【住宅ローン金利】変動or固定、選ぶならどっち? 「マイナス金利解除」の影響は?

楽待 RAKUMACHI
19 Mar 202418:45

Summary

TLDR日本銀行は2日目の金融政策決定会合で、2016年に導入されたマイナス金利を解除しました。これは、金融機関に投資や融資を促し、景気を刺激することを目的としたものでした。しかし、物価上昇率が2%の目標を長く達成できず、異次元緩和政策から普通の緩和に戻る必要性が生じています。今回の政策変更は、サプライズを避けるための事前の情報発信と、経済と物価の状況に基づく中立的な金利水準の考え方に基づいています。市場は、追加利上げの可能性と住宅ローン金利への影響に注目しています。

Takeaways

  • 📉 日本銀行はマイナス金利を解除し、金融政策の変更を発表しました。
  • 💡 マイナス金利は2016年に導入され、金融機関への投資や融資を促し、景気を刺激することを目的としました。
  • 🔄 物価上昇率が日本銀行の目標である2%を長く達成できず、異次元緩和政策が継続されました。
  • 📈 現在、物価上昇率が2%を超え、プラス賃金も上昇しています。
  • 🚀 異次元緩和政策から普通の緩和政策に戻る必要性が生じています。
  • 🗣️ 日本銀行はサプライズを避けるために、政策の方向性を事前に示しています。
  • 📊 市場は日本銀行の追加利上げの可能性と、その影響に注目しています。
  • 🏦 住宅ローンの金利には変動が少ないが、将来的には上昇する可能性があります。
  • 🏠 住宅ローンの変動金利の適用金利は、基準金利の動きによって変わります。
  • 🔄 過去の低金利から利上げへの転換が、今後の住宅ローンの金利に影響を与える可能性があります。
  • 💡 変動金利と固定金利のどちらが有利かは、現在の金利差や将来の金利動向によって決まります。

Q & A

  • 日本銀行はなぜマイナス金利を解除したのですか?

    -日本銀行は、物価上昇率が2%の目標水準に長く到達せず、異次元緩和政策を実施してきました。しかし、現在は物価上昇率が2%を超え、プラス賃金も上昇傾向にあるため、これまでの異次元緩和政策を徐々に変更し、普通の金融政策に戻す必要性が生じたため、マイナス金利を解除しました。

  • マイナス金利の解除がもたらす背景は何ですか?

    -マイナス金利の解除に至った背景は、日本銀行が目指している2%の物価上昇率に長く到達できなかったこと、およびアメリカの金融政策が変化する中で、国際的な経済環境の影響を受けたことが挙げられます。

  • 日本銀行の政策変更はいつから予想されていたのですか?

    -日本銀行の政策変更は去年から予想されていました。特に、今年の春島に向けて非常に強くなることが1つの大きなポイントとされていました。

  • 日本銀行が追加利上げを行う可能性についてどう考えていますか?

    -日本銀行は追加利上げの意識があると分かっていますが、現在の経済と物価の状況に合わせて、中立的な金利水準を考慮する必要があります。そのため、追加利上げはある程度リハビリ期間が必要と考えられ、急激な利上げは行われないと考えられます。

  • 住宅ローンの変動金利型にはどう影響があるのですか?

    -住宅ローンの変動金利型には短期金利の影響を受けやすいため、今後上昇する可能性があります。しかし、既に返済中の住宅ローンについては金利が上がらないと考えられています。

  • 住宅ローンの金利決定についてどういうメカニズムがありますか?

    -住宅ローンの金利は基準金利と引き下げ幅(ディスカウント)から決まります。基準金利は短期プライムレートなどに依存し、引き下げ幅は審査時に決定されます。金利の変動はこれらの要素に影響されます。

  • 変動金利と固定金利のどちらが有利なのですか?

    -現在は変動金利が有利な状態が続いていると見られています。固定金利と変動金利の金利差がまだ大きいため、変動金利を選ぶことが推奨されています。

  • 金利上昇リスクに対処する方法は何ですか?

    -金利上昇リスクに対処する方法は、変動金利を選択し、毎月の返済額を低減させることが一つの方法です。また、節約や投資を通じて長期的な財務状況を安定させることも重要です。

  • 住宅ローンの借入額について推奨される上限はどれくらいですか?

    -住宅ローンの借入額の推奨される上限は、年収倍率の5倍までとされています。ただし、一定程度で歯止めをかけることが重要です。

  • 日本銀行の政策変更が消費者に与える影響は何ですか?

    -日本銀行の政策変更は、消費者の貸金利率や住宅ローンの金利に影響を与える可能性があります。また、投資家や企業の資金調達コストにも影響を及ぼすことが予想されます。

  • 今後の経済政策の見通しについてどう考えていますか?

    -今後の経済政策は、日本銀行が示す中立的な金利水準に基づいて調整されることが予想されます。また、国際的な経済環境や物価動向にも影響を受けながら、適切な政策を継続的に見直していくことが求められます。

Outlines

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📉 マイナス金利解除の背景と影響

日本銀行が行った金融政策決定会合で、マイナス金利の解除が決定されました。マイナス金利は2016年に導入され、金融機関が日銀に預ける当座預金の一部に対して手数料を徴収する策でした。これは、投資や融資を促し、景気を刺激することを目的としました。しかし、物価上昇率が日本銀行が目指す2%の目標水準に長く到達せず、現在は物価上昇率が2%を超え、プラス賃金も上昇傾向にある中、異次元緩和から普通の緩和の姿に戻る必要性が生じています。市場は、日本銀行が追加利上げの可能性についてどのように見ているか注目しています。

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🏠 住宅ローン金利への影響

マイナス金利解除を受けて注目が集まっているのは、住宅ローン金利への影響です。特に変動金利型の住宅ローンは短期金利の影響を受けやすいですが、住宅ローン分析师の見解では、既に組んで返済中の方については金利が上がらないと考えられています。一方、借り入れを考えている方には金利が上がる可能性があるとされています。住宅ローンの基準金利である短期プライムレートは、政策金利の動きに連動していませんが、今回の政策金利の変化はマイナス金利から実質0金利への移行であり、短期プライムレートに影響を与える可能性があります。

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💡 変動金利と固定金利の比較

変動金利と固定金利のどちらが有利になるかについて、現在の状況では変動金利が有利とされています。固定金利は1.8%〜1.99%程度で、変動金利は0.3%〜0.4%程度と低く、金利差があるため変動金利が推奨されています。また、住宅ローンの返済方式を考慮すると、最初の10年間は金利が高くなり、その後は下がるため、変動金利を選んで最初の10年間を低金利で通過することが有利とされています。しかし、将来の金利上昇リスクに対して備えるために、適切な投資と適切な借入額のバランスが重要です。

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🔄 金利シミュレーションとリスク管理

金利シミュレーションでは、一般的には変動金利の上昇シミュレーションが多いですが、景気サイクルを無視しているケースもあります。正確なシミュレーションでは、景気サイクルを踏まえた金利の上昇と下降を繰り返すことが予想されます。過去20年間のデータから分析すると、8年間の低金利と2年間の高金利というサイクルが見られます。しかし、今後の金利上昇リスクに対しては準備が必要であり、変動金利を選択する場合は毎月の返済額が低いというメリットもあります。適切な投資と借入額のバランスを保つことが重要です。

Mindmap

Keywords

💡日本銀行

日本銀行は日本の中央銀行であり、金融政策を策定・実行する機関です。本動画では、日本銀行が行った金融政策決定会合でのマイナス金利解除の決定について説明されています。この決定は、金融機関が日銀に預ける当座預金の一部に対して手数料を徴収する策であり、2016年に導入されたもので、投資や融資を促し、景気を刺激することを目的としています。

💡マイナス金利

マイナス金利とは、預金者に对其の預金に対して費用を課す金融政策です。この政策は、金融機関が中央銀行に預けている資金に対して、利息を支払うのではなく、費用を徴収するという点で異なります。マイナス金利の目的は、金融機関を刺激して貸出を増やし、投資を促進することで景気を向上させることにあります。

💡異次元緩和

異次元緩和とは、日本銀行が2013年に導入した金融政策の一種で、大規模な資金供給を通じてインフレ目標を達成することを目的としています。この政策は、長期的な低金利を維持し、資産の買い入れを通じて金融市場を刺激するという方法を採用しています。

💡物価上昇率

物価上昇率とは、物品やサービスの価格が上昇する割合を示す経済指標です。日本銀行が設定している2%のインフレ目標に達することができず、物価上昇率が2%を超えている状況が、今回の金融政策決定会合でのマイナス金利解除の背景となっています。

💡実質賃金

実質賃金とは、物価上昇率に合わせて賃金が上昇することを指します。本動画では、実質賃金が上昇している状況が、日本銀行の金融政策決定に影響を与える要素の一つとされています。

💡追加利上げ

追加利上げとは、中央銀行が既存の利子率をさらに上げることを指します。この動画では、日本銀行がマイナス金利を解除した後、市場が注目している追加利上げの可能性について説明されています。

💡住宅ローン

住宅ローンとは、不動産を購入するために金融機関から借入する資金のことを指します。本動画では、日本銀行の金融政策決定が住宅ローンの金利に与える影響についても言及されています。

💡変動金利

変動金利とは、金融商品の価格や市場の状況に応じて変動する金利を指します。本動画では、変動金利型の住宅ローンについて、基準金利が上がることによる影響が説明されています。

💡潜在成長率

潜在成長率とは、経済が持つ最大の成長能力を示す指標です。日本の場合、潜在成長率は1%程度とされ、その水準にインフレ期待を乗せることで、中立的な金利水準を考えることができます。

💡中立的な金利水準

中立的な金利水準とは、経済に過剰な影響を与えないで、経済の成長を支持する適切な金利水準を指します。日本銀行が目指す2%のインフレ目標に合わせて、中立的な金利水準を設定することが重要です。

💡FMC

FMCとは、金融システムの信頼性や安定性を確保するために、金融機関の資金繰りを評価する制度です。日本銀行はFMCの結果を発表することで、金融政策の方向性を示すことができます。

Highlights

日本銀行はマイナス金利の解除を決定しました。

マイナス金利は2016年に導入され、金融機関に投資や融資を促し、景気を刺激する効果を狙っていました。

マイナス金利解除の背景には、日本銀行の物価上昇率目標の達成が長く遅れてきたことが影響しています。

現在の物価上昇率は2%を超え、プラス賃金も上昇しています。

異次元緩和政策から普通の緩和に戻す必要性が生じています。

日本銀行はサプライズを起こさないために、事前に強いなればこれが1つの大きなポイントだとの発信していました。

追加利上げの可能性や影響について、市場が注目していたポイントです。

日本銀行の総裁は、追加利上げの意識がある分かって円高方向に行くわけではないという見解を述べました。

中立的な金利水準について、経済や物価の状況に合わせて中立的な金利水準を設定する考え方が一般的です。

日本の場合、潜在成長率にインフレ期待を乗せた場合、中立的な金利は現在よりも高いレベルにあうはずです。

日本銀行も実質賃金がプラスになるのを待っている可能性が高く、追加利上げのスケジュールはゆっくりと小幅の利上げを展望していく可能性があります。

住宅ローンの金利について、変動金利型の住宅ローンは短期金利の影響を受けやすい可能性があります。

住宅ローンの基準金利である短期プライムレートは、今回の日銀の利上げによる影響が限定的であると考えられます。

銀行の調達コストが上がることで、住宅ローンの引き下げ幅を縮めることが考えられます。

固定金利と変動金利ではどちらが有利になるかは、現在の状況では変動金利が有利な状態が続くと考えられます。

変動金利が有利である理由として、固定と変動の金利差がまだ大きいことや、最初の10年間を低金利で通過することが重要であることが挙げられます。

金利上昇リスクに対して、適切な準備を行うことが重要であり、変動金利を選択することで毎月返済額が低いため、積み立て投資を行うことができます。

住宅ローンの借入額については、年収倍率の5倍までが推奨されるが、7倍までを考慮する場合もあります。

マイナス金利解除によって、私たちの生活がどのように変わっていくか動向を見守る必要があります。

Transcripts

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日本銀行は今日行われた2日目の金融政策

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決定会合でマイナス金利の解除を決定し

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たマイナス金利は金融機関が日銀に預ける

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当座預金の一部に手数料をす策で2016

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年に導入された金融機関に投資や融資を

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促し景気を刺激する効果を狙ったもの

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だマイナス金利解除に至った背景には何が

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あったのか楽天証券経済研究所チーフ

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エコノミストの子信さんに聞い

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たえクド総裁が就任された2013年の4

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月から異次元緩和っていうのをまデフレ客

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を目的にあのやってきたんですよねま日本

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の物価上昇率っていうのが日本銀行が

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目指している2%っというえっと物価目標

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の水準には長らく到達せずに来てたんです

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よね今現状はですねえっと物価上昇率って

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いうのが2%を超えてえかなり高い伸び率

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を示しているでプラス賃金も上がりつつ

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あるという状況の中である程度えこれまで

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取ってきた異次元緩はっていうことから

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ですね普通の緩和の姿に戻していくって

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いうま必要性っていうのがま生じてきてい

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たっていうことがあるんですよねで今回

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ですね日本銀行はサプライズを起こさない

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ために去年ぐらいからですね今年の春島が

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非常に強くなればえこれが1つの大きな

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ポイントだとま特にベースアップってこと

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ですけども賃金の上昇率が明確になってで

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物価の上昇率と相場作用でこれまでののは

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定員フには戻らないていうことが見えて

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くると動きますという風な情報発信をして

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きたんですね強ければ動きますよっていう

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メッセージを発信してるにも関わらず4月

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に先送るってことはま普通は考えられない

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わけですよねタイミングとしてはえっと

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適切だったと思いますし良好な

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コミュニケーションのもでマイナスキに

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解除できたなっていう風に思ってます

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マーケットが注目していたポイントは上田

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総裁がですね記者会見でマイナス金利は

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解除したんですけどこの先追加利上げどう

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すんのかっていう話これについてどういう

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見解を述べられるのかっていうことを注目

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していたんだと思うんですよね日本銀行が

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利上げの意識があるって分かったら円高

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方向に行くわけですよね逆だったら円安

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方向に行くわけですマーケットはそこ見

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てるんですよね大総裁としては当たり前の

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見解を述べられたに過ぎないと思います

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けどもま情勢を見ながら適切に判断して

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いきますぐらいの見解でとまったのでえ

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追加利上げってのはやっぱりあんまり念頭

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にはないんだろうていう味方から

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マーケットは若干円安に触れたんだていう

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風に思うんですよただFMCの結果って

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いうのが明日出ますからまこれポイントな

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んですよねFMCの結果を見ないで

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ちょっとポジション張るってわけに

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マーケットもいかないと思いますから今後

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追加利上げの可能性はあるのだろう

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か総裁からはその点についての現地っての

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はまなかった経済とか物価の状況に合わせ

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てえ中立的な金利水準っていうのがある

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考え方としてあるんですま中立金利って

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よく言いますけども経済をえっと温めもし

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なければ冷やしもしないっていう金利の

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ことですよねおそらくえっと日本の経済

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物価の今の状況を考えると今の金利水準

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よりも高いところに中立はあるはずだて

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いう考え方が一般的ですどういう風にま

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ざっくりですけどえっと捉えることが

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できるかというと日本の場合潜在成長率は

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ま前期比率で1%ないぐらいですよねだ

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からま前年費で考えてもま1%ない

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でしょうね0.5から0.7とかそんな

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水準ですその潜在成長率にインフレ期待を

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乗っけるんです足算をする日本銀行が

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目指している2%が発生できたという風に

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考えた場合ま3%行くかいかないかみたい

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なレベルになってくるだからよく2.5

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ぐらいかなっていう人も結構いたりするん

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ですよねそれが景気に対して中立的な金利

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だろうという風に考えた時に当然ここに

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持っていくよねっていう風に特に海外の

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投資家なんかを考えちゃうんですよねただ

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日本の場合はやっぱりですねこれだけ

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長らく定金率続けてきたのでいきなり

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そんな利上げをしちゃうと困る人たくさん

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出るわけですなのでやっぱりある程度

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リハビリ期間ってのは必要だと思うんです

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よいきなりですね2%の水準に目がけて

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利上げを何回も繰り返すまこんなのは普通

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は日本の日本人の感覚から行くとないです

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よね今後の利上げのスケジュールは

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やっぱりゆっくりあの小幅の利上げって

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いうのを展望していくんじゃないかなって

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あの私は思います日本銀行の中えっと政策

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委員会の皆さんもそうだと思いますし

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マーケット関係者もそうだと思うんです

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けどめちゃめちゃゆっくりだと思ってると

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思いますあの無理をしない23年10

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122月期の実質GDPが第1次速報値

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っていうのが出た時に前期費で-0.1%

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だったんですよでこれ2期連続マイナス2

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次速報値になって0プラの0.1になり

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ましたけど0金棒なんですよねだからま

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ちょっとあんまり急激な利上げには耐える

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景気経済ではまだないという風に思います

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しやっぱこの景気がある

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程度プラスっていうのがちょっとこう見え

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ないとなかなか追加利上げってことになら

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ないう気がするんですよねでその鍵を握っ

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てるのが実質賃金です日本銀行としてもま

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とりあえず実質賃金がプラスになるの待ち

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ましょうかっていうぐらいの多分意識で

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いると思うんですそうするとまあ普通に

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考えても

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今年の後半できるかどうかっていう話なん

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じゃないでしょうかね次の追加利上げは

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うん今回のマイナス金利解除を受けて注目

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が集まっているのが住宅労音金利への影響

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だ特に変動金利型の住宅ローンは短期金利

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の影響を受けやすいが今後上昇する可能性

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はあるのだろう

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か住宅ローアナリストのは高さんに聞い

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た結論から言いますと限定的という風に

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考えた方がいいかなと思っておりますま

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すでにこう住宅ロをえ組んで返済中の方

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こちらにつきましては金利が上がらないん

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じゃないかなと思ってましてで一方これ

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からえっと住宅論を借りますよっていう方

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はですね金利が上がるえまその水準として

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は0.1%ぐらい上がる可能性があるなと

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いう風にえっとまず考えてますとと理由な

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んですけれどもえっとまずですねその今

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住宅論返済してる方こちらはですね住宅論

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の基準金利である短期プライムレートえ

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これがですねおそらく上がらないだろうと

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いう風に考えてるからというのがま理由と

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なりましてまずその住宅路の変動金利の

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決まり方っていうところをお伝えしますと

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基準金利というその住宅論の定款みたいな

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ものがあるんですよねでそっからえっと

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引き下げ幅というディスカウントこれを

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引いた残りがえっと適用金利という形でえ

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実際にですね我々が払う金利という風に

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なります

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でこのえディスカウントですねえ引き下げ

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幅これはですね審査時に決定すると関西

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するまで35年間一定なんですよなので

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1度変動金利を借りた後は基準金利これが

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上がるのか下がるのかっていうところが

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ですねその後の適用金利の上げ下げを

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決めるという形となりますでこの基準金利

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はですねまいろんな決め方あるんですけど

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も多くの銀行で定められてるのが短期

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プライムレートタプラに1%足さものと

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いういう風にえっと決める銀行が多いです

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ですので基本的にはこういったその日銀の

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利上げもしくは利下げがあった時はですね

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タプラがどう動くかっていうところをです

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ねウォッチするというのがま極めてえ大事

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になりますとした時にえこのタプラなん

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ですけれどもえっと従来ですねま20年

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以上前はですね政策金利が上がれば短期

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プライムレートも上がるで逆に政策金利が

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下がればえ短期プライムレートも下が

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るっていうこう連動をしてたんですけども

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政策金利が0.1%を下回って0金利

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マイナス金利になった時にですねこのタン

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プラっていうのはえ追随せずに1.47

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5%でずっとこう横ばで推移したんですよ

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ですのでこの短期プライムレートがえ

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上がるか下がるかっていうところのその

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ボーダーラインですね式位置っていうのは

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え政策金利0.1%という風に考えられ

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ますですので今回の日銀の利上げというの

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はマイナス金利からま実質0金利への移行

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という形になりますのでそのボーダーを

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まだ超えてないんですよね

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という風に考えるとまだですねタンプラっ

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ていうのを動かないのかなとゆえに住宅

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ローの基準金利も動きませんのでえ今返済

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中のまユーザーのですね変動金利適用金利

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も変わらないんじゃないかというところが

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見立てっていうところですねもし今回の

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タイミングでえ銀行がですね半期プライム

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レートを上げるとそれはそれで筋が通ら

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ない話だとも思ってまして要はその過去0

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金利になりマイナス金利になりとその時に

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え銀行さと短プラス下げませんでしたよね

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と一方でこのマイナス金利解除えだけで

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ですねほタプラを上げるってなんかその

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成功性取れないですよねとなぜ過去の

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利下げの恩恵はですね幅広くユーザーに

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還元しなかったのに利上げの局面だけです

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ねえ早くもですね金利をよせと最速するん

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ですかっていうまそういった話になると

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思いますのでちょっとなかなかこう対消費

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者っていうところのま説明ではですね

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なかなかつきづらいのかなとあともう1つ

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やっぱり銀行感もこう牽制し合ってますん

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で勝手になんかどっかの銀行だけがこう

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ひょいひょい上げていくっていうのも

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やっぱりちょっと考えづらいかなと思い

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ますねで一方これから住宅論借りますよ

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もしくは借り換えますよっていう人こちら

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についてはま0.1%上げる銀行がですね

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出る可能性があるかなと要は3月までは

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例えば変動金利0.3で借りられたのに4

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月になったら0.4に上がっちゃったよ

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みたいなまそういうですねまあの会話が

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聞かれるかもしれませんとでえこれ理由か

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と言いますとま仮にですね基準金利がこれ

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上がらないとした時にとはいえですね

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やっぱり銀行さんも調達コストがこう

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じわじわま上がってきますのでそれをどこ

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に転化するかっていうまそういった話に

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なるんですよねそうなった時にまず考え

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られるのがこれからえっと住宅ローン貸す

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ヒットここの引き下げ幅をちょっと縮め

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るってことなんですよ要は例えば2%の

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ディスカウント上げますていったところを

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ですね1.99%のディスカウントに縮め

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ますっていうまこういったことをしてくる

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銀行がやっぱり出るんじゃないかなと思っ

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てましてでこれはですねあの過去もえっと

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そういうま動きだったんですよね過去は

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ですねあの基準金利がこう下がってきて

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それ以上下げられないとなったと要はその

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0金利なりマイナス金利なりと言った時に

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じゃ次銀行さん何したかというとこれから

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貸し出す人の引き下げ幅をどんどん拡大し

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ていったんですよでそれで適用金利を下げ

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たっていう経緯がありますのでま今回の

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ようなですね利上げの局面ですとこれの逆

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が起きるはずなんですよねまずその最大

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最大限にこうま大きくなっている引き下げ

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幅これを段階的に縮小していくとでどっか

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のタイミングでまつまり政策金利が

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0.1%を超えたタイミングでですね基準

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金利を上げ始めるっていうまこういうその

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過去の逆の動きっていうのがまあの考え

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られますのでまそういった意味で言います

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とこれから貸し出す人の適用金利ですね

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これについてはま上がる可能性があると

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なら楽まちアプリ楽間で検索

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固定金利と変動金利ではどちらが有利に

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なってくるのかまあの結論から言いますと

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変動金利が有利な状態が続くという風に

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考えてますのでま私としてはま変動でいい

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んじゃないかなと思ってますとでえっと

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理由としてはですねえっと変動と固定の

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そのこの金利差ですねこれがやっぱりこう

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まだ大きいんですよま大体固定で言います

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とフラット35というま代表的なま商品が

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あるんですけどもま大体これが1.8PA

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とか1.99%ぐらいで一方変動金利です

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ねまだやっぱり低くて0.3%とか0.

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4%なんですよだから1.5ぐらいのえ

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固定と変動の金利さがあるというであと

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もう1つがですねその住宅ローの返済の

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仕方っていうところなんですけども最初の

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10年間をいかに低金利で通過するかって

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いうところがポイントですよこれ何かと

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言いますと住宅論で35年間ま利払いが

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続くんですけども最初の10年間っていう

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のがその金利のですねこれがこう非常に

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こう重い時期なんですよ要はその元本が

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たくさん残っているので猛烈にこう金利が

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発生発生するんですよねでどんどん

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どんどんあの元本返していくとあまり金利

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が発生しなくなるっていうまそういった

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あの返し方なんですけどもゆえに最初の

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10年間で35年間の金利の半分を支払う

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という形になりますととなるとやっぱり

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この最初の10年間がそのま名案を分け

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るっていうところになりますのでやっぱり

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こういかにこう低い金利で通過するかとと

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なった時にやっぱりそのまあ1.5%以上

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も高い固定金利をですね最初から借りてま

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その最初の10年間通過するっていう

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ところのですねまあの合理的理由っていう

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のがちょっとまだ乏しいのかなとで実際

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ですねあのま日銀からもま今回その

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マイナス金利解除のまえっと報道資料って

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いうのがま出されましたけどもそこにです

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ねま緩和的環境が透明続くものと考えます

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という風にまその一分がありましたんでま

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2次金としてもですねこの今のま実質0

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金利っていうところからま大きくですね

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変えるっていうところはま考えてないん

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だろうなとなのでまそういった意味でも

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ですねえっと当面ま低金利が続くっていう

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ところ考えるとま変動金利優位っていうの

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がま変わらないと思いますし固定と変動の

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金利が1.5開いてるとでこれが

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ひっくり返るためにはですね日銀の利上げ

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がえ6回必要ですね次に0金利がえの次は

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0.250.5っていう形で0.25%

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ずつのま刻幅っていうとこですねとなった

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時にえっと1.5まで政策金利が上がら

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ない限りこの1.5の金利差は埋まらない

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のでまそういったま単純計算ですね1.5

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÷0.25っというので6という風に計算

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してます6回もですね立て続けにこう

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起きるかとなるとちょっとやっぱりまだ

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考えづらいかなとまこういったことをです

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ね総合的に考するとやっぱり変動金利が

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良いっていうのはま続くんじゃないかなと

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思いますよくその変動と固定どっちがいい

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のかっていうところをですねま金利

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シミュレーションされる方ま非常に多く

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いらっしゃるんですけどもよくあるのは

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ですねこうえ変動金利の上昇シミュレー

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ションていうのでガンと最初に上がって

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ですねこれが35年間続きますみたいなま

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そういったですねミーシされる方っていう

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のがま一定数いらっしゃるんですけども

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それ私はあの間違いだと思うんですよね

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なぜかと言いますとえ景気サイクルがある

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からでこのケーキサイクルをガ無視し

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ちゃってるんですよそういったシミュレー

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ションっていうのが要はえ高景気になると

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もちろん金利っていうのは上がりますとで

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一方景気が悪くなると金利って下がります

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よねなのでこの波っていうところがあるの

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で金利もですねずっと上がり続け

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るっていうのなくて上がったり下がったり

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これを繰り返すはずなんですよえ正格な

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金利シミュレーションをやるのであれば

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そこの景気サイクルの波っていうところも

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踏まえたえ金利シミュレーションをやる

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べきでえ過去20年間のえま景気変動及び

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え日銀の利上げえ及び低金利のその環境っ

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というところをですねま分析するとま大体

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ですけれども10年サイクル10年

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サイクルという風に考えていいかなと思っ

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てましてま8年ぐらいがですね低金利で2

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年ぐらいがま高金利と言いますかまそれ

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それでも0.5ぐらいなんですけども

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ちょっと金利が高い時期という風になると

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考えるのがまいいのかなと思っております

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とでそうした時にじゃあその8年間は低い

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金利2年間は高い金利という風に置いた時

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にですね高い金利がどれぐらい高くないと

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その1.8の固定金利と金利総額が一緒に

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ならないのかっていうところま結論で言い

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ますと高い金利で言いますとえ大体ですね

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8%ぐらいえ金利がですねこうガッと

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上がらない限りえ最初からですね1.8の

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固定金利を借りてた時と同じならないん

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ですねなのでやっぱりそう考えるともう

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8%っていう風にまそういった水準はです

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ねある意味こうバブル時代の金利水準に

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なりますので変動と固定どちらがいい

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かっていうところのこの問はですね日本に

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ですねもう1度あのバブルケーキがやって

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くるかどうかっていうそういった問と

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置き換えて考えてもいいのかなと思います

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金利上昇リスクに対してできることはある

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のだろうか良性の金利上昇っていうのも

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今後ですねま亡きにしもあらずという

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ところがありますのでやっぱそれ度備えて

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すごく大切なるんですよねですのであの

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せっかくですね変動金利っていうのは固定

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金利も固定金利よりも今毎月返済額が低い

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わけなんですよ3500万円借りた場合は

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ですね大体2万円ぐらい毎月返済額安いん

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ですよねじゃその2万円を何するかって

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言うとえ積み立て投資をするっていうこと

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ですよね例えば今新林差とかまイデコとか

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いろんなそのまあの税制遊具があるまあの

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措置っていうのがまありますのでまそう

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いったところで中長期の運用するっていう

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ところこれがあの極めてえ大切ですねで

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あのもちろん株価って上がったり下がっ

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たりするんですけども中長期で見るとあの

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勝つ確率が高いですとあともう1つま当然

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ですけどもま借りすぎないっていうとこ

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ですよね住宅論まま私のまあの考えてる

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推奨ま目安としてはま年収倍率の5倍まで

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マックス行っても7倍までかなっていう

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ところでちょっと一定程度で歯止めをかけ

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とかないとやっぱりちょっとそれは危ない

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かなと思いますマイナス金利解除によって

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今後私たちの生活はどのように変わって

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いくのか動向を見守り

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たい

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