米経済は本当に「強い」のか─ オフィス物件価格はリーマン級の下落幅！【朝香豊の日本再興チャンネル】

Summary

この動画では、日本の経済評論家である坂豊が、アメリカ経済に懸念している2つの問題について解説しています。1つは低所得者層の消費力の低下、もう1つは商業用不動産価格の下落です。特に後者について、ブルームバーグの報道をもとに、オフィスビルの需要が低下し、その影響が投資家に多大な損失をもたらしていると警告しています。さらに、在宅勤務の広がりによるオフィスビルの空室率の増加とそれに伴う不動産価値の消失についても触れ、世界9都市で2030年までに最大1兆3000億ドルの価値が失われるかもしれないと報道されています。最後に、坂豊自身が幸せになる方法について語るイベントの案内も紹介しています。

Takeaways

• 😨 アメリカ経済に懸念される2つの問題：低所得者層の消費力低下と商業用不動産価格の下落。
• 📉 ブルームバーグ報道によると、オフィスビルの価格が大幅に下落している。
• 🏢 コマーシャルモーゲージバックドシクアティズ証券（CMBS）で最高グレードのAAAも損失を出している。
• 📊 ブルームバーグのグラフによれば、投資家の損失は深刻であり、一部の投資は全額返済されなかった。
• 💡 ブラックストーンが所有するオフィスビルは、借入金を返済できず売却し、価格は大幅に低下した。
• 📉 在宅勤務の普及により、オフィスビルの需要が減少し、空室率が上昇している。
• 🗼 特定のオフィスビルは価格が90％近く下落し、非常に低い価格で売却されている。
• 🌐 世界9都市のオフィスビル価値が2030年までに最大1兆3000億ドルの消失が予想されている。
• 📈 過去のリーマンショックと同様、オフィス価格は大幅に下落しているが、金融システムはより強固になっている。
• 🎤 講演イベント「幸せになれる方法」が6月15日に開催され、参加費は3000円（友達枠）からとなっている。

Q & A

ビデオで話されているアメリカ経済の懸念点は何ですか？

ビデオではアメリカ経済において低所得者層を中心とした消費力の減少と商業用不動産の価格下落という2つの大きな懸念点が挙げられています。

CMBSとは何を意味していますか？

CMBSはコマーシャルモーゲージバックドセcuritiesの略で、商業用不動産担保証券と訳され、不動産を担保に据えて発行される証券です。

ブルームバーグに掲載された記事で何が衝撃的だったと言っていますか？

記事ではアメリカでAAA等级の商業用不動産担保証券にも損失が発生しているという点が衝撃的でした。これはリーマンショック以来の事態と比較されています。

マンハッタンのオフィス物件における損失の割合はどれくらいですか？

マンハッタンのオフィス物件においては、最高等级のAAA等级でも26％の損失を出しており、投資額の74％しか回収されていません。

ブラックストーンが所有するオフィスビルの購入価格と売却価格はどれくらいですか？

ブラックストーンが所有していたオフィスビルは6億500万ドルで購入され、1億600万ドルで売却されました。

アメリカのオフィスビル需要が減少した主な原因是什么ですか？

アメリカでは在宅勤務の広がりにより、オフィスビルの需要が大幅に減少しています。現在、全米のオフィスビルの空室率は19.8％と報告されています。

ビデオで言及されているウィルタワーのオフィスビルはどのようになっていますか？

ウィルタワーにあるオフィスビルは、3800万ドルで取引されたもので、10年ちょっと経った後には89％も下落して400万ドルで売られました。

2030年までに世界9の大都市でオフィスビルの価値がどれくらい消失すると予想されていますか？

2030年までに世界9の大都市で合計最大1兆3000億ドル、日本円で195兆円分のオフィスビル価値が消失する可能性があると予想されています。

ビデオで話されているイベントのテーマは何ですか？

ビデオで話されているイベントのテーマは「幸せになる方法」です。政治経済の話ではなく、幸せに関するトークイベントです。

イベントに参加するために必要な参加費はいくらですか？

イベントの参加費は5000円とされていますが、友達枠として参加すると3000円になるとのことで、事前決済は行わず当日現金での決済が行われます。