【2024確定申告】新設欄ｲﾝﾎﾞｲｽなど令和5年分 変更点･書き方｡税務調査ﾘｽｸも判定！【個人事業主･フリーランス･会社員･パート･副業/青色･白色･雑所得とは/決算書/社会保険料/注意･やり方】

Summary

個人の確定申告書をプロの視点でチェックし、職業欄、雑費、売上明細欄等の注意点と住民税の申告制度廃止や売上明細欄の追加など確定申告の変更点を紹介した。

Takeaways

• 📝 2024年3月の確定申告書の書き方や注意点について解説されています。
• 🔍 会社員、個人事業主、パートタイマーなど様々な職業の確定申告の例が挙げられています。
• 📊 青色申告と白色申告の違いやそれぞれの注意点が説明されています。
• 🚫 提出された確定申告書には100%ミスが存在したとの指摘があります。
• 📱 スマホで確定申告が完結できる「タナップ」サービスが紹介されています。
• 💡 確定申告書のチェックポイントとして、職業欄の記入やマイナンバーの正確性が重要視されています。
• 📉 経費の分類や記入方法について具体的なアドバイスが提供されています。
• 💼 個々の確定申告書に対する評価と具体的な改善点が示されています。
• 🆕 令和5年分の確定申告における変更点や新しいルールについての説明があります。
• 🎯 税務調査のリスクを軽減するためのポイントが多数提供されています。

Q & A

確定申告書のチェックでは、どのような視点で評価していますか?

実際にタックスナップさんが行っているプロの税理士によるチェックサービスと同様に、税務調査に来るリスクについて4段階(1特に問題なし、2概ね問題なし、3やや注意、4要注意)で評価しています。

Aさんの確定申告書のどこが問題だったのでしょうか?

Aさんの場合、確定申告書第1票自体には特に問題はありませんでした。問題は青色申告決算書の方で、雑費が70万円と非常に多く、何に使ったか不明瞭な点です。雑費ではなく具体的な内訳を書いた方が良いでしょう。

Bさんの確定申告書の気になる点は何でしょうか?

Bさんの場合、第1票の職業欄が「その他」となっている点と、収支内訳書の売上金額明細欄が空欄である点が気になります。職業を具体的に書いた方が良いでしょう。

Cさんの白色申告について、どのようなアドバイスがありますか?

Cさんの白色申告では経費が少なめかと思われるので、家賃や図書費などの経費を増やすことで合計所得が減り、国民健康保険料が安くなる可能性があります。また、青色申告に切り替えることで10万円の特別控除も生かせます。

Dさんはなぜ確定申告をする必要がなかったのでしょうか?

Dさんは給与所得者で、副業による雑所得が20万円以下であれば確定申告の必要はありません。所得税を納める必要がなかったため、確定申告しなければ税金を納付する必要がなかったです。

令和5年分の確定申告で変わった点は何でしょうか?

主な変更点として、住民税の株式譲渡所得等の非課税措置がなくなったこと、売上や仕入れの明細欄が設けられたこと、申告書用紙の送付が取りやめになったこと等があげられます。

売上金額の明細欄を空欄のままにしておくことのデメリットは何でしょうか?

売上金額の明細欄を空欄のままにすると税務所からの問い合わせの可能性が高まります。少なくとも売上先をある程度具体的に記入することが望ましいでしょう。

貸借対照表で資産などがマイナスになっている場合、何が問題なのでしょうか?

資産の金額がマイナスになっている場合、初期設定時の誤りや実際の預金残高との不一致など、何らかの間違いがあることがほぼ確実です。正しい金額に訂正する必要があります。

確定申告書用紙の送付がなくなったことで確定申告が免除されるわけではないということですが、なぜでしょうか?

確定申告書用紙が届かなくても、所得があれば確定申告の義務は変わりません。ペーパーレス化を進めるための措置であり、申告不要を意味するものではありませんので注意が必要です。

職業欄を空欄にしておくことが問題なのはなぜでしょうか?

職業欄が空欄だと、税務所から職業を問い合わせされる可能性が出てきます。職業に応じて認められる経費の範囲が異なることから、ある程度具体的に記入することが望ましいです。