【社長に直撃】リクシル、改革の山場はこの1年!?【経済記者インサイト】(2024年4月22日)
Summary
TLDR長屋裕子がリクシルの株価動向と業績について解説。リクシルは業績が厳しく、2019年3月期には最終赤字に転落。2024年3月期も需要の停滞により最終赤字が見込まれる。株価も同様に厳しい状況で、競合企業と比較して大きく下落。経営権争いや経営難も株価に影響。一方で、瀬戸社長は業績の厳しさに危機感を示さず、事業利益と税引前利益の差異を指摘。リクシルは構造改革を進め、買収による負債を整理中であり、金利の変動にも対応策を講じている。今後、海外事業の撤退や人員構成見直しが業績に影響を与える見通し。
Takeaways
- 📉 リクシルの株価は厳しい状況にあり、競合企業と比較してさらに下落していることがわかります。
- 📈 リクシルは業績が厳しいものの、構造改革を進めており、将来的な業績回復に向けて取り組んでいます。
- 🏢 過去の買収による減価償却費や利払費が、リクシルの財務状況に大きな影響を与えています。
- 💼 瀬戸社長は、業績の不振が投資家からの厳しい視線の主因であり、競合企業に比べて厳しい状況にあると語りました。
- 📊 EBITDA(税引前利益に減価償却費を加えた指標)を用いてリクシルの本業の収益力を評価すると、競合企業よりも低いことが明らかになります。
- 💹 リクシルは業績の変動幅が大きく、良い時と悪い時の業績差が競合企業よりも顕著です。
- 🌐 金利の変動がリクシルに与える影響について、日本の金利上昇と海外の金利低下を考慮すると、財務的な負担は心配していないとのことです。
- 🔄 リクシルは海外での不採算事業の撤退や人員構成の見直しを進めており、構造改革に注力しています。
- 💬 瀬戸社長は、業績が芳しくないことと事業利益と税引前利益の大きな差が、投資家の不安の原因であり、誤解を解く必要があると述べました。
- 💰 リクシルは適切な自己資本比率を維持し、金利変動に対応する姿勢を示しています。また、買掛金の管理にも注力しているとのことです。
- 🚿 国内事業の回復が重要であり、水回り事業の強化が今後の業績を左右する可能性が高いとされています。
Q & A
リクシルの株価が下落している背景に何がありますか?
-リクシルの株価が下落している背景には、業績の厳しさがあります。特に2019年3月期には521円の最終赤字に転落し、イタリアの顕在子会社のペルマステリーザが手掛けた工事の損失などが原因です。また、経営権を巡る対立も株価を下げた要因の一つです。
リクシルはどのような構造改革を進めていますか?
-リクシルは、海外での不採算事業の撤退や人員構成の見直しを含む構造改革に取り組んでいます。アメリカの壁パネル事業の子会社の解散を発表し、構造改革に関する費用が今後の業績に影響を与える可能性があります。
リクシルの業績が厳しい状況にある理由は何ですか?
-リクシルの業績が厳しい状況にある理由は、売上高がピークに比べて下落していることと、最終損益が2019年3月期には赤字に転落したことが挙げられます。また、事業利益と税引前利益の差が大きいことも要因です。
リクシルの今後の業績を左右する要素は何ですか?
-リクシルの今後の業績を左右する要素は、構造改革の進捗と国内事業の回復です。特に水回り事業が主力で、新製品の狙いや業績回復の見通しが重要です。
リクシルの株価が低い理由として、市場から求められている改善点は何ですか?
-リクシルの株価が低い理由として、市場から求められている改善点は、ROE(自己資本利益率)の低さです。また、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回ることで、株価が割安と評価されている状況があります。
リクシルの配当政策はどのようなものでしょうか?
-リクシルは、配当を比較的高く支払う傾向にあります。これは、会社の財務状況を良好に維持しながら、投資家にリターンを提供する戦略の一環です。
リクシルの競合他社と比較して、どのような業績の変動がありますか?
-リクシルは、競合他社と比較して業績の変動幅が非常に大きいとされています。良い時と悪い時の業績差が大きく、投資家の期待と不安を左右することがあります。
リクシルのebitdaはどのような指標ですか?
-リクシルのEBITDA(税引前利益に支払い利息減価償却費を加えたもの)は、企業の本業における収益力を把握できる指標です。これは、設備投資やM&Aなどの減価償却費が多い企業において、営業利益が押し下げられることを防ぐことができます。
リクシルの過去の買収が持続的な問題となっていますが、それはどのように影響していますか?
-リクシルの過去の買収は、持続的な問題となっています。買収資金を借入れ金で賄ったため、利払費の負担が重く、事業利益を押し下げることがあります。また、買収による資産の整理が難しく、構造改革が求められています。
金利の変動がリクシルに与える影響は何ですか?
-金利の変動はリクシルの事業面にも影響を与えます。しかし、日本の金利上昇に比べて海外の金利が下がることで、財務的な負担は心配していないとされています。また、金利上昇による負債の借換えによる影響も小さいと見ています。
リクシルの自己資本比率はどのような水準を目指していますか?
-リクシルは、自己資本比率を35%程度を目指しています。これは、無借金という状態を目指すだけでなく、危ない状況を避けるための水準です。
リクシルの国内事業の回復に期待される理由は何ですか?
-リクシルの国内事業の回復に期待される理由は、水回り事業が主力であり、新製品の狙いと業績回復の見通しがあるからです。また、構造改革による組織的な見直しが行われており、その効果が今後の業績に反映される可能性があります。
Outlines
📉 リクシル株価の動向と業績
リクシルは株価が下落しており、業績も厳しい状況にある。2018年3月期には過去最高の利益を記録したが、2019年3月期には521円の最終赤字に転落。2023年3月期からは再び下落し、2024年3月期には2期連続の最終赤字が見込まれる。競合企業と比較して厳しい業績となっており、株主総会での経営権争いや新旧CEOの対立も影響を与えた。
📈 経営効率改革と金利の変動
リクシルは経営効率改革を進めており、ROEやPBR、PERなどの指標から市場からの期待と現状のギャップが伺える。金利の変動にも注目し、日本の金利が上昇する一方で海外金利は下がるという状況が財務面に与える影響を解説している。また、過去の買収による減価償却費や利払費の負担を抱え、構造改革を通じて事業の見直しが行われている。
🌐 海外事業の構造改革と国内事業の重要性
リクシルは海外での不採算事業の撤退や人員構成の見直しを進めており、これらは業績に大きな影響を与える。日本の金利上昇に対しては、負債の大部分が固定金利で借り換えが進められているため、財務的な負担は懸念されていない。一方で、国内事業の回復が注目されており、水回り事業が主力となっており、その復調が期待されている。
Mindmap
Keywords
💡日経平均株価
💡リクシル
💡構造改革
💡業績
💡競合企業
💡金利
💡自己資本比率(ROE)
💡PER(株価収益率)
💡PBR(株価純資産倍率)
💡配当
💡EBITDA
Highlights
足元日経平均株価は新年度に入った駅出しで売りに押される場面があり、中東情勢の影響でディスクオフから売られている場面が目立っています。
リクシルという企業の株価が下落しており、競合企業であるデナと比較されることが多いです。
リクシルの業績が厳しい状況にあることが1年前比べて明らかになり、2023年3月末の値動きを比較して分析しています。
リクシルは新商品発表会を開き、構造改革の進捗や復活の鍵について瀬戸社長に話を聞きました。
リクシルの業績と株価の確認から、競合に比べて厳しい状況が分かります。
経営効率改革としてリクシルは構造改革を実施しており、その見通しを直撃しました。
国内事業が業績回復に重要であり、新製品の狙いについて聞きました。
リクシルの強みとなっている水回り関連の事業が復調する時期が問われる点について解説します。
リクシルの10年間の売上げ高と最終損益を確認し、2018年3月期に過去最高を記録しましたが、2019年3月期には最終赤字に転落。
リクシルは業績が厳しいと株式市場から厳しい視線を受けており、10年間の株価推移をまとめました。
新旧CEOによる経営権を巡る対立があり、株主総会で大接戦を繰り広げたという事態になりました。
瀬戸社長は経営者として株式の評価に対してコメントすべきではないと考えています。
リクシルの業績が厳しい要因の1つは競合に比べて業績が厳しいことにあると思います。
リクシルの他社との最終損益を比較し、会計基準の違いを考慮して分析しています。
ROE自己資本利益率という企業を比較する指標を用いて、リクシルの業績を評価する。
PBR株価純資産倍率がリクシルだけが1倍を下回っており、PER株価収益率が高いと投資家の期待を捨てているとされます。
リクシルの配当政策が強みとされており、高配当が続いています。
瀬戸社長は業績が芳ばしくない点を認めていますが、事業利益と税引前利益の差が大きいと説明。
ebitDA税引前利益に支払い利息減価償却費を加えたものと位置づけ、企業の本業収益力を把握できる指標です。
リクシルは過去の買収による減価償却費や利払費の負担が重く、金利の上昇にも影響を受けています。
リクシルは海外で不採算事業の撤退や人員構成の見直しを行っており、構造改革に取り組んでいます。
構造改革の進捗が今後の業績に大きな影響を与えるとされています。
リクシルの国内事業が回復の鍵となり、水回り事業について解説します。
Transcripts
こんにちはマーケット担当の長屋裕子です
足元日経平均株価は新年度に入った駅出し
売りに押される場面やま中東情勢で
ディスクオフから売られている場面が
目立っていますまそうした中同じように
株価が下落している銘柄の1つがリクシル
ですまいろんな出来事あったのでこの社名
聞いて皆さんどう思うでしょうかまこちら
リクシルの競合として比較されることが
多い等々とデナそして日経平均株価の
値動きを比較したものですま1年前
2023年3月末の割ねを100とした
場合の値動きをこちらまとめたんです
けれどもま等々もあんまり良くない値動き
の中リクシルの株価がより厳しい状況に
あることが分かると思いますこうした株価
の動きになっている背景の1つには
リクシルの業績があると思います私は先日
リクシルが開いた新商品発表会に合わせて
瀬戸社長にお話を聞く機会をいただきまし
たま時間が短かったのでいつものように
細かくは聞けていないんですけれども
リクシルが今進めている構造改革の目処や
復活の鍵について直撃しましたま今日は
瀬戸社長のインタビューを交えながら
リクシルの現状をお伝えします伝える
ポイントは4つですまずはリクシルの業績
と株価を確認しますま競合で比較すると
厳しい状況が明らかになりました2つ目は
経営効率改のために実施しているのが構造
改革ですこの見通しを直撃しましたま
そして3つ目は業績を回復させる上で重要
になるのが国内事業なんですけれども先日
発表した水回りの新製品の狙いについて
聞きまし
たそして最後は反転構成の時期について
ですま強みとしている水回り関連の事業が
復調する時期はいつと見ているのでしょう
かまこれら4つのポイントでお伝えします
まずは業績ですこちらに10年間をまとめ
ました売上げ高はピークに比べてわずかに
落ちていまして注目していただきたいのが
最終損益です2018年3月期は過去最高
撃を記録しましたが翌年の2019年3月
期には521円の最終赤字に転落しました
これはイタリアの顕在子会社のペルマステ
リーザが手掛けた工事の損失引き当て金と
いった減損損失の形状などがきましたま
その後少しずつ業績は回復してきているん
ですけれども再び2023年3月期から
落ち込み始めています2024年3月期は
海外を中心に需要の停滞が続いているため
2期連続の最終現役となる見通しです業績
がこれだけ厳しいと株式市場も厳しい視線
を向けますまこちらに10年間の株価の
推移をまとめました2017年はを超えて
いたんですけれども業績が厳しかった
2018年は大きく落ちていますまたこの
時リクシルではもう1つ大変なことが起き
ていましたまそれが新旧CEOによる経営
権を巡る対立ですま株主総会で大接戦を
繰り広げるという事態になりましたま結果
として当時会社側と対立していた瀬戸市が
現在も社長の座についていますけれども
こうした経営の困難は株価を下げましたま
ただ営のが収束したこともありまして株価
は2021年から少しずつ回復してきてい
て再び3000台をつつける場面もあり
ましたただその後業績の不調に伴って株価
下落していまして足元では2000円前後
で取引されていますま特に最近の値動きを
見ると最近お伝えしていた日本の株高の波
に乗れていないことがよく分かると思い
ますまこの株式市場の評価について瀬戸
社長はこのようにしていました経営者って
基本的には株式の評価に対して株式のを
どう評価されるかってことに関してあの
コメントしちゃいけないと思ってるんです
よで多分それが常に正しいからって意味な
んですであのいろんな意味でその株価って
構成されてると思うんでだからそういう
意味でそのそれがどうであるかっていう
あのことに関してはなかなか言いにくい
ところまもちろんあるんですただ私前の
その物太郎って会社経してた時もあのその
基本的にはあの常にあのもっともっとやれ
るって思って経営して
てて今回もそういう意味ではその確信って
のはあまり変わらないですね投資家の皆
さんはこのコメントをどのように受け止め
ますでしょうかま個人的に株価が厳しい
要因の1つになっているのは競合に比べて
業績が厳しいことにあると思いますこちら
はリクシルの他等等や臨内の最終損益を
まとめましたただ会計基準が等々や内は
日本基準リクシルはイファースなので単純
比較でないんですけれども等々やり内は
こう業績の変動があまりないことが分かっ
ていただけるかなと思いますまこれは投資
会にとって安心ですよねま一方でリクシル
はいい時はですね等々や林内を上回るほど
いいんですけれども悪い時は2者を大きく
下回っていまして変動幅が非常に大きい
です2024年3月期も2社に劣って
しまうのが気になるところですこうした
状況は企業を比較する指標にもれています
ま例えば株主のお金を使ってどれだけ効率
的に稼いだかを表すROE自己資本で益率
これは8%が1つの基準とされているん
ですけれどもま臨内も基準に届いていない
んですがリクシルはそれ以上に低くてです
ね市場からすると改善を求めたくなる水準
ですま他にここ最近話題になることが多い
PBR株価純子3倍率はリクシルだけが1
倍を下回っていて株価が割安という評価に
なっていますま一方でPERこれは株価
収益率ですまこれは企業の今後の成長期待
を示していてこの数値が高いと投資家が
期待を捨てることの現れとされるんです
けれどもまこれはディクシーがずに抜けて
高いですよねまこれはリクシルの配当も
関係しているのかなという風に思ってい
ますどの会社も配当成功高いんですけれど
もリクシルは本当特に高いですまこうした
状況について瀬戸社長はこのように話して
いました
1番多分不安に感じられてるとこは当社の
業績が芳ばしくないっていうところに関し
てそのその全体とのレベルととの比較で
どうとかってそこが多分1番重要な
ポイントだと思うんですよただここは結構
皆さん誤解されてるかもしれないなと思っ
ててで一応結構そのプロの投資家なんか
分かってると思うんですけど当社は事業
利益のレベルとそれからイビのレベルの差
がすごく大きいんですよであの要はあの
多分事業利益のレベルで言った時その競合
に比べて決して自できる数字ではないけど
その言びのレベルでいくと競合であの競合
と比べてもあのま首レベルの数字なんです
よねで要はどういうことかって言うとその
キャッシュで出ていかない費用がすごく
あるあの原価の償却の例えば知的資産で
あったりとかあのまその買った時のその
あのいろんなあの評価に対するもものがあ
だそういう意味で言ったら作られるその
必要な原子はたっぷりあるんですよ悪い
状況の時でもだからあの僕はそのまどう
いう風に見るかっていうそのいろんな考え
方あるけど基本的にその言いびが十分に
あってでそこから十分その投資もできてで
そのま税金も金利も払ってそれからあの
さらにあのま我々結構配当はいいと思うん
で配当成功はいいと思うんでその配当を
大きく払うっていうことをしてっても十分
その良くしてくあの会社の財務状況よくし
てくことはできると思うんですでその1番
のポイントはその我々の場合その表面に
見えてる利益と居の差が大きいってこと
ですねうん瀬戸社長が言っているebit
DAとは税引前利益に支払い利息減価償却
費を加えたものになりますま本来減価償却
費は営業利益から引かれますま設備投資や
M&Aなどで減価償却費が多い企業って
いうのは営業利益が押し下げられることが
多いですまそのためebitDAを見ると
企業の本業における収益力を把握できると
いう特徴がありますリクシルはebit
DAを日本基準の営業利益に相当する事業
利益に減価償却費を加えたものと位置づけ
ていまして営業利益と見比べたのがこちら
になります2024年3月期は第3市販期
決算までしか出ていないので9ヶ月の累計
になるんですけれども瀬戸社長の言葉通り
大きく違うことが分かりますまこうした
厳格償却費の元になっているのが過去の
買収なんですけれどもリクシルは買収資金
を借入れ金で賄ったためこの利払費の負担
が結構重重いんですねまそうした中で日本
では先日マイナス金利が解除されて久し
ぶりに金利のある世界が戻ってきましたま
リクシルにとって金利の上昇は事業面にも
影響を与えていてそれについては動画の
後半でお伝えするんですけれどもまず財務
面での金利上昇の影響はこのように語って
いました実は日本の金利が上がるけど海外
金利下がるんですよねうんでその海外は
その我々の場合はそのまある程度
ヨーロッパはヨーロッパで有料でで
アメリカドルで借りたりとかしてる部分
っていうのは向この金利なんですよねで
そうやって考えると向こうの金利が下がる
率ってあのまそれこそ0.25%刻み場合
によって1%とか2%とかを1年2年で
あの下がることもあるわけですね実際今回
ヨーロッパなんか4%1年間で上がった
わけですけどだ逆に言うとそれが下がる
ものとそれから日本が上がるのは今度
0.1%とか0.2%とかっていうんで
あの実はその全部のそのでのその金利負担
は減るんですよねうんあの減る見込みに
なるんですよであともう1つはそのまこれ
からじゃ日本がガガ上がってくかってそれ
はなかなか難しいとは思うけどあの仮に
あったとしてもその我々が今持ってるその
負債ってのはあのきちんとそのまあ大体
その5分割から7分割ぐらいされてて毎年
こうそういうとこをあの少しずつこう
借り換えてってるわけですだから例えば
今年0.1%日本の金上がったから
0.1%まま上がるわけではなくてその
1/50.1%上がるでまた来年そのまた
0.5%上がんだったら0そんな上がる
わけないと思うけど0.5%上が
るっていう風にあるんでそういう意味で
言ったら十分今のそのインフレ環境感の中
で行った時その価格にも転嫁できるしそれ
からもしくはプロダクティビティを上げ
るっていう経営努力でも吸収できるレベル
なんですね日本の金利の上がり方はで一方
で逆に海外の金利が下がること考えると
その金利が増えたからってこの負担は全く
我々としては心配してないですそでもう1
つはその我々としてじゃ自己本をどの
ぐらいで考えるかっていうその考え方まで
いくとま我々ま常35%ぐらいを一応あの
やろうと思ってるま要はその無借金っての
も株とっていいことではないしうんまあの
危ない状況なんのも良くないんで35%
って言っててで実はあのこの2年間ぐらい
の間まいろんな政府の要請とかもあって
中小企業向けに対してあのま
え我彼らあの彼らに対するそのま買掛金を
ですね長くましょっていうそのまそういう
意味で言ったらあのフェアトレード宣言
っていうのをしててその負担だけで
600億円ぐらい増えたりとかしたんで
一時的に33%ぐらいまで落ちてますけど
まこれは上がってきると思うんです
ね日本の金利上昇幅に比べて海外の低下幅
が大きいので財務的な負担は心配してい
ないと語りましたま確かにECBの
ラガルド総裁は6月の利下げ返しを期待さ
せるような発言をしていましたまただ一方
でFRBののパベル議長は利下げを始める
時期の交代を示唆していますまここは少し
戦略の見直しが必要かもしれませんさて
減価償却費や利払費のもになっている過去
の買収ですけれども今リクシルは海外で不
採算事業の撤退や人員構成の見直しといっ
た構造改革に取り組んでいますこれまでに
アメリカの壁パネル罪の子会社の解散を
発表しました1月に発表しました第3市販
期決算ではこの構造改革に関する費用を第
4市半期決算で計上すると言及していまし
たこの構造改革の進捗が今後の業績に
大きな影響を与えるのは間違いありません
そこでこの進捗について聞いてみました
今期ずっと構造改革やってらっしゃるじゃ
ないですかあの今瀬戸さんから見た構造
改革は何号目まで来てるという風に見たら
よろしいんでしょうかあもうちょっとそれ
は難しいですね答えあの要するに大きな
あの資産として例えばペルマスリーザ
みたいなところとかっていうそういうその
資産でのの絶対レベルでの比較でいくと
かなりも終わってるんですけどあの資産の
整理っていうただそのやっぱりその簡単に
は整理しにくいけどそれあのそこそこ
やっぱりあのなんて言うんですかねあの
会社としてはリゾスを食ってるっていう
事業とかもやっぱあるしそれから構造改革
っていうその大きな言葉でいくとその工場
そのものをあのどこで何を作るかとかそう
いうことも全部含まれてくんでまそう意味
では
その大きな会社の売却はほとんど終わった
けどそのやらなくちゃいけないことはうん
まこのま多分このこの1連が勝負こっから
の1連が1番の勝負だっていういい方で返
あの答えさせてもらっていいですか分かり
ましたあの意味ではだから特装部分は
だいぶね今期の4級で形状で終わ
るっていう風に前もおっしゃっ
てらっしゃいましたけれどもそのじゃ来期
に関しては次にもうちょっと実務的な
ところの革が進んでいくこねわかります
ありそういうつもりですこの1年の
取り組みが今後の業績を大きく左右しそう
ですよねまさて海外は今改革の真最中です
がもう1つ重要なのが国内事業ですそこで
動画の後半では引き続き瀬戸社長の
インタビューを交えながら国内事業の回復
の鍵となる主力の水回り事業についてお
伝えします
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