【ゆっくり解説】私たちはなぜ死ななければならないのか?-生物に死が訪れる本当の理由-
Summary
TLDR霊夢と魔理沙が不老不死について話し合う内容です。霊夢は不老不死になりたいかと魔理沙に質問し、そこから老化や寿命の仕組みについての説明が始まります。細胞分裂の限界やDNAの損傷が老化に影響すること、代謝が老化と密接に関わっていること、大きな動物ほど代謝が少なく寿命が長いことなどが語られます。また、進化の過程で寿命という概念が生物にとって重要な役割を果たしてきたことも説明されます。最後に、霊夢は寿命の重要性について学び、感謝の意を示します。
Takeaways
- 🧐 魔理沙は突然、不老不死について話すことに興味を持った。
- 🎭 アニメや漫画で不老不死がよく出てくることから、もしも不老不死になれたら面白そうだと魔理沙は考えた。
- 🤔 霊夢は不老不死について特に考えたことはないが、その話題に興味を持った。
- 🧬 細胞のテロメアが短くなることで老化や寿命に影響を与える説があると説明されている。
- 🔬 DNAの損傷やエラーが蓄積することで老化が進行するという説も存在する。
- 🔄 代謝は老化に密接に関係しており、代謝が進むことで老化も進行するとされている。
- 👥 男女の基礎代謝の違いが男女の平均寿命の違いに影響しているとされている。
- 🐭 体格の大きさと代謝量には反比例する関係があるとされている。小さな動物ほど代謝量が多く、寿命が短い傾向がある。
- 🐘 心拍数の速さと寿命には関係があり、心拍数が早い動物ほど寿命が短くなる傾向があるとされている。
- 🦄 哺乳類の生涯心拍数はほぼ同じであるというデータもあると述べられている。
- 🌱 寿命がなかった時代から進化し、寿命という概念を持つようになったとされている。これは進化のプロセスで重要な役割を果たしている。
Q & A
不老不死について考えたことがありますか?
-特に考えたことはないが、アニメや漫画でよく出てくるから、もし不老不死になれたら面白そうだと思っている。
もし寿命がなくなったら、どのように生活を続けられると思いますか?
-もし寿命がなくなれば、死ぬことがなくなり、みんなゆったりと生活を続けられるかもしれない。
私たちはなぜ老化し、寿命を迎えるのでしょうか?
-老化や寿命の正確な原因はまだはっきりしていないが、テロメアの短縮やDNAの損傷などが関係しているとされている。
代謝とは何ですか?
-代謝とは体内で起こる化学反応のことであり、栄養をエネルギーに変え、生命活動を続けるためのプロセスです。
男女の平均寿命の違いはどのような要因によるとされていますか?
-男女の基礎代謝による違いが考えられており、男性は女性に比べて基本的な代謝量が多く、老化が進みやすいとされています。
大きな動物と小さな動物、どちらの方が体積当たりの代謝量が多いでしょうか?
-小さな動物の方が体積当たりの代謝量が大きく、心拍数や代謝量も多くなります。
動物のサイズと寿命にはどのような関係がありますか?
-体が小さい動物は心拍数や代謝量が多く、寿命が短く、体が大きい動物はそれらが少なく、寿命が長い傾向にあるとされています。
哺乳類の一生を通じた心拍数はどのようになっていますか?
-哺乳類の一生を通じた心拍数はほぼ同じで、およそ10億回になるとされています。
寿命がなかったら、どうなっていたでしょうか?
-寿命がなかったら、DNAに傷が蓄積され、種の絶滅が起こりやすい状況に陥っていた可能性があります。
寿命の概念はどのようにして生物の中に生じたとされていますか?
-寿命という概念は進化の過程で手に入れたもので、一定期間で死ぬことでDNAのダメージが蓄積されるのを防ぎ、進化を続けてきたとされています。
生物が進化する上で寿命はどのくらい重要だったでしょうか?
-寿命は進化する上で非常に重要な要素であり、生物が適応し、生き残り続けるために必要だったとされています。
Outlines
🧐 不老不死への憧れと生物学的考察
段落1では、不老不死について話している。キャラクターの魔理沙が、アニメや漫画でよく出てくる不老不死の話題に興味を持ち、もしも不老不死になれたら面白そうだと考える。寿命がなくなれば、永遠に生きることができ、もっとやりたいことがたくさんできると感じる。しかし、寿命がなくなるということは単なる良いことばかりではなく、生物にとって重要な要素であると指摘する。次に、人間がなぜ老化し、寿命を迎えるのかについて考察し、テロメアの短縮やDNAの損傷などが原因の一例として挙げられるが、正確な理由はまだ不明であると説明する。
🔬 生物の老化と代謝、心拍数との関係性
段落2では、代謝と老化の関係について考察する。代謝とは体内で起こる化学反応のことであり、人間は栄養をエネルギーに変え、生命活動を続ける。この代謝が老化を進める要因となっている。また、男女間の寿命の違いは基礎代謝によるもので、男性は代謝量が多く、より老化が進みやすいとされている。さらに、動物の体型と代謝量との関係についても触れ、小さな動物ほど代謝量が多く、心拍数が早く、寿命が短い傾向にあると説明する。哺乳類の心拍数と寿命の関係をグラフにすると、生涯心拍数がほぼ一定であることが示されている。最後に、寿命がなかった時代の生物と、現在の生物との進化の過程についても触れる。
Mindmap
Keywords
💡不老不死
💡老化
💡代謝
💡テロメア
💡dna損傷
💡基礎代謝
💡心拍数
💡進化
💡寿命
💡哺乳類
Highlights
魔理沙が不老不死について話し始める
老化と寿命の原因としてテロメアの短縮が挙げられる
DNAの損傷やエラーの蓄積が老化を進行させる可能性がある
代謝が老化に密接に関わっている
男性より女性の方が基礎代謝が低いため長生きする傾向がある
小さな動物ほど代謝量が多く、寿命が短い
動物のサイズと代謝量の関係が説明される
哺乳類の一生の心拍数がほぼ同じであるというデータが示される
心拍数が速い動物は寿命が短く、遅い動物は長生きする
哺乳類の寿命と心拍数の関係がグラフで説明される
進化の過程で寿命と死のプログラムが重要な役割を果たしている
細菌は老化せず、環境の変化でのみ死ぬ
複雑な生物が生まれる過程で親から子供が生まれる仕組みが進化
二つの親の遺伝子が組み合わさることで生物が環境変化に対応しやすくなる
寿命が進化の過程で生物に有利に働いた理由
Transcripts
ねぇねぇ魔理沙どうしたんだ突然なんだけどまりさは不老不死になりたいとか思った
ことはある
唐突な話題だなまあ特に考えたことはないがなんでそんなこと聞くんだ
特に何かあったわけじゃないんだけどねアニメとか漫画とかでよく不老不死って言葉が
出てくるじゃない
それで私も不老不死になれたら面白そうだなぁって思ったのよね
もし
寿命がなくなればえいえんに生きることだってできるしもっとやりたいことがたくさん
できるはなるほどな
確かに寿命がなくなって死ぬことがなくなればみんなゆったりと生活をし続けられるか
もしれないな
だが霊夢もしそんなことが可能になったとしても寿命がなくなるって言うのはいいこと
ばかりではないかもしれないぜ
しっていうのは生物にとってはとても重要なものだからな
どうゆう
ことじゃあ今回はそもそも人は一体何なのか
なぜ生物は死ななければならないのかについて解説していくぜよろしくお願いするわ
霊夢も当然知っているとは思うが人間は年をとるほど老化が進んでいき
いずれは寿命を迎えて死んでしまうそうねそんなことは私でもさすがに知ってるわ
じゃあ一体どうして私たちは年をとるほど老化していきたい
主的には寿命を迎えてしまうのかと聞かれたら答えられるか
そう言われると全然答えられないわねまあそうだろう実派生物がなぜ老化していくのか
という原因はまだはっきりとわかってないんだそうなノア
候補としてはいくつか考えられているんだけどな例えば
体内の染色体に存在するテロメアという部分は細胞分裂を繰り返すたびに短くなって
いく
そして長い時間をかけてテロメアは限界まで短くなってしまいそれ以上の細胞分裂が
できなくなってしまう
この細胞分裂の限界が老化や寿命せつながるという説もある
細胞分裂を一定回数くりか
s ことで限界を迎えてしまうため命の回数券と呼ばれることもあるほどだ
命の回数券って面白い表現ね他にも dna の損傷やエラーが発生しそれが蓄積さ
れることで老化が進行するという説もあったり色々なことが原因ではないかと考えられ
ているぜ
そうなんだけどいろいろと説があるんじゃ結局原因はまだ分からないわね
まあそうなんだが
これらの老化の原因と考えられているものはすべて代謝によって進行していくんだ
代謝代謝ってのは簡単にいうと体内で起こる化学反応のことだ
何だか難しそうね人間は体内に取り込んだ栄養
呼吸によって燃やすことでエネルギーに変えているそしてこのエネルギーを利用する
ことで人間は生命活動を続けることができるんだがこの一連のな
彼のことを退社と言うんだなるほどそしてさっきも言ったとおり廊下はこの代謝が
きっかけとなり進んでいく
つまりさっき
たテロメアの細胞分裂も dna ヘのエラーの蓄積も結局はこの代謝によって起こっ
ていくものなんだ
老化と代謝が密接に関わっているって事なのねそうだ
そのため代謝が多く行われると老化が早く進みたい者があまり行われなければ老化は
遅く進む
そうは言われてもいまいちピンとこないわね例えばこれは男女の平均寿命を見て
も確認することができる一般的に男女の間では男より女のほうが長生きをするという
データがあるがこれは男女の基礎代謝による違いだと考えられている
素体車ああああ男は女に比べて基本的な代謝量が多いためより老化が進みやすい
その結果男より女のほうが長生きになるんだへえそんな理由があったのねまた異なる道
部
つであっても代謝量によって寿命が変わるここで霊夢に質問だが大きな動物と小さな
動物
どちらの方が体積当たりの代謝量が多いと思う
よくわからないんだけど大きな動物の方が代謝量は多いんじゃないかしら
実波大きな動物ほど代謝量が小さく小さな動物ほど代謝量が大きいんだそうなの
じゃあ少し言い方を変えてみるぜ例えば
大きい夜間に入ったお湯と小さなお猪口に入ったお湯どちらが先に冷たくなると思う
それはおちょこに入ったお湯だと思うわ g
大砲が冷めやすいものその通り大きなものに比べると小さなものの方が冷めやすい
これは動物の場合も同じなんだネズミなどの小さな動物と
増などの大きな動物を比べた場合ネズミの方が体が冷えやすいことになる
つまり一定の体温を保つために体の小さなネズミは心拍数を上げて代謝量を多くする
必要がある
一方で体が大きく
て冷めにくい像は心拍数が遅く代謝量が少なくて済むんだ
体が小さいほうが心拍数や代謝量も増えるのねそしてさっきも言ったとおり廊下は代謝
によって進むため体が小さい動物は寿命が短く
体が大きい動物は寿命が長い傾向にある例えば
心拍数が1分間に600回と早いハツカネズミは寿命に3連ほどだが
心拍数が1分間に20会と遅いアフリカゾウは寿命70年ほどと長生きだ
心拍数が早いほうが寿命も短くなっちゃうのねまあ心拍数が多い方が代謝量も多くなる
からな
他の大きさが違う生物でも似たような結果が得られるのかしらその通りだ
例えば最小の哺乳類として知られるジャコウネズミは体調が4cm とても
小さく心拍数は1分間に1200回寿命は約15カ月とされている
逆に最大の哺乳類として知られるシロナガスクジラは体長25メートルとても大きく身
パク数は1分間に数回寿命も90年ほどだ
そんなに生物のサイズによって違うんだ心拍数の速さと寿命に関係があったなんて知ら
なかったわ
ちなみに哺乳類の一生を通した心拍数はほとんど同じだというデータもある
どういうことこれは哺乳類の寿命と1分間の心拍数の関係をグラフにしたものだ
ネズミやハムスターは心拍数が速いため寿命
が短く像やクジラは心拍数が遅いため寿命が長い
その他の動物についてもグラフにしていくと直線で表せるような関係になるんだ
ちなみに人間がこの直線に収まっていない理由は医学的な観点で人間の寿命が大幅に
伸びているからだな
なるほどこうしてグラフにして表すと面白いわねああ
しかし生まれてから死ぬまでの生涯心拍数とさ
の寿命の関係をグラフにするとこのようになるこれはどういうことを表しているの
まぁ簡単に言うと寿命の長さにかかわらず全ての哺乳類は生涯心拍数がおよそ10億回
になることがわかったんだ
えっどんな哺乳類でも死ぬまでの合計の心拍数は変わらないの
その通りだそんなこと初めて知ったわじゃあ私たちが寿命をなくし庭園に生きることは
でき
ないのかしらまあそれは分からないが難しい問題だろうな
そもそも寿命によるしってのは私たちが進化していく過程で手に入れたものだからな
道
いうことなのそもそもこの地球に生物が誕生してから20億年間は寿命によるしって
いうものは存在していなかったんだ
寿命がなかったあ例えば大腸菌などの細菌には老化というものが存在せず死ぬ時は栄養
がなくなって餓死するときや環境の変化に耐えられないときなどアクシデントによる氏
だけだ
また大腸菌は栄養がある限り分裂を
理解していきその数をどんどんと増やすことができるなるほど寿命がなくて無限に
増える金も多く存在するのね
しかしそこからさらに大きく複雑な生物が生まれていく過程で生物が分裂して増える
以外の新たな生物誕生の仕組みが生まれた新たな生物誕生の仕組み
それが日記の生物から新しい生物が生まれる仕組み
つまり2つの
だから子どもが産まれる動物が子供を作るようなシステムだったんだ
私たち人間が生まれる仕組みと同じって事ねその通りだ
あれけど一つ疑問なんだけど最近とかの小さな生物は自分ひとりで分裂して増えること
ができるのよねなんで最近とは違って
私たちみたいな2つの親から子供ができるような仕組みが生まれたの人間だって最近3
体に分裂して増えることができても良かったじゃないそれはこの仕組みにより生まれる
生物の方が環境の変化に対応しやすかったからだ
環境の変化大腸菌のように分裂するだけの生物だった場合同じ遺伝子を持った全く同じ
生物が生まれることになる
そのため環境が大きく変化してしまったときにその全員が適応出来
に絶滅してしまう可能性が存在するんだそうねみんなが全く同じ生物になるわけだから
一匹が生きられない環境になれば全員生きられないことになるわね
しかし2つの親から子供が生まれれば2つの親の遺伝子が組み合わさった生物が生まれ
てくる
つまりその子孫は皆それぞれ特徴がバラバラな生物になるんだ
例えば寒さに強い個体もいれば
足が速い個体体が大きな個体もいるつまり
環境が変化して気温が下がってしまっても寒さに強い個体は生き残れるし点滴が誕生し
ても足の速い個体は生き残ることができる
これにより種全体が絶滅する危険性を減らすことができるんだ
その結果このにつの親の遺伝子の組み合わせから子孫が生まれるという仕組みを持った
生物が反映して
たんだいろんな長所を持った生物が生まれてくるから生き残りやすいわけね
そう考えると2人の親から子供が産まれるって言うのはとても画期的なシステムなのね
まあそうだなしかし遺伝子が混ざって変化していくということはいいことだけではない
生物の持つ dna は長い間生きていると少しずつダメージが蓄積されて傷がついて
いくことが知られており
この傷の一部は子孫
設け注がれていくんだそのため2つの個体の間から子孫が生まれるという仕組みの中で
は傷ついた古い個体と傷を受け継いだ子孫が再び合体してしまう可能性もある
そうすると集団全体で見ると dna の傷が蓄積されていき
が絶滅する可能性がとても高くなってしまうんだなるほど寿命がなくてずっと死な
なかったらどんどん dna に傷をため込んでしまうものね
そこで生まれたのがしというプログラムなんだある一定時間を生きて dna が
傷ついた個体はその dna が個体ごと消去されるようなシステム
つまりある程度の期間が経つと死んでしまうプログラムを書き込んでおけば dna に
ダメージが
蓄積することによる種の絶滅を防ぐことができるんだ
そしてこの一定期間で死んでしまうプログラムというのが私たちに存在する寿命による
子だったんだ
そうだったんだつまり寿命という概念は私たち生物が進化していく過程で手に入れた
もので私たちは寿命で死ぬことによって現在まで進化してこれたわけだな
私たちが今生きているのもご先祖様たち
あ寿命によって亡くなっていったからなのねその通りだぜ
言い換えると生物の中でも寿命により死んでしまう仕組みを持った者達が生き残り続け
現在では多くの生物が寿命を持つようになっているってことだな
授業っていうのは私たちが入っていく上でそんなに重要なものだったのねとまぁ今回の
解説はこんなところかな
生物が何で死ぬのかなんて初めて考えたわー
今日ありがとう魔理沙どういたしましてだぜということで今回はこんなところで
終わろうと思うぜ
分かったわご視聴ありがとうございました
voodoo
ん
nan
me
me
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