【金融所得で国保料アップへ】新NISAも増税!? 政府の狙いについて解説します!

脱・税理士スガワラくん
12 May 202416:58

Summary

TLDRこの動画は、社会保険料の負担が増える可能性があるという議論をテーマに展開されています。現在、特定口座での厳選徴収により、配当金などの金融所得に関する社会保険料は上がっていませんが、将来的に対象になる可能性があるとされています。資産運用をしている人々にとっては大きな影響が予想されており、その対策としてマイクロ法人を作るなどの方法が提案されています。また、将来的にはマイナンバーで個人の資産を管理し、社会保険料の負担を増やすという流れも懸念されています。国民の声を上げて意見をぶつけるよう呼びかけています。

Takeaways

  • 😕 社会保険料が増える可能性があるという議論が行われている。
  • 🤔 配当金には社会保険がかからないという特定の仕組みがあったが、変更が検討されている。
  • 💼 特定口座での厳選徴収により、確定申告をせずに配当を得る制度が存在していたが、それが変わる可能性がある。
  • 📉 株や投資信託を通じて得た利益が、社会保険料の計算に組み込まれる可能性がある。
  • 📈 資産運用によって得た利益が、税金の優遇と国民健康保険の負担のバランスに影響を与える。
  • 🏦 金融資産運用に関する税金と社会保険料の変動は、将来の投資戦略に影響を与える可能性がある。
  • 💼 会社を通じて社会保険に加入することで、金融資産運用による影響を回避する戦略が考えられる。
  • 👥 資産運用をしている人々にとって、社会保険料の増加は大きな負担になる可能性がある。
  • 📊 所得税と社会保険料の関係について、所得が高くなるほど税負担率が減少するという逆の傾向がある。
  • 📢 国民の声を上げて意見をぶつけ、制度の変更に反対する必要があるという訴えがある。

Q & A

  • なぜ配当金に社会保険料がかかるという議論が始まったのですか?

    -配当金に社会保険料がかかるという議論は、確定申告をしない人とする人の間で不公平が生じているとの問題から始まりました。確定申告をしない人は社会保険料が上がらない一方、申告する人は所得に基づいて社会保険料が決まるため、これを是正するための議論です。

  • 特定口座で厳選徴収ありの場合、確定申告をしなくても良い理由は何ですか?

    -特定口座で厳選徴収ありの場合、配当金や株式の売却益に対して事前に20%の税金が源泉徴収されるため、確定申告をしなくても良いという制度があります。

  • 確定申告をわざと行う人のメリットは何ですか?

    -確定申告を行うと、株の売却損を他の売却益と相殺できたり、損失を3年間繰り越せるというメリットがあります。また、所得が低い人は源泉徴収された20%のうち、確定申告によって過剰に徴収された分を還付されることがあります。

  • 配当金に社会保険料がかかると、どのような影響がありますか?

    -配当金に社会保険料がかかると、特定口座で厳選徴収ありを選んでいた人たちの社会保険料が増える可能性があります。これにより、投資を通じた資産運用を行う人々の負担が増えることになります。

  • NISA口座での投資は今回の議論の対象となりますか?

    -NISA口座は特定口座の厳選徴収ありや税金がかからない制度であり、今回の議論の対象外となります。そのため、NISA口座での投資には影響がありません。

  • 配当金に社会保険料がかかることに対してどのような対策がありますか?

    -対策としては、会社の社会保険に加入することが挙げられます。会社を通じて社会保険に加入すると、給与に対してのみ社会保険料がかかるため、金融所得には影響がありません。また、マイクロ法人を設立することも一つの対策ですが、将来的には規制が入る可能性があります。

  • なぜ一億円以上の所得がある人の税負担率が低いのですか?

    -一億円以上の所得がある人は、事業所得や給与所得ではなく、主に株の売却益や配当金で稼いでいるため、税率が20%に固定されています。そのため、所得税の負担率が低くなります。

  • 確定申告をしないと社会保険料が上がらない理由は何ですか?

    -確定申告をしない場合、所得が計上されず、社会保険料の計算に影響を与えないためです。特定口座で厳選徴収ありを選ぶことで、配当金や売却益が所得として認識されず、社会保険料が上がらない仕組みになっています。

  • 社会保険料の負担を避けるための将来的な対策はありますか?

    -将来的な対策としては、マイクロ法人の設立や会社を通じた社会保険への加入が考えられます。ただし、これらの方法が普及すると規制が入る可能性があるため、状況を注視しながら対策を検討する必要があります。

  • 今回の議論はいつから実施される予定ですか?

    -今回の議論は2028年から実施される予定です。今後も議論が続き、具体的な施行日や詳細が決まっていくと考えられます。

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