新型コロナウイルス感染症対策の文理融合研究-ウィズコロナ社会の展望 #3 研究成果報告2【京都大学 - RIETI 共催シンポジウム】
Summary
TLDR本発表では、増田氏が長浜で行われた第2期調査の結果を報告しました。調査は感染者数の把握と迅速な特定を目指し、抗体検査を実施。特に山本先生と長尾先生の支援を受け、血液検体を用いた解析を行いました。調査の結果、感染経験の有無やワクチン接種回数に基づく抗体の生成状況が明らかになり、特に感染予防と個人の行動変容との関係が強調されました。今後の感染症対策に向けた包括的な研究の重要性が再確認され、今後の調査計画についても言及されました。
Takeaways
- 🔬 この発表では、長浜市の調査結果に基づく研究が紹介され、抗体検査や社会調査を通じて、COVID-19パンデミックへの対応を検討しています。
- 📊 研究は、感染者数を迅速かつ正確に把握することの重要性と、感染予防に役立つソーシャルキャピタルや行動的社会的ネットワークの信頼の重要性を強調しています。
- 🙌 研究の大きな目標は、専門性を持つ研究グループを形成し、将来の感染症対策に向けた包括的な研究を行うことです。
- 🧬 高精度の抗体検査手法を用いて、京都大学病院の医療従事者や長浜港放送関係者ら600名以上が対象となり、血液からの検査が行われました。
- 💉 第2期の調査では、唾液から血液への移行が行われ、さらにはPBMC(単球)の凍存も行われ、将来の細胞培養や使用を可能にしています。
- 📚 研究は、ワクチン接種の種類や回数、性別比、年齢層など、参加者の概要を詳細に分析しており、これに基づく時系列の解析が可能となっています。
- 🛡️ ワクチンの接種は、発症や重症化を防ぐためのものであり、感染を完全に防ぐワクチンではないことが示唆されています。
- 🌡️ 抗体検査では、IgGとIgAの抗体濃度が測定され、これにより感染歴やワクチン接種の影響を評価することができます。
- 📉 研究結果から、ワクチン接種回数と抗体濃度の関係、感染歴のある者の抗体濃度が高いことが明らかになりました。
- 🔄 感染歴のある人々の抗体濃度が減少するまでの期間や、ワクチン接種後の抗体濃度の持続期間などのデータは、今後の研究で重要になるでしょう。
- 🔑 発表の最後に、今後の課題として、ミクロン株などの変異株に対する抗体検査の開発や、社会的心理的な観点からの調査の重要性が示されています。
Q & A
このスクリプトはどのような内容についての報告ですか?
-このスクリプトは、長浜の調査結果に関する報告で、特に抗体検査や感染者数の把握、感染予防に影響する社会的な要因について説明しています。
研究の大きな目標は何ですか?
-研究の大きな目標は、今後の感染症の拡大を抑えるために、エビデンスに基づくアドバイスや政策提言に活用できる包括的な研究を行い、感染者数を迅速かつ正確に特定する方法を開発することです。
抗体検査とはどのような検査ですか?
-抗体検査とは、感染したことがあるかどうかを調べる検査で、血液中の抗体の有無や濃度を測定することによって、過去に感染していたかどうかを判断します。
ワクチン接種の回数と抗体価の関係について説明してください。
-ワクチン接種の回数が多いほど、S1やRBDに対する抗体価が高くなる傾向がありますが、接種回数と抗体価の関係は単純な比例関係ではなく、接種後の経過時間も影響します。
感染歴のある人といない人在抗体価の違いはどのようになっていますか?
-感染歴のある人はN抗体が高く、感染歴のない人や不明な人のN抗体価は低い傾向にあります。これは感染歴のある人が実際にウイルスに感染していることを示唆しています。
ワクチン接種後の抗体価が減少するのはどうしてですか?
-ワクチン接種後、抗体は一定のスピードで血中から減少していきますが、記憶細胞が残っているため、再感染時には迅速に抗体が作られます。
ワクチンの接種はなぜ重要だと考えられていますか?
-ワクチン接種は、感染症の流行を抑制し、発症や重症化を防ぐために重要です。特に、RNAワクチン技術は将来の感染症対策において、迅速なワクチン開発に欠かせないものとされています。
感染歴が不明である人たちはどのようにして感染歴を特定するのですか?
-感染歴が不明である人たちについては、抗体検査を通じて感染歴を特定することができます。N抗体が陽性である場合は、感染歴がある可能性が高いと判断されます。
ワクチンの接種回数と感染リスクの関係について説明してください。
-ワクチンの接種回数は、感染リスクを下げる効果があります。特に3回目以上の接種は、抗体価が高くなることで、感染症の予防に役立ちます。
抗体検査の感度と特異度とは何を意味していますか?
-抗体検査の感度とは、実際に感染しているときに正しく陽性と判定する能力であり、特異度は、実際に感染していないときに正しく陰性と判定する能力を指します。
ワクチンの接種と感染歴の関係について、このスクリプトからどのような結論が得られますか?
-このスクリプトから、ワクチン接種は発症や重症化を防ぐ効果があることがわかりますが、感染歴がある場合でもない場合でも、十分な抗体価が得られない可能性があることが示唆されています。
Outlines
📊 長浜の調査結果報告
増田氏は、長浜の調査結果と第2期の報告を行い、山本先生と長尾先生の支援に感謝を表します。研究の意義は、感染者数の把握と迅速かつ正確な特定方法の開発であり、社会科学的調査も感染予防に大きな影響を与えていると指摘。研究の目標は、将来の感染症対策に向けたエビデンスに基づくアドバイスや政策提言の活用です。
🧪 抗体検査と研究方法の紹介
第2期の調査では、1100名の交際検査が血液検査によって実施され、細胞を凍らせたライブラリーを作成しています。また、社会科学的な調査も行われ、時系列の解析が可能に。参加者の概要とワクチン接種の種類、回数などが紹介され、採血は台風による中止や変更があったと報告されています。
🛡 ワクチン接種と感染歴の自己申告
参加者のワクチン接種状況と感染歴の自己申告が分析され、ワクチンの種類や接種回数が詳細に報告されています。感染歴があるかどうかに応じて、抗体検査の結果がどのように変化するかについても触れられています。
🧬 抗体検査の種類と分析
抗体検査の種類と分析方法が説明され、IgG、IgA、IgMの役割やワクチンの種類に応じた抗体反応についても議論されています。また、Sタンパク質に対する抗体の分析結果が示され、感度と特異度に基づく閾値の設定が決定しています。
📈 ワクチン接種と抗体反応の関係
ワクチン接種の回数と抗体反応の関係がグラフで示され、特にS1、RBD、Nに対する抗体の変化について詳細に分析されています。接種回数が多いほど抗体反応が高くなる傾向があり、感染歴のある人と無しの人での抗体レベルの違いも報告されています。
🔍 抗体検査の結果と分析
抗体検査の結果が分析され、感染歴がある人と無しの人、または不明な人の抗体レベルの差が指摘されています。また、ワクチン接種が終了してからの時間が経過するときの抗体価の減少傾向についても考察されています。
📉 感染歴と抗体保有率の関係
感染歴がある人と抗体保有率の関係が調査され、感染歴がある人がより高い抗体保有率を示していることがわかります。一方、ワクチン接種済でも抗体価が低いケースについても触れられ、感染後の抗体形成の重要性が強調されています。
🏥 ワクチン接種後の抗体価の変化
ワクチン接種後の抗体価の時間による変化が考察され、感染歴がある場合とない場合の抗体価の差が指摘されています。また、ワクチンの種類や接種回数と抗体価の関係についても分析が行われており、感染後の抗体形成の効率についても議論されています。
🤔 ワクチン接種の長期効果と対策
ワクチン接種の長期効果と今後の対策について議論され、変異株に対するワクチンの重要性や、ワクチン接種からの経過時間の公表の重要性が問われています。また、ワクチンの種類や接種回数と感染歴の関係についても考察され、今後の研究の方向性が示唆されています。
🔚 研究の意義と今後の展望
研究の意義と今後の展望が語られ、ワクチンの接種が発症や重症化を防ぐ上で重要な役割を果たしていることが強調されています。また、感染歴の有無やワクチンの種類に応じた抗体価の変化についても分析され、今後の研究課題やワクチン接種の戦略が議論されています。
Mindmap
Keywords
💡抗体検査
💡ソーシャルキャピタル
💡ワクチン接種
💡COVID-19
💡統計学
💡社会心理学
💡集団免疫
💡PCR検査
💡免疫応答
💡変異株
Highlights
長浜の調査結果報告を行い、第2期の抗体検査結果を紹介。
山本先生と長尾先生による抗体検査の支援に感謝の意を表す。
感染者数把握の重要性と迅速かつ正確な特定方法の開発必要性を強調。
ソーシャルキャピタルと行動的ネットワークが感染予防に大きな影響を与えることを指摘。
包括的な研究を行うために学生的な研究グループの立ち上げが目標となっている。
今後の感染症対策に研究結果がエビデンスに基づくアドバイスに活用できることを期待。
京大病院の医療従事者や長浜港放送関係者を中心とした600名以上の抗体検査実施。
第2期調査では唾液から血液への移行と採取方法の変更を実施。
血液からPBMCを凍らせ、細胞を培養して使うことができるライブラリーを作成。
ワクチン接種回数と種類の分布、感染歴の自己申告データをまとめたスライド紹介。
抗体検査におけるIgG、IgA、IgMの種類と役割についての解説。
ワクチン接種が誘導する抗体と感染によって得られる抗体の相違点について説明。
S1、RBD、N抗原に対する抗体の測定結果とその分析。
ワクチン接種回数と抗体価の関係、および接種後の抗体価の減少傾向について。
感染歴のある人と無関係の人間で抗体価の差異が明らかになった。
ワクチン未接種でも抗体が検出された人物の特殊な事例を紹介。
感染後の抗体価が低かった事例とその可能な理由について。
ワクチン接種後の抗体価と感染歴の関係、および集団免疫の達成度について。
社会科学的な調査と抗体検査の結果を組み合わせた分析の重要性。
今後の研究計画とワクチン接種後の抗体価の時系列データの収集の意義。
質問コーナーでワクチン接種の長期的な効果と定期的な接種の必要性について。
ワクチン接種後の経過時間と感染の関連性、および公表の重要性について。
Transcripts
兄弟の増田でございます私の方は今日は
ですねあの
長浜の
調査の結果
第2期調査ですねの結果の報告をさせて
いただきますであのお話し始める前にです
ね
今山本先生から方法論それからあの
測定のまああの解析のですねまあいろいろ
な
統計学的な人について話がありましたけど
も
長浜の
検体を用いた
抗体検査もですね
全面的に
山本先生と
長尾先生お二方にですね
支援していただきましたまずあのそこでお
礼をまず先に申し上げたいと思います
で
前のあの
シンポジウムとちょっとダブルところも
ありますけども今回の研究の意義をもう
一度
復習も兼ねてまとめたものであります
コビドのパンデミック対策にはですね
やはり感染者数を把握するということが
非常に大事でありましてそのためには
感染した人を迅速かつ
正確に特定するための
発生の開発が
必要であることは
言うまでもありませんそれに加えてですね
最初に皆さん先生から少しお話ありました
けどもやはりあのいわゆる社会科学的な
調査によるですね
ソーシャルキャピタルの
情報ですね行動であるとかですね
活動社会的ネットワーク確かに信頼こう
いうのがですね
感染とかですね
感染予防にですね大きく影響していること
は
明らかでありますのでこの流行とですね
個人の行動変容との関係を知るということ
も
改めて大事なことでありましてこのような
包括的な研究を行うためには
学生的な研究グループを立ち上げて
専門性を補完し合うような
質の高い研究が必要であるということが
今回のですね研究を始めた大きな目標に
なりますで最終的なゴールはですね
今後コビトに限らずですね信仰最高感染症
というのが
蔓延してくることは十分に期待されます
からその
対策においてですねこういう研究の結果が
エビデンスに基づくアドバイスであるとか
政策提言に
活用できたら
今後のですね
感染症の
拡大を
抑えることができるんではないかという
ことであります
それであの
まあこれ今回の概要ですけども
山本先生からの説明がありましたけども
京大利益パスする研究所で
国際的な共同研究組織して
医学それから社会科学を
融合した
総合的な
解析を行うということでありますで
パステルのマイケルホワイトが
確立した高精度の
抗体検査の
発生法を利用するとそれから
利益で
作成した
質問より社会的
社会科学的な調査を実施するということで
ありますで
京大病院の医療従事者
を中心とした
600名それから
長浜港放送のですね1100名これは
第2期でありますけれども
第2期で1100名の
交際検査を実施いたしました
第2期はですね
第1と何が違うかていますと代金の時は
ですね
ちょうどあの去年の
夏前でありましてまだですねまあ
ソーシャルディスタンシングであるとか
ですねあの密を避けるとかそういうことを
ですねかなり厳しく
守っていた頃でありまして
参加者を読んで
人とこの集めて採決をするということが
ですね
極めて難しかったんですねですので
採血をした
血液検体ではなくて
唾液の抽出
最終キットですね
各
家庭に送って
唾液を
提出してもらって
唾液で測ったということがあります
山本先生の研究は最初から
血液でされてますので
結果として
第1回目第2回目第3回目の調査が
比較できる
わけですけども
私どもの長浜の研究は第1期はですね
唾液であったとで第2期が今回血液でやり
ましたのでそのままですねその値を比較
するというのは難しいということになり
ますでどうしてかというと唾液はですね
まあ言っても交代の
量も少ないということと
不純物も多いということでやはりどうして
も汗がですね
データが
綺麗に
取れないというような問題もありました
これは
後々にはですね
唾液と台駅の調査の結果を何らかの方法で
比較することはもちろん可能であります
けども今回
発表はですね
第2期の調査に限らせていただきますで
第2期ではですね今申し上げたように採決
しましたから
全員からですね
血液から
pbmc
単価球ですねあの血液の中に入っている
リンパ球を含むようなですね
白血球の
細胞をですね
生きたまま
凍らせてそれでまた
研究所必要な時にですねそれを
回答して
細胞を培養して使うというようなことも
できるように
ライブラリーを全員から作りましたで
1100人全員のですねまあちょっと言葉
が
正確ではないかもしれませんけども生きた
血液が
フリーザーの中に残っているという
状況であります
で
統合的な解析を進めていくということで
あります
でこれがですね今私が口で説明したような
ことをもう一度理解したものであります
けども
第2期ここですねあの2022年の8月
から9月に
渡ってですね
交代検査を
血液を用いて行いましたで
社会科学的な
調査も同時に
実施しているわけで
社会科学的には調査はですね
特にそのマテリアルに
制限されることがありませんから1回目の
去年の
調査ですね
去年の調査と2回目の今年の
調査でですねまあ時系列の解析が行えると
いうことになりますそれはひろつ先生が私
の後に発表されると思いますで
山本先生も少しお話しされてましたけども
病院でのですね4回目の調査であるとか
長浜での3回目の調査というのを
現在計画しているところであります
まずあの研究参加者の概要とワクチン接種
回数種類をまとめたのがこのスライドに
なります
参加者はですね
合計で1103人でありまして
男女比がだいたい1対2ぐらいで
採血はですね
8月の20日から
9月の3日までの2週間の間にですね5日
採血病を設けまして1日200数十名の
採決を行ってまいりました
低い日もありますけどもこれだけの人数の
参加者が集まってくださったということ
ですで
本来従来あのもともとはですねもう少し
あの集まってくださる予定でありまして
実は採血病8月のですね
2日間設定してあったんですけども
ちょうどあの台風でお水でですね
長浜市の川が氾濫したということで急遽
中止になりましてそこで予約されていた方
がですね
他の検体採取日ではなかなか都合がつか
ないということで
ドロップされた方が数百人おられて
結果として
1103人集まったわけですけどもまあ
ちょっと数がですね減ってしまったという
のが残念なところですで
右にはですねワクチンの接種回数と種類を
示してあります1回
接種から4回接したこの回がちょっと
間違ってますけども4回接種まででですね
ファイザービヨンテックのワクチンそれ
からモデルなのワクチンそれから武田が
[音楽]
作ったですね
DNAワクチンのノーマボックスという
ワクチンを施設された方が
各々この数おられましたでノヴァバックは
ですね今も申し上げたように組み換え
DNAのワクチンだというふうに理解して
ますけども
多少ですね
ワクチンと
違うところがありますので
そういう方が2人おられましたけども今回
はこの2人の方は解析から覗いて111人
の人の解析をいたしました
で1101年の人のですね
接種回数の分布を見てみますと
全然摂取してないと
未摂取さがですね43人1回だけが7人2
回だけが93人3回が598人で4回が
360人ということで
ほぼですね
第3
回以上を取るとですねまあ
113人の中ので1位の中のですね
87%が3回以上
接種をされているということになります
で年齢送別でですね
ワクチンどれぐらい打ちましたかという
情報とそれからまあ摂取してから最後に
摂取してからですねの経過日数の文法を見
たのがこの
表とグラフでありますけども
ご覧になって分かるようにですね
下見ていただいたらわかるんですけども1
回打った人世界2回言った人といえばです
ねあの最近になって1回言った2回打った
ではなくてですねもう
本当に
ワクチンが
打てるようになった時に言ってですねその
後続けて何回も打つということをされてい
ない人でありますから12回目の人はです
ね
ワクチンを打ってからの
採決までの経過時間がですね
2780日が咲いて立っているという方の
コンピュレーションになりますこういう人
がここの7と93を足してですね100人
いらっしゃるわけですから全く売ってない
人が43人これは先ほど述べた通りです
年齢ごとに見てみますと
若い人がですね
ワクチンを打たなかったり1回2回打った
人が少し多いかなというふうには見えます
けどもまああのだいたいにおいてですね
あの3回4回が多かったということで
あまりばらつきにですね
優衣さんがないようにも見受けられます
で今度はですね
質問表によって
自己申告をしてもらった
感染歴がありますかありませんかという
データをまとめたものでありまして
質問はですねコビット19にサーズ2に
感染しましたかしていませんか
わからない言いたくないですかというこの
3つのですねあの
選択ができるんですけども
感染歴がありはですね
基本は
PCRとか抗原検査をして
陽性であったそしてあるいは病院にですね
行ったとかですねまああの保健所に連絡し
たとかそういう方がですねおられまして
それが全体の68に
そういう感染力がありというふうに
おっしゃった方がおられますで感染歴なし
がですね1008人ですねで
わからない言いたくないという生き方が
ですね25人おられましたでこの感染時期
のある人のですね
文法を見てみますと
αとかデルタですね
要するに
去年流行ったようなものでですね
感染した人はまあ合計して6人で大多数が
ですね
帯広に感染をしている人でありますそして
感染からの日数にしてもですね
多数の人はですね
BA1が流行りだした
頃に
感染をした人ということが
以降に感染したということになりますから
感染してからの経過日数は
200230日がMAXで
ごく最近に感染されたような
BF5に感染されたような方も
いらっしゃいますただこのBF5Ba2
BA1がですねこれは日本でですねこう
いうのがまあ
したというところでこの
数字をですね
合わせて切ってありますからあの何に感染
したのかということはもちろん正確に把握
はできていませんだいたい
感染したのがいつ頃だからこれだろうなと
いうふうな
感じになってますまあデルとαはおそらく
正確に
取れているとは思いますけどもウイルスの
時代のタイプを解析したわけではありませ
ん
でちょっと抗体検査にの話に入る前にです
ね
交代の種類について
少し解説をしておきたいと思います
山本先生も
IGGIGAIGMのことをお話しました
けども人の
体の中というか
脊柱動物の体の中にはですねもともと
B細胞がですねいろんな抗体を
表面に持って
血中を流れてるんですねでこれはどんな
外敵が入ってきてもまあ対応できるように
というのでそういう抗体を準備してあり
ますただし
抗体が
病原体と結合する
力というのはそんなに強くありませんで
結合する力が強い抗体はですね一旦B細胞
が
抗原を認識して
IGMの形のですね
抗体を出しているB細胞から
文化成熟をして
IGGであるとかigaであるとかですね
こういう抗体の
作るような
細胞になって
作られる抗体は
極めて
交代のですねあのアフィニティというか
結合力が高くて
生体防御の役割になるようなものであり
ますけども
IGMの抗体はですねまあ弱くくっつく
ぐらいで最初に何か怪しいものが来たか来
たぞというのを知らせるぐらいの役割の
交代だと思ってくださいまあそれで
山本先生のお金の話にもありましたように
IGMはもう測らないということで私たち
もかからずに起きましたで
IgGとIGAですけども
IGGはですね
血中に非常にたくさんあるんですね
血中の抗体の75%がIGGだと言われて
まして
非常にですね
ウイルスとか最近に結合する能力が高い
抗体でありますで一方igaというのは
ですね
血液中にも多少はあるわけですけども
15%ぐらいあるんですけども
主にですね
長官とかですねまあ粘膜の組織ですねに
存在してまして年末から最近ウイルスの
侵入を防ぐという役割をします
IG
Eはもう
直接今回関係ないから説明はいたしません
でこれでわかるようにですね
IgGという
ICTというのはですね
感染後に
ウイルスが体の中に入ってきた時に
防御する抗体でありますでigaというの
はですね
ウイルスが入るところ
鼻の粘膜であるとか喉とかですねそういう
ところにあって
ウイルスの侵入を防ぐものなんですねで
今回のワクチンがですね
IGGを誘導するような
ワクチンなんです実はですから
感染を防ぐものではなくて
病気の発症であるとか重症化を防ぐ
ワクチンであるということをもう一度
申し上げておきたいと思いますですので
感染を防ぐということにですね
特化してワクチンを作ろうと思うとこれは
IGAをたくさん作らせるようなワクチン
にしないといけないので
例えば
花の粘膜にですねコスプレーのようなもの
でサッと
を吹きかけるとかですねそういうワクチン
も実際に
世の中にはあるんですけどもそういう方法
で
誘導しないといけません
でサウスオブツールのですね
構造とこう
抗体検査の概要についてあの少しあの
山本先生から
文章で説明もありましたけどもサーフ交通
ってこんな形をしていてテレビでもよく皆
さんご覧になるから
ご存知だと思いますけども
Sタンパクというのがですね表面にこう
いうふうに並んでるんですねこれスパイク
タンパクと言いますで
RNAワクチン今回のモデルナットですね
ファイザービヨンテックのワクチンはこれ
に対する抗体を作らせる
ワクチンなんですねですから
ワクチンを打つとこういうところに
抗体ができるわけですで
山本先生から3種類ありますよと説明が
ありましたけども1つはこのSタンパクト
の
全体に対するワクチンそれから
Sタンパクの中でですね
体の中の細胞の
誕生転身変換酵素にの
受容体と靴つまりウイルスが体に
細胞に取り込まれるときは細胞の表面の
何かにくっついて入っていくわけですけど
もそのくっつく相手が
A2リセプターというこの
感情停止にコンバーチングエンサムの
受容体なんですねでそこのところのがまあ
ここにあるわけですけどもそこに対する
抗体も
当然できるわけですそれから
山本先生からNとEという説明がありまし
たけどもこれはですね
入居キャプシードタンパクと言ってこの
ウイルスの中にですね
キャプシルの中にあるタンパク質に対する
抗体であります
それから
Eはですねエンベロップというとウイルス
をご包んでいるこの
キャプシールの表面に出てきてるような
タンパクに対する
抗体なんですねですからここで大事なこと
は
ワクチンを打ってできる抗体は
Sに対するこういう抗体であって
NとかEに対する抗体はワクチンでは誘導
できないということですここをまず
ご理解いただけたいいただきたいと思い
ます
で
多数の抗体はですね
先ほどの山本先生の話とちょっと重複し
ますけども
Sに関してはS1s2からrbdという3
つの抗体がありますそして
エンベロップのところの抗体とそれから
抗体があります
S1s2rbdEMでありますそして
ワクチンを打った時に誘導されるものに
対してはこの
上の3つですねこれに対する抗体を見れば
いい
感染に関してはこの下の2つの
タンパクトに対する抗体を見ればいいと
いうことになります
でまずですねこれは
全員の検体を用いて
S1s2rbdそれからenそれに加えて
山本先生少し話し合いました季節性の官房
のコロナウイルスの4つが入ってますよと
いう話でしたけども今回はこれは使えませ
んでしたあのー
SUSCOB2に対する抗体だけ
抗体を調べるということでこの5つを
テストしてみましたで途中でですねあの
主役の
ロットが変わりますバッチが変わりました
から
主役のバッチ感でですね何か
差が出てきてないか
主役に依存する差が出てきてないかという
こと
みたいのがこのスライドで
ドロットのDとEという2つの主役を使い
ましたけどもまあ要するにDを使ってて
途中でなくなったから主役新しい試薬で次
からはやったということですけども特に
大きな差はもちろんありませんでここで見
て
ご覧いただいてわかることはですねこのS
1
rbdはこういうふうに
非常に綺麗なコプラットができてますけど
も
S2はですねなんとなくこうガタガタし
てるでどれぐらいの数字かというとですね
rbdとかS1はですね数万のところまで
こうずっと
上がってるんですけども
S2がですね一番から下の方に軍港して
いるとだからまあ要するにS2の
感度というかねが少し
低いなということがまあこれから見て
取れるんですけども
EとNに関しては
Eはまあ
割とシグナルが低くてですね
数千のところにとどまるようなこういう
感度のものでありまして
Nは結構上がる人は上がっているなという
のが見て取れますで私たちは今回の解析で
はこのS1と
rbdとNこの3種類を
使うことにしました
繰り返しますけどもS1とrbdがあれば
ウイルスに対して
感染している場合それからワクチンを打っ
た場合にこの抗体ができるわけです
Nは
ワクチンを打ってはできませんませんから
感染している人を見るための抗体だという
ことであります
でこれはですねワクチンの接種回数と
iggの抗体化まあigaとigcとが
ありますけども今回私がお話をさせて
いただくのはより高体価がですね高い
IGGに限ってお話をしますで
ワクチンの接種回数とですねiggの抗体
化を見たのがこのグラフでありまして
摂取してない人1回2回3回4回と
それぞれ並べてあります見るところ
S1とですねrbdは
接種回数が多いことですね
ワクチンの抗体化は高くなっていますただ
これはですね何
回も打てば
宅配がたくさんできるということではなく
てですねまあ4回言った人はごく最近に
ワクチンを打ってるわけですから
抗体ができてから
抗体が
減っていくまでの時間が短いということが
主な理由であろうというふうに
考えられます
で1回2回のところはですねやはり1回の
人は低い
議会の人がまあ高いという傾向はあります
けどもこれはですね
先ほどグラフでお見せしましたように1回
だけ打った人っていうのはもう打ってから
300何日400日
経ってるわけですから当然のことなら
抗体化は低くなるということでありますで
Eでありますエンベロップでありますけど
もこれは先ほども申し上げたように
接種回数とは関係ない
感染をしたら
増えるものだというふうに
申し上げましたけども
接種回数が上がっていくんですね
少しずつこう上がっていってるんですね
ただあの
利用としてはですね
非常に少ないということがあっておそらく
これは何を何を意味しているものでもなく
てですねまあいいというこの
検出のエピトークがですねあまり
適切に
感度得意の問題の色々ありますけど制度
よく働いていないんだなということが
分かりますで一方Nはですねやはり
ワクチンを
ワクチンの回数とは関係ないんですけども
例えば
0回の人って結構多い人がいたりするん
ですねでこれはですねあのまあ後でお話を
しますけどもまああの
要するに感染がある人がですねの中でが
必要も売ってない人ってまあ結構いるわけ
でまあそういうのを反映してるだけで
基本はですね
摂取回数とは関係ありません
で今度は自己申告でですね感染している
感染してない
自己申告でですね感染していました
感染歴ありますありませんそれから
言いたくないあるいは
不明ですと
言った人で見てみますけども
Sはですね
当然感染をしていようがしていないがです
ねもちろん感染をしたら
Sの抗体Sに対する抗体できますけども
ワクチンによってもできますから大きな
ですね
差は
オペレーションごとにはサブ
ポピュレーションでは見られませんでEも
まあちょっとこのEはもう使わないので
あまりにも触れた今日はくれませんけども
Nを見るとですねやはり感染した人って
いうのはNの抗体がかなり上がってると
いうことが分かりますで
感染してない人は低いんですけども
アンノーンですね
言いたくないあるいは
不明の人もですね
感染してないですよと言った人よりも
ちょっと高めの傾向がありますここはまた
結果を見ながら説明します
でまぁ私たちは
山本先生から説明があったようにですね
あの感度得意度を判定するのにまああの
閾値を決めるんですけども私たちが今回の
ですねスタディで
得られた
数値はですね
Sを使ったS1を使った時にはですねまあ
感度が99%で
得意度がですね
98%ぐらいだとでrbdは
感度が99
特異度が95%ぐらいでNは
先ほど山の先生とまあ同じようなあれです
けども
SはS1rbd比べてですねやはり下がり
ますしながらですね
感度
91%
得意度がですね89%ぐらいのところまで
十分に
得られましたのでこれを使って
判定をしていくということにいたしました
でまずは
Nに対する抗体のデータから最初にお見せ
します
感染をしたかしてないかということであり
ますで感染歴ありなし不明でですね
Nの値というのはこういう風なボックス
プロットになりますけども
閾値をですね
477というところで切る
先ほどの
感度得意度が得られるところであります
けどもそうするとですねまあ見ていただき
たいのはこの
左のですね上の
表なんですけども
感染歴ありの人
68人この人の中でですね
N
抗体が陽性の人が60人で
陰性の人が6にいました
イン性の人っていうのはこういう人たちな
んですけども
6人いましたで
感染歴なし自分はかかっていませんという
人の中にですね
陽性の人が17人いたんですねこういう人
たちですね
で陰性の人が901人で不明の中にはです
ね25人の中で陽性の人が10人いたと
いうことはこの不明
わからないまた言いたくないの中にですね
かかったんだけどもそれを言いたくないと
いう人が含まれているということを示す
ものであります
全体として
190179人がですねまあ感染が
抗N
抗体から見たときに
陽性であったという
結果が得られました
で接種回数で見るとですねまあ摂取して
ない人のうちの32.6%が
Nクォーターへ陽性だということが
わかりましたあとはあまり
摂取とですね何か
紹介しているような
結果はここではあまり見られていないよう
に思います
で
感染している
PCRによって感染あるいは広告編検査に
よって感染が明らかになっているにも
かかわらず陰性の人この人たちはどういう
人かとつまり
議員選手ですねどういう人かというのを見
てみましたけども
あまりですね何か
綺麗な
説明ができるわけではありません
少しやはりこの辺の
割とこのカットオフに近いところの人は
ですねまあ徐々に抗体が減っているのかな
と
例えばこの300
感染からもう1年以上経ってる人がですね
3人いらっしゃいますけどもまあこういう
人たちがですねまあこのカットオフより下
に出てるというのは結局は
感染してから抗体が徐々に減っていくわけ
ですからそれを反映してるのかなという
ふうにも思いますけども
下の3人の人はですね
非常に低い
ところでですねどうして
感染をしたということが
確定しているのにNが低いのかということ
は今のところは不明でありますこれは
いろんな理由がありますねあのご判定と
いうこともありますしあの
獲得免疫がまああまり
うまく
免疫が獲得されなかったというようなこと
もあると思いますけどもここにその原因を
調べるのは諦めて難しいことです
で
次はですね今度はS1とrbdでまあ
ワクチンの接種とそれから
Sに対する
Sタンパクに対する抗体ということで
関連を見たのがこのスライドであります
これはですね綺麗にこっちはある横軸
rbd縦軸はS1ですけどもまあこの両方
が陽性の人はですねこれはもうワクチンを
接種して
抗体がしっかりできている人にであります
でそれに加えてですね
片方が陽性の人というのがこここの2つの
集団でありまして
両方がまあいい性と判断されるとこの葛藤
法を使うという生徒判断されるという集団
がここにありますで1回目の接種の人を
ですね全体の上に
オレンジでプロットすると1回目の選手と
バラバラと出てきます2回目の人はですね
割とこの陽性のところにたくさん出てきて
3回目になるとほぼ
全員一人を除く全員が陽性4回目のやつ
全員が陽性で
シグナルの高いということになりますけど
もこれは
先ほども申したように最後の接種からです
ね時間があまり経っていないから
十分量の抗体が
保持されているということになろうかと
思います
はいそれでですね
次はですね
ワクチンがを打っていない
のにですね
抗体が陽性の人は1人おられたんですね
これはまあrbdの抗体陽性でSの抗体は
まあこの買っとくから言うと一斉なんです
けどこの人がどういう人かというのを
調べるとですね
実はこの人はワクチンを打ってないんだ
けども
N交代がたくさんあるということがわかっ
てこれは感染危険性感染ですねいわゆる
自分では気がついてないというのも感染し
て
SNが
陽性になっている人ですから
感染によって
rbd抗体がたくさん作られているという
ことを
示しているのだと思いますなぜS1が低い
のかは
わかりません
で
ワクチン接種済なんですけども
抗S1
forbdが低い人というのが5人
いらっしゃるわけですでこの5人の人を
ここの下で見てみますと
接種回数が少ないんですねいずれも1回と
か2回の人で
接種後の
経過日数がですね最低300にし程度で
長い人なら40日経っているとこれはです
ね
先ほどの山本先生の説明にもありました
ように
摂取してから時間が経ってるから
抗体価が下がっているということを表し
てるんだと思いますこういう人は特にそう
ですねここのギリギリの人なんかはもう
少し高ければこっちへ行くわけですから
そういうことだと思いますただこの人の
ようにですね
全く何もない
ほとんどもちょっと
想像できないことですね低いという人も
いるわけですでこういう人はおそらくまあ
免疫でですねあのワクチンによる免疫が
まあきっちりつかなかった人でなんじゃ
ないかなというふうに考えてます
はいそれからですね
感染者のうちにですうちですね
S抗体それからrbd抗体の両方が少ない
という人が13いましたでここに当たる人
なんですけど感染あり
赤の人で
両方の
値が少ない人なんですけどもこの人たちは
ですね見てみると
接種してなくて感染した人が
全員がそうだったんですねで
摂取してなくて感染した人が14人います
けどもそのうちの13人に関してはですね
S1rbdの抗体がですね
きっちりとこの閾値まで
達するところまで行ってなかったという
ことがわかりましたということはですね
まあいろんな解釈ができますこれはまだ
あのあまり素敵ですのでいろんなこと
申し上げるわけにいきませんけども
感染をしてできる抗体っていうのはですね
やっぱりワクチンを打ってできる
Sとかrbdの抗体よりですね
によって
導かれる抗体っていうのは
低いんだなとつまり
相当ワクチンというのはよく聞いて
Sに対しての抗体がですね
効率よく産生できるようになってるんだな
ということが
言えるんじゃないかのなと思っております
で
次はですねこのあのどれぐらい
売ってからの日数でですね減少してくるか
ということを見たものなんですけども一つ
問題があってですねこのSの交代
S1の項とRPGの抗体っていうのは
先ほど上がプラットになってますよと話し
たけどもしましたけども相当感度の移行
タイヤですねちょっとシグナルが30な
感じがしますからこのカーブがですね本当
はもう少し落ちてくるんじゃないかとあの
もう少し大優勝をして
発生をやってみる必要があるのかなという
ふうに思いますで基本的にはですね何回
打ったか何回言ったかでですね
ワクチンが
抗体が減少するカーブの
傾きが変わるということありえないんです
ねそれは
抗体が血中で分解されていく
スピードの問題だから
ワクチンの外出と違ってあるいは量と違っ
て同じことなのでこのデータはですねまだ
注意して扱う必要がありますですのでここ
ではあまりこれに詳しいことは申し上げ
ません
で以上で私の発表なんですけどまとめると
ですね
末梢血を用いることで
SタンパクS1およびrbdですね
各タンパクNに対する抗体をまあ感度よく
測定
制度良く測定できることが
わかりましたで今回のですね
被験者の集団の1101人中ですね
79人が
ウイルス感染でしか得られない方N抗体が
陽性でありましたでそのうち感染を自覚し
ている人は
60人です
111
MMに関してはですね
感染歴が
感染を自覚されてない方だったんですね
それから
感染歴があるにもかかわらず
N交代が陽性の人が6人いて
合計179人になるわけですけどもまあ
そういう普及性感染によってですねまあ
ウイルスが拡散しているということは
世間では言われていることですけどそう
いうことが
起こっている可能性もあるなという
示唆が得られたと思いますそれから末梢血
のライブラリーを作ったということでこれ
を使うことによってですね
先ほど山本先生がおっしゃってたような中
学校体の実験であるとかですねどういう
抗体が作られたのかということをですね
ここに調べることができるわけですで最後
ワクチンを受けずに
感染した人の大多数はですね
感染後に十分なS1クォーター及び
rbd工程が獲得できていなかったという
これは大きなことだと思います
感染を1回してどれぐらいの抗体ができる
かというとですねそれは1回感染したら
もう次は大丈夫だと思えるかどうかという
ことにも関係してくるわけですけども
あまりですね
感染をして
抗体ができてその抗体が十分十分本当に
ワクチンでできる抗体のようにたくさん
体の中に
持つようなことにはなってないぞという
ことも
わかりました
今後ですけどもパス
部でですね今ちょうどおミクロン株に対応
するような
検査試薬を開発しているそうでそうすると
ですねあの接種者がおミクロンに対する
抗体もちゃんと作れているのかどうかって
いうようなことも
わかってくる
可能性がありますのでこういうのを使って
将来実験を進めたいというふうに思います
それから3回目の抗体検査をやはりやる
べきだと私は思ってましてこれは一つは
ですね
長浜では末梢血でやったのが今回最初です
ので2回の時系列のデータが欲しいという
ことそれから今感染者がどんどん増えて
ますから
集団免疫がどれぐらい確定されたかという
ようなことを
知るのにもですね時系列で解析をするのが
大事かなとここを
半年1年の間でどういうふうに
感染者が増えるかということをですね
水野も大事なことかなと思いますそれから
もう一つは社会科学的な調整広瀬先生お
話しされると思いますけどもあのだいぶ
警戒感がいるやるとで意識の変化がある
だろうというようなことをですね2021
年の春夏それから今回の2022年の夏と
もう一度2023年に比較することによっ
てですね人の考えの変わり方とかですね
行動の変わり方が
わかるのかなというふうに思います
長くなりました
共同研究者の先生方一人一人お名前は
読み上げませんけどもいろいろと
ありがとうございましたそれから
先ほどの山本先生のルミネクスの
抗体検出装置はですね
クラウドファンディングでたくさんの支援
のをしていただきましてその
[音楽]
技術的くださったですねお金の一部を
利用して
使わせていただいて最新の
検出を
購入させていただきました
この装置ですね
でこれ最後にサポートしてくださった色々
な
研究機関あるいは
ファンディングボディの
先生企業の方にお礼を申し上げたいと思い
ます私の発表以上です
ご清聴ありがとうございました
松田先生お話ありがとうございましたそれ
では質問でですね
餌もございます
嫁がさせていただきます
松田先生
以前
7月に松田先生の講義を拝聴してから
長期的に
効力が続くワクチンはまだ出ていないと
思っています
質問がこのまま4から5カ月に1度の感覚
でワクチンを
打ち続けなくてはならないでしょうか2つ
目の質問でまたこのままそのワクチンを
接種続けること摂取をし続けることはいい
ことなんでしょうか3つ目の質問で
本日の工業受け最終ワクチン接種からの
経過期間を
公表することが重要なのではないでしょう
かと
同じ方から3も質問いただ思います
松田先生の方からご回答をお願いいたし
ますはいあのご質問ありがとうございます
大変あの
重要な
質問だと考えますでまず1つ目にですね
まあ長期的に効力が続くワクチンはまだ出
ていないと思ってますというところであり
ますけどもあの
ワクチンというのはですねまあこれまで
いろんな感染症に
対して
様々なワクチンが製造されてきたわけです
けども
ベストなワクチンというのは何かという
ことを考えてみます
ベストなワクチンというのはですねやはり
あのウイルス感染の場合はウイルスその
ものなんですねでなぜならば
ウイルスそのものが感染するあるいは体の
中に入ると
ウイルスのいろんな部位に対して
抗体ができますでウイルスのいろんな分に
対するですね
抗体を広く揃えた方が
当然のことながら防御力がかかるわけです
で例えば皆さん方1年に1回摂取される
インフルエンザのワクチンはですね
ウイルスそのものを
不活化するつまり活性をなくするあるいは
弱毒化して
摂取しますで一方で今回のですね
メッセンジャーRNAワクチンのように
特定のタンパク質まああの今回の場合は
Sタンパクとか
スパイクタンパクトと言われているもので
ありますけどもこれを利用するワクチンと
いうのはですね今回が初めての試み
メッセージRNAワクチンとして初めての
試みで
先ほどもしてインフルエンザ
ワクチンに比べてですね
当然のことながら
光源の数が少ないわけですねですから
ワクチンは
ウイルスそのものを摂取するということが
やはり
免疫学的には大切なことではあります一方
でですね今回
突然2020年の1月ですかねに現れて
相は何者だかわからないようなまあ怖い
ウイルスだというふうに最初は考えてた
わけでありましてそういうウイルスが感染
した時にですねどういうことが起こるのか
死ぬのかあるいは非常に重症化してですね
いつまででも副作用が続くのかっていう
ことがわからないところでですね
不活化するっていうのはどこまで復活化し
たらいいのだともしウイルスが残ってたら
大変ですからそういうことをですね時間を
かけて検討する
余裕がなかったと私は思いますそれを
考えるとですね一部であってもつまりS
タンパクであっても
ウイルスの重要な分野に対する抗体を誘導
するような
ワクチンを作って
発症とか重症化を防ぐことがより大切で
あったわけです
で
ワクチンの効果というのは抗体の量だけで
は評価できません
抗体の量が減るとですねいかにも
ワクチンの効き目が薄れてきたというよう
な
誤った考えがあると思いますけども最も
大事なのはですねそういう抗体を作る
Bリンパ球がきちっと体の中に
残ることなんですねでBリンパ球は
相手を
撃退するとですね
体の中で休んでるんですねそれを記憶細胞
というふうに呼びますけども
抗体は一定のスピードで血中からなくなり
ますけども
記憶細胞が残っていると
次に感染があった時に
結合力の高い
前の感染の時に
きちっと準備した
抗体をですね短時間で
賛成することができるんです
で
質問に直接お答えするのはこれからです
けども今後どれぐらいの感覚でワクチンを
打つのかということを考えてみると
例えば皆さん方インフルエンザワクチンは
ですね1年に1回売っておられるわけです
ねで
冬に流行するからまあ冬が
来る前に打つということになってますけど
もこのワクチンはですねその年に流行する
タイプを予測して
秋ぐらいに完成するようにワクチンを作り
ますでその予測が当たるとして当たらない
としかあるんですね
当然のことながら
当たらない年はあまり効かないということ
になりますで最近ではコロナが始まった
2019年から20年にかけてのワクチン
がですね
非常に
流行った株とフィットしていたつまり
流行る株の予測が当たっていたと言われて
てその時にですね
インフルエンザがあまり患者で出なかった
のは
コロナがあるからマスクをしようというの
で皆さん方マスクをして
距離を取ったということだけで説明できる
わけではなくですね
ワクチンがうまく作用したことも1位に
なってますつまりですねまあ1年3日
ぐらいワクチンを打つということは
皆さん方
十分にこれまで経験されてきてあまり不
自然にも思わないでやっていることになり
ますで一度感染をするとですね
先ほども申しましたように
Sタンパクだけではなくいろんな工業に
対する抗体が作られるのでそういう抗体を
作るB細胞が
体に残っている限りある程度の防御が可能
であるわけですただそのB細胞はずっと
眠った状態なので時々起こしてやることが
大切だと
言えると思います
でもう一つですねその抗体だけで見たら
いけないという一つの
例としてですね
抗体がただウイルスに結合するだけでは
なくですねそのウイルスの中和をするよう
な抗体つまりウイルスの
働きを封じ込める抗体でなければ意味が
薄いわけですでそれを確かめるためには
実際にウイルスを用いた実験が
必要なんですけどもまあそれは非常に手間
がかかって
危険性も伴うということで小さなですね
数の
検体を用いた実験を行われていますけども
大規模な調査はまだ行われていないんです
ねでそういうあたりが明らかになってくる
とですね今回のワクチンの効果がどれ
ぐらいあったのかということが
正確に分かるようになりますただし
疫学的には
ワクチンを
打つことによって発症重症化がですね
非常によく防げたというデータがもう
すでにありますのでやはりワクチンの接種
は
重要であろうというふうに考えます
でまあこういうことを考えて1年に1度
ですねまああの
インフルエンザのワクチンを打つ時にまあ
同時に摂取するとかですね時間を空けて
摂取するというのは私はそんなに悪いこと
ではないと思っています
でもう一つはですね今回私たちが経験した
ことでいろんな変異株が出てくるとで変異
株が出てきてですね
極めて病原性が高いようなものが出てきた
場合
過去にあったものではデータがまあそれに
近いと思うんですけどもそういうものが出
てきた場合はですねやはり
すぐに準備するワクチンをすぐに準備する
ということは極めて重要ですねで
逆に言うと今回はそういう
短期間でですね
準備ができるような
メッセージRNAワクチンを使ったわけ
ですけども
将来病原性の高いものが出てきて
ワクチンをもう一度打つ方がいいと
言った時にやはり期間が短くですね
きちっと準備できるような
RNAワクチンの技術はこれからの重要な
予防法になるというふうに私は思います
で
もう一つですね
質問で最終
ワクチン接種からの経過時間を公表する
ことが重要なのではないでしょうかという
のがありましたこれはおそらく
ワクチンを
打ってから時間が
開くと
感染がしやすくなるんじゃないかという
ことをまあおっしゃっておるのだと思い
ますねで
講義の中で申し上げたようにですねまあ
あの
ワクチン今回のワクチンはですね
感染を予防するものではなくて
発症や重症化を避けるものだということを
まず理解いただきたいと思いますつまり
ですね
ワクチンを接種していても
感染はやはりウイルスが人の体の中に入っ
てくると成立する場合が多いんですねで
そういうことで
感染をしたということとまあワクチン接種
からの
経過時間との関係というのはなかから見る
のが難しいですねでつまり
重症化をしたか発症したかというような
ですね
細かな
データが病院ベースで例えば集まっている
とかですねそういうことがあると
接種からの経過時間と
発症の関係
接種からの化時間と
重症化の関係というような
解析ができるわけですけどもまあ私どもの
やった研究は
地域住民にですねアンケートで聞くような
研究でありますからそこまで厳密なですね
臨床情報を集めた研究にはなっていません
ですのでもちろん
データはですね
公表したいとは思うんですけどもまだその
解釈はきっちりとできる段階でないという
ことを
ご理解いただきたいと思います
松田先生ありがとうございました
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