Data Center Facility - Sustainability Metrics

Open Compute Project

1 Nov 202317:50

Summary

TLDRこの動画では、データセンターの施設における持続可能性に関するメトリクスについて議論されています。持続可能性グループのリーダーであるRobertが、エネルギー、温室効果ガス、水使用量、廃棄物、循環利用、地域生態系への影響などの5つの重点分野におけるメトリクスを提案しています。これらのメトリクスは、データセンターの設計者やオペレーターが持続可能性を追跡し改善するのに役立ち、また外部の利害関係者にもデータセンターの持続可能性を評価する基準を提供するものです。持続可能性は業界にとって重要なトピックであり、このようなメトリクスの標準化は、データセンターの環境影響を測定し改善するための大きな一歩となるでしょう。

Takeaways

🌳 データセンター施設の持続可能性グループは、排出削減、水の持続可能性、水処理、エネルギー効率的なIT、循環およびリサイクルに焦点を当てている。
📊 同グループは、施設のメトリクス、水・熱・エネルギー、建設時の排出削減に取り組んでいる。
⚡ データセンター施設の持続可能性メトリクスには、エネルギー、温室効果ガス、水使用量、廃棄物、循環性、および地域生態系への影響が含まれる。
🌳 これらのメトリクスを測定することで、データセンター設計者やオペレーターが改善を追跡でき、施設のベンチマーキングと継続的な改善が可能になる。
🌐 メトリクスはOCPの認定プログラムにも組み込まれ、データセンターの選択や自治体への教育にも役立つ。
⚡ エネルギーメトリクスには、総消費量、PUE、再生可能エネルギー消費量、再利用係数が含まれる。
☁️ 温室効果ガスメトリクスには、スコープ1、2、3の排出量、カーボンオフセット、時間単位の一致が含まれる。
💧 水使用メトリクスには、水源別の使用量、WUE、リペレニッシュメントプログラム、サプライチェーンの水使用量が含まれる。
♻️ 廃棄物とリサイクルメトリクスには、電子廃棄物、バッテリーの再利用率、土地利用の集約度が含まれる。
🌳 地域生態系への影響メトリクスには、屋外騒音、種の多様性指標が含まれる。

Q & A

データセンター施設持続可能性グループの共同リーダーは誰ですか？
-プリア・チャとショーン・ジェームスです。
データセンター施設持続可能性グループが注力している分野は何ですか？
-排出削減、水の持続可能性と水処理、エネルギー効率の向上、循環利用とリサイクルです。
データセンター施設持続可能性グループはどのような作業ストリームに焦点を当てていますか？
-指標、水、熱、エネルギー、建設排出削減に焦点を当てています。
データセンターの持続可能性を評価する際に考慮される5つの焦点エリアは何ですか？
-エネルギー、温室効果ガス、水使用、廃棄物・循環利用、地域生態系への影響です。
データセンターの持続可能性評価で重要なメトリクスは何ですか？
-全エネルギー消費量、PUE（Power Usage Effectiveness）、再生可能エネルギー消費量、RF（Renewable Energy Factor）、ERF（Energy Reuse Factor）などです。
温室効果ガスのスコープ1、スコープ2、スコープ3とは何ですか？
-スコープ1は直接排出、スコープ2は購入した電気による間接排出、スコープ3はサプライチェーンを通じた間接排出を指します。
水使用効率を改善するために考慮すべき要素は何ですか？
-総水使用量、水源の種類、WUE（Water Usage Effectiveness）、再生水の使用などです。
データセンターが地域生態系に及ぼす影響を評価するにはどうすればよいですか？
-土地使用総量、外部騒音、生物種の豊富さなどの指標を測定します。
廃棄物と循環利用の指標にはどのようなものが含まれますか？
-電子廃棄物のリサイクル、バッテリーのリサイクル、廃棄物の分別率などです。
データセンター施設持続可能性グループの成果はどのように共有されますか？
-OCReady施設認証プログラムの一環として、メトリクスが公開され、改善を促進するために利用されます。