【保存版】株で絶対覚えておいた方がいいPER/PBR/ROEの関係性やデュポン公式
Summary
TLDRこの動画では、株式投資における重要な指標であるPBR(株価純資産倍率)、PER(株価収益率)、ROE(自己資本利益率)について解説しています。特に、PBRが低いことが何を意味するのか、またそれが投資判断にどのように役立つのかを分かりやすく説明。2023年の証券取引所によるPBR改善要請の背景や、企業の価値と株価の関係性に深く迫ります。さらに、PBR、PER、ROEの関連性やそれぞれの指標が投資家にとってどのような意味を持つのかを、具体的な例を交えて詳しく解説しています。投資初心者でも理解しやすいように、これらの指標の基本から応用までを丁寧に説明し、賢い投資判断のための知識を提供しています。
Takeaways
- 😀 PBRが低い=割安株というわけではない。ROEが低い場合は真の割安とは言えない。
- 😊 PBRはPERとROEの積で表される。PER低下はROE上昇が割安感を生む。
- 🤔 バリュートラップに注意。割安でも正しく評価されるタイミングが不明確な場合がある。
- 😯 日本企業の半分近くがPBR1倍割れ。世界的に見ても決して高すぎる水準ではない。
- 😎 PBR低さの原因を因数分解することで投資判断が深まる。単純比較に陥らないことが大切。
- 🧐 PERは株主の投資回収期間を示す。金融相場から業績相場にかけてPER低下する傾向がある。
- 😃 ROEは稼ぐ力。デュポン分析で利益率・資本回転率・レバレッジの3要因に分解できる。
- 🤨 ROE向上のための自社株買いや配当増加は一時的。本質的解決策とは言えない場合も。
- 😮 2023年、証券取引所のPBR改善要請が行われた。日本市場の構造改革の兆しか。
- 🧐 持続可能な企業経営を考える上でROEは極めて重要な指標。株主は経営戦略を注視したい。
Q & A
PBRとはどのような指標ですか?
-PBRとは株価純資産倍率のことで、1株当たりの純資産に対する株価の割高割安度を示す指標です。1倍を切ると割安とされます。
PERの計算式は何ですか?
-PERの計算式は「株価÷1株当たり当期純利益」です。投資した資金がどれだけの期間で回収できるかを示します。
ROEを向上させる方法を教えてください。
-ROEを向上させるには、利益率を高めたり、資産の回転率を上げたり、レバレッジを高めることが考えられます。ただし一時的な対策になりやすいので、本質的な改善が重要です。
金融相場から業績相場への移行時、PERはどう変化しますか?
-業績の改善に伴い、分母の1株当たり利益が拡大するため、PERは低下する傾向があると考えられます。
PBRが低い理由をどのように判断するのが良いでしょうか?
-PBRをPERとROEに分解し、PERが低いかROEが低いかを判断することが有効です。ROEが低い場合、本当に割安か不明なので注意が必要です。
自社株買いや増配はROE改善に有効ですか?
-自社株買いや増配は一時的にROEを改善できますが、長期的な改善策とは言えません。状況によっては逆効果の場合もあるので注意が必要です。
VALUETRAPとは何でしょうか?
-実力以下で取引されている割安株に陥る落とし穴のことです。割安さの是正時期が不明なので、注意が必要です。
PBR1倍を下回るとどういうことになるのでしょうか?
-解散した場合の純資産価値の方が高いことを意味します。ただし実際には解散しないので、必ずしも割安とは限りません。
ROEを向上させる上で大切なことは何でしょうか?
-一時的対策ではなく、収益力そのものを高める本質的な改善が必要です。単純にレバレッジを高めるだけではリスクも増えます。
利益率と資産回転率、どちらを重視するかの考え方を教えてください。
-ブランド力向上で利益率重視もありですが、薄利多売での回転率重視も成り立ちます。状況に応じた戦略が必要です。
Outlines
📈 PBRの解説とその重要性
本段落では、株価純資産倍率(PBR)の概念について解説し、2023年に証券取引所からのPBR改善要請があった背景とその影響を紹介しています。PBRは、株価と純資産の比率を示し、1倍未満であれば割安とされます。解散価値割れ(株価が純資産価値よりも低い状態)は、理論上企業が解散した方が価値が高いという状況を示します。しかし、企業は通常、長期間にわたって事業を継続することが前提であるため、実務上はこの指標が直接的な影響を及ぼすことは少ないです。それでも、PBRは企業の価値評価において重要な指標の一つとして扱われ、特に割安な株を見つけ出すための手がかりとして利用されます。また、PBRの計算方法や、それが低い理由についても深掘りしています。
🔍 PBR低下の原因と株式投資への影響
この段落では、PBRが低い場合にそれが投資家にとってどういう意味を持つのか、またその原因について詳しく説明しています。特に、ROE(自己資本利益率)が高いにもかかわらずPER(株価収益率)が低い場合、これらの指標が結果としてPBRを低くする原因となり得ることを指摘しています。このような状況は、企業の収益力が株価に十分反映されていない「お宝銘柄」の存在を示唆しており、投資家にとっては魅力的な投資機会となり得ます。しかし、同時に「バリュートラップ」に陥るリスクも指摘しており、割安に見える株が実際には価値の再評価が難しい可能性があること、またその割安さがいつ正しい評価に修正されるか不確実であることを議論しています。
📊 ROEの詳細解析と経営効率の重要性
ここではROEに焦点を当て、その計算方法と経営における意味合いについて詳細に解説しています。ROEは企業の資本効率を示す指標であり、高いROEは効率的な経営を反映します。また、デュポン分析を通じてROEを利益率、資産回転率、財務レバレッジの3つの要素に分解し、それぞれの要素が企業の経営効率にどのように影響を与えるかを説明しています。さらに、利益率の改善、資産の効率的な利用、適切なレバレッジの活用がROEを向上させる方法として提示されています。この部分では、投資家だけでなく、経営者やビジネスプロフェッショナルにとっても有益な情報が提供されています。
🔖 経営戦略としてのROE改善策
最終段落では、ROE改善のための具体的な戦略について詳述しています。レバレッジの増加、有効資産の効率的な活用、自社株の買い戻しや増配などの手段を通じて、短期的にも長期的にもROEを改善する方法を探求しています。ただし、これらの手法が一時的な効果に留まるリスクや、企業の実質的な価値向上とは異なる可能性も指摘しており、株主としてはそのような戦略が本質的な企業価値の向上に寄与しているかを慎重に評価する必要があることを強調しています。また、最後には著者の新刊紹介とチャンネルへのフォローを促す呼びかけで締めくくられています。
Mindmap
Keywords
💡PBR
💡PER
💡ROE
💡割安株
💡バリュートラップ
💡金融相場
💡業績相場
💡DuPont分析
💡自己株式消却
💡配当性向
Highlights
PBRは株価純資産倍率で、割安か割高かを判断する指標
PBR1倍割れは解散価値割れを意味し、割安だと評価される
ただしPBR割安でもROEが低い場合、真の割安とは言えない可能性が高い
ROE高くてもPER低い銘柄は、高収益力が反映されておらず割安
割安銘柄にはバリュートラップのリスクもあり、いつ評価されるか不明
PBRを理解するには、PERとROEの関係も考える必要がある
ROE上昇がPERの割安感を高め、魅力的な銘柄にする
金融相場から業績相場への移行時、PERが下がる傾向にある
ROEを分解すると利益率、回転率、レバレッジの影響がわかる
利益率アップは品質改善、コストカットで実現できる
回転率アップは薄利多売型ビジネスや資産の有効活用で実現できる
レバレッジアップは借入や自社株買い、増配で実現できるが一時的
負債や自社株の利用はROE改善策としてリスクもある
ROE改善の方法を状況に応じて吟味することが大切
PER、PBR、ROEを関連づけて深く理解し、投資判断能力が向上する
Transcripts
本日は株式投資でよく使われる株価指標で
あるPERやPBRそしてROEの特徴や
関係性についてまとめていきたいと思い
ます投資初心者の方でも分かりやすいよう
にそれぞれの指標の関係性なんかもね
こんな感じで使で説明していきますので
是非聞いていただけると嬉しいです実は
過去作った動画のリメイクなんですけどね
急に作りたくなったんでちょっと作って
いきますまずはこの部分PBRからですね
株価純資産倍率別名解散価値とも呼ばれて
います計算式はこちら1株あたり純資産分
の株価この図もねちゃんと文子の株価が上
になるように分母の純資産が下になるよう
にというように配置をして図してみました
このPBRはま特に2023年あたりから
急に話題にも上がるようになりました昨年
当初がねあの異例ですよ証券取引所が企業
に対してPBR改善要請をするという異例
のことが起きて本当にねこのpvr割安な
企業どうにかしようみたいな話ですごく
話題になった1年でしたまそんなPBRは
ま1倍っていうのは1つの基準値として見
られてますね1倍を切っているとま特に
割安であると言われたりしますというのも
1倍を割れていると解散かち割れま仮に
解散して純資産を処分した場合その純資産
の価値の方が今市場で取引されている株価
による時価総額よりも高いということに
なるんで価値を生み出すために企業活動し
てるのにさ今すぐ解散した方が残る価値
多いよねっていうそういう状況になっ
ちゃってることを解散価値割れっていう風
に言うんですけどま実際は企業は
ゴーイングコンサーンで永続的に事業を
継続し続けるっていうのが大前提として
存在しているのでそういう解散するとかが
ない前提で企業っていうのは存続してるの
でま実務上あんまり意味のない話と言えば
そうなんですけどあくまで計算上株価割り
安にされてるよねっていうことで言われ
ますねでしかも仮に1.0倍だたとしても
それでも割安だと考えられますというのも
企業の持ってる価値って純資産の価値だけ
じゃないですよねそれプラスお金を
生み出す事業という装置もあるわけじゃ
ないですかそのお金を生み出す事業という
装置が将来に渡って収益を生み出し続ける
その将来に期待される価値も含まれた分
企業価値として反映されているべきなん
ですよなので1.0だとしても純資産を
ただ放っておいて持ってるのと同じ価値
っていうだけで事業という価値が反映され
ていないので1.0でも割安なんですよ
そう考えると1倍割れって相当割安な株価
になってますよねそんなPBR1倍割れの
企業なんですけど日本のプライム市場の中
では2022年末で47%もの企業が約
半分ですねPBR1倍割れ解散価値割れて
いたという状況でしたそして2023年の
3月に当初の要請っていうのが出たのも
効果があって2023年末には44%まで
解散価値割企業が減りました2024年
時点ではもうちょっと減っているんじゃ
ないかなと思われますそれでもまだまだ
世界的に見れば決して割高ではないと思い
ます30数年前のね日本株のバブル崩壊
前夜っていうのはほぼ0%だったんでどん
だけ割高になってたんだっていう感じです
よねそう考えると今同じような株価になっ
て全く同じようなPBRの水準に割高に
なってるわけではないということは知って
おきたいですねそれではこっからPBRを
分解していきましょうPBRはPER下
ROEという式に分解することができます
まずえ1株当たり純資産分の株価っていう
のがPBRでしたでPRっていうのが一株
当たり当期準利益なんですねそして分子に
株価かる一株あたり純資産分の一株あたり
当期準利益これがROEだったんですね
約分って言うんでしたっけ計算していくと
え残るのが1株あたり純子3分の株価と
いう式が残るのが分かるかとと思いますま
よってPBR=PR下ROEこの式が
成り立つとでこの式を見た時にまつまり
PBRが低いっていうのはPERが低いの
かROEが低いのかっていう2つの要因が
考えられるわけですよねもちろん両方が
低い場合もあるんですけれどもまここでは
まずROEが低い場合を見てみましょう
ROEっていうのは企業の稼ぐ力なんです
ね後で詳しく見ていくんですがどれだけ
企業が効率的に稼ぐ力があるかっていうの
を見る指標なんですねどれだけの元手で
どれぐらい稼げるかというところを見て
いるのでこのROEが低いっていうのは
ちょっと稼ぐ効率が悪いんじゃないかと
見ることができるので割安であ
るっていうのが妥当な理由で割安なんじゃ
ないかと真の割安株とは言えないのじゃ
ないかという可能性が高いんじゃないかと
見ることができますその一方ですねこう
いう銘柄もありますROEは高いんです
経営の効率いいんです稼ぐ効率いいんです
なのにPERが低いからこれの掛け算なん
で結果的にPBRも結構割安に放置されて
しまっているとそういう企業もね日本企業
あるんですよROEはしっかり高いの
にっていうこの場合高い収益力が株価に
反映されていないお宝銘柄である可能性が
あると考えられますPERっていうのはま
要は投資家たちの期待値を表しますので
期待感で上下するものなんですねなので
場合によってはこの高い収益が評価されて
ないんじゃないかそういう風に見ることが
できますただしそれだけではねカナ市も買
ではありませんここにvaluトラップと
いう可能性もありますもうこれは割安株の
罠みたいに訳すことができるんですけどま
実力以下の株価で取引されている銘柄を
買うvalu投資のま落とし穴みたいな
ところで割安であるという評価自体は
正しいんだけれどもじゃあその割安さって
いうのはいつ是正されて正しい株価に修練
していくんですすかっていういつの部分
まではvalu投資では結構判断しにくい
場合があるんですね1年先に正しく評価さ
れるかもしれないし5年先に正しく評価さ
れて株価が正しいとこに修練していくの
かっていういつなのかは分かんないもしか
したらずっと正しく評価されない可能性
だってあるずっと実力以下の不当な株価で
評価され続けるっていう可能性だってある
わけです総理バリュートラップに陥ること
はないのかっていうことも見なければいけ
ませんまその辺りはねまあの先日PBRの
書籍の解説とかもしてきたんですけどそこ
でもあったようにやっぱりその企業の
cfoなりIRの人とかがいかにまそう
ですねそういう思考を持ってるか
ファイナンス的な思考cfo的な思考を
持ってるかどうかっていうところが株主に
しっかりと評価されてもらえるかどう
かっていうポイントになってくると思うの
で株主としてはしっかりその割安さが是正
される肩リストつまりきっかけがありそう
かどうかっていう点も見逃せないところ
ですねまこんな風に見ていくと単純に
PBR高い低いだけで見るじゃなくてどう
いう理由でPBRが割安になっているのか
それは改善される可能性があるかっていう
風にすごく思考が因数分解されていてあの
より考えが深まっていくと思いますので
是非ねこのPBRがどういう仕組みになっ
ているかっていうのを考えてみる参考に
なればなと思います続きましてPERです
ねこれ先ほど株主の期待値とかでえ上下
するっていう話をしましたま基本的に低い
方が割安に評価されていて高い方が割高だ
よねちょとバブルなんじゃないみたいなえ
使い方をしますまこちらもですねえ分母に
え一株あたり準利益で分子に株価まこれも
分子分母っっていう風な配置関係になる
ように下は準利益上は株価っていう風に
配置しておりますこれがPERですねで
このPERは株主目線で見ると株価分のお
金ってま投資した元でじゃないですかそれ
を何年で回収できるのかっていう風な見方
ができますというのも準利益って株主の
ものなんですよね株主の利益であるこの準
利益もらえるのって流し側面理論でいう
1番最後なんですよ会社が売上高でお金
いっぱい稼ぐじゃないですかで長そめの
この上流からねどんどんそめが流れてきて
まず最初に原料メカがお金を取ってくん
ですよで次にえ反感費だからま従業員の
給料を取られていったりとか店舗の電気代
で電力会社にお金払ったりとかするわけ
ですよで次に流れてきたものをえっと営業
外費用でえ銀行さんとかに利息を払ったり
するわけですよでま特別損失があったらえ
あればそこでも払うわけですよでさらに
税金も今度国に払わなきゃいけないわけ
じゃないですかその残った最後まで
ちゃんと残ってたら株主はようやく得
られるわけですよ順番1番最後なんですよ
ね株主って最後までそめ残ってるかどうか
わかんないんですよそれぐらいのリスクを
背負ってるんだ株主はその代わり調子が
良かったらたくさん残ってたらいっぱい
もらえるんですよただ不興で赤字とかに
なったら株主のこのそ分は0ですよだけど
赤字だとしても銀行から借り入れたお金と
かって絶対返さなきゃいけないからどん
だけ業績調子悪くたって銀行さんは
しっかりと利息分確実に取れるし会社員
だって会社の業績が悪いです給料今月は
0円になりますなんてないわけじゃない
ですかいくら成績悪くたって給料もらえる
わけじゃないですか確実にその点株主は
リスク背負ってんですよ一番最後なんです
からというわけでねこの準利益って株主の
ものなんですよね確かにねこの中から全部
がね配当として我々の手元に行くわけでは
ないま厳密には内部両法とかまそれは将来
の株価の上昇につがったりもするんでま準
利益が株主の利益としましょうその金額の
何年分でえ株価回収できるのかっていうま
そういう意味でねPRは数字が多ければ
多いほど回収する期間が長い株価は割高だ
少なければ少ないほどあ早く回収できる
PR5倍だったらあ5年で回収できる割安
だていう話になってくるわけですねで
そんなPERはこちらの式に置き換える
ことができますPER=
ROEPBRまこれ先ほどの式の変形です
ね先ほどPR下ROEでPBRだったんで
まこの式のね両辺をROEで割ったとする
ならばPR=ROEPBRになりますよね
先ほどの式を変形しただけですでこちらに
関してはまあの分母のROEの方が上がる
じゃないですかでま分数なんで分母が
上がれば当然全体の数値は下がるつまり
PERが割安になるで割安感が大きくなっ
てくれば当然買いたい人が増えて株価も
上がるかもしれないということでまROE
のね向上が割安感をもたらし投資家を
引きつけやすくなると考えることができ
ますまこれは直感的にもイメージ通りなん
じゃないでしょうかより効率的な経営が
行われてえ株主から見ても魅力的になると
でこのPRに関して補足なんですけどよく
あの相場の4サイクルみたいな話で金融
相場業績相場逆金融相場逆業績相場という
言葉を聞いたことがある方も多いかなと
思うんですけどその金融相場っていうのっ
て不景気の株高って言われてるやつですよ
ね不景気の時に金利がどんどん下げられて
でその金利が下がったことによって将来へ
の株価上昇への期待感が先行して業績が
まだ回復してないのに株価ばっかり先行し
て上がっていく時期それが不景の株高で
金融相場に見られる株価の上昇って言われ
てますよねでそこから業績相場その後で
業績がついてきてえさらにまた株価が
上がる業績相場が続くと言われるサイクル
があるんですけどこの時のこの金融相場
から業績相場への移り変わりについてです
ねこの時に改善しているのって利益じゃ
ないですか利益が大幅に改善する時期なん
ですよつまりこのPERでいうところの
分母がどんどん改善していくっていうのが
金融相場から業績相場への移りつまりその
時期のPERはどうなるかって言うと
下がる傾向にあると考えられるんですね
もちろん毎回その通りではないですよただ
直近のそこの移り変わりで言うとそういう
傾向はある程度見られたんじゃないかなと
個人的にも感じてますまそういう風にま
この金融相場と業績相場の移り変わ
りってどのポイントが移り変わりなんだっ
てこうぴったりここが映り変りってわかん
ないじゃないですかわかんないけどその
PERの動きを見てたらあもしかしてこの
辺今そうかなっていうのが1個材料には
なってくるんじゃないかなと思いますね
続きましてROEですねえ自己資本当期準
利益率ま自己資本利益率なんて言います
けどこれは経営の効率性を表しますとどれ
だけ効率的に稼げてますかっていう話でし
たよねこれがえ自己資本分の当期準利益と
いうことでまこういう式で表せますよと
いうことですねまこのね純資産の部分は
株主の価値分ですからそれをもでにどれ
だけ稼げますかっていう話ですでこの部分
に関しては今回えデュポン公式っていう
ものをご紹介していきたいなと思います
このROEを分解すると利益率かける回転
率かるレバレッジという式に分解すること
ができるのでえこの部分ですねまこれを式
に落とすとこんな感じですね利益率って
いうのが売上高分の当期準利益かる総子産
回転率っていうのが資産分の売上高レバ
レッジっていうのが自己資本分の総子算ま
これを計算していけばこことここが消えて
こことここが消えて自己資本分の当期準
利益ではいROEになりましたよねという
ことになるんでまこの3つに分解できます
とそうなってくるとこのROEが高い低
いっていうのを見る時にどの部分がこの
企業は大事なんだろうとかもうこれね投資
家だけじゃないと思いますよね普通に
ビジネスの現場で会社の会議の中とかでも
非常に大事な部分だだと思うんですけど
ROEっていうのはもう絶対キーにな
るって思われてると思うんですけどまそれ
をこう分解した時にねROEの合い方も
色々ありますよねま例えば利益率をね
もっと改善できるようなビジネスになって
いけばいいんじゃないかってなった時にえ
例えばやっぱりブランド価値の高い企業に
なっていくことによってよりそのブランド
分高いえ価格設定とかもできるようになれ
ば当然利益率って上がっていきますよね
もしくはえコストカットをすることによっ
て利益率を改善するっていうのもあると
思いますではたまたですねこの総回転率の
部分でROE改善することもできるんです
これは例えば薄利タバ型のビジネスですね
同じ総資産というものを使ってですね同じ
ものを使ってより高い売上高を上げ
るっていうのは回転が回ればいいのでま
これは薄利タバ型ですねまこのイメージと
対局なのがま先ほどの例えばハイブランド
でね利益率が高いでも回転が多いわけじゃ
ないっていうのとえ決して1個1個の利益
率が高いわけではないんだけどたくさん
回転して薄利たいで利益を上げていくって
いうまこの2つって結構対象的なイメージ
ですよねであとはこちら分母が総資産に
なってますんで売上に貢献してない使われ
てない資産を処分する有給資産を処分する
ことによっても分母が小さくなるんで回転
率上がりますよねていうことも考えられ
ますでもう1つがえレバレッジの部分です
ねここでもえROE改善することができ
ます例えば借入れを増やす自社株外増配ま
これも必要に応じてあの大事な部分だとは
思うんですけれどもその当初の要請が出て
PBR改善しなければいけないRO改善し
なければいけないってなった時にただただ
深い議論もなくあじゃあ自社株買しなきゃ
あじゃあ増配すればいいんですかねみたい
なそういう風にストレートにもうここに
議論なしに行きついてしまうのはあんまり
良くないっていうのもこないだの動画で
あのPBRの逆襲という本の解説をした
動画でも説明させていただいた通りで本当
にそこはもうコ先のもみたいな感じですね
でしかも一家性でしかないっていう純資産
分の準利益なのでここの部分がこうね
小さくなれば当然分母が小さくなるんで
ROE改善するよねてなるんですけど
それって一時的だし必ずしも本質的でも
ない根本的な解決でもないよねていうま
この負債の部分が多くなることによって
事業規模が大きくなれば当然準利益が
大きくなるんだけどでもそれってね借金の
割合が増えたことによるレバレッジが
かかったことでroeeしたでも負債増え
すぎたらそれちょっとリスクも増えるよ
ねっていうマイナス面もあったりとかあと
はま増配ですねまこの純資産の中の一部
切り取って株主にはい配当ですって渡し
てるわけなんでそのねこっから配当の部分
をたくさん出すことによってここが
ちょっと減ってRO改善しましたっていう
風にするのかあとま自社株買えですよね
自社株買えすることによって自己資本の
部分が減少することによってはいROE
改善しましたよねっていうここの部分を
減らす方法って色々あるんでですけどここ
の部分を減らすことによってまこの
レバレッジの部分が大きくなってROEが
上がるというパターンもありますただし
一時的な対策になる可能性もありがちなの
で果たしてそれは長期的な改善と言えるの
かどうかっていうのは怪しいとこでもある
ま嬉しいんですけどね増配とか磁石部が
上がるんでそん時株価ガって上がるんで別
に嬉しいは嬉しいんですけどね普通に持っ
てる会社がそれやってくれたら嬉しいん
ですけどあの時と場合にもよると企業の
フェーズによっては自社株外や増配が逆に
マイナス強されることも十分にあるという
感じですねはいというわけで最後ROE
でしたはいというわけで本日の動画以上に
なりますPERPBRROE使でなるべく
分かりやすくまとめるという動画でござい
ましたえ最後にお知らせさせてくださいえ
2020年2月2日私の新刊が発売しまし
た投資の名著50冊を1冊にまとめてみた
という本ですえAmazon楽天全国の
書店で公表発売中ですので是非えチェック
していただけますと嬉しいですまたこちら
のチャンネルでは再生リストで動画を
ジャンルけおります自分にあった投資本
だったりえ動画探してみていただければな
と思いますえこちらのチャンネルでは個人
の投資とかお金に関する情報を日々発信し
ておりますのでこの動画面白かったら
グッドボタンコメントチャンネル登録で
応援していただきますと嬉しいです以上ご
清聴ありがとうございました
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