模擬授業の３つのポイント（板書１）

徳島大学教職教育センター

18 Nov 201805:35

Summary

TLDRこのビデオスクリプトでは、教育センターのサラダが板書の入門講座を行います。板書は学習の過程を示し、学習内容を整理し、思考のきっかけになる重要な役割を持っています。スクリプトでは、文字を書く際のポイントが3つ紹介されており、押し付けて書く持ち方、学年に応じた文字の大きさ、正しい字型と筆順を意識することが強調されています。これらのポイントを実践することで、筆圧のある美しい文字を書くことができると示唆しています。

Takeaways

📝 板書は学習の過程を示す重要な役割を果たし、授業の流れを一目で分かるように心がけるべきです。
🔗 板書は学習内容を相互に関連付け、目当ての達成に向けて整理し、思考の手掛かりになるようにしましょう。
📐 板書の基本は消さないこと。授業が終わった時に学習内容や過程が一目で分かる場所を目指しましょう。
✍️ 文字を書く際には、親指と中指で挟んで押し付けて書くことで筆圧のある文字が書けます。
📏 小学校低学年から高学年、さらに中高生に応じて、文字の大きさを適切に調整することが重要です。
👀 5センチ角のマス目に合わせて文字の大きさを調整し、教室の後ろからでも見えるようにしましょう。
📚 正しい字型と筆順を意識し、教科書体を参考にすることで、美しい文字を書くことができます。
🔍 ひらがなの字型には特に注意し、丸井のような誤った字型を避けましょう。
🖋️ 筆圧のある美しい文字を書くためには、トメハネハライ（止める折れ曲がり）を意識することが大切です。
🔄 筆順が自信がない場合は、インターネットで検索して確認することで、正しい筆順を学ぶことができます。
🎓 丁寧に書くことは、筆圧のある文字で、正しい字型と筆順を意識することで実現できます。

Q & A

板書の基本的な役割は何ですか？
-板書は学習の過程を示し、学習内容を広報し、思考の手掛かりや試行錯誤を促す役割を持っています。
板書をすることで何が達成されると先生は述べていますか？
-先生は板書を通じて学習の流れを一目で分かるようにし、学習内容を相互に関連付け、子どもたちが観点別に考えるようになるという達成を目指していると述べています。
授業終了時に板書が示すべき状態は何ですか？
-授業終了時に学習内容や学習の過程が一目で分かる場所にしておくことが目標です。
先生が推奨する板書の量とサイズはどのくらいですか？
-先生は1授業あたり黒板1枚程度を心がけ、1枚に収まらない場合は補助黒板を利用することを提案しています。また、小学校低学年では15センチ角、中高学年では20センチ角、中学校以上では8センチ角を目安に文字を書くようにと指導しています。
板書の持ち方にはどのようなポイントがありますか？
-先生は親指と中指で鉛筆を挟み、人差し指で押し付けるように書くことで筆圧のある文字を書くポイントを挙げています。
なぜ筆圧のある文字を書くことが重要なのですか？
-筆圧のある文字は書き手の意図や感情をより強調し、読み手にとっても文字の美しさと読みやすさを高めるためです。
正しい字型と筆順の重要性は何ですか？
-正しい字型と筆順は文字の美しさと読みやすさを確保し、学習者にとっては学習の質を向上させることにもつながります。
ひらがなの字型に気をつけるべきポイントは何ですか？
-ひらがなの字型には丸い部分が多くなるため、特に字型に気をつけることが重要です。教科書体を参考に、止める折れ曲がりを意識して書くことが挙げられます。
漢字の書き方にはどのようなポイントがありますか？
-漢字の書き方ではトメハネハライ（止める折れ曲がり）を意識し、筆順を正しくすることがポイントです。
筆順に自信がない場合、どのようにすればよいですか？
-筆順に自信がない場合はインターネットですぐに検索し、正しい筆順を確認することで対処できます。
文字を書く際のポイントはどのようなものでしょうか？
-文字を書く際のポイントとしては、押し付けるように書く持ち方、学年に応じた文字の大きさ、正しい字型と筆順を意識して書くことです。

Outlines

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📝 板書の基本と役割

この段落では板書の重要性と役割が解説されています。板書は学習の過程を示し、目で追えるように一目で分かるようにすることが重要です。また、学習内容を相互に関連付けて板書することで、子どもたちは達成に向けて思考を発展させることができます。さらに、板書は子どもたちの思考の手掛かりや試行錯誤の場となるとされています。基本は消さずに、授業が終わった時に学習内容や過程が一目で分かるように心がけることが推奨されています。

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🖋 文字を書くポイント

段落2では文字を書く際のポイントが紹介されています。まず、押し付けて書くことで筆圧のある文字が書けるようになります。また、学年に応じた文字の大きさに注意し、遠くからの見やすいサイズにすることが重要です。正しい字型と筆順を意識して書くこともポイントとして挙げられています。教科書体を参考に、トメハネハライ折れ曲がりを意識して正しい字型を学ぶことが推奨されています。

Mindmap

Keywords

💡板書

板書とは、教育において教師が黒板に書き記すことで学習の過程や内容を示す重要な手段です。このビデオでは、学習の流れを示すために板書がどのように役立つかが説明されています。例えば、授業の開始から終わりまで学習の過程を示す板書を残すことで、生徒が学習の流れを一目で理解できるように心がけることが重要です。

💡学習の過程

学習の過程とは、学習者が知識やスキルを獲得する一連のステップを指します。ビデオでは、板書を通じて学習の過程を視覚化し、生徒が自分の学習の進展を把握できるようにすることが重要と強調されています。学習の過程を示す板書は、日付、単位、学習の目標、達成のまとめなどを含みます。

💡学習内容の関連付け

学習内容の関連付けとは、異なる学習内容をつなげて一つの大きな学習の流れにまとめることです。ビデオでは、板書を通じて出てくる学習内容を相互に関連付け、一つの大きな目標に向かって整理し、生徒が全体像をつかみやすいようにすることが求められています。

💡思考の手掛かり

思考の手掛かりとは、学習者が思考を深めるための助けとなるもので、板書を通じて提供されます。ビデオでは、子どもが話し合いで出した意見を板書にすると、子どもたちはそれを見ながら考えるようになることが挙げられます。これは、学習者自身が思考を深めるきっかけを提供する板書の役割を示しています。

💡筆圧

筆圧とは、書く際にペンシルや鉛筆に加える力を指します。ビデオでは、筆圧のある文字を書くためには、親指と中指でペンシルをしっかり挟み、人差し指で押し付けるように書くことが重要だと説明されています。筆圧を意識することは、文字の美しさと読みやすさを高めるためにも必要です。

💡文字の大きさ

文字の大きさは、教室内ですべての生徒が読み取れるように、適切なサイズで書くことが重要です。ビデオでは、小・中・高生それぞれに対して文字の大きさの目安が提示されており、教室の後ろからも文字が見えるように心がける必要があると強調されています。

💡正しい字型

正しい字型とは、文字が標準的な形で書かれている状態です。ビデオでは、教科書体を参考にして正しい字型で書くことが重要とされており、特にひらがなについては字型に注意を払う必要があると説明されています。正しい字型を意識することは、文字の読みやすさと美しさを確保する上で不可欠です。

💡筆順

筆順とは、文字を書く際の筆の動きの順序です。ビデオでは、漢字を書く際にはトメ、ハネ、ハライという筆順を意識し、正しく文字を書くことが重要だと強調されています。筆順を正しくすることで、文字の形が正確に再現され、書きやすくなります。

💡トメ・ハネ・ハライ

トメ、ハネ、ハライは、日本語の書道において文字を書く際の筆の動きを表す専門用語です。トメは文字の終わりをキレッキレととどめる動き、ハネは文字を書く際の細長い部分、ハライは文字の引き出し部分を意味します。ビデオでは、これらの動きを意識して正しい字型を書くことが重要だと説明されています。

💡学習の流れ

学習の流れとは、学習者が知識を獲得し、理解を深める一連のステップです。ビデオでは、板書を通じて学習の流れを視覚化し、生徒が自分の学習の進歩を把握しやすくする重要性が強調されています。学習の流れを示すことで、生徒は自分の学習目標に向かって整理整頓し、より効果的に学ぶことができます。

Highlights

板書は学習の過程を示す重要な役割を持っている

板書は学習内容を広報し、学習のめあてに向けて整理する

板書は思考の手掛かりや試行錯誤を促進する

板書は子どもが意見を出して見ることで考え方を促す

教師が観点別に板書すると子どもは観点別に考えるようになる

板書の基本は消さないこと

授業が終わった時に学習内容や過程が一目で分かるように心がける

文字を書く時は筆圧のある文字を書くこと

文字を書く時は親指と中指で挟む持ち方を心がけよう

甲種学年に応じた文字の大きさを意識する

正しい字型と筆順を意識して書く

教科書体を参考に正しい字型を学ぶ

ひらがなの字型には特に注意を払う

漢字のトメハネハライ折れ曲がりを意識して書く

筆順に自信がない場合はインターネットで検索して確認する

丁寧に書くことのポイントは筆圧、正しい字型、筆順、トメハネハライ折れ曲がり

場所で実践してみることを勧める