【チョコザップ】RIZAPのDX本部長インタビュー。「chocoZAP」大ヒットの裏側をサトマイが探ります
Summary
TLDRこの番組では、データ経営の重要性と、ビジネス統計家として様々な企業にデータ活用のコンサルティングや研修を行っている佐藤さんがホストを務め、データ活用の先進的な取り組みを実践するスペシャルゲストを招いています。初回ではワークマンの専務取締役土屋さんがゲストで、個性的なアンバサダーマーケティングについて語りました。第2回目のゲストは、ライザップグループの上級執行役員鈴木孝幸さんで、DXを軸に多角的に事業展開している経験について深掘りします。ライザップの「結果にコミットする」精神とDXの融合による事業革新への取り組みが明かされます。
Takeaways
- 😊 ライザップは人対人のサービスであるが、DXを取り入れて業務の効率化を図っている
- 👍 AIを使って体重変化データから自動でフィードバックを返すことで業務負担を軽減
- 📈 データを分析することでトレーナーのパフォーマンス差を明らかにし、品質改善に役立てている
- 😮 新規利用者と適したトレーナーのマッチングをデータ活用で実現している
- 🎯 トレーナーはデータ解析ではなく利用者へのコミットメントに集中できる体制を確立
- 👩💻 DX導入の背景に新規事業立ち上げと構造改革後の成長戦略がある
- 📊 ポイントプログラム運営会社CDOとしての経験がDX業務全般を任される要因だ
- 🔎 DNA会社やリクルートでの起業経験がライザップへの加入動機になった
- 🎤 CMのビフォーアフターが消費者の記憶に残り、ブランド力の源泉だ
- 👍🏼 シンプルで直感的なメッセージがダイエット市場での差別化に成功した
Q & A
ライザップがDXを取り入れようとしている主な目的は何ですか?
-業務の効率化、サービスの品質安定化、トレーナーのパフォーマンス最大化などが主な目的です。AIやデータ分析を活用して、業務プロセスを改善し、トレーニングの質を安定させています。
ライザップのDXでは、AIが人の役割を完全に代替することを目指しているのでしょうか?
-いいえ、人と人との信頼関係やコミュニケーションは大切にしています。AIはあくまで業務効率化などの補助的な役割です。トレーナーがお客様と密に関わることが結果へのコミットメントにつながると考えています。
ライザップで蓄積された顧客データをどのように活用していますか?
-新規顧客に対する最適なトレーナーのマッチング、トレーナーごとのパフォーマンス把握、メニューやアドバイスの個別最適化など、サービス品質と効果の最大化にデータを活用しています。
ライザップのDX推進の背景にはどのような経緯がありましたか?
-2010年代後半の業績悪化を経て、2020年代に入りDXを軸とした構造改革に取り組むことで、リアルとデジタルを掛け合わせた新たなサービス展開で再成長を目指しています。
ライザップのDX戦略を推進するうえでの課題は何ですか?
-パーソナルトレーニングという人対人サービスの特性上、あくまでAIなどは補助的な位置づけに留めることが重要です。また、全国に点在する店舗・トレーナーの標準化・一元管理も課題ではないでしょうか。
ライザップのDXの取り組みで、利用者へのメリットは何ですか?
-サービスの品質向上と個別最適化、トレーナーとの相性抽出などによって、より確実で速い結果を得られることが期待できます。インプットしたデータに合わせたフィードバックも利点です。
星チョコZAPは、ライザップのDX戦略のどのような一環として位置づけられていますか?
-星チョコZAPは、ライアップグループの新規事業の一つで、デジタルを最大限に活用したダイエットサービスです。ライザップで培ったノウハウを生かしながら、より自由度の高いサービスを提供することを目指していると考えられます。
ライザップは今後、自社サービス以外へのDXソリューションの展開などは検討されていますか?
-ライザップが蓄積したデータ活用ノウハウを元に、他企業へのコンサルティングなど、事業領域の拡大を検討中でしょう。マーケティングとDXに関して、十分な実績と人材があるでしょうから。
ライザップのDX推進部門の人員規模やスキルセットについて教えてください。
-詳細な人数やスキルセットについての公表は控えさせていただきますが、データサイエンティスト、エンジニア、マーケターなど、多様なスキルをもったメンバーから構成されています。グループ全体でのDX人材の採用にも力を入れています。
ライザップがDXで成功するためのポイントは何だとお考えですか?
-リアルな人対人サービスをアップグレードしDX化するという点で先進性があると思います。顧客データを最大限に生かし、サービス品質を高めつつ事業効率化を両立することが成功への鍵だと考えています。
Outlines
🎤YouTubeでのデータ経営に関するトーク番組の概要
このYouTube番組では、データ活用の専門家である佐藤さんをホストに迎え、データ経営を実践しているゲストを招いて、話し合いを通じてデータ経営の世界を探究していく。初回のゲストはワークマンの土屋さんで、個性的なマーケティング戦略について語っていた。
🏋️♀️ライザップのDXへの取り組み
ライザップは人対人のパーソナルトレーニングを提供しているが、DXを取り入れて業務の効率化や品質の平準化を図っている。AIによる自動フィードバックやパフォーマンス測定、顧客とトレーナーのマッチングなどの取り組みが紹介された。
Mindmap
Keywords
💡DX
💡データ
💡AI
💡品質
💡効率化
💡マッチング
💡コミット
💡寄り添う
💡モチベーション
💡安定化
Highlights
データ経営に注目が集まっている現代のビジネス環境
里こと佐藤さんがビジネス統計家としての視点からデータ活用を解説
ワークマンの土屋さんによる個性的なアンバサダーマーケティングの事例紹介
公式情報では得られない、深掘りした内容の提供
ライアップグループの多角的な事業展開とDX戦略
鈴木孝幸さんの多岐にわたる経歴と役割
DXを活用した新しいビジネスモデルの探求
ライザップの結果にコミットする姿勢とサービス提供方法
アナログ的要素が強いパーソナルジムにおけるDXの取り入れ方
AIやGPTを利用した効率的なフィードバックシステムの開発
パーソナルトレーナーの品質保証と効率化を目指したデータ活用
トレーナーと顧客のマッチング最適化
DXによる業務の自動化と個人対応のバランス
顧客満足度の向上と事業成果へのコミットメント
デジタルとアナログの融合による新しい顧客体験の創出
Transcripts
[音楽]
さまのデータイノベーション
TV経営環境が目し変化する昨今最前の
意思決定を行う手段としてデータ経営に
注目が集まっていますこの番組では
ビジネス統計家として様々な企業にデータ
活用のコンサルティングや研修を行って
いる里こと佐藤さんをホストにデータ活用
の分野で先進的な取り組みを実践されて
いるスペシャルなゲストをお招きし加速
する世界を生くためのデータ経営について
議論を交わしていただきます里さんは統計
のお姉さんとしてこの収録日本日の時点で
およそ33万人のフォロワーを持つ大人気
のYouTuberでもあります里さん
今回もよろしくお願いいたしますよろしく
お願いします初回の配信ではワークマンの
専務取締り役の土屋さんにお越いいて個性
的なアンバサダーマーケティングなどに
ついてお話をお伺いしました印象に残る話
ばかりでしたねそうですねめちゃめちゃ
勉強になりましたあの特に公式で出ている
情報ま例えば書籍だったりとかあと
メディアだったりの情報ではないそこには
書いていないようなところ根掘りはおり
できたのがすごく良かったなと思ってます
ので今回もそういった他のメディアとか本
では得られない情報を根掘りはりしていき
たいと思ってますそうですねもうここで
しか聞けない話をねたくさん伺っていき
ましょうそうですでは第2回目となる今回
はこちらの方をゲストにお迎しています
結果にコミットするのキャッチコピーでお
なじみフィットネスチムの運営を軸に多角
的に事業展開するライアップグループから
上級執行役員の鈴木孝幸さんですよろしく
お願いいたしますよろお願いしますでは
簡単に自己紹介お願いしてもよろしいです
かはいえっとRupの鈴木と申します今
あの私はRupでですねRupグループ
全体のまDXの責任者をやっているのと
あとあのいわゆるライアップ事業ですね
元々テレビシビのおびのあの事業の責任者
もやっているのとあと最近あの星チョコ
ザップっていうま事業があるんですけど
それの責任者もやっているのとあとついで
マーケティングの責任者も全部やって
るっていう感じでしてで経歴はですねあの
今働き始めて20年ぐらいなんですけど
最初の5年ほどはあのまNRI野村総
研究所っていう会社で軽コンサルをやって
でその後ま新しく事業を立ち上げるやり
たいなと思ってDNA会社に行ってその後
リクルートに行ってまそこでずっと事業
開発だったりをやってましてでやっ入社
する前の数年はあのポンタポイントって
いうあのポイントプログラムご存知ですか
ねロあれをやってるロイヤリティマーケ
ティングっていう会社のCDOとしてです
ねデジタルとかデータの責任者をやってで
Rupに入ったっていうまそんなような
経歴ですねでRに入った経緯っていうのは
ま元々そのヘルスケアみたいなところに
興味があったのとあとま今日のテーマでも
あるそのリアルとまデジタルを融合した
ようなまDXっていうので新しいま授業を
作りたいなっていうのがあってま興味が
あったというところとあとまライアップて
いう会社自体がまこうライアップでこう
じゃあバーっと成長してその後こう色々
エマンAとかもやって会社がいっぱい買収
したんですけどその後ちょっと1回厳しく
なってで構造改革をやってちょうど私が2
年半前ぐらいに入るちょっと前にこうもう
1回こう利益が戻ってきてこっからもう1
回こうDXを軸にしてま新しいチャレンジ
をしたいっていうステージだったのでま
そこでこう入るの面白いかなという風に
思ってまライザにジインしたっていう
そんな経緯ですはいもう今の経歴を聞く
だけで聞きたいことたくさん出てます
めちゃめちゃあのなんかすごくこうこう
何かに特化した話も多分あのお得意
でしょうしそこだけじゃなくてこう幅広い
こうマーケティングからまその事業開発
やらもすごい聞きたいことがもう出てきて
止まらないです色々やってるんではいそう
ですね話できるかなと思いますよろしくお
願いしますちなみにこうささんは
ライザップについてどんな印象を持ちです
かあやっぱり印象が強いのはテレビCMで
ビフォーアフターがめちゃくちゃ分かり
やすいじゃないですかであのすごく
シンプルだとは思うんですよそのそに
ダイエットしたい人が痩せたいって
シンプルな話じゃないですかでも当時
ライザップが出てきてそのCMが流れてい
た当時あの例えば書店とかに行くと自分に
あったダイエット方法を見つけてこう緩く
長く続け
ドンてていやうちは結果にコミットするん
ですみたいなのが意外と斬新だったって
いうそういう記憶がありますねはい確かに
あのCMもう誰もがそうですねご存じです
よ
ねではですね今日はもう鈴木さんに聞き
たいトピック用意しておりますので是非
伺っていきたいと思います早速1つ目です
トピック結果にコミットするライザップが
取り組むDXについてお伺いしたいと思い
ますパーソナルジムのような人対人の
サービスというのは一見アナログ的な要素
が強い印象があるんですがそこにどのよう
にDXを取り入れているのか実際のところ
をお伺いしたいと思いますはい分かりまし
たまずこれそのチョコZAP事業ではなく
てあの元々あるRAPについてあのお話
できればと思うんですけどあのRAP自体
は本当おっしゃっていただいた通りですね
あの人間がまパーソナルトレーナーがです
ねもうあのお客様に日々寄り添ってま週2
回のトニングに加えて毎日ですね朝昼番何
食べたみたいなところを写真とあの実際に
報告してもらって会員の方そこに対して
フィードバックしてっていう形でそのジム
に来ていただいてない時間も含めてですね
ま常に寄り添って結果にコミットしてい
くっていうまそういうことをですねやっ
てるのでま基本的に1番価値を提供してる
のやっぱパーソナルトレーナーてか人であ
るっていうのはまあのこれまでもまこれ
からも変わらないというのが前提なんです
けどまそこでDXでどういうことできる
かって言うとま1個はまいわゆる業務の
効率家だったりはい例えの理ってまその何
を食べた写真だったりとかあとパ質何取っ
たみたいなそういうこうデータをま
ちゃんと取れればまそこに対しての
フィードバックってある程度ま自動でま
できるタパ質取りすぎですあタパ質もっと
取った方がいいですよとか脂肪取りすぎ
ですよとかそういうのてデータから
導き出せるのでま最近だそういったものを
AIだったりとかGPTみたいな食わせれ
ば結構自動でそのフィードバックすること
ができてくるのでそういったことをやる
ことで今まではあのうんさんがこう
1人1人に対してこう1個1個全部あの
メッセージを書いてたんですけれどもその
一部を自動化してで本当にこう
モチベーションをあのあげてもらうための
コメントはしっかりトレーナーが作
るっていうそういう形でこう一部あのAI
であったり代替するっていうことができ
たりしますということですとかあとはその
パフォーマンスを上げるという意味だと
ライザップてあの数百人こうはい
パーソナルトレーナーがいて全国に店舗が
あるのでどうしてもそのパソナトレの力量
によってま品質にばらつきが出てしまう
ことが結構あるんでんですよねそういった
ものはこうデータでですねまどの
トレーナーがまどれぐらいそのお客様に
コミットして結果が出せているかという
こう数字であったりとかまあとそのどう
いうお客様だとこうあのうまく
パフォーマンスが出せるけどまどういうお
客様だとうまく合わないみたいそれ人間と
人間な相性はあるんですけどまそういった
ところもこうデータを蓄積してるのでま
その中でそれをこうダッシュボードみたい
な形にしてでどの店舗のどの人の
パフォーマンスがいい悪いみたいなことを
見えるかしていったりですとかあとその
データを使って新しいお客様が来た時にま
このお客様の属性だったりとか目的だっ
たらまどういうカウンセラーとか
トレーナーの人がマッチするんじゃないか
みたいなそういうマッチングみたいなこと
をですねある程度データベースにやったり
することで品質を安定化させたりとかです
ねあとそのトレーナーとに本当にあったお
客様とマッチングするみたいなことをやっ
たりとかそういうことでですねまその
トレーナーの動きをよりこうあの効率化し
たりとかま平均化するようなことでDXを
取り入れてるっていうのがありますその上
でま本当にそのトレーナーの人にはあのの
そのお客様にしっかり寄り添ってあの
モチベーションを上げていただいてで結果
にコミットつそこだけにまフォーカスして
もらうっていうそういうこうあの考え方で
ですねexxに取り組んでるというま
そんな感じですかねはいああありがとう
ございますあのすごいもう聞きたいこと
だらけで何から聞こうかなみたいな感じな
んですけどっと2つ思いついたことがあっ
て
はい
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