1,000Wh/Lを達成したTDKの全固体電池 "リチウム合金負極"って何だ!?【橋本幸治の理系通信】

テレ東BIZ
9 Jul 202418:13

Summary

TLDRTDKは、1Lあたり1000Wアの体積エネルギー密度を持つ全固体電池の材料を開発し、6月17日に発表しました。この技術は、3化物系の全固体電池としては世界最高水準であり、翌日に株価が大きく上昇し、市場での注目を集めています。TDKは、AIブームの中で需要が高まるセラミックコンデンサーを得意とする企業であり、新型電池もAI関連製品向けに販売が見込まれています。開発された電池は、リチウム合金を使用した不極を特徴とし、高いエネルギー密度を実現していますが、現在はスマートフォンやノートパソコン向けには難しいとされています。

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Q & A

  • TDKが開発した新しい電池の体積エネルギー密度はどの程度ですか?

    -TDKが開発した新しい電池の体積エネルギー密度は1Lあたり1000Wアピールに達すると言われています。これは3化物系の全固体電池としては世界最高水準だとされています。

  • TDKの発表後の株価の動向はいかがでしたか?

    -TDKの発表翌日に株価が大きく伸び、上場以来の最高値を更新するなどして、株式市場でも注目を集めている技術となっています。

  • TDKの得意とする製品は何ですか?

    -TDKはセラミックコンデンサー、特に小型のセラミックコンデンサー「MLCC」と呼ばれる製品を得意としています。

  • TDKの新しい電池技術はどのような特徴を持っていますか?

    -TDKの新しい電池技術は高エネルギー密度を有する特徴を持っており、リチウム合金を不極に使用することで高エネルギー密度を達成しているとされています。

  • 全固体電池の研究動向はどのようなものですか?

    -近年、全固体電池用の先進的な不極に関する論文が急増しており、不極が最近のホットなテーマであることが伺えます。

  • 電池の正極、不極、電界室のそれぞれの役割は何ですか?

    -電池の正極と不極は電気を貯める貯蔵庫であり、電界室はリチウムイオンの通り道になります。

  • TDKの新しい電池は電気自動車向けですか?

    -TDKの新しい電池は電気自動車向けではなく、小型のICT向けのデバイスを想定しています。

  • TDKの新しい電池が適用される可能性のあるデバイスは何ですか?

    -TDKの新しい電池はワイヤレス型のイヤホン、補聴器、スマートウォッチなどの小型ウェアラブル端末向けに適用される可能性があります。

  • スマートウォッチ向けの電池サイズはどの程度必要ですか?

    -スマートウォッチ向けの電池サイズは、必要な電池のサイズが1585立方mmになると計算されます。

  • TDKの新しい電池の電界室はどのようなタイプですか?

    -TDKの新しい電池の電界室は3化物系の全固体電池として、非常に安定で扱いやすい物質を使用しているとされています。

  • リチウム合金を使用した不極のメリットとデメリットは何ですか?

    -リチウム合金を使用した不極のメリットは高エネルギー密度であることですが、デメリットはシリコンの体積膨張率が高くなることによる耐久性の問題です。

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