【ファイナンス基礎講座①】 「ファイナンス」と「会計」の違い、DCF法とは?FCF/WACCとは?重要なのは利益?キャッシュ?
Summary
TLDRこの動画は会計とファイナンスの違いを解説し、企業価値の測定ツールとしてのファイナンスの重要性を強調しています。主に利益とキャッシュフローの概念、および投資判断のためのDCF(ディスカウントキャッシュフロー)方法について説明しています。キャッシュフローの現在価値を計算し、投資の意思決定を支援するDCFの基礎と、資金調達方法におけるデットとエクイティのメリット・デメリットも紹介しています。
Takeaways
- 📈 会計とファイナンスの違い:会計は過去のデータを分析評価する手段で、利益を重視します。ファイナンスは投資の意思決定を支援するツールで、キャッシュフローを重視します。
- 📊 キャッシュフローの重要性:利益は操作が可能で不確実性がある一方で、キャッシュフローは事実に基づくため、会社の真の状況を正確に捉えることができます。
- 💡 ファイナンスの目的:企業価値の算出や投資判断のための定量的な分析を可能にします。
- 🏦 資金調達の方法:企業はデット(借入資金)とエクイティ(株主資本)の2つの方法で資金を調達できます。
- 📉 デットのメリットとデメリット:デットは調達コストが低い反面、業績が悪化した場合の返済義務があるため、事業の不安定性に繋がる可能性があります。
- 📈 エクイティのメリットとデメリット:エクイティは調達コストが高いですが、業績が悪化しても返済義務はなく、経営の自由度が高いです。
- 🔢 DCF(ディスカウントキャッシュフロー)方法:将来のキャッシュフローを現在価値に換算し、企業価値を算出する重要なファイナンスツールです。
- 📚 企業価値の算出:フリーキャッシュフローを割引率で割引することで、企業の現在価値を評価できます。
- 💼 ファイナンスのビジネス上的应用:企業価値の測定、投資分析、個人の投資判断支援など、多岐にわたる応用が可能です。
- 🔑 割引率の重要性:割引率は、銀行からの借入金利と株主に返すリターンの加重平均であり、企業価値に大きな影響を与えます。
- 🔍 企業価値の向上:フリーキャッシュフローの増加や割引率の低下のどちらか、または両方の活動が企業価値を高めるために必要です。
Q & A
会計とファイナンスの違いは何ですか?
-会計は過去のデータをもとに分析し、評価を行います。一方、ファイナンスは企業価値の算出や投資の意思決定を支援するツールとして使用されます。
PLとBSとは何を表しますか?
-PLは利益剰余金表、BSはバランスシートの略で、それぞれ企業の収益状況と財務状況を表します。
キャッシュフローステートメントとは何ですか?
-キャッシュフローステートメントは、企業のキャッシュの流入と流出を記述した財務諸表の一つです。
企業価値を測定する際に重要なポイントは何ですか?
-企業価値を測定する際に重要なのは、フリーキャッシュフローと割引率です。企業価値はこれらの要因を用いて算出されます。
DCF法とは何を意味していますか?
-DCF法とは、ディスカウントキャッシュフロー法の略で、将来のキャッシュフローを現在価値に換算する評価手法です。
キャッシュフローと利益の違いは何ですか?
-利益は経営成績を表す指標ですが、キャッシュフローは実際の現金流量を示します。利益は操作が可能であるのに対し、キャッシュフローは事実に基づくものです。
投資判断の際になぜキャッシュフローが重要なのですか?
-キャッシュフローは企業の現金の流れを示しており、投資判断において実際の資金の動向を理解する上で不可欠です。
デットとエクイティのメリットとデメリットは何ですか?
-デットのメリットは調達コストが低いこと、デメリットは金利と原資本の返済義務があること。エクイティのメリットは業績が悪くても配当を支払う必要がないこと、デメリットは調達コストが高いことです。
企業価値を高めるためにはどのようなアプローチが必要ですか?
-企業価値を高めるためには、フリーキャッシュフローを増やしたり、割引率(株主リターン率)を下げたりするアプローチが有効です。
投資判断におけるリソースの限界とは何を指しますか?
-リソースの限界とは、お金、労働力、時間など、投資に使用できる資源が限られていることを指します。
IRRとは何を意味していますか?
-IRRとは、内部收益率の略で、投資の効果的な年利率を計算する指標です。
Outlines
📚 ファイナンスの基礎とDCF法の概要
この段落では、ファイナンスの基礎概念とその重要性について説明しています。主に会計とファイナンスの違い、特に利益とキャッシュフローの重要性を強調しています。利益は操作が可能であるため、キャッシュフローが実際の企業価値を反映するという点に重点を置いています。また、投資判断のための主要なツールであるディスカウントキャッシュフロー(DCF)法についても触れています。DCF法は、将来のキャッシュフローを現在価値に変換することで、投資の判断を支援する非常に重要なツールとされています。
🏢 企業価値の算定と資金調達方法の比較
第二の段落では、企業価値を算定する方法と、その影響を受ける要因について解説しています。フリーキャッシュフローの概念と、それを割引率で割引することで企業価値を算出するプロセスが説明されています。また、資金調達方法であるデットとエクイティの相違点と、それぞれの利点と欠点についても触れられています。デットは調達コストが低い反面、業績の不安定な事業には適していないとされ、エクイティは調達コストが高いが、業績が悪化しても返済の負担が少ないという利点があります。
🔍 DCF法の重要性と次回予告
最後の段落では、DCF法の重要性と、次回の動画で詳しく説明される予定の内容について触れています。DCF法は、企業価値を正確に算定する上で非常に重要な役割を果たしており、将来のキャッシュフローを現在価値に変換するプロセスが企業の投資価値を評価する上で不可欠です。また、次回の動画ではDCF法の計算方法と、投資評価のためのIRR(内部收益率)の計算法について詳しく解説する予定とのことです。
Mindmap
Keywords
💡ファイナンス
💡会計
💡キャッシュフロー
💡PL(損益計算書)
💡BS(バランスシート)
💡DCF法
💡割引率
💡企業価値
💡投資の意思決定
💡キャッシュは事実
💡デットとエクイティ
Highlights
この動画はファイナンスの基礎概念を理解できると期待されています。
会計はPLとBSをベースにキャッシュフローステートメントを作成し、企業分析を行う。
ファイナンスは企業価値や資金調達を考慮し、投資の意思決定を行うツール。
利益とキャッシュの重要な違い:利益は経営者の判断に依存するが、キャッシュは事実に基づく。
投資判断では回収期間や利回りだけでなく、金額の現在価値も重要。
DCF法は将来のキャッシュフローの現在価値を計算し、企業価値を評価する。
企業価値の算定にはフリーキャッシュフローと割引率が使用される。
資金調達方法のメリットとデメリット:デットとエクイティの比較。
デットは調達コストが安くて安定した事業に適している。
エクイティは業績が悪くても返済の必要がなく、経営の自由度が高い。
市場状況によってエクイティの調達コストが変動する可能性がある。
企業価値の高揚のためにはフリーキャッシュフローの増加や割引率の低下が鍵。
dcf法の計算方法は、将来のキャッシュフローを割引率で割引した総和。
デットとエクイティの選択は事業の特性や市場状況によって異なる。
ファイナンスの基礎概念を理解することは、ビジネス分析に不可欠。
次回の動画ではDCF法の計算方法とIRRの計算法について解説予定。
Transcripts
あいつ会連盟チャンネルです今回は簡単ファイナンス day 1ということで会計と
ファイナンスの違いとファイナンスで最も重要な
dcf 法についてお伝えしていきますこの動画は見ればファイナンスの基礎的な概念
についてはしっかり理解できると思いますので最後までしっかり
ご覧ください
まず会計ですが基本的には pl と bs からキャッシュフローステートメントで
あったりとか
成長性収益性効率性安全性なんか分析できますと
で pl bs の細かい味方についてですね
別の動画簡単財務分析で説明しておりますねそちらをご覧がご参照ください
基本的にファイナンスは pl と bs があるけどわかってる前提で進んでいき
ます
やらためて会計とファイナンスの違いですがまずキーワードのみていくと会計でよく出
てくるのが pl bs 後ボカ
ですね他財務省への書いてあるデータ
過去のデータですねもうかでファイナンスは企業価値資金調達時か今の勝ち
まあこういったキーワードをよく出てきますでそれぞれ
で何に使うツールなのかな役立つのかというと会計は僕はから過去のデータから分析し
て評価するとそれでもができます
ファイナンスは鹿をちゃんと算出することによって投資の意思決定
この事業はいくら儲かるのがこの会社はいくらのか違うのかっていうと算出することで
投資の意思決定ができるとこういったツール
です最も重要なキーワードとしては会計は利益
ふぁい nars はキャッシュです
ってこれ何が違うかっていうと利益は意見キャッシュは事実と言われます cash
is
fact 利益ず op によなんて言われますけども何が違うかっていうと
pl の準備と月の利益っていうのは経営の c 性がちょっと反映されちゃうんです
ね
例えば減価償却をどうイレ込むかとか特別損失を来季に来る
ベルカ今季に入れるかとか売上をライトにくいノベル化経費を来季に繰り延べるか
みたいな
ちょっと操作が出来てしまうので利益だけその会社を見るっていうのは少し不安があり
ます
一方でキャッシュっていうのはあんまり維持いないのでキャッシュが行くのかっていう
のちゃんと bs を勘案して測定することでその会社の状況がちゃんと正確に3
ということでその会社の状況みたいでキャッシュをちゃんと見るということを自由に
なってきますと
でファイナンスによって投資の意思決定ができるわけですがまぁそもそも投資の判断
投資判断っていうのは愛南つがわかんないと回収期間とカリマールで記名がちです
これざっくり見る分にはいいんですけども全然詳細にわかんなくて何がダメかというと
回収期間にみるとそもそも
韓方基準が曖昧なんですね例えば3年だと怪獣危険3年と早いよねとか
5年だとちょっと長いよねみたいな言葉が会社で結構飛び交ったりするんですけども
そもそもなぜゴレンジャ長いのかとか
なぜ3年前早いと言えるのかっていうその基準がルールが曖昧なんですよ
よく言えば経験則だ
4悪く言えばもう適当だったりします
利回り今割はまあそもそも金額が不明確です
でお金って当たり前ですでも金額なのでちゃんと学で見ることが大前提です
当たり前の話なんですけども利回りとか率だけでキメている人って結構多いんですよ
今井10敗だが高いですよねいやいや10パーて釣りいくら儲かるんだと10パーで
10万よりも5パーで100万のが当然良いわけでえっ何
んでそこが重要かというとそもそも投資の判断する理由っていうのは当然儲かるかどう
かもありますけれども
リソースが限られたわけですねお金の理想つもあるし労働力力もあるし時間もあるし
リソースは火事で限られているので最も儲かる事業に集中投資しないと効率が悪いと
いうことでへ投資判断するわけですと
なのでりん
バーリっていうのは途中のポイントで見るのが度にはあの非常に有効ですけども基本的
にはまず金額を見る必要がありますと
でファイナンスで d cfo ディスカウントキャッシュフロー方というのを使うん
ですけどもこれは金額の現在価値が分かります
毎年1年後2年後3年後に出てくるキャッシュフローの現在価値現在勝ちに悪い
b た金額の相場がわかるということで金銭的にいくらなのかってことは明確にできる
ということで投資判断では非常に
今重要なツールとなってきます
ここで改めてファイナンスとはですが正切った投資の意思決定をするんですけども
ビジネス的に言うとファイナンスってなんですかというとまずは企業価値の測定ツール
だと言えます
企業が地上徒歩株式価値
ですねこれを測定するツールですで何に使うかっていうと ma のデューデリ行っ
たりもっとを細かく見ると事業の投資安打
この授業を通してと儲かるかどうかっていう事業を通したんだ
個人的なことだと例えば用いへと賃貸物件どっちがキャッシュ的に得なのかどっちが
財務的に儲かるの
か得なのかということがわかりますローンと現金どっちがいいのかみたいな事も算出
できるど
金額的に定量ができることであれば基本的に全部意思決定できる度判断できるところを
持っていけるといった非常に便利なツールで雨着手役に立ちます
じゃあその企業価値の算定3 s ってはどうやるかっていうとここではちょっと
イメージ的な話で細かい意識については次回説明しますけども
企業価値=フリーキャッシュフローをわっくきゅう割引率で割引ますちょっとイメージ
湧かないかもしれませんけどもこの形だけ覚えてもらえればいいかなと思いますフリー
キャッシュフローと
加重平均ションこそっていうんですけども要は金利です
あの銀行に借りた時の金利と株主に返すリターンの加重平均です
で帰郷価値を高めるためには何したらいいかいいのかっていうとも上の子興味を抱きだ
かなんですけども
フリーキャッシュフローを増やすかバック金利を下げるかこの2つのどちらかもしくは
両方です
企業価値を高めるためにはフリーキャッシュを増やすもしくは割引率を下げるっていう
活動は必要になってきます
じゃあこのフリーキャッシュフローと桜をバックについてですけども
図式で説明しますとですね資金調達というのは基本的にはあ借り入れとを株主資本に
よってないと言っています
でこれもう覚えたほうがいいと思うですけども借り入れのことを言う履修歳ほどデッド
d と言いますデッドと言います株主ションのこと
を equity と言いますもうこれは必ず使うので覚えてしまいましょう
で有利主催の金利の事 rd
まあデッドのレートですね rd ています
で株主リターンのことをエクイティレート re と言います
で rd 9 re の加重平均のことバックというという感じです
まあ非常に簡単だと思います
で降りキャッシュフローというのはあ企業活動
開発 rd があったり製造があったり販売をして得られる振りきゃしろこれを破っ区
で割り引くといった感じのイメージです
なんとなくでもいいのイメージを理解してもらえればなと思います
これはの bs の右側と左側 t イメージでもいいと思います資金調達の方法が
バックであ
ってそれをどういうふうにあの知らん自然たして怒ってもフリーター素人いった感じ
です
ちょっと話ずれるんですけどもでっとー day 9位 t の違いメリット
デメリットですね
をさっとを整理しますデッド軽いれのメリットしましては調達コストは安いと
equity よりも金利は安いです銀行企業が全然安いです1常に多額の資金を調達
できますとデメリットとしては当たり前ですけれども利息
利益を逼迫すると業績が悪くても返済する必要がありますということでボラティティが
高い事業も変動が激しい事業売上の変動は激しい地形だとまぁあんまり大きな軽い料理
救うだと言われてます
あの業績が悪くても金利とが元本店を貼らなきゃいけないので
基本的には安定した事業じゃないとデッドっていうのは向いてないのかなというふうに
言われています
一方でエクイティですがメリットとしては逆に業績が悪ければ配当するしてはないと
赤字の場合は配当洗う必要ないし
業績悪いぐらいも相談して配当する人はないといったメリットがありますっ一方
デメリットは調達コストは基本的な高いです
当然この株主っていうのは
銀行よりも高いえっとりつことっているのでリターンもその分高いとリターン度に作っ
て同じなので立倉田外部にたーーーーも高いですと
あとはまあで名としてはですね調達額が市場によって変動するとまぁ今
コロナウイルスでかなり投資家は慎重にしか投資しないので市場がシュリンクしている
縮小しているとあまり大規模な資金調達ができないといったデメリットがあります
あとは経営の自由度が毀損するとこれは出資してもらう比率
でもよりますけども例えば33%33.3%を超えたりとか66.6%を超えると議決
権を取らいたりするので経営の重要なくなど経営権を取られてしまうということにも
なりかねませんということで一列に注意する必要があります
こんな感じでデットエクイティのメリットデメリットがあります
手間なし戻りますけれど dcs 4 dcf 4は
^企業価値=振りキャッシュフローを
わっくで割り引くとで無理やり日本語に直すと
dcf 4というのは将来生み出すキャッシュフロー
フリーター鐘楼の現在価値の総和です
でまぁ表でちょっと表すですね例えば1年目2年目3年目の単年のフリーキャッシュ
フローが毎年は100万100万100万円でただしますとこれを割り引くとこれも
低い金額なんですね
現在の価値に割り引くとそれを足したものが
dc ほいで襷企業の現在価値となります
npb といいんですけども
現在価値になりますこの計算の方法は次回の動画できっちり説明させていただきます
ということで今回はまとめですがまず会計とファイナンスの違いで会計は過去の分析
評価で利益というのは非常に重要な kpi となっています
ファイナンスは投資の意思決定をするツールでキャッシュか非常に重要な kpi と
なってきます
dcf 4は企業の価値こるフリーキャッシュフローを@@じゃないものでバックで
割り引くといった感じですデジつしかするとデッドと fet の
まあルディと r いを加重平均してでフリーキャッシュフローをその加重平均ワック
で割と
いった感じですということでですね今回は会計とファイナンスの違い dc 本知で
育成説明いたしましたもし役に立ったと思ったいいねボタンとチャンネル登録をして
みれば幸いです
次回悪い cf 4の計算方法と irr の計算法についてみっちり解説していき
ます以上使えるめめちゃんね
でしたありがとうございました
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