Notion「データベースが重い」問題の対処方法

Tsuburaya | 少しマニアックな Notion の使い方解説

26 Feb 202412:33

Summary

TLDRこの動画のスクリプトは、ノーションのデータベースが重くなる原因とその解決方法について解説しています。データベースが重くなるのは、プロパティ数が多すぎたり複雑な計算をしたりすることが原因で、適切なビュー分割や不要なプロパティの削除などで改善できること。また具体的なデータベースの事例も示しながら、重さの原因を特定し対処法を説明しています。

Takeaways

😀 ノーションのデータベースの重さはマス目の数と1個1個のマス目の重さの掛け算で表される
😯 データ量ではなく、プロパティが膨大になることが原因であることが多い
😎 重い計算をするプロパティを状況に応じて表示/非表示にすると軽くなる
🧐 プロパティ数が30個を超える場合は設計の見直しが必要
🤔 サブアイテムの制限を1ページから無制限に変更すると複数の親に紐づけられる
😮 ビューの読み込み制限を50件から10件に変更でデータベースが軽くなる
🙄 関数のアルゴリズムを見直して処理を軽くすることも解決策の1つ
😕 過剰なプロパティは設計ミスであることが多い
🤗 プロパティやビューの整理・分割でデータベースは軽くなる
🥳 企業でデータベースが重い場合はサポートを利用すると解決できる

Q & A

データベースが重くなる主な原因は何ですか?
-データベースが重くなる主な原因は、プロパティの数が多すぎることや、1つ1つのマス目に複雑な計算をさせていることです。これらがデータベースのマス目の数を増やし、開くのに時間がかかるようになります。
データ量が増えると必ずデータベースが重くなるのでしょうか?
-いいえ、データ量が増えることが直接的にデータベースを重くするわけではありません。むしろ、適切なビューやプロパティの設定ができていないことが原因で、マス目の数が増えてしまうことがデータベースを重くしています。
重いデータベースの対処法を教えてください。
-重いプロパティは表示するシーンに合わせて切り替えたり、プロパティの数を必要最小限に抑えることが大切です。また、複雑な数式の見直しや、読み込み制限の変更などでマス目の数を減らすことも効果的です。
プロパティの数が30個を超えた場合はどうすればいいですか?
-30個を超えるようであれば、情報の分割が誤っているなど、データベースの設計に何らかの問題があるサインです。プロパティの整理と見直しが必要です。整理方法が分からない場合は相談をおすすめします。
データベースが重いのはノーションの仕様なのでしょうか?
-いいえ、データベースが重くなるのはノーションの仕様というより、適切な設計や設定がされていないことが原因です。プロパティやビューの設定を見直せば、重くなることは防げます。
表示データ数を減らすことでデータベースは軽くなるのでしょうか?
-はい、表示データ数を減らすことでマス目の数が減り、データベースは軽くなります。ただしこれは根本原因の解消にはなりません。業務に合わせた適切なビュー作成が必要です。
複雑な数式の計算をデータベースで行うことはおすすめできないのでしょうか?
-はい、複雑すぎる数式はデータベースのパフォーマンスを下げてしまうので基本的には避けるべきです。必要であれば別のツールを使うなどして極力データベースからはずすことをおすすめします。
データベースの構築を依頼したいのですが、いくらぐらいかかるでしょうか?
-データベースの構築費用は、必要な機能の複雑さやデータ容量などによって異なります。概要欄のリンクから具体的なご相談いただければ、見積もりをさせていただきます。
ノーションのデータ上限はあるのでしょうか?
-2022年9月の時点で、個人プランのデータ容量上限は5GB、チームプランは1TBです。現時点ではこれ以上のデータを保存できるかどうかは不明ですが、容量についての制限は今のところありません。
サブアイテムの制限を解除するにはどうしたら良いですか?
-サブアイテムの制限は、親アイテムのプロパティ設定から変更できます。「ページ1個」の制限を解除し、「無制限」にすることで、複数の親アイテムと紐づけられるようになります。

Outlines

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😊 データベースの重さの原因と対策

<paragraph1>について、データベースが重くなる原因として、複雑な数式処理やプロパティ数の多さがあること、また適切なビューが設定されていないことがあげられています。対策として、ビューを制限して必要なプロパティだけを表示したり、数式の見直しをすることが提案されています。

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😃 サブアイテムの複数親への紐づけ

<paragraph2>について、サブアイテムの設定で、1つの親アイテムが複数のサブアイテムを持つことができるように「制限なし」に変更することで、複数の親アイテムとの紐づけが可能になることが解説されています。

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🤔 視聴者からの質問への回答

<paragraph3>について、動画の視聴者からの質問への回答が紹介されています。サブアイテムの設定方法について説明があったほか、今後も質問への回答を動画で行っていくことが告知されています。

Mindmap

Keywords

💡データベースが重い

「データベースが重い」とは、データベースの操作やアクセスに時間がかかることを意味します。このビデオでは、多くの企業が直面するこの問題に焦点を当て、原因と解決策を解説しています。例えば、不適切な設計やプロパティの過多などが原因で発生することが挙げられています。

💡プロパティ

プロパティとは、データベース内の各レコードに関連する属性や特性を指します。このビデオでは、プロパティの過多がデータベースを重くする一因として説明されており、必要なプロパティのみを表示することで解決できると述べています。

💡ビュー

ビューは、データベースのデータを特定の条件や形式で表示する方法です。このビデオでは、重いビューや軽いビューの例を通じて、ビューの設計がデータベースのパフォーマンスにどのように影響するかを解説しています。

💡数式

数式とは、データベース内のデータに基づいて計算や変換を行うための式です。このビデオでは、複雑な数式がデータベースの処理速度を遅くする一例として示され、数式を軽量化することでパフォーマンスを改善できると説明しています。

💡マス目の数

「マス目の数」とは、ビュー内に表示されるデータの量を指します。ビデオ内では、マス目の数が多いほどデータベースが重くなりがちであると述べられており、適切なビュー設計によってマス目の数を管理することが重要であると強調しています。

💡リレーション

リレーションとは、データベース内の異なるレコード間の関連付けを指します。このビデオでは、リレーションが複雑になるほどデータベースの負荷が増加し、パフォーマンスに悪影響を与える可能性があることを解説しています。

💡ノーション

ノーションは、データベース、ノート、タスク管理などを一つのプラットフォームで行えるツールです。このビデオでは、ノーションのデータベース機能を使用しているユーザーが直面するパフォーマンスの問題に焦点を当て、解決策を提供しています。

💡業務フロー

業務フローとは、業務を効率的に進めるための一連の作業プロセスを指します。このビデオでは、データベースが重くなる根本原因として、業務フローを適切にデータベースに反映できていないことが挙げられています。

💡軽くする手段

「軽くする手段」とは、データベースのパフォーマンスを改善し、操作を軽快にするための方法を指します。ビデオ内で、不必要なプロパティの削減やビューの最適化など、データベースを軽くする具体的な手段が提案されています。

💡パフォーマンス改善

パフォーマンス改善とは、データベースの処理速度や応答性を向上させることを指します。このビデオでは、データベースが重い問題を解決し、パフォーマンスを改善するための様々な技術やアプローチが解説されています。

💡設計の見直し

設計の見直しとは、データベースやその他のシステムの初期設計が原因で発生する問題を解決するために、設計を再評価し改善するプロセスを指します。このビデオでは、データベースが重くなる原因として不適切な設計が挙げられており、適切な設計に基づく再構築や最適化が推奨されています。

Highlights

データベースが重くなる仕組みを解説。増目数と1個のマス目の重さの掛け算で表現されると説明。

データ量増加が直接の原因ではなく、適切な設計ができていないことが原因と指摘。プロパティ数増加等が現れ。

重いプロパティがある場合はそのプロパティを見たいシーンでのみ表示する等して頻度を減らすことを推奨。

プロパティ数増加は設計ミスの現れなので20-30個以上ある場合は設計を見直す必要があるとアドバイス。

法人向けのノーションサポートを開始したと告知。導入支援や運用改善等のサポートを受け付けている。

サブアイテムの制限を1ページから無制限に変更することで、1つの子アイテムを複数の親アイテムに紐づけられる問題を解決できると回答。

2月は週2本のペースで動画をアップする予定と告知。発信力強化を宣言。

データベースの重さはマス目数とそれぞれのマス目の重さの掛け算で表現されるため、マス目数の削減が軽減の鍵となる。

プロパティ数が30-40個など高い場合は情報の分割や不要なプロパティの削除など、設計を見直す必要がある。

アイテムの表示数を50件から10件に減らす等、マス目数そのものを削減するテクニックも軽減策として有効。ただ根本解決にはならないと断言。

参考になった方は高評価と登録をお願いし、法人向けサポート希望者は概要欄から相談するよう要請。

データベースが重くなる原因の特定と対策方法について詳細に解説。視聴者に役立ててほしいと期待感を表明。

コメント欄で質問募集しているので、興味ある方は遠慮なく質問してほしいとコメント。

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