Advice: If You Want to Be a Manga Artist, You Can Practice Drawing Later.
Summary
TLDRこの動画では、Naoki Saitoが漫画家を目指す中学生に向けて、効果的な練習方法を伝授します。Saitoは、絵の技術を向上させることよりも、漫画を通じて自分の考えを伝える能力を養うことが重要だと強調しています。具体的には、8〜16ページの短い漫画を描き、その後プロの漫画を参考にして改善点を見つけ、実際に改善していく「3ヶ月改善法」を提案。さらに、漫画家としての成長にはキャラクター構築の重要性やフィードバックの受け入れが欠かせないと述べています。
Takeaways
- 😀 漫画家に必要なのは絵の技術だけではなく、漫画のフォーマットを使って何か面白いことを伝える能力である。
- 😀 絵の練習よりも、まずは漫画を描くことが重要であり、絵の技術はその過程で自然に身についていく。
- 😀 3ヶ月改善法は、漫画制作を通じて自分の問題を見つけ、解決するサイクル(PDCA)を回す方法である。
- 😀 漫画を描く際に最初に行うべきことは、8~16ページの短い漫画を描き、問題点を発見すること。
- 😀 問題を発見したら、自分の漫画と同じような漫画の第1話を参考にして、どう解決しているかを学ぶ。
- 😀 漫画を改訂(リダウン)することは、成長するために必要なステップであり、面倒でも必ずやるべき。
- 😀 漫画の評価を自己分析だけでなく、プロの漫画編集者に見てもらうことで客観的なフィードバックを得る。
- 😀 漫画家として大事なのはキャラクター作り。キャラクターに対して「なぜ?」を問い続けて深堀りすることで、物語を面白くする。
- 😀 藤田和日郎の「ドクシャは読むな」の本を参考にすることで、キャラクターの作り方やストーリーテリングの重要性が学べる。
- 😀 自分の好きな漫画の第1話を分析することで、漫画制作に必要な要素(コマ割り、キャラクターのダイナミズムなど)を学ぶ。
- 😀 プロの漫画家は、映画を一緒に観てその感想を共有し合うことで、物語の面白さを見極める能力を養っている。
Q & A
漫画家になるために最も重要なスキルは何ですか?
-漫画家になるために最も重要なのは、ただの絵の技術ではなく、漫画のフォーマットを使って他者に何か面白いことを伝える能力です。絵はその過程で習得できる技術であり、伝えたいことを表現する力こそが重要です。
3ヶ月改善法とは何ですか?
-3ヶ月改善法は、漫画を描く際にPDCAサイクル(計画・実行・確認・改善)を用いる方法です。具体的には、8〜16ページの短編漫画を描き、そこから問題点を洗い出し、それを修正しながら再度描くことで改善を図ります。
3ヶ月改善法の「PLAN」ステージでは何をするべきですか?
-「PLAN」ステージでは、まず8〜16ページの短編漫画を描きます。完成度を高めることよりも、漫画を描く過程でどんな問題に直面するかを確認することが重要です。
「CHECK」ステージで何をすべきですか?
-「CHECK」ステージでは、好きな漫画の第1話を参考にして、どのように問題が解決されているかを分析します。自分が抱えた問題と、他の漫画がどのようにそれを解決しているかを比較することで、自分の漫画をより良くする方法を見つけます。
漫画を描いた後に行うべき「ACT」ステージでは何をするべきですか?
-「ACT」ステージでは、CHECKステージで得た教訓をもとに、自分の漫画を再描画します。赤ペンを入れて改善を重ねることで、より完成度の高い作品に仕上げることができます。
出版社に漫画を見せることの利点は何ですか?
-出版社に漫画を見せることで、プロの編集者から客観的なフィードバックを受けることができ、自分では気づきにくい問題点を指摘してもらえます。これにより、自己評価だけでは得られない貴重な意見をもらうことができます。
漫画家にとって「キャラクター作り」の重要性は何ですか?
-キャラクター作りは物語の核となる部分であり、深い人物像を作ることが読者を引き込む鍵となります。キャラクターの行動や思考に一貫性を持たせ、読者がその行動の理由を納得できるように「なぜ?」を繰り返し問い続けることが重要です。
「なぜ?」を繰り返し問うことがキャラクター作りにどう影響するのか?
-「なぜ?」を繰り返し問うことで、キャラクターの行動や背景に深みが生まれ、物語がより面白く、説得力のあるものになります。キャラクターが何かをする理由を明確にすることで、読者がそのキャラクターに感情移入しやすくなります。
漫画を描く際、ストーリーの「最初の章」が重要である理由は何ですか?
-漫画の最初の章は、物語の設定を紹介する非常に重要な部分です。この章は物語のテンポやキャラクター紹介に多くの情報を詰め込む必要があり、非常に難しい部分でもあります。そのため、他の章に比べて特に時間をかけて練り直すべきです。
藤田和日郎の書籍「DOKUSHA WA YOMUNA」で学んだことは何ですか?
-藤田和日郎の書籍からは、映画を見てその感想を共有することで、自分の考えを深め、他者の視点を学ぶ重要性が強調されています。また、キャラクター作りにおいて「なぜ?」を繰り返し問い、キャラクターを深掘りする方法が有用であることを学びました。
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