【株式会社カケコム1/2】弁護士業界の時代遅れがエグかった‼︎のびしろしかないリーガルテックの将来性
Summary
TLDRスタートアップ酒場という番組で、急いで弁護士相談したいときに便利な弁護士のネット予約サービス「駆け込む」の森川社長が登場。弁護士業界はテクノロジーが遅れていたため、駆け込むのような新サービスが求められていたと言う。今後さらにこのリーガルテック領域の革新が進むと期待される。
Takeaways
- 😃 森川社長が率いる「駆け込む」は、弁護士のネット予約サービス
- 😊 弁護士をすぐにネットで予約し、食事をしながら相談できる
- 🤔 弁護士にも専門分野があり、相性も大切
- 😮 駆け込むでは即日での相談が2000円から可能
- 😀 早く相談したい時に即日で対応できるのが強み
- 🤔 5000円の30分相談と比べると少し高いが、すぐに判断できる
- 😲 以前はFAXが主流で、ホームページも禁止されていた
- 🤯 2000年代から徐々に規制が緩和されてきた
- 🧐 医療など他業界と比べてまだ市場規模が小さい
- 😃 テクノロジーを活用すれば、相談者と弁護士の両方にメリットが大きい
Q & A
駆け込むという会社が提供している主なサービスは何ですか?
-駆け込むは、弁護士のネット予約サービスを提供しています。ユーザーはウェブサイトから簡単に弁護士との予約が取れ、すぐに対面あるいはオンラインで相談することができます。
駆け込むのサービスを利用するメリットは何ですか?
-駆け込むを利用するメリットは、弁護士との予約がすぐにとれること、迅速に相談できること、弁護士の専門性を考慮して選べることなどがあげられます。相談までの待ち時間が短縮され、スピーディーに解決につなげることができます。
弁護士業界でテクノロジー活用が進む背景には何があるでしょうか?
-弁護士業界でテクノロジー活用が進む背景には、業務の効率化への要請、相談者とのサービス改善への要請、規制緩和などがあります。AIやオンライン化を進めることで、弁護士と依頼者双方にとってより良い体験が提供できる可能性があるためです。
弁護士から報酬をもらうことについての規制はどうなっていますか?
-弁護士業法72条により、弁護士への紹介手数料の支払いは禁止されています。ただし、WEBサイトへの掲載料などの固定報酬の形での支払いは認められています。依頼者と直接結びつかない形での報酬なら支払い可能な場合があります。
森川さんが弁護士系サービスを立ち上げようと思ったきっかけは何ですか?
-森川さん自身が顧問弁護士にすぐに予約が取れずに困った経験がきっかけです。弁護士へのアクセス改善や即日対応の需要があることを実感したため、駆け込むという予約サービスを立ち上げるに至りました。
2000年まで弁護士のホームページはなぜ禁止されていたのでしょうか?
-2000年までは弁護士の広告が全面的に禁止されていました。倫理綱領上、過度な営業活動を制限するためと考えられます。2000年代以降、規制が緩和され、今では広告・ホームページも可能となっています。
駆け込むの料金プランはどのようになっていますか?
-駆け込むでは1回10分2000円からの料金プランを提供しています。相場の5000円/30分と比べて多少高い設定ですが、予約の容易さと即日対応のメリットが特徴です。無料相談は実施していません。
駆け込む以外に弁護士業界で注目されているサービスはありますか?
-弁護士業界ではオンライン書類作成サービスや法務検索サービスなど、様々なリーガルテックサービスが注目されています。AIを活用したサービスなど、テクノロジーを推進する動きが活発化している状況です。
駆け込むは今後どのように事業を拡大していくつもりですか?
-ネット予約を中心としながら、オンライン対応の弁護士数を増やすことや、サービス内容の充実を図ることで差別化を推進する方針です。弁護士と依頼者双方の体験を向上させ、業界全体のデジタル化を推進したいと考えています。
Outlines
🚀 坂本達夫のスタートアップ酒場イエーイ:リーガルテックスタートアップ紹介
このパートでは、坂本達夫が「駆け込む」というリーガルテック(法律関連のテクノロジー)スタートアップの創業者、森川社長にインタビューを行います。森川社長は、弁護士のネット予約サービスを提供しており、利用者は簡単に弁護士を見つけ、ネットで即座に予約し、最短で相談できるシステムを構築したことを説明。このサービスは、事故や離婚などの問題を抱える人々が迅速に専門の弁護士に相談できるようにすることを目的としています。また、14の法律分野にわたって、それぞれの分野に精通した弁護士を紹介しており、一般民事から企業法務まで幅広くカバーしていることが強調されました。
📈 ユーザーエクスペリエンスの向上とサービスの進化
森川社長は、以前の弁護士とのやりとりが主にオフラインで行われ、時間がかかることに対する不便さを解決するために、ネット予約システムを導入した経緯を説明します。このシステムにより、ユーザーは弁護士との相談をオンラインで予約し、Zoomを通じて迅速に相談が可能になりました。この変更によって、ユーザーは自宅から簡単に適切な弁護士を見つけ、相談することができるようになり、時間とコストを節約できるようになりました。また、森川社長自身が経験した弁護士の相談が必要となった際のトラブルを基に、このサービスのアイデアが生まれ、ユーザーが直面する可能性のある問題に迅速に対応できるように設計されたことが強調されました。
🌐 リーガルテック業界の未来とテクノロジーの活用
このセグメントでは、リーガルテック業界の将来性と、テクノロジーがどのように業界を変革していくかについて議論されます。森川社長は、テクノロジーの活用が弁護士と相談者双方にとってより良い体験を提供する機会を創出すると指摘。また、弁護士業界が長らくFAXなどの古い技術に依存していたことや、2000年までホームページの保持や広告が禁止されていたなどの規制が、テクノロジーの活用を妨げていたことが説明されます。しかし、こうした規制の緩和や、インターネットの普及により、弁護士業界も徐々に変化し始めており、リーガルテックサービスの可能性が拡大していることが強調されました。
Mindmap
Keywords
💡リーガルテック
💡弁護士
💡ネット予約
💡相談
💡予約
💡専門性
💡オンライン
💡テクノロジー
💡マーケティング
💡ポテンシャル
Highlights
リーガルテックスタートアップについての紹介。
弁護士のネット予約サービスの創設。
サービスによってカバーされる法律分野の多様性。
特定の法律分野の専門家との相談の重要性。
従来の弁護士探しと相談の方法とオンライン予約システムの比較。
予約した当日に弁護士と相談できる利点。
迅速な相談のための手頃な価格設定モデル。
オフラインからオンラインへの相談方法の移行。
クライアントが自分の法律問題に特化した弁護士と迅速にマッチングするサービスの目標。
法律相談が必要になった経験に基づくサービス創設者の個人的動機。
弁護士ポータルサイトからオンライン予約プラットフォームへのサービスの進化。
法律業界のオンライン広告と予約を妨げる課題と規制。
法律セクターにおける技術の受け入れと統合の漸進的な過程。
法律技術サービスがクライアントと弁護士の体験を大幅に改善する可能性。
法律技術業界内の市場ポテンシャルと未開拓の機会に関する洞察。
Transcripts
坂本達夫のスタートアップ酒場イエーイ
本日の坂本達夫のスタートアップ酒場は
駆け込むという会社の森川社長にお話を
伺ってまいりますいわゆるあのリーガル
テック法律関係のテックっていう領域の
スタートアップなんですけれども法律関係
のスタートアップって結構なんかあまり
なじみがないというかどういうたところが
普通のスタートアップ違うんだろうみたい
な話だったりですとかそもそも何でそんな
スタートアップやれることになったの
みたいな話だったりとかいろいろ伺って
いこうと思います
というわけで
ゲストの歌曲もの森川さんですよろしくお
願いしますよろしくお願いします
どういうものなのかって教えてもらっても
いいですかはい一言で言うと
弁護士のネット予約サービスというものを
作っておりまして
弁護士を
探して最短もうすぐネットで予約できると
で最短食事で
相談できるサービスになってまして例えば
自分が事故を起こしましたとか
離婚しそうですみたいな時とかって普通
どうするんやろそういう時に
来てこの人に相談した方が
良さそうみたいなことを見つけられる
みたいななんか
弁護士って言っても
企業系に強い人もいれば男女の居酒屋に
強い人もいればみたいな感じで多分そう
いう専門とかもちょっと違ったりするもん
ですよね
竹を14分野の分野がありまして14分野
それぞれに
掲載してる弁護士がいる
なので誰がまあどの分野をやってる人なの
かみたいなところ
なるほどねやっぱその分野とか領域違う人
に相談しちゃうと全然ダメなんですか一応
一通りは知ってはいるわけですよねまあ
そうですねただやはりこうこの分野の専門
性が高い人みたいなところはあってあとは
大きく分けるとこう一般民事と
企業法務みたいな形に分かれてて
顧客が
企業なのか個人の方なのかみたいなところ
の大きい分類があってその一般民事の中で
も
刑事だけ専門でやってますっていう方もい
たりとか
一方で男女問題とか
労働問題とか
幅広くやってる方もおられるあーなるほど
ねじゃあその時とかではなかった時はそれ
を自分で
探さなきゃいけない
昔だとそれこそ電話帳で
探して
スマホで調べると思うんですけど電話
かけるとその事務所のだいたい事務員の方
が電話に出てヒアリング工夫をして
口頭で日程調整を行って
弁護士とスケジュールが合う時間で3日後
とか1週間後とかに事務所に来てください
みたいななるほどね今までだとこうオフ
ラインで相談するっていうのが当たり前
っていう感じだったのでそれが駆け込むの
場合だと
ネット予約っていうものを作ってまして
弁護士のカレンダーとかか連携されていて
この弁護士は例えば今日の夜7時から相談
できますみたいなえ当日とかも行けちゃう
んです
そこがすごいまあいいところかなと思って
だいたいその
相談したいなって思う時ってすげー急い
でる時とかすんげーモヤモヤしちゃってて
早くスッキリしたいみたいな時が多そう
ですよねそういうニーズになかなか
応えられるサービスが今まであんまり
なかったかなと思ってるんですけど金額と
かも10分2000円みたいな感じで
即日できる代わりに無料相談っていうのは
今ネット予約だとやってないんですよ
弁護士会の相談料の
報酬基準がだいたい30分5000円って
いうところが相場として定められてるので
そういう相場みたいな一応業界的に
駆け込むに掲載していただいてる方は
急ぎで相談できる代わりに10分
2000円からみたいなところですぐそう
だねなるほどねさっきの30分5000円
と比べて10分あたりで言うとちょっと
高いのかなっても思うけどでも逆に
5000円払わなくてもいいわけだから
相談してそれはもう全然勝ち目ないですね
今まで自分でそれって判断できないじゃ
ないですか
電話かけて調整して事務所に行って1週間
後に初めてはわかるみたいな1週間後々
事務所まで行っていやこういうので困っ
てるんですよあなた全然法律的には勝ち目
ないです帰ってくださいはいって時間も
かかるしお金もかかるしってなっちゃって
た
弁護士との相性とかもあるんじゃないです
か多分電話して事務員の方と日程調整した
だけだと絶対わからない
話す相手が弁護士さんじゃないから
弁護士さんと話してみたらうわなんかあの
電話取ってくれた人すごいいい感じだった
のになんか俺この弁護士はみたいな風に
なって最初相談料払っちゃってるしでも
この人に頼むのも何回嫌だしなみたいな
になっちゃうかもしれないとそれを
武智だと今までこう事務所に訪問してや
るっていうのが当たり前のところから電話
相談とオンライン相談と事務所の相談って
いうのを選べるんですよねなるほど
なるほどでもZOOMでサクッと10分
とりあえず
相談してでわってなったら本格的に
依頼しましょうみたいなのができるそう
ですね
めっちゃいいですね
合わないってなったらじゃあちょっと次の
時間明日明日の10時に別の人に予約入れ
て
合うかどうか調べられる今までちょっと
サイクルが数日とか1週間単位みたいなの
かもう1日とか2日単位でいい人と
出会える
めちゃくちゃいいじゃないですか
そういうサービス作ろうと思ったってこと
は
森川さん自身がなんかトラブってその弁護
士の相談しなきゃってなってうわーって
なったみたいな体験をされたんですかそう
ですね
弁護士のポータルサイトを始めて
将来的にやっぱネットの予約っていうのは
この業界でも
普及していくんだろうなってなんとなく
思ってたんですけど私自身それを運営して
いく中で自分で
弁護士を探して相談するみたいな体験で
顧問弁護士の方に相談するじゃないですか
ただやっぱり顧問弁護士の方もいい人で
あれば割とちょっとその3日後まではアポ
とか取れないみたいな
結構あると思うんですよ
顧問弁護士っていう形の人でさえそうなん
ですね
その家族も1社のためだけに全部の時間
とってくれてるわけじゃ当然ないそういう
時にやっぱり自分自身がもう今日相談した
いって
めっちゃあると思うはいはいはいはいはい
はいはい今日相談できるんだったらお金も
全然
払います
このサービスは絶対あった方がいい
経験が
運営していく中で思ってさっきお話の中で
弁護士のポータル回答をやってる中で
ちらっとおっしゃってますよね予約
サービスの前に
弁護士系の別のサービスやってたって
元々その予約っていうのがポータルサイト
の1機能みたいなポータルサイクってどう
いうものだったんですよ
弁護士が
掲載をして
相談者が弁護士を検索して
うちもそのネット予約が元々はなかったん
ですね
なんか乗ってるで選んだら電話かけてね
だったんですけどそれをもうネット予約
っていうところに今シフトしてそこの
サービスという感じで今やってるなるほど
ねだから元々は弁護士さん探せるサイト
ですよだったのがちょっとなんか方向性
変えたというか予約できるサービスです
よっていう風に切り替える
もともとでもその弁護士さんていうのを
テーマにしたサービスをして起業するって
いうので始まってるんですか
元々は今ってこう人が困った時に
結局スマホで調べると思うんですよね
だいたいこう知恵袋とかが出てくるみたい
なそれはそれで役立つこともあると思うん
ですけど
結局誰に相談したらいいかとかどうしたら
いいかっていう
解決まではなかなか見えないなとうんそう
いう時にここに行けば
困ってる人が次の一歩を踏み出せるみたい
なサービスがあればいいなっていうのが
最初の構想
なるほどその中で
解決する側の役割を担ってる人ってどう
いう人がいるんだろうみたいなところを
まあ調べていってましてその上で弁護士が
すごい大きい役割を担ってるなという
ところなるほどねじゃあ最初は別に弁護士
っていう風に決めて始めたわけではなくて
困ってる人の解決をするサービス作りたい
困ってる人を解決しているのって誰なん
だろう弁護士だよねっていうの見つかって
じゃあ弁護士で何かやろうみたいな
弁護士業界がすごいあのここ最近が変化の
波がさらに大きくなってきてるなっていう
のを感じてすごい興味のあるそういうこと
は
弁護士系で上場してる会社とかいわゆる
リーガルテックみたいなサービスとか結構
なんか名前聞く機会ってここ数年とかで
増えてきてますよねこれって何が起きてる
んですか弁護士が結構この弁護士業界に
興味も調べたのが2010年7年とか
2017年今から56年前とかですね
何が大きいかっていうと1つは
テクノロジーが
活用されていくっていうのがこれから
もっと本格的に進んでいきそうでそれに
よってすごい大きい変化が生まれそうで
弁護士にとっても
相談する人にとってもより良い仕組みを
作ることによって良い体験ができそうだ
なっていうなるほどね確かに僕その
リーガルテック系のサービスの人に昔1回
聞いたのが
意外と弁護とかいう放送の業界っていまだ
にFAXとかめっちゃ使われてるでとかっ
て聞いたことあってマジかみたいな感じ
だったんですけど結構だからその
テクノロジーの活用みたいなのが進んで
なくてでもこれから来るよねみたいな
まさにその調べた時にまあなんでネット
予約とかないんだろうっていうのは思って
たんですよいや思いますよね大体のもの
ネット予約って今できてで当然じゃん
みたいな感覚ですよねなんで結構それも一
つのポイントだったんですけど他にも結構
いろいろあって例えば
規制が結構強いっていうのが分かって
元々2000年まで弁護士業界行って
ホームページ持つことそれは禁止だったん
ですどういうことホームページ
広告も一切禁止って感じだったんですか
弁護士ホームページなかったんですよ
さっき電話帳って言ってたのはリアルに
ホームページとかがないから
送り方なんですよ
報告も禁止広告結構してません今はもう
全然広告自体はOKなんですけどそれが
その徐々に2000年代から
解禁されていったみたいなそういう背景も
あって他の業界に比べると多分始まったの
が遅いっていうそもそもの
未だに
規制があって
弁護士法72条っていう法律で
弁護士に例えば紹介して手数料
アフィリエイトみたいな形でもらうPを
もらうっていうのが禁止されてるっていう
未だにえそうなんですか結構
混乱してますよね
弁護士さんに繋がれてで
弁護士さんからありがとうつって報酬もら
うっていうのは今ないない
掲載量っていう形で月額のその掲載に対し
て
固定の金額を払うっていう形だとまあ1件
いくらじゃないんだけどか結構の中にその
弁護士さんの名前とかなんか情報とかを
乗っけるからその代わり1ヶ月いくら頂戴
ね固定ではOKなんだそうです
ね2000年代はそれもダメだ
それが
徐々にOKになってきてただ2017年の
時点でもまだ主要な上場企業って1社しか
なかったで結構普通に医療の業界とかだと
市場規模も結構違いますけど何十社って
上場企業あると思うんですけどそういう
意味でこう
適切な競争が起こってないっていうところ
を感じていてなるほどねそれはやっぱり
その
元々VC投資家やられてた目線からこれは
マーケットでかいけどまだ全然
余地あるねみたいなそういう目線で見て
たって感じなまあそうですねいい仕組みを
作ることによって
双方にとってやっぱり圧倒的に良い体験を
提供できるポテンシャルがあるなんて
いやでもそれはそうっすよねなんか例えば
今の話一つとっても変な話あの全然
書き込む経由で
問い合わせが来ない逆に自分たちの集客に
ビジネスにつながってない事務所も
めっちゃバンバン駆け込む経由で相談来て
ウハウハウってちょっとまああれですけど
なあ事務所も同じお金を今払ってるって事
ですよねいやそれは確かになんかもう
ちょっとよくできますよね
専門がマーケティングなんです
既成のせいでまだその
いいサイクルが回ってないってことなん
ですね
マーケティング的なところだけを取っても
そういう
課題がある上でさらに弁護士の業務
効率みたいな話だったりとかとかまで
含めていくとかなりこうテクノロジーで
より良い仕組みを作れるポテンシャルが
あるなんて
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