確性、成長性に優れている企業が多く、一方で評価されない銘柄は成長戦略や業績の不透明感、市場からの警戒感がある企業が挙げられます。
Outlines
📉 株式市場の動向と企業決算の分析
長屋裕子は、7月と8月の為替と株式市場の荒れを振り返り、企業の決算発表と市場の評価ポイントについて解説しています。円安の影響と世界経済の先行きに対する懸念が決算内容に反映されています。自動車や電気機械などの製造業が円安を追い風に好調でしたが、為替影響を除けば実際の売上高は減少している企業も多く、円安ボーナスの持続性に疑問が投げかけられています。また、中国やヨーロッパ、東南アジアの経済状況と、アメリカと日本の企業の決算結果が分析されています。
📈 株価の動向と市場評価
株式市場における評価される銘柄と評価されない銘柄の選出結果と、8月5日の大暴落後の株価の動向が解説されています。日経平均株価は一時大幅に下落した後、徐々に回復していますが、経済指標や企業の発表内容からはまだ注意が必要との指摘があります。特に、株価が大きく下落した銘柄の中には、決算発表後に失望的な結果が伝えられた企業も含まれており、株価の弱い企業も存在しています。
💼 個別企業の決算分析と市場評価
日立製作所とパナソニックホールディングスの決算発表と市場からの評価が比較されています。日立は業績の安定性と事業の選択と集中の進度合いが評価され、特にルマー事業の成長性が期待されています。一方、パナソニックは成長領域の3つの事業で伸び悩み、経営戦略に対する警戒感が強まっており、株価も下落しています。特に、EV電池事業の将来性に対する懸念が示されています。
🚀 企業の成長戦略と市場への影響
企業の成長戦略、資本コスト、株価への対応など、一連の発表内容に対する市場関係者の評価が紹介されています。日立は長期的な保有が期待され、パナソニックは経営戦略の不明確さと競争力の低下に対する懸念があります。市場はパナソニックの将来性に慎重な姿勢をとり、その影響が株価にも表れています。
Mindmap
Keywords
💡円安
💡株式市場
💡決算発表
💡評価できる銘柄
💡評価できない銘柄
💡業績の底硬さ
💡事業の選択と集中
💡デジタルトランスフォーメーション
💡為替影響
💡世界景気
Highlights
7月は為替の影響で株式市場が荒れ、8月は日本株式市場も同様の状況が続きます。
上場企業の決算発表が行われ、市場はその内容を評価しています。
市場は円安の影響で好調に見えても、実際の収益状況は異なることが明らかです。
円安ボーナスが持続するかどうかが市場に注目されています。
世界経済の先行きが不透明で、企業の決算発表に不安が伝わっています。
自動車や電気機などの製造業が円安を追い風に業績を上げています。
SNBC日光証券が3月期の決算企業の業績をまとめ、過去最高を記録しました。
円安の影響を除けば、多くの企業が実際は減収を記録していることがわかります。
2023年と2024年のドル円の月間平均レートを比較すると、20円程度の円安が進んでいることが分かります。
円安が進んでいることのインパクトの大きさに驚きがあります。
中国の不動産不況や国内経済の厳しい状況が続きます。
ヨーロッパ中央銀行の利下げが設備投資需要に影響を与えています。
東南アジアの車や剣気の需要回復に時間がかかるという声があります。
アメリカと日本の経済は注目されていますが、依然として不透明な部分もあります。
日経平均株価は8月5日に3万1円台まで落ち込み、その後徐々に回復しています。
株式市場は経済指標や企業の発表によって大きく動く状況が続いています。
市場が評価した銘柄は株価を戻し、評価されない銘柄は下落傾向にあることがわかります。
日立制作所の業績の安定性と事業の選択と集中が市場から高く評価されています。
パナソニックホールディングスの成長領域の事業が伸び悩み、市場からの評価が低いです。
パナソニックホールディングスはEV電池事業に注力していますが、市場からの警戒感が強まっています。
マーケット関係者の評価によると、特定の企業に対する警戒感や期待が示唆されています。
Transcripts
こんにちはマーケット担当の長屋裕子です
7月は為替そして今月8月はま株と
マーケットが荒れ続けているので私心が
休まりませんで株式市場が歴史的なこの乱
議を繰り返す中祝しと発表が続いていたの
が上場企業の決算発表ですま株式市場の
この取材をしつつ決算会見も色々見たん
ですけれどもなかなか厳しい内容の企業も
多くてですね世界景の先行きが少し不安に
なるような内容でしたそこで今日はこの夏
に発表された決算のポイントを振り返り
つつま歴史的な株価の乱行業を経た後も
株式市場が評価した銘柄っていうのは何
だったのかで今回もですねマーケット関係
者に評価できる銘柄と評価できない銘柄を
それぞれ選んでもらったのでその結果も
合わせてお伝えし
ます主にお伝えするポイントはこちらです
まずは今回の決算の特徴を振り返ります
数字だけ見るとこれ好調層に見える決算
だったんですけれども中身を見ると少し
先行きの不透明感が漂っていました続いて
歴史的な株価の乱行の後個別企業の株価は
どう変化したのでしょうかこれ乱高下の後
の株価の変化を見ていきます最後は
マーケット関係者の辛口評価です今回も4
人にま今回の決算発表を評価できる銘柄と
評価できない銘柄それぞれ選んでもらい
まし
たまず今回の決算の数字を見ていきます
こちらのデータはですねSNBC日光証券
がピッ採用銘柄のうち3月期の決算企業の
業績をまとめたものですこれ4から6月期
の数字を見るとですね全ての項目で前年
同期はりこの期間としては過去最高を記録
しました全体を牽引したのは自動車などの
輸送用機器や電気でま製造業は円安を
追い風に工業績だったことが伺える結果と
なりました数字だけを見ると好調なように
見えるんですけれども今回の決算で印象的
だったのは2つですまず1つが円安効果
ですま今回色々な計算会見でアナリスト
からついた質問というのが為替影響を除い
たこれ現地通貨ベースでの収益状況はと
いうものでした例えば小松はですねあの
北米の建設機会車両部門の売上はこれ数字
だけ見ると増収だったんですけれども実は
為替の影響を除くと減収だったんですねま
他の製造業でもこう決算説明会資料をよく
見てみると為替効果を除いたら減収現役と
いう企業結構ありましたまちなみにこれ
実際に数字を見てみないとこの1年でどれ
だけ円安進んでいるのか分からないと思い
ますなのでですねこちらに2023年と
2024年の4月5月6月のこのドル円の
月間平均レートをまとめてみましたこれ見
てみますとですね2023年に比べてま
大体20円ほど円安が進んでいることが
分かりますま例えばトヨタはですねこれ対
ドルで1円円安が進むと年間の営業利益を
500億円押し上げる効果があるんですま
こういった数字を見るとこれ20円も円安
が進んでいることのインパクトの大きさに
驚きますよねまで一方でこの円安効果って
いうのは企業の本当の強さを見えにくく
するこの負の面もあるような気がしてい
ますまそして気になるのはこの円安ボーナ
スていうのは今後も続くのかどうか
ですこちらにですね今回の決算発表で想定
交わせレートを見直した企業をまとめてみ
ましたこうやって見るとですね意外にも
円安ドル高水準に見直してる企業もあるん
ですまもちろんこれですね通期で鳴らした
時の想定化わせレートの数字なのでこれ4
から6月期が歴史的な円安水にだったこと
を受けてま下期の演奏場はもう少し実際は
円高になると見ている企業は多いですただ
ですね足元でこれアメリカのFRB連邦
準備制度理事会のま次の利下げのペース
ですとか日銀の追加利上げの動き次第では
為替が大きく動く可能性がありますま第2
市半期以降もこういった為替が決さんに
与える影響というのは大きそう
ですそしてもう1つ気になったのが世界
景気の同行です色々な企業のこれ発言を
聞いていると意外と明るい材料がないよう
な気もしてきましたまずですねこれ世界
地図見てみましょう中国ですねまずこちら
はま岩ずもがですよねま不動産不況が足を
引っ張る状況は変わらずで国内経済厳しい
状況が続いていますま一部の業種ではこう
需要低迷の底打ちの兆しが出ているような
んですけれどもどちらかというとまそばだ
という声が多かったですなので中国はです
ね国内経済のこの不審をカバーしようと
EV電気自動車や鉄工の輸出を今強化して
いますまこの輸出戦略が世界の価格競争に
今大きな影響を与えています続いて
ヨーロッパですこちらはですねECBあの
ヨーロッパ中央銀行が6月に利下げを決め
たんですけれどもインフレの落ち着きを
見極めるために追下げには今慎重な姿勢を
示していますまこれ金利が止まりしている
ので今機関や電気を中心に設備投資需要が
振るわない状況が続いているん
です続いて東南アジアですここはですね車
や剣気から需要回復に時間がかかりそうと
いう声がつぎました例えばタはですね今ロ
審査の幻覚から需要が大きく減少していて
この需要がですね年内に戻ってくるとは
思えないという声も出ていましたまた
インドネシアは金利の高止まりやあと新政
権のなどを控えていることが影響していて
投資をびる動きが続いていますまそうした
中で期待が集まるのがアメリカと日本です
まアメリカはこれ経済使用の今結果で一期
一憂する状況続いているんですけれども
雇用統計の結果だとかアメリカ企業の決算
を見るとま少し先行き心配になる部分も
ありますまなので今回の決算でも例えば
ソニーグループはですね決算会見の冒頭で
こアメリカを中心に景気が弱くなっていく
かどうかということがま最大の関心事だ
けれどもこれについては注意深く見守って
いきたいと話していてま企業の間でも警戒
感が強まっていますそしてですね日本です
ねこちらは今インマウンド客の消費活動
活発なんですけども国内の軽業感全体を
見るとま決して明るいとは言えません
例えば6月の実質賃金はプラスに転じまし
たが以前として今企業の値上げのリリース
ついでいますたまたま出た藤屋の決算会見
でも個人消費の同行について聞いてみた
とこやはり厳しいとでチョコレートも反則
をかけないと節約の対象になりかねないと
話していましたまた最近セブンイレブンは
おにぎりの低価格商品を発売しましたま
こうした動きも個人商品の厳しさを物語っ
ていると思いますまこうした状況に加えて
日銀は7月の政策決定会合で追加値上げを
決めましたまこうした動きがじわじわと
日本経済に聞いてくることになりそう
ですさて日本に触れると取り上げないと
いけないのが株価の動きですまあの歴史的
な乱行本当に私驚きましたまさかですね2
月に私史上最高値の取材をしたんです
けれどもその半年後にもうブラック
マンデーを超える大暴落とまさらにその
翌日ですね過去最大な上げ幅を目撃する
ことになるとはもう思いもしませんでした
ま株式市場のこれ暴走が本当止まらなかっ
たので私8月上旬は連日昼さてや有さ
そしてテレトビやまWBSとまテレビ東京
における株価ニュースのほとんどの対応こ
ちょっと求められていましてその合合間に
決算会見を聞くという生活をしていました
でですねこれ日経平均株価ちょっと見てみ
ますと大暴落した8月5日のオデねって
いうのは3万1円台まで落ち込みました
ただこの後ちょっとずつ回復してきまして
今この収録をしている8月16日はなんと
3万8617ドル
というように見えるかもしれないんです
けれどもどちらかというとですねやっぱり
経済指標や用人のこの発言でも大きく動く
状況ってのは変わっていませんなのでまだ
注意が必要ですでさてですねこの歴史的な
乱行源の中で決算発表の内容などを含めて
株式市場が評価した銘柄っていうのは何な
のでしょう
か今回は相場格言の他深ければ山孝市を
イメージし大暴落した8月5日から16日
までの株価の暴落率を調べてみましたま
決算発表の時期によって多少の差はあり
ますが株式市場全体の暴落に巻き込まれて
も評価される銘柄はきちんと株価を戻して
いると考えてみたんですで今回は日経平均
株価の公成銘柄を対象にしてい
ます上昇率の上位がこちらです1位は春に
もご紹介しました藤倉でしたこちら
やっぱり生成合向けの需要獲得ですごく
注目されていて今年はずっと株価が好調
ですもう月事のこの率など分析するといつ
も上位に入っていますそのためやっぱり
下落した局面で買いたいという人が強かっ
たようですそしてですねレーザーテックや
ソシオネクスとレゾナホールディングスと
いった反動体関連株やま三菱銃口やIHI
などの防衛関連株も上位に並びましたま
ただこうやって見てみますとね5日の取引
終了後に決算発表をした企業が多いんです
ねで今回実はこの表の1番右の列ですね
ちょっと1個数字を応用しましたこちらは
ですね日経平均株価が市場最高値をつけた
7月11日の終わりねから大暴落した8月
5日の騰落率をこれ計算したものになり
ますまこの数字もね一緒に比較してみます
とやはりこれ暴落で安くなったタイミング
で決算発表内用も良かったし買が集まり
やすい状況だったことが伺え
ます一方で厳しい結果となったのがこちら
ですま先ほどの上昇率の数字を思い出すと
この期間でさらに下落した銘柄があると
いうのは驚きかもしれませんま下落となっ
たこれ銘柄のうち明治ホールディングスは
ですねあの8月3日に大きく下落してい
なかったことを考えると株価の変動幅がま
元々小さい銘柄なのかなという印象もあり
ました一方で市政堂や三子は発表した決算
内容に対する失望売りが広がりまして
ストップ安水準まで売られていたんです
またですね下落ではなかった銘柄っていう
のもあるんですけれども1番下にある日経
平均株価のこの上昇率と比べるとですね
やはり株価の戻りが弱い結果となりました
ではこれまでに出てきていない銘柄も含め
て今回の決算で色々な発表した企業のうち
例えば第1市販期決算の数字や今後への
見通しや成長戦略また資本コストと株価を
意識した取り組みへの対応などこうした
一連の発表内容についてマーケット関係者
は具体的にまどういった部分を評価したの
でしょうか今回もですねマーケット関係者
に匿名で一連の発表内容について評価
できる企業と評価できない企業を選んで
もらいましたその結果がですねこちらに
なりますま先ほどの株価騰落率の表に入っ
ていた企業もありますねそれぞれの評価
ポイント見ていこうと思い
ますまずは大手運用会社ファンド
マネージャーのAさんですAさんが良かっ
たと評価したのは日立政策書でした実は
日立はですね他の人も選ぶか迷っていた
銘柄なんですこの評価が高いポイントは
大きく2つあります1つは業績の底硬さ
ですこちらに業績まてみましたまここ数年
はですね準利益6億円前後を安定して
稼げるようになってきているんですまこの
安定した業績を支えているのがインフラ
事業ですAさんはインフラはやっぱり短期
的な景気変動の影響を受けず安定している
ま受注のこの積み上がり方を見ても期待
通りの順調な数字だったと評価していまし
たまた日立ちがもう1つ評価されている
ポイントは事業の選択と集中が進んでいる
ことです実は決算発表する前に発表したの
が空調事業の再編ですまジョンソン
コントロールズインターナショナルとの
空調の合弁会社の保有株式をドイツの
ボシュに売却すると発表しましたまこの
売却には白く君のブランドで有名な家庭用
エアコンの工場も含まれれていますま日立
はこれまでも日立火星や日立金属などの
上場子会社を切り離し事業の集中と選択を
進めてきました今はですね事業部門見ると
ITとエネルギー道エレベーターや産業
機会などの産業の3つに集約されています
まこの3つの事業部門がこう世界が課題と
している分野とリンクしているそしてそれ
以外の事業は縮と撤退しているという点は
市場関係者からの評価が高い点でした特に
今新たな柱として成長しているのが企業の
デジタルトランスフォーメーションを支援
するルマー事業ですAさんはルーダを導入
した企業で収益改善という効果が出始めて
いるま導入企業の口を通じて普及が加速
するフェーズに入りずつあり収益力は
さらに高まっていくだろうと期待寄せてい
ましたまそうした期待が強いのか日立の
株価見ると非常に好調なんですそれこそ大
暴落した5日には大きくやっぱり売られた
んですけれどもその後すぐに株価を戻して
いて足元年初高値にま近い水準まで戻して
きていますAさんは日立ちは長期的に保有
したい投資家が多いと思うまマーケット
全体が暴落するような時に株が下がった
タイミングは買だと話していました一方で
評価できない銘柄に選んだのは
パナソニックホールディングスです何が
ダメなのかというとこちらご覧ください
こちらパナソニックホールディングスが
成長領域とづける3事業でEV電池省エネ
暖房サプライチェーン管理システムになっ
ています実は今回発表した第1市販期決算
でこの3事業のうちEV電池と省エネ暖房
が伸び悩みましたまこの3事業については
ですねどれも課題を抱えていまして過去の
決算会見ではこの3事業が足を引っ張って
いるようなという指摘を受けたこともあっ
たんですまAさもパナソニック
ホールディングスの現状について経営人が
これ自社のコア技術を理解していないのか
気づけば利益率が高くなるようなビジネス
が何もない状態と指摘していました今
パナソニックホールディングスが経営資源
を特に集中させているのがEV電池ですま
今回パナソニックホールディングスは
アメリカのインフレ抑制法いわゆるIRA
の補助金についてこれ受け取る権利を第3
者に売却することを明らかにしましたま
補助金を直接受け取るとこれ全額受け取る
までにおよそ2年かかる可能性があったん
ですけれども権利を売却することで今期中
に1000億円ほどの現金を確保できる
ようになりますまこの資金はアメリカでの
このEV電池の増産投資に当てる考えです
まAさんはこうした動きについてこの
パナソニックホールディングスの電池の
主な供給先であるテスラの生産がダウン
トレンドな上ま中国税の価格競争に
巻き込まれているまこういった軽資源の
集中が裏目に出そうと警戒していましたま
そうした懸念は株価にも現れています
こちらパナソニックホールディングスの
株価をよく見ますとですね今年に入っても
株価が大きく上昇することはなくどちらか
というと下落方向に動いているんですねま
世界的にEVのこの需要原則が明らかに
なってきている中で株式市場も
パナソニックホールディングスの経営戦略
を少会議的に見ているようですまAさんは
パナソニックホールディングスについて
シャープを見ているようだと期待を感じ
られる話が何もなくまこのままでは優秀な
人材が流出しさらに競争力が下がって
しまうと懸念していまし
た今回も1人目からちょっと厳しい評価に
なりました動画の後半では引き続き
ちょっぴり厳しめなマーケット関係者の
評価ポイントをお伝えします
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