横領にはならない！？株の失敗で会社のお金に手をつけてしまったことによる本当の危険性とは一体...?

脱・税理士スガワラくん

29 Aug 202417:45

Summary

TLDR本動画では、青汁王子が会社の資金を不正に使用した問題をめぐる税務上の懸念点について解説しています。100％の株主であっても、会社の資産を勝手に使うことは横領に該当し、銀行評価が下がるだけでなく、利息を要求される可能性もあります。さらに、返済計画が立たなければ、役員給与扱いにされ、個人の所得税や住民税がかかるリスクもあります。また、会社が個人から資金を借りた場合の利息に関する注意点も触れています。

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Q & A

青汁王子が会社のお金を使って信用取引の決済をした件について、どのような問題が指摘されていますか？
-青汁王子が会社のお金を使って個人の損失を決済したことに対して、経営者として不適切であるという意見や、横領に当たる刑事罰に該当するという意見がありますが、弁護士によると罪に問われることはないとの情報もあります。
100％株主である場合、会社のお金を個人で使うことは問題になるのでしょうか？
-100％株主である場合でも、法人と個人は別々の存在として扱われ、会社の資産を勝手に使うことは横領に該当し、問題視される可能性があります。ただし、株主総会での承認を得ることで問題を回避できる場合もあります。
会社から個人に資金を貸した場合、どのような会計処理が行われますか？
-会社から個人に資金を貸した場合、貸し付け金という科目に記載され、資産の減少と負債の増加がバランスシートに反映されます。また、返済が見込まれない場合、銀行評価が下がるなどのデメリットがあります。
会社から資金を借りた場合、利息をつける必要がありますか？
-会社から資金を借りた場合、利息をつける必要があります。これは法人が利益を追求する活動であるためであり、利益を出さずに資金を貸し付けることは国税庁から厳しく見られる可能性があります。
青汁王子が会社のお金を使って信用取引の決済をした場合、どのような税務上のリスクがありますか？
-税務上、青汁王子が会社のお金を使うことで銀行評価が悪化し、将来の融資が難しくなるリスクがあります。また、返済予定が立っていない場合、役員商用扱いになり、個人の所得税や住民税の負担が生じる可能性があります。
会社が個人から資金を借りた場合、どのような税務上の扱いがされますか？
-会社が個人から資金を借りた場合、個人は利益を追求する必要がなく、利息をつけずに貸すことが可能です。税務所からは、個人が利益を得ようとしない限り、問題視されることは少ないとされています。
青汁王子の件を通じて、中小企業にどのような教训がありますか？
-中小企業は、会社の資産を個人で使う際には、株主総会での承認や適切な貸借契約の作成が重要であることを学ぶ必要があります。また、税務上のリスクを理解し、適切な会計処理を行うことが求められます。
会社から個人に資金を貸す場合、どのような利率を設定する必要がありますか？
-会社から個人に資金を貸す場合、国税庁が定める市場利率を基準に利息を設定する必要があります。現在は0.99%程度が相場とされていますが、これは変動するため最新の情報に留意する必要があります。
青汁王子が会社のお金を使って損失を決済した後、返済計画を立てることが求められますか？
-はい、返済計画を立てることが求められます。返済予定や返済能力を示すため、返済計画を明確にすることが、税務所での問題を回避する上で重要です。
株主総会での承認がなければ、会社の資産を個人で使うとどのような結果が考えられますか？
-株主総会での承認がなければ、会社の資産を個人で使うことは横領に該当し、刑事罰に問われたり、税務上のリスクが高まり、銀行からの融資が難しくなります。