Azure SQL Database Availability metric | Data Exposed

Summary

このビデオスクリプトでは、Azure SQL Databaseの可用性メトリックスの重要性とその機能について紹介しています。Anna HoffmanとRajeshが、Azure Portalから利用できる新しいメトリックスについて語り、データベースの可用性をリアルタイムで監視し、SLAに準拠した方法で評価できる点に焦点を当てています。エラーの種類や、ユーザーエラーとシステムエラーの違いについて説明し、ポータルでのメトリックスの可視化方法を紹介しています。

Takeaways

• 🌐 Azure SQL Databaseの可用性メトリックがAzure Portalから利用可能になった。
• 🤖 このエピソードでは、Azure SQL Databaseチームの主要PMマネージャーであるRajeshが登場し、可用性メトリックについて語っている。
• 📊 顧客はSQL Databaseの可用性を細かい粒度レベルまでモニタリングすることを望んでいる。
• 🔍 顧客は一貫性のある方法で、Azure Monitorと統合されたリアルタイムかつ高品質のメトリックデータを要求している。
• 📈 可用性メトリックは、個々のデータベースの1分間隔での可用性を追跡しており、Singleton DBやElastic Pool、Hyperscaleを含むすべてのサービスティアで利用可能。
• 🛡️ メトリックはSLAに準拠しており、データベースが接続可能かどうかに基づいて計算される。
• 🚫 ユーザーエラー（例えば、ファイアウォールの設定ミスや不正な認証情報）は、システムエラーとは区別され、可用性メトリックには反映されない。
• 🔧 システムエラーは、サービス側の問題であり、例えば40613のような一時的なエラーが含まれる。
• 🕒 メトリックのデータは、通常2〜3分以内に表示される。
• 🔗 ユーザーエラーとシステムエラーの詳細は、リンクで提供されており、顧客が自らのエラーを特定できるようになっている。
• 📚 Azure Portalで利用性メトリックを確認するには、データベースを選択し、メトリックを追加するだけで表示される。

Q & A

Azure SQL Databaseの可用性メトリックとは何ですか？

Azure SQL Databaseの可用性メトリックは、データベースの利用可能性を監視するための指標であり、1分単位の粒度で個々のデータベースの可用性を追跡します。

顧客はなぜ可用性メトリックが必要なのですか？

顧客は、SQL Databaseの可用性を細かいレベルまで監視し、Azure Monitorと統合してリアルタイムに近い情報を見られるようにしたいと考えています。

可用性メトリックはどのようにしてデータベースの利用可能性を測定するのですか？

データベースが接続可能で正常に動作している場合、またはユーザーエラーによって接続が失敗した場合、可用性メトリックは100％と見なされます。システムエラーによって接続が失敗した場合は0％と見なされます。

Azure Monitorとは何で、可用性メトリックとどのような関係がありますか？

Azure MonitorはAzure内のすべての監視ソリューションのための一元的なダッシュボードであり、可用性メトリックはAzure Monitorメトリックとして利用可能で、既存のアラートやカスタム監視設定と互換性があります。

ハイパースケールおよび一般的なサービス階層では、可用性メトリックはどのように適用されますか？

ハイパースケール、汎用、ビジネスクリティカルなサービス階層を含むすべてのサービス階層で、可用性メトリックが適用され、データベースが単独またはエラスティックプールの一部であっても利用可能です。

ユーザーエラーとシステムエラーとはどのように定義されていますか？

ユーザーエラーは、ユーザーの設定ミスや認証情報の誤り、リソースの使い果たし、または管理操作（スケーリングやフェイルオーバー）中に発生するエラーであり、システムエラーは、Azure SQL DBサービス側の問題によって生じる一時的なエラーです。

SLAに準拠した可用性メトリックとはどのような意味ですか？

SLAに準拠した可用性メトリックは、顧客がサービスレベルアグリーメントに従ってデータベースの可用性を監視できることを意味しており、1分間のダウンタイムは、システムの問題による継続的な接続試行の失敗にのみカウントされます。

データベースがアイドル状態のときに可用性メトリックはどうなりますか？

データベースがアイドル状態で接続試行がない場合、可用性メトリックは100％と見なされます。これはクラウドデータベース管理サービスプロバイダーが共通して使用するSLAの定義に従っています。

可用性メトリックの値はどのように決定されますか？

可用性メトリックの値は、0％または100％のいずれかであり、接続試行が成功した場合、ユーザーエラーによって失敗した場合、または接続試行がない場合は100％と見なされます。システムエラーによって接続が失敗した場合は0％と見なされます。

ポータルで可用性メトリックを見たい場合はどうすればよいですか？

ポータルにアクセスし、データベースを選択して「可用性」というメトリックを追加すると、そのデータベースのSLAに準拠した可用性データを見ることができます。

この可用性メトリックはどのような顧客にとって有益ですか？

大規模な顧客や非常に重要なワークロードを持つ顧客にとって、可用性メトリックは非常に有益で、彼らは自分のリソース内で何が起こっているかを透明度を持って把握したいと考えています。