ESGとSNSは食品高と戦争の一因(吉田 哲)【楽天証券 トウシル】
Summary
TLDRこの動画スクリプトでは、ESGとSNSが食品価格高と戦争にどのように関与しているのかについて考察しています。中東情勢の緊張や供給減少懸念が原油価格を押し上げ、その影響で食品価格も上昇していると指摘。また、ESG投資の普及により、環境や社会に配慮した企業への資金が集中し、それ以外の地域や企業に資金が流出する世界分断を引き起こしていると分析。さらに、SNSの発展によって情報の拡散が進み、大衆の意見が政治や社会に大きな影響を与えるようになったと解説。これらの要素が絡み合って、現在の世界的な問題に寄与していると主張しています。
Takeaways
- 🌐 ESGとSNSが世界的な食料価格上昇と戦争に関与していると述べています。
- 📈 原油価格の変動は、食料価格に直接的な影響を与える要因の一つです。
- 💥 中東情勢の緊張が続く中、イスラエルとイランの間で戦闘が起きており、これは原油価格にも影響を与えます。
- ⛽ 中東の戦争勃発により、原油供給の減少懸念が強まり、それが経済全体のコスト上昇につながります。
- 🚢 輸送コストの上昇は、原油価格の変動を通じて食料価格にも影響を及ぼします。
- 🌱 肥料や精錬済み金属などの原材料価格の上昇も、食料価格の上昇要因となり得ます。
- 💰 世界的な分断が、資源国による出しぶりや輸出制限を引き起こし、食料価格を押し上げています。
- 🌳 ESG原則に反する国々への投資批判が強まり、それが世界的な分断を深める要因となりました。
- 📱 SNSの普及が、大衆の意見を一方向にまとめ、政治的分断を招く要因となりました。
- ♻️ ESG原則に従う企業への投資増加と、それに反する動きが、世界経済の分断を促進しました。
- 🛒 食料価格の上昇は、原油価格の変動だけでなく、贅沢品需要の増加や、ESG原則による影響も受けると見ています。
Q & A
ESGとは何を意味していますか?
-ESGとは環境(Environmental)、社会(Social)、企業統治(Governance)の3つの要因を指し、投資判断の指標として環境保護、社会貢献、企業の良質な経営を重視する投資理念を表します。
SNSが世界分断に与える影響とは何ですか?
-SNSは人々を接続させるプラットフォームですが、同じ考えを持つ人々を集め、その思想を強化する効果もあります。これにより、意見の分断が深まり、社会的な対立や政治的分裂を引き起こす可能性があります。
中東情勢が食料価格に与える影響は何ですか?
-中東情勢の緊張化は、原油価格の変動を引き起こし、それに連動して食料価格も変動します。また、地域の紛争により農業生産や輸送路線に影響が及ぶ可能性があり、食料供給に直接的な影響を与えることがあります。
資源国による出しぶりとは何ですか?
-資源国による出しぶりは、その国が持つ資源を減らして供給を制限することで、価格を上げようとする戦略です。これは輸出制限や生産量の減少など、資源価格を上げることによって行われます。
食料価格の上昇と戦争との関係性は何ですか?
-食料価格の上昇は、戦争によって引き起こされる供給不足や輸送コストの増加、さらには紛争による農地の荒廃などが原因で起きることがあります。また、戦争によって生じる政治的不安定さも価格上昇に寄与します。
2024年の年初から中東で主な動きは何ですか?
-2024年の年初から、アメリカがガザでの自停戦を求める国連安保理事会決議に賛成し、イスラエルとアメリカの関係の変化が報じられた他、イスラエルによるシリアのイラン大使館への攻撃や、イランによるイスラエルへの直接攻撃などが行われたとされています。
ESG投資の普及がもたらした経済的な影響は何ですか?
-ESG投資の普及により、環境や社会に配慮していると評価される企業や国に対して、資金が集まる傾向があります。逆に、ESG基準に合致しない企業や国は資金が流出するリスクがあります。これにより、世界経済の分断が深まることが批判されています。
SNSの普及が政治に与える影響は何ですか?
-SNSの普及は、人々が情報を共有し、意見を交換する場を提供していますが、一方で特定の思想や主張を共有する集団を形成する効果もあります。これにより、政治的対立や分裂が促進される可能性があります。
食料価格の上昇を防ぐためにはどのような措置が必要ですか?
-食料価格の上昇を防ぐためには、資源の安定した供給を確保するとともに、輸送や生産コストの削減が求められます。また、国際的な協力を通じて、食料供給網の強化や農業の持続可能性の向上が重要です。
世界分断が解消されるためには、どのような努力が必要ですか?
-世界分断を解消するためには、まずESG投資の普及に伴い、資源豊富な非西側国々と西側国々の間にもたらされた経済的な格差を解消する努力が必要です。また、SNSを通じた情報の共有において、多様性と対話の促進も求められます。
コーヒーやココアの価格上昇の背景には何がありますか?
-コーヒーやココアの価格上昇は、贅沢品需要の増加、生産地域の天候や政治的不安定さ、またESG基準に基づく人権や環境保護の要求など、多岐にわたる要因が影響しています。
Outlines
🌐 中東情勢と食料価格の高騰、ESGとSNSの影響
第1段落では、食料価格の高騰と中東での戦争が密接に関連していると述べています。吉田さと氏は、食料価格の変動や原油価格、またESGとSNSの役割について語ります。中東情勢の緊張が続く中、イスラエルとイランをはじめとする国々が絡み合う戦争の状況を解説し、それが食料価格に与える影響についても触れています。
💰 原油価格の高騰とその経済的波及効果
第2段落では、原油価格の高騰が食料価格の上昇に寄与していると説明しています。戦争が起きた場合、原油供給の減少が懸念され、その結果として原油価格が高騰する可能性があるとされています。また、輸送コストの上昇や、肥料や精錬済み金属などの価格上昇も触れられ、これらが食料価格の上昇につながる経路を解説しています。
🌳 ESGとSNSが世界分断を深める要因
第3段落では、ESGとSNSが世界を分断する要因となり、それが食料価格の高騰にも影響していると語ります。ESGによって、環境に配慮された企業への投資が促進され、それが世界経済の分断を招いたと説明。また、SNSの普及が大衆の意見を反映し、民主主義とポピュリズムの間で分断を生む要因となり、それが食料価格の高騰にも影響を与えるとされています。
📉 2008年のリーマンショック以降の世界経済とESG
第4段落では、2008年のリーマンショック以降の世界経済の流れと、ESGがそれに与える影響について述べています。ESGの提唱とビジネス利用、そして武器利用が世界的に広がり、それが世界経済の分断を深める要因となり、食料価格の高騰に寄与したと語られています。また、SNSの普及もまた、世界経済の分断を促進する要因となり、それが食料価格の高騰にも影響しているとされています。
🌟 ESGとSNSの存在が世界分断を維持し続けるとの見方
第5段落では、ESGとSNSが存在し続ける限り、世界分断は終わらないという見方を示しています。食料価格の高騰は、その大きな流れの一部であり、資源国の脱しぶりや戦争勃発がなければ食料価格の高騰は起こっていないと述べています。さらに、コーヒーやココアなどの農産物の価格上昇にも他要因が存在し、ESGの要請による人権や環境への配慮、さらには世界的な人口増加が関与していると語ります。
Mindmap
Keywords
💡ESG
💡SNS
💡世界分断
💡原油価格
💡食品価格
💡資源国
💡脱炭素社会
💡アラブの春
💡代理戦争
💡NISA
Highlights
食品価格が高止まりし、戦争が続く現代社会において、ESGとSNSが重要な役割を果たしていると述べています。
原油や食品価格の動向について触れ、中東情勢の緊張がこれらの価格に与える影響を解説しています。
イスラエルとイランの緊張関係が、中東の安定性に与える影響について詳しく述べています。
2024年年初から中東で起きた主要な動きとして、アメリカのガザでの自停戦を求める決議への賛成が挙げられます。
イスラエルがシリアにいるイラン大使館を攻撃し、その結果イラン革命防衛隊の司令官らが死亡したと報じられています。
4月13日にイランが直接イスラエルの本土を攻撃し、過去にない異例的な事態が発生したと触れています。
原油価格の変動が食品価格上昇につながる経路を解説し、物価上昇が人件費上昇につながることも述べています。
世界分断が食品価格上昇と戦争勃発の共通の原因であると主張し、その背景に西側と非西側の対立が存在すると指摘しています。
2008年のリーマンショック以降、ESGの提唱とビジネス利用、さらには武器利用が行われ、それが世界分断を深める要因となりました。
SNSの普及が大衆の意見を形作り、アラブの春やブレグジット、トランプ大統領選挙の勝利などにも影響を与えています。
ESGとSNSが世界分断を生む要因となり、それが原油価格上昇や食品価格上昇につながると分析しています。
資源国の出しぶりや戦争勃発がなければ、原油価格や食品価格の上昇は起きていないだろうと述べています。
SNSやESGが人類社会から取り上げることは困難であり、世界分断は続くとの見解を示しています。
コーヒーやココアなどの農産物の価格上昇にも、ESGや贅沢品需要の増加などの要因がかかわっていると触れています。
投資信託や海外ETFなど、関連商品への投資についても言及し、NISAの成長投資枠での活用を提案しています。
Transcripts
今回はesgとSNSが食品だかと戦争の
一員ではないかということについて考えて
いきます足元我々の周りでも様々な食品の
価格が上がってきていますそして海の
向こう側では戦争が続いていますその身近
な食品中と遠くの戦争の根本の根本の原因
は同じなんではないかと考えています動画
で詳しく述べていますどうぞ最後までご覧
ください
こんにちは楽天証券経済研究所の吉田さと
申しますどうぞよろしくお願いし
ます今回はesgとSNSは食品高と戦争
の一員と題してお話をいたし
ます原油や食品の価格動向について触れて
いきますではこちらをご覧
ください様々ありますけれどもまず
は慰霊づめの中東情勢報復合戦続くという
こと
ですこちらを見ていただきます
と中東の地理を確認し
ますまずはこちらの方にイランがあります
しここにイスラエルがありますイスラエル
はこの緑で書いた抵抗の数字と呼ばれて
いるイランが支援しているイスラム武装
組織とほとんど好戦中にあります例えば
イエメンの風班ガザ地区のハマスレバノン
の
ひぼシリアやイラクで活動している民兵
組織加えてイラン革命防衛隊まこういった
組織とイスラエルはほとんど好戦中にあり
ます
元々昨年の10月からハマスとイスラエル
の戦争が続いていますけれどもそこに加え
てになりますえそしてイスラエルとイラン
の直接的な攻撃報復合戦の予想を提してき
ていますイランは直接イスラエルに対して
攻撃を行いましたイスラエルはアメリカの
支援のも防空システムによって多くの
ミサイルやドローンを破壊しました逆に
イスラエルはイランに対して直接攻撃した
とまこのような報道が一部ありますイラン
はそれに関して言及はしていませんけれど
もその報道がもし正しければイスラエルも
イランに対して直接攻撃を行ったことにに
なりますまこのようにイランとイスラエル
という大きな中東の国々において様々な
ところで戦闘が起きているということです
ねイランは非西側の旧戦法イスラエルは
西側の大国アメリカの支援を受けていると
なってきますとこれはまさに西側と非西側
の大理戦争が今まさに起きていると言える
と思い
ますイスラエルとイランの関係だけでは
説明ができない状況になっているわけなん
ですね根は深い状況の悪化が続く可能性が
あると言えると思い
ますえ
そして経緯を振り返ってみますとこれは
2024年の年初からの中東における主な
動きです例えば3月25日アメリカがガザ
即自停戦を求める国連安保の決議において
危険しましたこれまでは拒否権を発動をし
て採決しないように秘訣に追い込むことを
してきましたけれどもこの時は危険に回り
ましたえこれに関してえイスラエルの首相
は明らかな交代であると明らかなアメリカ
とイスラエルの関係の交代であるという風
に言いましたつまりこれはの状況だったと
言えると思いますそして4月の1日だった
んですがイスラエルがなん
とシリアにあるイラン大使館を攻撃しまし
たこれによってイランの革命防衛隊イラン
革命防衛隊の司令官らが死亡しましたこれ
もまさにほぼ直接イスラエルがイランに
対して攻撃を行というような状況ですこれ
もまた異例の状況だったんですねえ加えて
4月13日この1日の攻撃の報復という
意味がありましたイランが直接イスラエル
の本土を攻撃しまし
たこれもまた異例なんです
ねイラン革命以降えずっとですえ
1970年代後半以降ですねえイランと
イスラエルというのは基本的に対立をして
きましたですが直接攻撃をし合うという
ことを避けてきましたですがこの4月13
日についてはその暗黙のルールを破るよう
にイランは直接イスラエルに対して攻撃を
行いましたこれは本当に大きな異例のこと
でありました
え
そして一部報道ではありますけれども4月
19日イスラエルはイランに直接攻撃をし
たとまこのような報道があります本当に
本土攻撃を調うという幸福合戦を行って
いるという状況になってい
ます異例づくめの状況ですので今後につい
てもまた別の異例が起きる可能性があると
言えますですので原油相場につきましても
また別の異例のことによって供給一迫え
受給一迫供給減少懸念が強まってそれに
よって短期的な価格上昇が起きると考えて
い
ますでは次ですね3位国に絡んでいる戦争
というのは実は我々の身近にある食品価格
を押し上げているということですねえ今後
慰霊が続いていった場合なお原油価格が
上れしると申し上げましたけれどもこう
いう状況の中
で今食品価格はどんどん上がってきていた
わけなんですがさらに原因価格が上がった
場合さらに我々の短の食品価格が上がる
可能性があると言え
ますその経路を確認をしますとこちらの
通りですねここに書きました使用国が絡ん
でいる戦争勃発が起きた場合原油の供給
減少懸念が強まりますこれによって経済の
血液と言われている原油の価格が高騰し得
ますこの
結果様々なコストが上昇します
例えば輸送自動者や船舶や航空機などの
燃料ですねまさに原油を生成して作られた
燃料で動いている輸送機器については真先
に影響を受けるということですね輸送の
コストがまず上がります加えて材料です石
由来の材料の価格も上がりますし肥料です
ねえエネルギーを使って作っている製品な
んですがこの肥料の価格も上がりますえ
加えて精錬済みの金属ですね例えば
アルミニウムがそうです電気の缶詰めと
一部言われていますけれども電気を多用し
てその電気によって製品を作っていくとま
こういうですね金属があるんですがここに
関しましても価格上昇の要因になり得ます
えそしてそもそもの電気ですね冷暖房照明
熱源輸送機械稼働などの電気の価格がが
上がっていきます電気のコストが上がって
いきますえ加えて燃料冷暖房熱源機械稼働
ということで原因価格が上がることによっ
て広範囲のコストが上がり
ますそしてもう1点があります広範囲の
コストが上がった結果物価高が起きていき
ますこれによって物価高に合わせるように
人件費を上げていこうとまこのような動き
が一部で見られ始めますこれによって各種
コストだか物価だか合わさって末端の食品
価格の上昇ということなんですねこの経路
がまさに原油価格上昇を食品価格上昇の
経緯になりますまこのようなことをまずは
年頭に置いて考えていき
ますでこちらですねえ食品価格の上昇と
いうのと戦争というのは実は共通の原因を
いるんだとその共通の原因とは世界分断だ
ということなんですね世界の分断があるが
ゆえに食品価格が上がっている戦争が起き
ているということですこちらの通り書いて
みました世界分断が食品価格を高止まりさ
せている経緯ですねまずは先に述べた原油
とを食品価格打についてはこの部分につい
て述べていましたもっと広い目で見ていき
ますとこの原油級刀の背景である主要山国
からの供給減少懸念これはまさに山国に
絡んでいる戦争勃発今であれば中東情勢
悪化ウクライナ戦争の勃発になりますこの
戦争勃発というのがどこから来たのかと
いう問なんですがこれがまさに西側と非
西側の世界分断であると考えられます
つまり中東で今起きていることについても
西側の先進国え西側の使国であるアメリカ
の後ろ立てがあるイスラエルと非西側の
急戦方のイランまこういう図式があるわけ
ですのでえ西側と非西側の分断における
西側非西側の代理戦争という色合いがあり
ますえウクライナについてもアメリカの
後ろがあるわけですのでそれと西側の旧
戦法のロシアとの戦争であるわけなので
やはり西側と非西側の代理戦争という図式
があります代理戦争ということは元々根本
的に西側と非西側の間に分断があるという
ことを意味するわけですのでやはり分断が
あるがゆえに今まさに中東でもウクライナ
でも戦争が起きているんだということ
です分断がある戦争がある原油の供給現象
が強まるこれによって原油球道とここの図
について今述べていきましたえ加えて分断
があることによって資源国の出しぶりが
起きています出しぶり原油においては原産
ですOPECプスは原産を続けてい
ます一見すると原油価格を釣り上げたいと
いう意図を持って減産をしているように
見えますけれどももっと深く考えていき
ますとそもそも西側と非西側の分断がある
ということで非西側であるオペックプラス
は分断の相手である西側に対して有利な
ことをしないようにしようまこのような
意図を持っている節がありますですので
出しぶりをしようと価格を上げようまこう
いう意図を持ってですねえ彼らが原産を
行っている可能性があると見ていますです
ので出しぶり原油の場合は原油の原産と
いうことで原油価格を釣り上げていく
そしてその結果食品価格が上がっていると
まこういう図式もあります加えて分断が
あることによって脱しぶりが起きていて
例えば農産物であれば輸出制限ですね
まさにこれは今制裁を課せられている
ロシアが西側に対して農産物の脱りを行っ
ているという報道があり
ますでえ以前はですねえインドが一時的に
え農産物の輸出制限を行ったということも
ありますですので農産物に関しては輸出
制限ということで出しぶりというものが
起きていてこれが直接的に食品の価格を
押し上げていると言えると思い
ます分断があることによって戦争が起きて
いる分断があることにによって出しぶりが
起きている複数の経路を通じて職員価格が
上がっているとまこのような図式であると
考えてい
ますでは次なんですけれどもその分断の
原因を考えていきますなぜ今世界分断が
起きているのかということをですねその
キーワードがesgとSNSであると見て
いますesgとは環境社会企業統治
SNSは交流サイト
ですこ今esgなんですけれどもこれはえ
環境に配慮をした企業に投資をしましょう
そうでない企業には投資しないようにし
ましょう社会に配慮をした企業に投資を
するようにしましょうそうでない企業には
投資をしないようにしましょうまこういっ
たことなんです
ねでえGもそうですねえガバナンス企業
統治が行き届いてる企業に投資をし
ましょうとまこういう意味だったんですね
つまり投資をする時の選別をする際の
きっかけでもあるんですねこのesgが
あることによってesgに準拠している国
地域え企業にはどんどんとお金がえ回って
いったわけなんですが逆にそうでない企業
国地域においては資金が流出していたとま
こういう経緯があるんですねまそれが
もたらした結果世界分断があるということ
ですえこちらを見ていきますと2008年
リーマンショックに遡りますショック発生
その後なんですけれども西側の国々はえ
景気の回復や株価の上昇を目指して様々な
策を講じていきましたその作の1つに
esgの提唱そしてesgのビジネス利用
さらにはesgの武器利用というものが
あったんですねでビジネスにですねえ使っ
ていった場合まいいことをしている国企業
地域にどんどんとお金が入っていきますの
でそれによって株価上昇が起きたとまこう
いう経緯はあるわけなんですがやはりこの
武器利用です
ねesgに準拠していない国地域企業を
批判する動きが強まっていきました特に
2010年以降ですね脱炭層脱炭層環境
問題環境問題社会人権企業統治言えば言う
ほどですね起きたことは非西側との分断な
んですね非西側というまその地域ですね
そのまあグループにおいてはやはり石油を
生産している国が多いんですねえそして
化石燃料を使って国が発展しているという
ところもたくさんありますえそして
強権的なえ体制を敷いている国もたくさん
ありますということはesgと言えば言う
ほど西側はいいかもしれませんけれども
その西側と対局的にある非西側との分断が
深まってしまうとまこういう結果があった
んですねでえesg提唱武器利用その結果
世界分断ということがどんどんと目立って
いきました石油は悪だ石油は使うな石油を
生産している企業は悪だとまこういった
ことを安に西側の国々は言っていたんでは
ないかとまこれが巡り巡って非西側との
分断を深めてしまったとまこういう経緯が
あると思い
ますえそしてSNSなんですけれどもこれ
はまさに2010年以降世界的にスマート
フォンの普及が進んでいきましたえその
結果スマートフォンで使われる
SNSの普及も進んでいきましたえこれに
よって大衆の渦民意の濁流が生まれるよう
になりました同じ考えを持った人々が
SNSで繋がっていくその繋がった考え方
この渦が大きくなっていって一部では政権
転覆すら起きましたアラブの春がそうです
いくつもの国において民主化が進んだと
言われていますけれども一部では武力を
持って政権添付化が起きた国もありました
えそして2016年のブレグジットそして
2016年のトランプ死のえ米大統領選挙
の勝利これらにもやはり強くSNSが
関わっていたと言われています
ポピュリズム大衆警語という言葉があり
ますけれどもこの大衆警語をですねうまく
利用をして膨れ上がったSNSで
膨れ上がったポピュリズムこれをうまく
利用して選挙で勝っていったのがトランプ
氏であったと言えますこうなってきますと
民主主義が行き詰まってしまうとまこの
ような状況に陥りましたその結果民主主義
を正義と考えている西側とそうでないと
考えている非西側に分断が生まれるのも
当然であると言えますですのでesgの
武器利用SNSによるま大衆迎合の普及ま
これらがですねえ結果的にま図らずともま
意図はなかったかもしれませんけれども
結果的に西側と非西側の世界分断を生んで
しまったと言えると思い
ますそしてその分断がこちらの通り
戦争勃発出しぶりを生んでその結果原油と
を食品価格上昇とこのような流れが起きた
そしてまさに今起きているということです
ねえ中東情勢の悪化だけに目をま奪われて
いると大きな流れが見えづらくなります
足元のインフレ物化だか食品だかだけに目
を取られていても流れは分かりませんです
がこの図の通りに少なくとも2008年
から足元の食品価格高は始まっていたと
いう風に考えていけばですね今後の動向を
考えることができると思いますえつまり逆
を言いますと資源国の脱しぶりや三位国に
関わる戦争勃発がなければですね原油高か
も食品高かも起きていないだろうとえそれ
はつまり世界分断ががなければ食品高は
起きていないだろうということなんですね
ではその世界分断をなくすためにはという
ことなんですがこれはまさにえSNSと
esgこの2点がなければ世界分断は
なくなると言えると思いますですが人類
からSNSを取り上げることはおそらく不
可能でしょう人は人は元々繋がりたいと
いうを持っていますその欲求を叶える方法
の1つとしてSNSがあったわけですので
え取り上げることはもうできないと思い
ますえ加えてesgなんですが西側の国々
は莫大なお金を使ってきました投資をして
いるんですねですのでま今更えesgは
なかったということはもう言えなくなって
いるわけですのでえこの点においても
esgはまた続くと言えますSNSもまだ
続くということですねということは世界
分断は終わらない世界分断はまだ続くと
こう考えていきますと戦争も終わらない
出しぶりも終わらない原油高も終わらない
その結果食品価格高も終わらないまこの
ように言うことができると思い
ます大きな流れの中に今まさに食品価格高
があるんだということを考えていく必要が
あると思います
そしてこのコーヒーとココアとを書いてみ
たんですけれどもこちらの通りにですね
原油や金の価格以上に上がっている農産物
があるんですねでこれはですねやはりその
足元起きている原油高やその出しぶり戦争
ですねえ戦争や出しぶり金の価格の上昇
圧力に加えて例えばカカオやオレンジ
ジュースやえコーヒーなどといった較的小
規模な商品のマーケットなんですけどもま
これらはですねやはり別の文脈による上昇
圧力も存在するんだということを考えて
いく必がありますそれは贅沢品を求める
人口が増えてきていることそして加えて
esgですねえここにもesgが関わって
くるんですけれども人権に配慮をした公成
な価格で買い取りをすること
いうこともえ含まれてき
ますそしてえ長期的な世界全体の人口増加
ですとかまこういった部分もですねえ
関わってきますので原油高食品高という
流れとは別の文脈のえまた違う上昇圧力が
これらにかかっているとえ考えていくのが
自然であると考えていますですので食品
価格についてはやはりまだまだですねえ
上昇しる上れしとまこういったにあると見
てい
ますでは最後に関連する商品をご紹介し
ますまこれらにつきまして
は農産物そしてえエネルギーそして金属を
いずれも含んでいるえ指数化された商品
ですえ投資信託もありますしえ海外の
ETFもありますまこれらはいずれもえ
現状のNISAの成長投資枠でご利用い
ますので是非ですねご注目いただければ
幸い
ですでは今回はesgとSNSは食品高と
戦争の一員と題してお話をさせていただき
ましたえまた次回もどうぞよろしくお願い
いたしますえ最後までご清聴いただきまし
てえ誠にありがとうございまし
たJA
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