【完全理解】アンプのリターン挿しで自分の理想の音を作る方法！初心者にもわかり易く解説！【ゲスト：Makoto Fukami】

今西勇仁

20 May 202312:46

Summary

TLDR今回のビデオでは、ギタリストのMakoto Fukamiさんをゲストに迎え、アンプのリターン端子に各種エフェクターをつなげる実験を行っています。通常のアンプ入力に繋ぐのとは異なり、リターン端子に繋ぐことでアンプのプリアンプ部分をバイパスし、エフェクターの音色をダイレクトに味わえることが分かります。さまざまなディストーション系エフェクターに加え、EQペダルを使ってクリーンなトーンも作れることが実演され、リターン端子を使った新たなサウンドメイキングの可能性が示されています。

Takeaways

👍 アンプのリターンジャックにエフェクターを接続すると、プリアンプ部分をバイパスしてパワーアンプ部分に直接信号を送ることができる。
🎸 リターンに接続することで、アンプの元の音色を維持せずにエフェクターの音色をダイレクトに出力できる。
⚡ リターンにつなぐことで適したエフェクターは「CHUG」「メタルゾーン」などのハイゲインディストーションペダル。
🎚 クリーンなトーンを作るには、イコライザーペダルをプリアンプユニットとして使うのが有効。
🔌 ライン/スイッチャーペダルを使えば、ハイゲイン用とクリーン用のプリアンプを切り替えられる。
📀 リターン接続ではアンプのEQコントロールが効かない分、別のEQペダルを用意する必要がある。
🔇 リターンにつなぐとアンプ本体のボリュームだけではなく、マスターボリューム、プレゼンス、リバーブなども使える。
🤖 お気に入りのエフェクターであれば基本的になんでもリターンに接続できる。
🎥 ビデオ撮影の際、アンプをマイクするだけでなくリターン信号をDIで録れば高音質になる。
👥 この方法は一般的で知られていて、海外のミュージシャンにも多く使われている。

Q & A

アンプのリターンとは何ですか?
-アンプのリターンとは、プリアンプを迂回して直接パワーアンプに信号を送る入力端子のことです。これによりアンプのキャラクターを生かさずに、エフェクターの音色をダイレクトに出力できます。
リターンに接続するメリットは何ですか?
-リターンに接続するメリットは、アンプのプリアンプの音色を無視して、接続したエフェクターの音色をそのまま出力できる点です。好みのエフェクターの音色を活かせるので自由度が高くなります。
クリーントーンを作るにはどうすればよいですか?
-クリーントーンを作るには、イコライザーペダルをプリアンプの役割として使用します。イコライザーでトーンを調整することで、クリーンなサウンドを作り出せます。
エフェクターの選び方にルールはありますか?
-リターンに接続する際のエフェクターの選び方に特別なルールはありません。お気に入りのエフェクターであれば、ディストーション、オーバードライブ、ディレイなど様々なエフェクターを組み合わせて使用できます。
JACKALMIDNIGHTペダルの特徴は何ですか?
-JACKALMIDNIGHTはローピッチの音に反応するように設計されたペダルです。7弦ギターなどの低音域の音色を際立たせるのに適しています。
ギタリストにとってリターンを使うメリットは何ですか?
-リターンを使うメリットは、アンプのキャラクターに左右されずに自由に好みのトーンを作り出せる点です。お気に入りのエフェクターを活かしたサウンドメイキングが可能になります。
スイッチャーペダルの役割は何ですか?
-スイッチャーペダルは、ディストーションチャンネルとクリーンチャンネルの切り替えに使用します。異なるセッティングのサウンドを切り替えてライブパフォーマンスで使い分けられます。
リターンを使う際の注意点はありますか?
-リターンを使う際の注意点は、アンプのEQコントロールが効かなくなる点です。イコライザーペダルなどでトーン調整する必要があります。また、クリーンチャンネルとディストーションチャンネルは別々に用意する必要があります。
マーシャルアンプをリターン接続する意味は何ですか?
-マーシャルアンプをリターン接続する意味は、マーシャルアンプ特有の音色を排除し、接続したエフェクターの音色をダイレクトに出力することです。マーシャルサウンドとは異なる音作りが可能になります。
リターンを使った録音方法の違いは何ですか?
-リターンを使った録音の違いは、アンプのプリアンプの音色を介さずにエフェクターの音色をダイレクトに録音できる点です。ドライな音源とエフェクター音を別トラックで録音できるため、ミックスの自由度が高くなります。

Outlines

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🎙️ アンプのリターンシグナルを使ったエフェクター実験

この段落では、マーシャルアンプのリターンシグナルを使ってエフェクターをつなぎ、新しいトーンを作り出す実験が紹介されています。まず、リターンシグナルの仕組みとメリットが説明され、「CHUG」というリターンシグナル専用のペダルを使ってマーシャルアンプのプリアンプをバイパスし、新しいハイゲインのトーンを出す方法が示されています。その後、メタルゾーンなどの他のペダルを使った例も紹介されています。クリーントーンを作る際の課題とその解決策としてイコライザーペダルの使用が提案されています。

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🎸 リターンシグナルを使ったさまざまなペダルの実験

この段落では、リターンシグナルに接続できるペダルの種類について説明しています。まずはスーパーオーバードライブペダルを例に、トーンコントロールが1つしかないペダルの課題が説明されています。その課題を解決するために、イコライザーペダルをプリアンプユニットとして使う方法が紹介されています。さらに、スイッチャーペダルを使ってハイゲインとクリーンのチャンネルを切り替える方法なども説明されています。最後に、低音に適したJACKAL MIDNIGHTペダルの実演が行われています。

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🤝 実験のまとめとコラボレーションの紹介

この段落では、今回の実験の感想とコラボレーションについて述べられています。リターンシグナルを使うことで、お気に入りのエフェクターペダルを自由に組み合わせてオリジナルのトーンを作ることができる点が面白さとして挙げられています。また、深いミッドレンジのサウンドを出せたことへの満足感が語られています。最後に、この動画が深見さんのチャンネルでのコラボ企画の一部であり、そちらではアンプのマイキング方法が紹介されることが告知されています。

Mindmap

Keywords

💡リターン

リターンとは、ギターアンプの中で出力段階へ信号を直接送る端子のことです。プリアンプを経由せずにパワーアンプに信号を入力することができるため、アンプのキャラクターを排除したままエフェクターの音を聞くことができます。この動画では、マーシャルアンプのリターン端子を使ってさまざまなエフェクターと組み合わせて実験しています。「リターンに接続すると、マーシャルのプリアンプをバイパスして、直接パワーアンプに入力できるんだ」といった具合に、リターンの働きが説明されています。

💡プリアンプ

プリアンプとは、アンプの中にある増幅回路の一部で、入力された小さな信号を増幅し、音の特性を決める働きをします。マーシャルなどのギターアンプは、プリアンプによってそのアンプ独自の音色が作り出されています。動画の中で「マーシャルのプリアンプを使わないから、あのマーシャルらしい音は出ない」と説明があり、プリアンプがアンプの音色を決める重要な役割を果たしていることが分かります。

💡パワーアンプ

パワーアンプとは、アンプの中で最終的に信号を増幅して、スピーカーから音を出力する部分です。通常はプリアンプで増幅された信号がパワーアンプに送られますが、リターンを使えばプリアンプを経由せずに直接パワーアンプに入力できます。動画の中で「パワーアンプだけを使って大きな音を出す」と説明があり、パワーアンプの大出力機能が利用されていることが分かります。

💡イコライザー

イコライザーは、音の周波数特性を調整する機能を備えたエフェクターです。動画では、イコライザーペダルをリターンに接続して使用することで、プリアンプの代わりとして音の細かい調整ができることが説明されています。「EQペダルを使えば、プリアンプのようにトーンを微調整できる」など、イコライザーの重要性が強調されています。リターンを使う場合は、クリーンチャンネルの作成にイコライザーが不可欠な存在と言えます。

💡ディストーション

ディストーションとは、ギター音にゲインやクリップをかけてサウンドをこすれた感じにするエフェクトのことです。動画の中では、リターンに接続するとディストーションサウンドがより生々しく出せることが実演で示されています。「Metal Zoneをリターンに繋ぐと、プリアンプに繋いだ時とは違う凄みのあるサウンドが出る」などの具体例が出てきます。ディストーションは、リターンを活用するシチュエーションでは欠かせないエフェクトだと言えるでしょう。

💡プレゼンス

プレゼンスとは、アンプの高域の特性を調整するコントロールのことです。リターンに接続した状態でも、アンプのプレゼンスノブを使うことで、パワーアンプの高域成分を強調できます。動画の中で「プレゼンスを上げると、より明るい輝きのあるサウンドになる」と実演しながら説明があり、プレゼンスがリターンサウンドに影響を与えることが分かります。つまり、アンプのコントロールをうまく使うことで、リターンでも音作りの幅が広がるのです。

💡リバーブ

リバーブとは、残響の効果を加えるエフェクターのことです。動画の中では、マーシャルJCM900アンプに内蔵されているリバーブ機能を、リターン使用時でも活用できることが紹介されています。「このアンプにはリバーブがあるから、リターンに接続していてもリバーブを掛けられる」という具体例が出てきます。リバーブはクリーンサウンドに欠かせない効果なので、リターンでもリバーブを使えることはメリットだと言えます。

💡アウトプット

アウトプットとは、機器からの出力を指します。動画の中では、モデリングアンプのアウトプットをアンプのリターンに接続する方法が言及されています。「モデリングアンプのアウトプットを使ってリターンに入力することで、パワーアンプの音を活かせる」といった具合に、出力信号の振り分け方が重要視されています。多くのギタリストが使うモデリングアンプを活用する意味でも、アウトプットへの理解は欠かせません。

💡スイッチャー

スイッチャーとは、複数の機器の入力や出力を切り替えて使えるデバイスのことです。動画の中では、ディストーションとクリーンチャンネルを簡単にスイッチングするために、スイッチャーペダルを使うことが推奨されています。「スイッチャーを使えば、Metal Zoneとイコライザーを手軽に切り替えられる」といった具合に、スイッチャーのメリットが強調されています。リターンを活用してさまざまな音作りをする際には、スイッチャーが大いに役立つと言えるでしょう。

💡ドロップチューニング

ドロップチューニングとは、通常の標準チューニングよりも低い弦の張り具合でチューニングする方法のことです。動画の後半で出てくるJACKAL MIDNIGHTペダルは、低域が利いたサウンドを作り出すことができるため、身内の深みのある音作りにはドロップチューニングが適していると言及されています。「俺はドロップDチューニングだから、このペダルの低域が効いた音が好きだ」という具合に、チューニング方法とサウンド選択の関係性が示されています。

Highlights

Marshall and other guitar amps have a 'pre-amp' that adjusts the tone and a 'power amp' that makes the sound louder.

Connecting the signal to the 'Return' of the amp bypasses the pre-amp and goes directly to the power amp, allowing you to hear the sound of the effects directly without the amp's coloring.

Using the return allows you to bring your favorite pedals and make sounds without being affected by the amp's pre-amp.

The 'CHUG' pedal was designed specifically for connecting to the return of an amp.

Using the return mode with a Metal Zone pedal produces a different sound compared to connecting it to the amp's input.

You need at least one pedal that works as a 'Pre-amp unit' when using the return mode.

Using an EQ pedal as a pre-amp unit allows you to fine-tune the tone and create a clean channel.

You can switch between a high-gain channel (e.g., Metal Zone) and a clean channel (EQ pedal) using a switcher or line selector pedal.

The JACKAL MIDNIGHT pedal reacts well to low-pitched sounds and is a great match for drop D tuning.

You can connect any pedals you like to the return, but you need to have a pre-amp unit to control the tone.

Using the return mode allows you to bring out the character of the pedals without being colored by the amp's pre-amp.

The presence control on the amp can be used to make the power amp sound brighter when connected to the return.

The reverb control on the amp can also be used when connected to the return.

You can create a send-return system with your pedals by using an EQ pedal as a pre-amp and adding other pedals like compressors and reverbs.

The return mode allows you to experiment with pedals and create your favorite sounds without being taken by the pre-amp of the amplifier.