【聞いて覚える教採対策】生徒指導提要(令和4年12月) 第1章の重要項目
Summary
TLDRこの動画スクリプトは、生徒指導の基礎と実践を解説し、生徒一人一人の個性や可能性を発展させる教育活動の重要性を強調しています。自己存在感の育成、学級やホームルームのサポート的環境作り、自己決定の場の提供、安全安心な学びの風土の確保など、多角的な視点から生徒指導の取り組みを紹介しています。また、生徒指導の構造や取り組み上の留意点を詳述し、児童生徒の権利を尊重し、ICTの活用や幼児教育との接続性も考慮に入れています。
Takeaways
- 📚 生徒指導は、児童生徒が社会で自分らしく生きる存在へと成長する過程を支える教育活動です。
- 🎯 生徒指導の目的は、個性の発見と社会的な能力の発達を支えることと、自己実現を支援することです。
- 👥 自己存在感の育成は、集団の中で個性を確立し、自己肯定感や有用感を高めるために重要です。
- 🏫 学級やホームルームの運営は、相互扶助的で共感的な人間関係を築くことが求められます。
- 🤔 自己決定の場を提供することは、生徒が自己の意見や仮説を述べ、検証し、自己指導能力を獲得する上で不可欠です。
- 🛡️ 安全で安心な学環境の確保は、生徒一人一人が個性として尊重されることが条件です。
- 🔄 生徒指導は、先行的プロアクティブ指導とリアクティブ指導の2軸から構成され、様々な状況に対応します。
- 🔍 発達指示的生徒指導は、児童生徒の個性を尊重し、発達を支援する基本的な姿勢を表します。
- 🛑 課題予防的生徒指導は、未然防止と早期発見・対応が重要で、教育プログラムの実施が必要です。
- 🤝 困難課題対応の生徒指導では、校内の教職員や外部の専門家と連携し、特定の児童生徒の課題に対応します。
- 🌐 ICTの活用は、不登校児童生徒への学習保証や生徒指導に役立ち、多様な学習活動を支援します。
- 👶 幼児教育との接続は、幼児期の終わりまでに育ってほしい姿を示し、小学校教育への円滑な移行を促します。
Q & A
生徒指導の目的は何ですか?
-生徒指導の目的は、児童生徒一人一人の個性の発見と良さや可能性の身長、社会的支出能力の発達を支えることと同時に、幸福を追求し、社会に受け入れられる自己実現を支えることです。
自己存在感を育むために重要なポイントは何ですか?
-自己存在感を育むためには、生徒が自分も一人の人間として大切にされていることを実感し、自己肯定感や自己有用感を育むことが重要です。
学級経営やホームルーム経営において、どのような姿勢が求められますか?
-学級経営やホームルーム経営では、教職員と生徒、生徒同士の出会いから始まる生活集団を認め合い、励まし合い、支える学習集団に変えていくことが必要です。
自己決定の場を提供することの重要性とは何ですか?
-自己決定の場を提供することは、児童生徒が自己指導能力を獲得するために必要で、授業や学習活動を通じて自分の意見を述べる、観察実験を通じて自己の仮説を検証するなど、自ら考え、選択、決定する体験が重要です。
安全安心な風土の提供に必要なことは何ですか?
-安全安心な風土の提供には、児童生徒一人一人が個性的な存在として尊重され、他社の人格や人権を貶める言動、いじめ、暴力行為がないように、教職員の支援のもとで安心して授業や学校生活が送れるような環境を作ることが大切です。
生徒指導の2軸とは何ですか?
-生徒指導の2軸とは、常態的先行的プロアクティブ生徒指導と即応的継続的リアクティブ生徒指導です。前者は発達指示的生徒指導と組織的計画的な課題未然防止教育を含み、後者は課題早期発見対応と深刻な課題への指導援助を行います。
生徒指導の三類とは何ですか?
-生徒指導の三類とは、発達指示的生徒指導、課題予防的生徒指導、困難課題対応的生徒指導です。それぞれが異なる課題性に対して対応する生徒指導の方法を提供します。
発達指示的生徒指導の目的は何ですか?
-発達指示的生徒指導の目的は、特定の課題を意識することなく、すべての児童生徒の発達を支えることです。学校の教育目標の実現に向けて、教育課程内外のすべての教育活動において進められます。
課題予防的生徒指導における課題未然防止教育とは何ですか?
-課題予防的生徒指導における課題未然防止教育は、すべての児童生徒を対象に、生徒指導の諸課題の未然防止を狙った意図的、組織的系統的な教育プログラムの実施です。
困難課題対応的生徒指導で重要なこととは何ですか?
-困難課題対応的生徒指導では、校内の教職員、教員、SSWなどだけでなく、警察、病院、児童相談所NPO等の関係機関との連携、協働による課題対応が重要です。
児童の権利に関する条約の4つの原則とは何ですか?
-児童の権利に関する条約の4つの原則は、差別の禁止、児童にとって最も良いことを第一に考えること、児童の命や生存、発達が保障されること、児童が自由に自分の意見を表明する権利を持っていることです。
ICTを活用した支援が求められる背景とは何ですか?
-ICTを活用した支援が求められる背景は、学校に登校できない児童生徒に対する学習保証や生徒指導を提供し、個々の状況に応じた必要な支援を行うことです。
幼児教育との接続を図るために必要なことは何ですか?
-幼児教育との接続を図るためには、幼児期の終わりまでに育ってほしい姿を示した幼稚園教育要領や保育所保育指針に従い、小学校教育と円滑に移行できるよう指導計画の作成や指導の工夫が必要です。
Outlines
📚 生徒指導の基礎と意義
この段落では、生徒指導の基本的な意義と目的が説明されています。生徒指導とは、児童生徒が社会で自分らしく生きるための自己決定能力を育むための教育活動であり、個性の発見や社会参加能力の発達を支援することを目的としています。また、自己存在感の育成、自己肯定感、有用感、共感的な人間関係の重要性が強調されています。さらに、安全で安心な学級環境の作り方や自己決定の場の提供、生徒指導の構造についても触れられています。
🛠 生徒指導の実践とタイプ
第二段落では、生徒指導の実践方法とタイプが詳細に説明されています。先行的プロアクティブ生徒指導とリアクティブ生徒指導の2つのタイプがあり、前者は日常の生徒指導に基づく発達促進と課題未然防止教育に重点を置いています。後者では、課題の早期発見と対応、または深刻な課題への継続的な支援が行われます。また、発達指示的、課題予防的、困難課題対応の3つのカテゴリーに分類され、それぞれの取り組み方や重要性が説明されています。
🤝 困難課題対応の生徒指導
この段落では、特定の児童生徒が抱える困難な課題に対する対応方法が議論されています。困難課題対応の生徒指導は、校内の教職員、教育委員会、関係機関と連携して行われます。個々の生徒の状況に応じた支援が重要で、校内連携型支援チームやネットワーク型支援チームの編成が提唱されています。
👶 幼児教育との接続とICT活用
最後の段落では、幼児教育との円滑な接続とICTの活用が焦点に当てられています。幼児期の終わりまでに育てたい姿が示され、小学校教育でのスタートカリキュラムの工夫が求められます。また、ICTを活用して不登校児童生徒の学習機会を確保することが、教育の平等性を実現する上で重要な役割を果たしていることが強調されています。
Mindmap
Keywords
💡生徒指導
💡自己存在感
💡自己肯定感
💡学級経営
💡自己決定
💡安全安心な風土
💡発達指示的生徒指導
💡課題予防的生徒指導
💡困難課題対応的生徒指導
💡児童の権利条約
Highlights
生徒指導の意義と定義を説明、児童生徒が社会で自分らしく生きるための教育活動。
生徒指導の目的は個性の発見と自己実現を支えること。
自己存在感の重要性と集団教育での個々の大切さ。
自己肯定感や自己有用感の育成の重要性。
学級経営とホームルーム経営の焦点は教師と生徒の関係性。
支持的で創造的な学級環境の作り方。
自己決定の場の提供が自己指導能力獲得に不可欠。
安全安心な風土の作り方と生徒一人一人の尊重の重要性。
生徒指導の2軸:常態的先行的と即応的継続的リアクティブ。
生徒指導の三類:発達指示的、課題予防的、困難課題対応的。
発達指示的生徒指導の基本的な立ち位置と重要性。
課題予防的生徒指導の意図的組織的系統的な教育プログラムの実施。
嘉代早期発見対応の方法と重要性。
困難課題対応の生徒指導における校内連携型支援チームの役割。
生徒指導における児童の権利条約の原則の理解。
ICTを活用した不登校児童生徒への支援の方法。
幼児教育との接続とスタートカリキュラムの重要性。
Transcripts
聞いて覚える共済対策
申請と指導転用第一章の重要項目この動画
は
申請と指導転用第一章生徒指導の基礎の
重要項目を取り上げています何度も聞いて
覚えるようにしましょう
1-1生徒指導の意義1-1-1生徒指導
の定義と目的1生徒指導の定義生徒指導と
は
児童生徒が社会の中で自分らしく生きる
ことができる存在へと自発的主体的に成長
や発達する過程を支える
教育活動のことであるなお生徒指導上の
課題に対応するために必要に応じて指導や
援助を行う
に生徒指導の目的生徒指導は
児童生徒一人一人の個性の発見と
良さや可能性の身長と社会的支出
能力の発達を支えると同時に事故の幸福
追求と社会に受け入れられる自己実現を
支えることを目的とする
1-1-2生徒指導の実践上の視点1自己
存在感の感受自動生徒の教育活動の大半は
集団一斉型か招集団型で展開されますその
ため集団に子が埋没してしまう危険性が
ありますそうならないようにするには学校
生活のあらゆる場面で自分も一人の人間と
して大切にされているという自己存在感を
自動生徒が実感することが大切ですまた
ありのままの自分を肯定的に捉える自己
肯定感や他者のために役立った
認められたという自己有用感を育むことも
極めて重要です
に共感的な人間関係の育成学級経営
ホームルーム経営以下学級ホームルーム
経営というの焦点は教職員と児童生徒
児童生徒同士の選択できない出会いから
始まる生活集団をどのようにして認め合い
励まし合い支える学習集団に変えていくの
かということに置かれます
失敗を恐れない間違いやできないことを
笑わない
むしろなぜそう思ったのかどうすれば
できるようになるのかを皆で考える支持的
で創造的な学級
ホームルームづくりが生徒指導の土台と
なりますそのためには自他の個性を尊重し
相手の立場に立って考え行動できる相互
扶助的で共感的な人間関係をいかに早期に
作り上げるかが重要となります
3自己決定の場の提供
児童生徒が自己指導能力を獲得するには
授業場面で自らの意見を述べる
観察実験調べ学習等を通じて自己の仮説を
検証してレポートすると自ら考え
選択し決定するあるいは発表する制作する
等の体験がないより重要です
児童生徒の自己決定の場を広げていくため
に学習指導要領が示す主体的対話的で深い
学びの実現に向けた授業改善を進めていく
ことが求められます
4安全安心な風土の情勢
児童生徒一人一人が個性的な存在として
尊重され学級ホームルームで安全かつ安心
して教育を受けられるように配慮する必要
があります他社の人格や人権を貶める言動
いじめ
暴力行為などは決して許されるものでは
ありませんお互いの個性や多様性を
認め合い安心して授業や学校生活が送れる
ような風土を教職員の支援のもとで
児童生徒自らが作り上げるようにすること
が大切ですそのためには教職員による児童
生徒への配慮に欠けた言動
暴言や体罰等が許されないことは言うまで
もありません
1-2生徒指導の構造1-2-12
軸三類4層構造1生徒指導の2軸自動生徒
の課題への対応の時間軸に着目すると
常態的先行的プロアクティブ生徒指導と
即応的
継続的
リアクティブ生徒指導に二分されます
1状態的先行的プロアクティブ生徒指導
日常の生徒指導を基盤とする発達指示的
生徒指導と組織的
計画的な課題未然防止教育は
積極的な先手型の状態的先行的プロ
アクティブ生徒指導と言えます
に即応的
継続的
リアクティブ生徒指導
課題の予兆的段階や初期状態における指導
援助を行う課題早期発見対応と深刻な課題
への切れ目のない指導
援助を行う懇談課題対応的生徒指導は事後
対応型の即応的
継続的
リアクティブ生徒指導と言えます
2生徒指導の三類生徒指導の課題性高い
低いと課題への対応の種類から分類すると
発達指示的生徒指導
課題予防的生徒指導
困難課題対応的生徒指導の三類になります
1発達指示的生徒指導すべての児童生徒の
発達を支えます2
課題予防的生徒指導すべての児童生徒を
対象とした課題の未然防止教育と
課題の前兆行動が見られる一部の児童生徒
を対象とした課題の早期発見と対応を含み
ます3
混乱課題対応的生徒指導深刻な課題を抱え
ている特定の児童生徒への指導
援助を行います
3生徒指導の4層生徒指導の重層的支援
構造はすべての児童生徒を対象とした第1
層発達支持的生徒指導と第2層
課題予防的生徒指導
課題未然防止教育一部の児童生徒を対象と
した第3層
課題予防的生徒指導
嘉代早期発見対応そして特定の生徒を対象
とした第4層
混乱課題対応的生徒指導の4層からなり
ます
1-2-2発達指示的生徒指導発達指示的
生徒指導は特定の課題を意識することなく
全ての児童生徒を対象に学校の教育目標の
実現に向けて
教育課程内外のすべての教育活動において
進められる生徒指導の基盤となるものです
発達指示的というのは
児童生徒に向き合う際の基本的な立ち位置
を示していますすなわちあくまでも児童
生徒が自発的主体的に自らを発達させて
いくことが尊重されその発達の過程を学校
や教職員がいかに支えていくかという視点
に立っていますすなわち教職員は
児童生徒の個性の発見と良さや可能性の
慎重と社会的支出
能力の発達を支えるように働きかけます
発達指示的生徒指導では日々の教職員の
児童生徒への挨拶声掛け
励まし
称賛対話および事業や行事等を通したこと
集団への働きかけが大切になります
1-2の3
課題予防的生徒指導
課題未然防止教育
課題予防的生徒指導は
課題未然防止教育と課題早期発見対応から
構成されます
課題未然防止教育はすべての児童生徒を
対象に生徒指導の諸課題の未然防止を狙い
とした
意図的
組織的系統的な教育プログラムの実施です
具体的にはいじめ防止教育SOSの出し方
教育を含む自殺予防教育
薬物乱用防止教育情報モラル教育飛行防止
教室等が該当します
1-2-4かなり予防的生徒指導
嘉代早期発見対応
架台早期発見対応では
課題の予兆行動が見られたり問題行動の
リスクが高まったりするなど気になる一部
の自動生徒を対象に深刻な問題に発展し
ないように初期の段階で諸課題を発見し
対応します例えばある時期に成績が急落
する
遅刻早退
欠席が増える
身だしなみに変化が生じたりする
児童生徒に対していじめや不登校自殺など
の深刻な事態に至らないように早期に教育
相談や家庭訪問などを行い実態に応じて
迅速に対応します特に早期発見ではいじめ
アンケートのような質問紙に基づく
スクリーニングテストや
SCやスクールソーシャルワーカー以下
sswというを交えたスクリーニング会議
によって気になる自動生徒を早期に見出し
て指導援助につなげます
1-2-5
懇談課題対応的生徒指導いじめ不登校
少年飛行
児童虐待など特別な指導援助を必要とする
特定の児童生徒を対象に
校内の教職員教員SCsswとだけでなく
郊外の教育委員会と小中高等学校または
特別支援学校を設置する国公立大学法人
学校法人大学を設置する地方公共団体の長
及び学校設置会社を含む
警察
病院
児童相談所NPO等の関係機関との連携
協働による課題対応を行うのが
困難課題対応的生徒指導です
困難課題対応的生徒指導においては学級
ホームルーム担任による個別の支援や学校
単独では対応が困難な場合に
生徒指導主事や
教育相談コーディネーターを中心にした
校内連携型支援チームを編成したり
郊外の専門家を有する関係機関と連携
協働したネットワーク型支援チームを編成
したりして対応します
1-5生徒指導の取り組み上の留意点
1-5-1自動生徒の権利の理解1
児童の権利に関する条約
児童の権利条約の4つの原則第1
児童生徒に対するいかなる差別もしない
こと第2
児童生徒にとって最も良いことを第一に
考えること第3
児童生徒の命や生存発達が保障されること
第4
児童生徒は自由に自分の意見を表明する
権利を持っていること
1
差別の禁止
児童またはその父母もしくは法廷保護者の
人種
皮膚の色生言語
宗教
政治的意見その他の意見国民的
種族的もしくは社会的出身
財産心身障害出生または他の地位に
かかわらずいかなる差別もなしにこの条約
に定める権利を尊重し
及び確保する第2条
に児童の最善の利益
児童に関するすべての措置を取るにあたっ
ては公的もしくは私的な社会福祉施設
裁判所行政当局または立法機関のいずれに
よって行われるものであっても
児童の最善の利益が主として考慮される
ものとする第3条
3生命生存発達に対する権利生命に対する
児童の固有の権利を認めるものとし
児童の生存および発達を可能な最大限の
範囲において確保する第六兆
4
意見を表明する権利
児童が自由に自己の意見を表明する権利を
確保する
児童の意見はその児童の年齢および成熟度
に従って相応に考慮される第12条
に子供基本法
令和4年6月に公布された
子ども基本法においては日本国憲法
及び児童の権利に関する
条約の精神にのっとり時代の社会を担う
全ての子供が生涯にわたる人格形成の基礎
を築き自立した個人として等しく健やかに
成長することができ
子どもの心身の状況
置かれている環境等に関わらずその権利の
擁護が図られ
将来にわたって幸福な生活を送ることが
できる社会の実現を目指して子供施策を
総合的に推進することが目的として示され
ています第1丁
合わせて以下のような梱包基本理念の趣旨
等について
児童の権利に関する
条約とともに理解しておくことが求められ
ます
1すべての子供について個人として尊重さ
れその基本的人権が保障されるとともに
差別的取扱いを受けることがないように
すること第3条第1項にすべての子供に
ついて
適切に養育されることその生活を保障さ
れること愛され保護されることその
健やかな成長および発達並びにその自立が
図られることその他の福祉にかかる権利が
等しく保障されるとともに
教育基本法の精神にのっとり教育を受ける
機会が等しく与えられること第3条第2号
3すべての子供についてその年齢および
発達の程度に応じて事故に直接関係する
全ての事項に関して意見を表明する機会
及び多様な社会的活動に参画する機会が
確保されること第3条第3号すべての子供
についてその年齢および発達の程度に応じ
てその意見が尊重されその最善の利益が
優先して考慮されること第3条第4号
1-5-2
ICTの活用3不登校児童生徒等への支援
学校に登校できない
児童生徒に対する学習保証や生徒指導と
いう観点から
ICTを活用した支援は
義務教育の段階における普通教育に相当
する教育の機会の確保等に関する法律の不
登校児童生徒が行う多様な学習活動の実情
を踏まえ個々の不登校児童生徒の状況に
応じた必要な支援が行われるようにする
こと第3条第2号という基本理念の実現
方法の一つと言えます
1-5-3
幼児教育との接続1
幼児期の終わりまでに育ってほしい姿
幼児教育と小学校教育との円滑な接続を
図るために
幼稚園教育要領保育所保育指針
幼保連携型認定こども園の教育保育要領に
おいて
幼児期の終わりまでに育ってほしい姿が
示されています
具体的には1
健康な心と体に自立心3共同性4道徳性
規範意識の芽生え5社会生活との関わり6
思考力の芽生え7自然との関わり生命尊重
8数量や図形
標識や文字等への関心感覚9言葉による
伝え合い10豊かな感性と表現です
にスタートカリキュラムの工夫小学校では
幼児期における遊びを通した総合的な学び
から
各教科等におけるより自覚的な学びに円滑
に移行できるよう入学当初において生活科
を中心とした効果的関連的な指導や弾力的
な時間割の設定など指導計画の作成や指導
の工夫をすることが必要ですいわゆる
スタートカリキュラムを編成実施すること
により自分で考え
選択
判断し行動する自己指導能力や他者との
共同性の土台を作ることが可能になります
今回の内容は以上で終わりです
このチャンネルではこれからも教員採用
試験に有益な情報を発信していきますから
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