医院の賃金アップをベースアップ評価料のエクセルでざっくり計算しよう
Summary
TLDRこの動画のスクリプトは、2024年の診療報酬改定で導入されるベースアップ評価量について解説しています。看護師などの給与引き上げのための特別な評価点数で、具体的な計算方法と点数の取り方を厚生労働省が提供するExcelツールを使って説明しています。医療機関がこの点数を算定することで職員の給与引き上げ原資を確保できることを、数値例を交えて分かりやすく示しています。
Takeaways
- 😊 2024年の診療報酬改定で決まった賃金アップのための加算点数
- 👍 看護師や薬剤師などに2.5%と2.0%のベアアップ
- 💡 外来在宅ベースアップ評価量という点数が新設
- 📈 厚生労働省が計算できるExcelを用意
- 📊 Excelに1ヶ月分の給与総額を入力するだけで簡単に試算できる
- 🔢 初診回数と再診回数も入力する
- 🤔 事務作業だけの職員は対象外だが、含みを持たせている
- 📉 点数を取るには施設基準がある
- 💰 1月あたりの収入増を試算できる
- 🙇♂️ 情報提供できるように努力したい
Q & A
ベースアップ評価量とは何ですか?
-2024年の診療報酬改定で決まった、賃金アップのための特別な点数です。
ベースアップ評価量の算定対象となる職員は?
-看護師や薬剤師、医療クラークなどの医療に従事する職員です。事務のみの職員は対象外です。
ベースアップ評価量の点数によって収入がどれくらい増えるか計算できますか?
-はい。厚生労働省が提供しているExcelの計算ツールを使用することで、およその収入増を算出することができます。
計算ツールで入力する「対象職員の給料」とは?
-ベースアップの対象となる職員の1ヶ月あたりの給与総額の平均値です。全職員の1年間分を入力するのは大変なので、1ヶ月分を入力します。
計算ツールでは初診と再診の回数も入力する必要がありますか?
-はい。過去3ヶ月間の初診と再診の回数を入力します。これによって算定できる点数が決まります。
無床診療所では評価量1と2の両方を算定できますか?
-診療報酬点数によって決まりますが、回数を調整することで両方算定できるケースもあります。
事務職員もベースアップの対象になりますか?
-基本的には対象外ですが、「その他医療に従事する職員」に含まれる可能性があるので、解釈によるところが大きいです。
計算ツールで入力する回数は実際の数値が必要ですか?
-いいえ、およその数値で構いません。シミュレーションを行うことが目的なので、現実的な数値を入力することをおすすめします。
6月からの算定点数を把握するには?
-計算ツールで入力する回数などを調整し、試行錯誤しながらざっくりと把握できます。正確に知りたい場合は1年間分のデータが必要です。
解釈指針等の追加情報はどこで入手できますか?
-診療報酬改定の内容がより明確になるにつれて、このYouTubeチャンネルでできるだけ早く情報を提供していく予定です。
Outlines
😊ベースアップ評価量の計算方法
<paragraph1>では、2024年度の診療報酬改定で導入されたベースアップ評価量について、看護師などの医療従事者の賃金引き上げを目的とした新增の評価点数であること、具体的なベアップの割合や評価額の説明がされています。さらに、評価量の算定条件としての施設基準も示されています。
😊Excelツールを使った試算
<paragraph2>では、厚生労働省が提供しているExcelの支援ツールを使用して、ベースアップ評価量の試算を行っています。看護師2人のケースと事務職員を含む4人のケースの2通りで計算しており、評価量や収入増を確認しています。
😊次回のお知らせ
<paragraph3>には次回の動画についての断りの一文のみが記載されており、内容はありません。
Mindmap
Keywords
💡診療報酬改定
💡ベースアップ
💡評価点数
💡対象職員
💡初診
💡再診
💡算定回数
💡算定付加
💡評価量
💡原資
Highlights
2024年の診療報酬改定で決まったベースアップのためのま点数について解説
看護職員などに対して、令和6年度に月額2.5%、令和7年度に月額2.0%のベアアップが決定
ベースアップ評価量の点数により、月額9万円、翌年7万2千円のアップが見込まれる
外来在宅ベースアップ評価量という新設された点数でベースアップ原資を確保
点数の算定条件として、医療に従事する職員が要件だが、事務作業補助者も含まれる
厚労省がExcelベースの計算支援ツールを提供しており、概算を算出できる
対象職員の平均月額給与と初再診の回数を入力することで、得られる点数と追加収入が計算される
条件によっては、評価量1ではなく2が適用され、より多くの点数が得られるケースもある
実際の職員構成と診療実績に基づいて試算することで、概ねの影響を把握できる
ジムスタッフを含めることで対象職員が増え、算定可能な点数と追加収入も増加する
ギギ解釈などにより今後も計算方法がより明確になる見込みだが、現時点での概算の参考になる
6月からの算定点数や、2年間での総収入増を概ね把握できるツールとして有効
今後も詳細情報をできるだけ早くチャンネルで提供していく方針
算定できる点数により収入増が見込めるため、チャンネル登録を推奨
Transcripts
医療機関のお役立ち情報をお伝えするウリ
チャンネルようこそこんにちは川村新也
です今日はですねベースアップ評価量を
まずはざっくり計算してみようという動画
になりますこのベースアップ評価量どんな
ものかと言いますと2024年の診療報酬
改定で決まりましたま賃金アップのための
ま点数ということになるんですけれども
こちら見ていただいてるのがですねえ昨年
12月に出た改定率の資料になあるんです
けれどもこの中でここですねうち看護職員
病院薬剤士その他医療関係職種について令
和6年度にベア2.5令和7年度にベア
2.0を実施していくための特例的な対応
ということが書いてありますこれについて
はプラスで0.6150m
にですよ令和6年度に2.5月30万給料
もらってる人であれば毎月ですね
7500円アップ年額にして9万円ほど
アップで翌年にですね2.0ということは
ま翌年になんですけど月30万の人は
6000円アップ年間7万2アップという
ところがま決まったということなんですね
でこれをどのようにするかということで
先日ですね投信があったわけなんです
けれどもそこでですねまちに向けた評価の
新設ということで点数がつきましたそれが
ですねこの外来在宅ベースアップ評価量
この他にもベースアップの原始になる点数
はあるんですけれども今日はま代表的な
こちらでご案内をしようと思うんです
けれどもえこちらですね初心の方には6点
最新の方には2点あとは訪問診療の時など
にこう点数がこうついている形になります
こちらなんですけれども1位だけじゃなく
て2っていうのもありまして1にプラスし
てそれでも足りない時は2も算定できます
よっていうのがあってその算定する場合は
この計算式を元にですねさらにこの次に表
があるんですけれどもそれでどれが取れる
かが分かりますみたいなえ形になってです
ねま実際何点打ち取れるのかっていうのが
ちょっと分かりにくいというえことなん
ですねただこれま分かりにくいのは承知の
上で厚労省がですねこれの計算ができる
Excelを用意してくれています
Googleでですね例えばベースアップ
評価量計算支援ツールとかで検索すると
厚労省の出してるExcelのところに
たどり着きますここからExelが
ダウンロードできますでそのExcelが
今ご覧いただいているものなんですけれど
もここにですねま計算式などをこう入れて
いくような形で計算ができますでちょっと
今日はですねまざっくりどれくらいって
いうのを知るのにも使えますのでその
ざっくり知るやり方でちょっとやって
みようかなと思いますでステップ1位の
ところで対象職員の給料を入れましょうと
いうシートが出てきていますでここに
2023年の3月から2024年の2月
までの給料をこうドンとこう入れるような
形にはなっているんですがこれ全部入れる
と調べるのが結構大変なのでこれ実はです
ね1月のところに111001万10万の
ような形で入れていくとまこの1月あたり
給与総額のまこれ平均値がこの緑色のとこ
に出るんですけれどもえここに入りますの
でまずはこう1ヶ月分だけざっくりこう
入れていくというところでいいと思います
でこの対象職員っていうのがどういう人か
と言うとですねこの点数を取るためのま
施設基準というのがあるんですけれども
ここに記載がありまして主として医療に
充実する職員意思仕返しを除くが勤務して
いることでこの対象職員は別表1に示す
職員でありもっぱら事務作業を行うものは
含まれない要するにここだけを見ると事務
だけの人は対象になってないということな
んですがこの別表1っていうのを見ると
ですねこれが別表1なんですけれどもま
薬剤士保健士助産師看護師ま色々ですね
理学療法士とかですね歯科衛生士とか栄養
師とか社会福祉士とかたくさんいる中でま
ここに石事務作業補助者というところで出
ていますので医療クラークのような方は
この対象になるということですねさらに1
個だけですね次のページに身その他医療に
従事する職員って書いてあってここに
ちょっと含みを持たせてますなので最終的
にジムの人が入るのか入らないのかって
いうところはですねちょっと義解釈的な
ところに任されるんじゃないかなという
感じはいたしますので今日はちょっと
二通りやっていこうと思いますまずジム
さんを除いて看護師さんが2人いてその方
の給料がま40万ずつだった場合ですね
そうするとま月の急予想額っていうのが
80万なのでま80万と入れますで1月
あたりの急予想額80万ということなので
まこれを元に次のステップに行きます次の
ステップは何かと言いますと初心何回算定
したか最新何回算定したかというところを
ま3ヶ月間分入れるんですけれどもこれも
1ヶ月だけまざっくり入れればいいと思い
ますうち初心月50人来るな最新の方
600人ぐらい来るな回と言った方が
600回と言った方がいいかもしれません
がというところを入れますそれで次の
ステップに行きますで無償診療所なので
無償診療所にチェックを入れるとこれ算定
付加っていうのが出てきてますこれは何か
というと先ほど言った外来在宅ベース
アップ評価量1とそれに満たない場合は2
を算定することができるで2が算定できる
のかどうかというと算定負荷ですよという
ところにえなってえいますのでこの場合は
1しか取れないというえところですねじゃ
どうやったら2取れるのって言うとここら
辺を少なくすると2取れるんですけれども
初心が20人ま20回来てえ最新が例えば
400回算定したとなると算定可能とえ
なるわけです看護師2人でえ初心20人
最新400人の医療機関があればえ2がえ
算定可能になってえ2の分は評価量1と
いう2の中でも1番安いものがえつけ
られるというえ形の計算が出てきますで
その結果ま最終ステップに行くとどれ
くらい上げられますよみたいなのが出てき
てですねベースアップ評価量による1月
あたりの収入はえこの場合1万
4800にえなりますのでえこれを原始に
えあげてくださいねということなんです
けれどもここま80万とえしています
80万ま1人あたり毎月40万のえ方です
けれどもこれ40万の方を2人ベース
アップさせようと思うとですね月2万必要
になります2.5上げようと思うと月2万
必要になりますのでこれちょっと足らんよ
ねみたいなところもあるんですけれどもま
それは私がこの点数を決
ことではないのでちょっとさておきですね
まこんな風に計算しますということなん
ですねちょっと最初に戻ってですねこれが
ジムの人も先ほどの別表の中の身で算定
できそうだとなった場合ですねえジムの方
4人30万の方が4人いますとなるとこれ
が全部で200万になります200万の
場合えどうなるかこの初心20回最新
400回っていうのそのままにしますと
ベースアップ評価は3になりまして初心が
ですね外来在宅ベース発表から2も取れ
まして24点がえ算定できるというえ形に
なりますその結果ですね原子がま
2万6000円この点数を取ったことに
よってま増えますよということがこの計算
式で出てくるような形になりますただま
実際常勤の方4人看護師2人で初心20回
最新400回ってことはなさそうなのでま
例えばですよ現実的なところで言うと新
60最新700まちょっとこれくらいにし
てみましょうそうするとベースアップ評価
量ま1番低いところがえ取れますねという
ところでその原子は2万9000円です
ねっていうのが出てきますまここら辺は
ちょっとポチポチですね変えながらこう
やっていくといいのかなという風に思い
ますちょっと看護師1人減ったから11
10000000万10万100万
160万にしますねそうするとどうかなお
これも算定可能だとかですねまそんな形で
でこのツールをこう見ていく形になります
はいいかがだったでしょうかま本来は1
年間分を入れたりですね3ヶ月分のですね
ま初心最新の方の回数をこう入れたりする
必要がありますのでもうちょっと正置に
やらなきゃいけないんですけれどもま令和
6年度に2.5上げよう令和7年度に
2.0上げようその原子がどれくらい
果たしてあるのかなっていうのをざっくり
計算あとは6月から初心の点数がうちは何
点で算定できるのかなというところををま
ざっくり把握するためのツールとしては
非常にえ有効かなと思いますので是非えご
活用いただければという風に思いますえ
これからですねギギ解釈等も出まして診療
報酬改定はま解像度がよりクリアにこう
なってくるわけなんですけれどもま
なかなかこれどうやってやるのとかですね
これ算定できるのできないのみたいな
ところで私たちからまご提供できる情報が
あればですねできるだけ早くですねえこの
チャンネルを使ってご提供したいなと思い
ますので引き続きですね情報ウチしたいな
と思われた方はですねチャンネル登録とし
ていただいて応援していただけると幸い
ですそれではまた
次回
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