利益1億でも倒産!?絶対知るべき黒字倒産のたった一つの原因【個人事業主 経営者 決算書】

えいいちのひとりごと
22 Sept 202319:29

Summary

TLDRこの動画では「黒字倒産」というテーマに焦点を当て、利益が出ている場合でも支払いができない状況が起こることを解説しています。企業が借金を返すことができず、倒産するリスクがあることを示し、利益と資産、負債の関係を解説。さらに、投資や設備購入が利益にどのように影響を与えるか、そしてその対策についても触れています。経営者が資金繰りの重要性と適切な会計管理の必要性について理解を深めることができる内容です。

Takeaways

  • 📈 黒字とは利益が出ている状態を指し、倒産とは支払いができない状態を意味する。黒字が出していても倒産するリスクがあるとされている。
  • 🏦 銀行は赤字でも倒産しない場合が多く、預金者からの預金と貸し出しによって資金を維持している。
  • 💡 黒字倒産が起こる主な要因は、入ってくるお金が売上だけで、支払いができていないことにあると説明されている。
  • 💻 損益計算書と貸借対照表は、経営者にとって重要な経営管理ツールであり、正確な分析が重要である。
  • 🏢 企業が倒産するリスクを回避するためには、資産と負債のバランスをよく管理し、節税の重要性を理解する必要がある。
  • 💼 経営者が利益を出していると錯覚して、余計な投資をしてしまうと、借金が膨らみ倒産リスクが高まると警告されている。
  • 🛍️ 在庫の管理も重要で、在庫が多ければ仕入原価が減り、利益が増える一方で、実際のキャッシュフローには影響を与えないことが示されている。
  • 🏠 保証金や投資物件の購入も、資産として扱われがちだが、その回収が不透明な場合があると指摘されている。
  • 🚫 借金を返済する際は経費ではないとされ、負債の減少のみを意味する点に注意が喚起されている。
  • 📉 企業は利益が出ている場合でも、その利益が税金や他の固定費に使われることで、実際の資金が不足する可能性があると説明されている。
  • 🔄 黒字倒産を防ぐためには、資産の管理とキャッシュフローのバランスをとる必要があると強調されている。

Q & A

  • 黒字倒産とはどのような状況を指しますか?

    -黒字倒産とは、企業が利益を上げているにもかかわらず、支払いをすることができず、倒産する状況を指します。これは、売上の内訳が経費だけで構成されていない場合に起こり得ます。

  • なぜ利益が出ている企業でも倒産するリスクがあるのですか?

    -利益が出ている企業でも、その利益が全て経費として出てしまってお支払いできない場合、倒産するリスクがあります。また、税金や借金の返済などの義務を果たせない場合にも倒産リスクがあります。

  • 企業が倒産した場合、社長にどのような影響がありますか?

    -企業が倒産した場合、社長は連帯保証を取られることが多く、会社代わりに支払いを続ける責任を負うことになります。最悪の場合、自己破産を余儀なくされることもあります。

  • なぜ銀行は赤字でも倒産しないと言われていますか?

    -銀行は多くの預金を貸し出し、資産として持っているため、赤字でも資金繰りが成り立つことが多いです。そのため、銀行は赤字でも倒産しないと言われています。

  • 企業が倒産する原因は何かを教えてください。

    -企業が倒産する原因は、売上の内訳が経費だけで構成されておらず、支払いができないことが多いです。また、借金を返すための資金が不足している場合や、税金を支払うための資金がない場合も倒産の原因となります。

  • 保証金とはどのようなものですか?

    -保証金とは、企業が契約を結んだ際に、将来の支払いの保証として預けられる資金です。これは、資産として貸借対照表に記載されますが、利益には影響しません。

  • 内装費や設備投資が経費として扱われない理由は何ですか?

    -内装費や設備投資は、資産の減価償却資産として扱われ、時間の経過とともに経費として計上されます。これは、これらの投資が長期にわたって価値を提供するためです。

  • 在庫が多ければなぜ利益が増えると言えますか?

    -在庫が多ければ、仕入原価が減少し、利益が増えると言えます。これは、在庫は資産であり、売上から仕入原価を差し引いた額が実際の利益になるためです。

  • 節税とはどのような意味ですか?

    -節税とは、税法で認められた方法を用いて、税金の負担を最小限に抑えることを指します。適切な節税は、企業の資金繰りを健康に保つために重要な役割を果たします。

  • 企業が資産を増やすために借金をする際にはどのようなリスクがありますか?

    -企業が資産を増やすために借金をすると、資産は増えるものの、その分負債も増え、キャッシュフローが悪化するリスクがあります。また、借金の返済や税金の支払いのために資金を確保できなくなる可能性もあります。

  • 企業の資金繰りが良好であっても、なぜ倒産するリスクがあるのか説明してください。

    -企業の資金繰りが良好であっても、その資金が全て資産として固定されていて、現金が不足している場合、支払いができず倒産するリスクがあります。また、税金や借金の返済などの義務を果たせない場合にも倒産リスクがあります。

Outlines

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😨 黒字倒産とは何か?

黒字倒産とは、売上から経費を差し引いて利益が出ているにもかかわらず、支払いができない状況を指します。これは、多くの中小企業や上場企業で起こることで、利益が出ても納税の資金が不足している状況が原因です。企業は利益が出ても、その利益が税金の支払いに全て使用され、手元に残らないことがあります。また、銀行から借金をしても、その借金は売上には含まれないため、支払いが困難になることがあります。

05:03

🏢 資産と負債の関係性

企業が利益を上げても、その全てが手元に残るわけではありません。例えば、新しい店舗を開設するために保証金や内装費を支払った場合、これらの支払いは経費ではなく、資産として貸借対照表に記録されます。そのため、利益は減らないまま税金を支払う必要があり、手元の資金が不足する可能性があります。また、在庫の増加も同様に経費ではなく、資産として扱われ、利益には影響を与えません。

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💡 資産と経費の理解

企業は資産と経費を正確に理解し、管理することが重要です。例えば、資材置き場の家賃は毎月支払う経費ですが、土地を買えばその支払いは経費ではなくなります。しかし、土地の購入は大きな負債を増加させ、毎月の支払いは単に借金の返済になります。このような資産の増加は、利益に寄与せず、キャッシュフローに悪影響を及ぼします。企業は、資産の増加が将来の経費につながることを認識し、適切な経営戦略を立てることが求められます。

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📈 経営者へのアドバイス

経営者は、利益が出ているからといって盲目的に投資を続けるべきではありません。資産の増加が将来の経費につながることを理解し、適切な節税対策を講じることが大切です。また、銀行からの融資を受ける際にも、その資金が経費として扱えるかどうかを確認し、借金が資産として記録されることによる影響を考慮する必要があります。経営者は、これらの点を理解し、健全な経営を行っていくことが求められます。

Mindmap

Keywords

💡黒字倒産

「黒字倒産」とは、企業が利益を上げているにもかかわらず、支払い能力を失って倒産することです。この用語は、企業の健全な経営形態を示す重要な概念であり、ビデオの主題に深く関係しています。例えば、ビデオでは「売上100に対して経費が50で50の利益だけどお金は1円も残ってないよ」と述べており、これが黒字倒産の典型例として紹介されています。

💡利益

「利益」とは、企業が事業活動を通じて得た収益を指します。ビデオでは、利益が出ている場合でも、それが現金として手元に残っていない場合があることを示しており、これが黒字倒産の原因となることがあると説明されています。

💡経費

「経費」とは、企業の経営活動において発生する費用を指し、売上の増加に直接寄与しないものを一般的に指します。ビデオでは、売上の半分が経費に使われ、残りの半分が現金として残っていない状況が黒字倒産の原因になる例として挙げられています。

💡納税

「納税」とは、企業が得た利益に対して法的に支払う税金のことです。ビデオでは、利益の35%を納税として支払う必要があるとされ、これが黒字倒産のリスク要因の一つであることが強調されています。

💡負債

「負債」とは、企業が外部から借りた資金や支払い義務を持つことを指します。ビデオでは、借金をしていた企業が黒字でも支払いが困難になり倒産するリスクがあること、また、銀行からの融資を利用して資産を増やすことで負債が増えることも触れられています。

💡資産

「資産」とは、企業が所有し、将来的利益を生み出す可能性のあるものを指します。ビデオでは、企業が資産を増やすために投資を行っても、それが現金として手元に残っていない場合があることが示され、これが黒字倒産の背景にあると説明されています。

💡保証金

「保証金」とは、契約の履行を保証するために事前支払われる金銭です。ビデオでは、飲食店の社長が新しい店舗を開設するために保証金を支払った例が挙げられており、これは資産として扱われ、損益計算書には反映されない点が強調されています。

💡内装費

「内装費」とは、建物の内部をリフォームまたは装飾するために必要な費用です。ビデオでは、飲食店の社長が新しい店舗の内装に4000万円を費やした例が紹介されており、これは減価償却資産として扱われ、損益計算書には影響を与えない点が説明されています。

💡在庫

「在庫」とは、企業が販売するために保有している商品のことを指します。ビデオでは、在庫を増やすことで利益が減少するという会計上の仕組みが説明されており、在庫が資産として扱われることも触れられています。

💡減価償却

「減価償却」とは、企業の資産が使用されることで価値が下がる部分を経費として計上することを指します。ビデオでは、内装費が減価償却資産として扱われ、毎年その価値が下がることで損益計算書に反映されず、これが黒字倒産のリスクにつながることが説明されています。

💡資金繰り

「資金繰り」とは、企業の日常経営活動において必要な資金の流れを管理することです。ビデオでは、資金繰りの重要性が強調されており、経営者が資金繰りの状況を理解することは、黒字倒産を回避するために欠かせないと繰り返し言及されています。

Highlights

黒字倒産とは利益が出ているのに支払いができなくなる現象です。

黒字倒産の原因は、利益が出ていてもお金が残っていないことです。

中小企業だけでなく、上場企業でも黒字なのに納税資金がないことがよくあります。

銀行から納税資金を借りることで、黒字でも倒産するリスクがあります。

赤字でも倒産しない企業の代表例は銀行です。

飲食店などでは、保証金や内装費用が経費として認識されず、黒字倒産の原因になります。

納税資金の確保ができない場合、銀行からお金を借りる必要があります。

設備投資を行った場合、支出が増えても利益は減らないため、納税資金が不足します。

在庫が多い場合も、仕入原価が減るため利益が増え、納税資金が不足します。

アパレル会社や飲食店は、在庫や設備投資によって黒字倒産のリスクが高まります。

銀行が黒字企業にお金を貸すことで、さらに借金が膨らみ、黒字倒産のリスクが増します。

経費と資産の違いを理解していない経営者は、無駄な支出をして黒字倒産のリスクを高めます。

土地を購入する際、納税後のキャッシュでしか買えないため、経費として認識されません。

利益が出ていても、納税資金の確保ができない場合、黒字倒産のリスクがあります。

金融機関や銀行の役割を理解し、経営に役立てることが重要です。

Transcripts

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売上100に対して経費が50で50の

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利益だけどお金は1円も残ってないよと

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これが黒字倒

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産はい英字です今日は黒字倒産についてお

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話ししていこうと思います黒字倒産誰でも

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みんな聞いたことあると思います黒字

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つまり

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利益が出ているとで

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倒産

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倒産というのはですね支払いができなく

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なった時に起こるものなんですですから

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黒字と

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倒産は関係がないと思ってください

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だいたい皆さんね自分で調合つけてない方

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play00:37

損益計算書で利益が出てます黒字ですね

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すごいですね社長と会計事務所の人に言わ

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れると皆さんご存知ないかもしれないです

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けれど結構な数の中小企業中小企業だけ

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じゃないですね上場企業でもそうなんです

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が黒字なのに

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納税の資金がないということはよくあるん

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ですでその

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納税の資金を

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銀行から

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借りて

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払うんですよこれどういうことか黒字でも

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その黒字の額と同じそれどころ

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納税額は35%ですから利益の利益の

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35%もお金が残ってないということが

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起きるんですねだから黒字倒産なんてあり

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得るんですよつまり黒字でも

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倒産するリスクはあります逆に言うとです

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ね赤字でも

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倒産しないこともあるんですその

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代表が

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銀行ですよね

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銀行は赤字でも倒産しませんほとんどなぜ

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か皆さんからお金をたくさん

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借りて預金はあれ貸してるんですからね皆

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さんそこにお金がいっぱいあるそして

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商品がお金ですからお金さえあれば

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潰れない会社はですからその辺の仕組みが

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分かっていない方黒字でも倒産というこの

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理屈を一応知っておいてくださいこれ知っ

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ておかないとですねいつあなたも

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倒産してしまうかもしれません本当嘘

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みたいに思う方いるかもしれませんそう

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いう方はこの動画最後まで見てくださいね

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どこよりも分かりやすく説明

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差し上げます

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黒字倒産する

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原因と対策のポイントを説明していきます

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黒字倒産とは何か黒字とは利益が出ている

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だけど

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倒産支払いができないこれが黒字倒産です

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自己資金だけでやってる場合の方はですね

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倒産というよりは

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廃業お金がなくなったんでやめちゃうと

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これでいいわけですただ

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倒産これはねだいたい借金をしている会社

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ですね

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銀行から借金をしていろいろなものをお金

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を使っちゃうとそして

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納税とか銀行への返済とかあとは外注さん

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への支払いとこれができないこうなると

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倒産しますで

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倒産した場合はですね連帯保証が絶対ほぼ

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取られてますから

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社長さんの連帯保証を皆さんが知ってます

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から会社の代わりに社長さんが

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倒産した後もお支払いをしていくとでそれ

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がダメな場合には自己破産をするという

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ことになります何で黒字なのに倒産して

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しまうかとこの原因これはですね入って

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くるものはほとんど売上

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借金は売上じゃないですよ借金をした時に

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売上内にありませんですから借金は別とし

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て入ってくるものはほとんど売上なんです

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よ売上じゃない入金というものはほぼない

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ですね何か

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預かるようなお金があればね売り上げには

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なりませんけれどもそれに対して支払い

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これがですね支払うものの中に経費じゃ

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ないものがいっぱいあるとだからお金をね

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100万円払ったとしてこの100万円が

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全部経費なら売上が100万円で経費が

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100万円ならばこれは

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利益がゼロで支払いもちゃんとできている

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これなら倒産しないんですが100万円

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払った残りのうちね半分ぐらいのお金が

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経費じゃないものが紛れ込んでるわけだ

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そうすると半分しか経費じゃないから売上

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100に対して経費が50で50の利益が

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出るだけどお金は1円も残ってないよと

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こういう状況になりますこれがね黒字倒産

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原因です入ってくる金は売上だけど出て

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行か金が経費じゃないものが多すぎると

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そういうことですねでまずここに

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損益計算書貸借対照表を受けてください

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まずですね右に売上1億円ありますとで左

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に経費が5000万円これで例えばですね

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飲食店で1億円の売り上げがありましたと

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それでこれが全部入金されている状態お

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支払いも人件費だ家賃だこれを全部

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払い終わってそして経費が5000万と

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そうするとこの状態では5000万円のお

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金も残っていて5000万円の利益が出て

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いるわけですここでですね決算というもの

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を迎えるとします決算というのは企業が1

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年に1回売り上げと経費を計算して

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利益を確定させそれに対して

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納税額を決定するとこのままだとですね

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利益が5000万円で法人税をですね

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35%ですから1600万1700万

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払わなきゃいけないなもったいないなと

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例えばここで飲食店の

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社長がですね5000万利益出てるのかと

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じゃあ新しくお店を作ろうと思ったとし

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ますねそして5000万円をかけてお店を

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作るとお店を借りるとですね保証金という

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ものを6ヶ月とか10ヶ月とか賃料のです

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ねそういうお金を支払いますじゃあ保証金

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をまず1000万円大家さんに払いました

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そして残りの4000万円で内装設備を

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するとそうするとですね

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利益は全然

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減らないんですよ保証金というのは

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貸借対照表の左側の資産に乗っかります

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これは

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貸借対照表項目であって

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損益計算書経費項目とは関係ないんですね

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そして内装4000万円かけたとします

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この内装費も経費ではなくてこの資産の中

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減価償却資産というものに乗っかります

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ですから5000万の支払いは

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損益計算書には

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影響を与えません資産が増えていくんです

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ねですから5000万円お金払ったところ

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でこの5000万円の利益は全然消えない

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んですよそうすると

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納税資金もなくなっちゃいますよねそう

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するとここで銀行が出てきて

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納税資金お貸ししますと言ってきますまず

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これが代表これ以外にも飲食店じゃなかっ

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た場合

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設備投資産業も全く同じですね

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5000万円じゃあ利益が出てると

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5000万円の機会を思い切って買っ

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ちゃおうと言って5000万円の機械買っ

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た場合これも経費項目じゃありません同じ

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です

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貸借対照表の資産の部分に乗っかるだけで

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損益には影響が

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与えないんですよですから先ほど言った

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ようにハイ利益5000万出てるね増税

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資金貸してということが起きますあとは

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仕入れて売っているような会社

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5000万円

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利益出てるから

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在庫しようかと言って5000万円の

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在庫を買ってですね

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在庫は仕入れではないんですね決算の時に

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は決算

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期末の

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在庫としてですねその部分は仕入原価から

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引かなきゃいけない

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結局

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期末に残った

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在庫はお金を払って仕入れてはいるのです

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が資産の部分にまた乗っかるわけですです

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から5000万円の利益が出てるからと

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いって5000万円残っているとこれを

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使ってしまった場合はお金はないけれど

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利益はそのまま残るという構造なんですね

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これをね気づいていればいいんですが

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気づかない例えば僕飲食業自分でやって

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ますから飲食業のね何店舗かやってる人

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たち知ってますこれ分かってない人多いん

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ですよだからはい5000万円利益出てる

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なとはいじゃあ次またお店作っちゃおうと

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そしてね納税資金も足りないしまたね利益

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が出てるので銀行が金を貸すんですよだ

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から銀行がねお金を貸してくれて

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5000万円で設備投資をするとで方やね

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納税は5000万円利益出てますから

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1500万円1600万円の納税をします

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次の木がきますと2店舗これをやり始める

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とそうするとですね利益がもしかしたら

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1億になっちゃうわけですよ同じような

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業績が次の店でできればで2店舗目のお店

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減価償却資産として4000万円の内装が

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なんぼかは落ちるんですけれど

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4000万円が落ちるわけじゃないんです

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その一部分が

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欲気に景品になるとそうするとですねもう

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分かりやすく言うと2店舗で1億から

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ちょっと

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減価償却を引いた

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額が利益ですとまあ大したもんだってこと

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になっちゃうんですねこれね他の業種も

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全部同じですそうすると3店舗も4店舗目

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借金が膨らみお店がどんどん多くなり

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そして資産の部分がどんどん大きくなって

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いく僕今ちょっとねあるね福岡でもつ鍋屋

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をね10店舗か20店舗をやってそして

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2000万円ぐらいの時計を買って

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3000万円の車に乗って

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プール付きの家をね買っちゃった社長を

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思い出してますけど

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絶好調だと思われてコロナになりました

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末路はだいたい想像つくと思いますけれど

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借金が

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莫大そして資産がいっぱい乗ってるわけ

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です飲食店の内装の資産はですねほとんど

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価値はありません

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居抜きで借りてくれる人がいたとしても

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おそらく二束三文にしかお金はなりません

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でもこの会社の帳簿最後まで黒字だったん

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ですよだから基本的に資産の部分に

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乗っかってる

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減価償却資産とかですねそういうものは

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来季以降の経費として一時的に乗っかって

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いるんです資産というものは

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将来の経費なんですよ

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在庫もそうです売れたら今度は仕入玄関に

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なるんですけど売れる前は資産に乗っかっ

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てますですから経費にならないものが

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いったい資産にどのぐらい乗っているかと

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これこれもね意識しなくてはいけません私

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常にこの意識はあります飲食店の内装私

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きちんと把握してます今年は減価償却費

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いくらかなということを考えながらやって

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ますねその分経費がよく気候に繰り延べ

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られてるんですからその分

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利益が前倒しに出ているということなん

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ですね

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将来の回収が終わってないわけですです

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から減価償却の回収が

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終わってない間に利益が出ていると

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喜んでウハウハね

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納税をしてる場合じゃないんですよだから

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節税という概念もやっぱり必要になります

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節税しないでね利益を出すと銀行からお金

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を借りやすくなるんですけれどそうすると

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借金が膨れて資産も莫大になっていっ

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ちゃうんですね

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崩したんですけどねあと先ほど言った保証

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金保証金もですね例えば1000万円大家

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に預けますとこれね

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将来10%か20%ですねの集客をされて

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戻ってくるんですけどこれ流行ってるお店

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だったら戻ってこないでしょ一生ずっと

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預けきりそういうことなんですねだから

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やめる時しかキャッシュにならないそれ

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以外はずーっと預けっぱなしというのが

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保証金になりますで皆さんここでねよく

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間違えちゃうのが

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借金を返すのは経費じゃないのかという人

play11:47

が結構いるんです私もボケをやる前まで

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そんな感覚でしたね小遣い帳つけてるのと

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同じですから入ってくるものと出ていく

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ものとそれだけをねつけとくと残りが残高

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いくらとまあ資金繰り表ってこれなんで

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これのちょっと難しくしてるだけであって

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資金繰り表っていうのは結局お金の残高が

play12:06

いくらあるかとこれを

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把握するものなんですねで小遣い帳は1冊

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なんですけど会計精度はですね

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貸借対照表と損益計算2つに分かれてる

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わけですよでどっちの項目かこれがね皆

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さんがなるところだと思いますですから

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借金を返済する時はですね経費じゃないん

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ですどういうことかというと

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借金をした時も売り上げにはなりませんよ

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ね当然

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損益計算書に乗っかるわけじゃありません

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貸借対照表の右側の

play12:38

負債に

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借金というのはかかるんですだから損益と

play12:41

は関係ない

play12:41

貸借対照表の

play12:43

負債が

play12:44

減るだけなんですねですから黒字だよと

play12:46

言われてですね資産にどのぐらいのお金が

play12:50

流れていっているのかも

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わからずにまた利益が出ていると税金を

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払うため

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借金をいっぱいしますとそうすると何にも

play13:00

わかってない経営者ですね黒字だよという

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税理士さんの言葉を鵜呑みにし手元にお金

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がいっぱい

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借金なのにあるだから

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余計なもん使っちゃうんですよね結構多い

play13:13

んですこれ

play13:15

代表は飲食店多店舗かあと

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設備投資

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産業ね会とか工場を作っちゃう方とかね

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あとはですねたくさん

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在庫を持つような会社ですね例えばですね

play13:27

私のお客さんだとアパレル会社結構在庫

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ありますでたくさん仕入れてますとこの

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期末にね在庫が残るわけですよそうすると

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この

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在庫は仕入れの

play13:40

原価から

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差し引かなきゃいけないつまり仕入原価が

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減るわけですよね在庫がたくさんあるとで

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仕入が減るとその分利益が増えるわけです

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であとね食器をねたくさん在庫してそれを

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全国の飲食店にアスクルみたいな本冊子を

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作って売ってる会社の社長いますけども

play14:00

在庫がバカみたいあるんですよで社長が

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2億3億で利益出てんだけどどうしようで

play14:05

在庫が3億以上あったりしますだからそう

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いう会社はですねまず僕が提案するのは

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アパレル会社だったら

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洋服燃やしちゃいましょうよと食器会社

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だったらこの食器全部割っちゃいましょう

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とそう言いますねだいたいええって言われ

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ますけれどまあだ別会社を作ってね

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子会社に安く売るという手でもありますが

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その子会社で売れた時はその分利益が多く

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出ますよね

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在庫が多いところあと設備投資産業ね利益

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出てるからと土地を買って工場を作っ

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ちゃうとそうするとお金はいっぱい出ます

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だけど利益は全く減りませんでこれどう

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いうことか

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借金いっぱいしてるに決まってますわね

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じゃなきゃ買えないからそんなもん今言っ

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たようなね業種の方々黒字倒産の

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脅威を感じてください黒字出てるよお

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金貸すように騙されないでくださいね

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まとめるとですね

play15:00

払うお金は経費じゃない資産があるんだと

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これを明確に理解しておいてくださいそこ

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が分かっていればアホみたいな出費はし

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なくなるんじゃないですかねいいね利益が

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出る会社で資材置き場に途中をね借りてる

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会社がありますそこの資材が

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毎月ですね結構広いとこを借りてて

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500万円ぐらい月に話したのかな1年で

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6000万円10年で6億になるわけです

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よそうすると

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銀行がですね

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社長ねもったいないじゃないですかと

play15:31

じゃあうちが6億貸しますから6億の土地

play15:35

を買っちゃいましょうでお支払いは毎月

play15:38

次第と同じ500万円でお支払いして

play15:40

くれればよろしいですねとこういう風に

play15:43

言われると社長もですね確かにそうだなと

play15:46

思っちゃうわけですよね全然違いますよ

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500万円の地代は経費なんですですから

play15:52

500万円を12ヶ月払えば6000万円

play15:55

の経費になるそうすると6000万円

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利益は削減できるわけですだけど6億借り

play16:02

たら負債が増えて土地が資産に乗っかる

play16:06

だけで経費項目でありません

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毎月のお支払い500万円を

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返済に充てると地代の代わりですね銀行に

play16:15

そうすると

play16:16

毎月の500万円の

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返済は

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負債が減っていくだけです年間

play16:21

6000万円の

play16:22

負債が減っていくだけだから

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損益計算しない全く影響は与えませんそう

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すると土地を買った瞬間にその会社は

play16:32

利益が6000万円増えちゃうんですね

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土地を買っただけでこれどういうことか

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土地を買っちゃうと経費項目が

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減ってキャッシュフローが

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極端に悪くなりますですから6億の土地を

play16:45

買うということは6億円じゃないと思って

play16:48

ください6億円の資産を買うということは

play16:53

納税をした後のキャッシュでしか買えませ

play16:57

んからね経費は全くないのでということは

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35%

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納税したらやっと6億が残るということ

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ですそうすると

play17:06

約10億利益を出して35%

play17:09

税金を払ってそして残ったキャッシュが

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6億それを土地に変えるということなん

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ですだからお金全然その状態で残ってない

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こういうことになってますねですから資産

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というものはですね

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税引き後でしか買えないんですよだから

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ファンを持つということはなかなか大変な

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んですですから借金して税金払いながら

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買う土地1億円は本当は1億5000万円

play17:36

利益出さないと手に入らないですよ会計

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制度というのは非常に技術的なところが

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あります減価償却資産ってね会計制度だけ

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で言えばですね建物とかですね工場とか

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こういうのはね1年だけしか使うわけじゃ

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ないね何年かに分けて経費項目使用よその

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ぐらい使うでしょとこれなんとなく納得

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できますよねそれが正しい

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精度で

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適正な狙撃計算書を作るために減価償却費

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というものを計上することになっていると

play18:05

これ会計精度としては正しいと思うんです

play18:08

が問題なのは

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毎年決算というものがあって

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企業会計で出た利益が

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納税の

play18:18

計算のもとにもなっちゃうんですよねだ

play18:20

から話がややこしいお金残ってないね出て

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いくお金はいっぱいあるよでも納税はし

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なければいけない

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納税をするために借金しなければいけない

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とここがね問題なんですよですから

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納税のためのね損益計算書利益の出し方

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っていうのがねあってもいいぐらいだと僕

play18:39

は思います実際こんなことはね絶対無理な

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んですけどねだから金融機関銀行という

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ものが必要になってきます皆さんはそれを

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明確に意識して経営をしていかなければ

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いけません

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利益が出てますねと

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税理士に言われて

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銀行がすごいですねとお金を貸してくれて

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利益が出ているという言葉を心の支えにし

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てどんどんどんどん贅沢なものを買って

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いってしまう

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社長さんたちは後で泣きを見るからね

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はい質問や感想がある方はぜひコメント

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ますではまた次の動画で

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