納富信留「論理学とは何か?」ー公開講座「論理」2020

東大TV / UTokyo TV
17 Jun 202142:11

Summary

TLDRこのスクリプトは、人文社会系研究科の納富が論理学と文学哲学専門のつながりについて語る视频の筆頭で、公開講座のタイトル「lonely」を紹介します。彼は哲学史、特に西洋古代ギリシャ哲学に精通しており、論理学が哲学の中での特殊な分野であると説明します。納富は、論理学が普遍的であり、数学的かつ専門的である一方で、文化的な相対性も持っていることを強調します。彼は、論理学が西洋文明で発達し、数学との連携が重要であると述べ、また非西洋の論理学との比較も行います。このスクリプトは、論理学の歴史と多様性、そして文化的背景を理解するための重要な視点を提供します。

Takeaways

  • 📚 論理学と哲学は深く関連しており、哲学の分野の中で論理学は特別な位置を占めています。
  • 🧠 論理学は思考の道具や説明、説得の手段としての役割を果たし、技術的かつ専門的な分野であることが理解できます。
  • 🌐 論理学は西洋哲学の中で発展し、数学的かつ普遍的な特性を持ち、さまざまな文化や言語を超えた普遍的な思考の体系です。
  • 📈 論理学の歴史的発展は、紀元前ギリシャ哲学者たちから現代まで続き、特に19世紀からの飛躍的な進歩が顕著です。
  • 🔢 形式論理学は記号の導入により、一般的な言語から抽象化された論理的な体系を構築し、誤った議論を排除する役割を果たします。
  • 🔄 論理学は自然言語に則って行われており、その適用範囲は狭く限定されているものの、普遍的な性質を持ちます。
  • 🌐 他の文化や哲学伝統にも同様に論理学的思考が存在し、西洋論理学とは異なるアプローチを提供しています。
  • 🤔 論理学の普遍性と文化相対性は、哲学者たちが研究する重要な課題であり、論理学の適用範囲や有効性を考える上で重要な視点となります。
  • 📖 現代の数理論理学は形式化された記号システムを用いて、コンピューター科学やその他の科学分野で応用されています。
  • 🚀 論理学の基礎を築いたギリシャ哲学者は、アリストテレスやプラトンなどの伟大な哲学者たちであり、彼らの著作は現在でも学術的な価値を持ち続けています。
  • 💭 日本語や他の自然言語は論理的思考をサポートし、論理学的な分析が可能であることが示されており、言語による論理的な能力の制限は実際には存在しないようです。

Q & A

  • 論理学とは何ですか?

    -論理学は、思考や議論の方法を研究する学問であり、論理的思考や推論のパターンを体系的に分析し、正しい結論を導くための技術を提供します。

  • 哲学史の中で西洋古代ギリシャ哲学とは何ですか?

    -西洋古代ギリシャ哲学は、紀元前6世紀から紀元後6世紀までの時期にわたって行われた哲学的な研究や議論を指し、柏拉図やアリストテレスなどの有名な哲学者の思想が含まれます。

  • 論理学がどのように発展してきましたか?

    -論理学は古代ギリシャで成立し、中世や近世にかけて発展し、19世紀にはイマニュエル・カントやゲオルク・フリードリヒ・ヘーゲルなどによって更なる進歩が遂げられました。20世紀には数理論理学が発展し、コンピューター科学などに応用されるようになりました。

  • アリストテレスは論理学においてどのような貢献をしましたか?

    -アリストテレスは、推論の形である三段論法を体系化し、どのような推論が妥当か、どのような推論が妥当でないかを全て調べ上げました。彼の論理学は形式論理学の出発点となり、現代まで影響を与えています。

  • 日常的な論理と学術的な論理学の違いは何ですか?

    -日常的な論理は、私たちが普段の生活で用いる思考の筋道や議論の方法であり、学術的な論理学则是、思考や推論を技術的かつ専門的に分析し、普遍的な規則や原理を確立するための学問です。

  • 論理学が成立するために必要な要素は何ですか?

    -論理学が成立するためには、議論の技術の発達と数学との連携が重要です。ギリシャ哲学者たちは議論を好み、数学的な思考を通じて論理学を体系化しました。

  • 西洋以外の論理学についてどういったいについて言えますか?

    -西洋以外の論理学には、インドのニヤヤや仏教の因明論、中国の名教などがあります。これらの論理学は、西洋の論理学と異なり、文化や歴史的背景に基づいて形成されており、実質的な思考や形而上学的な考察に重きを置いています。

  • 日本語は論理的に不適切な言語だと考えられる理由は何ですか?

    -日本語は曖昧で正確に表現できないとされがちです。しかし、近年の研究では、日本語も論理的思考に耐える言語であることが示されています。言語の形式的なものだけでなく、文化的な背景や議論の文脈も論理的な思考に影響を与えるとされています。

  • 論理学の目的は何ですか?

    -論理学の主な目的は、誤った思考や不合理な判断を排除することです。正しい推論を導くための規則や方法を学び、論理的思考を促進することが重要です。ただし、論理学は真理を証明するものではなく、妥当な推論を行う方法を提供します。

  • 現代の数理論理学はどのようにして発展しましたか?

    -数理論理学は、20世紀に入ってから大幅な発展を遂げました。コンピューター科学の進歩と共に、論理学は記号化や形式化された方法を通じて、より普遍的かつオブジェクトティブな分析が可能となりました。これにより、機械的な処理や計算が可能となり、情報処理技術の発展に貢献しました。

  • 学術的な論理学と日常的な論理の関係は何ですか?

    -学術的な論理学は、日常的な論理に基づいて高度に発展したものです。日常的な論理は、私たちが自然言語を用いて行う思考や議論を反映し、学術的な論理学はそれをより厳密な方法で分析し、一般化します。これにより、日常的な議論や思考をより効率的かつ正確に行う方法が得られます。

Outlines

00:00

📚 哲学と論理学の紹介

この段落では、講師が自身の専門である哲学史の中での論理学と文学哲学について説明しています。論理学は哲学の一部であり、数学的かつ専門的な分野であることが強調されています。講師は、特に古代ギリシャ哲学に焦点を当て、紀元前6世紀から3世紀までの哲学的研究について語っています。また、論理学と論理という言葉の違いや、論理学が日常会話でどのように使われるかについても触れています。

05:01

🌐 論理学の普遍性と文化的な違い

この段落では、論理学の普遍性と文化的な違いについて議論されています。論理学は普遍的な思考の工具であり、真理の探究や説明、説得の手段として使われています。しかし、日常会話での使用と学術的な使用では意味が異なることがあると指摘されています。また、西洋の論理学は西洋文明の中で発展し、数理論理学や記号論理学などの分野に至るまで進化しています。この違いを理解することは、論理学をより深く理解する上で重要な役割を果たしています。

10:05

📖 論理学の歴史と発展

この段落では、論理学がどのように発展し、どのように現代に至ったかについて説明されています。紀元前のギリシャ哲学者たちが自然言語を使って議論していたことが論理学の発展の起点とされています。また、論理学が数学と密接に関連していることや、古代ギリシャ語の論理学がアラビア語に翻訳され、イスラムの学者たちによって批判されたことも触れられています。この歴史的な背景を理解することで、論理学がどのように進化し、現代の学問となったかをより明確に把握することができます。

15:08

🔍 論理学と誤りの排除

この段落では、論理学が誤った思考や判断を排除するためのツールとして使われることについて説明されています。論理学は、正しい推論のパターンを提供し、誤った議論を明確に区別できるよう 도와줍니다. 形式論理学の導入により、議論を記号で表現し、正しいか否かを判断することができました。この方法は、論理学が誤りを防ぎ、正しい思考を促進する上で重要な役割を果たしていることを示しています。

20:10

🌍 多元的な論理学の流れ

この段落では、西洋哲学だけでなく、他の文化でも論理学科が発展した歴史について説明されています。例えば、インドの Nyaya 論理学や、中国の名教、イスラムの論理学など、世界中の異なる文化で論理学が独自に成長していたことが述べられています。これらの論理学科は、形而上学、認識論、そして論理学の要素を含んでおり、西洋の論理学とは異なるアプローチを提供しています。この多元的な視点を取り入れることで、論理学の可能性を広げ、より豊かな理解を得ることができます。

25:11

📝 日語と論理学

この段落では、日本語と論理学の関係について議論されています。一般的には、日本語は曖昧であるとされ、論理的思考が難しくなるとされていますが、実際にはそうではありません。日本語は論理的思考を適切に行うことができる言語であり、他の言語と比較して論理的思考に劣っているわけではありません。この認識は、自然言語の論理性を研究する際にも重要であり、文化的な背景や時代的な背景を考慮に入れた議論が必要です。

30:11

🎓 論理学の学びと哲学の重要性

最後の段落では、論理学を学ぶことの重要性と、哲学における論理学の役割について強調されています。論理学は、思考の誤りを排除し、正しい推論を行うためのツールとして使われることができ、哲学的思考において不可欠な要素となっています。また、西洋哲学だけでなく、他の文化や歴史的な背景を踏まえた多元的な論理学の研究も重要であると述べられています。講師は、哲学を学ぶことで、論理学を含め、様々な知識を学び、豊かな思考を促すことができると期待しています。

Mindmap

Keywords

💡論理学

論理学は、論理的な思考や議論の方法を研究する学問です。本動画の主題であり、哲学の重要な分野の一つです。論理学は、思考過程を明確にし、正しい結論を導くための技術を提供します。動画では、論理学が西洋哲学の中での発展とその現代の形態について説明されています。

💡哲学史

哲学史は、哲学の発展とその思想の変化を研究する学問です。動画の話者自身が哲学史の分野で研究を行っていることが明らかにされています。哲学史は、過去の哲学的アイデアを理解し、現在の思考に役立てるための重要な分野です。

💡数理論理学

数理論理学は、数学的記号や構造を使って論理的な思考を形式化する学問です。この分野は、論理学の一環として、コンピューター科学や数学に广泛应用されています。動画では、数理論理学が論理学の発展において果たした役割について言及されています。

💡文化相対性

文化相対性は、異なる文化背景下で同一概念が異なる解釈を持つことを指す考え方です。動画では、論理学が西洋哲学の中で発展したことにより、文化相対性の問題が重要視されています。異なる文化での論理の理解は、哲学的思考や議論の多様性を理解する上で重要です。

💡言語

言語は、人間のコミュニケーションや思考を媒介するツールです。動画では、言語が論理学の発展にどのように関与しているかについて考察されています。自然言語と形式言語の違いが明らかにされ、論理学においては、言語の選定や使用が重要であることが強調されています。

💡三段論法

三段論法は、論理学において用いられる推論の形式の一つで、大前提、中前提、小前提から結論を導く方法です。動画では、アリストテレスがこの推論の形式を体系化したことが紹介されています。三段論法は、論理学の基礎的な思考形式として広く用いられ、正しい推論を行う上で重要な役割を果たしています。

💡誤謬推論

誤謬推論とは、論理的に正しくない推論のことを指します。動画では、誤謬推論の例として「動物という単語の意味が異なる場合の三段論法」が説明されています。誤謬推論を認めることは、正しい論理的思考を導く上で非常に重要です。

💡形式論理学

形式論理学は、論理的な思考を数学的な記号やシステムを使って形式化する学問です。この分野は、論理学の基礎的な概念や原理を厳密に定義し、論理的な誤りを排除するための手法を提供します。動画では、形式論理学が論理学の発展において果たした役割と、現代の論理学においての位置について説明されています。

💡実質論理学

実質論理学は、形式論理学とは異なり、論理的な思考の内容や実質的な側面に焦点を当てた学問です。この分野では、論理的な思考がどのように現実の問題や存在、認識等现象に関連するかが研究されます。動画では、実質論理学が過去に主流であったことが触れられ、現代でも重要性があることが示されています。

💡世界哲学

世界哲学は、異なる文化や哲学的伝統を比較し、融合することで、より包括的な哲学的視点を構築する取り組みです。動画では、世界哲学のプロジェクトが言及され、西洋哲学だけでなく、東洋の哲学も含めた広い視野を持つことの重要性が強調されています。

💡言語の論理性

言語の論理性とは、ある言語が論理的な思考を容易に行うための特性を持つことを指します。動画では、日本語や英語などの自然言語が論理性を持っていることが示され、論理学の発展と自然言語との関係についても言及されています。

Highlights

論理学と哲学の関係について説明する

哲学史の研究分野に焦点を当てる

西洋古代ギリシャ哲学の研究

論理学と数学の密接な関係の説明

論理学の発展とその歴史的背景

アリストテレスの論理学の基礎についての説明

形式論理学と実質論理学の違いの分析

論理学が西洋文明特有のものではないという視点の提供

非西洋の哲学伝統における論理学の例の紹介

論理学の普遍性と文化相対性の問題の提起

日常言語における論理性の存在についての考察

日本語の論理性についての誤解の解釈

論理学の目的と役割の再確認

多元的な論理学の可能性についての見方

哲学研究において論理学の重要性についての強調

論理学と哲学の教育への適用についての視点

論理学の発展に伴う誤解や先入観の排除の重要性

論理学と実践的な思考の関連性についての探求

Transcripts

play00:04

ああああああああ

play00:21

ただいまご紹介にあずかりました人文社会系研究科文学哲学専攻の納富と申します

play00:29

いきなりタイトルで論理学と何かと書くところ論理とあんなにか書いてしまいましたが

play00:33

まあ今から話すようにその2つにつながるというところの話ですのでお許しください

play00:39

公開講座のタイトル lonely ということでまぁあのトップバッターでちょうど

play00:44

まあいいかなと思うんですけども私の専門にしております

play00:50

哲学の分野というのがまああの広い意味であり狭いんで論理学というのを展開してきた

play00:56

部門ですのでまずそこの

play00:59

お話をさせていただきます最初に私自身のちょっと研究の紹介しながら共同いうことを

play01:05

やりたいかということを

play01:07

ご説明したいと思います私の仙波哲学もいろんな分野がございまして

play01:13

まああの時代とかテーマでよって専門がそれぞれ

play01:17

かなり細かく分かれておりますけれども私自身の専門は哲学史のなかで西洋古代

play01:25

ギリシャ哲学と言われてる部分です

play01:28

紀元前六星から t 援護6世紀までのまあかなり幅広い

play01:33

いい

play01:33

領域で行われた哲学というものの研究をしております

play01:39

で今回あの lonely について論理学についてお話しするわけです私8自分で

play01:44

専門はって言われるときに哲学とは言いますけれども論理学というのはなかなか

play01:48

口幅たくて

play01:49

申し上げませんと申しますのは

play01:53

哲学中でも論理学者という人たちはかなり

play01:56

play01:57

特殊な形という風に私やっぱりイメージしておりまして私が習ったあの先生たち

play02:03

でも論理学というので本当に通用する先生方っていうのはひたすら光景さんっていうか

play02:11

照明をして数式だけでやってらっしゃるという先生方です

play02:15

これはあの先ほどの最初のイントロにありましたように数ダクトをかなり重なっており

play02:20

まして3論理学というのと哲学の

play02:23

現在論理が

play02:23

というのは a まあほぼ同じというか重なっております

play02:28

であの先ほどイントロでちょっと話が出た芸てるっていう人の不完全性定理ってあり

play02:35

ますが私大学院

play02:37

入った頃に清水義雄先生という論理学の先生が3週間にわたって黒板でその証明を書き

play02:44

続けて学生はノートをとり続けてハイ正面割ってほとんど意味は私は全くわかりません

play02:51

でしたけれども

play02:52

まあこうやって証明ができるんだということなんだとそういうことができる人は非常に

play02:56

限られておりまして

play02:57

私の先輩たちでマーロ利益に関してていくつか

play03:01

本ある先生方も実は論理学の専門家というよりは哲学の中で論理学ということを扱うと

play03:08

いうことでその辺ちょっと哲学の中でも数学よりの論理学とええまああの

play03:14

哲学の中での論理学ということがやや

play03:17

分かれておりますその辺の話も今日いたします

play03:20

私自身はあ古代哲学でプラトンアリストテレスを中心に研究していますが丸みがと多少

play03:27

関係しているところありますありステンレスは論理学の放送で今日お話しいたします

play03:33

けれどもありストレスが残した6つの著作

play03:37

論理学調作のうちの一つソフト的論駁

play03:40

についてという本新しいアリスてる選手で私が翻訳をしておりますのでまぁ

play03:46

一部は私も貢献しているということになります

play03:50

それからロン役に行く前のもやや広い範囲で論理学と関係のある

play03:57

0トリックであるとか

play03:59

弁証法だとかあるいは現代にも使われますインフォーマルロジックというものについて

play04:05

は私の専門分野でありますのでその辺と絡めて少し広い視野からお話ししたいと思い

play04:10

ます

play04:13

今日のお話の一番のテーマは論理あるいは論理学とは何かということになります

play04:20

これ論理っていう日本語と論理学とフィ日本語だと一時

play04:24

感じがつけ加えておりますけれども英語で言うとロジックで同じだと思うんですね

play04:29

ですから場面によって論理とやっ

play04:33

したり論理学と訳したりすることになるとということになります

play04:39

でへつまりまぁちょっと大雑把にかけてみますと

play04:43

lonely というふうに言っている場合や日常的な容貌としても使われると思うん

play04:47

ですね

play04:48

それと学問大学の中で学ぶ

play04:51

論理学はとりわけ現代最先端で行われている現代論理学

play04:56

数理論理学とあるいは記号の入力といったものというところで

play05:01

まあ嫌やぁ広い意味と狭い3というところで

play05:05

へ使い分けがなされるわけですがその間がどうなっているのか

play05:08

とその両者どう関係しているのかというところを少し歴史的に広い視野からお話しする

play05:14

ということになります

play05:17

まずう

play05:19

論議という風に言ってる一応の方の仕様ですけれども私たち日常用語でも結構論理って

play05:24

いう言葉を使っていると思うんですね

play05:26

2つ例文を書きましたけれども

play05:29

何々さんは独特の論理を持っているとこれはあまり褒め言葉じゃないと思いますけども

play05:34

あの人の考え方ってちょっと特殊だよねーとバレルの間方違う

play05:39

うねみたいな時に何全36と独特の論理んとかね

play05:43

独自の論理を使うとかって言い方しますこれまあ有り体に言って議論を進めかな曲とか

play05:49

特徴みたいな感じだと思いますね

play05:52

でこれそれぞれの人で使うまあでロジックが違うみたいな言い方してまーこれ

play05:59

論議額がそれぞれ違うとちょっと困るって思うかもしれませんが日常的にはまぁ物事の

play06:04

考え方の筋道みたいなことを言う意味である

play06:08

もう一つですね例えば誰かと議論している時にもう少し

play06:12

3的に説明してくださいこういう言い方するんですね

play06:15

ここで出てくる論理というのはそれぞれ違う

play06:18

説明で言ってるんじゃなくてもうちょっと規範的な意味がありますつまり皆が従うべき

play06:24

ちゃんとした至高のルールがあるんじゃないですかーみたいなことですね

play06:28

で日常でもこちらの皮はやや我々が

play06:32

学問として学ぶ論理学に近い方になっていくんじゃないかなと思います

play06:37

まああの皆さんあの日常生活で論理という言葉をどのぐらい使うのかなって反省して

play06:42

いただくと今のように

play06:44

まあ様々な場面で使うことがあると思うんですけどもうちょっとずつ意味が違うんじゃ

play06:49

ないかなというふうに考えます

play06:52

他方で大学とかで教えたり研究したりする論理学

play06:57

いうものはこれは真理の探究だとか思考

play07:00

操作の道具あるいは説明説得の手段のようなそういったさまざまな意味ですがこれは

play07:05

非常に技術的かつ専門的でありまして

play07:09

最先端の論理学について本当に

play07:12

ます

play07:12

2色越冬照明の

play07:15

連鎖で通常の

play07:18

人が見てもあるいは渡して見ても専門的な証明についてはよく分からないと言う

play07:24

まあ訓練が必要だというそういう分野になります

play07:28

まあ一般的なあの規定ですけどもロン役というのはやはり一つ普遍性に関わる不変と

play07:36

いうのはユニバーサルという単語ですけどもどこでも通用するいつでも通用するという

play07:40

そういう意味ですねそして合理性

play07:42

これ論理の論理というところと氷というのがまあ日本語でも重なっておりますけれども

play07:48

をきちんと理詰めで

play07:51

やることであるとこの辺も一般的には

play07:55

play07:56

すぐ分かっていただけると思います森林に何か変わるんだろうとでこの関わり方の

play08:01

ところについて後で少しいくつかの層があるということをご説明いたします

play08:07

でここはもう私のあの守備範囲を超えてしまいますが今日私の後でお話しいただく

play08:14

先生方のところで多分

play08:16

出てくるコンピュータとかプログラミンとか計算とかそういうところで使われるような

play08:22

より高度な専門的な lonely というのを待っていくつかの種類の論理学があっ

play08:27

てそれが道具として

play08:30

応用されているとということになります

play08:33

でここで私が今日トーンのはちょっと不思議なあー当院なんですね

play08:38

つまり現代で論理学といって専門の先生方が論理学ということで研究するのは数理論

play08:45

理学記号論理学ですけれどもそれ以外の論理学ってどういうのがあるんですかあるいは

play08:50

それらの

play08:51

それ以外の論理学っていうのは意味が

play08:53

どういう意味があるのか a そういったことについて少し考えていきたいとおもい

play08:57

ます

play08:58

それは二番目の子のまたさらにちょっとビックリするような遠いですね

play09:03

論理学は西洋独特のものかと

play09:06

西洋の文明で発達したものだということでそれが果たして唯一の論理学ということに

play09:12

なるのかということを少し考えてみたいと思います

play09:17

またこれ序論のところですけれども論理学というのは今もうしたように普遍的な思考

play09:25

議論

play09:26

のは組だということなんで不変といえば当然

play09:30

時代や場所を超えてあるいは言語や文化を超えてあらゆる人に通用すると

play09:35

という意味になるわけですねところが歴史的に見るとこの我々が論理学とよっている

play09:41

ものは紀元前のギリシャで成立して

play09:44

エマー菌体を経て

play09:46

現代につながってきたある意味で西洋文明の中で発展してきたものであります

play09:53

つまりあの

play09:55

数理論理学東洋が記号論理学といようがそれは西欧

play10:00

御機嫌そして西洋の中で発展してきたものだということになるんですよね

play10:05

つまりここには非常に来不思議な問題があると一つは普遍的

play10:09

どこでも通用する誰でも通用する場合によって人間ではなくても通用する

play10:13

そういったような論理の側面と論理学の側面と西洋独特濃厚発展によって現代に立って

play10:21

いるというその2つの側面をどのように理解するの

play10:25

彼とということこれ私の研究テーマであります

play10:30

とりわけ最初にこの

play10:33

論理学ができた場面これが私の一番の研究場面ですけども

play10:38

プラトンとかありステルスという哲学者たちは古典ギリシャ語

play10:42

今の汽車事をちょっと違う古代ギリシャ語で書いたり考えたりして議論をしてました

play10:49

それは自然言語と呼ばれる言語です私たちが今喋っ

play10:53

いるのが日本語という自然言語であるのと同様に

play10:56

ギリシャの哲学者たちはギリシャ語という自然言語を使って喋ってたんですねそうする

play11:02

と当然古代のギリシャ語と現代の日本語あるいは現代の英語というものはそれぞれ違う

play11:08

文法構造や誤飲や仕組みを持っているわけなので

play11:12

それを

play11:13

床の論理学の記号数式あるいは言語というものがどのように関わるのかということが

play11:21

普遍的ということとそれから

play11:24

文化的ということとの兼ね合いという問題になります

play11:30

ロン役について今ちょっと桜も提起した

play11:34

この問題をもう少し広い文脈で考えるとこういうことになるんじゃないかなと思うん

play11:39

ですね

play11:40

それは文化総隊性の問題というふうにもうしていいと思いますがまぁ

play11:47

物価がいくつあるかちょっと数え方がいろいろありますがまぁすごく大雑把にいや語弊

play11:52

があるかもしれませんが

play11:54

西洋文明と投与運命みたいな感じでたて二つありアジアの中でも中国やインドは日本と

play11:59

いうふうに分けてもいいんですけれどもそういったものを考える場合に2つの曲と言い

play12:06

ますが

play12:07

play12:07

によってそういうのはあんまり気にしない分野とそれが非常に重要だという分野があり

play12:12

ます

play12:13

一番気にしない分野というのはまあいわゆる自然科学だと思いますね科学技術と

play12:19

でこれはやはり古代ギリシャから発展して中世近世

play12:23

金泰泳現代まで静養で発展してきたあああああ

play12:28

まあ

play12:29

学問でありますけれども現在わざわざ科学を言う時に性を科学って言い方をする人は

play12:35

あんまりいないんじゃないかなんですね私ジョークで言うんですけれども

play12:38

今日のロケット打ち上げは西洋母がを使いましたとかね西洋カー技術ですっていう人は

play12:42

いないと思うんですよ

play12:44

科学技術を使いましたねうんですねそこに西洋て端をつける必要はない

play12:48

ヨーロッパとかつける必要はないと

play12:49

普通我々は思っております

play12:51

ところが哲学真ん中くらいにして

play12:54

その正反対の立場で言う例えば倫理とか宗教の場面はどうでしょうね

play13:00

宗教も様々な宗教キリスト教イスラム

play13:04

まあ仏教とかちょっととかいろいろありますけども

play13:07

そこで行われている倫理とか規範というものはこれは明らかにかなり文化相対的なもん

play13:12

だって一つの基準で

play13:16

他の部分彼に適応できるわけじゃないわけですよね

play13:19

例えば結婚制度だとか

play13:22

まああの様々な

play13:24

習俗というところで大まかに位置しているところもありますけれどもやはり文化ことで

play13:29

違うことがあるので

play13:31

例えばこういうことしちゃいけませんよって場合にそれはまあ例えば

play13:36

アジア的な倫理観ではとかあるいは西洋的な倫理観ではというふうにそこには頭に

play13:42

play13:43

文化がくっつくわけですねそうするとせよとか東洋とかってことを全く

play13:49

抜きでまぁ端的に彼端記述っていうふうに言われるような文化相対的なものがほとんど

play13:54

関係ない分野とそれから

play13:57

その都度その都度日本のとか中国のとかっていうふうにまあやはりくっつくあるいは

play14:02

仏教のとこ

play14:03

あっキリスト教のっていうふうにくっつくようなそういうようなものの考え方の両極が

play14:08

あって哲学というのはその両方ともにまたがっているわけなんですねその場合じゃ論理

play14:15

学っていうのがどのへんたりくるのか

play14:17

まあこれ直感的にはカー美術に近いというかねさっきっていう普遍的だということに

play14:21

なってますので

play14:22

とりわけ今日は

play14:23

西洋論理を使えますっていう風に言わないと思うんですけれどもそのあたりの事情は

play14:27

どうなっているのかということを考えていきたいと

play14:30

これちょっと脇道にそれるように思うかもしませんが

play14:33

西洋科学っていうものが当たり前だと思っているっていうとそうでもないっていう場面

play14:38

があるんですね

play14:39

これは医学です

play14:40

皆さん曰くについては党よとか性をつけるって言うの

play14:44

ご存知ですよねつまりなんか医者に行って薬もらってきたけれどもなかなか効かないと

play14:51

誰かに紹介されて漢方に行きました

play14:54

観光というのは中国で発展してきた医学です

play14:57

立派な医学だと思うんですけれどもそれは西洋医学のような

play15:01

あ積み上げ的な実験的なやり方と違う独特の理論を持っています

play15:07

例えば鍼灸鍼を打つとかあるいは a ま鍼を打つというのかツボですね坪というのは

play15:13

経絡と申しますけれども

play15:15

あ指導等のここを押すと胃の調子が良くなるとそれは西洋医学では基本的に説明

play15:21

できないことなんですねどうしてそこはつながっているのは全く意味組

play15:25

ところが漢方の中ではそういうのが長年の経験によって培わ出てきてある種の理論に

play15:30

よって実質実効性が

play15:33

まあ確認されているというか実際ツボをされると気持ちいいわけですよね

play15:38

であるいは漢方薬というのはこれは約そうなので基本的には西洋にもございますけれど

play15:43

もこの辺をやる場合にはあえてね

play15:46

西洋医学を選ぶんですが漢方を選ぶんですかっていう風にお医者さんも聞くと思うん

play15:50

ですね

play15:51

ってことは母記述も消して一つだけ

play15:53

であるあるわけじゃなくて少なくとも医学の分野においては東洋と西洋の違いが今でも

play15:59

残っているということになります

play16:01

それでは論理学についてはどうでしょうかコンピューター言語とかあるいはそういった

play16:06

ものについて

play16:07

日本の論理とか中国の論理を使ってコンピューター言語をつくってのはまぁ多分あまり

play16:12

聞いたことはないと思いますけども説得するような論理についてはこれはちょっと文化

play16:18

下がりな気がしますよねつまり中国人と議論しているときに

play16:21

に中国人が納得してくれるような説得の仕方をするあるいは

play16:26

イスラム圏の方と議論するときに彼らに通じるような論理を使うそこでも論理という

play16:31

ことは言えるわけなので

play16:32

lonely ダークとして数理的に成り立っている分についてはもしかしたら科学

play16:37

技術と似てるかもしれないけれども

play16:40

立正的な板

play16:41

んで説得とか議論しますという場面では文化相対的であるという可能性がある

play16:46

この辺が一体どういう関係になっているのかということを考えてまいります

play16:52

ちなみに今日お話しする哲学氏はこれと私があって目に入ったときにアテンドの高校

play16:58

博物館で撮った写真なんですけどまぁあのギリシャで出土して品なんでそれに粒子を

play17:02

正し

play17:03

アリストテレスとプラトンのさっ

play17:05

どうです今から2000円

play17:09

2400円くらいに各て会前の哲学者たちです

play17:15

さて a

play17:16

具体的な内容に入っていきたいんですけども

play17:20

論理学というものが西洋で成立たってのはどういうことかっていうここを少し丁寧に見

play17:26

ていきたいとおもいます

play17:27

論理学がもちろんその後発展してきて取り合って19世紀以降に

play17:31

飛躍的な進歩を遂げたので本来そこをお話するのも

play17:36

よいいんですがそれはまた別の専門の先生がおられますので私自分の一番関心の高い

play17:42

一番最初に論理学ができた場面についてお話ししたいと思います

play17:48

ちなみに論理学というたのはギリシャ語でろぎ系っていうふうにですねこれがロジッ

play17:52

クっていう単語のもとになった単語で文字通りの実は言葉

play17:56

あるいは議論の技術という意味ですロゴスの技術でロ義兄と言うと思うんですね

play18:02

まあリスて水害でそういう単語は使われてきているわけですけれども

play18:06

アリストテレスが活躍したのが紀元前4世紀の半ばぐらいということで

play18:14

それから18世紀ぐらいはである2レスが作った論理学というものが通用してきました

play18:19

これを2000年以上なんですね a

play18:22

れその後で少し改革が来るわけですが有名な言葉でイマニュエルカントが純粋理性批判

play18:28

の条文雷に版の序文ですけども

play18:31

論理学というものをアリストテレス以来1本も進歩して来なかったというふうに断言さ

play18:36

れてしまって

play18:37

a それもで論理学者何をしてきたのかということになりましたこれはありストレスが

play18:41

作っ

play18:42

枠組みの中で細かいところを色々と付け加えたり検討したりするというのがまぁ長い

play18:48

歴史だったんですね

play18:50

それに対して19世紀になりますと費用ひど飛躍的な進歩を超えます

play18:56

これはあのドイツ人のフレーフレーげって言う人と変わりは韓通というと

play19:01

は20世紀に入ってさらにそれを発展させたあげるとか

play19:06

そういった論理学者が出てこれはほとんど刷新したと言ってもいいと思うね論理学を

play19:11

刷新したと

play19:13

でありてリスの論理学というのは今では使う人はいませんですからあの私のところに来

play19:18

てあるステルスの論理学勉強しても歴史的な価値しかないんですけどそれは決してそれ

play19:23

が間違っているという意味じゃなくて

play19:25

適用範囲が姫

play19:26

店前

play19:28

論理学なので現在の論理学を勉強すればそれですべて

play19:32

そこに言われていることが尽くされてしまうと

play19:35

あの完全に同じではありませんけれどもニュートン力学と

play19:39

相対性理論良尻客との関係に近いような形になります魔乳とに逆は今でも使っていると

play19:45

思いますけれども

play19:46

決して乗り越えられて捨てられるというんじゃなくて適用範囲が狭いとそういうことに

play19:51

なります

play19:52

で位はなぜ論理学が古代ギリシャで整理したのかということについて

play19:58

これ答えをですね大雑把に言ってしまうと2つあるんですね

play20:03

一つは古代ギリシャにおいて老僧の技術が非常に発展したとその労総の技術を精錬させ

play20:09

ていく中で論理学というものが徐々に出来上がったという答えです

play20:14

でもここだけだとそれほどねこう

play20:18

特殊に思われるんですね中国にも論争がありましたし古代議員度にも論争ありましたし

play20:24

近代にもいっぱい論争があるわけですよね議論するというのは人間のそれぞれの文明で

play20:29

行われていることでまぁギリシャ人はすごく議論好きだったんですけれども

play20:33

今からなぜギリシャ人が論理学を作ったかということの証明には説明には

play20:38

不十分だともう一つありますそれは数学との連携なんですね

play20:43

数学といってもこの場合は幾何学ですけれども

play20:46

あとで少し触れますけれどもありステレスの反省起号にいうクリントという人が秋葉区

play20:54

体型を作ってそれも現代近代に至るまで

play20:58

企画の基本的なモデルになったわけですけれども

play21:02

さあその論理学の成立とこの企画の成立というのはほぼ同時期

play21:06

おそらく連動しながら進んできたということになります

play21:10

このあたりが現代につながる西洋論理がドーハ店スっていくかということの一つの出発

play21:16

点になります

play21:17

まああの先ほどの

play21:18

お話で思い出していただきたいのは現代の論理はか数学と重なっているとこれは

play21:24

もともと期限からそうだったわけですねつまり

play21:26

ありストレスが作った論理学というのは数学の公理系というのと

play21:31

まああのモデルにして作ったとですから西洋の論理学というものの石勢がギリシャで

play21:38

できたということは現論争の技術そして数学

play21:43

その2つがキーワードになります

play21:46

これを3段階の説明で同接整理したかということをたどっていきたいんですけれども

play21:53

まあ1段階目と2段階目まずいきます

play21:56

第1段階というのは非常に古い時代のギリシャの様子です

play22:01

ホメロスという詩人がありますよね西洋文学の基本になる

play22:06

イリアスとディ防いだと非常に高

play22:09

壮大な叙事詩ですけども実はあれ紀元前発生器の叙事詩ですけどもありやむとね

play22:15

ギリシャ人の性格がよくわからんですねつまりひたすら論争をすると戦場で

play22:21

にもかかわらず総大将と兵士が戦うべきかん

play22:25

氏族べきかみたいなことを議論したりするんですねで割れでちょっと考えられないと

play22:29

つまり総大将が池伝ういくあるいはあ

play22:33

上場感が a

play22:35

踏みとどまれといったフィートの丸という文化とだいぶ違って自分が納得するまで

play22:40

ちゃんと議論すると

play22:41

で相手に議論によって納得しなかったらたら戦争に行かないとかそういう連中が

play22:46

いっぱいいたわけですね d 1000人はあのンっていうんですけども

play22:51

そのためとにかくいろんな人と競争するのが好きだオリンピックゲーム

play22:55

んだよね yeah

play22:56

人と争って1234決めるのが好きだったんですけれどもそれはとりわけ

play23:02

言葉によって議論をする自分の主張をするある相手を説得するそれが最初から発達して

play23:09

いったと

play23:10

しかも皆さんご存知のデモクラシーデイもクラティアっていうのはこのこの時代のあっ

play23:15

て当てないで発達したわけですけれども

play23:18

えーまぁみんな金議論しながら投票で決めていくっていう式勧めでたのでより

play23:24

言論の重要性が高まってるわけですよねつまり全て決めるにはまず

play23:29

人前でせ

play23:30

つ命してそれを聞いた人が反応したり

play23:34

議論したりして最終的には投票するとそういうシステムの中で言葉をいかに使うかと

play23:40

いうことが非常に重要になっていました

play23:42

でそれを少し高専門家したところに出てきたのが言論の技術というのはですね

play23:48

logo on て来ねえと言いますけれども言論の技術とこれは紀元前5世紀ぐらい

play23:53

にソフィストっていう人あるいは弁論家という人たちが実際にそういう名前を使って

play23:59

まぁちょっとマニュアル化し前マニュアルとしてね作ったというんですけども人を説得

play24:03

するにはどういうしゃべり方をすればいいのかあるいはこう人にはこういう論理を使え

play24:08

ばいいんじゃないですかみたいなことを発展させたっていうのがあります

play24:13

つまりこの段階ではとなく議論が重要で議論するためにはどういう言葉遣いをすれば

play24:18

いいのかどういう

play24:20

セットこうするのかそれをまず開発しか

play24:24

ところがこのソフィストを批判した

play24:28

プラトンという哲学者は言論の技術には2種類あるってに分けたんですね

play24:33

黄菊でその一つの技術はまあ彼から言うと低い位置に与えられると

play24:39

でもう一つは良い位置に与えられるということで低い位置に与えられるものというのは

play24:44

0

play24:44

鳥型という風に呼ばれましたこれは真理とあんまり関係ないけど

play24:49

口先で人を説得する技術とつまり

play24:52

理恵

play24:53

まあ人の感情とか

play24:55

そういったものに訴えて皆に納得してもらうだけど本当にそうかどうかということは

play25:01

あんまり関係ないっていうそういう技術

play25:03

そしてもうひとつは本当の審議に依拠するような神とした言論の技術でこれを

play25:10

プラトンはディアれくてぃ型と呼んだんですけどこれが今日その弁証法と言われる

play25:15

ディレクティングダイレクトピックっていう単語の語源になった単語です

play25:20

こちら哲学ということなんですねまり言葉を使って人と議論するという技術の中で

play25:26

大きく2種類別れると

play25:28

つまり中身っていうかな

play25:30

まあそのそれが本当かどうかということはまあさて大きいとにかく相手を説得する

play25:35

例えば法廷でね弁論している時に弁護人と英国発者が両方とも議論するというそういっ

play25:42

た場面とそれから哲学やなんかで真理を探究するように使うようなんです

play25:48

予想されるようにこの後者が論

play25:50

医学の方

play25:51

まあ出発点になっていくわけです

play25:54

プラトンの弟子のアリストテレスはそれを体系化して現代にいたる論理学の基礎を

play26:01

つくったわけですけどもありステルスはプラトンのアイディアを受けついてどのように

play26:07

正論理学を作り出したのかこれはもうものすごくいえ

play26:11

信じられないな天才的な作業なんですけれども彼は我々が

play26:18

行う思考のパターンを推論三段論法と言われるんですけども推論の形で表すことでその

play26:25

推論がどういう推論が妥当でどういう推論がだ道でないかということを全て調べ上げ

play26:30

ました

play26:31

てそれをある意味では論理学として整備していったんですね

play26:37

でついろっていうのはあのちょっとテクニカルな表現に聞こえますけれども基本的には

play26:42

複数の命題をつなぎ合わせて結論を出すということですね b

play26:49

それならばしそういうような形で要するにイ

play26:53

まああの考えをつないでどうやったら正しい道筋で施工ができるのかということを考え

play27:01

それを

play27:04

行ったのがありステルスなわけですけどもその論証による学問

play27:08

これによって学問を整理するだっていうにありステルスでいったわけですがそこで行っ

play27:12

た実はちっちゃな

play27:13

しかし決定的な改革があったんですねそれは記号を導入するということです

play27:18

記号を導入するっていうのは一つ例文を挙げてきましたけども a とか b とか

play27:23

って打つ買うんですね

play27:25

まぁちょっと耳で聞いてもわからないかもしれませんがもしいかなる b にも映画

play27:29

ないとすればまたいかなる上にも b はないことになるなんてこういう言い方をする

play27:33

んですねこれギリシャ語を直訳するとこういうふうになんですが

play27:36

でもあるファーとかベータとかガンバとかっていうアルファベット記号として使う

play27:41

でえこれ何がすごいかっていうとあの

play27:45

一つ一つの議論というのは例えば人間とか薄いとかねえ

play27:50

生きているとかいろんな単語を入れながらいくわけですがそれは特殊な状況で成り立っ

play27:55

ている

play27:57

思考なんですねそれを記号でを変えることによって形式だけで

play28:02

a その議論が正しいか正しくないか

play28:05

ということを判断できるというこれをありステルスは導入しました

play28:09

これが形式論理学というものの出発点でまぁ

play28:12

現代まで続いているわけですねどうしてこういう発想になったのかってこれ難しいん

play28:16

ですけどもおそらく数学の方が先にこういう議論の仕方をしてたんだというのがまあ

play28:22

あの

play28:23

状況から分かりますそれは企画ですけども教育の場合 a と b を結んでシート

play28:29

dm 住んでヘイコートってこういう時 abcd tu の記号で使ってますよね

play28:34

ゆっくりとという人の言論読むとそういう書き方をしてあるのでおそらくありしてる子

play28:39

はその規格との連動でそういうやり方を作り出した

play28:43

いう風に考えられます

play28:46

ちょっと

play28:47

次の例を見ると

play28:49

でありストレスがいた時の一つの大きなモティベーションは間違った議論を排除すると

play28:53

いう時になったねこれ今でも有効なので考えてもらいたいんですけれども

play28:57

誤謬推論って言いますパロギスっていうんですけども

play29:01

正しい論理を我々持ってれば間違った議論ちゃんと見分けることができるよねっていう

play29:06

ことなんですね

play29:08

三段論法っていうのは大前提省前で結論というそういう3つの命題で構成されています

play29:15

ちょっとこれ私書き方だ甘くて申し訳ないもっと正確に書けば買ったんですが

play29:19

a choice 直したねいかなる動物も論議が曇ってない

play29:25

すべての人間は動物である

play29:28

いかなる人間も論略思っていない

play29:31

いかがですかねこの命題3つ

play29:33

いかなる動物も論理学を持っていない

play29:36

すべての人間は動物であるいかなる人間も論理学を持っていない

play29:41

推論として妥当です形式としてはね

play29:45

でも明らかにおかしいですよねこれどうかおかしいかというと動物という単語に右性が

play29:49

あるんですね

play29:50

動物ている場合に人間も含まれるような生物種としての動物という意味と人間以外の

play29:58

アニマルっていう

play29:59

そういったような意味での動物

play30:01

大前提で使われている動物という単語は人間以外という意味です

play30:06

ジョゼってで使われている動物という単語は人間も含んだ生物しという出すって事は

play30:11

これ誤謬推論なんですねこれは瑛太犠牲の誤謬と言われているもので周りしてですが

play30:16

まぁ普段我々が一番犯しがちだっていうふうに入った後ビューですけれども

play30:21

まぁこれって言うのは正しく考える場合にはれるが陥りがちなね

play30:26

つまり口先に行っていると一見騙されちゃったりするかもしれないようなそういう5秒

play30:30

なんですけどこれ全部

play30:32

記号で書くとね絶対に間違わないわけです例えば

play30:37

の me ず

play30:40

p オール s ease m というと

play30:45

no se ずピーっていうふうにかけるんですけれどもそういうふうに記号化すると

play30:50

今の大勢の誤謬が生じないので絶対に間違いないつまり論理学というのは刑事化する

play30:56

ことによって誤りを防ぐというそういう作用がありました

play31:00

論理学が何か積極的に証明してくることはないんです

play31:04

これありステルスも考えてね論理学となくマンを道具なんだと

play31:08

ただし我々を心理というものを確保するうえで間違った考え方を排除して少なくとも

play31:14

形式に正しいところをまず見ていくということが必要ですよということを確率たのが

play31:19

アリストテレスの

play31:22

まあ

play31:23

論理学の貢献だったんですね

play31:26

逆に言うと実質的なことを考えるのが論理学はできないのかというと実質的なことを

play31:31

考える論理学というのもあるんじゃないかっていう風に考えた人たちがいますそれは

play31:36

先ほどのプラトンのリアレフティ系という考えを受けついたものなんですけれども

play31:41

近代でも例えば

play31:43

皆さんご存知の平原という人が論理学という本を書きました

play31:46

これは別に警視的な論理学の話なくて世の中の存在や認識がどうなっているかと言う

play31:51

壮大なプログラムですね

play31:54

あるいは日本だと西田幾多郎っていう人がばの論理というのを作ったと

play31:58

これはね形式通りじゃなくて我々の思考の実質的なことをきちんと筋立てなって考え

play32:05

ますということで実質的論理学って言い方をすることがあるんですけども形式論理学と

play32:10

地質論理学というのは一応大きく分かれて現代でその実質的の土産のことを論理学と

play32:16

いうことはあんまりないんですけども22

play32:18

実績の前半くらいまではむしろ論理学という場合にはカントとか減るとか

play32:23

a そういったような人たちがあった実質的論理学の方が主流というかな

play32:30

そちらが主に議論されていたということになります

play32:33

19世紀から20世紀にかけて形式論理学がものすごく発展したことによって現在では

play32:38

どちらかと言うとというかな大多数のところで論理学というと

play32:42

形式的な数理論理学のことのみを指すという風になってますが歴史的には

play32:47

ああああ今もしたように実はいくつかの論理学の流れがあって

play32:53

まあそれぞれの立場で論理学という単語の使い方が少し違ったんだということを思い

play32:57

ます

play32:58

時間が少しをしてきたので簡単に西洋以外の論理についてちょっとだけご紹介します

play33:05

あの最近私世界哲学というプロジェクトをやってまして日本中の研究者と

play33:10

連携して本当かあ出したりしてるんですけどもまぁ西洋哲学だけじゃなくてもっと

play33:17

色んな哲学と一緒に行こう

play33:19

突き合わせながら考えましょうっていうそれが世界哲学なんですが

play33:23

ヤスパースという技術定期ドイツの哲学者が枢軸の時代と呼んだ時代があって紀元前の

play33:30

まあ数世紀の間っていうのは実は世界で同時並行的にすごい文明ができた

play33:36

ギリシャもその一つなんですけど他の文明をな時代に同様の発展があったんですねこれ

play33:41

必ずしも連携があるわけじゃない

play33:44

インドではにあーやという風に呼ばれる論理学科できてこれ公開討論の技法ということ

play33:50

なんでギリシャに非常に近いんですけれども存在論や認識論や

play33:54

解脱ろそんなものを含む論理学そして仏教の中では員夫婦言われるこれ形式論理学に

play34:01

非常に近いものなので静養とちょっと似てるんです

play34:04

けれどもそういったものも発展したと

play34:06

古代中国にもやはり論理学はあってまぁメーカーというふうに言われる人たちですね

play34:11

公孫竜という人が有名ですけれどもそういった人もっと

play34:14

ただし中国人は形式的な論理はあんまりこう興味はなくて形式と実質ですね

play34:20

中身が一致するということを重きを置いたというふうに一般的には利用ております

play34:26

そして a これもちょっと面白い論そうなので興味のある方

play34:31

東大文学部の

play34:33

名誉教授の竹下先生の御論文を読み頂ければわかるんですけども

play34:38

受精木の椅子欄で実は正論理学は是か非かという論争があったというちょっと面白い

play34:44

ことはですこれについてまぁその経緯を非常に来詳しく説明していただいた論文が

play34:50

本の中に入っていますのでまぁそれを私もちょっと紹介しますが

play34:54

論理学はギリシャ哲学ができ作る作ってある人てる水雷

play34:58

a ギリシャ語で行われてきたんですねそれがアラビア語に翻訳されてイスラームと

play35:02

いう

play35:03

宗教の中に入って行って非常に疲れるような

play35:06

そこでイスラームの学者がギリシャの論理学に対して

play35:11

老僧挑んでまぁ批判するというそういうことがあったところなかなか面白そうなんです

play35:16

ねその時にええまあ例えばいくつかの論点があるんですけども

play35:22

論理学というのは真理を虚偽から来判別するというふうに言われているけれども

play35:26

真偽を判定するのはイスラームだと5アム

play35:30

方角だと

play35:32

論理学が真理を判定するというのは傲慢じゃないかなんていうまあこれはありがちな

play35:36

感じですね宗教からの反論もありました

play35:39

まあそれにもっと面白いのは実はそのアリストテレスの論理学っていうのはギリシャ語

play35:43

によって作られたものなんだからアラビア語やイスラムの始祖と違うっていう反論が

play35:47

あるんですね

play35:48

こういうなかなか興味深くて先ほどの三段論法というものもきょん

play35:52

ギリシャ具に則って作られているものですのでそこに対して正批判をしたと

play35:58

でギリシャ号アラビア語に訳すと言ったって完全な翻訳なんかできるわけないわけだ

play36:03

からギリシャ語の論理やギリシャがの論理

play36:06

アラビアの論理はラベルの論理へそれぞれ別じゃないですか

play36:09

なんていうことも批判論体に入ってというふうに言われます

play36:13

これは本当に論理学は形式か完全にピュアに k しかできたとしたら消える問題かも

play36:20

しれませんけれども少なくとも我々が使ってきた論理学というのは自然言語に則って

play36:25

行われているということで

play36:27

果たして現代の数理論理学に至るまでの論理学の過程が自然言語から完全に

play36:33

いい開放されているかどうかここは疑問の余地があると私は思ってます

play36:39

最後に日本語の論理っていうことについて一言触れます

play36:43

皆さんも日本語って非論理的だよねみたいなそういう悪口は聞いたことあるたんですね

play36:48

日本人体

play36:49

論理性に欠けるとか日本人は論理的じゃないとか

play36:52

これはまあ単純にまま違いというか

play36:55

a

play36:56

エマーステレオタイプだしそれから非常に不正確ないかなというふうに思って私は

play37:00

あまり相手にしませんけどもまぁ広く

play37:03

言われている言い方ですねまあヨーロッパアメリカの人たちは非常にご論争的なのに

play37:08

対して日本人って

play37:09

議論が下手なと非論理的なんだその原因として日本語がいけないんじゃないかっていう

play37:15

こういう

play37:17

批判が昔からあります

play37:20

日本語っていうのはどうも曖昧だねえちゃんと正確に表すは不十分だ

play37:26

なんていう議論に対してこれ去年のんですけども飯田隆さんが出した方日本語と論理

play37:32

っていう本の中でへまあそれを基本的には否定する

play37:35

ま緻密な議論をされています飯田さんの結論はねまぁ

play37:40

これはあの形を飯田さん一人じゃないんですけども行為に入ってられます

play37:44

人が日常使っている言語の中ににヒーロー着的な言語はなく

play37:49

言語の非論理的な仕様があるだけだとつまり英語と日本語とギリシャ語を比べてありは

play37:55

ドイツを比べてこっちの言語のが姫論理的だとかこっちが論理的だってことはないと

play38:00

つまり我ら使っている言語はいずれにしても論理的な腫瘍には耐えられるものだって

play38:05

英語を使おうが日本語を使うが論理的思考によって同等のことができる

play38:11

これ飯田さんは現代論理を使って現在論理から日本語を分析しているのでまぁその意味

play38:16

ではそういうふうにへ

play38:18

みるということはあり得るので今日の私の話では少し哀し魔法

play38:22

[音楽]

play38:23

ぴったり重なるわけではありませんけども姿も日本語ということを

play38:27

論理という視点から考えるということが行われています

play38:31

最後ですけどもう自然言語日本語とか英語とかドイツ語というあるいは中国をという

play38:37

そういう言語の中にある論理性をどうに考えていくか

play38:41

これはもう少し日常の論理に近い場面なんですけどこれはインフォーマルロジックと

play38:45

言われてる部分にかなり近くなります

play38:48

文化的な背景もありますし時代的な背景もあります

play38:51

これはですね完全に計しかし適合で表せるようなことではなくてそれぞれの議論の文脈

play38:57

だとか言葉遣いだとか文化によってそれなりにそう耐性を持っているようなあるいはぱ

play39:03

現世を持っているようなそういう論理です

play39:06

内実とニュアンスを含む議論いうことになりますけれどもこの場面ではもしかしたら

play39:11

日本的な論理と中国的な論理というのは少しずれることがあるよねっていうことが

play39:17

起こると思うんですねこれはあの決して悪いことではなくて一つなしていけないところ

play39:22

なくてそれぞれの文化や歴史が持ってきた

play39:25

豊かな背景を

play39:26

を背負っているということになります

play39:29

最後に

play39:30

簡単にまとめたいと思います

play39:33

2点でまとめます

play39:35

一つは日常の論理というものと形式的な論理学というものは違いと連続性を今日のお話

play39:44

に見たように両方とも認識することが必要だと思うんですねひどい3での論理と狭い

play39:50

意味での論理が太くにドン役の中でもとりわけ狭い分の数理論理学というのが

play39:55

どのように整理して来たかと

play39:57

でに事情言語私たちはすでに使っている日本語や英語や中国語はそれ時代でもうすでに

play40:03

論理を持っているわけなんで

play40:05

そこの豊かさというものをまあ認識してそれを非常に高を取り出してきちんと整備して

play40:11

いくことによって論理学をつくるっていうそういった流れがあったということです

play40:15

play40:16

非常に高極限まで k しかされた論理学というのはまあコンピューターが使うような

play40:21

言語みたいなことになりますけれども記号によって作るそれは非常に普遍的であります

play40:27

それによって我々の能力を超えたさまざまなことができるようになっておりますが

play40:32

a

play40:33

まあそういう場面が一方であるって事ねそれから私たちやっぱり誤った思考や合理的大

play40:39

得ない判断を

play40:42

正論理学というのは排除するというのは目的で作られたので

play40:46

ちょっと論理学に対して皆さんの期待がどうか分かりませんけど論理学と非常に控えめ

play40:51

なだと思うんです

play40:52

これはダメですよってことが言えるんだけどこれが神ですということは示せないって

play40:56

いうのが論理学の基本ですつまり妥当な推論はできるけど中身については個別のバッグ

play41:02

学問に委ねるとそれが論理学の基本的な考え方です

play41:07

性を2番目の点ですけれども西洋哲学にも他の血族伝統にも複数の論理学あるとこれも

play41:14

重要で現在でなかなか忘れられた家ですけども

play41:17

先ほど見たように西洋堂の中でも弁証法の論理とかあるいは超越論的論理とか色々な

play41:24

論理学があって

play41:26

形式論理学とは少し違うような形で展開してきたものもあります

play41:30

多元的に論理学の可能性を追求するというのが哲学の一つの役割ではないかと

play41:35

最後に私たちが降っパリ論理学をやっぱり勉強するということはそれを身につけながら

play41:42

豊かな相方を求めていくっていうことになってやっぱり哲学

play41:46

基本だと思いますので哲学をしている以上こういった様々な論理学を学びながら

play41:53

今後には思考に生かしていきたいというふうに思っております

play41:57

ちょっと駆け足になってしまいましたけど私からの木は以上で終わらせていただきます

play42:02

どうもご静聴ありがとうございました

Rate This

5.0 / 5 (0 votes)

Связанные теги
哲学史論理学ギリシャ東洋思想文化比較歴史発展論理と文化数学と論理国際視野学術研究
Вам нужно краткое изложение на английском?