コロナ危機、経済学者の挑戦:感染症対策と社会活動の両立をめざして #1(プレゼンテーション)【RIETI BBLウェビナー】
Summary
TLDRこのスクリプトは、東京大学の研究者が新型コロナウイルスと経済の両立に関する分析を通じて、社会に貢献しようと取り組んだ物語を語っています。彼らは過去2年間のデータをもとに、感染症対策と経済活動のバランスを定量的に分析し、その成果をメディアや政策立案にフィードバックしています。また、研究者による政策への貢献や、若手研究者のインセンティブに関する議論も展開されています。彼らの取り組みは、経済危機やパンデミックに備えるための貴重な経験として、多くの人々に伝えられることを願っています。
Takeaways
- 😊 藤井さんと中田さんの共著の本が出版され、その紹介を兼ねた講演。
- 📘 本のテーマはコロナと経済の両立に関する分析。
- 📊 定量的な分析を通じて感染症対策と社会経済活動のバランスを探る。
- 🧪 コロナの影響を定量的に分析し、緊急事態宣言の解除や東京オリンピックの開催による感染への影響を調査。
- 💼 中田さんのFRBでの経験が生かされ、迅速で現実的な分析が可能に。
- 📰 若手研究者や政策現場のニーズに応じた分析の提供を目指す。
- 📖 書籍には政策決定プロセスや分析の詳細、関係者へのインタビューが含まれる。
- 💬 政策現場との対話やメディア対応についての経験も共有。
- 🚀 コロナに関連する政策の効果検証や今後のパンデミック対策のための基盤作りを提案。
- 🔍 感染と経済の統合モデルの開発や効果的な政策の提供を今後も続ける意向。
Q & A
このスクリプトはどの大学の研究者による発表ですか?
-このスクリプトは東京大学の研究者による発表です。
発表のテーマは何ですか?
-発表のテーマは「コロナ経済」に関する分析と、その分析を社会経済活動と感染症対策の両立に関する議論にどのように適用するかです。
発表者はどのようにして研究を開始しましたか?
-発表者は2021年1月から研究を開始し、当初はコロナ分析を行おうとしていたわけではありませんでしたが、研究者としての役に立ちたいという思いから始動しました。
研究の目的は何ですか?
-研究の目的は感染症対策と社会経済活動の両立を分析し、メディアや政策現場にどのように情報を提供するかを探求することです。
研究にどのような方法を用いましたか?
-研究では定量的な分析を用い、インタビュー形式で日本評論者からの意見をまとめました。
研究チームはどのようにして組織化されましたか?
-研究チームは多くのRAを雇って組織化され、中田泰輔さんの経験が役立ちました。彼はFRBのリスト出身で、分析のスピード感を持ったプロジェクトに直結するような経験を持っていました。
東京オリンピックの開催による感染への影響はどのように分析しましたか?
-東京オリンピックの開催による感染への影響は、緊急事態宣言の解除時期など、感染症対策と経済活動のバランスを定量的に分析しました。
研究の結果はどのように社会に伝えられましたか?
-研究の結果はメディアや政策現場に伝えられ、厚労省アドバイザリーボードや内閣官房AIシミュレーションプロジェクトなどの方々と協力して分析を活用しました。
研究の中で特に重要な分析は何でしたか?
-特に重要な分析は緊急事態宣言の解除基準や感染シミュレーション、病床見通しツールの開発などです。
今後の活動や計画は何ですか?
-今後の活動や計画は学術研究にシフトし、パンデミックにおける最適なバランスの取り方に関する知見を提供することを目指しています。
この研究はどのように若手研究者に影響を与えていますか?
-この研究は若手研究者に政策に直結する分析を行おうとするインセンティブを提供し、研究論文だけでなく社会貢献を目指す道を開いています。
Outlines
📚 新書紹介とコロナ経済分析の意義
東京大学の藤井さんが、共著した本の紹介と、コロナ禍下の経済分析の意義について話しています。本は、感染症対策と経済活動の両立をテーマに、日本評論者へのインタビューをまとめたもので、2021年1月から始まった研究の成果を示しています。藤井さんは、研究を通じて政策やメディアに情報を提供し、若手研究者にも政策に直結する分析のインセンティブを示し、次のパンデミックや経済危機に備えたいという思いを述べています。
🗣️ 実務者からのフィードバックと分析の活用
中田泰輔さんも加わって、本の概要と、彼らの分析がどのように政策やメディアで活用されたかについて説明しています。彼らは、分科会メンバーやメディア関係者、厚生労働省のアドバイザーボードのメンバーなど、実際に分析を活用してくれた方々をインタビューし、その意見を取り入れています。また、分析の背後にある苦労やモチベーション、政策現場との対話の重要性についても触れています。
🔬 経済学者の役割と分析の始まり
中田さんは、経済学者が社会に貢献する機会について語り、彼らの分析チームの始まりと、なぜコロナ分析を始めたのかについて説明しています。彼は、FRBでの経験を通じて分析のスピード感を身につけ、東京オリンピックの開催による感染拡大の影響など、様々な分析を行ってきました。また、若手研究者が政策に関わる分析を通じて社会に貢献するきっかけを示唆しています。
📈 緊急事態宣言の解除基準と分析の進展
藤井さんと中田さんの分析チームは、緊急事態宣言の解除基準や感染シミュレーションについて分析し、その成果を政策に反映させることで進展を続けています。彼らは、分析を通じて、感染と経済のバランスを測る方法を提供し、その分析が政策決定プロセスにどのように影響を与えているかについても触れています。
📊 感染シミュレーションの進化と分析の焦点の変化
分析の焦点がどのように変化し、感染シミュレーションが進化してきたかについて説明しています。2021年初めは、感染シミュレーションが政策判断に欠かせない要素だったが、2022年には、病床見通しや社会経済への影響が注目され始めました。また、分析チームは、高頻度で見通しを提供し、メディアや政策現場でその重要性が認識されるようになりました。
📘 学術研究へのシフトと将来の展望
分析チームは、現在までの経験を通じて、学術研究にシフトし、パンデミックにおける最適なバランスの取り方に関する知見を提供することを目指しています。彼らは、政策の効果検証や価格コミュニケーション、政策決定プロセスの検証など、政策現場に近い視点を学术的にまとめることで、将来のパンデミック対策に貢献を目しています。
Mindmap
Keywords
💡コロナ経済
💡経済セミナー
💡緊急事態宣言
💡感染症対策
💡社会経済活動
💡東京オリンピック
💡政策コミュニケーション
💡経済学者
💡統計モデル
💡学術研究
Highlights
東京大学の藤井さんと中田泰輔さんの共著本が出版され、コロナ経済の分析を紹介
2年間のコロナ経済分析を日本評論者へのインタビュー形式でまとめ
感染症対策と社会経済活動両立の分析をメディアや政策現場に伝える方法を探求
2021年1月から始まった研究は当初、定量的分析が日本で少なく、不確実性にも関わらず始まった
緊急事態宣言の解除時期や東京オリンピック開催の感染影響分析を開始
RAを雇って大規模チームを率いた経験、中田さんのFRB経験が分析に寄与
若手研究者への政策分析インセンティブの不足と研究論文とのミスマッチ
次のパンデミックや経済危機時の備えとして、研究者チームの作成と分析提供の重要性
本書はインタビューまとめで、経済セミナー編集部に掲載された分析も含む
11人の政策関係者からのインタビューを含む、政策決定プロセスの分析
研究者が政策現場と対話する際の経験と気をつけるべきこと
2020年末に分析を開始し、感染と経済のバランスの分析を提供
藤井さんはFRBの数理モデルチーム出身で、経済学者が行うべき分析の提供
2021年初めからメディア対応が忙しく、緊急事態宣言の解除基準分析が政策単位で高評価
感染シミュレーションの必要性と、厚労省アドバイザリーボードでの発表
2022年に重症化率や致死率の分析、病床見通しツールの開発
自殺率への影響分析と、社会経済への被害に注目が集まった理由
学術研究へのシフトと、パンデミックにおける最適なバランスの取り方に関する知見提供
政策の効果検証や価格コミュニケーションの重要性と、政策決定プロセスの検証
書籍出版や研究会開催、大学での教育を通じて、パンデミック対策の基盤を強化
Transcripts
ありがとうございます本日はこのような
貴重な機会を頂戴して誠にありがとう
ございます
石蔵さんまた小林先生もお忙しい中
ありがとうございます
東京大学の藤井ですで私とですねあの東京
大学の同僚の中田泰輔さんとの共著の本が
先週出版されまして今日はその
紹介を兼ねた講演をさせていただこうと
いうふうに思いますでこの
本ではですね我々あの
ずっとコロナ
経済っていうテーマで
過去2年弱分析をしてきましてそれを日本
評論者の方にインタビュー形式でまとめて
いただきました
我々は主に感染症対策と社会経済活動の
両立というテーマで分析を行ってまたそれ
をメディアとかですね政策現場にどのよう
に届けるべきかみたいな
様々な描い経験をさせていただきまして
それをまとめていただきました2021
の1月からですねこの
研究をスタートしまして
中田さんと私は東大の経済学部で同じ
フロアでしてよく
話をしててで
最初このコロナの分析ってやるつもりは
なかったですねで命の問題もありますし
非常に強い抵抗もあったんですけど
研究者として段落お役に立ちたいという
思いがあってでまだ
当時はですね定量的な分析が日本でかなり
少ない印象がありましたでコロナと
経済の両立っていうテーマはいろんな
ところで話はされていたんですけれども
なかなかこう
議論の叩き台になるような
定量的な分析当然不確実性も大きいんです
けれどもそういうものがあまりなかったの
で何かやろうということで最初の方は
緊急事態宣言をいつ解除すべきかみたいな
分析からスタートしましてで
東京オリンピック
開催による感染への影響とかですね
福山やってきましたでコロナの性質上です
ね
スピード感を持ったさらにこう現実的な
分析をしなきゃいけないということで
普段の研究とはこう全く違う
経験をさせていただきましたで
多くのRAを雇ってですねチームを率いる
というような経験もですねこれも中田さん
が修行してくださって中田さんの前職が
FRBのこのリストでしたのでやっぱり
こういう制作に直結するようなものとか
ですね
スピード感を持った分析みたいなことが
こう中田さんの経験が非常にこう行きまし
てで
様々
景気をやることができましたで
本当にこういろんな経験をさせていただい
てこれを
ぜひ多くの人に伝えたいという思いがあり
ますで
[音楽]
例えばですね
若手研究者に関してもなかなかこう
政策に
直結する分析をやるインセンティブとか
あんまりなくて
結構皆さん研究
論文がいいジャーナルに乗るっていうのが
目標ですのでそこで
ミスマッチとかですね制作現場からの要望
と研究者側からのこう供給みたいなものの
ミスマッチですよねでいろんなこう機動的
な動きとかですね
そういうものをいろんな見えてきた課題と
かも含めてこの本では紹介をさせて
いただいてで次のパンデミックとかですね
いろんな経済危機が起きた時の備えとして
そういった時にこうサッと軌道的なこう
いう研究者のチームを作ってですね何らか
こう社会のお役に立てるような分析を
提供できればなというふうに思っており
ますで
内容については今から中田さんに
色々と詳しくお話をしていただきますはい
では私の方からは以上です
東京大学の中田です
本日はこのような機会をいただきどうも
ありがとうございます
一部
藤井さんが
研究してくれたところもすぐにあるんです
けれどもまずは今回あの出版させて
いただいたあの
書籍コロナ危機経済学者の挑戦の概要と
いうところででその後に
藤井仲田チームがこれまでどういった分析
をしたかっていうところをもう少し詳しく
お話しさせていただいてでその最後にです
ねあの現在我々がどういったことをして
いるのかそして今後といった活動をして
いくのかということに関してお話しさせて
いただきます
であのまあこの書籍はあの
インタビューのまとめということで
2021年の3月から2020年2年の4
月まで
経済セミナー編集部の方に定期的にあの
我々の活動に関してインタビューをして
いただいておりましたそしてその一部は
経済セミナー編集部のノートに掲載されて
いるということでおそらく
9チャプターあるうちの3チャプター
ぐらいはそこに
収録されてここで
読むことができると思います
であので今回
自分たちのインタビューをまとめるだけで
は
こう見えないところもあるのではないかと
いうことであの実際に我々の分析を活用し
てくださった方々を中心に11年の
方々に
インタビューをお願いしてそれをまあ
関連の深い
賞末に
掲載させていただくとそういった試みも
行っております
で具体的には分科会メンバーでもある大竹
さんそして
内閣官房
AIシミュレーションプロジェクト座長で
ある北野さんそして日経
新聞共同新聞テレビ朝日等のあの
記者の方々
そしてまあ
厚労省アドバイスサリーボードの
雑長である
脇田先生そしてあのま当時ですけれども
和田先生あとはコリン
組織委員会事務局のトップであった中村
さんまあこういった方々のインタビューも
掲載させていただいております
であの先ほど
藤井さんが話してくれた
あの
今いろいろな
テーマに触れて5分の間に触れてくれたん
ですけれどもあのまあテーマごとにですね
あのまあこのプロジェクトがどのように
スタートしたのか
短期間で大きなチームを作り上げたんです
けれどもまあそれはどういったそこに伴う
苦労話とか
でまあ
我々の
昨年のオリンピック分析は
注目の集めた分析の一つですけれどもまあ
どういった経緯でどういった
モチベーションでそういった分析を行った
のかと
そしてそうですねあのまあ
研究者の中でこう
研究論文を書く以上の形でまあこう社会に
貢献したいっていう思いを持ってる方々が
経済学の分野では我々の世代をおそらく
中心に増えてきてると思うんですけれども
実際には
政策現場と対話するときにこう気をつけて
我々の経験をもとにこういったことに気を
つけた方がいいのではないかとか
メディアの人に
研究の成果を発表するときにまあこういっ
たことを
想定しておくと良いのではないかみたいな
そういったお話もしているということです
ね
で
想定読者としましてはまあ本当にいろいろ
な方々に読んでいただきたいんですけれど
もまずは研究者と協力をすることに興味の
ある政策現場の方々そして制作現場一般の
人々に分析を届けることに興味のある研究
者の方々
そして研究者による分析を報道することに
興味がある方々そういった方々が
念頭に置かれるかと思いますまあただそれ
以上にもっと
広くコロナというところに関わらず研究
政策報道の世界に興味のある一般の方々
そして若い人々に
本を読んでいただけるとありがたいのかな
と考えておりますそしてコロナという点に
関して
この中では様々な
政策が
打たれていてその
効果検証とか
事前にもしくは効果検証が不可能な時でも
事前にこういったことが起きるんではない
かこういった政策を取ったらこういった
効果を
期待できるんではないかとかそういった
ことを
考えながら
政策現場の方々はやってきたわけです
けれども
そこに
様々な分析が提供されたんですけれども
そのそういった分析を提供して
きたそしてアドバイザーリーボート分解の
方々を含めあの様々な
政策に関わる人々に直接分析を提供してき
たものとして
見えてきたところもあるので
そういったこの中における政策決定
プロセスに
関する
なかなかこう
普通にこうテレビや新聞読んでいただける
ではわからないまあそういった姿という
ものを伝えられるのかなと考えていてそう
いった
景色を届けることができるのかとも考えて
おりますそしてあと私の目からするとこの
価格コミュニケーションという点に関し
政策コミュニケーションというところに
関して
非常にこうあの考えさせられることが
多かったまあそういった
2年半だったと思うんですけれどもまあ
そういったところに関してまあ
考えたい方々
新しい知見を得たい方々まあそういった
方々にも興味を持ってもらえるのかと考え
ております
ということでこれが
本の概要ということになりますであの
まあこのオーディエンスの方
々の中にはまあ
藤井な形チームがどういった分析をしてき
たのかっていうことをあの
ご存知のない方も多いかもしれないので
ちょっとこれまでどういった分析をしてき
たかということをお話しさせていただいて
その後に
現在どういったことをしてるのかそして
今後どういったことをしていく予定なの
かっていうお話をさせていただきます
そうですねまあ
富士山と私は
同じ大学でフロア
オフィスのフロアが同じということもあっ
てまあ2020年に入ってまあ時より
植物食事をしたいコーヒー一緒に飲んだり
というそういった交流をしていたんです
けれども2020年の12月ですね
そのあたりになってくると私も
元々はコロナ分析というものはしたくなく
てなぜかっていうとまあそれがいつまで
続くかわからなくてしかもまあ
海外では
相当あの経済学者がコロナ
危機に関する論文というものを発表してい
てその研究者という視点でこう緊急業績を
最大化するという視点からはこれはもう
明らかにこう
関わらない方がいいあのトピックなのでで
私は特にこう2020年の4月から
アメリカから日本に引っ越してきてま生活
の立ち上げとかそういったこともあったの
で
コロナ分析はする
予定は全くなかったんですねまあしかし
ながらこう2020年の末になってこう
第3波というものが徐々に増えてきて
交通トラベルが中心になってそしてもう
一度また研究した1000円を出さなくて
はいけないのではないかそういった議論に
なった時に
今後の見通しというものがどこからも提示
されてないっていうことに非常に違和感を
覚えて
で私はFRBの数理モデルチームマクロ
モデルチームでまあ見通しを停止したり
まあ
リスク評価をしたり
戦略まあこういった戦略を取ると
経済はこうなるのではないかみたいなま
そういった分析をしていったんですけれど
もで
実際にこうFRBの
元同僚たちはマクロモデルに
飛躍のモデルをくっつけて同時に分析する
まあそういったフレームワークを
作るそういった分そういった作業もして
たりしてそういった
何かしらのこう
モデルを使って
こういった政策を打つと
感染はこれくらい抑えることができるので
はないかしかしながら経済にはこれくらい
ダメージがあるのではないかみたいなそう
いったものを眺めつつ議論をしていくって
いうのがまあ当たり前だと思ってたんです
ねしかしながらそういった情報というもの
はとりあえずその一人々には全く届いてい
ないとで
2020年を通してまあそういった分析は
世の中に出てこないけれども誰かがやって
いるだろうと思っていたんですよねまあ
ただ
様子を見てみるとどうも
誰もやってないのではないかということを
薄々感じてでその
当時は何ですけれども
私これ今日小林先生がいらっしゃってるん
ですけどあの小林先生
テレビで色々発信されてる時にこう
経済の側から何かしらの資産は出せないん
ですかみたいなそういったことを
周りの人にこう言われてるのとかをテレビ
で見てる見た覚えがあるんですよねでそう
いった状況を見てあのちょっと自分たち
もしかしたらあのそういった分析がされて
なくて自分たちで何かやったら貢献できる
のではないかまそういった思いでちょっと
2020年の12月に
何かしらできたらいいなと考えてで私は
まあ理論が応用理論をやる人なので
実際にこうデータを扱ってっていうところ
に関しては苦手ということもあって1人で
は絶対やれないということはわかってたん
ですけれどもでたまたまこの話を藤井さん
に12月の15日ぐらいだったと思うん
ですけれどもまあランチをしながらした時
にその話が広がってお
互いにこう分析をやろうと思います
そのように合意して今に至るというわけ
ですはいで
ですね
で12月15日に分析を始めてで分析自体
はすごいシンプルなのでもう1週間
以内にこうある程度分析が
終わってそれでまあそれを東京大学の
セミナーで発表してでそれを
その情報が
大竹さんのところに12月23日からもう
すぐに届いて12月23日から12月24
日の大滝さんが主催していた日経が外の
コロナワーキンググループというところで
発表させていただきそして1月に入ると
竹内さんから直接
緊急事態宣言の解除基準に関して何かしら
分析できないかっていうお願いをしてその
依頼にまあこれは
中央銀行では当たり前のケースですけれど
もまあもうすぐに対応すると23日で対応
してそれがある程度
政策単位が高くて
文化会等のメンバーに
共有しても良いだろうということで分科会
の
メンバー勉強会に発表させていただいたり
とまあそういった感じでもう2021年2
月あたりからあのエクスポジャーが増えて
きたとまあそういった感じですでもともと
は感染と経済の統合モデルを使って感染症
対策と経済のバランス両立をどう測るかと
いうことに関しての地形を
提供していこうそこを調べていこうという
ことだったんですけれども
蓋を開けてみると
様々な分析
感染のシミュレーションのみの分析も含め
て
様々な分析をこの1年
9ヶ月ぐらいで行ってきたという状況です
でそうですねあのまあ分析を始めて2ヶ月
以内の2月の
前半にコロナ文化会で
発表させていただいたりで2月3月は
とにかく
メディア対応が忙しかったんですけれども
第2回緊急事態宣言が
終わった3月の23日ですかねその
タイミングで
本当にピタッとメディアからの連絡が一時
的なんですけれども止まってしかしながら
こう政策現場の方々から
直接連絡をいただいて直接分析を依頼を
いただくということが2021年の真っ白
で3月の
後半あたりから
増えてきたまあそういった状況ですね
はい
でこういった大きな研究チームを
立ち上げるときに今資金というものがまあ
不可欠なんですけれどもまあそこに関して
はあの
内閣官房AIシミュレーション
プロジェクトさんをはじめ
様々なところにお世話になるなんており
ます
で
研究者としては珍しく
本当に様々なところで分析を報道して
いただいたということですで2本メディア
だけではなくて
海外メディアからも
色々とお
問い合わせがありました
でちょっと振り返ってみるとですね
2021年は感染と経済の統合モデル
の感染に関するシミュレーション
管に
感染に関するシミュレーションのみを求め
られることが非常に多かったというところ
が印象的ですでこれはあの
振り返ってみると
2021年前半においては
毎週データを取り入れて今後の感染見通し
を提示する今後の病床見通しを提示すると
いうことを実践したのは
藤井な形のみであったそういった事実を
反映していると思いますで
あの
2021年2月後半3月には
内閣官房やシミュレーションプロジェクト
のいくつかのチームが
比較的高頻度で見通しを提示していたん
ですけれどもまあそれも一時的で4月6月
には月1回とかそういった頻度になってで
2021年の7月になってようやく内閣
官房屋シミュレーションプロジェクトの
チームが
ほぼ毎
感染シミュレーションを提示するように
なっていたのでまあしたがって我々が分析
こう毎週見通しというものをし始めた
2021年の1月
後半というものはまあそういったものは
内閣官房やシミュレーションプロジェクト
からはなかったということですねでさらに
はこういった感染シミュレーションって
感染症の専門家がやるのが当然ではないか
と私は思うし皆さんもそう思われると思う
んですけれどもそこに関しても
厚労省アドバイザリーボードの過去の資料
を
振り返ってみると
定期的に見通しを提示するということが
始まったのは
2021年の2月3月そういった
タイミングであるということです
しかしながらこういった
シミュレーションはですねあの
まあかなり機械的な
すごいシンプルなシミュレーションでまあ
これまでの実効再生算数が
続くとしたら今後感染の見通しはこうなる
みたいなそういったタイプの見通しで
2021年
においてこう政策判断をするために必要な
要素ですねワクチン接種とか変異株とか
人流とか緊急事態宣言そういった要素が
もう
全く入っていないまあそういったものが
ようやく登場したのが2021年の2月3
月
そういった状況であってで
有名な
8割削減とかそういったような分析という
ものが
時折ですね半年に1回ぐらい掲示される
みたいなそういった状況だったので
2021年前半においては
我々の
毎週データを取り入れて
見通しを提示していくというものはもう
日本に一つだけであったとそういった状況
です
で2022年になるとですねあの
感染のシミュレーションの注目は
下がって病床見通すと社会経済への被害に
関する分析そこに注目が
集まりました
具体的には
第6波第7波における重症化率致死率もい
たリングそして
病床見通しツールというものを47
都道府県
それぞれに関して見通しを提出できるそう
いったツールを開発して5月の
厚労省アドバイザリーボードで発表させて
いただいて
実際現場の人のためのズーム説明会とか
もし公式でやったりしたんですけれども
そういった
分析そして
これはメディアでも今年になってから
度々紹介されたんですけれども
婚姻趣旨を自殺とこの中でこういった
フェンスがどのような影響を受けたかそう
いったところに関する資産というものに
注目が集まったで
誠2021年と2022年の
注目度合いの違いというところに関しては
やはり2022年はコロナコロナとの共存
を求める声が増加したということを反映し
ているかと思いますそしてストレート同時
に
第6回以降は
名古屋工業大学の平田さんの研究室そして
クイックキャッツといった他のチームも高
頻度で完成予測を提供するということを
始めたっていうところが
重要だったのかなと考えております
で現在まあちょっとこの現在っていうもの
のスライドを書いたのが34週間前だった
のでちょっとアウトデイズなんですけれど
も
第7波においてはこれまでと同様に高頻度
で今後の見通しとのレポートを提供して
第7波が始まってからおそらくもう30分
ぐらいレポート書いてると思うんです
けれどもまあこういったコーヒーとか分析
をまだ続いているけているというところ
ですまあそれと同時に
徐々に学術研究にシフトしており
現在ではこれまでのレポートするという
作業をいくつかやって
そういった作業を続けるとそしてまあ徐々
に学術研究にシフトしていくとまあそう
いった状況ですでありがたいことに可変核
兵器の基盤Sというものを取れたことも
あってある程度資金があるということで
周期的に今後34年間ですけれども
感染と経済の統合モデルを
利用してパンデミックにおける最適な
バランスの取り方
みたいなところに関して知見を提供できれ
ばと考えていますそしてあのまあこの中に
おける政策の効果検証
価格コミュニケーション政策決定プロセス
の検証というところも
そうですね実際にこう政策現場と相当近い
ところに行ったものでしかできないそう
いった視点があると思っていてそれを
学術レベルで
まとめていければと考えております
そしてその他今回のように書籍を出したり
あの
定期的な研究会を開催したりまた大学で
パンデミック対策に関する
授業を
したりとまあそういったところで
次にパンデミックが
起きた場合にこうより多くの人々が納得
できる形でこう感染症対策と社会経済活動
の
両方とも大事にして
政策を打っていくそういった
[音楽]
基盤となるような分析を今後
していければと考えておりますはい私の方
からは以上です
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