【名著】マルクスの資本論|コロナ恐慌に搾取される前に
Summary
TLDRこの動画スクリプトでは、カール・マルクスの「資本論」を解説し、資本主義社会の構造とその持つ問題点を分析。マルクスは資本家による労働者の搾取が資本主義の崩壊をもたらすと予測し、商品の価値は労働者の労力によると主張。しかし、現代の法律が労働者を保護し、個人が商品を作り出すことができる民主化が進んでいる。そこで、労働者として守られる一方で、プチ資本家として商品開発に挑戦することで、資本主義社会での生き方を見出すことの重要性を説く。
Takeaways
- 📚 カール・マルクスの「資本論」は、資本主義が持つ構造的な問題とその将来予測について解説している。
- 💡 資本主義社会は、資本家が労働者を搾取する構造で成り立っているとマルクスは主張している。
- 🏭 資本家は商品を生み出す設備と労働力を買い占めて、労働者からの大きな価値を生み出す一方で、労働者に支払うのは再生産費のみ。
- 💸 資本家は労働者が生み出す価値と報酬の差額を通じて利益を得るが、これは労働者からの搾取である。
- 🔍 資本主義の進展と共に、労働者の立場は弱まり、資本家の権限は強くなるという格差が広がることを指摘している。
- 🕊️ 現代の労働者には、マルクスの時代に比べて労働基準法などによって労働者の権利が守られている。
- 🌟 労働者としての立場を変える鍵は、プチ資本家になること、つまり商品を生み出すことにある。
- 🛠️ 技術の進歩により、個人が商品を作り出すことが容易になり、労働者による商品開発の可能性が広がっている。
- 🌐 インターネットの普及により、個人がコンテンツやサービスを提供し、それを通じて報酬を得る機会が増えた。
- 🛑 資本主義社会においては、労働者としての権利を守りながら、個人の商品開発に挑戦することが今後の戦略になる。
- 🏆 個人の商品開発にはリスクがあるが、ブランドイメージや顧客への価値提供を意識することで成功の可能性が高まる。
Q & A
カール・マルクスの主張は何を示唆していますか?
-カール・マルクスの主張は、資本主義社会において資本家が労働者を過度に搾取し、それが続けば資本主義が崩壊するという未来を予測しています。
マルクスはなぜ資本主義が進んだ国で労働者の反乱が起こると予測しましたか?
-マルクスは19世紀のイギリスという資本主義が最も進んだ国を観察し、その中で資本家が労働者を搾取することで社会が不安定になるという構造を見抜いたからです。
マルクスの「資本論」で重要なポイントは何ですか?
-「資本論」で重要なポイントは、商品の価値が労働者の労働力によって決まるという考え方と、その力が資本家によって搾取される構造です。
マルクスの予測が当たった例として何が挙げられますか?
-マルクスの予測が当たった例としては、20世紀に起こった社会主義国家の崩壊が挙げられます。しかし、それはマルクスが予想していた労働者の反乱によるものではなく、管理の問題によるものです。
現代のサラリーマンにとってマルクスの理論はなぜ重要なのですか?
-現代のサラリーマンにとってマルクスの理論は重要で、資本主義社会の構造を理解し、不景気時の労働市場の動向や自己の立場をより適切に判断できるようにするためです。
マルクスはどのようにして資本家の搾取構造を分析しましたか?
-マルクスは商品の価値が労働者の労働力によって生み出されることを分析し、その労働力を低コストで支払うことで資本家が利益を得る構造を指摘しました。
マルクスの時代と現代の労働環境にはどのような違いがありますか?
-マルクスの時代には労働者保護に関する法律が不十分でしたが、現代では労働基準法などによって労働者の権利が守られています。
現代のサラリーマンが「プチ資本家」になるためにはどのようなことを必要としますか?
-現代のサラリーマンが「プチ資本家」になるためには、自己のスキルや知識を活用して商品を作り、市場に提供する能力と、それに付随するリスク管理の能力が必要です。
マルクスの「資本論」が現代社会に与える影響とは何ですか?
-「資本論」は現代社会においても労働者と資本家の関係、そしてその構造を理解する上で重要な視点を提供し、社会の不平等や経済的な問題に向き合うための洞察を与えてくれます。
マルクスの理論を現代のサラリーマンが応用するには、どのような態度を持つべきですか?
-現代のサラリーマンがマルクスの理論を応用するには、資本主義社会の構造を理解し、自己の立場を守るために法律を活用するとともに、変化する市場に柔軟に対応できる柔軟性を持つべきです。
Outlines
📚 資本論の解説を通じて現代経済の分析
この段落では、カール・マルクスの「資本論」を解説し、150年前に書かれたその内容が現代経済にも関連していることを示唆しています。マルクスは資本主義が進むにつれて、資本家が労働者を搾取し続けることで社会が崩壊するという理論を展開しており、特に19世紀のイギリスを事例にしています。しかし、実際には資本主義は崩壊せず、逆に社会主義国々が崩壊しました。マルクスの予測が間違っていたわけではなく、資本主義には依然として大きな課題があると語り、特に不景気時には資本家の搾取が目立つと指摘しています。
💼 資本主義の構造と労働者の立場
この段落では、資本主義社会の基礎となる商品とその価値の源泉について説明しています。マルクスは商品の価値が労働者の労働力によって決まると主張しており、労働力に対して支払われる給料は再生産費にすぎず、実際に労働者が生み出す価値と比べて非常に低いと明らかにしています。この構造が資本家による労働者の搾取を生み出し、不景気時にはそれが顕在化するという要点に焦点を当てています。
🔍 資本家と労働者の関係性に潜む問題
この段落では、資本家が労働者から生み出される価値を低廉な報酬で取得し、その差額を利益とする仕組みの問題点に焦点を当てています。資本家は労働力を買い占めて、その力を使い続けて新たな価値を創造し、さらには新しい技術を取り入れることで労働力のコストを削減しています。このプロセスによって、労働者の立場は弱まり、資本家の権限は強くなる一方であり、社会の格差が広がることを指摘しています。
🛡️ 現代の法律が労働者を守る役割
この段落では、現代において法律が労働者を守る役割があることを強調しています。マルクスの時代とは異なり、労働基準法などによって資本家の行為が一定の規制を受けており、労働者に対する搾取が抑制されています。しかし、経済の動向によっては労働者の保護が緩和される可能性があることも述べており、労働者は常に状況に注意する必要があると語っています。
🚀 労働者としてのチャレンジと希望
この段落では、労働者が商品を作り、プチ資本家として活躍する可能性について語っています。現代では、技術の進歩により個人が商品を作り出すことが容易になり、労働者は資本家の特権を共有できる状況にあると示唆しています。個人のスキルや経験を活かし、商品を通じて報酬を得るという新しい道を模索することが、労働者の希望につながるとアピールしています。
🌟 資本主義社会での生き方と戦略
最後の段落では、資本主義社会においての生き方と戦略について考察しています。資本主義は完璧ではないと理解し、労働者としての立場で商品作りに挑戦することが重要であると強調しています。商品作りはリスクに伴い、覚悟と準備が必要であると同時に、ブランドイメージの重要性も指摘しています。個人の商品が社会に価値を提供する存在になるためには、自信を持って提供できる商品を作ることの重要性が語られています。
Mindmap
Keywords
💡マルクス
💡資本主義
💡搾取
💡労働者
💡商品
💡再生産費
💡プチ資本家
💡労働基準法
💡社会主義
💡物価
Highlights
カール・マルクスの「資本論」は、資本主義が持つ構造的な問題を指摘し、150年前に書かれたが現在でも読み継がれている。
マルクスは資本家が労働者を過度に搾取し、それが資本主義社会の破綻の原因になると主張している。
「資本論」は、世界経済が停滞している現代において、その価値が特に際立つとされている。
マルクスの時代は資本主義が進んでおり、彼はその先端を間近で観察し、その欠点を捉えた。
マルクスは資本主義の未来を予測し、資本家の富の拡大と労働者の貧困化を語った。
社会主義が資本主義の反対であるが、実際には社会主義が崩壊した例が存在する。
マルクスの理論は、資本主義の欠陥を指摘し、現代の法律制度がそれを補うとされている。
労働基準法などによって、現代の労働者はマルクスの時代よりも守られている。
マルクスの「資本論」は、労働者と資本家の関係を深く分析し、その構造を明らかにしている。
資本家の利益獲得は、労働者の労働力を低価格で入手し、その価値を生み出すことによる。
現代においても、労働者が生み出した価値と報酬の間には大きな格差がある。
マルクスは資本主義の闇を明らかにし、労働者に対する搾取の構造を批判している。
労働者が商品を生み出す能力は、資本家の設備を持たない一般の人々にも開かれている。
個人が商品を作り、市場で成功する可能性がある現代の状況について語られている。
労働者としてだけでなく、プチ資本家として商品を作り、社会的影響力を得る方法が提案されている。
マルクスの理論は、資本主義社会の構造を理解し、労働者に対する搾取を防ぐための鍵を提供している。
現代の労働者は、マルクスの時代に比べて法的な保護が強化され、労働環境が改善されている。
マルクスの「資本論」は、資本主義の欠点を指摘し、労働者に対する搾取の構造を明らかにしている。
Transcripts
今こそマルクス
[音楽]
らっきょうか by 昨晩の保育良い転職を成功させてぬくぬくさん有馬
ユーチューバーしてる渡された目が多くします
今回は今から150年前に書かれた言わずと知れた駅指摘名調子本論について解説して
いきます
本書はドイツ出身の経済学者カールマルクス今画面に出しているいげんの塊ともいう
べきヒゲモジャのおじさん
この丸くず先生の考えをまとめたこっ2本でございますこの方は絶望的と言えるぐらい
とっつきづらい品なので多くの方が
マルクスの資本論ってなんかそのワード自体は聞いたことあるけどどんな本革ねまぁ
機材のなんか品でしょ
くらいの認識で止まってしまっているかと思いますただ安心してください今回はその
変態的に読み解くのが難しい保証
マルクスに怒られる覚悟でざっくりわかりやすく解説していきますこの資本論はですね
詳細をのちょうどお話しますが世界の景気が停滞している
時にこそ価値を発揮する本なんです現在2020年5月はまさに頃だの影響で世界経済
が無茶苦茶になりそうな気配ムンムンという状況ですのでぜひそんな厳しい状況を生き
抜くための知識を
マルクスの力を借りながら皆さんにお話できればと思います大きな流れとしてはまず
最初にマルクスの良い対決の方を大まかにお話しまして
続いてさらに高
ここだけをおさえておきたいという資本論の重要なポイントを重点的に詳細にお伝えし
てそして最後は毎度の通りサラため的補足として
じゃあ我々サラリーマンはどうすればいいのかというお話で締めくくる
そんな3部構成で進めさせていただきたいと思いますではいきましょう
ではまずマルクスの主張したかったこと大まかな結論をお伝えします
マルクスが本書を書くことで何を伝えたかったのかというとそれは資本主義はこのまま
行くと崩壊するよってことです
もう少し詳しく言えば資本主義の世界って資本家が労働者を搾取しすぎだよでとそう
ですねもっと柔らかく今っぽい言葉で
言うとすれば経営者とか投資家みたいなお金持ってなんだかんだサラリーマンを奴隷
みたいにこき使いすぎだとそんなんしてるとそれが原因で資本主義社会全体がぶっ壊れ
ちゃうよって指摘した
それが本書資本論なんですというのもマルクスが入ってた19世紀のイギリスっていう
のはまさに世界で一番資本主義が進んでいる状況でしたので
でマルクスはその資本主義最先端の現場を間近で見てたんです
その頃は資本主義を加速する真っ只中でしたので
マルクス以外の経済学者は資本主義によって自由に経済が回っていくことを整理として
どちらかというとどうやってこの資本主義をうまく波乗りするかという研究ばかりして
ました
ただマルクスだけは違ったんですまる
クスはお前らアホかとこのまま調子に乗って資本家お金持ちが好き勝手商売して
弱肉強食の世界突き進んで儲かる奴はもっと儲かるみたいなことを続けてたら世界全体
が崩壊するとこの時マルクスはどんな未来を予想してたかというと
資本主義がこれから更に加速してって
資本家は雪だるま式にどんどんお金持ちになっていくだろうどう
ただそれに反して労働者は搾取されつくして奴隷のような存在になってしまうと
そして最終的には切羽詰まりまくったその労働者たちが捨て身の覚悟で反逆に出て資本
主義は崩壊する
そんな予測をしていましたただ実際の未来はどうなったか皆さんのご存知の通り
死後
主義は崩壊なんてしませんでした逆にマルクスの資本論に強い影響を受けて資本主義と
は真逆の社会主義にかじを切った
ソ連とか中国こそが速攻で壊滅するわけです一応社会主義の説明もしておきますを社会
主義っていうのは自由に好き勝手商売する資本主義の真逆ですから国がすべての会社の
動きを
管理して必要な商品を必要な量だけ作らせてお給料も管理して皆平等
競争なんかしないでみんな不満がないように平等になるように国が全部計画してあげる
ね
全部決めてあげるねっていう国の運営方法です
なんだかうまくいけば理想的に思えるような仕組みですけど速攻で崩壊しました
その理由は
シンプルでサボる人が続出したからです
人間は競争したりとかめちゃくちゃ頑張ったらそのぶんご褒美がもらえるとか
そんな仕組みがあるからこそ頑張れる生き物なんですなのにすべてを平等にしちゃうと
どうせ頑張ってもサボってももらえる給料は一緒だよねってことでさ振る人側室
仕事としても会社としてもそして
国としても完全に進化が止まってしまい社会主義はすぐに崩壊してしまったんです
なるほどなるほどと資本主義に反した社会主義の国が最も簡単に崩壊してしまったと
いうことはマルクスの言ってたことはすべて間違いで資本主義こそがベストのしくみっ
て事ねといや実はそうでもないんです
マルクスはやはり資本主義の方
素敵なリスクを見抜いてましたしまあだからこそ今なお本書は多くの人に読み継がれて
いるわけですし
資本主義に関して言ってもやはり大きな課題を抱えているのは間違いないです
まずそもそもなんですけどソ連とか中国の動きに関してもマルクスとしては予想外の
ものだったんですというのもマルクスが予想したのは資本主義が進み切った国でロード
王者が反逆を起こすという未来であって当時のソ連とか中国っていうのは資本主義が
まだ全然進んでなかったですし
反逆を起こしたのも労働者の気持ちなんてよくわかってない国の指導者とかそういう
エリート階級だったんです
なので実はソ連とか中国の動きっていうのはマルクスが考えた未来とはちょっと違った
動きでどちらかというと当時
のソ連とか中国のトップが国民を思い通りにコントロールしたくて
マルクスの理論をねじ曲げて解釈して悪用したともいえるわけです
というように冒頭から色々小難しい話をしましたけども
まず前提として皆さんにお伝えしたいのは資本主義は現状を考えられる仕組みの中では
マシなもの
ベターなものではありますただマルクスの言うとおり間違いの欠陥はあります
特に資本家が労働者を搾取する構造これは今もなお続いてますしかなり厄介です
この
労働者に対する搾取の動きというのは実は好景気の時にはなかなか世に現れないものな
んです
だから最近はアベノミクスとか言われてたのでちょっと気づきにくかったかもしれませ
ん
ただこれからコロナの影響で不景気になると急に牙を剥きます資本家お金持ちが労働者
を搾取する動きというのはリーマンショックのときの派遣切りという現象と同じように
不景気の時にこそ浮き彫りになってきます
ここまででなんとなくマルクスの主張はご理解いただけたかなと思うのでここからは
マルクスの主張の一番大事な部分
特にこれからの不景気を生きる我々サラリーマンが絶対知っておいた方がいい部分
資本主義の深い闇搾取の構造について詳しく解説していきます
ということでここからは資本家が労働者を搾取する構造について
ここが我々サラリーマンにとって一番大事なエッセンスなのでより詳しくお話していき
たいと思いますその搾取の構造の核心に迫る前にまず前提からお話させていただきたい
んですけども
というのもマルクスもまず前提としてそもそもこの司法主義の世界が何で構成されて
いるのかな
で出来上がっているのかという分析から始めたからです
なんでそんなことをしたかというとですね例えば私たち人間の体
人体ってたくさんの細胞が集まってできているじゃないですか
我々の靭帯が無数の細胞によって構成されていることがわかればその細胞を分析する
ことで人間の体の仕組みが明らかになりますよねそれと同じ話で丸く
はまずこの資本主義社会の構成要素細胞は何なのか
それを明らかにしてこの資本主義社会を分析しようと試みたわけです
でこの資本主義社会の最棒的存在って何なのか
マルクスが出した答えは商品でしたこの資本主義社会というのは値段を付けて売ったり
買ったりできる商品という
構成要素がたくさん集まって成り立っているんだという答えにたどり着いたんです
資本主義社会というのは値段が付いている商品の集まり
集合体なんだと確かに考えてみると我々の身の回りの基本的に全てのものに値段が付け
られてますよね
我々は値段がついた商品に囲まれて生きている
それこそが資本主義社会なんだと
いうことですそこからさらに深掘りします資本主義社会の最棒的存在である
商品我々の周りに無数にあるその商品の中にも値段の高い商品と値段の安い商品であり
ますよね
次にマルクスはこの商品の価値の差値段の差は何から生まれるのかという点を考えまし
た
商品の値段価値って何で決まるのかその答えがこれからの資本家の搾取の話に深く
関わってくるんだけど
マルクスが考えた商品の価値が高いか低いかを決定する大きなポイント
それはわれわれ労働者の労働
降ったんですその商品の値段っていうのはその商品にどれだけ労働者の労働力が
詰め込まれているかで決まるんだとマルクスは答えを出しました
ちょっとこれだけではわけわかんないと思うので具体例を話します例えば木材
昨日破片みたいなものを焚き火とかに使いたいという人に販売する場合商品の価値
値段はめっちゃ安いわけです何でかって言う
と労働力が全然詰め込まれてないからですそこら辺で木材を拾ってくるというほぼ無い
に等しい労働力でできた商品なので
例えば数百円とかになっちゃうわけですただそれを木材木でできたテーブルに加工する
となると大きな労働力が必要になります熟練した職人が長い時間をかけて木を削ったり
しないといけないので
商品に詰め込まれる
労働力が大きくなってその結果値段も急に数万円とか高額になるんです
その木のテーブルにはもちろん職人さんが実際に木を削る作業時間もありますけどその
削る技術を身につけるための今までの労働時間労働力も込められていますのでそれも
値段が高くなる要因ですただまったく同じ材質
形の木のテーブルだったとしても日のテーブルを簡単に作る機械なんか開発されちゃっ
てもう職人さんの
長い作業が入らなくなってパートのおばちゃんがスイッチをポチッと押すだけで作れる
ようになっちゃえばその値段はガクンと下がって数千円とかになったりします
これももちろん機会を買うコストとかが商品の値段に影響して多少高くなったりはする
んですけどやっぱり決め手は労働者の労働力なんだと結局はその商品に労働力が込め
られている量が多い佑奈
いたで値段とか価値が決まるんだというのがマルクスの主張なんです
なるほどなるほどと労働力が価値を生む源なのかと目をつけたのはお金を持った資本家
達です
価値を生むにはお金を生むには労働力を仕入れればいいんだなと
人を雇えばいいんだなとさらに実は労働力には他の商品にはないめっちゃコスパの良い
精子
があるんです例えば春花お金持ちが労働力じゃなくて普通の商品
そうですね例えばみかんを仕入れたとしますただみかんは100円で仕入れて売ろうと
しても大体打ったときに100円くらいの価値にしかなりません
他にも例えば100万円の工場の機械を仕入れたとしても大体100万円分くらい働い
たらその機会って壊れちゃうようになっているんです
ちゃんとその商品の価値とお値段が釣り合ってるんです
春夏からしたら釣り合ってしまっている仕入れでもあまり儲からない商品ですただ
われわれ労働者が生み出す
労働力っていう商品は違います
労働力はそれに対して支払うお金より断然大きな価値を生み出してくれるという性質を
持ってるんです
人間はみかんとも機械とも違って誰かから認められようと創意工夫したり
ほかにも大量に労働力を仕入れるとその労働力同士で一致団結して想定以上の価値を
生んでくれますしかもここが超大事
労働力に対して支払う給料がポイントなんです
この言葉だけはちょっと小難しいですけど覚えて帰ってください労働力に対して支払う
給料は再生産費だけでいいんです
この再生産費っていうのは要は労働者が明日も元気に会社で働けるようなお金
生活着みたいなもんです食費とか家賃とか
もし家族
いればその養育費とかそういうお金さえ支払えばいいです
これって我々は慣れてしまっているのでなかなか気づかないけど実はおかしいですよ
労働力が生んだ価値と同じ程度の報酬をもらえてないってことなんです
だってもし資本家と労働者が対等で交換するのであれば労働力が会社で生み出した価値
を計算して例えば会社に利益を10億円もたらしたとしたら
まぁ全部とは言わないまでも半分の5億円ぐらいをあげましょうって話になりそうじゃ
ないですか
などにそうじゃなくて頑張って働いて何億の利益を上げようがそんな頑張り生み出す
価値をか
いけなくてあなたはお給料30万円もあればおいしいごはん食べてまあまあ良い
マンションに住んでぐっすり眠って明日からもう一生懸命働けるでしょ
だから給料は30万円ねっていう不公平な仕組みになってしまってるんです
労働者が生み出した価値と対等な交換になってないんです
もちろん現代21世紀においては仕事のパフォーム
半数に応じたボーナス制度なんかを用意している会社もあったりしますけど
いまも昔も原則として資本家が労働者に支払う給料っていうのは労働力の再生産費
つまり明日からも元気で働くための生活費を渡せばいいっていう仕組みになってしまっ
ているんです
となるとどうなるかそりゃ資本家はめちゃくちゃ儲かるわけです
労働力を買って
大きな価値を生み出してもらうだけど労働者には再生産費生活費さえ渡しとけば ok
仕入れた労働力によって生まれた勝ち例えば自動車を作ってもらったりとか
今までにない商品を発明したりしてもらったとしてもその価値は資本家のものになり
ます
そうやって労働者が生んだ価値と労働者に支払う生活費の差額が
基本可能得られる大きな利益になるんですしかも1回この仕組みを作ってしまったら
もう止まりません
その労働者が生んでくれたお金でまた新しい労働者を雇うと大量に仕入れた労働力が
またみんなで協力し合ってさらに大きな価値を生み出す
そうして生まれた巨大資本で次は労働力だけじゃなくて
最新のマシーンなんか
も買っちゃうその最新マシーンが導入されたらその最新マシーンを使いこなせる優秀な
労働力だけ残して他の労働者をクビにしちゃえば
さらにこそダウンもできるそんなこんなで生み出す価値を大きくすることと労働力の
コストダウンを多くの会社が続けていくとどうなるかだんだん巷に品質がよくて安い
コスパがめちゃくちゃ
いい商品ばかりが流通するようになっていきますつまり物価が安くなるって事です
物価が安くなるということは思い出してください労働者に渡す給料っていうのは再生産
費生活木ですから資本家からすれば物価に合わせてもっと給料安くしてもいいよねと
いうことになってさらに労働者がもらえる給料は減っていくんですそんなことを
繰り返していく
家に資本家の資本力権限はどんどん強くなって反対に労働者は発言権もなく
立場も報酬も悪くなるばかりいかがでしょうか
聞いてるだけでも恐ろしいですよねこの資本主義の社会というのは加速すればするほど
春歌がどんどん強くなって労働者がどんどん弱くなる仕組みなんです
そのポイントとなるのが労働力労働力が再生産費だけで c でられてしまうという
ことから生まれている
悲劇的な構造です資本家は莫大なお金を持ってますから
労働者が持つことができない商品を生むための設備を持っています
そういう商品を生む設備さえ持ってればあとはコスパのいい労働力を仕入れまくって
商品を生む設備
とコスパのいい労働力を掛け合わせて大きな価値を生む
それだけで春歌はめっちゃ儲かり続けるんです
おそらくですねここまで聴いていただいて労働者というか私と同じように普通に
サラリーマンとして働いている方は資本主義のあまりの闇っぷりにゲロ吐きたくなっ
てるんじゃないかなと思いますでも安心してください
ここからは明るい話ですここからはサラためて気補足として
でも労働者に希望あるぞそんなお話をさせて頂きたいと思うんですが
ただ勘違いもして欲しくないですし
本主義社会が残酷であることはやっぱり間違いないです
どうしても資本家がどんどん儲かっていて労働者である我々が弱い立場に追い込まれる
こんな仕組みになっているその資本主義社会の闇を正確に理解して対策を打っていく人
にだけ希望があるんだ
私からはそんなお話をしたいと思っていますということで明るい話
われわれ労働者
とっての希望は2つ国に守ってもらえるプチ資本家になれるこの2つの希望があるので
それぞれ解説していきます
まず1点目国に守ってもらえるという点です我々は国が定めた法律に守ってもらえるの
で
マルクスほど資本主義を悲観する必要はないんですというのもマルクスの時代はまだ
各国の法律が整備されてなかったので
資本家が労働者を奴隷のように扱ったとしてもそれを管理できてなかったですし
厳しく罰することもできてなかったんですなのでマルクスの目に見えた景色は現代の
我々に比べてかなり絶望的だったわけです
ただ今の時代は違います国が労働基準法という法律をつくって資本家
まあ経営者ですね
経営者が労働者を奴隷のように扱う内容ある程度を管理してくれています
例えば経営者が労働者をいます首にしたいと思ったとしても労働基準法があるのでそう
簡単にクビにはできないんですそれこそ頃まで全く商売が動いていなくて
従業員が入らなくなってしまったとしてもだからといってすぐに首にできたりはしない
んです
よっぽど労働者に
加湿とかがない限りは一度雇ったら雇い続けないといけない
そんなルールになっているんです逆にこのな不況が見込まれるこれからで言えば経営者
の方ががんじがらめでかわいそうとさえ言えるかも知れませんあと最近は残業とかも
厳しいですよねちょっと前までサービス残業みたいな
まさに旬果が喜ぶような支払う給料より労働者を多く
働かせる行為とかってわりと方向してたと思うけど最近を改善されてますよね
多くの企業でホワイト化が進んでいる気がします私も前職をブラック企業呼ばわりして
ますけどたまに前職の人に会って話聞くとかなり改善されてきてるみたいです実はこの
労働環境の改善の根っこの根っこには本書の存在があるんです
マルクスが今から150
年前に本書を使って世界各国に対して資本主義ちょっと行きすぎだとこのままじゃあ
まずで労働者が反逆に出るよって脅したことによって御料理に資本主義を進めていた
くにたちが資本家を規制する法律
労働者を守る法律を作っていったんです
その結果資本主義に少し歯止めが効いて世界各国は今もどうにか
資本主義の仕組みを続けてこれているそんな時代の流れもあったりするんです
ただだからといって国が守ってくれるから100%安心とは言い切れません
国がどこまでわれわれ労働者を守りきれるかは分かりません
4本方が経営者ってやっぱりパワーグルな発言権を持ってますんで
9
に対しても働きかける力がありますなのでこれからコロナの影響でまずでにっちも
さっちもいかなくなった場合にはもっと労働者を簡単にクビにできる法律作ってよ
なんて国に掛け合う可能性もありますし
ぶっちゃけ方の目をかいくぐって労働者をクビにしちゃう方法もあるっちゃあるんです
マルクスの時代とは比べものにならないほどわれわれ労働者の権利は守られて
のでさすがに丸くソード悲観する必要はないって事はご理解頂きながらもう
とはいえ政府とか大企業のトップがどんな動きをするかというのはこれからの不景気
こそ
注視が必要かなと思います
そして2点目の労働者の希望はプチ資本家になれるという話です
さもそも資本家っていうのはですねめちゃくちゃお金を持っている人であるのと同時に
商品を作る設備を持っている人とも言えるわけなんですよ
商品を生み出す設備と大量の労働力を仕入れられる人
それが資本家なんです商品を生み出すという行為も
昔はそういう資本家にしか実現出来なかったです
だから労働者は資本家になりたくてもなれずにずっと労働者のままだった
そんな背景がありますただ今は非常に幸運なことに巨大な工場なんて思ってなくても
自分の商品を作れる時代になってきました
商品を生み出す権利が民主化された後もいえるかと思いますそうで
例えばテレビ番組という商品を作りなんて昔はテレビ局にしか出来なかった訳ですけど
今では私個人だけでこのぐらいの動画なら作れちゃいますしそれを数十万という人たち
に届けることもできちゃう時代になりました
本の出版だって金取るとかノートを使えば出版社なんかに頼らないでも割と簡単に自分
で書いた文章を販売することが
できたりしますあと他にも wordpress とか vics とか使えば
ウェブサイトという商品を自分の手で作って販売できたりもします
要は商品を生むという行為が昔は工場を持った春歌だけの特権だったはずなのに今と
なってはそうじゃなくなったってことなんです
我々一般の労働者でも特別な資格なんか持ってなくても
商品を作れるようになったんです今私がお伝えしたのは web 型の商品ばっかです
けどそれこそ本当は工場を持ってないと作れないような商品
らだんだんと個人で作れるようになってきているんです例えばユニクロの ut みー
てサービスを使うとサラためロゴの入ったオリジナル小さく中も23日で作れちゃっ
たりします
おそらくここ10年ぐらいのうちに個人が生産できない商品のほうが少なくなってるん
じゃないかなと私は予想していますそうなるとですよ
この変化の大きい時代ですから大きな工場とか
は大量の人員労働力みたいな資本を持っていない
我々個人の方が身軽で大企業より逆に有利になったりしないかなと
身軽なので激しい時代の変化に合わせやすいです
大きすぎる資本を持ってないからこそフットワーク軽く
時代に合わせた商品を売れる分だけ生産できる個人
プチ4本買って今崎めちゃくちゃ可能性
であるかなと思いますもちろん資本主義が続く限りトップクラスの経営者とか旬果が相
変わらず強い立場にいるって事は間違いないですけど今から巨大な瞬間になるというの
はあまり現実的じゃないんで
我々が選ぶべきよさげな戦略は労働者として国に守られながら
プチ資本家として商品を作ってみるこんな戦略なんじゃないかなと私
は思ってますただの労働者からプチ資本家になるキーポイントは労働力を切り売りする
んではなくて
商品を作って報酬を得るという発想に切り替えるところから始まります
あなたの持っているスキルとか経験とそれと動画なのかテキストなのかそれとも洋服と
か食べ物だったりするのか何が生まれるか分かるんですけどとにかく個人で商品を持つ
っていう
ことにチャレンジしてみる価値は大いにあるかなと思います
はいということで今回はカールマルクスが書いた絵器子的名著
資本論について解説しました求めるとまず本書でマルクスが伝えたかった結論というの
は資本家は労働者を搾取しすぎだとこのまま行くと労働者が判断を起こして資本主義が
崩壊しちゃうよということですでその作者の構造というのは商品を生み出す工場などの
設備を持って
春歌が労働力を買いまくる労働力っていうのはその労働者と生活費さえ支払っておけば
それを大きく上回る価値を生み出してくれるっていう性質があるので
資本家は労働力が生む大きな喝と安い報酬の
この差額を懐に入れるそんなカラクリでボロ儲けしてますと労働者が一生懸命働けば
働くほど
瞬間はもう買って資本家の権限がぐんぐん強くなるのに反して
労働者の立場は弱くなっていく結果格差が広がっていくんです
ただまぁ確かに原作として資本主義というのは労働者に相当厳しいルールで運営され
ちゃってるわけなんですけども
改めて法則としてお伝えしたのはそれでも労働者に希望はあるというお話です
希望がある理由は9
2まず1つ目国が守ってくれるからというもので
マルクスの時代はめちゃくちゃでしたけどマルクスが資本主義の欠陥を厳しく指摘した
からこそ今の時代は労働者を守るルールが世界各国で確立されてきています
国とか企業の動きに注意は必要ですけど労働基準法で現代の労働者はある程度
を守られているのでさすがに丸くソード日田をする必要はないかなと
そして二つ目の理由がプチ資本家になれるからです
資本家になるために欠かせない商品を作るという行為が昔は資本家だけの特権だったん
ですけど
150年の時を経て語り民主化されてきましたとその流れはこれからも更に加速します
我々普通の労働者がこの手で
商品を作れる時代が来てるんです商品を作る仕組みは用意されているのでもし普通の
労働者で終わりたくない
プチ資本家を目指したいんだという方は是非商品を作るということにチャレンジしてみ
てください
そんなお話をさせていただきました最後に本目ですが今回の動画のポイントは資本主義
が決して完璧ではない
資本家は労働者を搾取しがち
夕闇があるんだということを理解していただくこととあとはその対策として労働者で
あっても商品を作ることにチャレンジしてみましょう
この2つがポイントだったかなとでその商品を作るみたいな話を私さらっとおっしゃっ
たんですけどぶっちゃけてしまうと結構商品を作って覚悟はいると思います確かに
仕組み自体はこの世界にいろいろ用意されてはいるんだけど
を商品を作るということは資本家もっと言えばあなたが一つの会社のように商品を
生み出すってことになるので当然世間にコケる会社があるようにわれわれ個人の商品が
コケることだって大いに考えられますなのでまず最初は固定費をかけないようにした方
がいいと思います
会社のプロのマーケティングチームがやっても売れない商品なんてごまんと生まれ
ちゃうわけですから
個人で商品なって作っても最初はまあ売れなくて当然なんですよ
売れなくてもすぐ引き返せるようにまず固定費だけはおさえましょう
あとこれも大事だと思うけどブランドというものを意識した方がいいかなと思います
商品を生み出すということは我々個人もある意味プチですけど会社みたいな存在になる
わけですかっこよく言えば社会に価値を提供
する存在になるわけですとなると日頃我々が何かの商品を買うときもどんなブランド
イメージのある会社が作った商品なのか
その会社って信頼できるのかっていうことを考えたりしますよね
評判をググったりしますよねそれと同じようにあなたが商品を誰かにウルってことに
なればお客さんはあなたにあなたが生み出す商品にどんなブランドイメージがあ
のかきっとキニナルはずなんですそんな中でとにかく売れればいい
とにかくお金が稼げればいいんだっていう商品を作る人なのか
自分の身近な人になって自信を持ってオススメできるような商品を作る人なのかで
ブランドイメージはまったく変わってきます
いやいやでもまあ個人でやる商売なんだからいいでしょってそういうブランドイメージ
をないがしろにしちゃうと
きっとあなたの商品
買うお客さんも嫌な気持ちになると思いますし回り回って結局自分自身を苦しめること
にもつながると思います
という意味では私は簡単に自分の商品を作ろうなんて言っちゃいましたけどなかなか
覚悟がいることだなと
その証拠として私も youtube に広告貼るくらいはできても何か商品的なもの
を作ってお客さんから直接お金をもらって販売するみたいな事ってまだできてないん
ですよ
まあただ難しいですし覚悟もいることだと理解しながらも
プチ資本家として
の資本主義社会を攻略するためには商品を作るというステップは絶対避けて通れないと
思ってるんで
これは自信を持って提供できるという商品が私自身に作れるようにこれからもっと精進
していきたいとおもいます
商品を作るということの大事さを理解しながらもなかなか踏み出せないという方は
まさしく同じ状況
私と同士なのでこれからも焦らず頑張っていき
ましょう今回は以上でございます
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とても嬉しいです説明欄に今回ご紹介した本のリンクを貼っておきますおすすめの本
ですので気になった方はそちらもぜひチェックしてみてください
あとツイッターもやってますので受ければフォローしてみてくださいではを統合し
ましょう整流エフェクトああ
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